JPH0649791Y2 - キャビネットシステムにおけるオールロック装置 - Google Patents
キャビネットシステムにおけるオールロック装置Info
- Publication number
- JPH0649791Y2 JPH0649791Y2 JP3843989U JP3843989U JPH0649791Y2 JP H0649791 Y2 JPH0649791 Y2 JP H0649791Y2 JP 3843989 U JP3843989 U JP 3843989U JP 3843989 U JP3843989 U JP 3843989U JP H0649791 Y2 JPH0649791 Y2 JP H0649791Y2
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- Japan
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- lock
- cabinet
- intermediate base
- operating rod
- base body
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネット本体を上下2段且つ左右に複数
列に配設したキヤビネットシステムにおいて、多段の抽
斗を備えたキヤビネット本体が複数ある場合に、その複
数のキヤビネット本体における抽斗を一斉にロックでき
るようにしたオールロック装置の構造に関するものであ
る。
列に配設したキヤビネットシステムにおいて、多段の抽
斗を備えたキヤビネット本体が複数ある場合に、その複
数のキヤビネット本体における抽斗を一斉にロックでき
るようにしたオールロック装置の構造に関するものであ
る。
従来、各キヤビネット本体に各々多段の抽斗を備えたも
のを複数並設して成るキヤビネットシステムにおいて
は、各キヤビネット本体ごとにその多段の抽斗をオール
ロックできるロック手段を設けたものは種々あったが、
これらの複数のキヤビネット本体における抽斗を一斉に
ロックする手段を設けたものはなかった。
のを複数並設して成るキヤビネットシステムにおいて
は、各キヤビネット本体ごとにその多段の抽斗をオール
ロックできるロック手段を設けたものは種々あったが、
これらの複数のキヤビネット本体における抽斗を一斉に
ロックする手段を設けたものはなかった。
そこで本出願人等は、先に実開昭61-115468号公報にお
いて、一つのキヤビネット本体内に抽斗及び/又は開閉
扉を複数備えたものを、複数並設したキヤビネットシス
テムにおいて、各キヤビネット本体内には、抽斗及び開
閉扉を個別に開閉できる係脱手段を設けると共に、その
係脱手段を一斉に係合解除するように関連させて電磁ソ
レノイドを設け、これらの電磁ソレノイドを一斉に操作
するための制装置をキヤビネット本体とは別個に外部に
設けたキヤビネットシステムにおけるオールロック装置
を提案した。
いて、一つのキヤビネット本体内に抽斗及び/又は開閉
扉を複数備えたものを、複数並設したキヤビネットシス
テムにおいて、各キヤビネット本体内には、抽斗及び開
閉扉を個別に開閉できる係脱手段を設けると共に、その
係脱手段を一斉に係合解除するように関連させて電磁ソ
レノイドを設け、これらの電磁ソレノイドを一斉に操作
するための制装置をキヤビネット本体とは別個に外部に
設けたキヤビネットシステムにおけるオールロック装置
を提案した。
しかしながら、前記先行技術のように電磁ソレノイドお
よびそれを電気的に作動制御する装置は、電気配線にて
制御装置から電磁ソレノイドに操作命令を出せるから、
ロック・アンロックの操作は簡単であると共に、レイア
ウトにも自由度があるという利点はあるが、各部品が高
価であるし、電池や外部電源などを必要とするから、電
池切れ、停電等により作動不能となる欠点があった。
よびそれを電気的に作動制御する装置は、電気配線にて
制御装置から電磁ソレノイドに操作命令を出せるから、
ロック・アンロックの操作は簡単であると共に、レイア
ウトにも自由度があるという利点はあるが、各部品が高
価であるし、電池や外部電源などを必要とするから、電
池切れ、停電等により作動不能となる欠点があった。
本考案は、キヤビネットシステムにおける上下一対に積
み重ね且つ左右に複数並設したキヤビネット本体のう
ち、多段の抽斗を備えた複数のキヤビネット本体に対す
るオールロック装置を、機械的な構成とすることによ
り、前記の従来の欠点を解消することを目的とするもの
である。
み重ね且つ左右に複数並設したキヤビネット本体のう
ち、多段の抽斗を備えた複数のキヤビネット本体に対す
るオールロック装置を、機械的な構成とすることによ
り、前記の従来の欠点を解消することを目的とするもの
である。
この目的を達成するため本考案は、上下段に積み重ね、
且つ左右に並設した複数のキヤビネット本体のうち、抽
斗を多段に備えた複数のキヤビネット本体に、当該多段
の抽斗の引き出し動を阻止するオールロック機構を各々
設けて成るキヤビネットシステムにおいて、前記上下段
のキヤビネット本体間に位置する中間ベース体には、左
