JP3110427U - キャビネットの安全連鎖装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一回に引き出せる引出し数量を制限し、構造が簡単で修理が容易なキャビネットの安全連鎖装置の提供。
【解決手段】ロックヘッド2、操作ロッド3、ラッチベース4、複数の係合ブロック5、ラッチ構造6、支持フレーム8、カバー9、及び安全開放機構7で構成されている。ロックヘッド2はキャビネットの正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供される。駆動ロッド3は前端がロックヘッド2の後端のロックコアの凹溝21と嵌合され、ロックヘッド2が鍵で回されることにより駆動ロッド3が回転する。
【選択図】図3
【解決手段】ロックヘッド2、操作ロッド3、ラッチベース4、複数の係合ブロック5、ラッチ構造6、支持フレーム8、カバー9、及び安全開放機構7で構成されている。ロックヘッド2はキャビネットの正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供される。駆動ロッド3は前端がロックヘッド2の後端のロックコアの凹溝21と嵌合され、ロックヘッド2が鍵で回されることにより駆動ロッド3が回転する。
【選択図】図3
Description
本考案は一種のキャビネットの安全連鎖装置に係り、特に、一回に一層の引出ししか引き出せず、且つキャビネットアンロック後に引出しの自動開放と落下を防止するキャビネットの安全連鎖装置に関する。
一般にキャビネットにはロック構造が設けられてロック目的を達成する。図1は伝統的な引出しロック装置の外観図である。この引出しロック装置はロックヘッドA、ロックピン連接棒B、ラッチ片C及び複数の係合ブロックDで構成されている。そのうち、係合ブロックDは引出し(図示せず)の後端に固定され、ロックヘッドAはキャビネットEの正面上方に固定され、ラッチ片CはキャビネットEの後端に設けられ、ラッチ片Cにあって各引出し後端に設けられた係合ブロックDに対応する位置に係合孔Fが設けられ、ラッチ連接棒Bの前後両端は、それぞれロックヘッドAとラッチ片Cに接続され、使用者が該ロックヘッドAによりボルト連接棒Bを通してラッチ片Cを駆動して上下に移動させることで、ラッチ片Cの係合孔Fと係合ブロックDの相対位置を改変することにより、引出しの同期アンロック、ロックの作用を達成する。
ただし実際には、キャビネットの活動性と便利性を増すため、ほとんどのキャビネットの底端にはキャスタが設けられ、このほか、使用者が内側の物品の出し入れに便利なように、キャビネットの引出しは一般に相当に大きく開放可能であるが、往々にして使用者が物品を探すため或いはその他の原因により一つ以上の引出しを開くことがあり、キャビネット内に相応に重い工具が収容されている場合、一旦過多に開放された引出しはキャビネットの重心の改変を形成し、キャビネットの重心が不安定となり前傾し、使用者或いは近くの人を傷つけることがある。
前述の原因を鑑みて、本考案者は特許文献1に記載の引出し開放数量を制限できる引出しロック装置を提供しており、それは、図2に示されるように、ロックヘッドG、駆動ロッドI、係合装置J、ラッチ回転片Kで構成されている。そのうち、ロックヘッドGの後端のロックコアに凹溝Hが設けられ、該凹溝H内に駆動ロッドIの一端が接続され、駆動ロッドIの別端は、キャビネット内側上面後端に固定された係合装置Jにとおされ、該ラッチ回転片Kは長条状を呈しそれに複数の貫通孔Lが設けられ、該係合装置Jを利用してラッチ回転片Kを正、反方向に回転させてそれにアンロックとロックを発生させ、且つ引出し引き出し後にラッチ回転片Kをもとのロック状態の位置に押し戻すことができ、一度に開放できる引出し数量を制限する目的を達成する。
前述の構造は一度に開放できる引出し数量を制限する機能を達成できるが、一般に引出しの側板の高さは低く、これにより該引出し内に置かれた物品が引出し後端の側板を超過し突出しやすく、引出し後端とキャビネット後側面板の間の空間に落下してこのため突出物或いは落下物がラッチ回転片Kに突き当たりラッチ回転片Kを順調に回してロック或いはアンロックできなくなることがある。開放後に順調にロックできない情況が発生した時、使用者は自分で障害物を排除しなければならないが、一旦使用者がロックした後に順調にアンロックできない情況が発生すると、専門の修理員により特殊な工具を用いてそれを開放しなければならなくなり、このため使用者及び修理員に極めて大きな不便と問題をもたらす。
このほか、前述の引出しロック装置の構造は、一度に開放できる引出し数量を制限する機能を達成するが、ロックヘッドアンロックの後、引出し開放を防止できる安全装置がなく、このためどの引出しも外力により開放される可能性があり、このため全体のキャビネットの重心が改変して傾倒する情況が発生しうる。
総合すると、周知の構造は実際の操作使用の過程で以下のような多くの改善すべき点がある。
1.キャビネット中に放置される物品は往々にしてそのサイズや形状を予知できず、例えば電線、大きな毛布、或いは小さいネジ釘等異なる物品がキャビネット中に置かれ、放置物がキャビネットの後方より突出したりラッチ回転片K付近に落下したりして、ラッチ回転片Kを順調にロック或いはアンロックできなくすることがある。
