JPH10249599A - プレス加工機 - Google Patents
プレス加工機Info
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- JPH10249599A JPH10249599A JP9052985A JP5298597A JPH10249599A JP H10249599 A JPH10249599 A JP H10249599A JP 9052985 A JP9052985 A JP 9052985A JP 5298597 A JP5298597 A JP 5298597A JP H10249599 A JPH10249599 A JP H10249599A
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- Japan
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- die
- upper die
- mold
- upper mold
- electric motor
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/28—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof
- B30B15/281—Arrangements for preventing distortion of, or damage to, presses or parts thereof overload limiting devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/18—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means
- B30B1/186—Control arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレス加工時に被加工物に過荷重が掛かるの
を防止して被加工物の破損を防止することができるプレ
ス加工機を提供すること。 【解決手段】 上金型(3) を下金型(5) に向けて昇降自
在に配設するとともに、同上金型(3) を電動モータ(1)
により駆動すべく構成し、しかも、上金型(3) 又は下金
型(5) は、圧力検出手段(45(48))を具備し、同圧力検出
手段(45(48))により、設定値以上の圧力を検出した場合
に、前記上金型(3) を上昇作動させるべく制御すること
とした。
を防止して被加工物の破損を防止することができるプレ
ス加工機を提供すること。 【解決手段】 上金型(3) を下金型(5) に向けて昇降自
在に配設するとともに、同上金型(3) を電動モータ(1)
により駆動すべく構成し、しかも、上金型(3) 又は下金
型(5) は、圧力検出手段(45(48))を具備し、同圧力検出
手段(45(48))により、設定値以上の圧力を検出した場合
に、前記上金型(3) を上昇作動させるべく制御すること
とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス加工機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレス加工機としては、矩形状の
作業台の上部に下金型を取付けるとともに、作業台の後
部中央に支持体を上方に向けて立設し、同支持体の上部
に上金型を昇降自在に配設し、同上金型の昇降作動を油
圧モータにより駆動したものがある。
作業台の上部に下金型を取付けるとともに、作業台の後
部中央に支持体を上方に向けて立設し、同支持体の上部
に上金型を昇降自在に配設し、同上金型の昇降作動を油
圧モータにより駆動したものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
プレス加工機にあっては、油圧モータが誤動作した場合
等に、被加工物に設定値以上の荷重が掛り、被加工物を
破損してしまうおそれがあった。そのため、作業者が上
金型の昇降作動を監視し、誤動作時には油圧モータの駆
動を停止させる等の迅速な措置が必要であった。
プレス加工機にあっては、油圧モータが誤動作した場合
等に、被加工物に設定値以上の荷重が掛り、被加工物を
破損してしまうおそれがあった。そのため、作業者が上
金型の昇降作動を監視し、誤動作時には油圧モータの駆
動を停止させる等の迅速な措置が必要であった。
【０００４】また、作業台の上部に立設した支持体は、
プレス加工時に受ける荷重に十分耐え得るように頑丈に
形成していたため、油圧モータが誤動作した場合には、
全過荷重が被加工物に掛かることになり、瞬時に被加工
