JPH0647741A - 型締装置 - Google Patents
型締装置Info
- Publication number
- JPH0647741A JPH0647741A JP22477392A JP22477392A JPH0647741A JP H0647741 A JPH0647741 A JP H0647741A JP 22477392 A JP22477392 A JP 22477392A JP 22477392 A JP22477392 A JP 22477392A JP H0647741 A JPH0647741 A JP H0647741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- movable
- fixed
- claw
- mold clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型締用の大径の油圧ラムを省き得、しかして
小型且つ構造が簡単で、しかも確実に型締を行い得る型
締装置を提供することにある。 【構成】 型締装置1は、固定金型2を支持する型置板
3と、移動金型5を支持する型締板6と、固定金型2に
対して移動金型5を開閉する油圧ラム7と、固定金型2
への移動金型5の閉鎖後、固定金型2と移動金型5とを
型締する型締手段8とを具備しており、型締手段8は、
固定金型2に回動自在に取り付けられた一対の爪部材1
0と、爪部材10の爪部11のそれぞれが係合自在な一
対の凹所12と、移動金型5の固定金型2への当接後、
爪部材10を回動させて爪部材10の爪部11を凹所1
2に係合させる一対の回動案内部材13と、ばね力によ
り爪部材10を初期回動位置に設定するばね装置14と
を具備している。
小型且つ構造が簡単で、しかも確実に型締を行い得る型
締装置を提供することにある。 【構成】 型締装置1は、固定金型2を支持する型置板
3と、移動金型5を支持する型締板6と、固定金型2に
対して移動金型5を開閉する油圧ラム7と、固定金型2
への移動金型5の閉鎖後、固定金型2と移動金型5とを
型締する型締手段8とを具備しており、型締手段8は、
固定金型2に回動自在に取り付けられた一対の爪部材1
0と、爪部材10の爪部11のそれぞれが係合自在な一
対の凹所12と、移動金型5の固定金型2への当接後、
爪部材10を回動させて爪部材10の爪部11を凹所1
2に係合させる一対の回動案内部材13と、ばね力によ
り爪部材10を初期回動位置に設定するばね装置14と
を具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形装置又はダイ
カスト装置等において金型を型締するための型締装置に
関する。
カスト装置等において金型を型締するための型締装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種型締装置としては、トグル方式と
直圧方式の2方式が知られている。トグル方式は、トグ
ル装置を介して油圧力を移動金型に伝達し高速の型開閉
と高圧の型締とを行うものであり、直圧方式は、小径の
油圧ラムにて移動金型を移動させて高速な型開閉を行
い、大径の油圧ラムにて強力な型締を行うものである。
直圧方式の2方式が知られている。トグル方式は、トグ
ル装置を介して油圧力を移動金型に伝達し高速の型開閉
と高圧の型締とを行うものであり、直圧方式は、小径の
油圧ラムにて移動金型を移動させて高速な型開閉を行
い、大径の油圧ラムにて強力な型締を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで直圧式の型締
装置では、小径の油圧ラムと大径の油圧ラムとを必要と
するため、構造が複雑となる上に、大径の油圧ラムで型
締を行うものであるため、装置が大型となる。そして型
締中には、常時、大径の油圧ラムに型締用の油圧を供給
しておく必要がある。
装置では、小径の油圧ラムと大径の油圧ラムとを必要と
するため、構造が複雑となる上に、大径の油圧ラムで型
締を行うものであるため、装置が大型となる。そして型
締中には、常時、大径の油圧ラムに型締用の油圧を供給
しておく必要がある。
【0004】本発明は前記諸点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、型締用の大径の油圧
ラムを省き得、しかして小型且つ構造が簡単で、しかも
確実に型締を行い得る型締装置を提供することにある。
あって、その目的とするところは、型締用の大径の油圧
ラムを省き得、しかして小型且つ構造が簡単で、しかも
確実に型締を行い得る型締装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、固定金型を支持する型置板と、この型置板に対して
