JPH0647767U - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH0647767U
JPH0647767U JP8379192U JP8379192U JPH0647767U JP H0647767 U JPH0647767 U JP H0647767U JP 8379192 U JP8379192 U JP 8379192U JP 8379192 U JP8379192 U JP 8379192U JP H0647767 U JPH0647767 U JP H0647767U
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JP
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shift lever
lateral
switch
shift
range
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JP8379192U
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昇一 原田
悦夫 清水
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のスイッチによって、複数の異なるシフ
トレバーの縦方向移動位置でシフトレバーの横方向移動
位置を検出する。 【構成】 各横溝部26、28、50の横方向の略中央
のスイッチ切換ポイントに対して案内溝48との横方向
の間隔は、いずれも同一の横方向の間隔Aを有してい
る。移動ピン32は、シフトレバー16の縦方向移動に
伴い、その案内溝48の溝形状に従って移動案内され、
シフトレバー16の縦方向移動位置が異なるのに関わら
ず、シフトレバー16が各横溝部26、28、50を横
方向に移動して各横溝部26、28、50の横方向の略
中央にきたときに、シフトレバー16と移動ピン32と
は、シフトレバー16の横方向移動位置を検出するスイ
ッチを切換作動させる所定の横方向の間隔Aを得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の自動変速機に用いられ、シフトレバーが縦方向及び横方向に 移動して、いわゆるジグザグモードでシフトの切り換えが行われるシフトレバー 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のシフトレバー装置では、シフトレバーが、ステップ形状の操作溝の溝 形状に従って縦方向及び横方向に移動して、シフトが切り換えられ、シフトレバ ーの移動位置に応じて、例えば、P、R、N、D、4、3、2、Lの各レンジが 得られる。これらレンジのうち、例えば、Dレンジと4レンジとの間のシフトの 切り換えは、シフトレバーの横方向移動によって行われる。
【0003】 このために、操作溝を形成したディテントプレート側にスイッチが設けられ、 スイッチは、Dレンジと4レンジとの間のシフトの切り換えのためのシフトレバ ーの横方向移動によって押圧作動されて、これにより、シフトレバーの横方向移 動位置が検出され、Dレンジと4レンジとの間のシフトの切り換えが可能となっ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のシフトレバー装置では、Dレンジと4レンジとの間のシ フトの切り換えに加え、そのシフトの切り換えを行なうためのシフトレバーの縦 方向移動位置とは異なる他のシフトレバーの縦方向移動位置で、シフトレバーを 横方向移動して、例えば、Lレンジと2レンジとの間のシフトの切り換えを行お うとすれば、Lレンジと2レンジとの間のシフトレバーの横方向移動によっても スイッチが作動するように、ディテントプレート側にスイッチを更に追加配置し て、シフトレバーの横方向移動位置を検出する必要がある。
【0005】 このように、単一のスイッチで対処できるシフトレバーの横方向移動位置の検 出は、シフトレバーの一の縦方向移動位置に限られる。
