JPH0647865Y2 - 軸間距離調整装置 - Google Patents

軸間距離調整装置

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JPH0647865Y2
JPH0647865Y2 JP5882589U JP5882589U JPH0647865Y2 JP H0647865 Y2 JPH0647865 Y2 JP H0647865Y2 JP 5882589 U JP5882589 U JP 5882589U JP 5882589 U JP5882589 U JP 5882589U JP H0647865 Y2 JPH0647865 Y2 JP H0647865Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、所定間隔を設けて配設された一対の軸間の
距離を調整する軸間距離調整装置に関し、特に互いに相
対向する一対のローラをそれぞれ支承する一対の軸の軸
間距離を調整する軸間距離調整装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、互いに相対向する一対のローラの周面間の間隔
を厳密に管理するためには、この一対のローラを支承す
る一対の軸(以下単にローラ軸と言う)の軸間距離を厳
密に管理する必要がある。
そこで従来では、この一対のローラ軸の軸間距離を厳密
に管理するために、この一対のローラ軸を支承する固定
化された軸受の配置位置の位置決め精度、あるいはこの
一対のローラ軸を支承する固定化された軸受孔の形成位
置の位置決め精度等を向上させるようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで従来では、上述したように一対のローラ周面間
の間隔を厳密に管理するため、ローラ軸を支承する軸受
の配置位置の位置決め精度、あるいはローラ軸を支承す
る軸受孔の形成位置の位置決め精度を厳密に管理するよ
うにしているが、これらの軸受、軸受孔はいずれも固定
された位置に配置されているので、例えばローラの径が
径年変化等の要因により変化した場合、いくら当初の軸
受の配置位置の位置決め精度、あるいは固定化された軸
受孔の形成位置の位置決め精度を向上させて一対の軸の
軸間距離を厳密に管理したところで、ローラ周面間の間
隔を一定に保つことは出来ない難点がある。
この考案は上述した事情に鑑み、ローラの径の変化に係
わりなく、簡単な作業によって相対向するローラ周面間
の間隔を厳密に管理調整することができる軸間距離調整
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため、この考案の軸間距離調整
装置は、互いに相対向し配設される一対のローラのロー
ラ軸のうち、少なくとも一方のローラ軸を支承し、かつ
該ローラ軸を支承する支持体に対し、対向する他方のロ
ーラ軸側へスライド自在に配設されたスライダと、該ス
ライダに先端が回動自在かつ脱出不可能に支承され、し
かも前記支持体に螺合する軸間距離調整用ネジと、前記
スライダと前記支持体との間に配設され前記スライダを
常時前記他方のローラ軸側へ付勢するバネとを具えてい
る。
〔作用〕
上述した軸間距離調整装置によれば、軸間距離調整用ネ
ジを回動させることによりスライダが昇降するので、対
向する一対のローラ軸間の距離が調整され、このため互
いに相対向する一対のローラの周面間の間隔が厳密に調
整されることとなり、また軸間距離調整用ネジと、この
ネジが嵌挿するスライダとの間に発生するガタも前記ス
ライダを付勢するバネの付勢力により吸収されることと
なる。
〔実施例〕
以下この考案に係わる軸間距離調整装置の一実施例を詳
述する。
第4図は、この考案に係わる軸間距離調整装置を装着し
たカードリーダのカード搬送装置1を示す概念側面図で
ある。
なお、カードリーダとは、磁気カード(以下単にカード
と言う)に記録された情報の読取り、あるいはカードへ
の情報の書き込み、またカードに書き込まれた情報をチ
ェックし、さらにはカード使用者に磁気記録情報を目視
伝達するパンチ孔(特に、ある一定の金額の金額情報等
を記録したプリペイドカードを用いて物品や乗車券及び
電話用の回数券として使用する場合、その磁気記録され
た金額情報の残度数を目視できるために設けられた孔)
の形成を行うものであり、このカードリーダのカード搬
送装置とはカードに記録された情報を読取るとともに、
カードに対し情報を書込む磁気センサと、カードをこの
磁気センサ上を往復走行させるためのカード搬送手段を
有するものである。
