JPH07113298B2 - キャビネットシステムにおけるオールロック装置 - Google Patents

キャビネットシステムにおけるオールロック装置

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JPH07113298B2
JPH07113298B2 JP1086146A JP8614689A JPH07113298B2 JP H07113298 B2 JPH07113298 B2 JP H07113298B2 JP 1086146 A JP1086146 A JP 1086146A JP 8614689 A JP8614689 A JP 8614689A JP H07113298 B2 JPH07113298 B2 JP H07113298B2
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和史 冨松
徳幸 大藤
三郎 鷲見
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前面に回動式の開閉扉を備えたキヤビネット
本体若しくは前面に引戸を備えたキヤビネット本体若し
くは多段の抽斗を備えたキヤビネット本体を、同種また
は異種の任意の組合せにて上下2段に積み重ねまたは左
右に並設してなるキヤビネットシステムにおけるオール
ロック装置の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、開閉扉や多段抽斗や引戸を備えたキヤビネット本
体を複数並設して成るキヤビネットシステムにおいて
は、各キヤビネット本体箇所ごとに開閉扉や各抽斗を個
別的に施錠し、または解錠できるロック手段を設けたも
のは種々あったが、これらの複数のキヤビネット本体に
おける開閉扉や抽斗を一斉にロックする手段を設けたも
のはなかった。
そこで本出願人等は、先に実開昭61-115468号公報にお
いて、一つのキヤビネット本体内に抽斗及び/又は開閉
扉を複数備えたものを、複数並設したキヤビネットシス
テムにおいて、各キヤビネット本体内には、抽斗及び開
閉扉を個別に開閉できる係脱手段を設けると共に、その
係脱手段を一斉に係合し、且つ係合解除するように関連
させた電磁ソレノイドを設け、これらの電磁ソレノイド
を一斉に操作するための制装置をキヤビネット本体とは
別個に外部に設けたキヤビネットシステムにおけるオー
ルロック装置を提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記先行技術のように電磁ソレノイド及
びそれを電気的に制御する装置では、電気配線にて制御
装置から各電磁ソレノイドに操作指令の信号を出すこと
ができるから、ロック、ロック解除の遠隔操作は簡単で
あると共に、電磁ソレノイドの設置場所等のレイアウト
にも自由度があるという利点はあるが、各部品や制御装
置のためコストが高いなるという欠点があるし、電池や
外部電源等を必要とするから、電池切れ、停電等により
作動不能となる欠点があった。
本発明は、開閉扉や引戸、多段抽斗を備えたキヤビネッ
ト本体の同種もしくは異種の組合せからなるキヤビネッ
トシステムにおけるオールロック装置を、機械的な構成
とすることにより、前記の従来の欠点を解消することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、前面に回動式の開閉
扉を備えたキヤビネット本体若しくは前面に引戸を備え
たキヤビネット本体若しくは多段の抽斗を備えたキヤビ
ネット本体を、同種または異種の任意の組合せにて上下
2段に積み重ね且つ左右に並設してなるキヤビネットシ
ステムにおいて、前記上下段のキヤビネット本体間に配
設した偏平ユニット体内または左右に並設したキヤビネ
ット本体框内には、左右動自在に配設した作動杆と、該
偏平ユニット体の前面または框の前面の操作部からの操
作にて前記作動杆をロック方向とロック解除方向とに左
右移動させて位置保持するための操作連動機構とを設
け、前記作動杆には、当該作動杆のロック方向への移動
に応じて、前記開閉扉におけるラッチ爪を回動不能にす
るための中間連動機構と、多段抽斗に対するオールロッ
ク機構の解錠方向への作動を阻止するための中間連動機
構と、引戸を開き移動不能にするための中間連動機構と
を設けたものである。
〔発明の作用・効果〕
この構成によれば、上下段のキヤビネット本体間に配設
した偏平ユニット体内または左右に並設したキヤビネッ
ト本体の框内には、左右移動自在に設けた作動杆と、こ
の作動杆をロック方向とロック解除方向とに左右移動さ
せて位置保持するための操作連動機構とを設けてあり、