物が破損してしまうといった欠点があった。
プレス加工時に受ける荷重に十分耐え得るように頑丈に
形成していたため、油圧モータが誤動作した場合には、
全過荷重が被加工物に掛かることになり、瞬時に被加工
物が破損してしまうといった欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上金
型を下金型に向けて昇降自在に配設するとともに、同上
金型を電動モータにより駆動すべく構成し、しかも、上
金型又は下金型は、圧力検出手段を具備し、同圧力検出
手段により、設定値以上の圧力を検出した場合に、前記
上金型を上昇作動させるべく制御することとした。
型を下金型に向けて昇降自在に配設するとともに、同上
金型を電動モータにより駆動すべく構成し、しかも、上
金型又は下金型は、圧力検出手段を具備し、同圧力検出
手段により、設定値以上の圧力を検出した場合に、前記
上金型を上昇作動させるべく制御することとした。
【０００６】また、左右幅方向に所定間隔を保持した本
体フレームの上部間に前記上金型を昇降自在に配設する
とともに、本体フレームの中途部間に前記下金型を配設
し、しかも、本体フレームは、上金型と下金型との間に
切欠部を形成し、被加工物に設定値以上の圧力が掛かっ
た場合に、本体フレームが切欠部において撓むべく構成
することとした。
体フレームの上部間に前記上金型を昇降自在に配設する
とともに、本体フレームの中途部間に前記下金型を配設
し、しかも、本体フレームは、上金型と下金型との間に
切欠部を形成し、被加工物に設定値以上の圧力が掛かっ
た場合に、本体フレームが切欠部において撓むべく構成
することとした。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明に係るプレス加工機は、左
右一対の平板状の本体フレームを間隔を開けて対向状態
に配設しており、同本体フレームは、前方略中央部に切
欠部を形成して側面視略コ字状に形成し、本体フレーム
の切欠部の上部間に上金型を昇降作動させる上金型駆動
部を取付けるとともに、本体フレームの切欠部の下部間
に下金型を取付けたものである。
右一対の平板状の本体フレームを間隔を開けて対向状態
に配設しており、同本体フレームは、前方略中央部に切
欠部を形成して側面視略コ字状に形成し、本体フレーム
の切欠部の上部間に上金型を昇降作動させる上金型駆動
部を取付けるとともに、本体フレームの切欠部の下部間
に下金型を取付けたものである。
【０００８】上金型駆動部は、電動モータにボールネジ
軸を連動連結するとともに、同ボールネジ軸に上金型昇
降ロッドを連動連結し、しかも、上金型昇降ロッドの先
端に圧力検出手段を介して上金型を連結したものであ
る。そして、電動モータを駆動することによりボールネ
ジ軸を回動し、上金型昇降ロッドの先端に取付けた上金
型をボールネジ軸に沿って昇降作動するように構成した
ものである。
軸を連動連結するとともに、同ボールネジ軸に上金型昇
降ロッドを連動連結し、しかも、上金型昇降ロッドの先
端に圧力検出手段を介して上金型を連結したものであ
る。そして、電動モータを駆動することによりボールネ
ジ軸を回動し、上金型昇降ロッドの先端に取付けた上金
型をボールネジ軸に沿って昇降作動するように構成した
ものである。
【０００９】また、下金型には、圧力検出手段としての
圧力センサーを取付けており、同圧力センサーは、下金
型の裏面のひずみから下金型が受ける軸方向の圧力を検
出することができるものである。
圧力センサーを取付けており、同圧力センサーは、下金
型の裏面のひずみから下金型が受ける軸方向の圧力を検
出することができるものである。
【００１０】そして、各種の加工を行う際には、下金型
の上部に被加工物を載置し、電動モータを正回転させて
上金型を降下させ、上金型及び下金型により予め設定し
た押圧力で被加工物を押圧し、打抜加工、絞り加工、刻
印打等の加工を行うものである。
の上部に被加工物を載置し、電動モータを正回転させて
上金型を降下させ、上金型及び下金型により予め設定し
た押圧力で被加工物を押圧し、打抜加工、絞り加工、刻
印打等の加工を行うものである。
【００１１】しかも、電動モータの誤動作等により予め
設定した圧力を越えて被加工物に過荷重が掛かっている
ことを圧力検出手段により検出した場合には、電動モー
タを逆回転させ、上金型を上昇させるように制御するも
のである。
設定した圧力を越えて被加工物に過荷重が掛かっている
ことを圧力検出手段により検出した場合には、電動モー
タを逆回転させ、上金型を上昇させるように制御するも
のである。
【００１２】従って、本発明に係るプレス加工機は、被
加工物に過荷重が掛かるのを防止でき、被加工物の破損
を防止することができるものである。
加工物に過荷重が掛かるのを防止でき、被加工物の破損
を防止することができるものである。