【0006】 本考案は上記事実を考慮し、単一のスイッチによって、複数の異なるシフトレ バーの縦方向移動位置でシフトレバーの横方向移動位置を検出できるシフトレバ ー装置を提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、操作溝の溝形状に従い縦方向及び横方 向に移動し、複数の異なる縦方向移動位置での横方向移動によってシフトの切り 換えが可能な車両の自動変速機用のシフトレバーと、 このシフトレバーと共に縦方向に移動するとともにシフトレバーの相対的な横 方向移動を許容する移動部材と、 前記シフトレバーと移動部材との間においてそれらのいずれか一方に設けられ てその一方と共に移動するとともに、シフトレバーと移動部材との横方向の所定 の間隔で作動するスイッチと、 前記シフトレバーの横方向移動によりスイッチを作動させてシフトレバーの横 方向移動位置を検出するためにスイッチを作動させるべきシフトレバーの横方向 移動位置では、シフトレバーの縦方向移動位置が異なるのに関わらずシフトレバ ーと移動部材との間に横方向の前記所定の間隔が得られるようにシフトレバーの 縦方向移動に伴い移動部材を移動案内する案内部と、を備えたことを特徴とする シフトレバー装置を提案するものである。
【0008】
【作用】
本考案に係るシフトレバー装置によれば、シフトレバーが操作溝の溝形状に従 って横方向移動すると、シフトレバーと移動部材との所定の横方向の間隔で、ス イッチが作動する。これにより、シフトレバーの横方向移動位置が検出され、車 両の自動変速機のシフトの切り換え等が行われる。
【0009】 ここで、移動部材は、シフトレバーと共に縦方向に移動するとともに、シフト レバーの縦方向移動に伴い、案内部によって移動案内され、シフトレバーの縦方 向移動位置が異なるのに関わらず、スイッチを作動させるべきシフトレバーの横 方向移動位置では、シフトレバーと移動部材との間に、スイッチを作動させる所 定の間隔が得られる。
【0010】 従って、単一のスイッチによって、複数の異なるシフトレバーの縦方向移動位 置でシフトレバーの横方向移動位置が検出される。
【0011】
【実施例】
本考案の第1実施例に係るシフトレバー装置を図1乃至図3に基づき説明する 。なお、各図では、車両上方を矢印UPで、車両前方を矢印FRで、車両横方向 外方を矢印OUTでそれぞれ示す。
【0012】 図1に示すように、車両横方向を軸方向とするシャフト12が配置され、シャ フト12は、軸方向両端がベースプレート14に軸支されて回動可能となってい る。シャフト12の軸方向中間部には、上下方向に延びるシフトレバー16が設 けられ、シフトレバー16の下端部に固着されたシフトレバーホルダ18が、車 両前後方向を軸方向とする軸ピン20でシャフト12に軸支されて、シャフト1 2と共に回動するとともに、軸ピン20の軸回りに回動し、シフトレバー16は 、縦方向(車両前後方向)及び横方向(車両横方向)に移動自在となっている。
【0013】 ベースプレート14の上方には、ディテントプレート22が設けられ、ディテ ントプレート22には、図2に示すように、操作溝24が開口形成されている。 操作溝24は、縦横に屈曲形成された形状を有し、操作溝24内にはシフトレバ ー16が貫通して上方に突出されている。この上方に突出されたシフトレバーの 上端部には、把持部26が固着されており、把持部26を操作してシフトレバー 16を、操作溝24に従って縦方向及び横方向に移動させると、移動位置に応じ て車両前方側から車両後方側に向けて順に、P、R、N、D、4、3、2、Lの 各レンジが得られ、ジグザグモードでシフトの切り換えが可能となる。
【0014】 これらレンジのうち、P、R、N、D(又は4)、3、2(又はL)の各レン ジは、シフトレバー16の縦方向移動位置を異にして得られ、Dレンジと4レン ジとは、横溝部26においてシフトレバー16の横方向移動位置を異にして得ら れ、2レンジとLレンジとは、その横溝部26とはシフトレバー16の縦方向移 動位置が異なる他の横溝部28においてシフトレバー16の横方向移動位置を異 にして得られる。
【0015】 シャフト12の軸方向一端には、回動レバー30が一体回動可能に嵌合されて いる。シフトレバー16の縦方向移動位置を異にして得られるP、R、N、D( 又は4)、3、2(又はL)の各レンジに対応するシフトレバー16の縦方向移 動位置が、回動レバー30の回動位置として検出され、回動レバー30の回動が 、図示を省略するワイヤ等を介して自動変速機側に伝達されて、シフトの切り換 えが行われる。