従って当該偏平ユニット体の前面または框の前面の操作
部からの操作にて前記操作連動機構を介して作動杆を簡
単にロック方向とロック解除方向とに移動させることが
できると共に、その各位置に作動杆を位置保持すること
ができる。
そして、作動杆には、当該作動杆のロック方向への移動
に応じて、前記開閉扉におけるラッチ爪を回動不能にす
るための中間連動機構と、多段抽斗に対するオールロッ
ク機構の解除方向への作動を阻止するための中間連動機
構と、引戸を開き移動不能にするための中間連動機構と
を設けたものであるから、作動杆をロック方向に移動さ
せると、前記各キヤビネット本体箇所ごとの開閉扉に対
する押圧体や、多段抽斗のオールロック機構に対する押
圧体や、引戸に対する閂体を各々ロック方向に作動させ
ることができる。
このように、本発明に従えば、一本の作動杆と、各キヤ
ビネット本体箇所ごとの中間連動機構とにより、適宜箇
所のキヤビネット本体における開閉扉や多段抽斗や引戸
を一斉にロックするいわゆるオールロック操作ができる
ものであり、この一本の作動杆を偏平ユニット体の前面
や框の前面の操作部から操作連動機構を介してロック方
向およびロック解除方向に移動させるのであるから、前
記操作部から離れた位置のキヤビネット本体箇所の開閉
扉や多段抽斗や引戸をロックし、反対にロック解除する
といういわゆる遠隔操作が可能となる効果を有するので
ある。
また、このオールロック操作のための機構である操作
部、操作連動機構、作動杆、中間連動機構及び押圧体等
が偏平ユニット体に納められているので、装置の製作も
容易でコンパクトにでき、且つ通常の形態のキヤビネッ
ト本体内に別途のオールロック機構を設けることなく、
増設することが至極簡単に実行できるという特有の効果
を奏するのである。
さらに、装置全体が機械的構成であるから、電気的制御
の構成に比べて安価になると共に電力を使用する場合の
停電等による不都合がないという効果も有するのであ
る。
(実施例) 次に、実施例について説明すると、第1図に示すキヤビ
ネットシステム1は、キヤビネット本体2を上下2段に
積み重ねると共に左右に複数列状に並設したものであ
り、符号3は上下段のキヤビネット本体2,2間に配設す
る中空状の偏平ユニット体である。
なお、キヤビネット本体2を床面等に左右に列状に並設
する場合には、その列状のキヤビネット本体上面に前記
偏平ユニット体3を載置するものである。
また、このキヤビネットシステム1では、キヤビネット
本体2内に抽斗4を上下多段に配設したものが下段に配
置される一方、キヤビネット本体2内に棚板5等を多段
に設け、且つ前面に左右一対の観音開き式の開閉扉6,
6′を備えたものや、キヤビネット本体2内に棚板5等
を多段に設け、且つ前面に左右一対の引戸7,7′を備え
たものが、上段又は下段に配置される。
また、キヤビネット本体2内に多段に配設された各抽斗
4はサスペンション9を介して前後移動自在に懸架され
ており、各抽斗4の前面を覆う跳ね上げ式の扉8は、当
該跳ね上げて略水平状態にしたままキヤビネット本体2
内に押し込むことができるように構成する。
上段又は下段におけるキヤビネット本体2の前面を覆う
開閉扉6,6′のうちいずれか一方の扉の裏面には、上下
一対のラッチ杆11,11を軸線廻りに回動自在となるよう
に装着し、該上ラッチ杆11の上端及び下ラッチ杆11の下
端に各々ラッチ爪12,12を固着し、扉を閉じたとき両ラ
ッチ爪12,12がキヤビネット本体2における上下框2a,2a
の前面に穿設された係合孔13,13に嵌合して、扉6,6′が
開き不能に係合するように構成してある(第11図参
照)。
また、前記上ラッチ杆11の下端と下ラッチ杆11の上面と
を引手片14にて連結し、該引手片14を扉6の表面板に設
けた引手枠15内に臨ませ、この引手片14を付勢ばね16力
に抗して前向き回動させることにより、前記ラッチ爪1
2,12が係合孔13から外れるようになっている(第8図、
第9図及び第11図参照)。
なお、扉6に取付く錠前17の閂杆18がラッチ杆11に取付
く係止片19に接当することにより、ラッチ杆11を回動不
能にして、キヤビネット本体箇所ごとにロックすること
ができるものである(第8図及び第10図参照)。
本実施例におけるオールロック装置10の主要部は、後述
するように前記偏平ユニット体3内に配設されるもので
ある。
即ち、上下段のキヤビネット本体2,2間又は左右に並設
したキヤビネット本体2,2上部に偏平ユニット体3を配
設し、該偏平ユニット体3には、第2図に示すように、
左右動自在に配設した作動杆21と、該偏平ユニット体3
の前面の操作部30からの操作にて作動杆21をロック方向