右並設したキヤビネット本体に沿うように配設した作動
杆と、該中間ベース体の前面の操作部からの操作にて作
動杆を左右移動させるための操作連動機構とを設け、前
記中間ベース体には、前記各オールロック機構に対して
係脱する押圧体を回動自在に設ける一方、前記作動杆に
は、当該作動杆のロック方向への移動にて前記各押圧体
の回動を阻止する係脱連動機構を設けたものである。
且つ左右に並設した複数のキヤビネット本体のうち、抽
斗を多段に備えた複数のキヤビネット本体に、当該多段
の抽斗の引き出し動を阻止するオールロック機構を各々
設けて成るキヤビネットシステムにおいて、前記上下段
のキヤビネット本体間に位置する中間ベース体には、左
右並設したキヤビネット本体に沿うように配設した作動
杆と、該中間ベース体の前面の操作部からの操作にて作
動杆を左右移動させるための操作連動機構とを設け、前
記中間ベース体には、前記各オールロック機構に対して
係脱する押圧体を回動自在に設ける一方、前記作動杆に
は、当該作動杆のロック方向への移動にて前記各押圧体
の回動を阻止する係脱連動機構を設けたものである。
この構成によれば、上下一対のキヤビネット本体間に位
置する中間ベース体は、左右に並設されたキヤビネット
本体に沿って延びるから、この中間ベース体内に左右に
延びるように配設した作動杆も、すべてのキヤビネット
本体の下框または上框に沿って左右に沿って延びるよう
に配設されていることになる。
置する中間ベース体は、左右に並設されたキヤビネット
本体に沿って延びるから、この中間ベース体内に左右に
延びるように配設した作動杆も、すべてのキヤビネット
本体の下框または上框に沿って左右に沿って延びるよう
に配設されていることになる。
そして、多段の抽斗を備えたキヤビネット本体箇所に対
応する中間ベース体には、前記キヤビネット本体箇所ご
との多段の抽斗の引き出し動を阻止するオールロック機
構に係脱する押圧体を設けてあるから、前記作動杆を、
前記中間ベース体の前面操作部と操作連動機構とを介し
て左右横移動させ、この中間ベース体に設けた押圧体
を、前記作動杆に設けた昇降連動機構を介して昇降動さ
せることで、各押圧体が所定のキヤビネット本体におけ
る多段の抽斗を一斉にロックして引き出し動不能にする
ことができるのである。
応する中間ベース体には、前記キヤビネット本体箇所ご
との多段の抽斗の引き出し動を阻止するオールロック機
構に係脱する押圧体を設けてあるから、前記作動杆を、
前記中間ベース体の前面操作部と操作連動機構とを介し
て左右横移動させ、この中間ベース体に設けた押圧体
を、前記作動杆に設けた昇降連動機構を介して昇降動さ
せることで、各押圧体が所定のキヤビネット本体におけ
る多段の抽斗を一斉にロックして引き出し動不能にする
ことができるのである。
このように、本考案に従えば、一本の作動杆にて、上下
段または左右の複数のキヤビネット本体箇所における多
段の抽斗を一斉にロックするいわゆるオールロック操作
ができ、このオールロック機構が機械的構成であるか
ら、電力を使用する場合の停電等による不都合がない。
段または左右の複数のキヤビネット本体箇所における多
段の抽斗を一斉にロックするいわゆるオールロック操作
ができ、このオールロック機構が機械的構成であるか
ら、電力を使用する場合の停電等による不都合がない。
また、このオールロック操作のための機構である操作
部、操作連動機構、作動杆、係脱連動機構及び押圧体が
中間ベース体に納められているので、装置の製作も容易
でコンパクトにでき、且つ通常の形態のキヤビネット本
体内に別途のオールロック機構を設けることなく、増設
することが至極簡単に実行できるという特有の効果を奏
するものである。
部、操作連動機構、作動杆、係脱連動機構及び押圧体が
中間ベース体に納められているので、装置の製作も容易
でコンパクトにでき、且つ通常の形態のキヤビネット本
体内に別途のオールロック機構を設けることなく、増設
することが至極簡単に実行できるという特有の効果を奏
するものである。
次に、実施例について説明すると、第1図に示すキヤビ
ネットシステム1は、キヤビネット本体2を上下2段に
積み重ねると共に左右に複数列状に並設したものであ
り、符号3は上下段のキヤビネット本体2,2間に配設す
る中空状の中間ベース体である。
ネットシステム1は、キヤビネット本体2を上下2段に
積み重ねると共に左右に複数列状に並設したものであ
り、符号3は上下段のキヤビネット本体2,2間に配設す
る中空状の中間ベース体である。
また、このキヤビネットシステム1では、キヤビネット
本体2内に抽斗4を上下多段に配設したものが下段に配
置される一方、キヤビネット本体2内に棚板5等を多段
に設け、且つ前面に左右一対の観音開き式の開閉扉6,
6′を備えたものや、キヤビネット本体2内に棚板5等
を多段に設け、且つ前面に左右一対の引戸7,7′を備え
たものが、上段又は下段に配置される。
本体2内に抽斗4を上下多段に配設したものが下段に配
置される一方、キヤビネット本体2内に棚板5等を多段
に設け、且つ前面に左右一対の観音開き式の開閉扉6,
