JPH0649100A - カルボキシル化基体への化合物の結合方法 - Google Patents

カルボキシル化基体への化合物の結合方法

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JPH0649100A
JPH0649100A JP10392293A JP10392293A JPH0649100A JP H0649100 A JPH0649100 A JP H0649100A JP 10392293 A JP10392293 A JP 10392293A JP 10392293 A JP10392293 A JP 10392293A JP H0649100 A JPH0649100 A JP H0649100A
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particles
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group
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JP10392293A
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Susan Jean Danielson
ジーン ダニエルソン スーザン
Donald P Specht
ピー.スペック ドナルド
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54353Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals with ligand attached to the carrier via a chemical coupling agent

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の分析、診断及び医学上の用途に有用で
あり、かつ各種のイムノアッセイに用いることができる
反応方法を提供することが本発明の目的である。 【構成】 本発明方法は、生物学的活性化合物を水不溶
性カルボキシル化基体と反応させる方法であって、前記
方法は、A.反応性カルボキシル基を有する水不溶性基
体をある特定の2−(N−複素環式オキシ)ウロニウム
塩と接触させ、次いで、B.活性基を有する基体を、反
応性アミノ基又はスルフィドリル基を有する生物学的活
性化合物と接触させて、基体と生物学的活性化合物の間
に共有結合を形成することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウロニウム塩活性剤を
用いる、カルボキシル化基体、特に水不溶性基体からの
試薬を調製するための方法及びキットに関する。本発明
は、診断化学の分野において特に有用である。
【0002】
【従来の技術】生物学的活性タンパク又は他の分子は、
ある場合には水不溶性キヤリアに結合させる。得られる
試薬は、徴候の指標となる免疫学的目標種の検出のため
の免疫学的原理を用いるヒト及び動物の病理学的症状又
は他の症状(例えば、妊娠)の診断に有用である。ほと
んどの場合、免疫学的目標種は抗原、又は抗原物質に対
し特異的な抗体である。
【0003】反応性スルフィドリル基又はアミノ基を有
する他の生物学的化合物をポリマー性粒子又は他の物質
に結合させて、アフィニティクロマトグラフィ、酵素反
応、精製操作、核酸捕捉及び特異的結合アッセイ並びに
イムアッセイに用いてきた。磁性粒子、ラテックス粒
子、赤血球、細菌性細胞及び他の微少物質が前記方法に
おいてキヤリア物質として用いられている。
【0004】カルボキシル化ラテックス粒子は、例えば
米国特許第4,181,636号明細書に記載されてい
るように、診断用試薬を調製するのに用いられている。
抗体をかかる粒子に結合させる通常の方法のほとんどは
水溶性カルボジイミドを用いる。この方法では、有用な
試薬が調製されるが、粒子上のカルボキシル基と同様に
抗体の露光された反応性基を活性化する傾向がある。そ
の結果、抗体の分子内及び分子間架橋又は重合がおこ
る。そのため相当部分の抗体について、対応する抗原と
の複合体形成が弱められることになる。抗体(そして多
くの他の生物学的種)は比較的高価であるので、この問
題は深刻な経済上の損失となる。カルボジイミドの使用
は、更に最近発見された操作と比べて不十分である。