進退自在であって、移動金型を支持する型締板と、この
型締板を型置板に対して進退させて固定金型に対して移
動金型を開閉する油圧ラムと、固定金型への移動金型の
閉鎖後、固定金型と移動金型とを型締する型締手段とを
具備しており、型締手段は、固定金型及び移動金型のう
ちいずれか一方に回動自在に取り付けられた爪部材と、
固定金型及び移動金型のうちいずれか他方に設けられて
おり、爪部材の爪部が係合自在な凹所と、移動金型の固
定金型への閉鎖後、爪部材を回動させて爪部材の爪部を
凹所に係合させる回動案内部材と、ばね力により爪部材
を初期回動位置に設定するばね装置とを具備してなる型
締装置によって達成される。
は、固定金型を支持する型置板と、この型置板に対して
進退自在であって、移動金型を支持する型締板と、この
型締板を型置板に対して進退させて固定金型に対して移
動金型を開閉する油圧ラムと、固定金型への移動金型の
閉鎖後、固定金型と移動金型とを型締する型締手段とを
具備しており、型締手段は、固定金型及び移動金型のう
ちいずれか一方に回動自在に取り付けられた爪部材と、
固定金型及び移動金型のうちいずれか他方に設けられて
おり、爪部材の爪部が係合自在な凹所と、移動金型の固
定金型への閉鎖後、爪部材を回動させて爪部材の爪部を
凹所に係合させる回動案内部材と、ばね力により爪部材
を初期回動位置に設定するばね装置とを具備してなる型
締装置によって達成される。
【0006】本発明の一つでは、型締手段は、タイバー
に案内されて型置板に対して進退自在な基台と、基台に
固着されており、基台の進退方向に関する型締板の移動
を案内する案内部材と、基台及び型締板間に配されお
り、型締板を固定金型に向かって付勢するばねとを具備
しており、油圧ラムは基台に連結されている。
に案内されて型置板に対して進退自在な基台と、基台に
固着されており、基台の進退方向に関する型締板の移動
を案内する案内部材と、基台及び型締板間に配されお
り、型締板を固定金型に向かって付勢するばねとを具備
しており、油圧ラムは基台に連結されている。
【0007】また本発明の他の一つでは、爪部材は固定
金型に回動自在に取り付けられており、凹所は移動金型
に設けられおり、回動案内部材は案内部材に取り付けら
れている。
金型に回動自在に取り付けられており、凹所は移動金型
に設けられおり、回動案内部材は案内部材に取り付けら
れている。
【0008】
【作用】本発明の型締装置では、型締板に支持された移
動金型が油圧ラムの作動で型置板に支持された固定金型
に向かって移動され、こうして固定金型と移動金型とが
閉鎖される。この閉鎖後、ばね装置によって付勢された
爪部材が回動案内部材によって回動されて爪部材の爪部
が凹所に係合され、固定金型と移動金型とがしっかりと
型締される。
動金型が油圧ラムの作動で型置板に支持された固定金型
に向かって移動され、こうして固定金型と移動金型とが
閉鎖される。この閉鎖後、ばね装置によって付勢された
爪部材が回動案内部材によって回動されて爪部材の爪部
が凹所に係合され、固定金型と移動金型とがしっかりと
型締される。
【0009】以下本発明を、図に示す具体例に基づいて
更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら具体例に何
等限定されないのである。
更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら具体例に何
等限定されないのである。
【0010】
【具体例】図1及び図2において、本例の型締装置1
は、固定金型2を支持する型置板3と、一端において型
置板3に取り付けられた複数本のタイバー4と、型置板
3に対して進退自在であって、すなわちA及びB方向に
移動自在であって、移動金型5を支持する型締板6と、
型締板6を型置板3に対して進退させて、すなわちA及
びB方向に移動させて固定金型2に対して移動金型5を
開閉する油圧ラム7と、固定金型2への移動金型5の閉
鎖後、固定金型2と移動金型5とを型締する型締手段8
とを具備しており、型締手段8は、固定金型2及び移動
金型5のうちいずれか一方に、本例では固定金型2に軸
9を介してC及びD方向に回動自在に取り付けられた一
対の爪部材10と、固定金型2及び移動金型5のうちい
ずれか他方に、本例では移動金型5に設けられており、
爪部材10の爪部11のそれぞれが係合自在な一対の凹
所12と、移動金型5の固定金型2への当接後、爪部材
10のそれぞれをC方向に回動させて爪部材10の爪部
11を対応の凹所12に係合させる一対の回動案内部材
13と、ばね力により爪部材10を初期回動位置、すな
わち図2に示す回動位置に設定するばね装置14とを具
備している。
