JPH064917A - 光学的記録媒体、及びその製造方法 - Google Patents

光学的記録媒体、及びその製造方法

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JPH064917A
JPH064917A JP16134492A JP16134492A JPH064917A JP H064917 A JPH064917 A JP H064917A JP 16134492 A JP16134492 A JP 16134492A JP 16134492 A JP16134492 A JP 16134492A JP H064917 A JPH064917 A JP H064917A
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recording medium
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layer
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JP16134492A
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Shinichi Tachibana
信一 立花
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドクラッシュ、ステッキングの発生を防
止する。 【構成】 基板1上に誘電体膜2、光磁気記録層3、誘
電体膜4、Al−Cr層5を形成し、その上に保護層6
を形成する。保護層6は(A)ステアリルアクリレー
ト、(B)アクリル酸エステル類、(C)無機フィラー
を主成分として硬化させた樹脂組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームにより記録・
再生・消去を行なうことが可能な光学的記録媒体に関
し、特に磁場変調法によるオーバーライト(重ね書き)
が可能な光学的記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オーバーライトが可能な光磁気デ
ィスク、及びその装置としては、例えば特開昭51−1
07121号、特開昭63−217548号、特開昭5
9−215008号、特公昭60−48806号に記載
されているように、記録する情報に応じて、光磁気記録
層への印加磁場を変調させる方式、あるいはアイ・イー
・イー・イー,トランサクション オン マグネティク
ス(IEEE Transaction on Mag
netics)MAG−20,Vol.5,1013頁
(1984年)に報告されているように、2個の光スポ
ットを用いる方式等が知られている。また、従来の光学
的記録媒体における保護層としては、特開昭61−12
3593号、特開昭61−133067号、特開昭61
−139961号、特開昭61−153844号に開示
されているように、紫外線硬化型アクリレート系樹脂組
成物により構成されたものが用いられている。
【0003】しかしながら、光学的記録媒体を用いた、
磁界変調方式のオーバーライト可能な光磁気記録システ
ムでは、特に始動時において磁気ヘッドと光磁気記録媒
体の摺動が激しいために、度々磁気ヘッドがクラッシュ
する問題が発生する。従来、この磁気ヘッドのクラッシ
ュを防止する対策として、光磁気記録層の磁気ヘッドと
対向する側に紫外線硬化型アクリレート系樹脂を、例え
ば2〜30μmの厚さに積層した保護膜を設けることが
提案されているが、クラッシュの防止は不十分である。
具体的には、CSS試験(コンタクト スタート・スト
ップテスト)を行うと、100万パスをクリアすること
ができず、ヘッドクラッシュが発生する状況にある。ま
た、磁気ヘッドと光磁気記録媒体の表面とのステッキン
グ(吸着現象)も発生し、媒体の回転がスムーズにいか
ないという問題が発生した。また、従来ディスク状の磁
気記録媒体に対して、光ビームを照射した状態で、磁界
変調方式で上記磁気記録媒体に情報の書き込みを行な
う、オーバーライト可能な光磁気記録再生装置は種々提
唱されている。(特開昭51−107121号公報、特
開昭63−217548号公報、特開昭59−2150
08号公報、特開昭60−48806号公報)ここで
は、光磁気記録媒体に対して、オーバーライトするため
に、磁気ヘッドスライダーに磁気コイルおよびコアを配
設し、これを回転させる。
【0004】上記光磁気記録媒体に対向して配置し、両
者の間に生じる空気流で上記磁気ヘッドスライダーを上
記磁気記録媒体上で浮上させている。このため、磁気ヘ
ッドスライダーは、光磁気記録媒体が所定回転数である
場合においては、上記空気流の働きで、上記光磁気記録
媒体に直接接触しないために、上記光磁気記録再生装置
による記録・再生・消去などの過程で、摩耗損傷される
ことはない。