6′を備えたものや、キヤビネット本体2内に棚板5等
を多段に設け、且つ前面に左右一対の引戸7,7′を備え
たものが、上段又は下段に配置される。
また、キヤビネット本体2内に多段に配設された各抽斗
4はサスペンション9を介して前後移動自在に懸架され
ており、各抽斗4の前面を覆う跳ね上げ式の扉8は、当
該跳ね上げて略水平状態にしたままキヤビネット本体2
内に押し込むことができるように構成する。
4はサスペンション9を介して前後移動自在に懸架され
ており、各抽斗4の前面を覆う跳ね上げ式の扉8は、当
該跳ね上げて略水平状態にしたままキヤビネット本体2
内に押し込むことができるように構成する。
符号11は、前記下段キヤビネット本体2における多段の
抽斗4を一斉にオールロックするためのオールロック機
構で、該オールロック機構11はキヤビネット本体2の上
框2a前面板に取付く錠前12と、該錠前12をキーにて施錠
・解錠するとき偏心的に回動するクランク状の押圧部材
13に連動して一斉に上下揺動するようにピン18連結され
且つ軸19,19支持された左右一対のリンク部材14,14と、
この左右両リンク部材14,14の先端に係合する左右一対
の縦杆15,15とから成る。
抽斗4を一斉にオールロックするためのオールロック機
構で、該オールロック機構11はキヤビネット本体2の上
框2a前面板に取付く錠前12と、該錠前12をキーにて施錠
・解錠するとき偏心的に回動するクランク状の押圧部材
13に連動して一斉に上下揺動するようにピン18連結され
且つ軸19,19支持された左右一対のリンク部材14,14と、
この左右両リンク部材14,14の先端に係合する左右一対
の縦杆15,15とから成る。
そして、キヤビネット本体2の左右両側板2b,2bの内側
に沿って上下長手方向に配設した縦杆15が一定距離上昇
したとき、当該縦杆15に取付く係合片16が各々の抽斗4
の側面外向きに突設したストッパ片17の前面側に位置す
ると、すべての抽斗4が引き出し不能となり、係合片16
がストッパ片17の前面から上位置又は下位置に外れると
きには、すべての抽斗4は引き出し可能となるように構
成するものである。
に沿って上下長手方向に配設した縦杆15が一定距離上昇
したとき、当該縦杆15に取付く係合片16が各々の抽斗4
の側面外向きに突設したストッパ片17の前面側に位置す
ると、すべての抽斗4が引き出し不能となり、係合片16
がストッパ片17の前面から上位置又は下位置に外れると
きには、すべての抽斗4は引き出し可能となるように構
成するものである。
なお、第8図及び第9図に示すように、キヤビネット本
体2の左右両側板2b,2bの内側にピン64にて上下回動自
在に枢支されたラッチ爪65の基端(後端)側の溝66を上
昇状態の縦杆15の係合ピン67に係合し、閉止状態の跳ね
上げ式扉8の内面係合部68にラッチ爪65の前端を係合す
ることで、押し込み状態の抽斗4の前面を覆う跳ね上げ
式扉8をロックすることができるが、この跳ね上げ式扉
8を後閉めするときには、当該跳ね上げ式扉8が閉じ方
向に移動するにつれてラッチ爪65の前端を一旦上に押し
上げた後に当該ラッチ爪65の前端が扉8の内面係合部68
に嵌る。従って縦杆15も一旦下降した後もとの位置まで
上昇することができるものである。
体2の左右両側板2b,2bの内側にピン64にて上下回動自
在に枢支されたラッチ爪65の基端(後端)側の溝66を上
昇状態の縦杆15の係合ピン67に係合し、閉止状態の跳ね
上げ式扉8の内面係合部68にラッチ爪65の前端を係合す
ることで、押し込み状態の抽斗4の前面を覆う跳ね上げ
式扉8をロックすることができるが、この跳ね上げ式扉
8を後閉めするときには、当該跳ね上げ式扉8が閉じ方
向に移動するにつれてラッチ爪65の前端を一旦上に押し
上げた後に当該ラッチ爪65の前端が扉8の内面係合部68
に嵌る。従って縦杆15も一旦下降した後もとの位置まで
上昇することができるものである。
本考案のオールロック装置の主要部は、後述するように
前記中間ベース体3内に配設されるものである。
前記中間ベース体3内に配設されるものである。
即ち、前記中間ベース体3内に設けるオールロック装置
は、上下両キヤビネット本体2,2または左右に並設した
キヤビネット本体2,2(開閉扉式や引戸式等のキヤビネ
ット本体2がその間に介在していても良い)における抽
斗4を同時に(一斉に)ロックし、および一斉にロック
解除するための装置で、中間ベース体3内にて合成樹脂
製の断面ロ字状のスライダ20に摺動自在に支持され、且
つ中間ベース体3の左右長手方向に沿って延び、且つ当
該中間ベース体3の前面側から左右移動操作できる作動
杆21と、該作動杆21を中間ベース体3の前面側から操作
できるようにする操作連動機構と、多段の抽斗4を備え
たキヤビネット本体2におけるオールロック機構11に対
して係脱する回動自在な押圧体22と、前記作動杆21のロ
ック方向への移動にて前記各押圧体22の回動を阻止する
係脱連動機構23とからなるものである。
は、上下両キヤビネット本体2,2または左右に並設した
キヤビネット本体2,2(開閉扉式や引戸式等のキヤビネ