は、固定金型2を支持する型置板3と、一端において型
置板3に取り付けられた複数本のタイバー4と、型置板
3に対して進退自在であって、すなわちA及びB方向に
移動自在であって、移動金型5を支持する型締板6と、
型締板6を型置板3に対して進退させて、すなわちA及
びB方向に移動させて固定金型2に対して移動金型5を
開閉する油圧ラム7と、固定金型2への移動金型5の閉
鎖後、固定金型2と移動金型5とを型締する型締手段8
とを具備しており、型締手段8は、固定金型2及び移動
金型5のうちいずれか一方に、本例では固定金型2に軸
9を介してC及びD方向に回動自在に取り付けられた一
対の爪部材10と、固定金型2及び移動金型5のうちい
ずれか他方に、本例では移動金型5に設けられており、
爪部材10の爪部11のそれぞれが係合自在な一対の凹
所12と、移動金型5の固定金型2への当接後、爪部材
10のそれぞれをC方向に回動させて爪部材10の爪部
11を対応の凹所12に係合させる一対の回動案内部材
13と、ばね力により爪部材10を初期回動位置、すな
わち図2に示す回動位置に設定するばね装置14とを具
備している。
【0011】固定金型2はボルト等により取り外し自在
に型置板3に取り付けられており、型置板3の中央部に
は、ノズル21の先端が挿入される貫通孔22が形成さ
れている。タイバー4は、一端では上述のように型置板
3に取り付けられており、他端では連結板23に取り付
けられている。
に型置板3に取り付けられており、型置板3の中央部に
は、ノズル21の先端が挿入される貫通孔22が形成さ
れている。タイバー4は、一端では上述のように型置板
3に取り付けられており、他端では連結板23に取り付
けられている。
【0012】型締手段8は、更に、タイバー4に案内さ
れて型置板3に対して進退自在な基台31と、基台31
に固着されており、基台31の進退方向に関する型締板
6のA及びB方向の移動を案内する中空の案内部材33
と、基台31及び型締板6間に配されており、型締板6
を固定金型2に向かって付勢する複数のばね34とを具
備しており、油圧ラム7のピストンロッド35は基台3
1に連結されている。タイバー4は基台31に形成され
た貫通孔を貫通して配されており、これにより基台31
はタイバー4に案内されて型置板3に対して進退自在と
されている。
れて型置板3に対して進退自在な基台31と、基台31
に固着されており、基台31の進退方向に関する型締板
6のA及びB方向の移動を案内する中空の案内部材33
と、基台31及び型締板6間に配されており、型締板6
を固定金型2に向かって付勢する複数のばね34とを具
備しており、油圧ラム7のピストンロッド35は基台3
1に連結されている。タイバー4は基台31に形成され
た貫通孔を貫通して配されており、これにより基台31
はタイバー4に案内されて型置板3に対して進退自在と
されている。
【0013】型締板6は、鍔部41を有する本体42
と、本体42に溶接又はボルト等により取り付けられた
鍔部材43とからなり、鍔部41と鍔部材43とによ
り、本体42の外面に環状溝44が形成されている。型
締板6は案内部材33の内周面45に摺動自在に接して
案内部材33の中空部に配されており、こうして型締板
6のA及びB方向の移動が案内部材33により案内され
るようになっている。移動金型5は型締板6の本体42
にボルト等により取り外し自在に取り付けられている。
案内部材33は、その内周面45に、A及びB方向に関
して隙間をもって環状溝44に配された環状の突起46
を有しており、突起46は、型締板6に対する案内部材
33の相対的なA及びB方向の移動において、鍔部41
及び鍔部材43にそれぞれ当接するようになっている。
と、本体42に溶接又はボルト等により取り付けられた
鍔部材43とからなり、鍔部41と鍔部材43とによ
り、本体42の外面に環状溝44が形成されている。型
締板6は案内部材33の内周面45に摺動自在に接して
案内部材33の中空部に配されており、こうして型締板
6のA及びB方向の移動が案内部材33により案内され
るようになっている。移動金型5は型締板6の本体42
にボルト等により取り外し自在に取り付けられている。
案内部材33は、その内周面45に、A及びB方向に関
して隙間をもって環状溝44に配された環状の突起46
を有しており、突起46は、型締板6に対する案内部材
33の相対的なA及びB方向の移動において、鍔部41
及び鍔部材43にそれぞれ当接するようになっている。
【0014】回動案内部材13は本例では案内部材33
に溶接又はボルト等により取り付けられており、爪部材
10に当接する回動案内部材13のそれぞれの先端に
は、爪部材10の回動を容易とすべく、テーパ面51が
形成されており、これに対応して爪部材10のそれぞれ