【0005】しかしながら、光磁気記録媒体の駆動の始
め、あるいは終了時には、相対回転数の低下で磁気ヘッ
ドスライダーは浮上力を失い、上記磁気記録媒体に対し
て上記磁気ヘッドスライダーが直接、摺接することとな
り、摩耗損傷をうけ、あるいは上記磁気記録媒体側に摩
耗損傷を与えるおそれがある。
【0006】また、この様な問題の解決手段として、例
えば特開昭63−217548号、特開昭63−222
349号、特開平2−40149号、特開平4−649
39号、特開平4―64938号、特開昭63−217
548号、特開昭229643号、特開昭64―420
42号、特開昭64―43834号、特開昭64―64
148号、特開平1―171139号、に開示されてい
るように、硬化性樹脂中に無機フィラー及び潤滑剤を配
合した保護膜の使用がある。しかしながら、この様な保
護膜を用いた光学的記録媒体は耐環境性が劣り、記録層
の腐食が発生するという問題がある。
【0007】また、上記磁気ヘッドスライダーと光磁気
記録媒体との間にステッキング(吸着)が生じ、上記磁
気ヘッドスライダー及び光磁気記録媒体の駆動が不能と
なるという問題が生じる。
【0008】また従来、保護層を用いて光磁気記録膜を
保護している光学的記録媒体の代表的なものとしては、
案内溝及びプリフォーマット信号を有する樹脂基板上
に、真空蒸着、スパッタリング等の方法により、Si3
4 ,SiOx ,ZnS,SiC等の無機誘電体の一種
あるいは二種以上を組み合わせた誘電体膜を形成し、そ
の上にGdFe,TbFe,GdTbFe,TbFeC
o,GdTbFeCo等の非晶質光磁気記録膜を設け、
その光磁気記録膜の上に前記無機誘電体膜と同様の誘電
体膜を形成し、さらにその上に磁気ヘッドが摺動するの
に耐える、耐摺動性の保護膜を設けて、光磁気記録膜を
保護してなるものである。従来、この保護膜として、紫
外線硬化型樹脂あるいはこれに無機フィラーを分散・配
合したものが用いられている。
【0009】しかしながら、上記の従来の光学的記録媒
体では、保護膜と磁気ヘッドとの摩擦力が大きいため
に、光学的記録媒体の回転開始時および停止時に磁気ヘ
ッドが保護膜表面に接触した場合、磁気ヘッドの動作不
良、ヘッドクラッシュや保護膜にキズが発生し、長期間
使用していると光磁気記録膜をもキズつけるという問題
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な従
来技術の問題を解決するためになされたものであり、ヘ
ッドクラッシュの発生およびステッキングの発生がな
く、長期間の信頼性を維持することができる光学的記録
媒体を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、第1発明は、円板状基板上に少
なくとも光磁気記録層を有し、その上方最外部に保護層
を形成してなる光学的記録媒体において、前記保護層が
(A)ステアリルアクリレートと、(B)アクリル酸エ
ステル及び/又はメタクリル酸エステルと、(C)無機
フィラーとを主成分として硬化させた樹脂組成物からな
るように光学的記録媒体を構成するもので、第2発明
は、円板状基板上に少なくとも光磁気記録層を有し、そ
の上方最外部に保護層を形成してなる光学的記録媒体に
おいて、前記保護層がラジカル重合性モノマーの硬化樹
脂組成物からなる第1保護膜と、その上に形成した光カ
チオン重合性モノマーの硬化樹脂組成物からなる第2保
護層とからなり、前記第2保護層の外表面には凹凸が形
成されているように光学的記録媒体を構成するものであ
る。
【0012】第3発明は、前記第2発明の光学的記録媒
体の製造方法において、ラジカル重合性モノマー層上に
光カチオン重合性モノマー層を積重し、光照射して第2
保護層を形成後、加熱して第1保護層を形成する光学的
記録媒体の製造方法である。
【0013】第4発明は、上面に潤滑性を有するグラフ
ト重合膜を形成した第1基体を、上面に光磁気記録層を
少なくとも形成した第2基体上に接着してなり、前記第
1基体を保護層とする光学的記録媒体であり、グラフト
重合膜がシリコーンアクリレート重合物及びフッ化アク
リレート重合物から選ばれる少なくとも一方を含有して
なる光学的記録媒体であることを含む。
【0014】第5発明は、潤滑性を有するグラフト重合
膜を第1基体上面に形成され、上面に光磁気記録層を少
なくとも形成された第2基体上に前記第1基体の下面を
接着することにより、保護層が形成されてなる光学的記
録媒体において、前記グラフト重合膜の表面粗さが中心
線平均粗さ(Ra)で0.3〜5μmの値を有する光学
的記録媒体であり、グラフト重合膜が、シリコーンアク
リレート重合物及びフッ化アクリレート重合物から選ば
れる少なくとも一方を含有することを含む。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。 (第1発明)図1は本発明の光学的記録媒体の一例を示
すもので、1は円板状の基板である。この基板1の上に
