JPH0648743Y2 - 標識灯用乾電池 - Google Patents

標識灯用乾電池

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JPH0648743Y2
JPH0648743Y2 JP1989060890U JP6089089U JPH0648743Y2 JP H0648743 Y2 JPH0648743 Y2 JP H0648743Y2 JP 1989060890 U JP1989060890 U JP 1989060890U JP 6089089 U JP6089089 U JP 6089089U JP H0648743 Y2 JPH0648743 Y2 JP H0648743Y2
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健一 篠田
光良 村井
隆興 竹島
浩 佐藤
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富士電気化学株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、工事用などの道路標識灯に用いる標識灯用
乾電池、特に使用機器のネジ部を受けるためのソケット
受金部分の改良に関する。
《従来の技術》 工事用の道路標識灯などとして用いられる標識灯用乾電
池は、電池容量が尽きたときに使い捨てにすることを前
提として作られ、第4図に示すごとく極端に簡素化され
た構造となっている。
図において、標識灯用乾電池は、下部中心にボス部1aを
一体に突設した端子取付け板1と、前記ボス部1aに圧入
された電池の出力端としてのソケット受金2と、前記端
子取付け板1の下部に同軸上に配列され、互いに直列ま
たは並列接続された複数の素電池3と、ソケット受金2
と素電池3を接続する一対のリード線4を備えており、
各リード線4の両端を前記ソケット受金2の外周と下端
に形成された正負極、および素電池3群の両極端子部に
半田5によって接続した状態で、これらの組立体を筒形
の外装筒体6内に収容し、前記端子取付け板1を外装筒
体6の開口端にカシメ付けることによって製品を完成し
ている。
この構造では、外装筒体6の端面に露出するソケット受
金2に図示しない豆電球のネジ部をねじ込み装着するだ
けで道路用標識灯として使用できる。
ところで、この豆電球は点滅制御器と一体のもので、点
滅制御器の上部に突出配置されるとともに、点滅制御器
の下面に突出したネジ部をソケット受金2に捩じ込むこ
とで前記標識灯用乾電池に装着され、乾電池の消耗毎に
新たな電池に付け替えて使用できる。
しかしながら、この構造の標識灯用乾電池においては以
下の問題点があった。
《考案が解決しようとする問題点》 すなわち、実際には前記電球を外したり捩じ込む際に
は、前記制御器ごと取付け取外し作業を行うため、ソケ
ット受金2に対してネジ部をねじ込む力は想像以上のも
のとなり、過度のねじ込みによってソケット受金2の底
板が陥没して断線し、使用が不能となったり、或いは正
負極同士が短絡するなどの問題があった。
つまり、このソケット受金2は、第5図(a)に示すよ
うに、筒状の本体部2aと、本体部2aの底面に一体化され
た底板部2bとからなっている。本体部2aは真鍮などから
なる成形体であって、本体部2aの上部開口を構成する口
金部2a−1の下部から下端に至るまでストレートな内径
のネジ山2a−2が形成さている。
また、底板部2bは二枚の絶縁ワッシャ2b−1の中央を鳩
目状の端子部2b−2でカシメ付けたもので、絶縁ワッシ
ャ2b−1の周縁を前記本体部2aの下端内側に折曲形成さ
れたフランジ2a−3に挾みつけた構造となっている。
したがって、この構造のソケット口金2に過度のねじ込
みによる力らが加わると、豆電球のネジ部先端で底板部
2bが押し付けられ、第5図(b)に示すように、フラン
ジ2a−3が下方に可撓変形して絶縁ワッシャ2b−1が脱
落してしまい、これによって前述の断線または短絡を生
ずるのである。
この考案は以上の欠点を解決しようとするものであっ
て、ソケット受金を底抜けの生じない構造に形成するこ
とによって、過度のねじ込みによる断線や短絡などを防
止するようにした標識灯用乾電池を提供することを目的
とする。
《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、有底円筒形の外
装筒体と、該外装筒体内に同軸上に配列された複数の筒
形素電池と、前記外装筒体の開口端に嵌合固定された端
子取付け板と、該取付け板の中心に設けたボス部に圧入
されたソケット受金と、該ソケット受金の外周および底
面に設けた正負極と前記素電池の両極端子部との間にそ
れぞれ両端を半田付けによって接続された一対のリード
線とを備えた標識灯用乾電池において: 前記ソケット受金はネジ山を形成した筒状の本体部と、
本体部の底面内周部に絶縁状態で一体化された底板部と
を有し、前記本体部は、上部側に形成された前記ネジ山
の内径に対し、前記底板部が固定される底部側の内径が
小さく設定されていることを特徴とする。
《作用》 以上の構成によれば、ネジ山に螺着される使用機器のネ
ジ部先端は、本体部に形成されたネジ山とその先端の段
差でねじ込みが止められ、それ以上のねじ込み動作が規
制されるため、底板部に対する無理な押圧力が加わるこ
とがない。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図〜第3図はこの考案の一実施例を示している。な
お、この考案の要部以外の構成は従来とほぼ同様である