とロック解除方向とに左右移動させるための操作連動機
構とを設ける。
さらに後述するように、前記偏平ユニット体3には、前
記開閉扉6におけるラッチ爪12を回動不能にする押圧体
22と、多段抽斗4に対するオールロック機構14の解錠方
向への作動を阻止する押圧体79と、下段のキヤビネット
本体2における引戸7,7′を開き移動不能にする閂体87
を設け、上段のキヤビネット本体2における引戸7,7′
には、当該引戸を開き不能にする閂体102を設け、偏平
ユニット体3には、作動杆21のロック方向への移動にて
前記押圧体22,79及び閂体81,102を各々ロック方向に作
動させる中間連動機構23を各々設ける。
なお、前記各中間連動機構には、作動杆21のロック方向
への移動に拘わらず前記押圧体22,79及び閂体87,102を
各々ロック方向に作動させないように姿勢変更可能なロ
ック選択禁止手段を設けるのである。
符号21は、中空状の偏平ユニット体3内にて合成樹脂製
の断面ロ字状のスライダ20に摺動自在に支持され、且つ
偏平ユニット体3の左右長手方向に沿って延びる作動杆
で、該作動杆21を偏平ユニット体3の前面側から左右移
動操作する操作連動機構としての平面視扇状のリンク24
は、その基端を軸25にて左右水平回動自在に支持し、リ
ンク24の中途部の長溝孔26を作動杆21に突出するピン27
に係合し、該リンク24における前端に立て起こした表示
板28の前面には、偏平ユニット体3の前板3aに穿設され
た横長孔29に嵌るボタン状の操作部30を前向きに突設し
てあり、この操作部30の左右移動にて作動杆21をロック
方向(矢印A方向)とロック解除方向(矢印B方向)と
に横移動させるものである。
そして、第2図の実線で示す状態にリンク24が位置する
とき(操作部30が横長孔29の左端に位置するとき)に
は、前記表示板28の前面の「LOCK」なる表示文字が見え
るように構成してあり、符号31は前記リンク24ひいては
作動杆21をロック位置方向に付勢するばねである。
また、第2図及び第4図に示すように、偏平ユニット体
3の前板3aに取付くシリンダ錠32後部のロック爪33は、
シリンダ錠32への鍵(図示せず)の回動操作により回動
するもので、前記リンク24をロック方向に移動したとき
(第2図の左側への移動時)の当該リンク24に穿設した
施錠位置用係合孔34と、リンク24をロック解除方向に移
動したとき(第2図の右側への移動時)の解錠位置用係
合孔35とに、前記ロック爪33が選択的に係合して、リン
ク24ひいては作動杆21を位置保持する構成である。
なお、前記横長の偏平ユニット体3内の作動杆21同士、
または、左右に偏平ユニット体3と共に作動杆21を左右
に継ぎ足し連結する箇所の左右連結片38には、一方の連
結片38に横長孔39を他方の連結片38には縦長孔40を穿設
し(第5図及び第6図参照)、該両長孔39,40に貫通す
るボルト36及びナット37にて作動杆21を連結するもので
ある。
また、左右に偏平ユニット体3を隣接させ、その両偏平
ユニット体3、3の端部板3b,3bを貫通するように作動
杆21を配設するに際しては、前記端部板3bにスライダ20
が嵌合できる半パンチ孔41(端部板3bにおける孔の周囲
を弱化線にて形成したもの、若しくは孔の周囲の大部分
を切線とし、適宜数箇所は連接状態にしたもの)を設け
るのである(第7図参照)。この場合、左右に連結する
中間ベース体3,3のうち一つに前記リンク24等の操作連
動機構を設けるだけで良い。
次に前記開閉扉6におけるラッチ爪12の背面を押圧する
押圧体22及び該押圧体22を昇降動させる中間連動機構23
の構造について説明する。
第11図〜第14図に示すように、押圧体22は、その上端部
材22aが開閉扉6におけるラッチ爪12の背面箇所に臨む
ように、偏平ユニット体3の上部に取付く前後一対のガ
イド体42,42に昇降自在に支持されている。この場合、
ばね(図示せず)にて押圧体22を下降方向に付勢しても
良い。
そして、押圧体22から横向きに突出する接当片43を、前
記一方のガイド体42に穿設した窓孔44内で昇降するよう
に構成し、同じく前記一方のガイド体42に取付くピン45
に上下回動自在に枢支したL字状のてこ杆46の一端に前
記接当片43の下面が接当するように配置する。
なお、前記押圧体22と断面L字状の上端部材22aとは、
ばね(図示せず)付きの蝶番47にて連結され、押圧体22
ひいては上端部材22aが上昇した位置において、開いて
いる開閉扉6を閉じるとき、その開閉扉におけるラッチ
爪12が前記上端部材22aを蝶番47におけるばね力に抗し
て後向きに押し倒し、当該ラッチ爪12がキヤビネット本
体2の框2aの係合孔13に嵌った状態のときには、前記蝶