2.現在の、一回に一つの引出ししか開放できず傾倒を防止する安全ロック構造は、使用者がロックヘッドをアンロックした後に、どの引出しも外力の影響により開かれる可能性があり、このため各種の意外な情況が形成され易く使用者に極めて大きな不便をもたらす。
3.現在、一回に一つの引出ししか開放できず傾倒を防止する安全ロック構造は、使用者がロックヘッドをロックした後に、引出しが完全には閉じていないことに気づいた時、どのように処理するかというと、通常、使用者はキャビネットの未閉合の引出しを手で押し込み、時には使用者がキャビネットのロックヘッドがすでにロック状態にあることに気づかずに引出しを直接押し込む。このため、ラッチ片と係合ブロックが強烈に衝突して全体構造の損壊がもたらされる。
1.キャビネット中に放置される物品は往々にしてそのサイズや形状を予知できず、例えば電線、大きな毛布、或いは小さいネジ釘等異なる物品がキャビネット中に置かれ、放置物がキャビネットの後方より突出したりラッチ回転片K付近に落下したりして、ラッチ回転片Kを順調にロック或いはアンロックできなくすることがある。
2.現在の、一回に一つの引出ししか開放できず傾倒を防止する安全ロック構造は、使用者がロックヘッドをアンロックした後に、どの引出しも外力の影響により開かれる可能性があり、このため各種の意外な情況が形成され易く使用者に極めて大きな不便をもたらす。
3.現在、一回に一つの引出ししか開放できず傾倒を防止する安全ロック構造は、使用者がロックヘッドをロックした後に、引出しが完全には閉じていないことに気づいた時、どのように処理するかというと、通常、使用者はキャビネットの未閉合の引出しを手で押し込み、時には使用者がキャビネットのロックヘッドがすでにロック状態にあることに気づかずに引出しを直接押し込む。このため、ラッチ片と係合ブロックが強烈に衝突して全体構造の損壊がもたらされる。
本考案の主要な目的は、一種のキャビネットの安全連鎖装置を提供することにあり、それは、ラッチ片とラッチ片に組み合わされる係合ブロックの構造を改変し、並びに駆動位置決め機構を具えたラッチ構造を提供し、係合ブロックに設置された斜面を組み合わせることにより、一回に引き出せる引出し数量を制限する機能を達成するのみならず、引出し内の物品の揺動混乱或いは落下がラッチ片の正常作業に影響を与えるのを防止したものとする。
本考案の次の目的は、一種のキャビネットの安全連鎖装置を提供することにあり、それは、安全開放機構の設置により使用者がロックヘッドをアンロック後に安全開放機構により引出しの予定外の開放を防止し安全の使用機能を達成するものとする。
本考案のさらに一つの目的は、一種のキャビネットの安全連鎖装置を提供することにあり、それは、ロックヘッドがロックされている状態でロックされていない引出しが、アンロックしないで直接押し込まれる時、引出しが自動ロックされて衝突損壊の情況を発生しないものとする。
上述の目的を達成するため、本考案の提供するキャビネットの安全連鎖装置は、キャビネット内に取り付けられ、ロックヘッド、駆動ロッド、ラッチベース、複数の係合ブロック、ラッチ構造及び安全開放機構で構成されている。そのうち、ロックヘッドはキャビネットの正面上方に設けられて使用者がロック及びアンロックを行なうのに供される。駆動ロッドの一端はロックヘッドの後端のロックコアの凹溝に係合され、ロックヘッドが鍵で回されることで駆動ロッドが回転する。このほか、ラッチベースは方形長条状中空体とされ、且つキャビネットの内側後側に設けられる。係合ブロックは各引出しの後端に固定される。ラッチ構造は前述のラッチベース内に嵌合され上下に移動可能で、且つラッチ構造の一端は駆動ロッドの一端と結合されてそれと協動する。本考案の特徴は以下のとおりである。引出し後端に固定された係合ブロックの外側に突出部があり、該突出部の下方にロック部が設けられ、該ロック部の引出しに近い一端に一対の略垂直の当接面があり、且つ該ロック部は係合ブロックの底面より突出し、該ロック部のもう一側に斜面があり、該斜面と突出部の前側斜面が相互に平行で等距離を維持する。このほか、ラッチ構造が、ラッチ片と駆動位置決め機構で構成され、そのうち、ラッチ片がラッチベース内に嵌合されて上下移動可能とされ、且つ該ラッチ片にあって係合ブロックに対応する位置に係合孔が設けられている。該係合孔のサイズは係合ブロックの突出部のサイズに合わせられ、突出部が所定の水平移動範囲内にあって該係合孔を通り、ラッチ片にあって駆動ロッドの後端のフックに対応する位置に、第1溝孔が設けられて該フックの通過に供され、該駆動位置決め機構が弾力補助を提供して該ラッチ片の位置をアンロックとロックの二つの異なる固定の位置に位置決めし、また安全開放機構の設置が組み合わされることで、ラッチ片が経常的にロックの位置を維持し、並びに使用者が開きたい時にラッチ片を押動することで開放の目的を達成する。
請求項1の考案は、複数の引出しが設けられたキャビネット内に取り付けられるキャビネットの安全連鎖装置であり、該安全連鎖装置は、ロックヘッド、操作ロッド、固定フレーム、複数の係合ブロック、ラッチ構造、安全開放機構を具え、
該ロックヘッドはキャビネットの正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供され、
該駆動ロッドは前端がロックヘッドの後端に接続され、該駆動ロッドの後端にフックが設けられ、該ロックヘッドが鍵で回されることにより該駆動ロッドが駆動され回転し、