にもテーパ面52が形成されている。
に溶接又はボルト等により取り付けられており、爪部材
10に当接する回動案内部材13のそれぞれの先端に
は、爪部材10の回動を容易とすべく、テーパ面51が
形成されており、これに対応して爪部材10のそれぞれ
にもテーパ面52が形成されている。
【0015】ばね装置14は、一端61が爪部材10
に、他端62が固定金型2にそれぞれ連結されたコイル
ばね63からなり、本例ではコイルばね63は各爪部材
10に対して一対配されている。
に、他端62が固定金型2にそれぞれ連結されたコイル
ばね63からなり、本例ではコイルばね63は各爪部材
10に対して一対配されている。
【0016】以上のように形成された本例の型締装置1
では、油圧ラム7に油圧が供給されると、ピストンロッ
ド35を介して基台31がタイバー4に案内されてA方
向に移動される。基台31のこの移動で、ばね34及び
型締板6を介して移動金型5が、案内部材33を介して
回動案内部材13がそれぞれ同じくA方向に移動され
る。この移動により図3に示すように移動金型5が固定
金型2に当接して両金型がぴったりと閉鎖されると、移
動金型5の移動は固定金型2により阻止され、したがっ
て更にピストンロッド35がA方向に伸長されると、基
台31を介してばね34が縮められる一方、案内部材3
3を介して回動案内部材13のみが更にA方向に移動さ
れる。回動案内部材13のこの移動で、回動案内部材1
3のテーパ面51が爪部材10のテーパ面52に当接し
て、爪部材10をばね装置14のばね力に抗してC方向
に回動させ始める。爪部材10のこの回動で、爪部材1
0の爪部11は凹所12に嵌入され始め、回動案内部材
13が更にA方向に移動されると、図4に示すように完
全に爪部材10の爪部11は凹所12に係合され、これ
により移動金型5は固定金型2に型締される。なお、爪
部材10の爪部11が凹所12に完全に係合されると、
突起46が鍔部41に当接して案内部材33の移動が阻
止される結果、回動案内部材13のA方向の移動も停止
される。型締解除及び型開放に際しては、油圧ラム7に
前記と逆に油圧が供給され、これにより、まず基台31
のB方向の移動と共に案内部材33を介して回動案内部
材13がB方向に移動され始め、これと共に爪部材10
はばね装置14に付勢されてD方向に回動され、回動案
内部材13と爪部材10との当接が解除されると、爪部
材10は初期回動位置に配される。更に案内部材33の
B方向の移動で、ばね34の伸長と共に突起46が鍔部
材43に当接する結果、案内部材33のB方向の移動に
引きづられて、移動金型5もまた型締板6を介してB方
向に移動され、図1に示す位置に配される。
では、油圧ラム7に油圧が供給されると、ピストンロッ
ド35を介して基台31がタイバー4に案内されてA方
向に移動される。基台31のこの移動で、ばね34及び
型締板6を介して移動金型5が、案内部材33を介して
回動案内部材13がそれぞれ同じくA方向に移動され
る。この移動により図3に示すように移動金型5が固定
金型2に当接して両金型がぴったりと閉鎖されると、移
動金型5の移動は固定金型2により阻止され、したがっ
て更にピストンロッド35がA方向に伸長されると、基
台31を介してばね34が縮められる一方、案内部材3
3を介して回動案内部材13のみが更にA方向に移動さ
れる。回動案内部材13のこの移動で、回動案内部材1
3のテーパ面51が爪部材10のテーパ面52に当接し
て、爪部材10をばね装置14のばね力に抗してC方向
に回動させ始める。爪部材10のこの回動で、爪部材1
0の爪部11は凹所12に嵌入され始め、回動案内部材
13が更にA方向に移動されると、図4に示すように完
全に爪部材10の爪部11は凹所12に係合され、これ
により移動金型5は固定金型2に型締される。なお、爪
部材10の爪部11が凹所12に完全に係合されると、
突起46が鍔部41に当接して案内部材33の移動が阻
止される結果、回動案内部材13のA方向の移動も停止
される。型締解除及び型開放に際しては、油圧ラム7に
前記と逆に油圧が供給され、これにより、まず基台31
のB方向の移動と共に案内部材33を介して回動案内部
材13がB方向に移動され始め、これと共に爪部材10
はばね装置14に付勢されてD方向に回動され、回動案
内部材13と爪部材10との当接が解除されると、爪部
材10は初期回動位置に配される。更に案内部材33の
B方向の移動で、ばね34の伸長と共に突起46が鍔部
材43に当接する結果、案内部材33のB方向の移動に
引きづられて、移動金型5もまた型締板6を介してB方
向に移動され、図1に示す位置に配される。
【0017】ところで型締装置1では、爪部11を凹所
12に係合させて型締を行っているため、油圧ラムとし