ット本体2がその間に介在していても良い)における抽
斗4を同時に(一斉に)ロックし、および一斉にロック
解除するための装置で、中間ベース体3内にて合成樹脂
製の断面ロ字状のスライダ20に摺動自在に支持され、且
つ中間ベース体3の左右長手方向に沿って延び、且つ当
該中間ベース体3の前面側から左右移動操作できる作動
杆21と、該作動杆21を中間ベース体3の前面側から操作
できるようにする操作連動機構と、多段の抽斗4を備え
たキヤビネット本体2におけるオールロック機構11に対
して係脱する回動自在な押圧体22と、前記作動杆21のロ
ック方向への移動にて前記各押圧体22の回動を阻止する
係脱連動機構23とからなるものである。
前記作動杆21を中間ベース体3の前面側から左右移動操
作する操作連動機構としての平面視扇状のリンク24は、
その基端を軸25にて左右水平回動自在に支持し、リンク
24の中途部の長溝孔26を作動杆21に突出するピン27に係
合し、該リンク24における前端に立て起こした表示板28
の前面には、中間ベース体3の前板3aに穿設された横長
孔29に嵌るボタン状の操作部30を前向きに突設してあ
り、作動杆21をロック方向(矢印A方向)とロック解除
方向(矢印B方向)とに横移動させるものである。
作する操作連動機構としての平面視扇状のリンク24は、
その基端を軸25にて左右水平回動自在に支持し、リンク
24の中途部の長溝孔26を作動杆21に突出するピン27に係
合し、該リンク24における前端に立て起こした表示板28
の前面には、中間ベース体3の前板3aに穿設された横長
孔29に嵌るボタン状の操作部30を前向きに突設してあ
り、作動杆21をロック方向(矢印A方向)とロック解除
方向(矢印B方向)とに横移動させるものである。
第2図の実線で示す状態にリンク24が位置するとき(操
作部30が横長孔29の左端に位置するとき)には、前記表
示板28の前面の「LOCK」なる表示文字が見えるように構
成してあり、符号31は前記リンク24ひいては作動杆21を
ロック位置方向に付勢するばねである。
作部30が横長孔29の左端に位置するとき)には、前記表
示板28の前面の「LOCK」なる表示文字が見えるように構
成してあり、符号31は前記リンク24ひいては作動杆21を
ロック位置方向に付勢するばねである。
また、第2図及び第4図に示すように、中間ベース体3
の前板3aに取付くシリンダ錠32後部のロック爪33は、シ
リンダ錠32への鍵(図示せず)の回動操作により回動す
るもので、前記リンク24をロック方向(第2図の左側へ
の移動時)に移動したときの当該リンク24に穿設した施
錠位置用係合孔34と、リンク24をロック解除方向(第2
図の右側への移動時)に移動したときの解錠位置用係合
孔35とに、前記ロック爪33が選択的に係合して、リンク
24ひいては作動杆21を位置保持する構成である。
の前板3aに取付くシリンダ錠32後部のロック爪33は、シ
リンダ錠32への鍵(図示せず)の回動操作により回動す
るもので、前記リンク24をロック方向(第2図の左側へ
の移動時)に移動したときの当該リンク24に穿設した施
錠位置用係合孔34と、リンク24をロック解除方向(第2
図の右側への移動時)に移動したときの解錠位置用係合
孔35とに、前記ロック爪33が選択的に係合して、リンク
24ひいては作動杆21を位置保持する構成である。
なお、前記横長の中間ベース体3内の作動杆21同士、ま
たは、左右に中間ベース体3と共に作動杆21を左右に継
ぎ足し連結する箇所の左右連結片38には、一方の連結片
38に横長孔39を他方の連結片38には縦長孔40を穿設し
(第5図及び第6図参照)、該両長孔39,40に貫通する
ボルト36及びナット37にて作動杆21を連結するものであ
る。
たは、左右に中間ベース体3と共に作動杆21を左右に継
ぎ足し連結する箇所の左右連結片38には、一方の連結片
38に横長孔39を他方の連結片38には縦長孔40を穿設し
(第5図及び第6図参照)、該両長孔39,40に貫通する
ボルト36及びナット37にて作動杆21を連結するものであ
る。
また、左右に中間ベース体3を隣接させ、その両中間ベ
ース体3、3の端部板3b,3bを貫通するように作動杆21
を配設するに際しては、前記端部板3bにスライダ20が嵌
合できる半パンチ孔41(端部板3bにおける孔の周囲を弱
化線にて形成したもの、若しくは孔の周囲の大部分を切
線とし、適宜数箇所は連接状態にしたもの)を設けるの
である。この場合、左右に連結する中間ベース体3,3の
うち一つに前記リンク24等の操作連動機構を設けるだけ
で良い。
ース体3、3の端部板3b,3bを貫通するように作動杆21
を配設するに際しては、前記端部板3bにスライダ20が嵌
合できる半パンチ孔41(端部板3bにおける孔の周囲を弱
化線にて形成したもの、若しくは孔の周囲の大部分を切
線とし、適宜数箇所は連接状態にしたもの)を設けるの
である。この場合、左右に連結する中間ベース体3,3の
うち一つに前記リンク24等の操作連動機構を設けるだけ
で良い。
次に前記オールロック機構11の解錠方向への回動を阻止
する押圧体22の構造について説明する。