該固定フレームは、該キャビネットの安全連鎖装置を固定するのに供され、
該複数の係合ブロックは、各引出しの後端に固定され、各係合ブロックの外側に突出部があり、該突出部の上方にロック部が設けられ、該ロック部の引出しに近い一端に略垂直な当接面が設けられ、且つ該ロック部の上端が係合ブロックの上面より突出し、該ロック部の別側に斜面が設けられ、
該ラッチ構造は、ラッチ片と駆動位置決め機構で構成され、該ラッチ片は該固定フレーム内に嵌合されて上下移動可能とされ、並びに駆動位置決め機構をりようして該ラッチ片が定位に到達し、該ラッチ片にあって各係合ブロックに対応する位置に係合孔が設けられ、該係合孔のサイズが係合ブロックの突出部のサイズに合わされ、該突出部が所定の水平範囲内で該係合孔を通過し、ラッチ片と係合ブロックの相対位置の改変によりロック或いはアンロックが達成され、
該安全開放機構は、駆動位置決め機構が組み合わされてラッチ片をロックの位置に保持し、並びに使用者が引出しを開ける時に該安全開放機構を利用してラッチ片を押動して移動させることでアンロック状態とすることができることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項2の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、該駆動位置決め機構が回転ブロックと弾性部品で構成され、該回転ブロックがラッチベースに枢設されて回転自在とされ、回転ブロックの一端がラッチ片と協動し、弾性部品の二端がラッチベースと回転ブロックに固定され、該弾性部品の提供する引っ張り力により回転ブロックが二つの固定停留の位置に制限されることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項3の考案は、請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、回転ブロックの一端に第1固定座が設けられ、第1固定座と反対の一側のラッチベース上に第2固定座が設けられ、弾性部品の二端が第1固定座と第2固定座に固定され、前述の回転ブロックの別端のラッチ片に近い一側に凸柱が設けられ、ラッチ片とラッチベースの横向き設置された第2溝孔と垂直方向に設置された第3溝孔が組み合わされ、回転ブロックの凸柱がラッチベースの第3溝孔及びラッチ片に設けられた第2溝孔を通り、ラッチ片が外力を受けて上下移動する時、回転ブロックを駆動し回転させることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項4の考案は、請求項3記載のキャビネットの安全連鎖装置において、ラッチベースに枢設された回転ブロックの枢軸が第1固定座と第2固定座の間に介在することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項5の考案は、請求項4記載のキャビネットの安全連鎖装置において、第1固定座の二つの停留位置と回転ブロックの枢軸及び第2固定座の三者の位置が、非直線を呈することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項6の考案は、請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、安全開放機構がボタン、連接棒、及びプッシュブロックで構成され、そのうち、プッシュブロックがラッチベースの側辺に枢設され、ラッチ片にあってプッシュブロックに対応する位置に第4溝孔が設けられてプッシュブロックの一側が通過して接触し、ボタンは連接棒の前端に枢設され、該ボタンの前端はキャビネットの表面より突出し、連接棒の後端はカバーを通過して前述のプッシュブロックの一端に当接し、プッシュブロックの別端がラッチ片に当接することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項7の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、引出し衝突防止安全機構が設けられ、該引出し衝突防止安全機構は制動ブロックと突出部を具え、該引出し衝突防止安全機構はロックヘッドのロック時にフックの上端と第1溝孔上端間の距離を増加して係合ブロックのロック部の当接面の高さよりやや高くなるようにし、該突出部は該安全開放機構中の連接棒の駆動ロッドに近い一側に接続され、制動ブロックは駆動ロッドの前述の突出部に対応する位置に設けられ、該制動ブロックはロックヘッドのロック時にフックが下向きに回転する時に突出部の一側に位置し、突出部の前進を阻止し、安全開放機構を作動不能とすることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項8の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、支持フレームを更に具え、該支持フレームは方形長条状中空体とされ、且つキャビネットの内部後方に設けられたことを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
該ロックヘッドはキャビネットの正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供され、