順次、誘電体膜2、光磁気記録層3、誘電体膜4、Al
−Cr等からなる反射層5、保護層6が形成されてい
る。なお、7は浮上型磁気ヘッドを表している。
【0016】本発明において、保護層を形成する成分
は、下記 (A)ステアリルアクリレート化合物 (B)アクリル酸エステルおよび/又はメタクリル酸エ
ステル及び/又はそれらの重合性プレポリマー (C)無機フィラー を含むものである。
【0017】ステアリルアクリレートは長鎖ステアリル
基が撥水性を示し、保護層に、潤滑機能を付与する。ま
たステアリルアクリレートはアクリレート基により、硬
化性樹脂と硬化架橋反応を行なうため、保護層からブリ
ードアウトすることなく、長期間にわたり、保護層に潤
滑性を付与することができるという効果を発揮する。
【0018】ステアリルアクリレートは、硬化性樹脂1
00重量部に対して5〜40重量部、特に好ましくは1
0〜30重量部を添加する。
【0019】アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルとしては、例えばメタクリル酸エチル、メタクリル酸
ブチル、メタクリル酸グリシジル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシエチルエチルアクリレート等を挙げることがで
きる。
【0020】又、上記メタクリル酸をアクリル酸に替え
たものも好ましく使用できる。
【0021】多価アルコールのアクリル酸および叉は/
メタクリル酸エステルとしては、例えばネオペンチルグ
リコール変性トリメチロールプロパンジアクリレート、
ジシクロペンタジェンエトキシモノ(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)アクリレート、水素化ジシク
ロペンタジェンモノ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジシクロペンタニルア
クリレート、イソボルニルアクリレート、2,2−ビス
〔4―(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル〕
プロパン、2,2―ビス〔4−(メタ)アクリロイルオ
キシエトキシフェニル〕メタン、2,2−ビス〔4−
(メタ)アクリロイルオキシプロポキシフェニル〕プロ
パン等のモノマーの一種または二種以上を混合した混合
系でよい。また、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステルのプレポリマーで重合性を有するものは使用でき
る。
【0022】無機フィラーとしては、耐摩耗性および高
硬度のものであればよく、例えばAl23 ,Si3
4 ,SiC,TiO2 ,ZrO2 ,BN,AlN,Si
2 等が挙げられる。これらの平均粒径は 0.5〜5μ
mが好ましく、特に好ましくは1〜3μmの範囲であ
る。
【0023】無機フィラーの配合量は、硬化性樹脂10
0重量部に対して通常40重量部以下、好ましくは5〜
20重量部の範囲である。また、上記成分以外にもプレ
ポリマー成分として、ポリオールポリアクリレート、ポ
リエステルアクリレート、ポリエステルアクリレート、
ウレタンアクリレート、エポキシアクリレートを混合し
て用いることができる。
【0024】本発明において保護層を形成する硬化性樹
脂の硬化方法としては紫外線の照射、加熱、電子線照射
等を用いることができるが、特に好ましくは紫外線の照
射および電子線照射である。また、保護層の厚さは2〜
30μm、好ましくは5〜10μmの範囲が望ましい。
2μm未満では、外部から加えられる衝撃に対する保護
層の保護機能が十分ではなく、30μmをこえると樹脂
保護層の硬化収縮により剥離を生じ易く、好ましくな
い。保護層の形成方法は、例えば、スピンコーター、ロ
ールコーター、バーコーター等により、硬化型樹脂組成
物を記録層上に塗布し、紫外線の照射、電子線照射、加
熱等を行なうことにより硬化させ、これにより形成でき
る。
【0025】また、保護層は、光学的記録媒体の片面あ
るいは両面に設けることができる。光磁気記録層は、特
に制限することなく、公知の広範囲のものを用いること
ができ、例えば、GdTb,TbFe,GdTbFe,
TbFeCo,GdTbFeCo等を材料として用いた
非晶質磁気記録層が挙げられる。
【0026】また、基板は、特に制限することはない
が、例えば案内溝及びプリフォーマット信号を有してい
ても良く、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリオレフィン系樹脂等からなるものが
用いられる。
【0027】その他保護層以外は従来公知の材料、構成
である。 (第2発明)図2は第2の発明の構成の一例を示すもの
で、図中31は円板状の基板である。この基板31の上
に順次、誘電体膜32、光磁気記録層33、誘電体膜3
4、Al−Cr等からなる反射層35、第1の保護層3