【0005】ヨーロッパ特許第0 308 235号公
報は、生物学的活性化合物をカルボキシル化粒子に結合
するのにカルバモイロニウム化合物の使用について記載
している。この方法は、カルボジイミドの使用と比べ、
効率はかなり改良されるが、ある場合には、カルバモイ
ロニウム化合物が、強求核性のアミン副生成物を生成
し、これが粒子上の活性部位に結合すべき化合物と競合
するので、更に改良する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】更に最近、ある種の1
−(1−ピロリジニルカルボニル)ピリジニウム塩で
は、カルバモイロニウム化合物とのアミン副生成物の形
成が回避され、そしてそれらにより、所望化合物は高レ
ベルの共有結合で粒子に結合され、その結合化合物(例
えば、抗体)によっても活性は高く保持されることが判
明した。しかしながら、かかるピリジニウム塩は市販さ
れておらず、これらの化合物を工業的規模で製造するこ
とには問題があるであろう。これらの塩は吸湿性であ
り、したがって湿気を遮断して貯蔵しなければならず、
製造上の困難性がある。生成物を常に乾燥した状態に保
持するための有効な製造方法を試みると製造コストが増
加することになるであろう。
【0007】極めて競争の激しい診断具の市場では、試
薬コストを低減して得られた方法及び試験キットが経済
的にたちうちできるようにすることが急務である。しか
しながら、カルボキシル化粒子への化合物の結合効率の
高揚又は試薬安定性のいずれかを断念して、前記の経済
上の利点を得ることはできない。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、(1)反
応性カルボキシル基を有する基体、及び(2)構造:
【0009】
【化3】
【0010】前記式中、R,R1 ,R2 及びR3 は独立
して水素、炭素原子数1〜6個のアルキル、炭素原子数
2〜6個のアルケニルもしくは炭素原子数2〜6個のア
ルキニルであるか、又はRとR1 は一緒になって、もし
くはR2 とR3 は一緒になって、それらが結合している
窒素原子と共に5〜7員の複素環式環を完成するのに必
要な炭素原子、イオウ原子、窒素原子及び酸素原子を表
すか、又はR1 とR3 は一緒になって、それらが結合し
ているウロニウム基と共に5〜7員の複素環式環を完成
するのに必要な炭素原子、イオウ原子、窒素原子及び酸
素原子を表し、R4 は、オキシ基に結合した窒素原子と
一緒になって、5〜10員の複素環式環を完成するのに
十分である炭素原子及びヘテロ原子を表し、そしてX-
は酸アニオンを表す、により表される2−(N−複素環
式オキシ)ウロニウム塩からなるキットを用いることに
より克服される。
【0011】本発明は、また生物学的活性化合物のカル
ボキシル化基体との反応方法を提供し、前記方法は、 A.前記のように反応性カルボキシル基を有する基体を
2−(N−ヘテロシクロオキシ)ウロニウム塩と接触さ
せ、そして B.活性基を有する基体を、反応性アミノ又はスルフィ
ドリル基を有する生物学的活性化合物と接触させて基体
と生物学的活性化合物との間に共有結合を形成するこ
と、からなる。
【0012】
【実施態様】本発明方法により製造した試薬は、多くの
各種化学操作及び生物学的操作に用いることができる。
例えば、これらはアフィニティクロマトグラフィ、酵素
触媒反応、水の精製、イムノアッセイ及び当業者に容易
に明らかな他のプロセスに用いることができる。ある場
合には、本発明は、生物学的化合物又は化学的化合物と
更に反応することができる中間結合置換基を結合するの
に用いることができる。
【0013】カルボキシル化基体に結合させることがで
きる生物学的活性化合物又は結合置換基は、少なくとも
1個の反応性アミノ又はスルフィドリル基を有する。用
語「生物学的活性」とは、生理的液体中に見出される他
の成分と相互反応を行う能力を有する化合物又は分子を
意味する。かかる相互反応は、酵素の場合は触媒活性で
あってもよい。あるいは、抗体と抗原、糖とレクチン又
はアビジンとビオチン間のような特異的結合相互反応で
あってよい。
【0014】好ましい実施態様では、例えば、表面カル
ボキシル基を有する水不溶性粒子の場合のように、基体
は水不溶性である。得られた試薬(例えば、粒子に結合
した化合物)は、凝集アッセイ、溶液競合アッセイ及び
乾式競合アッセイ、酵素結合イムノソルベントアッセイ
(ELISA)、ラジオイムノアッセイ(RIA)及び