このカード搬送装置1はカード搬送路Aが、上下方向に
所定間隔を設けて配設された上搬送路面体2と下搬送路
面体3とから構成されており、カード挿入口Bから挿入
された正規の板厚を有するカード4は、このカード搬送
路Aに所定の間隔(使用し得るカードの厚さtの1/2程
度)を設けて配設された上下一対のローラ5、6からな
るカード搬送手段7により前記カード搬送路Aを所定の
タイミングで往復走行する。なお、上述したローラ5、
6のうち下側に位置するローラ5は比較的硬質の弾性体
により構成されており、上側のローラ6は下側のローラ
5よりも極めて軟らかい弾性体(例えば硬質及び軟質か
らなるシリコンゴム)で構成されている。また、カード
搬送手段7はカード搬送路Aの長手方向に対し上下搬送
路面体2、3の両側に所定のピッチで3箇所配設されて
いる。
従って、上述した上下一対のローラ5、6からなるカー
ド搬送手段7により、カード4を搬送させると、カード
4の両端部のみが上下一対のローラ5、6間に把持され
つつ搬送されるので、カード搬送時にカード搬送手段に
よるカードの磁気記録面(カード4の下面で、その両端
部を除く部分)への接触が排除されることとなる。
また、第4図の上搬送路面体2及び下搬送路面体3は第
4図CC及びDDの展開図で示す第5図、及び第6図のよう
に、磁気センサ8に構成された複数の書込及び読取りヘ
ツド8aに対向する位置に、カード搬送路Aの長手方向に
沿って凹部2a、3aが形成されており、この各凹部2a,3a
によってカード走行中に書込及び読取りヘッド8aに対向
する位置の当該カードの磁気記録面が摩擦による損傷や
カード搬送路A内に進入した水を逃がし、あるいは埃等
により損傷を受けないようにしている。
なお、第4図で符号9はカード挿入口B直後に配設され
たシャッタで、このシャッタ9は図示せぬソレノイドプ
ランジャにより所定のタイミングで駆動され、カード搬
送路Aを開閉する。
また、符号10、11はカード挿入口B直後のカード搬送路
A内にほぼカード4の厚さtと同一の間隔を設けて配設
された硬質な一対のローラで、この一対のローラ10、11
は当該ローラ10、11を支承する軸に遊転自在に支承され
使用可能なカードの厚さ規制と、カード返却の際のブレ
ーキ機構として機能するものである。
なお、第4図で符号12、13、14、15、16、17は、それぞ
れカード搬送路Aにおけるカード4の位置を検出するホ
トセンサ、符号18はカード4の側方にパンチ孔を形成す
るパンチ機構で、このパンチ機構18は、前記上搬送路面
体2に支承され、上搬送路面体2の一部を構成する上板
19と下搬送路面体3の一部を構成しかつ上搬送路面体2
に支承された下板20、及び図示せぬソレノイドプランジ
ャにより上下動し、カード4の側方所定位置にパンチ孔
を形成するパンチプランジャ21とから構成されている。
一方、第4図で示すように、上述したカード搬送路Aに
所定の間隔を設けて配設された上下一対の各ローラ5、
6の周面の間隔は、カード4に対し搬送力を加えなけれ
ばならないため使用し得るカード4厚さtの1/2程度に
厳密に管理し、また経年変化等の要因による径の減少に
伴うローラ5、6周面間の間隔のズレを補正するため第
4図の要部拡大図で示す第1図のようにローラ5、6の
周面5a、6aの間隔を厳密に管理し調整する軸間距離調整
装置30が配設されている。
この軸間距離調整装置30は、ローラ6を支持するローラ
軸31の支持体である上搬送路面体2のそれぞれの側方に
形成されたU字形の切り欠2a内にスライド溝2bを介し上
下方向にスライド自在に配設され、かつ一方のローラ6
のローラ軸31を支持するスライダ32と、先端が当該スラ
イダ32の上面32a内に回動自在であって、かつEリング
等のクランプ部材32cにより脱出不可能に支承され、し
かも前記上搬送路面体2の上縁2cに固着された板体33の
メネジ部33aに螺合する軸間距離調整用ネジ34と、前記
スライダ32の上面32aと前記板体33の下面33bとの間に配
設され、前記スライダ32を常時下方へ押圧する一対のコ
イルバネ35とから構成されている。
なお、第1図で符号36は前記板体33を上搬送路面体2の
上縁2cに固着するボルト、37はネジ34を板体33に固着す
るロックナット、38は下搬送路面体3に支持されたロー
ラ5を支承するローラ軸である。
上述した軸間距離調整装置30によると、ローラ5、6の
対向する周面5a、6a間の距離を調整するには、第2図で
示すように、軸間距離調整用ネジ34を左右いずれか一方
に回動させることによりスライダ32を昇降させ、これに
よりローラ5、6を支承する軸31、38間の軸間距離を調