6、最後に、上面に凹凸を形成してなる第2の保護層3
7を積層してある。前記凹凸は第2の保護層37の全表
面に微細な溝の集合として形成され、溝の深さは 0.2
〜3μm、特に好ましくは 0.5〜2μmで、溝間隔
0.2〜3μm、特に好ましくは 0.5〜2μm程度の
ものである。
【0028】なお、38は浮上型磁気ヘッドを示してい
る。
【0029】第2発明においても保護層以外の構成、材
料は公知のものが適宜利用できる。
【0030】第1の保護層36は、ラジカル重合性モノ
マー及び/又はそのラジカル重合性プレポリマーの重合
した樹脂組成物からなる。これらのものは熱によりラジ
カルを発生し、硬化するアクリレート系樹脂組成物であ
る。
【0031】具体例としては、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレートル、
ポリエーテルアクリレート、ポリカーボネートアクリレ
ート等が好ましい。
【0032】第2の保護層37は、光カチオン重合性モ
ノマー、そのプレポリマーで光重合性を有するもの等の
重合した樹脂組成物からなる。これらのものは、光照射
によりカチオンを発生する触媒、例えばジアリルヨード
ニウム塩、オニウム塩とエポキシ樹脂組成物がある。
【0033】保護膜の厚さは第1保護層、第2保護層と
も2〜30μm、好ましくは3〜10μmの範囲が好ま
しい。2μm未満では外部からの傷に対する保護膜の保
護機能が十分でなく、30μmをこえると、樹脂保護層
の硬化収縮により剥離を生じるため好ましくない。 (第3発明)第2発明である上記光学的記録媒体の製造
方法は、基本的には保護層以外は従来公知の方法により
製造する。
【0034】本発明に係る保護層は、基板に所定の各機
能層(記録層等)を形成した後、その上に第1の保護層
形成用のラジカル重合性モノマー、そのラジカル重合性
プレポリマー等をスピンコーター、ロールコーター等の
方法により塗布する。次いでさらにその上に、第2の保
護層形成用の光カチオン重合性モノマー、そのプレポリ
マー等を上記と同様にしてスピンコーター、ロールコー
ター等で塗布する。その後、光照射により第2の保護層
を硬化形成させた後、60℃〜80℃に加熱して第1の
保護層および第2の保護層を硬化形成させるものであ
る。
【0035】上記した製造方法によれば、第2の保護層
の表面に凹凸を形成することができ、このものは磁気ヘ
ッドスライダーと保護層とのステッキング防止及びヘッ
ドクラッシュの防止機能を有する。また、第1の保護
層、第2の保護層とも完全に硬化せしめることができる
ため、未硬化モノマーが保護層中に残存し、これが高温
高湿環境下において有機酸を発生し、光磁気記録層の腐
食を促進させることがなく、耐環境性もすぐれている。 (第4発明)図3は本発明の光学的記録媒体の保護層の
構成の一例を示す断面図である。このような媒体は以下
のようにして製造できる。即ち、第1の基体11上にグ
ラフト重合膜12を形成する。さらに第1の基体11〜
12を、第2の基体である光磁気記録積層基板13上に
接着剤層14を介して接合する。この場合、グラフト重
合膜12を形成した第1の基体11が、保護層を構成す
る。
【0036】図4は第2の基板13の構成の一例を示す
ものである。
【0037】図4中21は透明樹脂基板、22はSi3
4 等からなる誘電体層、23は光磁気記録層、24は
Si34 等からなる誘電体層、25はAl−Crから
なる反射層である。
【0038】グラフト重合膜12は潤滑性に優れたシリ
コーン(メタ)アクリレート、フッ素化(メタ)アクリ
レート等の重合体で構成される。グラフト重合膜は、シ
リコンアクリレート、フッ素化アクリレート等のモノマ
ーをポリカーボネート、PMMA、ポリオレフィン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン系、ポリアミド
系、ポリプロピレン系、塩化ビニル等のポリマーあるい
は、エポシキアクリレート、ウレタンアクリレート、ポ
リエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレート、
ポリカーボネートアクリレート等の、アクリル系硬化型
樹脂組成物、硬化物よりなるポリマー、第1の基体上に
塗布するか、あるいは、第1の基体を上記モノマー中に
浸漬し、電子線、紫外光等の放射線を同時に照射する
か、第1の基体上に塗布、浸漬後、加熱することによ
り、第1の基体上に形成される。さらにグラフト重合膜
中の未反応モノマーは、アルコール、ケトン、THF等
の有機溶剤により抽出除去できる。
【0039】この時、形成されるグラフト重合膜の膜厚
は0.05以上0.2μm以下、特に0.1〜0.15
μmとすることが好ましい。膜厚が0.2μmを越える
と第1の基体とグラフト重合膜との密着性が低下し好ま
しくない。
【0040】またグラフト重合膜の表面の粗さは、中心
線平均粗さ(Ra)で0.3〜5μm、好ましくは0.
