JPH064981Y2 - 折曲げ機 - Google Patents

折曲げ機

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JPH064981Y2
JPH064981Y2 JP7956488U JP7956488U JPH064981Y2 JP H064981 Y2 JPH064981 Y2 JP H064981Y2 JP 7956488 U JP7956488 U JP 7956488U JP 7956488 U JP7956488 U JP 7956488U JP H064981 Y2 JPH064981 Y2 JP H064981Y2
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JP
Japan
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sensor
eddy current
mold
motor
folding machine
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JP7956488U
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JPH021510U (ja
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嘉明 丹羽
明 千石
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、プレス・ブレーキなどの折曲げ機に関する。
(従来の技術) プレス・ブレーキなどの折曲げ機においては、上金型、
下金型のいずれかを移動させて、前記上金型と、前記下
金型との間に挾まれたワークを折曲げている。
第5図はこのような折曲げ機の一例を示す側面図であ
る。
この図に示す折曲げ機は、矩形状に形成されるフレーム
100と、このフレーム100の上部側に固定される固
定体101と、この固定体101の下端に固定される上
金型102と、前記フレーム100の下部側に上下動自
在に取付けられるラム103と、このラム103の上端
に固定される下金型104とを備えている。
そして、上金型102と、下金型104との間に、ワー
ク105が挿入された状態で、動作スイッチがオンされ
れば、油圧機構(図示は省略する)が動作して、ラム1
03が上昇し、このラム103の上端に取付けられてい
る下金型104と、前記上金型102とによって第6図
(a)に示す如く、ワーク105が挾まれ、第6図(b)に示
す如く、折れ曲げられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような従来の折曲げ機の中には、第7図
に示すように、下金型104内に渦電流センサ106を
埋め込み、この渦電流センサ106の出力に基づいて、
ワーク105の折れ曲がり角度θを測定して、これを表
示するものがある。
しかしながらこの場合、下金型の寸法の小さいときに
は、第8図に示す如く渦電流センサ106が下金型10
4aの斜面内に収まらないので、下金型104の他斜面
を構成している金属によって渦電流センサ106の出力
が不正確なものになってしまい、ワーク105の角度θ
を正確に測定できなくなってしまうという問題があっ
た。
本考案は上記の事情に鑑み、渦電流センサなどのセンサ
が埋設される金型部分の寸法が小さい場合にも、センサ
の測定精度が低下するのを防止することができる折曲げ
機を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案による折曲げ機は、
上金型、下金型のいずれかを移動させて、前記上金型
と、前記下金型との間に挾まれたワークを折曲げる折曲
げ機において、前記下金型の“V”溝部分に形成される
“V”字状の切欠き部と、この切欠き部に形成される穴
内に収納される渦電流式または静電容量式の距離センサ
と、この距離センサを覆うように前記切欠き部に嵌合さ
れる“V”字状の非金属体とを備えたことを特徴として
いる。
(作用) 上記の構成において、センサが測定動作を行なうときに
は、このセンサから出力される磁力線や電気力線が非金
属体を透過するので、このセンサの測定精度が低下しな
い。
(実施例) 第3図は本考案による折曲げ機の一実施例を示す正面図
である。
この図に示す折曲げ機は、折曲げ機本体1と、この折曲
げ機本体1の近傍に配置される制御装置2と、この制御
装置2の近傍に配置される両手押釦装置3と、フートス
イッチ装置4とを備えている。
そして、これら両手押釦装置3や、フートスイッチ装置
4が操作されたとき、この操作内容に基づいて制御装置
2が動作して前記折曲げ機本体1を動作させ、ワーク5
を折曲げる。
折曲げ機本体1は、この折曲げ機本体1のバックボーン
となる機台6と、この機台6の下部前面を覆う前カバー
7と、この前カバー7と前記機台6との間に上下動自在
に配置される下部エプロン8と、この下部エプロン8の
上部に取付けられる下金型9と、前記機台6の両側に垂
設される側板10,11と、これら各側板10,11に
よって支持される上部エプロン12と、この上部エプロ
ン12の下部に取付けられる上金型13とを備えてお
り、駆動機構14によって前記下部エプロン8を上下さ
せて、この下部エプロン8の上部に設けられた下金型9
と、前記上部エプロン12に取付けられている上金型1
3とによってワーク5を挾み込んで、これを折曲げる。
駆動機構14は、第4図に示す如く、油圧機構15と、
位置決め機構16と、バックゲージ機構17とを備えて
おり、ワーク5を加工するとき、前記下部エプロン8を
上昇させるとともに、これが所定位置まできたとき、前
記油圧機構15の動作を切替える。また、バックゲージ
動作パルス列が供給されたとき、このバックゲージ動作
パルス列に基づいてバックゲージの位置出し、退避など
を行なう。
油圧機構15は、モータ18と、このモータ18によっ
て駆動されるポンプ19と、このポンプ19によって得
られた油圧によって動作して前記下部エプロン8を上下
させるシリンダ20と、このシリンダ20によって前記
下部エプロン8が上下させられたとき、これと同じく上
下されるポペット付チェックバルブ21とを備えてい
る。
そして、前記モータ18に電源が供給されたとき、シリ
ンダ20が動作して、前記下部エプロン8を上昇させ
る。そして、この下部エプロン8が所定位置まで上昇し
て、ポペット付チェックバルブ21のポペット22が前
記位置決め機構16のドグ26に当接したとき、ポペッ
ト付チェックバルブ21が動作して前記油圧機構15の
動作を切替える。
また位置決め機構16は、モータ23と、このモータ2
3の回転数を検出するエンコーダ24と、前記モータ2
3によって回転駆動されるネジ棒25と、このネジ棒2
5の回転動作に対応して上下するドグ26とを備えてお
り、モータ23に電源が供給されたとき、これが動作し
