JPH0649175Y2 - 樹木保護板 - Google Patents

樹木保護板

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JPH0649175Y2
JPH0649175Y2 JP1988082239U JP8223988U JPH0649175Y2 JP H0649175 Y2 JPH0649175 Y2 JP H0649175Y2 JP 1988082239 U JP1988082239 U JP 1988082239U JP 8223988 U JP8223988 U JP 8223988U JP H0649175 Y2 JPH0649175 Y2 JP H0649175Y2
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JP
Japan
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outer peripheral
protection plate
peripheral rib
pattern
rib
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JP1988082239U
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JPH023240U (ja
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定司 浦上
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Hinode Ltd
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Hinode Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、公園,街路等に植えられた樹木の根元に敷設
し、樹木の根元を保護する樹木保護板に関する。
〔従来の技術〕
従来の樹木保護板としては、鋳鉄製のものが多く使用さ
れている。しかし、鋳鉄製の樹木保護板は、発錆等の問
題があり、近時のタイル等で舗装された色彩豊かな街路
等にはそぐわないものとなっている。
そこで、本考案者は、周縁部と孔部の縁にリブを形成し
た鋳鉄枠を使用し、これらリブ間に形成される凹窪部に
充填材を充填することによってカラー化を可能にした樹
木保護板を開発し、実開昭59−193256号公報として開示
した。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記公報に示されている樹木保護板は、樹木
根元への給水は孔部によってのみ集中的に行われるた
め、根腐れ等の問題を発生させる原因となっていた。ま
た孔部が固定されているため、一形態ごとに鋳鉄枠を用
意する必要もあった。
そこで、本考案は、樹木の根元全体に給水することが可
能であり、また一つの枠体によって複数の形態が得られ
る樹木保護板を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の樹木保護板は、その目的を達成するため、外周
を囲繞すると共にそ内部に向けて水平方向に延びる底辺
部を下端に備えた外周リブと、前記外周リブの内部に配
置され下端の少なくとも片側を水平方向に延びる底辺部
とした補強リブと、前記外周リブ及び/又は補強リブに
設けられ上端レベルが前記外周リブよりも低い複数の模
様形成用リブとから枠体を構成し、前記模様形成用リブ
に前記外周リブとほぼ同じ高さの模様型枠を着脱可能と
すると共に、前記外周リブ及び模様型枠によって区画さ
れた領域を透水性充填材によって充填してなることを特
徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、樹木保護板を4分割した保護板本体Aの鋳鉄
枠1(枠体)を示す。該鋳鉄枠1は、周辺を区画する外
周リブ2と、外周リブ2で囲まれた内部に該外周リブ2
より低く形成された補強リブ3とを備えている。また、
外周リブ2の一コーナー部には1/4円状に湾曲した囲繞
部10を形成し、該囲繞部10を挟む両辺には、他の保護板
本体と連結するための連結部9を形成している。そし
て、4個の保護板本体Aを連結部9同士で連結したと
き、中央に樹木を囲む円形空間を有する樹木保護板が形
成される。
前記外周リブ2及び補強リブ3は、第2図に示すように
下端面を同一レベルとしており、その下端面にはそれぞ
れ水平方向に延びる底辺部2a,3aが形成されている。な
お、外周リブ2の底辺部2aは外周リブ2から内方に延び
ており、他方、補強リブ3の底辺部3aは補強リブ3の両
側に延びている。
前記樹木保護板は、外周リブ2と同じ高さの模様型枠6
を、第3図に示すように底辺部2a,3aと同じ高さに形成
した複数の模様形成用リブ5の適宜位置に嵌め込み、該
模様型枠6と外周リブ2とで形成される空間に透水性充
填材4を充填して形成したもので、模様型枠6の内部は
上下に貫通した孔部となっている。
前記透孔水性充填材4は、外周リブ2及び補強リブ3に
設けられている底辺部2a,3aで支持されているために、
脱落することなく樹木保護板を形成する。
また、前記模様型枠6の中段には側方に突出するフラン
ジ6aを形成しているため、透水性充填材4との噛合いを
大きくして、模様型枠6の脱落を防止している。
前記模様型枠6の孔部の形状を花柄,幾何学模様等にし
ておけば、表面に模様が施された樹木保護板となり、街
の景観に調和されたものとなる。なお、模様型枠6とし
ては、その上端面が樹木保護板の上面に露呈するため、
発錆等の問題を生じない合成樹脂製とすることが好まし