イムノメトリック(又はサンドウィッチ)アッセイをは
じめとする各種イムノアッセイフォーマットに用いるこ
とができるが、これらに限定されない。
【0015】本発明方法には最少以下の二工程が含まれ
る: (1)基体中のカルボキシル基を活性化して、基体中に
活性基を生成し、そして(2)その活性基を結合すべき
化合物中の反応性アミノ基又はスルフィドリル基と反応
させる。好ましい実施態様において用いられるものとし
て、水不溶性基体としては、生物学的活性化合物が結合
すべきカルボキシル化物質であって、任意の適切な形状
又は型のものが挙げられる。基体は、適切なポリマー、
ガラス、セラミックス、金属、磁気複合物又はこれらの
混合物から構成されてよい。
【0016】好ましくは、カルボキシル化基体はカルボ
キシル化粒子である。これらの粒子は乳液重合又は懸濁
重合により得られるポリマー性ラテックス粒子である。
生物学的化合物が結合する際に、これらの粒子は界面活
性剤又はコロイド状懸濁剤を全く含まないことが更に好
ましい。このことは、ポリマー懸濁液又はラテックスの
長期間の透析又は他の精製により一般に達成することが
できる。しかしながら、界面活性剤又はコロイド状懸濁
剤を用いることなくポリマー粒子を調製するのが最も好
ましく、こうすれば、結合中に全く混入しないことが確
かだからである。
【0017】水不溶性粒子は一般に0.01〜100μ
m の範囲、好ましくは0.1〜10μm の範囲の粒子サ
イズを有する。これらの粒子は、同一の物質から全体が
構成されているという意味で均一粒子であってよく、ま
たこれらの粒子は複合物、コア−シエル粒子又は他の物
質を塗布したものもしくはグラフトしたものであってよ
い。
【0018】これらの粒子は表面カルボキシル基を有
し、カルボキシル基は多くの従来法により導入すること
ができる。ガラス粒子を、例えば、カルボキシアルキル
基を有するオルガノシロキサン(ゾルゲルガラスを製造
するのに用いられる従来のオルガノシロキサンと類似
の)を用いて処理すると表面カルボキシ基が得られる。
コア−シエル粒子及びグラフトポリマー粒子は、反応性
カルボキシル基を与えるモノマーを用いて、当該技術分
野において知られているようにして得ることができる。
あるいは、粒子は、更に反応させるとカルボキシル基に
転化することができる基(例えば、無水物の加水分解又
はメチロール基もしくはアルデヒド基の酸化)を有する
モノマーから製造することができる。
【0019】有用なカルボキシル化粒子は、カルボキシ
ル化スチレン及びその誘導体、カルボキシル化スチレン
−ブタジエンコポリマー、アクリル酸及びメタクリル
酸、イタコン酸並びに他のエチレン系不飽和カルボン酸
対応塩及び無水物のホモポリマーから製造することがで
きる。好ましくは、粒子は、 a)0.1〜100モル%の、カルボキシル基(又は対
応塩又は無水物前駆体)を有するエチレン系不飽和重合
性モノマー、及び b)0〜99.9モル%の、カルボキシル基を有しない
エチレン系不飽和重合性モノマー、からの付加重合によ
り得られるポリマーから製造される。
【0020】成分(a)が得られるモノマーとしては、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アコニット
酸、フマル酸、マレイン酸、β−カルボキシエチルアク
リレート、β−カルボキシエチルメタクリレート、m&
p−カルボキシメチルスチレン、メタクリルアミドヘキ
サン酸及びN−(2−カルボキシ−1,1−ジメチルエ
チル)アクリルアミド又はその塩もくしは無水物前駆体
が挙げられるが、これらに限らない。
【0021】成分(b)が得られるモノマーは、単独重
合した際、水不溶性、疎水性ポリマーを与えるものであ
り、ビニル芳香族(モノビニル化合物及びジビニル化合
物の両者、例えば、スチレン、ビニルトルエン、4−t
−ブチルスチレン、2−クロロメチルスチレン及びジビ
ニルベンゼン)、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル及びアミド(例えば、メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチル
ヘキシルメタクリレート、メチルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート、メタクリルアミド、
エチレンジメタクリレート及び2−ヒドロキシエチルア
クリレート)、p−スチレンスルホネート、アクリロニ