番47におけるばね力にて上端部材22aがラッチ爪の背面
側で立ち起きた状態に復帰するように構成するものであ
る。この構成によって、押圧体22がオールロックの位置
にあっても、開閉扉6を後閉めすることができるのであ
る。
次に、第11図、第12図及び第13図に示すように、中間連
動機構23における軸50は、断面上向きコ字型の作動杆21
から前向きに突出し、且つ軸50はその基端部50aを中心
に上下回動できるように、いわゆる音振り自在に構成す
る。
なお、実施例では、軸50と直角に連結した丸軸状の基端
部50aを円弧状のブラケット51にて取付けてあるが、前
記基端部50aをボールとボールソケット部とにより球面
対偶に構成しても良いのである。
符号52,53は作動杆21の縦片21a,21bに設けた縦長孔、符
号54は作動杆21から前向きに突設した支持体、符号55は
支持体54と軸50とに連結して当該軸50を下向きに付勢す
る付勢ばね、符号56は前記支持体54の前端に立設する前
縦板、符号57は前記軸50の前端部が臨む縦長のガイド溝
58を有する後板、符号59は前記前縦板56と後板57とに跨
って配置され、且つ軸線回りに回動な操作軸、符号60は
操作軸59に固着したカムで、該カム60の起立状態で前述
の軸50の前端側に上昇位置に、倒伏状態にて軸50の前端
側が下降位置となるように各々姿勢変更するように構成
するもので、実施例では該カム60がロック禁止選択手段
となる。
そして、前記作動杆21をロック方向(矢印A方向)に移
動させるとき、前記カム60を介して上昇状態にある軸50
にててこ杆46を回動し、これにて押圧体22を上昇させて
ラッチ爪12の背面に臨み、当該ラッチ爪12を回動不能に
ロック状態に保持することができる(第13図参照)。反
対にカム60を介して下降状態にある軸50では、作動杆21
のロック方向への移動に拘わらず軸50がてこ杆46の下方
を通過するので、押圧体22を上昇させることがない(第
14図参照)。
次に第16図〜第21図に示すように、多段の抽斗4を備え
たキヤビネット本体2に関する部分について説明する
と、符号65は、前記下段キヤビネット本体2における多
段の抽斗4を一斉にオールロックするためのオールロッ
ク機構で、該オールロック機構65はキヤビネット本体2
の上框2a前面板に取付く錠前66と、該錠前66をキーにて
施錠・解錠するとき偏心的に回動するクランク状の押圧
部材67に連動して一斉に上下揺動するようにピン68連結
され、且つ中途部を軸69,69にて回動自在に支持された
左右一対のリンク部材70,70と、この左右両リンク部材7
0,70の先端に係合する左右一対の縦杆71,71とから成
る。
そして、キヤビネット本体2の左右両側板2b,2bの内側
に沿って上下長手方向に配設した縦杆71が一定距離上昇
したとき、当該縦杆71に取付く係合片72が各々の抽斗4
の側面外向きに突設したストッパ片73の前面側に位置し
てすべての抽斗4が引き出し状態となり、係合片72がス
トッパ片73の前面から上位置又は下位置に外れるときに
は、すべての抽斗4は引き出し可能となるように構成す
るものである。
なお、第16図及び第17図に示すように、キヤビネット本
体2の左右両側板2b,2bの内側にピン74にて上下回動自
在に枢支されたラッチ爪75の基端(後端)側の溝76を上
昇状態の縦杆71の係合ピン77に係合し、閉止状態の跳ね
上げ式扉8の内面係合部78にラッチ爪75の前端を係合す
ることで、押し込み状態の抽斗4の前面を覆う跳ね上げ
式扉8をロックすることができるが、この跳ね上げ式扉
8を後閉めするときには、当該跳ね上げ式扉8が閉じ方
向に移動するにつれてラッチ爪75の前端を一旦上に押し
上げた後に当該ラッチ爪75の前端が扉8の内面係合部78
に嵌る。従って縦杆71も一旦下降した後もとの位置まで
上昇することができるものである。
次に前記オールロック機構14の解錠方向への回動を阻止
する押圧体79の構造について説明する。
第18図、第19図及び第20図に示すように、押圧体79は、
その上端部材79aが前述の中間連動機構23におけるカム6
0を介して下降位置に姿勢変更された軸50にて押圧され
るように偏平ユニット体3内に臨み、下部側の押圧体79
を偏平ユニット体3下部に固着したブラケット80の軸81
にて回動自在に支持させ、押圧体79の押圧部79bが下段
のキヤビネット本体2の上框2a内にてオールロック機構
65の一方のリンク部材70上面に接当するように配置す
る。
なお、前記押圧体79と上端部材79aとは、ばね付きの蝶
番82にて連結され、前記軸50にて上端部材79aが押圧さ
れた位置において、開いている跳ね上げ式扉8を閉じる