該駆動ロッドは前端がロックヘッドの後端に接続され、該駆動ロッドの後端にフックが設けられ、該ロックヘッドが鍵で回されることにより該駆動ロッドが駆動され回転し、
該固定フレームは、該キャビネットの安全連鎖装置を固定するのに供され、
該複数の係合ブロックは、各引出しの後端に固定され、各係合ブロックの外側に突出部があり、該突出部の上方にロック部が設けられ、該ロック部の引出しに近い一端に略垂直な当接面が設けられ、且つ該ロック部の上端が係合ブロックの上面より突出し、該ロック部の別側に斜面が設けられ、
該ラッチ構造は、ラッチ片と駆動位置決め機構で構成され、該ラッチ片は該固定フレーム内に嵌合されて上下移動可能とされ、並びに駆動位置決め機構をりようして該ラッチ片が定位に到達し、該ラッチ片にあって各係合ブロックに対応する位置に係合孔が設けられ、該係合孔のサイズが係合ブロックの突出部のサイズに合わされ、該突出部が所定の水平範囲内で該係合孔を通過し、ラッチ片と係合ブロックの相対位置の改変によりロック或いはアンロックが達成され、
該安全開放機構は、駆動位置決め機構が組み合わされてラッチ片をロックの位置に保持し、並びに使用者が引出しを開ける時に該安全開放機構を利用してラッチ片を押動して移動させることでアンロック状態とすることができることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項2の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、該駆動位置決め機構が回転ブロックと弾性部品で構成され、該回転ブロックがラッチベースに枢設されて回転自在とされ、回転ブロックの一端がラッチ片と協動し、弾性部品の二端がラッチベースと回転ブロックに固定され、該弾性部品の提供する引っ張り力により回転ブロックが二つの固定停留の位置に制限されることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項3の考案は、請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、回転ブロックの一端に第1固定座が設けられ、第1固定座と反対の一側のラッチベース上に第2固定座が設けられ、弾性部品の二端が第1固定座と第2固定座に固定され、前述の回転ブロックの別端のラッチ片に近い一側に凸柱が設けられ、ラッチ片とラッチベースの横向き設置された第2溝孔と垂直方向に設置された第3溝孔が組み合わされ、回転ブロックの凸柱がラッチベースの第3溝孔及びラッチ片に設けられた第2溝孔を通り、ラッチ片が外力を受けて上下移動する時、回転ブロックを駆動し回転させることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項4の考案は、請求項3記載のキャビネットの安全連鎖装置において、ラッチベースに枢設された回転ブロックの枢軸が第1固定座と第2固定座の間に介在することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項5の考案は、請求項4記載のキャビネットの安全連鎖装置において、第1固定座の二つの停留位置と回転ブロックの枢軸及び第2固定座の三者の位置が、非直線を呈することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項6の考案は、請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、安全開放機構がボタン、連接棒、及びプッシュブロックで構成され、そのうち、プッシュブロックがラッチベースの側辺に枢設され、ラッチ片にあってプッシュブロックに対応する位置に第4溝孔が設けられてプッシュブロックの一側が通過して接触し、ボタンは連接棒の前端に枢設され、該ボタンの前端はキャビネットの表面より突出し、連接棒の後端はカバーを通過して前述のプッシュブロックの一端に当接し、プッシュブロックの別端がラッチ片に当接することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項7の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、引出し衝突防止安全機構が設けられ、該引出し衝突防止安全機構は制動ブロックと突出部を具え、該引出し衝突防止安全機構はロックヘッドのロック時にフックの上端と第1溝孔上端間の距離を増加して係合ブロックのロック部の当接面の高さよりやや高くなるようにし、該突出部は該安全開放機構中の連接棒の駆動ロッドに近い一側に接続され、制動ブロックは駆動ロッドの前述の突出部に対応する位置に設けられ、該制動ブロックはロックヘッドのロック時にフックが下向きに回転する時に突出部の一側に位置し、突出部の前進を阻止し、安全開放機構を作動不能とすることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
請求項8の考案は、請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、支持フレームを更に具え、該支持フレームは方形長条状中空体とされ、且つキャビネットの内部後方に設けられたことを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置としている。