トリル、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸ナトリウム、3−アクリロイルオキシプロパンス
ルホン酸ナトリウム及び当業者に容易に明らかである他
の物が挙げられるが、これらに限定されない。好ましく
は、成分(b)は1種又はそれ以上のビニル芳香族モノ
マーから誘導される。
【0022】好ましくは、前記のコポリマーは1〜約2
0モル%の成分(a)及び80〜99モル%の成分
(b)を有する。特に有用なカルボキシル含有モノマー
はヨーロッパ特許第0 466 220号公報に詳細に
記載されている。これらのモノマーは一般に以下の構造
により表される: CH2 =CR′−L−COOM 前記式中、R′は水素、ハロ又は炭素原子数1〜3個の
アルキルであり、Mは水素、アンモニウムイオン又はア
ルカリ金属イオンであり、Lは、結合鎖中に8〜50個
の炭素、窒素、酸素又はイオウ原子を有する二価の有機
性結合基である。
【0023】本明細書において述べたカルボキシル化粒
子は、本発明に用いる水溶液に懸濁することができる乾
燥粉末として供給することができる。特定のウロニウム
塩が本発明において有用である。これらの化合物は以下
の構造により表される:
【0024】
【化4】
【0025】前記式中、R,R1 ,R2 及びR3 は独立
して水素、炭素原子数1〜6個の置換もしくは非置換の
アルキル(例えば、メチル、エチル、イソプロピル、t
−ブチル、ヘキシル、クロロメチル及びメトキシメチ
ル)、炭素原子数2〜6個の置換もしくは非置換のアル
ケニル(例えば、エテニル、アリル、1−プロペン−2
−イル2−ヘキセン−1−イル、3−メチル−1−ペン
テン−1−イル)、又は炭素原子数2〜6個のアルキニ
ル(例えば、2−プロピン−1−イル、2−ヘキシン−
1−イル又は2−エチル−3−ブチル−1−イル)であ
るか、又は、RとR1 は一緒になって、もしくはR2
3 は一緒になって、それらが結合している窒素原子と
共に5〜7員の複素環式環(例えば、ピペリジン又はピ
ペリジニウム、ピロリジン又はピロリジニウム、モルホ
リン又はモルホリニウム、ピペラジン又はピペラジニウ
ム、4−メチルピペラジン又は4−メチルピペラジニウ
ム、及びヘキサヒドロアゼピン又はヘキサヒドロアゼピ
ニウム環)を完成するのに必要な炭素、イオウ、窒素及
び酸素原子を表す。分子上のこれらの環は同一であって
も異なっていてもよい。
【0026】R1 とR3 はまた、一緒になって、それら
が結合しているウロニウム基と共に5〜7員の置換もし
くは非置換の複素環式環(例えば、イミダゾリウム、ピ
リミジニウム、トリアゾニウム及びアゼピニウム環を完
成するのに必要な炭素、イオウ、窒素及び酸素原子を表
してもよい。好ましくは、R,R1 ,R2 及びR3 は同
一の一価の基であるか、又は分子が対称となるように、
RとR1 は一緒になって、R2 とR3 が一緒になって形
成するものと同一の複素環式環を形成する。更に好まし
くは、R,R1 ,R2 及びR 3 は各々水素、炭素原子数
1〜3個のアルキル又は炭素原子数2〜4個のアルケニ
ルであり、最も好ましくは各々はメチルである。
【0027】前記の複素環式環は、本発明方法における
化合物のカルボキシル基活性化能に悪影響を与えない任
意の位置に1個又はそれ以上の置換基を有していてもよ
い。例えば、これらの環は、1個又はそれ以上の、炭素
原子数6個までのアルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、イソプロピル、ヘキシル及び2−メトキシプロピ
ル)ハロ(例えば、クロロ又はブロモ)及び炭素原子数
6個までのアルコキシ(例えば、メトキシ、プロポキ
シ、イソブトキシ、2−メトキシプロポキシ及びヘキソ
キシ)で置換されていてもよい。
【0028】前記構造において、R4 は、オキソ基に結
合した窒素原子と一緒になって5〜10員の複素環式環
を完成するのに十分な炭素及びヘテロ原子(例えば、イ
オウ、酸素又は窒素)を表す。かかる複素環式環は置換
又は非置換であり、そして、1−ベンゾトリアゾリル、
スクシンイミド、1−イミダゾリル、2−イミダゾリジ
ノン−1−イル、モルホリノ、ピリジル、チアゾリル、
ベンゾチアゾリル、キノリル、ピペリジル、ピペラジニ
ル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル及びピリジジ