【００１３】また、電動モータの誤動作等により被加工
物に過荷重が掛かっても、本体フレームが中途部に形成
した切欠部において撓むため、全過荷重が被加工物に掛
かることはなく、全過荷重の大部分は本体フレームの撓
みにより吸収され、被加工物には全過荷重の一部しか掛
からず、しかも、その間に前述したようにして過荷重を
除去することができ、被加工物の破損を未然に防止する
ことができるものである。
物に過荷重が掛かっても、本体フレームが中途部に形成
した切欠部において撓むため、全過荷重が被加工物に掛
かることはなく、全過荷重の大部分は本体フレームの撓
みにより吸収され、被加工物には全過荷重の一部しか掛
からず、しかも、その間に前述したようにして過荷重を
除去することができ、被加工物の破損を未然に防止する
ことができるものである。
【００１４】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１５】本発明に係るプレス加工機Ａは、図１及び
図２に示すように、左右一対の平板状の本体フレーム2,
2'を間隔を開けて対向状態に配設し、両本体フレーム2,
2'の上部間に、上金型３を昇降作動させる上金型駆動部
Ｂを配設するとともに、両本体フレーム2,2'の中途部間
に下金型５を配設している。
図２に示すように、左右一対の平板状の本体フレーム2,
2'を間隔を開けて対向状態に配設し、両本体フレーム2,
2'の上部間に、上金型３を昇降作動させる上金型駆動部
Ｂを配設するとともに、両本体フレーム2,2'の中途部間
に下金型５を配設している。
【００１６】本体フレーム2,2'は、図２に示すように、
前方略中央部に切欠部2a,2a'を形成して側面視略コ字状
に形成している。そして、本体フレーム2,2'の切欠部2
a,2a'の上部間に矩形状の支持フレーム35,35 を前後に
間隔を開けて横架し、同支持フレーム35,35 の上面に上
金型駆動部Ｂを取付けるとともに、本体フレーム2,2'の
切欠部2a,2a'の下部間に下金型５を架設しており、同下
金型５は、略中央部に形成した金型部5aと同金型部5aの
周辺に形成した下金型保持部5bとから構成している。
前方略中央部に切欠部2a,2a'を形成して側面視略コ字状
に形成している。そして、本体フレーム2,2'の切欠部2
a,2a'の上部間に矩形状の支持フレーム35,35 を前後に
間隔を開けて横架し、同支持フレーム35,35 の上面に上
金型駆動部Ｂを取付けるとともに、本体フレーム2,2'の
切欠部2a,2a'の下部間に下金型５を架設しており、同下
金型５は、略中央部に形成した金型部5aと同金型部5aの
周辺に形成した下金型保持部5bとから構成している。
【００１７】また、本体フレーム2,2'の下端部間には、
基台フレーム43,43 を前後に間隔を開けて横架し、同基
台フレーム43,43 の上面にコントロールボックス37を載
置するとともに、基台フレーム43,43 の下部に固定用ジ
ャッキ40及び移動用転動輪41を取付けている。図中、36
は収容ボックス、38はフットスイッチ、39は接続コー
ド、42,42'は本体フレーム2,2'を基台フレーム43,43 と
を連結するＬアングル、44は本体フレーム2,2'間に横架
した円筒状の水平フレームである。
基台フレーム43,43 を前後に間隔を開けて横架し、同基
台フレーム43,43 の上面にコントロールボックス37を載
置するとともに、基台フレーム43,43 の下部に固定用ジ
ャッキ40及び移動用転動輪41を取付けている。図中、36
は収容ボックス、38はフットスイッチ、39は接続コー
ド、42,42'は本体フレーム2,2'を基台フレーム43,43 と
を連結するＬアングル、44は本体フレーム2,2'間に横架
した円筒状の水平フレームである。
【００１８】上金型駆動部Ｂは、図３に示すように、基
本的に、駆動のための電動モータ１と変速部B1とロッド
摺動部B2とから一体的に構成している。
本的に、駆動のための電動モータ１と変速部B1とロッド
摺動部B2とから一体的に構成している。
【００１９】変速部B1は、電動モータ１にボールネジ軸
６を変速歯車18を介して連動連結している。
６を変速歯車18を介して連動連結している。
【００２０】すなわち、変速部B1は、矩形箱型の変速部
ケーシング12の後方下部に電動モータ１をモータ軸17を
鉛直上方に向けて突出させた状態で取付けるとともに、
変速部ケーシング12の略中央部に変速歯車18を回動自在
に軸支し、さらに、変速部ケーシング12の前部にボール
ネジ軸６を先端を鉛直下方に向けて突出させた状態で軸
支している。
ケーシング12の後方下部に電動モータ１をモータ軸17を
鉛直上方に向けて突出させた状態で取付けるとともに、
変速部ケーシング12の略中央部に変速歯車18を回動自在
