JPH0140449Y2 - - Google Patents

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JPH0140449Y2
JPH0140449Y2 JP18829183U JP18829183U JPH0140449Y2 JP H0140449 Y2 JPH0140449 Y2 JP H0140449Y2 JP 18829183 U JP18829183 U JP 18829183U JP 18829183 U JP18829183 U JP 18829183U JP H0140449 Y2 JPH0140449 Y2 JP H0140449Y2
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JP
Japan
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wall plate
receiving frame
tree
planting groove
plate
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JP18829183U
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JPS6095842U (ja
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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、街路樹等の樹木を美麗に保護する樹
木保護装置において、該樹木の植設部外周に環状
に敷設される床板を支持する受枠を構成するため
の受枠構成片に関する。
街路樹等の樹木をアスフアルト、敷石等の硬質
路面に植設する場合において、その路面上に露出
した植設部の土壌が踏付けられて樹木が枯渇する
のを防止する必要がある。そこで植設部の溝上
に、周方向に複数の保護板を連続状に敷設して構
成した床板を設け、前記土壌の踏付け防止を施す
保護装置が講じられている。
ところで前記床板を支持するために、従来は敷
石等を植設溝内周に多数連続して設けるようにし
ていたが、該敷石は大重量のため搬送が面倒で、
かつ搬送途中に角部が欠損することがある。この
ため、最近では、現場でコンクリート打込み用の
枠を形成し、これにコンクリートを流し込んで固
結してコンクリート製環状受枠を形成するように
している。しかし、かかる手段によると、現場で
は高い寸法精度を得ることが困難であるから、円
形受枠等、円弧形状を有するものや、複雑な形状
のものについては良好な形状を形成することがで
きず、実質的には矩形状等の単純な形状のものし
か現場施工によつては形成することができない。
このため前記樹木周辺は美麗な意匠観を呈するこ
とが望まれ、このため円弧形状を有するものや、
複雑な形状のものがデザインされる傾向にある
が、前記施工方法では、これに対応することがで
きない。またその施工においても、型枠を保持
し、かつコンクリートの固結後これを除去する必
要がある等施工が面倒であつた。
本考案は、前記従来欠点を除去して複雑な形状
の環状受枠の形成を可能とし、かつ現場施工を容
易とするために用いられる受枠構成片に関し、ア
スフアルトや敷石等の硬質路面に形成されて土壌
を露出する樹木植設溝の内周に、環状に連結され
て、前記植設溝上に被着する床板を支持するため
の環状受枠を構成するものであつて、内面に前記
床板を支持する係止段が形成された内壁板と、該
内壁板の外側に沿つて、一定間隔を置いて該内壁
板に連結された周壁板と、前記内壁板と周壁板間
に形成されるコンクリート等が打込むための充填
間隙とからなるものであり、あらかじめ前記受枠
構成片を工場で精密に形成し、現場で植設溝内周
に連続状に配置して、夫々の側面を固定し、而て
記充填間隔内にコンクリート等を打込み、所望形
状の環状受枠を構成できるようにしたものであ
る。
本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
第1図について、1は円形の受枠Aを構成する
ための本考案に係る受枠構成片であつて、内面に
床板20を支持する係止段3が形成された円弧状
の平面形状をした内壁板2と、該内壁板2の外側
に、該内壁板に沿つて連結杆4により連結された
前記内壁板2と同心の円弧状周壁板5とからな
り、前記内壁板2と周壁板5間に、施工時にコン
クリート等が打込まれる充填間隙6が形成され
る。前記受枠構成片1は、1/4円周に相当し、後
記するように、前記受枠構成片1を四本、側方へ
連続することにより円形受枠Aが完成する。
第2,3図について、前記受枠Aの取付け施工
を説明する。
樹木yの根元周部に、前記受枠構成片1を順次
周方向に連続し、夫々の内壁板2を固着し、かつ
夫々の周壁板5を固着して、円形の受枠Aを構成
し、その後、前記充填間隙6にコンクリート8を
流し込む。これが固結した後、その内部に形成さ
れた円形の植設溝10内に土壌xを供する。また
前記受枠Aの周部にはモルタル30を打ち込み、
その上面にブロツク31を敷き詰め、前記内壁板
2の上端と略面一の硬質路面を形成する。これに
より植設溝10の内面に環状受枠Aが固定され
る。
前記のように構成された受枠Aの内面には、係
止段3の連続により係止棚11が形成され、而
て、前記係止棚11に、外周径が内壁板2の内径
と略等しい扇状保護板21を周方向に連続して乗
載する。前記保護板21は、適宜に通水溝が形成
され、その上面を美麗とするため種々の模様が施
されている。またその内端の円弧径は、前記樹木
yを緩く囲むように定めてあり、その乗載状態に
おいて図中4枚により環状に連続して前記樹木y