とき、その扉8に関連して上下回動するラッチ爪75を介
して縦杆71を下降させ左右両リンク部材70,70の連結ピ
ン68箇所が上昇するとき、前記下部の押圧体79のみを蝶
番82におけるばね力に抗して上向き回動させ、当該ラッ
チ爪75が跳ね上げ式扉8の内面係合部78に嵌った状態の
ときには、前記蝶番82におけるばね力にて押圧体79が元
の姿勢に復帰するように構成するものであり、この構成
によって、押圧体79がオールロックの姿勢にあっても、
扉8を後閉めすることができるのである。
前記多段の抽斗4を備えた下段のキヤビネット本体2に
対するオールロック機構65を解錠方向に作動させないよ
うにする中間連動機構23および該中間連動機構23におけ
るロック禁止選択手段の構成は前述したものと同様であ
る。
但し、ロック禁止選択手段における操作軸59をロック可
能に選択したときには、これに連動するカム60は倒伏状
態になり(第20図参照)、反対に操作軸59をロック禁止
状態に選択するように回動するときには、カム60は起立
状態になる(第21図参照)。
本発明のオールロック装置は、前面に鏡板が固着された
形式のいわゆる通常の抽斗を、キヤビネット本体に多段
に備えたものに対しても適用できることはいうまでもな
い。
次に、符号85は、前記下段キヤビネット本体2における
引き違い式の引戸7,7′の上部を案内する鴨居部材で、
前記引戸7,7′はその上端の吊持部材を介して鴨居部材8
5に左右移動自在に吊持しても良いし、図示しない敷居
部材上のレールに乗るコロを各引戸7,7′の下面に設け
左右移動自在となるように構成しても良い。
前記偏平ユニット体3内に設けるオールロック装置は、
少なくとも左右に並設したキヤビネット本体2,2(開閉
扉式や抽斗式等のキヤビネット本体2がその間に介在し
ていても良い)における引き違い式の引戸7,7′や一枚
の引戸を外部から同時に(一斉に)ロックし、および一
斉にロック解除するための装置であり、キヤビネット本
体2の鴨居部材85を貫通してその下方の引戸の上部係合
部86に係脱する閂体87と、前記作動杆21のロック方向へ
の移動にて前記閂体87の下降動を阻止する中間連動機構
23とからなるものである。
次に前記偏平ユニット体3に設ける昇降自在な閂体87の
構造について説明する。
第22図〜第25図に示すように、偏平ユニット体3内にブ
ラケット88を介して取付く断面コ字型の一対のガイド体
89,89に昇降体90を昇降動自在に設ける一方、前記ブラ
ケット88またはガイド体89等にピン91枢着したてこ杆92
の一端が前述の下降姿勢にある軸50に押圧されて回動で
きるように構成し、このてこ杆92と昇降体90とをコ字型
のリンク93にて連結すると共に、昇降体90とガイド体89
とをばね94に連結して昇降体90を上昇方向に付勢する。
さらに、前記昇降体90の下部に三角形状の閂体87の基部
を枢着ピン95を介して上下回動自在に連結するものであ
り、閂体87の先端側のストッパピン96はガイド体89に穿
設した縦長孔97に上下動自在に支持されて、当該閂体87
の先端側が所定寸法以上落ち込まないように構成する。
前記引戸が引き違い状に左右一対に配設されているとき
には、一対の閂体87,87を昇降体90の表裏両面に交差状
に配置し、該各閂体87の下端係合部87aが閉止位置での
引戸7,7′上面における矩形孔状の上部係合部86,86に嵌
り、閉止方向に移動した引戸7,7′が開き方向に移動不
能に係止できるように構成するものである。
なお、このとき、該各閂体87の下端係合部87aの略垂直
面側が閉止位置での引戸7の上面の矩形孔状の上部係合
部86の一方の縁86aに接当するように対面させ、且つ三
角形状の閂体87の基端部(枢着ピン95側)を引戸の開き
移動方向寄り位置に設けることにより、開き位置での引
戸7,7′上面に接当した各閂体87の下端係合部87aが当該
引戸7の閉じ方向への移動(第22図矢印D方向)につれ
て上部係合部86内に自動的に嵌り、且つこの引戸7を開
き方向(第22図矢印C方向)に移動するときには、前記
上部係合部86にて閂体87を下向き移動勝手に押すことに
なり、引戸7,7′を後閉めして自動的にロックすること
ができるのである。
なお、第24図及び第25図において、引戸7と7′とは閉
じ方向と開き方向とは正反対となる。
また、前記下段のキヤビネット本体2に対する閂体81を
選択的に下降させるロック禁止選択手段つきの中間連動
機構23の構造は前述したものと同様である。
そして、作動杆21をロック方向(矢印A方向)に移動さ
せるとき、操作軸59に固着したカム60を介して下降状態
にある軸50にて閂体87に対するてこ杆92を押し回動し