ニルが挙げられるが、これらに限定されない。かかる環
は1個又はそれ以上の、低級アルキル(メチル、エチ
ル、イソプロピル又はブチル)、オキソ、ハロ(例えば
クロロ)、低級アルコキシ(例えば、メトキシ、プロポ
キシ、イソブトキシ及びエトキシ)で置換されていても
よい。
【0029】前記の構造ではまた、X- は、分子内塩を
形成するのに必要な化合物のアニオン又はアニオン部分
を表す。代表的アニオンとしては、ハロゲン化物(例え
ば、塩化物、臭化物又はフッ化物)、テトラフルオロボ
レート、トリフレート、ナイトレート、サルフェート、
P−トルエンスルホネート、パークロレート、メトサル
フェート、ヒドロオキシド及びヘキサフルオロホスフェ
ートが挙げられるが、これらに限定されない。X- はま
た複素環式環に結合したスルホネート又はアルキレンス
ルホネートであってよく、アルキレン部分は1〜6個の
炭素原子を有する。
【0030】本発明の実施に有用な代表的活性剤として
は、2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イロキシ)
−1,1,−3,3−テトラメチルウロニウムテトラフ
ルオロボレート、2−(スクシンイミド−オキシ)−
1,1,3,3−テトラメチルウロニウム テトラフル
オロボレート、2−(5−ノルボルネン−2,3−ジカ
ルボキシイミド)−1,1,3,3−テトラメチルウロ
ニウム テトラフルオロボレート、2−(2−ピラゾリ
ン−5−オン−1−イル)−1,1,3,3−テトラエ
チルウロニウムクロライド、2−(2−イミダゾリジノ
ン−1−イル)−1,1,3,3−テトラブチルウロニ
ウムp−トルエンスルホネート、2−(3−ベンゾチア
ゾリル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム
テトラフルオロボレート、2−〔2−(1H)−キノロ
ン−1−イル〕−1,1,3,3−テトラメチルウロニ
ウム ヘキサフルオロホスフェート、1−〔(1H−ベ
ンゾトリアゾール−1−イロキシ)(1−ピロリジニ
ル)メチレン〕ピロリジニウムテトラフルオロボレー
ト、1−〔1−ピペリジル)(スクシンイミドキシ)メ
チレン〕ピペリジニウムトリフレート、4−〔(モルホ
リノ)(1−ピロリジニルオキシ)−メチレン〕モルホ
リニウムクロライド、1−〔(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)(4−メチル−1−ピペラジニルオキシ)メチ
レン〕−4−メチルピペラジニウム ブロマイド及び1
−〔(N,N−ジメチル−アミノ)(スクシンイミドキ
シ)メチレン〕ピロリジニウムヘキサフルオロホスフェ
ートが挙げられるが、これらに限定されない。
【0031】ある実施態様において、本発明により製造
した試薬は、それらと組合わさったトレーサーを有する
ことができる。トレーサーは、試薬の検出を可能にする
検出可能種である。有用なトレーサーとしては、ラジオ
アイソトープ及び酵素であるが、それらに限定されな
い。特に有用なトレーサーは着色色素又は蛍光色素であ
る。トレーサーは任意の適切な形で試薬と組合わされ
る。例えば、結合した生物学的活性化合物(例えば、放
射線標識化部分又はオリゴヌクレオチド)と組合せるこ
とができる(例えば、共有結合又はイオン結合で)。あ
るいは,基体、例えば、水不溶性粒子の表面上又は水不
溶性粒子内に結合させる。蛍光性キレート又は着色色素
を既知技法を用いて粒子中に包含させることが特に望ま
しい。
【0032】本発明の第一工程では、カルボキシル化粒
子は、適切なpH(3〜7)及び適切な温度(一般に10
〜60℃)でウロニウム塩活性剤により活性化される。
カルボキシル化基体が粒子である場合は、本方法に用い
る粒子固体のパーセントは一般に0.01〜30%であ
り、0.1〜10%が好ましい。ウロニウム塩は一般に
基体上の全測定カルボン酸レベルに対して1:1〜20
0:1のモル比で用い、好ましくは10:1〜100:
1である。この工程は20分を要するかもしれない。
【0033】活性化基体(例えば、粒子)を次に生物学
的に活性な化合物と接触させる(例えば、混合して)。
基体として粒子を用いる場合には、活性化粒子は一般に
0.01〜30%固体で存在し、そして生物学的活性化
合物については一般に基体に対する化合物の重量比は
1:1000〜2:1の量存在する。この工程は、3〜
8の範囲のpH、及び10〜50℃の温度で24時間行
う。
【0034】カルボキシル化粒子及びウロニウム塩活性