てネジ棒25を回転させて、ドグ26を上下させる。そ
して、前記モータ23に供給されていた電源が遮断され
たとき、ドグ26をその位置で停止させる。
またバックゲージ機構17は、モータ27と、このモー
タ27の回転数を検出するエンコーダ28と、前記モー
タ27によって回転駆動されるボールネジ42と、この
ボールネジ42の回転動作に対応して水平方向に移動す
るボールナット29と、このボールナット29に取付け
られる梁部材30と、この梁部材30に回転自在に取付
けられるネジ棒31と、このネジ棒31の上端に固定さ
れるハンドル32と、前記ネジ棒31の回転動作に対応
して上下するブラケット33と、このブラケット33の
先端に取付けられるバックストレッチ34と、このバッ
クストレッチ34の先端に取付けられ、ワーク5がバッ
クストレッチ34に当接したとき、これを検出する検出
器35とを備えている。
そして、バックゲージ動作パルス列が供給されたとき、
このバックゲージ動作パルス列に対応してモータ27が
動作して、ボールナット29〜検出器35を水平方向に
移動させ、バックストレッチ34を位置出しさせたり、
退避させたりする。また、ハンドル32によってネジ棒
31が回されれば、これに対応してブラケット33が上
方(または、下方)に移動して、前記バックストレッチ
34の上下位置を変える。
また、前記下金型9は、第1図に示す如く、断面矩形状
に形成されており、その上面側には、“V”溝36が形
成されるとともに、この“V”溝36の低部側には、セ
ラミック材などの硬い非金属体39が埋設され、かつこ
の非金属体39の1斜面内には、渦電流センサ37が埋
設されている。
渦電流センサ37は、交流駆動信号が供給されたとき、
交流磁界を発生して、その端面から前記ワーク5までの
距離を検出し、この検出結果を第2図に示す処理装置3
8に供給する。
処理装置38は、前記渦電流センサ37の検出結果(距
離)に基づいてワーク5の角度θを算出し、これを表示
部41に供給して表示させる。
このようにこの実施例においては、下金型9の斜面内に
非金属体39を埋設するとともに、この非金属体39の
斜面内に、渦電流センサ37を埋設したので、渦電流セ
ンサ37などのセンサが埋設される下金型9の寸法が小
さい場合にも、センサの測定精度が低下するのを防止す
ることができる。
また、上述した実施例においては、センサとして渦電流
センサ37を使用しているが、これに変えて容量式のセ
ンサを用いても同様な効果を得ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、渦電流センサなど
のセンサが埋設される金型部分の寸法が小さい場合に
も、センサの測定精度が低下するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用される折曲げ機における下金型の
詳細を示す断面図、第2図は同実施例の回路構成例を示
すブロック図、第3図は本考案による折曲げ機の一実施
例を示す全体正面図、第4図は第3図に示す駆動機構の
詳細を示す側面図、第5図は従来からある折曲げ機の一
例を示す側面図、第6図(a)、(b)は各々第5図に示す折
曲げ機の動作例を示す側面図、第7図は第5図に示す下
金型の詳細を示す断面図、第8図は下金型が小さいとき
におけるセンサの配置例を示す断面図である。 9……下金型、13……上金型 37……距離センサ(渦電流センサ) 39……非金属体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上金型、下金型のいずれかを移動させて、
    前記上金型と、前記下金型との間に挾まれたワークを折
    曲げる折曲げ機において、 前記下金型の“V”溝部分に形成される“V”字状の切
    欠き部と、 この切欠き部に形成される穴内に収納される渦電流式、
    または静電容量式の距離センサと、 この距離センサを覆うように前記切欠き部に嵌合される
    “V”字状の非金属体と、 を備えたことを特徴とする折曲げ機。
JP7956488U 1988-06-17 1988-06-17 折曲げ機 Expired - Lifetime JPH064981Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7956488U JPH064981Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 折曲げ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7956488U JPH064981Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 折曲げ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021510U JPH021510U (ja) 1990-01-08
JPH064981Y2 true JPH064981Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31304435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7956488U Expired - Lifetime JPH064981Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 折曲げ機

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JP (1) JPH064981Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading
US9001456B2 (en) 2010-08-31 2015-04-07 Teradyne, Inc. Engaging test slots
US9459312B2 (en) 2013-04-10 2016-10-04 Teradyne, Inc. Electronic assembly test system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading
US9001456B2 (en) 2010-08-31 2015-04-07 Teradyne, Inc. Engaging test slots
US9459312B2 (en) 2013-04-10 2016-10-04 Teradyne, Inc. Electronic assembly test system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH021510U (ja) 1990-01-08

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