5〜4.0μm、さらには0.7〜3.0μmであるこ
とが望ましい。
【0041】この範囲の表面の粗さにするためには、グ
ラフト重合膜の膜厚を0.05以上、0.2μm以下、
特に好ましくは0.1〜0.15μmとすることと、電
子線照射量を線量率12〜50Mradの範囲内に制御
して、グラフト重合を行うこと等の方法がある。
【0042】本発明において、第1の基体としてのフィ
ルムとしては、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリア
ミドイミド系、ポリプロピレン系、ポリエチレン系、ポ
リアセタール系、ポリカーボネート系、ポリ塩化ビニル
系、ポリ塩化ビニリデン系等の合成樹脂フィルムが用い
られる。これらのフィルムは接着剤をあらかじめ塗布
し、接着性を付与せしめるもの、あるいは半硬化状等の
いわゆる自己接着性のあるもの等がある。これらのフィ
ルムの厚さは4μm〜70μm程度の膜厚のものが多用
される。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。なお、明示がない場合は部は重量部を表わす。 (第1発明) 実施例1 図1に示す光学的記録媒体を以下の様にして作成した。
【0044】まず案内溝および/またはプリフォーマッ
ト信号を有する厚さ1.2mmのポリカーボネート基板
1上に、スパッタリング法により層厚1000ÅのSi
3 4 層2を成膜し、次いで層厚200Åの非晶質Tb
FeCoの光磁気記録層3を設け、さらに層厚500Å
のSi34 層4、層厚700ÅのAl―Cr層5を成
膜した。次に、以下の組成の紫外線硬化型ウレタンアク
リレート樹脂組成物をスピンコート(4000rpm,
10秒間)し、層厚10μmの樹脂層を作成した後、U
Vランプ(照射面上233mW/cm2 ,波長365n
m)を7秒間照射して、樹脂を硬化させ、樹脂保護層6
を形成し、光学的記録媒体を得た。なお紫外線硬化型樹
脂組成物としては (A)ステアリルアクリレート(共栄社油脂(株)製)
20部 (B)アクリル酸エチル(R−604:日本化薬
(株))60部 (C)トリシクロデカンジメチロールジアクリレートの
εカプロラクトン2mol付加体、4mol付加体(T
CDACL−2,−4:日本化薬(株))15部 (D)光重合開始剤(イルガキュア184;日本チバガ
イギー(株)5部 以上の混合物を用い、該樹脂100部に対して無機フィ
ラーとしてアルミナ(AKP−1.3:住友化学
(株))の20部を混合した。
【0045】実施例2 電子線硬化型樹脂組成物として (A)ステアリルアクリレート 15部 (B)アクリル酸エステル(R−604) 30部 (C)ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(D
PHA) 30部 (D)ペンタエリスリトールテトラアクリレート(PE
TEA) 25部 以上の混合物に、該樹脂に対して無機フィラーであるア
ルミナ(AKP−1.3)の20部を混合した物を用い
る以外は実施例1と同様にして光学的記録媒体を作成し
た。
【0046】実施例3 無機フィラーとしてAlNの20部を混合した物を用い
る以外は実施例1と同様にして光学的記録媒体を作成し
た。
【0047】比較例1 紫外線硬化型樹脂組成物として (1)R−604(日本化薬) 60部 (2)トリメチロールプロパントリアクリレート 1
5部 (3)トリシクロデカンジメチロールジアクリレートの
εカプロラクトン2mol付加体、4mol付加体(T
CDACL−2,−4) 20部 (4)光重合開始剤(イルガキュア184) 5部 の混合物を用いる以外は実施例1と同様にして光学的記
録媒体を作成した。
【0048】比較例2 電子線硬化型樹脂組成物として (1)R−604 30部 (2)DPHA 35部 (3)PETEA 25部 (4)ステアリン酸アミド 10部 の混合物を用いる以外は実施例1と同様にして、光学的
記録媒体を作成した。
【0049】作成した各光学的記録媒体を用いて、図1
に示す様に、浮上型磁気ヘッド7を媒体表面に接触させ
た状態から、3秒間で、媒体を浮上、2400rpmに
回転させる。(磁気ヘッドの浮上量1.6μm)その
後、3秒間で、媒体の回転を2400rpmから停止さ
せて磁気ヘッドを媒体表面に接触させる。この操作をく