剤は、キット中で別々のパッケージで提供してもよい。
他の物質、装置及び有用な試薬は必要に応じて包含する
ことができる。例えば、キットは結合すべき生物学的活
性化合物(例えば、抗体)も含んでもよい。以下の例で
は、すべての%は特に断らない限り重量%である。
【0035】例1&2 ポリマー粒子に結合したウシガ
ンマグロブリンを有する試薬の調製 これらの例は、本発明範囲内の2種の活性剤を用いて、
プロテインウシガンマグロブリンをカルボキシル化ポリ
マー粒子に結合せしめた試薬の調製方法を示すものであ
る。このプロテインは検出のために放射線標識化した。
「比較」試薬は、本発明範囲外の活性剤を用いて同様に
調製した。
【0036】粒子は、ヨーロッパ特許第0 466 2
20号(前出)公報に記載されている操作を用いて、2
種類の異なるポリマーから製造した: ポリマーA:ポリ〔スチレン−−3−(−ビニルベ
ンジルチオ)プロピオン酸〕(97.59:2.41モ
ル比、1.33μm 平均直径)、及び ポリマーB:ポリ〔スチレン−−モノメタクリロイル
ペンタ(オキシエチレン)フタレート〕98.81:
1.19モル比、1.3μm 平均直径)。
【0037】プロテインを結合するのに用いた活性剤
は: 例1:2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イロキ
シ)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラ
フルオロボレート、 例2:2−(スクシンイミドキシ)−1,1,3,3−
テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート、及び 比較:1−(1−ピロリジニルカルボニル)−ピリジニ
ウムクロライド。
【0038】ポリマーA粒子及びプロテインの最終懸濁
液は、2−(4−モルホリノ)エタンスルホン酸緩衝液
(0.1モル濃度、pH5.5)中の粒子30mg乾燥粒子
当り0.134mgの 3Hウシガンマグロブリンを含ん
だ。ポリマーB粒子及びプロテインの最終懸濁液は、同
一の緩衝液中の粒子30mg乾燥量当り0.164mgの 3
Hウシガンマグロブリンを含んだ。各実験に用いた活性
剤の量は45μmol であった。
【0039】例1に用いた活性剤(144.5mg)を緩
衝液(4mL、112.5ミリモル濃度貯蔵溶液)に溶解
した。例2に用いた活性剤(135.5mg)を同一の緩
衝液(4mL、112.5ミリモル濃度貯蔵溶液)に溶解
した。比較活性剤(95.9mg)もまた緩衝液(3mL、
150ミリモル濃度貯蔵溶液)に溶解した。次に後述の
懸濁液に、例1及び例2については活性剤を各々400
μL 添加し、比較法では比較の活性剤溶液300μL を
用いた。
【0040】試薬懸濁液は、粒子(30mg乾燥重量)を
大きなミクロフュージ管に加え、続いて緩衝液を加えて
1.5mLとすることにより調製した。得られた懸濁液を
15分間、14.000rpm で遠心し、次いで上澄を捨
てた。緩衝液を各管に加えて最終容量を1mLとし、続い
て活性剤(前記の量)を添加した。次に、これらの管に
蓋をし、次いで10分間室温で転倒型ミキサーで回転し
て、粒子上のカルボキシル基を活性化した。放射線標識
化プロテインの溶液(10mg/mL、ポリマーAとの反応
では13.4μL 、ポリマーBとの反応では16.4μ
L )を各管に添加し、続いて緩衝液を添加して最終容量
を1.5mLとした。これらの管に再び蓋をし、次いで2
4時間室温で回転して放射線標識化プロテインを粒子上
の活性化基に共有結合させた。ウシ血清アルブミン(2
50μL 、100mg/mL)を各管に添加することにより
プロテインの結合を止め、続いて蓋をした管を更に20
時間室温で回転した。
【0041】粒子に結合した放射線標識化プロテインの
量を、a)各懸濁液(125μL で2つ)の試料中の1
分間当りのカウントの総数(CPM)、及びb)上澄液
125μL に残留するcpm を測定し、続いて250μL
のアリコットの除去後、残りの反応混合物を遠心分離に
かけて粒子に共有結合したプロテインの分画を測定する
ことにより測定した。各試料(総量250μL )を緩衝
液(650μL 、0.1モル濃度)及びドデシル硫酸ナ
トリウム(脱イオン化蒸留水の10%溶液100μL )
と混合した。得られた混合物を、45°角度に載置した
回転ディスクを用いて37℃で16時間転倒回転するこ
