JP2761328B2 - 紙葉類磁気検出装置 - Google Patents
紙葉類磁気検出装置Info
- Publication number
- JP2761328B2 JP2761328B2 JP24517892A JP24517892A JP2761328B2 JP 2761328 B2 JP2761328 B2 JP 2761328B2 JP 24517892 A JP24517892 A JP 24517892A JP 24517892 A JP24517892 A JP 24517892A JP 2761328 B2 JP2761328 B2 JP 2761328B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transport roller
- paper sheet
- magnetic head
- roller
- magnetic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送ローラにより搬送
される紙葉類を磁気検出する磁気ヘッドの、搬送ローラ
との隙間の調整を不要とする紙葉類磁気検出装置に関す
る。
される紙葉類を磁気検出する磁気ヘッドの、搬送ローラ
との隙間の調整を不要とする紙葉類磁気検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紙葉類を搬送する搬送ローラと、該搬送
ローラに対向して設けられ該搬送ローラにより搬送され
る紙葉類を磁気検出する磁気ヘッドとを有する紙葉類磁
気検出装置として、例えば実開平2−149466号公
報に開示されたものがある。紙葉類磁気検出装置は、そ
の磁気ヘッドと搬送ローラとの間に、紙葉類を検出しつ
つ通過させるための所定の隙間を設ける必要があり、上
記した紙葉類磁気検出装置においては、シム調整により
磁気ヘッドの搬送ローラに対する位置調整を行ってい
た。
ローラに対向して設けられ該搬送ローラにより搬送され
る紙葉類を磁気検出する磁気ヘッドとを有する紙葉類磁
気検出装置として、例えば実開平2−149466号公
報に開示されたものがある。紙葉類磁気検出装置は、そ
の磁気ヘッドと搬送ローラとの間に、紙葉類を検出しつ
つ通過させるための所定の隙間を設ける必要があり、上
記した紙葉類磁気検出装置においては、シム調整により
磁気ヘッドの搬送ローラに対する位置調整を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シムを
複数枚重ね合わせるシム調整により磁気ヘッドの搬送ロ
ーラに対する位置調整を行うのは、作業が非常に面倒に
なってしまうとともに、調整機構自体が複雑になってし
まうという問題があった。
複数枚重ね合わせるシム調整により磁気ヘッドの搬送ロ
ーラに対する位置調整を行うのは、作業が非常に面倒に
なってしまうとともに、調整機構自体が複雑になってし
まうという問題があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、磁気ヘッド
の搬送ローラに対する位置調整を不要とし、調整機構の
簡略化を図ることができる紙葉類磁気検出装置を提供す
ることである。
の搬送ローラに対する位置調整を不要とし、調整機構の
簡略化を図ることができる紙葉類磁気検出装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙葉類磁気検出装置は、紙葉類を搬送する
搬送ローラと、該搬送ローラに対向して設けられ該搬送
ローラにより搬送される紙葉類を磁気検出する磁気ヘッ
ドとを有するものであって、前記磁気ヘッドに、前記搬
送ローラと平行な軸線上に配置されるとともに該搬送ロ
ーラに当接することにより該磁気ヘッドと前記搬送ロー
ラとの間に所定の隙間を維持させる当接ローラを設けて
なることを特徴としている。
に、本発明の紙葉類磁気検出装置は、紙葉類を搬送する
搬送ローラと、該搬送ローラに対向して設けられ該搬送
ローラにより搬送される紙葉類を磁気検出する磁気ヘッ
ドとを有するものであって、前記磁気ヘッドに、前記搬
送ローラと平行な軸線上に配置されるとともに該搬送ロ
ーラに当接することにより該磁気ヘッドと前記搬送ロー
ラとの間に所定の隙間を維持させる当接ローラを設けて
なることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の紙葉類磁気検出装置によれば、搬送ロ
ーラと平行な軸線上に配置されて磁気ヘッドに設けられ
た当接ローラが、搬送ローラに当接することにより、磁
気ヘッドと搬送ローラとの間に所定の隙間を維持させる
ことになる。よって、シム調整等の面倒な調整作業を行
う必要がない。また、磁気ヘッドに当接ローラを設ける
という簡単な構成で、磁気ヘッドの搬送ローラに対する
位置が決められるため調整機構自体が複雑にならない。
ーラと平行な軸線上に配置されて磁気ヘッドに設けられ
た当接ローラが、搬送ローラに当接することにより、磁
気ヘッドと搬送ローラとの間に所定の隙間を維持させる
ことになる。よって、シム調整等の面倒な調整作業を行