り返すCS/S(コンタクトスタートストップ)試験を
行った結果、実施例1,2の場合には媒体保護層にキズ
の発生がなく、ヘッドクラッシュおよびステッキングも
発生せず、100万回をクリアしたが、比較例ではキズ
が発生し、ヘッドクラッシュが発生し、100万回をク
リアすることができなかった。 (第2発明,第3発明) 実施例4 図2に示す光学的記録媒体を以下の様にして作成した。
【0050】まず案内溝およびプリフォーマット信号を
有する厚さ1.2mmのポリカーボネート基板31上
に、スパッタリング法により、層厚1000ÅのSi3
4 層からなる誘電体膜32を成膜し、次いで層厚10
0Åの非晶質GdTbFe、層厚200Åの非晶質Tb
FeCoCrからなる光磁気記録層33を設け、さらに
層厚400ÅのSi34 層からなる誘電体膜34を成
膜し、さらに層厚600ÅのAl−Cr層35を成膜し
た。このAl−Cr層35上にラジカル重合性樹脂を用
いて第1の保護層36を以下の方法で形成した。
【0051】ラジカル重合性樹脂としては、アクリレー
ト系樹脂であるSPC−112、日本化薬(株)製を用
い、層厚5μmでスピンナーにより塗布した。
【0052】さらにこの上に、光カチオン重合性樹脂を
用いて第2の保護層37をスピンナーにより厚さ5μm
に塗布して、紫外線を照射し硬化させた。光カチオン重
合性樹脂としてはエポキシ樹脂組成物KR−400(旭
電化(株)製)を用いた。さらに、80℃で30分、加
熱して、第1の保護層、第2の保護層を完全に硬化させ
て、光学的記録媒体を作成した。
【0053】第2の保護層の表面には、平均表面粗さ
(Ra)0.5μmの凹凸が形成されていた。
【0054】実施例5 第1の保護層36で用いるラジカル重合性樹脂としてア
クリレート系樹脂組成物の代りに、不飽和ポリエステル
系樹脂(商品名スピラックT−502、昭和高分子製)
を用いる以外は実施例4と同様にして光学的記録媒体を
作成した。
【0055】実施例6 第1の保護層36で用いるラジカル重合性樹脂としてア
クリレート系樹脂組成物の代りに、ウレタン系樹脂(商
品名DN―901、日本ポリウレタン(株)製)を用い
る以外は実施例4と同様にして光学的記録媒体を作成し
た。
【0056】実施例7 第2の保護層37で用いる光カチオン重合性樹脂として
KR−400を用いる代りに、脂環式エポキシ樹脂KR
−800(旭電化(株)製)を用いる以外は実施例4と
同様にして光学的記録媒体を作成した。
【0057】比較例3 保護層として、紫外線硬化樹脂( UV樹脂IN
C327,日本化薬(株)製)を用い、塗布、硬化させ
たものを用いる以外は実施例4と同様にして光学的記録
媒体を作成した。
【0058】比較例4 保護層として、比較例3で用いたUV樹脂にアルミナ1
0重量%を配合したものを用いる以外は実施例4と同様
にして光学的記録媒体を作成した。
【0059】上記の実施例4〜7、および比較例3,4
により作成した各光学的記録媒体を用いて、70℃/9
0%R、H、2000時間の耐環境試験を行ったとこ
ろ、実施例4〜7では記録層の腐蝕の発生が少なく、C
/N比、B.E.R(ビットエラーレート)の低下がな
かったのに対して一方、比較例4は記録層の腐蝕の発生
が多く、C/N比、B.E.Rの大幅な低下がみられ
た。
【0060】また、各実施例および比較例により作成し
た光学的記録媒体を用いて、図2に示す様に、浮上型磁
気ヘッド38を媒体表面に接触させた状態から、該媒体
を3000rpmで3秒間回転させ、保護層と磁気ヘッ
ド38との間の空気流により磁気ヘッドを浮上させた
(磁気ヘッドの浮上量1.6μm)。その後媒体の回転
を停止させ、3秒間回転をオフにしている状態を保つ。
これをくり返すCSS試験(Contact−Star
t−Stop−Test)を行った結果、実施例4〜7
はCSS試験100万パスをクリアでき、ヘッドクラッ
シュの発生およびステッキングの発生もなかった。
【0061】一方、比較例3はCSS試験100万パス
をクリアできず、ヘッドクラッシュが発生した。またス
テッキングが発生した。 (第4発明,第5発明) 実施例8 図3に示す光学的記録媒体を製造した。
【0062】ポリエチレンテレフタレート基体11上
に、シリコンアクリレートを滴下し、その上面に東レ・
ルミラー# 25(フィルム厚25μm)を気泡がはいら