する押圧体22の構造について説明する。
第10図、第11図及び第12図に示すように、押圧体22は、
その上端部材22aが後述する軸50にて押圧されるように
中間ベース体3内に臨み、下部側の押圧体22を中間ベー
ス体3下部に固着したブラケット42の軸43にて回動自在
に支持させ、押圧体22の押圧部22bが下段のキヤビネッ
ト本体2の上框2a内にてオールロック機構11の一方のリ
ンク部材14上面に接当するように配置する。
その上端部材22aが後述する軸50にて押圧されるように
中間ベース体3内に臨み、下部側の押圧体22を中間ベー
ス体3下部に固着したブラケット42の軸43にて回動自在
に支持させ、押圧体22の押圧部22bが下段のキヤビネッ
ト本体2の上框2a内にてオールロック機構11の一方のリ
ンク部材14上面に接当するように配置する。
なお、前記押圧体22と上端部材22aとは、ばね付きの蝶
番44にて連結され、後述する軸50にて上端部材22aが押
圧された位置において、開いている跳ね上げ式扉8を閉
じるとき、その扉8に関連して上下回動するラッチ爪65
を介して縦杆15を下降させ左右両リンク部材14,14の連
結ピン18箇所が上昇するとき、前記下部の押圧体22のみ
を蝶番44におけるばね力に抗して上向き回動させ、当該
ラッチ爪65が跳ね上げ式扉8の内面係合部68に嵌った状
態のときには、前記蝶番44におけるばね力にて押圧体22
が元の姿勢に復帰するように構成するものであり、この
構成によって、押圧体22がオールロックの姿勢にあって
も、扉8を後閉めすることができるのである。
番44にて連結され、後述する軸50にて上端部材22aが押
圧された位置において、開いている跳ね上げ式扉8を閉
じるとき、その扉8に関連して上下回動するラッチ爪65
を介して縦杆15を下降させ左右両リンク部材14,14の連
結ピン18箇所が上昇するとき、前記下部の押圧体22のみ
を蝶番44におけるばね力に抗して上向き回動させ、当該
ラッチ爪65が跳ね上げ式扉8の内面係合部68に嵌った状
態のときには、前記蝶番44におけるばね力にて押圧体22
が元の姿勢に復帰するように構成するものであり、この
構成によって、押圧体22がオールロックの姿勢にあって
も、扉8を後閉めすることができるのである。
次に、前記多段の抽斗4を備えた下段のキヤビネット本
体2に対する押圧体22を選択的に回動させる係脱連動機
構23の構造について説明すると、第10図から第14図にに
おける符号50は、断面上向きコ字型の作動杆21から前向
きに突出する軸で、該軸50はその基端部50aを中心に上
下回動できるように、いわゆる首振り自在に連結する。
体2に対する押圧体22を選択的に回動させる係脱連動機
構23の構造について説明すると、第10図から第14図にに
おける符号50は、断面上向きコ字型の作動杆21から前向
きに突出する軸で、該軸50はその基端部50aを中心に上
下回動できるように、いわゆる首振り自在に連結する。
実施例では、軸50と直角に連結した丸軸状の基端部50a
を円弧状のブラケット51にて取付けてあるが、前記基端
部50aをボールとボールソケット部とにより球面対遇に
構成しても良いのである。
を円弧状のブラケット51にて取付けてあるが、前記基端
部50aをボールとボールソケット部とにより球面対遇に
構成しても良いのである。
符号52,53は作動杆21の縦片21a,21bに設けた縦長孔、符
号54は作動杆21から前向きに突設した支持体、符号55は
支持体54と軸50とに連結して当該軸50を下向きに付勢す
る付勢ばね、符号56は前記支持体54の前端に立設する前
縦板、符号57は前記軸50の前端部が臨む縦長のガイド溝
58を有する後板、符号59は前記前縦板56と後板57とに跨
って配置され、且つ軸線回りに回動な操作軸、符号60は
操作軸59に固着したカムで、該カム60は起立状態で前述
の軸50の前端側を上向きとなるように傾斜させ、カム60
の横方向への倒伏状態で軸50の前端が下降(略水平状)
するものである。
号54は作動杆21から前向きに突設した支持体、符号55は
支持体54と軸50とに連結して当該軸50を下向きに付勢す
る付勢ばね、符号56は前記支持体54の前端に立設する前
縦板、符号57は前記軸50の前端部が臨む縦長のガイド溝
58を有する後板、符号59は前記前縦板56と後板57とに跨
って配置され、且つ軸線回りに回動な操作軸、符号60は
操作軸59に固着したカムで、該カム60は起立状態で前述
の軸50の前端側を上向きとなるように傾斜させ、カム60
の横方向への倒伏状態で軸50の前端が下降(略水平状)
するものである。
そして、作動杆21をロック方向(矢印A方向)に移動さ
せるとき、下降状態にある軸50にて押圧体22の上端部材
22aを押して当該押圧体22を軸43の回りに回動させ、当
該押圧体の下端押圧部22bにて左右一対のリンク部材14,
14側の上面に接当させ、その箇所が上向きに回動するこ
とを阻止し、もって多段の抽斗4のすべての引き出し動
を不能にするのである。
せるとき、下降状態にある軸50にて押圧体22の上端部材
22aを押して当該押圧体22を軸43の回りに回動させ、当