い。
また、模様型枠6を模様形成用リブ5内に配置すること
なく、充填材4を鋳鉄枠1内に充填するとき、貫通した
孔部を有しない平板状の保護板本体Aが得られる。
次いで上記実施例の樹木保護板の製造方法について、第
4図に基づいて説明する。
定盤7は、鋳鉄枠1のサイズに対応した形状を有し、模
様形成用リブ5に対応する位置に模様型枠6の内部に整
合する突起8を形成している。
この突起8を設けた定盤7に、図3に示す補強リブ3を
取り付けた鋳鉄枠1を載置した後、突起8に模様型枠6
を外嵌する。
次に、模様型枠6を所定位置に確保した状態で、透水性
充填材4を上部から注入して充填材4を硬化させる。
なお、本実施例における透水性充填材としては、セメン
トを結合剤とした透水性コンクリートのほか、不飽和ポ
リエステルを結合剤とした透水性レジンコンクリート等
が使用される。
この透水性レジンコンクリートを透水性充填材として使
用したとき、耐荷重強度を保持しながら薄肉化が可能と
なるので、軽量の樹木保護板とすることができる。
また、模様型枠6を模様形成用リブ5に直接接着する方
法をとる場合には、突起8を有しない平板状の定盤7を
使用すればよい。
なお、実施例の樹木保護板は4分割された保護板本体A
からなるものであるため、街路に設置する場合にはそれ
らを互いに連結しなければならない。そこで、隣接する
保護板本体Aの外周リブ2に形成した連結部9に連結板
(図示せず)を差し渡し、ボルト等の連結具によって両
者を連結する。これによって、囲繞部10が連続して、樹
木の根元を取り囲む円形空間が形成される。
以上本考案の実施例について説明したが、本考案では4
分割の保護板本体からなる樹木保護板に限らず、分割な
し又は複数分割からなる樹木保護板であっても良い。ま
た、枠体は鋳鉄製に限らず強化樹脂等で形成しても良
い。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、補強リブを
備えることによって枠体全体の強度が確保されると同時
に、この補強リブや外周リブに設ける模様形成用リブに
模様型枠を任意に配置し又は配置しないことによって、
様々な態様の成形体を得ることができる。したがって、
透水性充填材による樹木の保護だげでなく、一つの枠体
を製作しておけば多様な態様のものに展開で、現場の環
境や樹木の種類等に適合した製品の供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例で使用した鋳鉄枠を示す斜視図、
第2図はその部分拡大図、第3図は透水性レジンコンク
リートを充填した状態での断面図、第4図は製造工程を
説明するための図である。 1:鋳鉄枠(枠体)、2:外周リブ 3:補強リブ、2a,3a:底辺部 4:透水性充填材、5:模様形成用リブ 6:模様型枠、6a:フランジ 7:定盤、8:突起 9:連結部、10:囲繞部 A:保護板本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周を囲繞すると共にその内部に向けて水
    平方向に延びる底辺部を下端に備えた外周リブと、 前記外周リブの内部に配置され下端の少なくとも片側を
    水平方向に延びる底辺部とした補強リブと、 前記外周リブ及び/又は補強リブに設けられ上端レベル
    が前記外周リブよりも低い複数の模様形成用リブとから
    枠体を構成し、 前記模様形成用リブに前記外周リブとほぼ同じ高さの模
    様型枠を着脱可能とすると共に、前記外周リブ及び模様
    型枠によって区画された領域を透水性充填材によって充
    填してなる樹木保護板。
JP1988082239U 1988-06-20 1988-06-20 樹木保護板 Expired - Lifetime JPH0649175Y2 (ja)

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JP1988082239U JPH0649175Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 樹木保護板

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JP1988082239U JPH0649175Y2 (ja) 1988-06-20 1988-06-20 樹木保護板

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JPH023240U JPH023240U (ja) 1990-01-10
JPH0649175Y2 true JPH0649175Y2 (ja) 1994-12-14

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ID=31307003

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5377856U (ja) * 1976-11-30 1978-06-28
JPS5959742U (ja) * 1982-10-08 1984-04-19 小沢コンクリ−ト工業株式会社 樹木の保護装置
JPS6051964U (ja) * 1983-09-19 1985-04-12 株式会社 国土基創 樹木保護構造
JPS59193256U (ja) * 1983-12-26 1984-12-21 日昭興産株式会社 樹木保護盤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH023240U (ja) 1990-01-10

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