【0016】 一方、シャフト12には、シフトレバー16と離間して、シフトレバー16の 車両横方向外方に、移動部材を構成する移動ピン32が設けられている。移動ピ ン32の下端部には移動ピンホルダ34が固着されこの移動ピンホルダ34が、 上記軸ピン20と軸方向が平行である軸ピン36でシャフト12に軸支され、シ ャフト12と共に回動するとともに、軸ピン36の軸回りに回動して、移動ピン 32は、シフトレバー16と共に縦方向移動できるとともに、シフトレバー16 に対して横方向に相対移動可能となっている。
【0017】 移動ピンホルダ34には、シフトレバーホルダ18との間に、スイッチブラケ ット38を介してスイッチ40が取り付けられている。スイッチ40は、スイッ チ本体42と、このスイッチ本体42に回動可能に軸支されてスイッチ40を作 動するためのスイッチ作動子44とを備え、また、スイッチ作動子44と対向し てシフトレバーホルダ18には対向ピン46が突出されている。シフトレバー1 6が移動ピン32に向けて横方向近接移動すると、これに伴い、スイッチ作動子 44が対向ピン46との離間位置から対向ピン46に押接されてスイッチ本体に 向けて回動し、シフトレバー16と移動ピン32との所定の横方向の間隔(後述 の間隔A)で、その間に挟圧されてスイッチ40が例えばオン作動し、スイッチ の切換が行われる。
【0018】 移動ピン32に対応して、ディテントプレート22には、案内部を構成する案 内溝48が開口形成され、案内溝48内には、移動ピン32が貫通している。案 内溝48は、図2に示すように、車両前後方向に沿って円弧状に形成されている 。すなわち、Dレンジと4レンジとを左右両側に得る横溝部26の横方向の略中 央でスイッチ切換ポイントを得、また、Lレンジと2レンジとを左右両側に得る 横溝部28の横方向の略中央でスイッチ切換ポイントを得、更に、Pレンジを右 側に得る横溝部50の横方向の略中央でスイッチ切換ポイントを得るために、そ れらスイッチ切換ポイントでは、ポイント位置がそれぞれ横方向に異なっていて も、案内溝48との横方向の間隔が、いずれも同一の間隔Aとなっている。移動 ピン32は、シフトレバー16の縦方向移動に伴い、その案内溝48の溝形状に 従って移動案内され、これによって、シフトレバー16が、上記横溝部26、2 8、50において、これらの各横方向の略中央にきたときに、シフトレバー16 と移動ピン32とは、スイッチ40を切換作動できる所定の横方向の間隔Aを得 る。
【0019】 これにより、横溝部26では、シフトレバー16が、Dレンジに対応するシフ トレバー16の横方向移動位置(図1に示す位置)から、横溝部26を車両横方 向外方に向けて移動して横溝部26の横方向の略中央にくると、シフトレバー1 6と移動ピン32との間に所定の横方向の間隔Aが得られ、スイッチ40がオン 作動する。このオン状態は、シフトレバー16が横溝部26のスイッチ切換ポイ ントを通過して4レンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位置に達して も(図3に示す位置)維持される。逆に、シフトレバー16が、4レンジに対応 するシフトレバー16の横方向移動位置(図3に示す位置)から、横溝部26を 車両横方向内方に向けて移動して横溝部26の横方向の略中央にくると、シフト レバー16と移動ピン32との間に所定の横方向の間隔Aが得られ、スイッチ4 0が、オフ作動する。このオフ状態は、シフトレバー16が横溝部26のスイッ チ切換ポイントを通過してDレンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位 置に達しても(図1に示す位置)維持される。
【0020】 このようにして、Dレンジと4レンジとにそれぞれ対応するシフトレバーの横 方向移動位置が、スイッチ40のオン、オフ作動によって判定検出される。この 検出信号が車両の自動変速機側に出力されて、Dレンジと4レンジとのシフトの 切り替えが行われる。