本考案のキャビネットの安全連鎖装置は、簡単な構造と修理が容易な特徴を有し、製造コストが低く且つ故障率を減らすことができ、またラッチ構造の改変により、周知の、直接駆動ロッドでラッチ片を駆動して上下に作動させる方式を、駆動ロッドに駆動位置決め機構と安全開放機構を組み合わせてラッチ片を経常的にロック状態に維持する方式に改変し、使用者が引出しを開く時に安全開放機構を利用してラッチ片を押動して開放の状態とすることができる。これにより本考案は一度に開放できる引出し数量を制限する機能を達成すると共に、引出しが誤って開かれるのを防止する機能を具え、且つ引出しロック時に直接閉じられていない引出しを押し込む時にも自動ロックして衝撃による損壊防止の機能を達成し、また、本考案はラッチ片がラッチベース内に設置されて上下移動可能とされ、これにより周知の回転式ロック構造における引出し内の物品の突出或いは落下によるラッチ片の正常動作への影響を欠点を防止できる。ゆえに本考案は実用性を有し、またその構造はその出願前に公開、使用されておらず、新規性と進歩性を有している。
図3、4、及び図15は本考案のキャビネットの安全連鎖装置の第1実施例の立体分解図、立体組合せ図、及び本考案の第1実施例がキャビネット内に取り付けられた状態の立体図である。本考案のキャビネットの安全連鎖装置は、キャビネット1内に取り付けられ、該キャビネット1内に複数の引出し11が設けられている。本考案のキャビネットの安全連鎖装置は、ロックヘッド2、操作ロッド3、ラッチベース4、複数の係合ブロック5、ラッチ構造6、支持フレーム8、カバー9、及び安全開放機構7で構成されている。ロックヘッド2はキャビネット1の正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供される。駆動ロッド3は前端がロックヘッド2の後端のロックコアの凹溝21と嵌合され、ロックヘッド2が鍵で回されることにより駆動ロッド3が回転する。このほか、支持フレーム8は方形長条状中空体とされ、且つキャビネット1の内側後側に設けられている。係合ブロック5は各引出し11の後端に固定される。ラッチ構造6は前述の支持フレーム8内に嵌合されて上下移動可能とされ、且つラッチ構造6は駆動ロッド3の一端に結合されて駆動される。該引出し11の後端に固定された係合ブロック5の外側に突出部51があり、且つ突出部51に前側斜面511と後側斜面512が設けられ、該突出部51の上方にロック部52が設けられ、該ロック部52の引出しに近い一端に略垂直の当接面521が設けられ、該ロック部52は係合ブロック5の上面より突出し、ロック部52の別側に斜面522があり、該斜面522と突出部51の前側斜面511が相互に平行で等距離を維持する。このほか、ラッチ構造6はラッチ片61と駆動位置決め機構62で構成され、ラッチ片61が支持フレーム8内に嵌合されて上下移動可能とされ、且つラッチ片61にあって係合ブロック5に対応する位置に係合孔611が設けられ、該係合孔611の高さが係合ブロック5の上斜面522と突出部51の前側斜面511の距離より大きく、該突出部51が所定の水平移動範囲内にあって該係合孔611を通過する時、ロック部52の当接面521が係合孔611の上端に当接し、このほか、ラッチ片61の駆動ロッド3の後端のフック31に対応する位置に第1溝孔612が設けられてフック31の通過に供され、ロック状態の駆動ロッド3の後端のフック31が下向きに第1溝孔612の下端に当接し、駆動位置決め機構62が弾力補助を提供してラッチ片61の位置をアンロック及びロックの二つの異なる固定の位置に位置決めする。
前述した駆動位置決め機構62は回転ブロック621と弾性部品622で構成され、そのうち、回転ブロック621の中段の所定位置にラッチベース4が枢設されて回転自在とされ、回転ブロック621の一端に第1固定座6211が設けられ、第1固定座6211と反対の一側のラッチベース4上に第2固定座41が設けられ、弾性部品622の二端が第1固定座6211と第2固定座41に固定され、前述の回転ブロック621の別端のラッチ片61に近い一側に凸柱6212が設けられ、ラッチ片61とラッチベース4に設けられた横向き設置された第2溝孔613と垂直方向に設置された第3溝孔42が組み合わされ、回転ブロック621の凸柱6212がラッチベース4の第3溝孔42及びラッチ片61に設けられた第2溝孔613を通り、ラッチ片61が外力を受けて上下移動する時、凸柱6212が駆動されて回転ブロック621を回転させ、弾性部品622が提供する引っ張り力により回転ブロック621が二つの固定の位置に制限され、これによりラッチ片61の停留位置が制限される。
また本考案中の安全開放機構7は、ボタン71、連接棒72、及びプッシュブロック73で構成され、そのうち、プッシュブロック73は相互に夾角を呈する第1当接面731と第2当接面732を具え、その夾角部分がラッチベース4の側辺に枢設され、ラッチ片61の対応位置に設けられた第4溝孔614が組み合わされてプッシュブロック73の第1当接面731が該第4溝孔614を通過してその上端に当接し、ボタン71は連接棒72の前端に枢設され、該ボタン71の前端はキャビネット1の表面より突出し、このほか連接棒72の後端はカバー9を通過して前述のプッシュブロック73の第2当接面732に当接する。