て、リンク93および昇降体90を介して閂体87,87の各下
端係合部87aが引戸7,7′の上部係合部86に嵌るように下
降させ、もってすべての引戸の開き方向への移動を不能
にするのである。
また前記カム60が起立して軸50の前端が上昇している状
態では、該軸50がてこ杆92の上端より上方に位置するの
で、作動体21をロック方向に移動させても、てこ杆92を
回動させることがなく、従って閂体87を下降させず、引
戸をロックすることがない。
次に第26図から第29図に示すように、上段のキヤビネッ
ト本体2における引戸7,7′の下部に対するオールロッ
ク装置の構成について説明する。
符号99は、前記上段のキヤビネット本体2における引き
違い式の引戸7,7′の下部を案内する敷居部材で、該敷
居部材99上に取付くレール100に各引戸下部のコロ101が
乗って左右移動自在となるように構成する。
各引戸7,7′下部に設ける側面視三角形状の閂体102,102
は、その基端をブラケット103に取付く枢着ピン104にて
上下回動自在に軸支し、各閂体102の先端部102aが各引
戸の下面の貫通孔105から下方に臨むように突出させ
る。
他方、偏平ユニット体3内に取付く断面中空矩形状のガ
イド体106を前記上段のキヤビネット本体2における敷
居部材99の係合孔107の下方に配置し、該ガイド体106内
に、上端に水平支持部108を備えた昇降体109を昇降動自
在に嵌挿し、該昇降体109が上昇位置にてその水平支持
部108が係合孔107を塞ぐように構成する。
また、前記ガイド体106の下部にピン110枢着したてこ杆
111の一端が上昇姿勢にある軸50に押圧されて回動でき
るように構成し、このてこ杆111の他端支持部111aに昇
降体109の下端を接当させ、且つ該てこ杆111と昇降体10
9とを、昇降体109が上昇する位置側でバランスするよう
にばね112連結するものである。
前記引戸7,7′が引き違い状に左右一対に配置されてい
るときには、一対の閂体102,102を一対の引戸7,7′の後
部にて交差状に配置し、閉止位置での引戸7,7′におけ
る各閂体102の先端部102aが敷居部材99における係合孔1
07に嵌り、閉止位置での引戸が開き方向に移動不能に係
止できるように構成するものである。
なお、三角状の各閂体102の基端(枢着ピン104)側を引
戸の閉じ移動方向寄り位置に設けることにより、昇降体
109が下降していれば、開き位置での引戸7,7′における
各閂体102の先端部102aが当該引戸の閉じ方向への移動
(第28図の矢印D方向)につれて、係合孔107内に自動
的に嵌り、且つこの引戸を開き方向(第28図の矢印C方
向)に移動するときには、係合孔17の縁にて閂体102を
下向き移動勝手に押すことになり、引戸7,7′を後閉じ
めして自動的にロックすることができるのである。
この構成により、オールロックを実行したいキヤビネッ
ト本体に対しては、前記ロック禁止選択手段においてロ
ック禁止しないようなカム60の姿勢となるように姿勢変
更する選択を予め実行する。
即ち、予め偏平ユニット体3における操作部30をロック
解除方向に移動させた状態にて所定のキヤビネット本体
2箇所またはすべてのキヤビネット本体箇所に対応する
操作孔62からドライバー等の工具にて操作軸59を回動し
てカム60を回動し、上段のキヤビネット本体に対しては
カム60を起立状態にし、下段のキヤビネット本体に対し
てはカム60を横に倒した倒伏状態にしておく。
このような操作の後、開閉扉を備えた所定のキヤビネッ
ト本体について、開閉扉6,6′を閉止し、ラッチ爪12を
キヤビネット本体における係合孔13に係合し、引戸を有
するキヤビネット本体について、引き違い引戸7,7′を
閉じ方向に移動させる。
さらに多段抽斗を備えたキヤビネット本体について、抽
斗を押し込んだ後、操作部30をロック方向に回動する
と、操作連動機構のリンク24を介して作動杆21をロック
方向(矢印A方向)に距離(H)だけ移動させるから、
開閉扉6,6箇所に対応する中間連動機構23については、
軸50およびカム60を介して上段キヤビネット本体に対し
ては押圧体22を上昇させてラッチ爪12を回動不能にで
き、下段のキヤビネット本体に対しては押圧体を下降す
ることでラッチ爪12を回動不能にすることができる。
このようにして、ロック選択した箇所のキヤビネット本
体におけるラッチ爪12は一斉にロックすることができ
る。
そして、多段の抽斗4のオールロック機構65箇所に対応
する中間連動機構23については、カム60を介して姿勢を
制御した軸50にて押圧体79を回動させ、もってこの押圧
体79にてオールロック機構65のリンク部材70を押さえ、