【0021】 同様にして、横溝部28でも、シフトレバー16が、シフトレバー16と移動 ピン32との間に所定の横方向の間隔Aを得る横溝部28の横方向の略中央のス イッチ切換ポイントを通過することによって、スイッチ40がオン、オフ作動し 、Lレンジと2レンジとの間のシフトの切り換えが行われる。
【0022】 また、横溝部50では、シフトレバー16が、シフトレバー16と移動ピン3 2との間に所定の横方向の間隔Aを得る横溝部50の横方向の略中央のスイッチ 切換ポイントを通過することによって、スイッチ40がオン、オフ作動し、Pレ ンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位置が検出される。この検出信号 は、図示しないイグニッションキーのキーシリンダ側に出力されて、シフトがP レンジにある場合にのみ、キー操作が可能となる。
【0023】 なお、ディテントプレート22の下面には、複数の段部52が連続形成される とともに、これに対向してシフトレバーホルダ18に凹所54が形成されて凹所 54内には、段部52に係合する係合突起56が収容されている。係合突起56 は、凹所54の底部との間に介在された圧縮コイルばね58の弾性付勢力によっ て、段部に向けて移動付勢されて、シフトレバー16の横方向移動に伴い一の段 部52から他の段部52に移動して係合でき、程よい節度感が得られるようにな っている。
【0024】 次に上記実施例の作用を説明する。 まず、Dレンジと4レンジとの間のシフトの切り換えにあっては、シフトレバ ー16を操作溝24の横溝部26内を横方向移動させる。これにより、シフトレ バー16が横溝部26の横方向の略中央にきたときに、シフトレバー16と移動 ピン32との所定の横方向の間隔Aが得られ、シフトレバー16が横溝部26の 横方向の略中央のスイッチ切換ポイントを左右それぞれの方向から通過すること により、スイッチ40がオン、オフ作動する。これにより、Dレンジと4レンジ とにそれぞれ対応するシフトレバー16の横方向移動位置が検出され、車両の自 動変速機では、Dレンジと4レンジとの間のシフトの切り換えが行われる。
【0025】 また、Lレンジと2レンジとの間のシフトの切り換えにあっても同様に、シフ トレバー16が横溝部28の横方向の略中央にきたときに、シフトレバー16と 移動ピン32との所定の横方向の間隔Aが得られ、シフトレバー16が横溝部2 8の横方向の略中央のスイッチ切換ポイントを左右それぞれの方向から通過する ことにより、スイッチ40がオン、オフ作動して、Lレンジと2レンジとにそれ ぞれ対応するシフトレバー16の横方向移動位置が検出される。
【0026】 更に、横溝部50においては、シフトレバー16が横溝部50の横方向の略中 央にきたときに、シフトレバー16と移動ピン32との所定の横方向の間隔Aが 得られ、シフトレバー16が横溝部50の横方向の略中央のスイッチ切換ポイン トを左右それぞれの方向から通過することにより、スイッチ40がオン、オフ作 動して、Pレンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位置が検出され、キ ーシリンダでは、キーインターロック機能が果たされる。
【0027】 このように、移動ピン32は、シフトレバー16と共に縦方向に移動するとと もに、シフトレバー16の縦方向移動に伴い案内溝48によって移動案内され、 シフトレバー16の縦方向移動位置が異なるのに関わらず、スイッチ40を作動 させるべきシフトレバー16の横方向移動位置では、シフトレバー16と移動ピ ン32との間に、スイッチ40を作動させる所定の間隔Aが得られる。
【0028】 従って、単一のスイッチ40によって、複数の異なるシフトレバー16の縦方 向移動位置でシフトレバー16の横方向移動位置が検出される。
【0029】 特に、図2に示すように、スイッチ40を作動させるべきシフトレバー16の 横方向移動位置、すなわち、横溝部26、28、50におけるスイッチ切換ポイ ントが、横方向に異なっている場合に、有効的である。
【0030】 なお、横溝部26、27、50の横方向の略中央のスイッチ切換ポイントと案 内溝48とは、横方向に間隔Aを有するが、操作溝24において、横溝部26、 27、50以外の他の箇所では、案内溝48と操作溝24との横方向の間隔は、 他に支障が生じない限り自由に設定可能である。