整することによって各ローラ5、6の各周面5a、6a間の
間隔tを調整すれば良いこととなる。なお、第1図の要
部拡大図で示す第3図のように、スライダ32の上面32a
と軸間距離調整用ネジ34の先端部34aとが嵌挿する部分
には、軸間距離調整用ネジ34の回動を許容するためには
多少のガタt′が存在するが、このガタt′は、第1図
で示す前記バネ35の弾発力によりスライダ32が常時下方
へ押圧されるので、その下方への変位により常時吸収さ
れることとなり、そのためローラ5、6の周面5a,6aと
の間隔t(第2図)は軸間距離調整作業の前後において
も厳密に管理されることとなる。
なお、上記実施例では、軸間距離調整装置30をカード搬
送路Aを構成するローラ5、6に適用した場合について
述べたが、この考案は上記実施例に限定されることな
く、互いに相対向して配設される一対のローラを支承す
るローラ軸の軸間距離を調整するものであればいかなる
ローラ軸でもよく、例えば第4図で示すカード搬送路A
のカード挿入口B直後に配設された一対のローラ10、11
を支承するローラ軸に適用しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の軸間距離調整装置で
は、軸間距離調整用ネジを回動させる簡単な作業で一対
のローラ軸の軸間距離が調整されるので、この一対のロ
ーラ軸が支承する一対のローラの径が経年変化等の要因
により変化した場合であっても、この一対のローラ周面
間の間隔を所望の間隔に調整することが出来る。また軸
間距離調整用ネジと、このネジが嵌挿するスライダとの
との間に発生するガタを、スライダを常時付勢するバネ
の付勢力により吸収させるようにしたので、一対のロー
ラ周面間の間隔を所望の間隔に調整し、かつその間隔を
厳密に管理することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係わる軸間距離調整装置
を示す概念側面図。第3図は第1図の要部拡大断面図、
第4図は考案に係わる軸間距離調整装置を装着したカー
ド搬送装置の概念側面図、第5図は第4図のCC展開図、
第6図は第5図のDD展開図である。 2…支持体(上搬送路面体)、5、6…ローラ、30…軸
間距離調整装置、31、38…ローラ軸、32…スライダ、34
…軸間距離調整用ネジ、34a…先端、35…バネ、。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに相対向し配設される一対のローラの
    ローラ軸のうち、少なくとも一方のローラ軸を支承し、
    かつ該ローラ軸を支承する支持体に対し、対向する他方
    のローラ軸側へスライド自在に配設されたスライダと、 該スライダに先端が回動自在かつ脱出不可能に支承さ
    れ、しかも前記支持体に螺合する軸間距離調整用ネジ
    と、 前記スライダと前記支持体との間に配設され前記スライ
    ダを常時前記他方のローラ軸側へ付勢するバネと を具えたことを特徴とする軸間距離調整装置。
JP5882589U 1988-07-26 1989-05-22 軸間距離調整装置 Expired - Fee Related JPH0647865Y2 (ja)

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CA000606299A CA1332468C (en) 1988-07-26 1989-07-21 Card carrier in card reader
DE68915069T DE68915069T2 (de) 1988-07-26 1989-07-24 Kartenträger in einem Kartenleser.
ES89307480T ES2052919T3 (es) 1988-07-26 1989-07-24 Transportador de tarjetas en un lector de tarjetas.
EP89307480A EP0352995B1 (en) 1988-07-26 1989-07-24 Card carrier in card reader
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017222446A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日本電産コパル株式会社 カード用マーキング装置

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