に軸支し、さらに、変速部ケーシング12の前部にボール
ネジ軸６を先端を鉛直下方に向けて突出させた状態で軸
支している。
【００２１】そして、モータ軸17の先端に形成した駆動
歯車17a に変速歯車18の大径平歯車18a を噛合させると
ともに、同大径平歯車18a と同軸状に形成した小径平歯
車18b に、ボールネジ軸６の基端部6aに固着した従動平
歯車19を噛合している。図中、13は変速部ケーシング
蓋、20は抜け止め用ナット、21,22,23は軸受、15,16 は
軸受カバー、18c は変速歯車18の回動軸、25は接続プラ
グである。
歯車17a に変速歯車18の大径平歯車18a を噛合させると
ともに、同大径平歯車18a と同軸状に形成した小径平歯
車18b に、ボールネジ軸６の基端部6aに固着した従動平
歯車19を噛合している。図中、13は変速部ケーシング
蓋、20は抜け止め用ナット、21,22,23は軸受、15,16 は
軸受カバー、18c は変速歯車18の回動軸、25は接続プラ
グである。
【００２２】ロッド摺動部B2は、前記ボールネジ軸６に
上金型昇降ロッド７を連動連結し、ボールネジ軸６の回
動により上金型昇降ロッド７の先端に取付けた上金型３
をボールネジ軸６に沿って昇降作動するように構成して
いる。
上金型昇降ロッド７を連動連結し、ボールネジ軸６の回
動により上金型昇降ロッド７の先端に取付けた上金型３
をボールネジ軸６に沿って昇降作動するように構成して
いる。
【００２３】すなわち、ロッド摺動部B2は、中空円筒状
のロッド摺動部ケーシング14の中空部に前記ボールネジ
軸６を挿通させた状態で、前記変速部ケーシング12の前
方下部にロッド摺動部ケーシング14の基端を連設すると
ともに、同ロッド摺動部ケーシング14の先端部に上金型
昇降ロッド７をボールネジ軸６に沿わせて摺動自在に保
持している。
のロッド摺動部ケーシング14の中空部に前記ボールネジ
軸６を挿通させた状態で、前記変速部ケーシング12の前
方下部にロッド摺動部ケーシング14の基端を連設すると
ともに、同ロッド摺動部ケーシング14の先端部に上金型
昇降ロッド７をボールネジ軸６に沿わせて摺動自在に保
持している。
【００２４】そして、ボールネジ軸６の先端部に形成し
たボールネジ6bにボールナット８を螺着するとともに、
同ボールナット８の先端をジョイント９に遊嵌し、同ジ
ョイント９の先端に上金型昇降ロッド７を連結し、さら
に、同上金型昇降ロッド７の先端に上金型取付具11を挿
嵌し、同上金型取付具11の先端に上金型３を連結してい
る。図中、24はシール部材、10はストッパーである。
たボールネジ6bにボールナット８を螺着するとともに、
同ボールナット８の先端をジョイント９に遊嵌し、同ジ
ョイント９の先端に上金型昇降ロッド７を連結し、さら
に、同上金型昇降ロッド７の先端に上金型取付具11を挿
嵌し、同上金型取付具11の先端に上金型３を連結してい
る。図中、24はシール部材、10はストッパーである。
【００２５】上金型３の基端と上金型取付具11の先端と
の間には、図５に示すように、圧力検出手段45を介設し
ている。すなわち、上金型取付具11の先端にロードセル
46を取付け、同ロードセル46に上金型３を取付けてい
る。そして、ロードセル46の外周側面にはひずみゲージ
47を貼付しており、同ひずみゲージ47は、コントロール
ボックス37に電気的に接続している。
の間には、図５に示すように、圧力検出手段45を介設し
ている。すなわち、上金型取付具11の先端にロードセル
46を取付け、同ロードセル46に上金型３を取付けてい
る。そして、ロードセル46の外周側面にはひずみゲージ
47を貼付しており、同ひずみゲージ47は、コントロール
ボックス37に電気的に接続している。
【００２６】また、ロッド摺動部B2には、ストローク調
節部B3を付設しており、同ストローク調節部B3は、上金
型３の昇降範囲の上限及び下限を調節する機能を有する
ものである。
節部B3を付設しており、同ストローク調節部B3は、上金
型３の昇降範囲の上限及び下限を調節する機能を有する
ものである。
【００２７】すなわち、ストローク調節部B3は、前記ロ
ッド摺動部ケーシング14の外周壁前方に形成した開口部
14a に矩形箱型のストローク調節部ケーシング33を取付
座34を介して取付けており、ジョイント９の外周面に前
方に向けて突設した上金型昇降位置表示体26を前記ロッ
ド摺動部ケーシング14の開口部14a 及び取付座34に形成
した縦長状の開口部34a に挿通して、上金型３の昇降作
動に連動して上金型昇降位置表示体26を上下方向に移動
するように構成し、しかも、上金型昇降位置表示体26の
上下移動方向の左右両側方位置に上限検出センサー27と
下限検出センサー28とをそれぞれ配設している。
ッド摺動部ケーシング14の外周壁前方に形成した開口部
