JPH0648922U - パンチプレス機 - Google Patents

パンチプレス機

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JPH0648922U
JPH0648922U JP3903691U JP3903691U JPH0648922U JP H0648922 U JPH0648922 U JP H0648922U JP 3903691 U JP3903691 U JP 3903691U JP 3903691 U JP3903691 U JP 3903691U JP H0648922 U JPH0648922 U JP H0648922U
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
punch
accommodating
press machine
punch press
Prior art date
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Pending
Application number
JP3903691U
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English (en)
Inventor
誠 恩田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3903691U priority Critical patent/JPH0648922U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具交換時間を短縮でき、しかも工具交換を
簡単に行えるパンチプレス機を提供する。 【構成】 本考案に係るパンチプレス機1は、加工ヘッ
ド15a,15bと、複数段の収容部を有する工具収容
装置17と、工具交換を行う昇降可能な工具交換装置1
6とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチプレス機、特に、工具交換部を備えたパンチプレス機に関す る。
【0002】
【従来の技術】
板材に孔開け加工等を行う加工機として、従来よりパンチプレス機が用いられ ている。パンチプレス機は、一般に、パンチヘッド及びダイヘッドから構成され る加工ヘッドを有している。また、加工の高効率化を図るために、複数の工具を 収容する工具マガジンと、工具マガジン及び加工ヘッドの間で工具交換を行う工 具交換装置とを備えたパンチプレス機も既に実用に供されている。
【0003】 さらに、加工効率を一層向上させるべく、多数の工具を収容するツールタワー と、ツールタワー及び工具マガジンとの間で工具交換を行うツールチェンジロボ ットとを備えたものが提供されている。
【0004】 このようなパンチプレス機を用いて加工を行う際には、ツールチェンジロボッ トにより、ツールタワー内の所望工具を工具マガジン内に収容する。次に、加工 プログラムにしたがって工具マガジン内の工具を次々と選び出し、工具交換装置 により、加工ヘッドと工具マガジンとの間で工具交換を行いつつ、一連の加工を 行う。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のパンチプレス機では、ツールタワーから加工ヘッドに至るまでの工 具移動量が長いため、工具交換に要するサイクルタイムが長くなるという問題が 生じる。また、各部での工具の受渡しのための制御も複雑なものとなる。
【0006】 本考案の目的は、工具交換時間を短縮でき、しかも工具交換を簡単に行えるパ ンチプレス機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るパンチプレス機は、板材にパンチ加工を行う加工ヘッドと、工具 収容装置と工具交換部とを備えている。前記工具収容装置は、加工ヘッドに装着 すべき工具を収容するための複数段の収容部を有するものである。前記工具交換 部は、各収容部と加工ヘッドとの間で工具交換を行う昇降可能なものである。
【0008】
【作用】
本考案では、工具収容装置が複数段の収容部を有しているので、多数の工具が 収容され得る。そして、工具交換部により、工具収容装置の各収容部と加工ヘッ ドとの間で工具交換が行われ、加工ヘッドにより板材にパンチ加工が行われる。 工具交換部は昇降可能なので、工具収容装置の各収容部との間での工具交換が容 易に行われる。
【0009】 この場合には、加工ヘッドに装着すべき工具が1つの工具収容装置内に収容さ れるため、工具移動量を少なくすることができ、工具交換に要するサイクルタイ ムを短縮できる。また、これにより、工具交換を簡単に行える。
【0010】
【実施例】
図1及び図2は、本考案の一実施例によるツインヘッドパンチプレス機を示し ている。 このパンチプレス機は、主に、下部フレーム1と、上部フレーム2と、これら を後方で支持するスロート部3とから構成されている。
【0011】 下部フレーム1には、ワークWが載置されるワークテーブルとして、固定テー ブル4及びその左右の移動テーブル5,6が設けられている。左右の移動テーブ ル5,6は、キャリッジ7とともに、装置の前後方向に移動可能となっている。 キャリッジ7には、装置の左右方向に移動可能なクロススライド8が設けられて いる。このクロススライド8には、ワークWを把持するためのワークホルダ9が 装着されている。