う必要がない。また、磁気ヘッドに当接ローラを設ける
という簡単な構成で、磁気ヘッドの搬送ローラに対する
位置が決められるため調整機構自体が複雑にならない。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例による紙葉類磁気検出装置
を図1および図2を参照して以下に説明する。
を図1および図2を参照して以下に説明する。
【0008】図中符号1は本実施例の紙葉類磁気検出装
置を示しており、この紙葉類磁気検出装置1は、相互に
所定距離離間してほぼ平行に設けられ、間に紙葉類を図
1における左から右方向に通過させる搬送経路を構成す
る上部ガイド板2および下部ガイド板3と、下部ガイド
板3側に設けられ、上部ガイド板2と下部ガイド板3と
の間に外周部の一部が突出し、ガイド板2,3に平行か
つ搬送経路に対し直交する方向(図1における紙面を貫
く方向)に配置された駆動軸4に同軸をなして固定され
た搬送ローラ5とを有している。なお、搬送ローラ5は
駆動軸4が図示せぬ駆動力伝達手段で駆動されることに
より回転して紙葉類を搬送するようになっている。
置を示しており、この紙葉類磁気検出装置1は、相互に
所定距離離間してほぼ平行に設けられ、間に紙葉類を図
1における左から右方向に通過させる搬送経路を構成す
る上部ガイド板2および下部ガイド板3と、下部ガイド
板3側に設けられ、上部ガイド板2と下部ガイド板3と
の間に外周部の一部が突出し、ガイド板2,3に平行か
つ搬送経路に対し直交する方向(図1における紙面を貫
く方向)に配置された駆動軸4に同軸をなして固定され
た搬送ローラ5とを有している。なお、搬送ローラ5は
駆動軸4が図示せぬ駆動力伝達手段で駆動されることに
より回転して紙葉類を搬送するようになっている。
【0009】また、紙葉類磁気検出装置1は、上部ガイ
ド板2側に搬送ローラ5と平行に設けられた揺動軸6
と、ガイド板2,3とほぼ平行をなして設けられるとと
もに揺動軸6に一端側が揺動自在に支持されたブロック
7とを有しており、ブロック7の他端側の一側面7a
(図1における紙面手前側の側面)には、搬送ローラ5
の紙葉類が通過する外周面に対向して磁気ヘッド8が固
定されている。また、ブロック7の搬送ローラ5に対し
反対側には、該ブロック7を搬送ローラ5側に付勢する
バネ9の一端が当接している。
ド板2側に搬送ローラ5と平行に設けられた揺動軸6
と、ガイド板2,3とほぼ平行をなして設けられるとと
もに揺動軸6に一端側が揺動自在に支持されたブロック
7とを有しており、ブロック7の他端側の一側面7a
(図1における紙面手前側の側面)には、搬送ローラ5
の紙葉類が通過する外周面に対向して磁気ヘッド8が固
定されている。また、ブロック7の搬送ローラ5に対し
反対側には、該ブロック7を搬送ローラ5側に付勢する
バネ9の一端が当接している。
【0010】そして、本実施例において、ブロック7の
磁気ヘッド8に対し反対側の側面7bには、搬送ローラ
5と平行な軸線をなす支持軸10が固定されており、こ
の支持軸10には当接ローラを構成するベアリング11
が回転自在に取り付けられている。このベアリング11
の外径は、搬送ローラ5の軸線方向に沿って見た場合
に、磁気ヘッド8の搬送ローラ5の外周面に近接対向す
る位置よりも搬送ローラ5側に突出するよう設定されて
おり、ブロック7がバネ9で付勢されることによって搬
送ローラ5の紙葉類が通過しない外周面に該搬送ローラ
5の回転にかかわらず常に当接して、磁気ヘッド8とこ
れに対向する搬送ローラ5の外周面との間に所定の隙間
tを常に維持させるようになっている。なお、ここで隙
間tは、例えば、搬送ローラ5と磁気ヘッド8との間を
搬送ローラ5の回転により移動通過する紙葉類の少なく
とも一枚の厚みより小さい距離に設定されるものであ
る。
磁気ヘッド8に対し反対側の側面7bには、搬送ローラ
5と平行な軸線をなす支持軸10が固定されており、こ
の支持軸10には当接ローラを構成するベアリング11
が回転自在に取り付けられている。このベアリング11
の外径は、搬送ローラ5の軸線方向に沿って見た場合
に、磁気ヘッド8の搬送ローラ5の外周面に近接対向す
る位置よりも搬送ローラ5側に突出するよう設定されて
おり、ブロック7がバネ9で付勢されることによって搬
送ローラ5の紙葉類が通過しない外周面に該搬送ローラ
5の回転にかかわらず常に当接して、磁気ヘッド8とこ
れに対向する搬送ローラ5の外周面との間に所定の隙間
tを常に維持させるようになっている。なお、ここで隙
間tは、例えば、搬送ローラ5と磁気ヘッド8との間を
搬送ローラ5の回転により移動通過する紙葉類の少なく
とも一枚の厚みより小さい距離に設定されるものであ
る。
【0011】以上のような構成の紙葉類磁気検出装置に
よれば、磁気ヘッド8にブロック7を介して設けられた
ベアリング11が搬送ローラ5に当接することにより、
磁気ヘッド8と搬送ローラ5との間に所定の隙間tを常
に維持させることになるため、シム調整等の面倒な調整
作業が不要となる。また、磁気ヘッド8にブロック7を
介してベアリング11を設けるという簡単な構成で、磁
気ヘッド8の搬送ローラ5に対する位置が決められるた