を囲む床板20が構成される。
第4図は、他の実施例の受枠構成片1aの施工
状態を示し、周壁板5aの高さを内壁板2aの係
止段3aまでの高さと略等しくし、これにより充
填間隙6aの高さを内壁板2aの上端よりも低く
したものであつて、数枚の受枠構成片1aを周方
向に連結して、前記充填間隙6a内にコンクリー
ト8を打ち込んで後、周壁板5a及び、打込まれ
たコンクリート8上に、モルタル30を供給し、
かつその上面にブロツク31を、その高さが内壁
板2の上端とほぼ一致するようにして敷き詰めて
なるものであつて、これにより植設溝10周囲の
外観を、縁取りを生じない新たな意匠観を呈する
ようにしたものである。
前記受枠Aは円形のみではなく、矩形状、多角
形状等種々考えられ、これに対応した受枠構成片
1は、前記形状を適宜に多分割した種々の形状と
なる。そこで、あらかじめ他種の形状の受枠構成
片1を用意し、この構成片を組合わせることによ
つて複雑かつ多様な受枠形状を随意に実現するよ
うにしてもよい。
本考案は、前記説明によつて明らかにしたよう
に、樹木yの周りに、受枠構成片1を、現場にて
周方向に連結することにより床板支持用の受枠A
を構成するようにしたから、敷石によるものと異
なつて、軽量のため搬送が容易であり、搬送中に
その欠損を生じることはなく、またその形状を工
場であらかじめ形成するものであるから、円弧状
部等現場では形成し難い複雑な形態を任意に形成
できて、前記床板の種々のデザインに対応でき、
樹木保護装置を趣味感あるものにすることができ
るとともに、現場での施工は、各受枠構成片1を
周方向に連続し、充填間隙6にコンクリート8を
流し込むことによつて施し得るから施工が極めて
簡単で、施工日数を短縮できる等の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し第1図は受枠
構成片1の斜視図、第2,3図は受枠構成片1の
取付状態を示し、第2図は縦断側面図、第3図は
斜視図であり、第4図は他実施例の受枠構成片1
aの縦断側面図である。 1,1a……受枠構成片、2……内壁板、3…
…係止段、4……連結杆、5……周壁板、6……
充填間隙、10……植設溝、20……床板、x…
…土壌、y……樹木、A……受枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アスフアルトや敷石等の硬質路面に形成されて
    土壌を露出する樹木植設溝の内周に、環状に連結
    されて、前記植設溝上に被着する床板を支持する
    ための環状受枠を構成するものであつて、内面に
    前記床板を支持する係止段が形成された内壁板
    と、該内壁板の外側に沿つて、一定間隙を置いて
    該内壁板に連結された周壁板と、前記内壁板と周
    壁板間に形成されるコンクリート等が打込むため
    の充填間隙とからなる、樹木保護装置における床
    板の受枠構成片。
JP18829183U 1983-12-05 1983-12-05 樹木保護装置における床板の受枠構成片 Granted JPS6095842U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18829183U JPS6095842U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 樹木保護装置における床板の受枠構成片

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JP18829183U JPS6095842U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 樹木保護装置における床板の受枠構成片

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Publication Number Publication Date
JPS6095842U JPS6095842U (ja) 1985-06-29
JPH0140449Y2 true JPH0140449Y2 (ja) 1989-12-04

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JP18829183U Granted JPS6095842U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 樹木保護装置における床板の受枠構成片

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227547A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社シェイプロック 車歩道境界部用構造体、及び路肩構造物の施工方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH056767Y2 (ja) * 1986-11-28 1993-02-22

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JP2015227547A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社シェイプロック 車歩道境界部用構造体、及び路肩構造物の施工方法

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JPS6095842U (ja) 1985-06-29

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