図5、6、及び図16はそれぞれ本考案のキャビネットの安全連鎖装置の第2実施例の立体分解図と立体組合せ図及び本考案の第2実施例をキャビネットに取り付けた状態の立体図である。本考案の第2実施例中のロックヘッド2、駆動ロッド3、ラッチベース4、複数の係合ブロック5、ラッチ構造6、カバー9及び安全開放機構7は図3に示されるものと類似するため、ここでは同じ部品名称と符号を使用し且つその詳細な構成、取り付け位置及び機能についての説明は省略する。その異なる部分は支持フレーム8が省略され、直接固定フレーム8bが壁8aに固定されてキャビネットの安全連鎖装置が固定され、固定フレーム8bと壁8aの組合せによりラッチ構造6が固定フレーム8b内に嵌合されて上下移動可能とさえ、安全な開閉の目的を達成する。並びに大葉にキャビネットの安全連鎖装置の製造コストを減らし、市場での競争力を高める。
前述の構造設計によると、本考案がロック状態を呈する時、駆動ロッド3の後端のフック31は回されて下方に至り且つラッチ片61の第1溝孔612を通過する。この時、ラッチ片61はロックの位置を維持し(図7)、この時、ラッチ片61に設けられた係合孔611の下端は係合ブロック5上方のロック部52の当接面521に当接し、係合ブロック5と結合された引出し11を引出し不能としてロックの状態を呈する(図10)。使用者がロックヘッド2を回して駆動ロッド3を回転させることでアンロック状態を呈する時、駆動ロッド3の後端のフック31は上方に回転し、且つそれは第1溝孔612の下端と適宜間隙を有する(図8)。このとき、ラッチ片61は駆動位置決め機構62の機能によりもとのロックの位置を維持する。使用者が引出し11を開きたい時は、必ず安全開放機構7中のボタン71を押さねばならず、これにより連接棒72を通してプッシュブロック73が押されて回転してラッチ片61を上に移動させ(図9及び図11)、ラッチ片61の係合孔611の上端の位置がやや係合ブロック5のロック部52の上端の高さより高くなり、これにより全ての引出しがアンロックの状態となる。
使用者がいずれかの引出し11を引き出す時、係合ブロック5の突出部51の後側斜面512が係合孔611の下端と接触し、並びにラッチ片61の係合孔611が下向きにラッチ片61を押してラッチ片61を下に移動させ(図12)、同時に係合ブロック5及び連接棒72を駆動しもとのロック時の位置に戻し、この時開かれない引出し11は引出し不能となり、これにより一回に単一の引出し11のみ開放できる機能を達成する。
使用者が既に引き出した引出し11を使用しなくなる時、使用者は引出し11を直接押し込むことができ、この時、引出し11の前端の係合ブロック5の上方のロック部52の斜面522がラッチ片61の係合孔611の上端に圧接し、ラッチ片61を上向きに押動し(図13)、係合ブロック5の下方のロック部52が完全に係合孔611を通過した後に、該ラッチ片61が駆動位置決め機構62の作用によりもとのロック状態に戻る。
使用者がキャビネット1をアンロックしたい時は、鍵でロックヘッド2を回して駆動ロッド3を回し、駆動ロッド3の後端のフック31を上向きに空転させてアンロック位置となす。この時、ラッチ片61ロック状態に位置し、使用者がボタン71を押すことによりラッチ片61を上向きに押動して引出しを開放可能な状態とすることができる(図11)。
使用者がキャビネット1をロックしたい時は、鍵でロックヘッド2を回して駆動ロッド3を回転させ、駆動ロッド3の後端のフック31を下向きにラッチ片61の第1溝孔612の下端に圧接させ(図)、この時、使用者は再度安全開放機構7中のボタン71、連接棒72、及びプッシュブロック73を利用してラッチ片61を押動して上に移動させることができず、ゆえに確実にロックの機能を達成できる。
本考案中、安全開放機構7の連接棒72と駆動ロッド3後端のフック31は、第1案内溝90と第2案内溝91をそれぞれ通過し、第1案内溝90と第2案内溝91の案内により、連接棒92と駆動ロッド3が設計された所定位置に位置し、後続の連接棒72と駆動ロッド3作動時の離脱現象が防止される。
本考案のラッチ片61は垂直移動の方式でラッチベース4内を移動し、これにより引出し物品の突出或いは落下によりラッチ片61動作に影響が生じることがなく、ゆえに周知の回転式のラッチ構造に較べ、本考案は確実にアンロック、ロックの正常動作を維持できる長所を有し、従来の構造が突出物或いは落下物の障害により正常作動不能となる欠点を解決する。
本考案はロックヘッドロックの後に未遮蔽の引出しを使用者が気づかずに直接押し込むことでラッチ構造の損壊を形成するのを防止するため、引出し衝突防止安全機構74(図14)が設けられ、それは、制動ブロック32と突出部721を具えている。該引出し衝突防止安全機構74はロックヘッドのロック時にフック31の上端と第1溝孔612上端間の距離を増加して係合ブロックのロック部52の当接面521の高さよりやや高くなるようにし、使用者がロックヘッド2をロックして駆動ロッド3を回してフックを下向きに定位に至らせる時、駆動位置決め機構62の機能によりラッチ片61をロックの位置に維持する。そのうち突出部721は該安全開放機構7中の連接棒72の駆動ロッド3に近い一側に接続され、制動ブロック32は駆動ロッド3の前述の突出部721に対応する位置に設けられ、該制動ブロック32はロックヘッド2のロック時にフック31が下向きに回転する時に突出部721の一側に位置し、突出部721の前進を阻止し、ボタン71を押圧不能とする。