ないようにして積層した。この状態で加速電圧200k
V、線量率12〜50Mrad -1(線量測定はAT線量
計を使用)の照射条件で電子線照射を行った。その後、
ルミラー# 25をはがし基体11をアセトン中に48H
浸漬して、未反応モノマー及び生成したホモポリマーを
抽出除去し、24H真空乾燥してグラフト重合膜を作成
した。またこのグラフト重合膜の表面の中心線表面粗さ
(Ra)は0.8μmであった。測定は、ランクテーラ
ーボブソン社製、タリサーフ 6型を用いて行った。さ
らに、前記の第1の基体と、第2の基体である光磁気記
録積層基板13とを接着剤16として溶剤型アクリル系
接着剤により圧着接合して、光学的記録媒体を得た。な
お、光磁気記録積層基板13は以下のようにして作成し
た。
【0063】以下に図4により、光磁気記録積層基板1
3の作成方法を示す。
【0064】案内溝及びプリフォーマット信号を形成し
た透明樹脂基板21上に、スパッタリング法により層厚
1000ÅのSi34 からなる誘電体膜22を成膜
し、次いで層厚200Åの非晶質TbFeCoからなる
光磁気記録層23を設け、さらに層厚400ÅのSi3
4 層からなる誘電体膜24を成膜し、さらに層厚60
0ÅのAl−Cr層25を成膜した。
【0065】実施例9 実施例8で用いた基体11上にフッ素化アクリレートに
よるグラフト重合膜を形成する以外は、実施例8と同様
にして光学的記録媒体を得た。Raは1.0μmであっ
た。
【0066】比較例5 実施例8の光磁気記録積層基板13上に前記UV硬化型
樹脂よりなる10μmの保護膜を形成して光学的記録媒
体を得た。保護膜の表面のRaは0.05μmであっ
た。
【0067】<摺動試験>摺動試験として、磁気ヘッド
スライダーを用いたCSS(コンタクト−スタート−ス
トップ)テストを100万パス行った時の試験例を示
す。浮上型磁気ヘッドを媒体保護膜に接触させた状態
で、該媒体を3000rpmで5秒間回転させ、保護膜
と磁気ヘッドとの間の空気流により、磁気ヘッドを浮上
させる。(磁気ヘッドの浮上量1.6μm) その後、媒体の回転を停止させ、5秒間、保護膜と磁気
ヘッドとを接触させた状態とする。このサイクルをくり
返すCSSテストを行なった。実施例8,9の媒体は上
記テストを100万パス行なった後でも保護膜の表面の
キズの深さは0.1μmであったが、比較例5の媒体の
キズの深さは2.0μmであり、さらにそのキズの部分
からクラックが発生し、光磁気記録膜に損傷を与えた。
また比較例5の媒体では磁気ヘッドの動作不良が発生し
たが、実施例8,9の媒体では上記の現象は発生しなか
った。
【0068】
【発明の効果】第1発明の保護層を用いることにより、
ヘッドクラッシュの発生およびステッキングの発生がな
く、長期間の信頼性を維持することができる効果が得ら
れる。特に、磁気変調方式のオーバーライト(重ね書
き)が可能な光磁気記録媒体において有効である。
【0069】第2,3発明の光学的記録媒体は、ラジカ
ル重合性樹脂で形成した第1の保護層と、更にその上に
光カチオン重合性樹脂で形成した第2の保護層を設ける
ことにより、ヘッドクラッシュの発生およびステッキン
グの発生がなく、耐環境性にすぐれた長期間の信頼性を
維持できるものである。
【0070】第4,5発明によれば、保護層として、潤
滑性を有するグラフト重合膜を第1の基体上に形成し、
次にこのグラフト重合膜を形成した第1の基体を第2の
基体上に接着したものを用いることにより、磁気ヘッド
の摺動回数が100万回でもヘッドクラッシュが発生し
なかった。すなわち、信頼性の高い磁気変調式オーバー
ライト可能な、耐摺動性の優れた保護層を有する、光学
的記録媒体を影響することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的記録媒体の一実施例を示す説明
図である。
【図2】本発明の光学的記録媒体の他の実施例を示す説
明図である。
【図3】本発明の光学的記録媒体の製造方法の一例を示
す説明図である。