14a に矩形箱型のストローク調節部ケーシング33を取付
座34を介して取付けており、ジョイント９の外周面に前
方に向けて突設した上金型昇降位置表示体26を前記ロッ
ド摺動部ケーシング14の開口部14a 及び取付座34に形成
した縦長状の開口部34a に挿通して、上金型３の昇降作
動に連動して上金型昇降位置表示体26を上下方向に移動
するように構成し、しかも、上金型昇降位置表示体26の
上下移動方向の左右両側方位置に上限検出センサー27と
下限検出センサー28とをそれぞれ配設している。
【００２８】上限検出センサー27及び下限検出センサー
28は、上金型昇降位置表示体26が同センサー27,28 の側
方位置に移動したことを検出し、コントロールボックス
37に知らせるものであり、ストローク調節部ケーシング
33の上部壁33a に調節ボルト29,30 を鉛直下方に向けて
軸支し、同調節ボルト29,30 の基端に調節ツマミ31,32
を取付けるとともに、同調節ボルト29,30 の中途部に両
センサー27,28 をそれぞれ螺着しており、調節ツマミ3
1,32 を回動することにより、両センサー27,28を上下方
向に移動できるようにしている。
28は、上金型昇降位置表示体26が同センサー27,28 の側
方位置に移動したことを検出し、コントロールボックス
37に知らせるものであり、ストローク調節部ケーシング
33の上部壁33a に調節ボルト29,30 を鉛直下方に向けて
軸支し、同調節ボルト29,30 の基端に調節ツマミ31,32
を取付けるとともに、同調節ボルト29,30 の中途部に両
センサー27,28 をそれぞれ螺着しており、調節ツマミ3
1,32 を回動することにより、両センサー27,28を上下方
向に移動できるようにしている。
【００２９】このように、ストローク調節部B3は、上下
限検出センサー27,28 の位置を調節し、上金型３の昇降
範囲を予め設定することができるものである。
限検出センサー27,28 の位置を調節し、上金型３の昇降
範囲を予め設定することができるものである。
【００３０】そのため、上金型３が予め設定した昇降範
囲を越えて昇降作動するといった誤作動を未然に防止す
ることができるとともに、下限検出センサー28の位置を
調節して、上金型３の最降下位置を変更することによっ
て、打抜加工、絞り加工、刻印打等のあらゆる加圧加工
を行うことができる。
囲を越えて昇降作動するといった誤作動を未然に防止す
ることができるとともに、下限検出センサー28の位置を
調節して、上金型３の最降下位置を変更することによっ
て、打抜加工、絞り加工、刻印打等のあらゆる加圧加工
を行うことができる。
【００３１】下金型５は、図６に示すように、金型部5a
の裏面に圧力検出手段48としての圧力センサーを取付け
ており、同圧力センサーは、コントロールボックス37に
電気的に接続している。尚、圧力センサーは金型部5aの
裏面のひずみから下金型５が受ける軸方向の圧力を検出
することができるものである。
の裏面に圧力検出手段48としての圧力センサーを取付け
ており、同圧力センサーは、コントロールボックス37に
電気的に接続している。尚、圧力センサーは金型部5aの
裏面のひずみから下金型５が受ける軸方向の圧力を検出
することができるものである。
【００３２】プレス加工機Ａは、上述したように構成し
ており、各種の加工を行う際には、下金型５の上部に被
加工物49を載置し、電動モータ１を正回転させて上金型
３を降下させる。そして、上金型３及び下金型５により
予め設定した押圧力で被加工物49を押圧し、打抜加工、
絞り加工、刻印打等の加工を行う。その際に、上金型３
に取付けた圧力検出手段45又は下金型５に取付けた圧力
検出手段48により検出した圧力が予め設定した押圧力に
達するように電動モータ１を駆動する。
ており、各種の加工を行う際には、下金型５の上部に被
加工物49を載置し、電動モータ１を正回転させて上金型
３を降下させる。そして、上金型３及び下金型５により
予め設定した押圧力で被加工物49を押圧し、打抜加工、
絞り加工、刻印打等の加工を行う。その際に、上金型３
に取付けた圧力検出手段45又は下金型５に取付けた圧力
検出手段48により検出した圧力が予め設定した押圧力に
達するように電動モータ１を駆動する。
【００３３】そして、電動モータ１の誤動作等により予
め設定した圧力を越えて被加工物49に過荷重が掛かって
いることを圧力検出手段45,48 により検出した場合に
は、電動モータ１を逆回転させ、上金型３を上昇させ
る。そのため、被加工物49に過荷重が掛かるのを防止で
き、被加工物49の破損を防止することができる。
め設定した圧力を越えて被加工物49に過荷重が掛かって
いることを圧力検出手段45,48 により検出した場合に
は、電動モータ１を逆回転させ、上金型３を上昇させ