該押圧体の下端押圧部22bにて左右一対のリンク部材14,
14側の上面に接当させ、その箇所が上向きに回動するこ
とを阻止し、もって多段の抽斗4のすべての引き出し動
を不能にするのである。
また前記カム60が起立して軸50の前端が上昇している状
態では、該軸50が押圧体22における上端部材22aの上端
より上方に位置するので、作動体21をロック方向に移動
させても、押圧体22を回動させることがない。
態では、該軸50が押圧体22における上端部材22aの上端
より上方に位置するので、作動体21をロック方向に移動
させても、押圧体22を回動させることがない。
なお、中間ベース体3に設けた押圧体22の下部を下段キ
ヤビネット本体2の上框2aの上面からリンク部材14の上
面に臨ませる孔45は、前記下框2aの下板に半パンチ孔
(該孔の周囲を弱化線にて形成したもの、若しくは孔の
周囲の大部分を切線とし、適宜数箇所は連接状態にした
もの)にて形成すると、少しの打撃力を半パンチの孔45
部分に加えることで抜き孔状とすることができるので好
ましい。
ヤビネット本体2の上框2aの上面からリンク部材14の上
面に臨ませる孔45は、前記下框2aの下板に半パンチ孔
(該孔の周囲を弱化線にて形成したもの、若しくは孔の
周囲の大部分を切線とし、適宜数箇所は連接状態にした
もの)にて形成すると、少しの打撃力を半パンチの孔45
部分に加えることで抜き孔状とすることができるので好
ましい。
また、作動杆21及び軸50をロック解除方向(矢印B方
向)に移動した状態において、該軸50を昇降させるカム
60の操作軸59の前端が中間ベース体3における前板3aに
穿設された操作孔62の内方に位置することにより、該操
作孔62から差し込むドライバー工具等にて操作軸59を軸
線廻りに回動させてそのカム60が横向きに倒伏して施錠
可能にする位置(第12図参照)と、カム60が起立してロ
ック禁止する位置(第13図参照)とに選択的に切換えで
きるように構成すると共に、作動杆21のロック方向(矢
印A方向)移動時には、前記操作軸59の前面が前板3aに
て塞がれてカム60の姿勢変更(解錠可能にする方向への
姿勢変更)を不能にし、当該キヤビネット本体箇所での
ロック状態の抽斗4のオールロック解除をできなくし、
万一の盗難予防に備えている。
向)に移動した状態において、該軸50を昇降させるカム
60の操作軸59の前端が中間ベース体3における前板3aに
穿設された操作孔62の内方に位置することにより、該操
作孔62から差し込むドライバー工具等にて操作軸59を軸
線廻りに回動させてそのカム60が横向きに倒伏して施錠
可能にする位置(第12図参照)と、カム60が起立してロ
ック禁止する位置(第13図参照)とに選択的に切換えで
きるように構成すると共に、作動杆21のロック方向(矢
印A方向)移動時には、前記操作軸59の前面が前板3aに
て塞がれてカム60の姿勢変更(解錠可能にする方向への
姿勢変更)を不能にし、当該キヤビネット本体箇所での
ロック状態の抽斗4のオールロック解除をできなくし、
万一の盗難予防に備えている。
また、中間ベース体3の前板3aには、作動杆21と一体的
に左右移動する支持体54及び前縦板56の前面に対応する
箇所に横長の表示窓63(該表示窓63の横長寸法は作動杆
21の左右移動距離に対応するものとする)を穿設し、前
記前縦板56の前面に刻印するなどした表示文字が前記表
示窓63から見ることができるように構成しておくと、操
作部に行くまでもなく各キヤビネット本体2箇所で作動
杆21がロック方向に移動しているかロック解除方向に移
動しているかを判別することができる。
に左右移動する支持体54及び前縦板56の前面に対応する
箇所に横長の表示窓63(該表示窓63の横長寸法は作動杆
21の左右移動距離に対応するものとする)を穿設し、前
記前縦板56の前面に刻印するなどした表示文字が前記表
示窓63から見ることができるように構成しておくと、操
作部に行くまでもなく各キヤビネット本体2箇所で作動
杆21がロック方向に移動しているかロック解除方向に移
動しているかを判別することができる。
なお、上段キヤビネット本体2に多段の抽斗を備えると
きには、当該上キヤビネット本体における下框にて左右
の一対の縦杆の下端を前述のように左右一対のリンク部
材にて連結し、抽斗のロック解除につれて該リンク部材
が上昇するのを阻止するように、押圧体と該押圧体を回
動させるべく係脱連動機構とを、中間ベース体における
作動杆に設ければ良いのである この構成により、予め中間ベース体3における操作部30
をロック解除方向に移動させた状態にて所定のキヤビネ
ット本体2箇所またはすべてのキヤビネット本体箇所に
対応する操作孔62からドライバー等の工具にて操作軸59
を回動してカム60を回動し、上段のキヤビネット本体に
対してはカム60を起立状態にし、下段のキヤビネット本
体に対してはカム60を横に倒した倒伏状態にしておく。
きには、当該上キヤビネット本体における下框にて左右
の一対の縦杆の下端を前述のように左右一対のリンク部
材にて連結し、抽斗のロック解除につれて該リンク部材