【0012】 上部フレーム2には、パンチを駆動するためのモータ10と、フライホイール 11と、クランク機構12とが設けられている。上部フレーム2の前方先端には 、選択機構18を介してクランク機構12により択一的に往復動されるパンチヘ ッド13a,13bが2個設けられている。また、この各パンチヘッド13a, 13bと対向して、下部フレーム1にダイヘッド14a,14bが設けられてい る。これら2組のパンチヘッド及びダイヘッドにより、2組の加工ヘッド15a ,15bが構成されている。
【0013】 下部フレーム1及び上部フレーム2のそれぞれの後方には、加工ヘッド15a ,15bに供給すべきパンチ及びダイを収容する工具収容装置17が設けられて いる。工具収容装置17は、複数段(図では2段のみ図示)の工具収容棚を有し ており、各棚内にそれぞれ複数個の工具を環状に収容し得るようになっている。 また、収容された各工具は、モータ,スプロケット及びチェーン等の駆動機構に より循環し得るようになっている。加工ヘッド15a,15bと工具収容装置1 7との間には、工具交換を行うための工具交換装置16が設けられている。工具 交換装置16は、パンチヘッド側及びダイヘッド側にそれぞれ設けられている。
【0014】 次に、パンチヘッド側の工具交換装置(パンチ交換部)16aについて図3及 び図4を用いて説明する。 パンチ交換部16aは、主に、移動フレーム19と、移動フレーム19に固定 された1対の前後移動用シリンダ21と、旋回部22と、旋回部22に取り付け られた工具を把持する把持部23と、メインフレーム24に固定された左右移動 用シリンダ25とを備えている。
【0015】 移動フレーム19の上方には、メインフレーム24に固定された2本のリニア ガイド26が設けられている。リニアガイド26は、加工ヘッド15a,15b のそれぞれのパンチポイントP1,P2を結ぶ線と平行に配置されている。移動 フレーム19の上面には、リニアガイド26を支持するベアリングボックス27 が4か所に固定されている。移動フレーム19の一端には、上方に突出する突出 部19aが形成されており、この突出部19aに左右移動用シリンダ25のプラ ンジャが連結されている。
【0016】 この構成により、移動フレーム19は、リニアガイド26に沿って加工ヘッド 15a,15bの配列方向(左右方向)と平行方向に移動自在となっている。な お、左右の移動量を規制するために、左右のストッパ28が本体フレーム側に設 けられている。
【0017】 1対の前後移動用シリンダ21は、それぞれ移動フレーム19の下面に固定さ れている。なお、図4では、右側の把持部23を移動するためのシリンダ21が 示されているが、左側の把持爪23を駆動するためのシリンダ21が紙面奥側に シリンダ21と平行に設けられている。各シリンダ21は、そのプランジャの突 出方向がそれぞれ逆向きになるように配置されている。各シリンダ21のプラン ジャ先端には、リング状部材30が固定されている。リング状部材30は、それ ぞれ半円状の2つの部材から構成されている。リング状部材30の下部には、リ ング状の溝30aが形成されている。各リング状部材30の下方には、スライド ブロック31が設けられている。スライドブロック31の上部に設けられた係合 部32は、リング状部材30の溝30a内に係合している。各スライドブロック 31は、前後の把持部23に連結されている。
【0018】 移動フレーム19上面には、支持枠35が設けられている。支持枠35の上面 には、ロータリーアクチュエータ36が設けられている。ロータリーアクチュエ ータ36の軸先端には、駆動ギア37が固定されている。一方、移動フレーム1 9の概ね中央部には、回転軸38が挿通しており、回転軸30は、移動フレーム 19に設けられた支持部材39によって回転自在に支持されている。また、回転 軸38は、支持枠35上部を挿通しており、支持枠35に回転自在かつ上下動不 能に支持されている。回転軸38の上部には、駆動ギア37と噛み合うギア40 が固定されている。また、回転軸38の下端には、旋回プレート41が固定され ている。旋回プレート41の上面には、前後の把持部23及びスライドブロック 31が前後方向スライド自在に取り付けられている。
【0019】 この構成により、前後移動用シリンダ21を駆動すると、リング状部材30及 びスライドブロック31を介して左右の把持部23が前後方向に進退する。なお 、旋回部22の作動により把持部23及びスライドブロック31が旋回するが、 この旋回時にはスライドブロック31の突起32は、リング状部材30の溝30 aに沿って移動するようになっている。
【0020】 また、旋回部22の下方には、シリンダ50が配置されている。このシリンダ 50のピストンロッド51先端は、旋回部22の下部中央部に連結されている。 このシリンダ50を駆動してピストンロッド51を突出又は後退させることによ り、旋回部22を介してパンチ交換部16a全体が昇降するようになっている。
【0021】 把持部23は、先端がコ字状に形成された爪部材52を有している。爪部材5 2の基部には、上下方向及び水平方向からそれぞれピンが挿通しており、爪部材 52は、各ピンの回りにそれぞれ回動自在となっている。また、爪部材52には 、トランスファーピン56が上下動自在に支持されている。このトランスファー ピン56は、工具交換時においてパンチに形成された孔に係脱自在に係合し得る ようになっている。
【0022】 また、ダイヘッド側の工具交換装置(ダイ交換部)については、パンチ交換部 16aの各移動機構と上下の位置関係が逆になっている他は、パンチ交換部16 aと同様の構成であり、ここでは説明を省略する。