め、調整機構自体が簡略化できることになる。
よれば、磁気ヘッド8にブロック7を介して設けられた
ベアリング11が搬送ローラ5に当接することにより、
磁気ヘッド8と搬送ローラ5との間に所定の隙間tを常
に維持させることになるため、シム調整等の面倒な調整
作業が不要となる。また、磁気ヘッド8にブロック7を
介してベアリング11を設けるという簡単な構成で、磁
気ヘッド8の搬送ローラ5に対する位置が決められるた
め、調整機構自体が簡略化できることになる。
【0012】なお、上記紙葉類として、磁気情報をもつ
シート状をなすもの全てものが適用可能であり、具体的
には、例えば紙幣や磁気テープを有するカード等が適用
できる。
シート状をなすもの全てものが適用可能であり、具体的
には、例えば紙幣や磁気テープを有するカード等が適用
できる。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙葉類磁
気検出装置によれば、磁気ヘッドに設けられた当接ロー
ラが搬送ローラに当接することにより、磁気ヘッドと搬
送ローラとの間に所定の隙間を維持させることになるた
め、シム調整等の面倒な調整作業が不要となる。また、
磁気ヘッドに当接ローラを設けるという簡単な構成で、
磁気ヘッドの搬送ローラに対する位置が決められるた
め、調整機構自体が簡略化できることになる。
気検出装置によれば、磁気ヘッドに設けられた当接ロー
ラが搬送ローラに当接することにより、磁気ヘッドと搬
送ローラとの間に所定の隙間を維持させることになるた
め、シム調整等の面倒な調整作業が不要となる。また、
磁気ヘッドに当接ローラを設けるという簡単な構成で、
磁気ヘッドの搬送ローラに対する位置が決められるた
め、調整機構自体が簡略化できることになる。
【図1】本発明の一実施例による紙葉類磁気検出装置を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例による紙葉類磁気検出装置を
示す図1における右方向から見た図である。
示す図1における右方向から見た図である。
1 搬送ローラ 8 磁気ヘッド 11 ベアリング(当接ローラ)
Claims (1)
- 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送ローラと、該搬送
ローラに対向して設けられ該搬送ローラにより搬送され
る紙葉類を磁気検出する磁気ヘッドとを有する紙葉類磁
気検出装置において、 前記磁気ヘッドに、前記搬送ローラと平行な軸線上に配
置されるとともに該搬送ローラに当接することにより該
磁気ヘッドと前記搬送ローラとの間に所定の隙間を維持
させる当接ローラを設けてなることを特徴とする紙葉類
磁気検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24517892A JP2761328B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類磁気検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24517892A JP2761328B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類磁気検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696547A JPH0696547A (ja) | 1994-04-08 |
JP2761328B2 true JP2761328B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=17129776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24517892A Expired - Lifetime JP2761328B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類磁気検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5812280A (en) * | 1995-03-30 | 1998-09-22 | Lg Electronics Inc. | Apparatus for detecting remaining sheets of supplied paper in facsimile |
JP4495645B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2010-07-07 | グローリー株式会社 | 紙幣搬送装置 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP24517892A patent/JP2761328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0696547A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980303 |