当該リンク部材70がオールロック解除方向に移動するの
を阻止するのである。
これにより、下段のキヤビネット本体では、押圧体79に
おける押圧部79bは前記一方のリンク部材70の上面中途
部を下向きに押圧して(第20図一点鎖線参照)、縦杆71
を引き上げるから、下キヤビネット本体2におけるすべ
ての抽斗4を引き出し不能にオールロックすることがで
きるのである。
さらに、下段のキヤビネット本体2における引戸7,7′
の上部箇所に対応する中間連動機構23については、カム
60を介して姿勢を制御した軸50にててこ杆92を回動さ
せ、もってリンク93及び昇降体90を介して閂体87,87を
下降させ、閉止位置における引戸7,7′の上部係合部86,
86内に嵌るから、これらの引戸が開き方向に移動するの
を阻止するのである。
また上段のキヤビネット本体2における引戸7,7′の下
部箇所に対応する中間連動機構23については、前記と同
様にカム60を介して姿勢制御された軸50にててこ杆111
を回動することによって昇降体109を下降させ、敷居部
材99における係合孔107内に、閉止位置での引戸におけ
る閂体102が落ち込み係止させれば良いのである。
このようにして、ロック選択した箇所のキヤビネット本
体における引戸7,7′は一斉にロックすることができ
る。
そして、前記偏平ユニット体3の前面におけるシリンダ
錠32に鍵を差し込み、施錠すると、ロック爪33がリンク
24の施錠位置用係合孔34に係合して作動杆21を移動不能
にできる。
なお、リンク24前端の操作部30をロック解除方向に移動
させた状態で前記シリンダ錠32に鍵を差し込み、施錠す
ると、ロック爪33がリンク24の解錠位置用係合孔35に係
合して作動杆21を移動不能にできるので、不用意なオー
ルロックを阻止することができる。
反対に、キヤビネット本体2のうちいずれか一つまたは
複数のものにおける下段のキヤビネット本体について、
引戸7,7′や多段抽斗4や開閉扉6,6′のロックを禁止す
るように選択するには、該当する箇所の前記カム60を起
立させておけば良い。
さらに本発明に従えば、一本の作動杆にて、上下段また
は左右の複数のキヤビネット本体箇所における引戸を一
斉にロックするいわゆるオールロック操作ができること
になる。
なお、偏平ユニット体3に設けた押圧体22を上段キヤビ
ネット本体の下框内に臨ませる孔61、及び押圧体79を下
段キヤビネット本体の上框内に臨ませる孔83及び閂体87
を下段キヤビネット本体2の上框における鴨居部材85の
上面から下向きに貫通させて引戸7,7′の上面に臨ませ
る孔98、昇降体109を上段のキヤビネット本体2の下框2
aから係合孔107に向かって臨ませる孔113は、前記上框2
aや下框2aの下板に半パンチ孔(該孔の周囲を弱化線に
て形成したもの、若しくは孔の周囲の大部分を切線と
し、適宜数箇所は連接状態にしたもの)にて形成する
と、少しの打撃力を半パンチの孔61,83,98,113部分に加
えることで容易に抜き孔状とすることができるので好ま
しい。
また、作動杆21及び軸50をロック解除方向(矢印B方
向)に移動した状態において、該軸50を昇降させるカム
60の操作軸59の前端が偏平ユニット体3における前板3a
に穿設された操作孔62の内方に位置することにより、該
操作孔62から差し込むドライバー工具等にて操作軸59を
軸線廻りに回動させてそのカム60をロック可能にする位
置と、カム60が起立してロック禁止する位置とに選択的
に切換えできるように構成すると共に、作動杆21のロッ
ク方向(矢印A方向)移動時には、前記操作軸59の前面
が前板3aにて塞がれてカム60の姿勢変更(ロック可能に
する方向への姿勢変更)を不能にし、万一の盗難予防に
備えている。
さらに、偏平ユニット体3の前板3aには、作動杆21と一
体的に左右移動する支持体54及び前縦板56の前面に対応
する箇所に横長の表示窓63(該表示窓63の横長寸法は作
動杆21の左右移動距離に対応するものとする)を穿設
し、前記前縦板56の前面に刻印するなどした表示文字が
前記表示窓63から見ることができるように構成しておく
と、操作部に行くまでもなく各キヤビネット本体2箇所
で作動杆21がロック方向に移動しているかロック解除方
向に移動しているかを判別することができる。
偏平ユニット体3における操作孔62近傍にはONとOFFと
の表示があるから、操作軸59の前面の工具用溝の向きを
前記表示に合せることで、誤操作することもない。
なお、本発明における作動杆21や、その操作連動機構、
操作部30等を、別体の偏平ユニット体3ではなく、上下
に積み重ねたキヤビネット本体における上框内または下