とにより混合した。この処理により吸着プロテインは除
去されるが、共有結合したプロテインは除去されない。
結合プロテインの総量を測定するためのものと同様の操
作を用いて共有結合プロテインの量を測定した。
【0042】粒子に結合した 3Hウシガンマグロブリン
の総量、それに共有結合した量、及びに共有結合プロテ
イン:総結合プロテインの比を表Iに示す。これらの結
果によれば、例1及び例2に用いた活性剤は、一般に比
較法に用いた活性剤と同様の結合効率があることを示し
ている。しかしながら、先に指摘したように、例1及び
例2に用いた活性剤は容易に入手できるが、比較の活性
剤はそうではない。従って、本発明方法では、比較法と
比べ有意に経済的な利点が得られる。
【0043】
【表1】
【0044】例3 抗体を有する試薬の調製 本例は、本発明を実施して、本発明範囲内の活性剤を用
いる、チロキシンに対して特異的な抗体のポリマー粒子
への共有結合について実証する。本発明をまた、本発明
範囲外の方法により調製した“比較”試薬とも比較し
た。放射線標識化ウシガンマグロブリンの代わりに抗体
溶液(ポリマーAについては32.1μL 、ポリマーB
については39.3μL 、4.17mgプロテイン/mL)
を用いた他は、例1及び例2に述べた操作を用いて、抗
−チロキサンモノクロナール抗体(Beckman Instrument
s, Inc, )を前記のポリマーA及びポリマーBに共有結
合させた。ウシ血清アルブミンを用いて反応を止め、懸
濁液を遠心分離にかけ、上澄をデカンテーションし、次
いで粒子をホスフェート緩衝塩水溶液(1mL、pH7.
4)中に再懸濁させた。この工程を3回繰り返し、最終
時には固体を緩衝液(1.8mL)中に再懸濁し、次いで
メルチオレート保恒剤(0.02%)を添加した。比較
実験を、例1及び例2に述べた比較法と同様にして実施
した。
【0045】得られた試薬分散体中の活性抗体の相対量
を、試薬懸濁液の一連の希釈物(粒子に結合した抗体の
質量に基づいて1×10-7〜1×10-10 モル濃度の理
論的抗体結合部位)を一定濃度(5×10-11 モル濃
度)の西洋ワサビペルオキシダーゼ標識化チロキシンと
混合するアッセイにより測定した。この標識化複合体
は、Kunst, Clin. Chem.34(9)、1830〜183
3頁(1988)に記載された操作と同様に調製してい
る。この希釈液は、ウシ血清アルブミン(1%)及び8
−アニリノ−1−ナフタレンスルホン酸アンモニウム塩
(8.7×10-4モル濃度)を含有するホスフェート緩
衝塩水溶液中、室温で一定攪拌しながら約1時間インキ
ュベートした。遠心分離後、懸濁液中に残存するチロキ
シンのレベル量を測定し、30%の標識化チロキシンを
結合するのに必要なチロキシン結合部位の濃度を算出し
た。結果を以下の表IIに要約する。
【0046】これらのデータは、本発明の実施では、抗
体活性は高度に保持されたことを実証するものである。
【0047】
【表2】
【0048】例4 カルバマゼピンに特異的な抗体を有
する試薬 本例では、本発明を実施して、カルバマゼピンのイムノ
アッセイにおいて有用な試薬を調製した。本例ではま
た、本発明の範囲外の活性剤(“比較”)を用いて試薬
を調製する比較例もまた行った。試薬用粒子は、前記の
例1に述べたような操作を用いて、ポリ〔スチレン−コ
−3−(p−ビニルベンジルチオ)プロピオン酸〕(9
7.59:2.41モル濃度比、1.2μm 平均直径)
から調製した。反応用の最終分散体は、2−(4−モル
ホリノ)エタンスルホン酸緩衝液(0.1モル濃度、pH
5.5)中の粒子の乾燥重量30mg当り0.25mgの抗
体を含有した。各活性剤は30μmole量使用した。本発
明では活性剤、2−(1H−ベンゾトリアゾリルオキ
シ)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムテトラ
フルオロボレートを使用し、“比較”活性剤としては1
−(1−ピロリジニルカルボニル)ピリジニウムクロラ
イドを使用して比較した。
【0049】分散体は、ポリマー粒子懸濁液(30mg乾
燥量)を、緩衝液(500μL )中、大きなミクロフェ
ージ管に投入することにより調製した。懸濁液を次に1
0分間14,000rpm で遠心分離し、次いで上澄を棄
捨した。緩衝液(747μL)及び活性剤緩衝液中に各
々調製した112.5ミリモル濃度貯蔵溶液267μL
)を次に管に添加した。これらの管に蓋をして次いで