る。そのため、被加工物49に過荷重が掛かるのを防止で
き、被加工物49の破損を防止することができる。
【００３４】また、電動モータ１の誤動作等により被加
工物49に過荷重が掛かっても、図７に示すように、本体
フレーム2,2'が中途部に形成した切欠部2a,2a'において
撓むため、全過荷重が被加工物49に掛かることはなく、
全過荷重の大部分は本体フレーム2,2'の撓みにより吸収
され、被加工物49には全過荷重の一部しか掛からず、し
かも、その間に前述したようにして過荷重を除去するこ
とができ、被加工物49の破損を未然に防止することがで
きる。
工物49に過荷重が掛かっても、図７に示すように、本体
フレーム2,2'が中途部に形成した切欠部2a,2a'において
撓むため、全過荷重が被加工物49に掛かることはなく、
全過荷重の大部分は本体フレーム2,2'の撓みにより吸収
され、被加工物49には全過荷重の一部しか掛からず、し
かも、その間に前述したようにして過荷重を除去するこ
とができ、被加工物49の破損を未然に防止することがで
きる。
【００３５】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【００３６】(1) 請求項１記載の本発明では、上金型を
下金型に向けて昇降自在に配設するとともに、同上金型
を電動モータにより駆動すべく構成し、しかも、上金型
又は下金型は、圧力検出手段を具備し、同圧力検出手段
により、設定値以上の圧力を検出した場合に、前記上金
型を上昇作動させるべく制御しているため、電動モータ
が誤動作しても、被加工物に過荷重が掛かるのを防止で
き、被加工物の破損を防止することができる。従って、
プレス加工時の作業者の監視を不要とし、作業性及び安
全性を向上させることができる。
下金型に向けて昇降自在に配設するとともに、同上金型
を電動モータにより駆動すべく構成し、しかも、上金型
又は下金型は、圧力検出手段を具備し、同圧力検出手段
により、設定値以上の圧力を検出した場合に、前記上金
型を上昇作動させるべく制御しているため、電動モータ
が誤動作しても、被加工物に過荷重が掛かるのを防止で
き、被加工物の破損を防止することができる。従って、
プレス加工時の作業者の監視を不要とし、作業性及び安
全性を向上させることができる。
【００３７】(2) 請求項２記載の本発明では、所定間隔
を保持した本体フレームの上部間に前記上金型を昇降自
在に配設するとともに、本体フレームの中途部間に前記
下金型を配設し、しかも、本体フレームは、上金型と下
金型との間に切欠部を形成しているため、電動モータの
誤動作等により被加工物に過荷重が掛かっても、本体フ
レームが中途部に形成した切欠部において撓むため、全
過荷重が被加工物に掛かることはなく、全過荷重の大部
分は本体フレームの撓みにより吸収され、被加工物には
全過荷重の一部しか掛からず、しかも、その間に上金型
を上昇作動させて過荷重を除去することができ、被加工
物の破損を未然に防止することができる。
を保持した本体フレームの上部間に前記上金型を昇降自
在に配設するとともに、本体フレームの中途部間に前記
下金型を配設し、しかも、本体フレームは、上金型と下
金型との間に切欠部を形成しているため、電動モータの
誤動作等により被加工物に過荷重が掛かっても、本体フ
レームが中途部に形成した切欠部において撓むため、全
過荷重が被加工物に掛かることはなく、全過荷重の大部
分は本体フレームの撓みにより吸収され、被加工物には
全過荷重の一部しか掛からず、しかも、その間に上金型
を上昇作動させて過荷重を除去することができ、被加工
物の破損を未然に防止することができる。
【００３８】従って、プレス加工時の安全性を一層向上
させることができる。
させることができる。
【図１】本発明に係るプレス加工機の正面図。
【図２】同左側面図。
【図３】上金型駆動部の一部切欠断面図。
【図４】ストローク調節部の一部切欠断面図。
【図５】上金型の拡大正面図。
【図６】下金型の拡大正面図。
【図７】過荷重時のプレス加工機を模式的に示した図。
Ａ プレス加工機 Ｂ 上金型駆動部 B1 変速部 B2 ロッド摺動部 B3 ストローク調節部 １ 電動モータ 2,2' 本体フレーム 2a,2a' 切欠部 ３ 上金型 ５ 下金型 ６ ボールネジ軸 ７ 上金型昇降ロッド ８ ボールナット 17 モータ軸 18 変速歯車 19 従動平歯車 37 コントロールボックス 45,48 圧力検出手段 49 被加工物
Claims (2)
- 【請求項１】 上金型(3) を下金型(5) に向けて昇降自
在に配設するとともに、同上金型(3) を電動モータ(1)
により駆動すべく構成し、 しかも、上金型(3) 又は下金型(5) は、圧力検出手段(4
5,(48)) を具備し、同圧力検出手段(45,(48)) により、