框内に設けるように構成しても良いのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はキヤビネットシ
ステムの一部切欠き正面図、第2図は偏平ユニット体の
平面図、第3図は第2図のIII-III視で示す偏平ユニッ
ト体の正面図、第4図は第2図のIV-IV視断面図、第5
図は作動杆の連結部を示す断面図、第6図は第5図のVI
-VI視側面図、第7図は第2図のVII-VII視側面図、第8
図は開閉扉の裏面図、第9図は第8図のIX-IX視断面
図、第10図は第8図のX−X視断面図、第11図は開閉扉
箇所の平断面図、第12図は第11図のXII-XII視断面図、
第13図は第11図のXIII-XIII視断面図、第14図はカムを
倒伏状態にしたときの作用説明図、第15図は中間連動機
構の斜視図、第16図は多段抽斗式のキヤビネット本体の
側断面図、第17図は多段抽斗のオールロック機構の斜視
図、第18図は多段抽斗のオールロック機構に対するロッ
ク禁止選択手段の斜視図、第19図は要部断面図、第20図
は第19図のXX-XX視断面図、第21図はカムを起立状態に
したときの作用説明図、第22図は引戸の上部箇所の斜視
図、第23図は要部断面図、第24図は第23図のXXIV-XXIV
視断面図、第25図はカムを起立状態にしたときの作用説
明図、第26図は引戸の下部箇所の斜視図、第27図は要部
断面図、第28図は第23図のXXVIII-XXVIII視断面図、第2
9図はカムを倒伏状態にしたときの作用説明図である。 1……キヤビネットシステム、2……キヤビネット本
体、3……偏平ユニット体、4……抽斗、6,6′……開
閉扉、7,7′……引戸、8……跳ね上げ式扉、10……オ
ールロック装置、11……ラッチ杆、12……ラッチ爪、13
……係合部、14……引手片、21……作動杆、22……押圧
体、23……中間連動機構、24……リンク、30……操作
部、32……シリンダ錠、33……ロック爪、34……施錠位
置用係合孔、35……解錠位置用係合孔、42……ガイド
体、43……接当片、44……窓孔、45……ピン、46……て
こ杆、47……蝶番、50……軸、54……支持体、55……ば
ね、58……ガイド溝、59……操作軸、60……カム、62…
…操作孔、63……表示窓、66……錠前、67……押圧部
材、68……ピン、69,69……軸、70,70……リンク部材、
71……縦杆、72……係合片、73……ストッパ片、79……
押圧体、79a……上端部材、79b……押圧部、80……ブラ
ケット、81……軸、82……蝶番、85……鴨居部材、86…
…上部係合部、87……閂体、88……ブラケット、89,89
……ガイド体、90……昇降体、91……ピン、92……てこ
杆、93……リンク、94……ばね、95……枢着ピン、96…
…ストッパピン、97……縦長孔、99……敷居部材、100
……レール、101……コロ、102……閂体、104……枢着
ピン、105……貫通孔、106……ガイド体、107……係合
孔、108……水平支持部、109……昇降体、110……ピ
ン、111……てこ杆、112……ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭47−37030(JP,U) 実開 昭61−115468(JP,U) 実公 昭52−31154(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に回動式の開閉扉を備えたキヤビネッ
    ト本体若しくは前面に引戸を備えたキヤビネット本体若
    しくは多段の抽斗を備えたキヤビネット本体を、同種ま
    たは異種の任意の組合せにて上下2段に積み重ね且つ左
    右に並設してなるキヤビネットシステムにおいて、前記
    上下段のキヤビネット本体間に配設した偏平ユニット体
    内または左右に並設したキヤビネット本体框内には、左
    右動自在に配設した作動杆と、該偏平ユニット体の前面
    または框の前面の操作部からの操作にて前記作動杆をロ
    ック方向とロック解除方向とに左右移動させて位置保持
    するための操作連動機構とを設け、前記作動杆には、当
    該作動杆のロック方向への移動に応じて、前記開閉扉に
    おけるラッチ爪を回動不能にするための中間連動機構
    と、多段抽斗に対するオールロック機構の解錠方向への
    作動を阻止するための中間連動機構と、引戸を開き移動
    不能にするための中間連動機構とを設けたことを特徴と
    するキヤビネットシステムにおけるオールロック装置。
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