前述の引出し衝突防止安全機構74の設計により、使用者がロックヘッド2をロックして駆動ロッド3を回してフックを下向きに定位に回転させ、ラッチ片61が駆動位置決め機構62によりロックの位置を維持し、且つラッチ片61の第1溝孔612の上端がフック31との間に適当な距離を維持する時、駆動ロッド3に設けられた制動ブロック32が有効に安全開放機構7中のボタン71及び連接棒72の作動を阻止して確実にロックの目的が達成される。使用者が未だ閉じてない引出し11を直接押し込む時、引出し11の前端の係合ブロック5の上方のロック部52前端に設けられた斜面522が直接ラッチ片61の係合孔611の上端に圧接してラッチ片61を上向きに押動し、係合孔611の上端がロック部52の上端を通過した後、該ラッチ片61が駆動位置決め機構62の作用によりラッチ片61をもとのロックの位置に引き戻し、これにより、確実に係合ブロック5が直接ラッチ片61に強力に衝突して損壊や故障を発生するのを防止できる。
以上述べたのは本考案の好ましい実施例であり、本考案の範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
A ロックヘッド
B ボルト連接棒
C ラッチ片
D 係合ブロック
E キャビネット
F 係合孔
G ロックヘッド
H 凹溝
I 駆動ロッド
J 係合装置
K ラッチ回転片
L 貫通孔
1 キャビネット
11 引出し
2 ロックヘッド
21 凹溝
3 駆動ロッド
31 フック
32 制動ブロック
4 ラッチベース
41 第2固定座
42 第3溝孔
43 第1固定孔
5 係合ブロック
51 突出部
511 前側斜面
512 後側斜面
52 ロック部
521 当接面
522 斜面
6 ラッチ構造
61 ラッチ片
611 係合孔
612 第1溝孔
613 第2溝孔
614 第4溝孔
615 第2固定孔
62 駆動位置決め機構
621 回転ブロック
6211 第1固定座
6212 凸柱
622 弾性部品
7 安全開放機構
71 ボタン
72 連接棒
721 突出部
73 プッシュブロック
731 第1当接面
732 第2当接面
74 引出し衝突防止安全機構
8 支持フレーム
8a 壁
8b 固定フレーム
9 カバー
90 第1案内溝
91 第2案内溝
B ボルト連接棒
C ラッチ片
D 係合ブロック
E キャビネット
F 係合孔
G ロックヘッド
H 凹溝
I 駆動ロッド
J 係合装置
K ラッチ回転片
L 貫通孔
1 キャビネット
11 引出し
2 ロックヘッド
21 凹溝
3 駆動ロッド
31 フック
32 制動ブロック
4 ラッチベース
41 第2固定座
42 第3溝孔
43 第1固定孔
5 係合ブロック
51 突出部
511 前側斜面
512 後側斜面
52 ロック部
521 当接面
522 斜面
6 ラッチ構造
61 ラッチ片
611 係合孔
612 第1溝孔
613 第2溝孔
614 第4溝孔
615 第2固定孔
62 駆動位置決め機構
621 回転ブロック
6211 第1固定座
6212 凸柱
622 弾性部品
7 安全開放機構
71 ボタン
72 連接棒
721 突出部
73 プッシュブロック
731 第1当接面
732 第2当接面
74 引出し衝突防止安全機構
8 支持フレーム
8a 壁
8b 固定フレーム
9 カバー
90 第1案内溝
91 第2案内溝
Claims (8)
- 複数の引出しが設けられたキャビネット内に取り付けられるキャビネットの安全連鎖装置であり、該安全連鎖装置は、ロックヘッド、操作ロッド、固定フレーム、複数の係合ブロック、ラッチ構造、安全開放機構を具え、
該ロックヘッドはキャビネットの正面上方に設けられて使用者のロック、アンロックに供され、
該駆動ロッドは前端がロックヘッドの後端に接続され、該駆動ロッドの後端にフックが設けられ、該ロックヘッドが鍵で回されることにより該駆動ロッドが駆動され回転し、
該固定フレームは、該キャビネットの安全連鎖装置を固定するのに供され、
該複数の係合ブロックは、各引出しの後端に固定され、各係合ブロックの外側に突出部があり、該突出部の上方にロック部が設けられ、該ロック部の引出しに近い一端に略垂直な当接面が設けられ、且つ該ロック部の上端が係合ブロックの上面より突出し、該ロック部の別側に斜面が設けられ、
該ラッチ構造は、ラッチ片と駆動位置決め機構で構成され、該ラッチ片は該固定フレーム内に嵌合されて上下移動可能とされ、並びに駆動位置決め機構をりようして該ラッチ片が定位に到達し、該ラッチ片にあって各係合ブロックに対応する位置に係合孔が設けられ、該係合孔のサイズが係合ブロックの突出部のサイズに合わされ、該突出部が所定の水平範囲内で該係合孔を通過し、ラッチ片と係合ブロックの相対位置の改変によりロック或いはアンロックが達成され、