【0031】 次に、第2実施例について図4乃至図6に基づき説明する。 本実施例では、移動ピン72が、シフトレバー16のシフトレバーホルダ70 に設けられている。移動ピン72は、くの字型に屈曲形成され、下端がシフトレ バーホルダ72に、車両前後方向を軸方向とする軸ピン74で軸支されて、シャ フト76と共に回動するとともに、軸ピン74の軸回りに回動自在とされる。移 動ピン72の先端は、ディテントプレート76の側壁内面に形成された案内面7 8に当接している。軸ピン74には、ねじりコイルばね80が嵌合され、ねじり コイルばね80の弾性力により、移動ピン72は回動付勢され、移動ピン72の 先端は、シフトレバー16の縦方向及び横方向の移動に関わらず、常時、案内面 78に押し付けられている。
【0032】 なお、本実施例のシャフト76は、ディテントプレート76の側壁に回動自在 に支持されており、ディテントプレート76は直接に車体側に取り付けられてい る。
【0033】 移動ピン72と、シフトレバーホルダ70との間には、シフトレバーホルダ7 0にスイッチ82が設けられている。スイッチ82では、スイッチ本体84が、 シフトレバーホルダ70に、スイッチブラケット86を介して取り付けられ、ス イッチ作動子88が、移動プレート72に対向し、シフトレバー16の移動ピン 72への横方向の近接移動によって、シフトレバー16と移動ピン72との所定 の横方向の間隔で、スイッチ82が、シフトレバー16の移動ピン72との間に 挟圧されて例えばオン作動し、スイッチの切り換えが行われる。
【0034】 案内面78は、図5に示すように、縦方向に沿って曲線状に形成されている。 操作溝24の横溝部26、28、50の各横方向の略中央でそれぞれスイッチ切 換ポイントを得るために、それらスイッチ切換ポイントでは、ポイント位置がそ れぞれ横方向に異なっていても、案内面78と横方向に同一の間隔Bを有し、こ の間隔Bは、上記スイッチ82を作動できるシフトレバー16と移動ピンとの所 定の間隙とされる。
【0035】 案内面78は、上記ねじりコイルばね80と共に、移動ピン72を移動案内す る案内部を構成し、シフトレバー16が、横溝部26、28、50の各横方向の 略中央にきたときに、シフトレバー16と移動ピン72との間に所定の横方向の 間隔Bが得られる。
【0036】 これにより、横溝部26では、シフトレバー16が、Dレンジに対応するシフ トレバー16の横方向移動位置(図4に示す位置)から、横溝部26を車両横方 向外方に向けて移動して横溝部26の横方向の略中央にくると、シフトレバー1 6と移動ピン72との間に所定の横方向の間隔Bが得られ、スイッチ40がオフ 作動する。このオフ状態は、シフトレバー16が横溝部26のスイッチ切換ポイ ントを通過して4レンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位置に達して も(図6に示す位置)維持される。逆に、シフトレバー16が、4レンジに対応 するシフトレバー16の横方向移動位置(図6に示す位置)から、横溝部26を 車両横方向内方に向けて移動して横溝部26の横方向の略中央にくると、シフト レバー16と移動ピン72との間に所定の横方向の間隔Bが得られ、スイッチ4 0が、オン作動する。このオン状態は、シフトレバー16が横溝部26のスイッ チ切換ポイントを通過してDレンジに対応するシフトレバー16の横方向移動位 置に達しても(図4に示す位置)維持される。
【0037】 このようにして、Dレンジと4レンジとにそれぞれ対応するシフトレバー16 の横方向移動位置が、スイッチ40のオン、オフ作動によって判定検出される。
【0038】 また、横溝部28、50にあっても同様に、シフトレバー16の横方向移動位 置が検出される。
【0039】 このように、移動ピン72は、シフトレバー16と共に縦方向に移動するとと もに、シフトレバー16の縦方向移動に伴い、案内面78に沿って移動案内され 、シフトレバー16の縦方向移動位置が異なるのに関わらずスイッチ82を作動 させるべきシフトレバー16の横方向移動位置では、シフトレバー16と移動ピ ン72との間に、スイッチ82を作動させる所定の間隔Bが得られる。