室温で10分間転倒回転した。カルバマゼピンに対して
特異的な抗体の溶液(2.59mg/mL貯蔵溶液97μL
)を各々の管に添加した。これらの管を次に4時間室
温で再び回転した。この反応を、ウシ血清アルブミン
(300μL 、100mgプロテイン/mL)を一晩、室温
で用いて止めた。過剰部分を前記の例3に述べたように
して除去した。
【0050】得られた試薬分散体中の活性抗体の相対量
を、8−アニリノ−1−ナフタレンスルホン酸をアッセ
イから省いた他は、前記の例3に述べたものと同様のア
ッセイで測定した。50%のカルバマゼピンレベルと結
合するのに必要なカルバマゼピン結合部位の濃度を算出
した。得られた結果は以下のとおりであった:
【0051】50%の標識が結合している場合の理論上
のカルバマゼピン結合部位(ミリモル濃度) 例3アッセイ 0.51 比較アッセイ 0.59
【0052】本例は、容易に使用できる活性剤を用い
て、抗体をポリマー粒子に効率よく結合させることがで
きることを実証するものである。
【0053】
【発明の効果】本発明は、カルボキシル化物質、例え
ば、カルボキシル化粒子又は反応性カルボキシル基含有
薬品に、反応性アミン−又はスルフィドリル含有化合物
を迅速かつ極めて効率よく結合する手段を提供する。こ
の結合は、以下に述べるある一群のウロニウム塩を用い
て達成される。結合の高効率及び試薬の安定性が達成さ
れるばかりでなく、更に本明細書に述べた活性剤は容易
に入手できる。特に、好ましい化合物、2−(1H−ベ
ンゾトリアゾロ)−1−イルオキシ)−1,1,3,3
−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレートは市
販されている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生物学的活性化合物を水不溶性カルボキ
    シル化基体と反応させる方法であって、前記方法が、 A.反応性カルボキシル基を有する水不溶性基体を、構
    造: 【化1】 前記式中、 R,R1 ,R2 及びR3 は独立して水素、炭素原子数1
    〜6個のアルキル、炭素原子数2〜6個のアルケニルも
    しくは炭素原子数2〜6個のアルキニルであるか、又は
    RとR1 は一緒になって、もしくはR2 とR3 は一緒に
    なって、それらが結合している窒素原子と共に5〜7員
    の複素環式環を完成するのに必要な炭素原子、イオウ原
    子、窒素原子及び酸素原子を表すか、又はR1 とR3
    一緒になって、それらが結合しているウロニウム基と共
    に5〜7員の複素環式環を完成するのに必要な炭素原
    子、イオウ原子、窒素原子及び酸素原子を表し、 R4 は、オキシ基に結合した窒素原子と一緒になって、
    5〜10員の複素環式環を完成するのに十分である炭素
    原子及びヘテロ原子を表し、そしてX- は酸アニオンを
    表す、により表される2−(N−複素環式オキシ)ウロ
    ニウム塩と接触させ、次いでB.活性基を有する基体
    を、反応性アミノ又はスルヒドリル基を有する生物学的
    に活性な化合物と接触させて基体と生物学的に活性な化
    合物との間に共有結合を形成することを含む方法。
  2. 【請求項2】 (1)反応性カルボキシル基を有する基
    体及び(2)構造: 【化2】 前記式中、 R,R1 ,R2 及びR3 は独立して水素、炭素原子数1
    〜6個のアルキル、炭素原子数2〜6個のアルケニルも
    しくは炭素原子数2〜6個のアルキニルであるか、又は
    RとR1 は一緒になって、もしくはR2 とR3 は一緒に
    なって、それらが結合している窒素原子と共に5〜7員
    の複素環式環を完成するのに必要な炭素原子、イオウ原
    子、窒素原子及び酸素原子を表すか、又はR1 とR3
    一緒になって、それらが結合しているウロニウム基と共
    に5〜7員の複素環式環を完成するのに必要な炭素原
    子、イオウ原子、窒素原子及び酸素原子を表し、 R4 は、オキシ基に結合した窒素原子と一緒になって、
    5〜10員の複素環式環を完成するのに十分である炭素
    原子及びヘテロ原子を表し、そしてX- は酸アニオンを
    表す、により表される2−(N−複素環式オキシ)ウロ
    ニウム塩、を含むキット。
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