【図4】本発明に使用する光磁気記録積層基板の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 Si34 層 3 光磁気記録層 4 Si34 層 5 Al−Cr層 6 保護層 7 浮上型磁気ヘッド 11 第1の基体フィルム 12 グラフト重合層 13 光磁気記録積層基板 14 接着剤層 21 透明樹脂基板 22 Si34 層 23 光磁気記録層 24 Si34 層 25 Al−Cr層 31 基板 32 Si34 層 33 光磁気記録層 34 Si34 層 35 Al−Cr層 36 第1保護層 37 第2保護層 38 浮上型磁気ヘッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状基板上に少なくとも光磁気記録層
    を有し、その上方最外部に保護層を形成してなる光学的
    記録媒体において、前記保護層が(A)ステアリルアク
    リレートと、(B)アクリル酸エステル及び/又はメタ
    クリル酸エステルまたはそれらの重合性プレポリマー
    と、(C)無機フィラーとを主成分として硬化させた樹
    脂組成物からなることを特徴とする光学的記録媒体。
  2. 【請求項2】 円板状基板上に少なくとも光磁気記録層
    を有し、その上方最外部に保護層を形成してなる光学的
    記録媒体において、前記保護層がラジカル重合性モノマ
    ー及び/又はそのラジカル重合性プレポリマーの硬化樹
    脂組成物からなる第1保護膜と、その上に形成した光カ
    チオン重合性モノマー及び/又はその光カチオン重合性
    プレポリマーの硬化樹脂組成物からなる第2保護層とか
    らなり、前記第2保護層の外表面には凹凸が形成されて
    いることを特徴とする光学的記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光学的記録媒体の製造方
    法において、ラジカル重合性モノマー及び/又はそのラ
    ジカル重合性プレポリマー層上に光カチオン重合性モノ
    マー及び/又はその光カチオン重合性プレポリマー層を
    積重し、光照射して第2保護層を形成後、加熱して第1
    保護層を形成することを特徴とする光学的記録媒体の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上面に潤滑性を有するグラフト重合膜を
    形成した第1基体の下面を、上面に光磁気記録層を少な
    くとも形成した第2基体上面に接着してなり、前記グラ
    フト重合膜を形成した第1基体を保護層とすることを特
    徴とする光学的記録媒体。
  5. 【請求項5】 グラフト重合膜がシリコーンアクリレー
    ト重合物及びフッ化アクリレート重合物から選ばれる少
    なくとも一方を含有してなる請求項4記載の光学的記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 潤滑性を有するグラフト重合膜を第1基
    体上面に形成され、上面に光磁気記録層を少なくとも形
    成された第2基体上に前記第1基体の下面を接着するこ
    とにより保護層が形成されてなる光学的記録媒体におい
    て、前記グラフト重合膜の表面粗さが中心線平均粗さ
    (Ra)で0.3〜5μmの値を有することを特徴とす
    る光学的記録媒体。
  7. 【請求項7】 グラフト重合膜が、シリコーンアクリレ
    ート重合物及びフッ化アクリレート重合物から選ばれる
    少なくとも一方を含有する、請求項6記載の光学的記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10125989B2 (en) 2013-03-05 2018-11-13 Bic Violex S.A. Sealing assembly to fill and seal a reservoir or a disposable gas lighter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6232421B1 (en) 1998-01-28 2001-05-15 Sumitomo Chemical Company, Limited Olefin polymer and process for producing the same
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