【0040】 従って、単一のスイッチ82によって、複数の異なるシフトレバー16の縦方 向移動位置でシフトレバー16の横方向移動位置が検出され,これは、前記第1 実施例と同様である。
【0041】 なお、スイッチ作動子88の先端は円弧状に湾曲されており、移動ピン72と 点接触して、シフトレバー16と移動ピン72との所定の間隙Bで、スイッチ8 2が的確に作動するようになっている。
【0042】 また、ディテントプレート76の下面に、複数の段部52が連続形成されて、 その段部52に、シフトレバーホルダ70側の係合突起56が係合しており、こ の構成を含めて他の構成は、前記第1実施例と同様であり、それに基づく作用効 果も、前記第1実施例と同様である。
【0043】 本考案は、上記各実施例に限定されるものではなく、種々変更可能である。例 えば、上記第1実施例では、スイッチ40が移動ピン32側に設けられ、第2実 施例では、スイッチ82がシフトレバー16側に設けられているが、逆に、第1 実施例の場合、スイッチ40をシフトレバー16側に設け、第2実施例の場合、 スイッチ82を移動ピン72側に設けてもよい。
【0044】 また、スイッチ40、82は、上記各実施例のものに限定されず、ただ、シフ トレバー16と移動ピン32、72との所定の間隔で作動するものであればよい 。
【0045】 更に、移動部材、案内部も上記各実施例に限定されるものではない。 また更に、上記各実施例では、横溝部26、28、50におけるシフトレバー 16の横方向移動位置を検出して、Dレンジと4レンジとの間のシフトの切り換 え等を可能とする場合について説明しているが、それに限定されるものでなく、 ただ、複数の異なるシフトレバーの縦方向移動位置で、シフトレバーの横方向移 動位置を検出するのであれば、本考案は適用可能である。
【0046】
【考案の効果】
以上のように構成したので、本考案に係るシフトレバー装置によれば、単一の スイッチによって、複数の異なるシフトレバーの縦方向移動位置でシフトレバー の横方向移動位置が検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るシフトレバー装置
の、Dレンジと4レンジとを左右に有する横溝部に沿っ
て一部切断した縦断面図である。
【図2】第1実施例に係るシフトレバー装置の操作溝と
案内溝とを示す平面図である。
【図3】図1において、シフトレバーが横方向移動した
状態を示す図である。
【図4】第2実施例に係るシフトレバー装置の、Dレン
ジと4レンジとを左右に有する横溝部に沿って一部切断
した縦断面図である。
【図5】第2実施例に係るシフトレバー装置の操作溝と
案内面とを示す平面図である。
【図6】図4において、シフトレバーが横方向移動した
状態を示す図である。
【符号の説明】
16 シフトレバー 24 操作溝 32、72 移動ピン(移動部材) 40、82 スイッチ 48 案内溝(案内部) 78 案内面(案内部) 80 ねじりコイルばね(案内部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作溝の溝形状に従い縦方向及び横方向
    に移動し、複数の異なる縦方向位置での横方向移動によ
    ってシフトの切り換えが可能な車両の自動変速機用のシ
    フトレバーと、 このシフトレバーと共に縦方向に移動するとともにシフ
    トレバーの相対的な横方向移動を許容する移動部材と、 前記シフトレバーと移動部材との間においてそれらのい
    ずれか一方に設けられてその一方と共に移動するととも
    に、シフトレバーと移動部材との横方向の所定の間隔で
    作動するスイッチと、 前記シフトレバーの横方向移動によりスイッチを作動さ
    せてシフトレバーの横方向移動位置を検出するためにス
    イッチを作動させるべきシフトレバーの横方向移動位置
    では、シフトレバーの縦方向移動位置が異なるのに関わ
    らずシフトレバーと移動部材との間に横方向の前記所定
    の間隔が得られるようにシフトレバーの縦方向移動に伴
    い移動部材を移動案内する案内部と、を備えたことを特
    徴とするシフトレバー装置。
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