が上昇するのを阻止するように、押圧体と該押圧体を回
動させるべく係脱連動機構とを、中間ベース体における
作動杆に設ければ良いのである この構成により、予め中間ベース体3における操作部30
をロック解除方向に移動させた状態にて所定のキヤビネ
ット本体2箇所またはすべてのキヤビネット本体箇所に
対応する操作孔62からドライバー等の工具にて操作軸59
を回動してカム60を回動し、上段のキヤビネット本体に
対してはカム60を起立状態にし、下段のキヤビネット本
体に対してはカム60を横に倒した倒伏状態にしておく。
このような操作の後、各々キヤビネット本体における抽
斗を押し込んだ後、操作部30をロック方向に回動する
と、操作連動機構のリンク24を介して作動杆21をロック
方向(矢印A方向)に距離(H)だけ移動させるから、
各係脱連動機構23におけるカム60を介して姿勢を制御し
た軸50にて押圧体22を回動させ、もってこの押圧体22に
てオールロック機構11のリンク部材14を押さえ、当該リ
ンク部材14がオールロック解除方向に移動するのを阻止
するのである。
斗を押し込んだ後、操作部30をロック方向に回動する
と、操作連動機構のリンク24を介して作動杆21をロック
方向(矢印A方向)に距離(H)だけ移動させるから、
各係脱連動機構23におけるカム60を介して姿勢を制御し
た軸50にて押圧体22を回動させ、もってこの押圧体22に
てオールロック機構11のリンク部材14を押さえ、当該リ
ンク部材14がオールロック解除方向に移動するのを阻止
するのである。
これにより、下段のキヤビネット本体では、押圧体22に
おける押圧部22bは前記一方のリンク部材14の上面中途
部を下向きに押圧して縦杆15を引き上げるから(第12図
一点鎖線参照)、下キヤビネット本体2におけるすべて
の抽斗4を引き出し不能にオールロックすることができ
るのである。
おける押圧部22bは前記一方のリンク部材14の上面中途
部を下向きに押圧して縦杆15を引き上げるから(第12図
一点鎖線参照)、下キヤビネット本体2におけるすべて
の抽斗4を引き出し不能にオールロックすることができ
るのである。
このようにして、ロック選択した箇所のキヤビネット本
体における多段の抽斗4は一斉にロックすることができ
る。そして、前記中間ベース体3の前面におけるシリン
ダ錠32に鍵を差し込み、施錠すると、ロック爪33がリン
ク24の施錠位置用係合孔34に係合して作動杆21を移動不
能にできる。
体における多段の抽斗4は一斉にロックすることができ
る。そして、前記中間ベース体3の前面におけるシリン
ダ錠32に鍵を差し込み、施錠すると、ロック爪33がリン
ク24の施錠位置用係合孔34に係合して作動杆21を移動不
能にできる。
なお、リンク24前端の操作部30をロック解除方向に移動
させた状態で前記シリンダ錠32に鍵を差し込み、施錠す
ると、ロック爪33がリンク24の解錠位置用係合孔35に係
合して作動杆21を移動不能にできるので、不用意なオー
ルロックを阻止することができる。
させた状態で前記シリンダ錠32に鍵を差し込み、施錠す
ると、ロック爪33がリンク24の解錠位置用係合孔35に係
合して作動杆21を移動不能にできるので、不用意なオー
ルロックを阻止することができる。
反対に、キヤビネット本体2のうちいずれか一つまたは
複数のものの抽斗4のロックを禁止するように選択する
には、該当する箇所の前記カム60を起立、または倒伏さ
せておけば良く、中間ベース体3における操作孔62近傍
にはONとOFFとの表示があるから、操作軸59の前面の工
具用溝の向きを前記表示に合せることで、誤操作するこ
ともない。
複数のものの抽斗4のロックを禁止するように選択する
には、該当する箇所の前記カム60を起立、または倒伏さ
せておけば良く、中間ベース体3における操作孔62近傍
にはONとOFFとの表示があるから、操作軸59の前面の工
具用溝の向きを前記表示に合せることで、誤操作するこ
ともない。
本考案のオールロック装置は、前面に鏡板が固着された
形式のいわゆる通常の抽斗を、キヤビネット本体に多段
に備えたものに対しても適用できることはいうまでもな
い。
形式のいわゆる通常の抽斗を、キヤビネット本体に多段
に備えたものに対しても適用できることはいうまでもな
い。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はキヤビネットシ
ステムの一部切欠き正面図、第2図は中間ベース体の平
面図、第3図は第2図のIII-III視で示す中間ベース体
の正面図、第4図は第2図のIV-IV視断面図、第5図は
作動杆の連結部を示す断面図、第6図は第5図のVI-VI
視側面図、第7図は第2図のVII-VII視側面図、第8図
は抽斗を備えたキヤビネット本体の側断面図、第9図は
オールロック機構の要部斜視図、第10図は要部斜視図、
第11図は要部断面図、第12図は第11図のXII-XII視断面
図、第13図はカムを起立状態にしたときの作用説明図、
第14図は係脱連動機構の斜視図である。 1……キヤビネットシステム、2……キヤビネット本
体、3……中間ベース体、4……抽斗、8……跳ね上げ