ては、基台31等を高速に移動させる小径の油圧ラム7
でよく、したがって小型に構成し得る。そして型締中
は、爪部材10の回動位置を維持するように回動案内部
材13を配すればよく、型締のための大きな油圧を特に
必要としない。
12に係合させて型締を行っているため、油圧ラムとし
ては、基台31等を高速に移動させる小径の油圧ラム7
でよく、したがって小型に構成し得る。そして型締中
は、爪部材10の回動位置を維持するように回動案内部
材13を配すればよく、型締のための大きな油圧を特に
必要としない。
【0018】ところで前記具体例では、爪部材10を固
定金型2に、凹所12を移動金型5に設けたが、これと
は逆に爪部材10を移動金型5に、凹所12を固定金型
2に設けてもよく、また爪部材10及び凹所12は一対
に限らず3個以上設けてもよい。
定金型2に、凹所12を移動金型5に設けたが、これと
は逆に爪部材10を移動金型5に、凹所12を固定金型
2に設けてもよく、また爪部材10及び凹所12は一対
に限らず3個以上設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、爪部を凹
所に係合させて型締を行っているため、油圧ラムとして
は、基台等を高速に移動させる小径の油圧ラムでよく、
したがって小型に構成し得、更に型締中は、爪部材の回
動位置を維持するように回動案内部材を配すればよく、
型締のための大きな油圧を特に設けなくても確実に型締
を行い得る。
所に係合させて型締を行っているため、油圧ラムとして
は、基台等を高速に移動させる小径の油圧ラムでよく、
したがって小型に構成し得、更に型締中は、爪部材の回
動位置を維持するように回動案内部材を配すればよく、
型締のための大きな油圧を特に設けなくても確実に型締
を行い得る。
【図1】本発明の好ましい一具体例の説明図である。
【図2】図1に示す具体例の断面図である。
【図3】図1に示す具体例の動作説明図である。
【図4】図1に示す具体例の動作説明図である。
1 型締装置 2 固定金型 3 型置板 5 移動金型 6 型締板 7 油圧ラム 8 型締手段 10 爪部材 12 凹所 13 回動案内部材 14 ばね装置
Claims (3)
- 【請求項1】 固定金型を支持する型置板と、この型置
板に対して進退自在であって、移動金型を支持する型締
板と、この型締板を型置板に対して進退させて固定金型
に対して移動金型を開閉する油圧ラムと、固定金型への
移動金型の閉鎖後、固定金型と移動金型とを型締する型
締手段とを具備しており、型締手段は、固定金型及び移
動金型のうちいずれか一方に回動自在に取り付けられた
爪部材と、固定金型及び移動金型のうちいずれか他方に
設けられており、爪部材の爪部が係合自在な凹所と、移
動金型の固定金型への閉鎖後、爪部材を回動させて爪部
材の爪部を凹所に係合させる回動案内部材と、ばね力に
より爪部材を初期回動位置に設定するばね装置とを具備
してなる型締装置。 - 【請求項2】 型締手段は、タイバーに案内されて型置
板に対して進退自在な基台と、基台に固着されており、
基台の進退方向に関する型締板の移動を案内する案内部
材と、基台及び型締板間に配されおり、型締板を固定金
型に向かって付勢するばねとを具備しており、油圧ラム
は基台に連結されている請求項1に記載の型締装置。 - 【請求項3】 爪部材は固定金型に回動自在に取り付け
られており、凹所は移動金型に設けられおり、回動案内
部材は案内部材に取り付けられている請求項2に記載の
型締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22477392A JPH0647741A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22477392A JPH0647741A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 型締装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647741A true JPH0647741A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16818992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22477392A Pending JPH0647741A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 型締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647741A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105344969A (zh) * | 2015-12-09 | 2016-02-24 | 渝北区千里马模具加工厂 | 铸造二次开模机构 |