該安全開放機構は、駆動位置決め機構が組み合わされてラッチ片をロックの位置に保持し、並びに使用者が引出しを開ける時に該安全開放機構を利用してラッチ片を押動して移動させることでアンロック状態とすることができることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。 - 請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、該駆動位置決め機構が回転ブロックと弾性部品で構成され、該回転ブロックがラッチベースに枢設されて回転自在とされ、回転ブロックの一端がラッチ片と協動し、弾性部品の二端がラッチベースと回転ブロックに固定され、該弾性部品の提供する引っ張り力により回転ブロックが二つの固定停留の位置に制限されることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、回転ブロックの一端に第1固定座が設けられ、第1固定座と反対の一側のラッチベース上に第2固定座が設けられ、弾性部品の二端が第1固定座と第2固定座に固定され、前述の回転ブロックの別端のラッチ片に近い一側に凸柱が設けられ、ラッチ片とラッチベースの横向き設置された第2溝孔と垂直方向に設置された第3溝孔が組み合わされ、回転ブロックの凸柱がラッチベースの第3溝孔及びラッチ片に設けられた第2溝孔を通り、ラッチ片が外力を受けて上下移動する時、回転ブロックを駆動し回転させることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項3記載のキャビネットの安全連鎖装置において、ラッチベースに枢設された回転ブロックの枢軸が第1固定座と第2固定座の間に介在することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項4記載のキャビネットの安全連鎖装置において、第1固定座の二つの停留位置と回転ブロックの枢軸及び第2固定座の三者の位置が、非直線を呈することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項2記載のキャビネットの安全連鎖装置において、安全開放機構がボタン、連接棒、及びプッシュブロックで構成され、そのうち、プッシュブロックがラッチベースの側辺に枢設され、ラッチ片にあってプッシュブロックに対応する位置に第4溝孔が設けられてプッシュブロックの一側が通過して接触し、ボタンは連接棒の前端に枢設され、該ボタンの前端はキャビネットの表面より突出し、連接棒の後端はカバーを通過して前述のプッシュブロックの一端に当接し、プッシュブロックの別端がラッチ片に当接することを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、引出し衝突防止安全機構が設けられ、該引出し衝突防止安全機構は制動ブロックと突出部を具え、該引出し衝突防止安全機構はロックヘッドのロック時にフックの上端と第1溝孔上端間の距離を増加して係合ブロックのロック部の当接面の高さよりやや高くなるようにし、該突出部は該安全開放機構中の連接棒の駆動ロッドに近い一側に接続され、制動ブロックは駆動ロッドの前述の突出部に対応する位置に設けられ、該制動ブロックはロックヘッドのロック時にフックが下向きに回転する時に突出部の一側に位置し、突出部の前進を阻止し、安全開放機構を作動不能とすることを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
- 請求項1記載のキャビネットの安全連鎖装置において、支持フレームを更に具え、該支持フレームは方形長条状中空体とされ、且つキャビネットの内部後方に設けられたことを特徴とする、キャビネットの安全連鎖装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000663U JP3110427U (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | キャビネットの安全連鎖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005000663U JP3110427U (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | キャビネットの安全連鎖装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3110427U true JP3110427U (ja) | 2005-06-23 |
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JP (1) | JP3110427U (ja) |
Cited By (3)
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CN107949217A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-20 | 青岛鲜食科技有限公司 | 一种能够解决食品安全卫生问题的防水控制柜 |
CN110065041A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-07-30 | 金华市精工工具制造有限公司 | 工具车 |
CN107949217B (zh) * | 2017-12-19 | 2024-05-14 | 青岛鲜食科技有限公司 | 一种能够解决食品安全卫生问题的防水控制柜 |
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- 2005-02-14 JP JP2005000663U patent/JP3110427U/ja not_active Expired - Fee Related
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