式扉、11……オールロック機構、12……錠前、13……押
圧部材、14,14……リンク部材、15,15……縦杆、16……
係合片、17……ストッパ片、18……ピン、19……軸、21
……作動杆、22……押圧体、22a……上端部材、22b……
押圧部、23……係脱連動機構、24……リンク、30……操
作部、32……シリンダ錠、33……ロック爪、34……施錠
位置用係合孔、35……解錠位置用係合孔、42……ブラケ
ット、43……軸、44……蝶番、50……軸、54……支持
体、58……ガイド溝、59……操作軸、60……カム、62…
…操作孔、63……表示窓、65……ラッチ爪、66……溝、
67……係合ピン。
ステムの一部切欠き正面図、第2図は中間ベース体の平
面図、第3図は第2図のIII-III視で示す中間ベース体
の正面図、第4図は第2図のIV-IV視断面図、第5図は
作動杆の連結部を示す断面図、第6図は第5図のVI-VI
視側面図、第7図は第2図のVII-VII視側面図、第8図
は抽斗を備えたキヤビネット本体の側断面図、第9図は
オールロック機構の要部斜視図、第10図は要部斜視図、
第11図は要部断面図、第12図は第11図のXII-XII視断面
図、第13図はカムを起立状態にしたときの作用説明図、
第14図は係脱連動機構の斜視図である。 1……キヤビネットシステム、2……キヤビネット本
体、3……中間ベース体、4……抽斗、8……跳ね上げ
式扉、11……オールロック機構、12……錠前、13……押
圧部材、14,14……リンク部材、15,15……縦杆、16……
係合片、17……ストッパ片、18……ピン、19……軸、21
……作動杆、22……押圧体、22a……上端部材、22b……
押圧部、23……係脱連動機構、24……リンク、30……操
作部、32……シリンダ錠、33……ロック爪、34……施錠
位置用係合孔、35……解錠位置用係合孔、42……ブラケ
ット、43……軸、44……蝶番、50……軸、54……支持
体、58……ガイド溝、59……操作軸、60……カム、62…
…操作孔、63……表示窓、65……ラッチ爪、66……溝、
67……係合ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】上下段に積み重ね、且つ左右に並設した複
数のキヤビネット本体のうち、抽斗を多段に備えた複数
のキヤビネット本体に、当該多段の抽斗の引き出し動を
阻止するオールロック機構を各々設けて成るキヤビネッ
トシステムにおいて、前記上下段のキヤビネット本体間
に位置する中間ベース体には、左右並設したキヤビネッ
ト本体に沿うように配設した作動杆と、該中間ベース体
の前面の操作部からの操作にて作動杆を左右移動させる
ための操作連動機構とを設け、前記中間ベース体には、
前記各オールロック機構に対して係脱する押圧体を回動
自在に設ける一方、前記作動杆には、当該作動杆のロッ
ク方向への移動にて前記各押圧体の回動を阻止する係脱
連動機構を設けたことを特徴とするキヤビネットシステ
ムにおけるオールロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3843989U JPH0649791Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | キャビネットシステムにおけるオールロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3843989U JPH0649791Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | キャビネットシステムにおけるオールロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02128768U JPH02128768U (ja) | 1990-10-24 |
JPH0649791Y2 true JPH0649791Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31546447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3843989U Expired - Lifetime JPH0649791Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | キャビネットシステムにおけるオールロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649791Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3843989U patent/JPH0649791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02128768U (ja) | 1990-10-24 |
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