ので、要部以外の部材の符号を共通とし、異なる部分の
み異なる符号を用いて説明する。
図における標識灯用乾電池は、従来とほぼ同様に下部中
心にボス部1aを一体に突設した端子取付け板1と、前記
ボス部1aに圧入されたこの考案に係る構造のソケット受
金10と、前記端子取付け板1の下部に同実上に配列さ
れ、互いに直列接続された2つの円筒形素電池3と、こ
れら素電池3と前記ソケット受金10間を接続するリード
線4とからなり、該各リード線4の両端を前記ソケット
受金10の外周と下端の両極、および素電池3の頂部と底
面の両極に直接接続し、各接続個所を半田5によって固
定してある。
そして、これら組立体を有底円筒形の外装筒体6内に収
容し、前記端子取付け板1を外装筒体6の開口端にカシ
メ付けることによって製品を完成している。
前記ソケット受金10は、第2図,第3図に詳しく示すよ
うに、前記一方のリード線4に接続される真鍮などの成
形体からなる筒状の本体部12と、他方のリード線4に接
続され、かつ本体部12の底部に一体的に設けられた底板
部14からなっている。
前記本体部12は、上部開口を構成する口金部12aと、口
金部12aの下部より形成されたネジ部12bと、ネジ部12b
の下部に段差を設けて径小に形成された小径部12cとか
らなっており、この小径部12cの内側に形成されたフラ
ンジ12dに前記底板部14を固定している。
底板部14は、前述のごとく円盤状に形成された二枚の絶
縁ワッシャ14aの中央を前記リード線4を接続した鳩目
状の端子部14bによって接合したものであって各絶縁ワ
ッシャ14aの外周を前記フランジ12dに挾みつけてある。
以上の構成の標識灯用乾電池の頂部には、第3図のごと
く豆電球16が着脱可能に螺着される。
豆電球16は、点滅制御器18の中心に一体化されたもの
で、この点滅制御器18の下部中心には前記ソケット受金
10にねじ込まれて接続されるネジ部20が一体に突設され
ている。
そして、ソケット受金10に豆電球16をねじ込んだ状態で
は、周縁が本体部21に接触して電気的な導通を得られる
とともに、先端部は端子部14bに所定の押圧力で接触
し、同じく電気的な導通を得られ、点滅制御器18を介し
て電球16は点滅を開始する。
この状態から更にねじ込み方向の回転力が加わったとし
てもネジ部20の先端肩部は、本体部12のネジ部12bの先
端と小径部12cとの間の段部によって回転が止められ、
それ以上の回転を阻止される。
この結果、底板部14に対しては過度のねじ込み圧力が加
わることがなく、底板部14の底抜け現象を防止できるの
である。
例えばE10形のソケット受金の場合には、本体部12のネ
ジ部12bの内径は8.57〜8.72mmであるから、小径部12cの
内径を8.29mm以下に設定することによって、その寸法差
の分だけ十分にネジ部20のねじ込みを止めることができ
る。
《考案の効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
係る標識灯用乾電池にあっては、使用機器のネジ部先端
は構造的に過度のねじ込み動作が規制されるため、底板
部に対する無理な押圧力が加わらず、底板部の底抜けお
よびこれに伴う断線や短絡を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる標識灯用電池の全体説明図、
第2図は同電池に用いるソケット受金の断面図、第3図
は同ソケット受金に豆電球のネジ部を捩じ込んだ状態を
示す断面図、第4図は従来の標識灯用乾電池の端子取付
け板部分を示す要部断面図、第5図(a),(b)は同
電池に用いるソケット受金とその不具合を示す断面図で
ある。 1……端子取付け板、3……素電池 4……リード線、5……半田 6……外装筒体 10……ソケット受金、12……本体部 12b……ネジ部、12c……小径部 14……底板部、14a……絶縁ワッシャ 14b……端子部 16,18……使用機器 (16……豆電球,18……点滅制御器) 20……ネジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 浩 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (56)参考文献 実公 昭59−24123(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底円筒形の外装筒体と、該外装筒体内に
    同軸上に配列された複数の筒形素電池と、前記外装筒体
    の開口端に嵌合固定された端子取付け板と、該取付け板
    の中心に設けたボス部に圧入されたソケット受金と、該
    ソケット受金の外周および底面に設けた正負極と前記素
    電池の両極端子部との間にそれぞれ両端を半田付けによ
    って接続された一対のリード線とを備えた標識灯用乾電
    池において: 前記ソケット受金はネジ山を形成した筒状の本体部と、
    本体部の底面内周部に絶縁状態で一体化された底板部と
    を有し、前記本体部は、上部側に形成された前記ネジ山
    の内径に対し、前記底板部が固定される底部側の内径が
    小さく設定されていることを特徴とする標識灯用乾電
    池。
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JPS5924123U (ja) * 1982-08-02 1984-02-15 株式会社クボタ ミキサ−羽根

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