JPH0647792U - 壁体部の立体配管支持取付具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 鉄骨建築物の壁体部の立体配管支持取付具を
提供する。 【構成】 壁材、角波形鋼板、波形スレート等の支え材
Ｃ形鋼や角形鋼の壁体部内に立体配管施工に有効幅を広
げるため、角波形鉄板、波形スレート等の内面凹部内
に、立体配管支持具の、４クランク部を挿入して有効幅
を広げ、太と物、立体配管を可能にした。

Description

【考案の詳細な説明】 この立体支持具は鉄骨建築物の柱Ｈ形鋼材、角形鋼材の外部壁、内部壁等を支 える横並行壁下地のＣ形鋼材または角形鋼の上部側の下面向きに固定し、もう片 方は下部側の鋼材に上面向きに固着させ、上側支持具８．〜９．と下測支持具８ ．〜９．とに在来のレースウエイを橋絡して挿入咬止させて配管を上下に配列し てレースウエイサドルで固定する。又、波形スレート、または角波形鉄板等の凹 部に支持具のクランク部４．を嵌入する。従ってレースウエイが凹部内に取り込 まれ橋絡したレースウエイと柱鋼材との間隔が広がり、壁体面積が大きくなるこ とにより太物配管が容易に施行できる。また支持具はフック３．にて嵌脱して支 持具１．を壁面に挿入し、支持具２．で抱持してボルト５．で締着するため塗装 等を傷めない。支持取付具７．の丸穴部に爪付き丸形サドルを挿入して壁体以外 の配管の支持が出来る。

従来の配管の支持具は柱鋼材ＦにブラケットＧを固着してレースウエイＨを水 平に重着し配管を架設の方式で、柱内より突き出すため荷物の積み上げや運搬用 リフト作業の障害になり破損することがある。また柱間の中間を支持する場合、 壁面より突き出すため、柱幅分が余長になり強度に欠け支持が至難である。又、 照明の妨害にもなる。ブラケットを柱にボルト止めの場合ボルト穴で柱の強度が 弱くなり、電気、ガス溶接付けは塗装を焼き燃焼物、引火物のある工場、倉庫で は使用出来ない。この様な現状において、欠点を考慮し現場の要求に応じた。ま た壁体部内に配管、支持具共に収まるため露出工事がそのまま陰蔽に切り替え適 合する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の正面図 第２図は本考案の正面図と、実施例を示す図 第３図は本考案の斜視図 第４図は本考案の正角斜視図 第５図は本考案の立体実施例を示す図 第６図は角波形鉄板の凹部内にレースウエイの嵌入図 第７図は波形スレートの凹部内に支持具の嵌入図 第８図は鉄骨建築物における壁体立体配管と在来のブラ
ケットによる水平配管の凡例図 １．〜２．は支持具Ｌ形 ３．はフック部 ４．はクラ
ンク部 ５．は締めボルト ６．は滑り止め ７．はサ
ドルの爪め挿入穴 ８．〜９．はレースウエイ咬止部 Ａは波形鉄板壁 Ｂはレースウエイ ＣはＣ形鋼 Ｄは
波形鉄板凹部 Ｅは波形鉄板凸部 Ｆは柱Ｈ形鋼 Ｇは
ブラケット Ｈはレースウエイ Ｉはレースウエイサド
ル Ｊはパイプ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 支持取付具の１．Ｌ形と２．Ｌ形を３．フック部にて嵌
   脱し、Ｃ形鋼材、または四角鋼材に外嵌して４．クラン
   ク部を角形鉄板または波形スレートの凹部内に挿入し
   て、８．〜９．に在来のレースウエイを５．ボルトで締
   めて咬持させる。