【0023】 次に、動作について説明する。 加工時には、工具収容装置17の各工具収容棚に工具を収容した状態で、工具 交換装置16により、工具収容部17と加工ヘッド15a,15bとの間で工具 交換を行いつつ、ワークWに加工が施される。
【0024】 いま、加工ヘッド15bに装着されたパンチ工具を交換する場合を例にとって 説明する。 この場合には、まず、左右移動用シリンダ25のプランジャを後退させて、移 動フレーム19を図3下方に移動させ、前側(図3右側)の把持部23を加工ヘ ッド15bと対向させる。次に、前後移動用シリンダ21を駆動して、プランジ ャを突出させる。するとリング状部材30及びスライドブロック31を介して、 把持部23が突出する。これにより、把持部23のトランスファーピン56が加 工ヘッド15b側のパンチの孔に係合する。この状態から前後移動用シリンダ2 1のプランジャを後退させると、把持部23が後退し、加工ヘッド15b側のパ ンチがパンチ交換部15a側に取り込まれる。
【0025】 次に、シリンダ50を駆動してピストンロッド51を突出又は後退させること により、パンチ交換部16aを昇降させ、工具収容装置17内において所望の工 具が収容された工具収容棚の位置へパンチ交換部16aを移動させる。次に、工 具収容装置17を循環させて、所望のパンチ工具をパンチ交換部16aと対向さ せる。この状態から、前記と同様に前後移動用シリンダ21を駆動することによ り、工具収容装置17内の工具がパンチ交換部16a側に取り込まれる。
【0026】 次に、ロータリーアクチュエータ36を駆動し、ギア37及び40を介して回 転軸38を180°回転させる。すると、旋回プレート41及び把持部23が1 80°回転する。この結果、加工ヘッド15bから受け取った工具は工具収容装 置17と対向し、工具収容装置17から受け取った工具は加工ヘッド15bと対 向する。
【0027】 この状態から、前記と同様にして、前後移動用シリンダ21及びシリンダ50 を駆動することにより、工具収容装置17と対向する工具が工具収容装置17内 に収容され、加工ヘッド15bと対向する工具が加工ヘッド15bに装着される 。 なお、ダイの交換動作については、上述のパンチ交換動作と同様にして行われ る。
【0028】 また、他方の加工ヘッド15aについて工具交換を行う際には、左右移動用シ リンダ25のプランジャを突出させることにより、移動フレーム19をリニアガ イド26に沿って図3上方に移動させる。これにより、把持部23が加工ヘッド 15aと対向する位置に移動する。この状態から、前記と同様にして、前後移動 用シリンダ21,ロータリーアクチュエータ36及びシリンダ50の駆動により 工具交換が行われる。
【0029】 この場合には、工具収容部17が複数段の工具収容部を有しているので、この 工具収容部17内に多数の工具が収容され得る。そして、工具交換装置16によ り、工具収容装置17と加工ヘッド15a,15bとの間で工具交換が行われつ つ、一連の加工が行われる。したがって、パンチプレス機1内における工具移動 量が少なくなり、工具交換が簡単にかつ短時間で行われる。
【0030】
【考案の効果】
本考案に係るパンチプレス機では、複数段の工具収容部を有する工具収容装置 と、工具交換部とが設けられるので、工具交換時間を短縮でき、しかも工具交換 を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体斜視図。
【図2】その平面概略図。
【図3】前記実施例における工具交換装置の平面概略
図。
【図4】その正面概略図。
【符号の説明】
15a,15b 加工ヘッド 16 工具交換装置 17 工具収容装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材にパンチ加工を行う加工ヘッドと、 前記加工ヘッドに装着すべき工具を収容するための複数
    段の収容部を有する工具収容装置と、 前記各収容部と加工ヘッドとの間で工具交換を行う昇降
    可能な工具交換部と、を備えたパンチプレス機。
JP3903691U 1991-04-25 1991-04-25 パンチプレス機 Pending JPH0648922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3903691U JPH0648922U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 パンチプレス機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3903691U JPH0648922U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 パンチプレス機

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Publication Number Publication Date
JPH0648922U true JPH0648922U (ja) 1994-07-05

Family

ID=12541889

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JP3903691U Pending JPH0648922U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 パンチプレス機

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