設定値以上の圧力を検出した場合に、前記上金型(3) を
上昇作動させるべく制御することを特徴とするプレス加
工機。 - 【請求項２】 左右幅方向に所定間隔を保持した本体フ
レーム(2,2')の上部間に前記上金型(3) を昇降自在に配
設するとともに、本体フレーム(2,2')の中途部間に前記
下金型(5) を配設し、 しかも、本体フレーム(2,2')は、上金型(3) と下金型
(5) との間に切欠部(2a,2a')を形成し、被加工物(49)に
設定値以上の圧力が掛かった場合に、本体フレーム(2,
2')が切欠部(2a,2a')において撓むべく構成したことを
特徴とする請求項１記載のプレス加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9052985A JPH10249599A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | プレス加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9052985A JPH10249599A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | プレス加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10249599A true JPH10249599A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12930217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9052985A Pending JPH10249599A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | プレス加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10249599A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG92751A1 (en) * | 2000-10-16 | 2002-11-19 | Aida Eng Ltd | Bottom dead center correction device for servo press machine |
| KR100884942B1 (ko) | 2006-09-18 | 2009-02-23 | 주식회사 엘지화학 | 전지팩 제조장치 |
| CN103963332A (zh) * | 2014-04-02 | 2014-08-06 | 西安交通大学 | 一种空行程和工作行程可单独驱动的开式伺服压力机 |
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| CN105398077A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-03-16 | 常州市科诺电子设备有限公司 | 用于压机的框架主板 |
| CN106142644A (zh) * | 2016-08-21 | 2016-11-23 | 天津鼎天斯凯特机械有限公司 | 用于机械加工的冲压机 |
| CN109127837A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-01-04 | 芜湖福祥模具科技有限公司 | 一种准确定位的重压模具装置 |
| CN109822962A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-31 | 徐鑫珍 | 一种升降可调压力机 |
| CN109878130A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-14 | 徐鑫珍 | 一种限压手动压力机 |
| CN110625982A (zh) * | 2019-10-18 | 2019-12-31 | 徐州烁鼎机械制造有限公司 | 一种工程机械压力机设备 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9052985A patent/JPH10249599A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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|---|---|---|---|
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