CN105583368A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-18 | 镇江新航精密铸造有限公司 | 一种高精度铸造模 |
JP6285581B1 (ja) * | 2016-12-19 | 2018-02-28 | 伸源▲模▼具科技有限公司 | モールド器具移動行程制御装置とモールド器具移動行程制御装置を有するモールド器具 |
CN111570762A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-08-25 | 孙佳悦 | 一种用于汽车配件的压铸模具 |
CN115592086A (zh) * | 2022-12-14 | 2023-01-13 | 宁波金耀机械有限公司(Cn) | 一种控制器外壳压铸设备 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP22477392A patent/JPH0647741A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105344969A (zh) * | 2015-12-09 | 2016-02-24 | 渝北区千里马模具加工厂 | 铸造二次开模机构 |
CN105583368A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-18 | 镇江新航精密铸造有限公司 | 一种高精度铸造模 |
JP6285581B1 (ja) * | 2016-12-19 | 2018-02-28 | 伸源▲模▼具科技有限公司 | モールド器具移動行程制御装置とモールド器具移動行程制御装置を有するモールド器具 |
JP2018099872A (ja) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 伸源▲模▼具科技有限公司 | モールド器具移動行程制御装置とモールド器具移動行程制御装置を有するモールド器具 |
CN111570762A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-08-25 | 孙佳悦 | 一种用于汽车配件的压铸模具 |
CN115592086A (zh) * | 2022-12-14 | 2023-01-13 | 宁波金耀机械有限公司(Cn) | 一种控制器外壳压铸设备 |
CN115592086B (zh) * | 2022-12-14 | 2023-03-10 | 宁波金耀机械有限公司 | 一种控制器外壳压铸设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910005124B1 (ko) | 금형죄는 장치 | |
JPS641265B2 (ja) | ||
JPH0647741A (ja) | 型締装置 | |
JP3582826B2 (ja) | 型締装置における型締連係装置 | |
JPH0773785B2 (ja) | 型締装置 | |
JP4107987B2 (ja) | 成形用金型およびその段替え方法 | |
JPH0773786B2 (ja) | 型締装置 | |
JPH066226B2 (ja) | 羽根車の鋳造方法および鋳造装置 | |
JPH0116598B2 (ja) | ||
JP2002036283A (ja) | 射出成形方法および射出成形装置 | |
JP2572096B2 (ja) | 主軸用工具クランプ装置 | |
US6220848B1 (en) | Injection moulding die locking and opening device | |
JP3201572B2 (ja) | ホットランナを有する射出成形装置及び金型交換方法 | |
JP2525885B2 (ja) | 型締用割ナット開閉装置 | |
JP2001150118A (ja) | 鋳造装置 | |
JPH0627374Y2 (ja) | 樹脂成形機の型締装置 | |
JP3987785B2 (ja) | 型成形機 | |
JPS61199920A (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
JP2704573B2 (ja) | 型締装置 | |
JP2812897B2 (ja) | 流路接続装置 | |
KR101998767B1 (ko) | 커플링 장치 및 이를 이용한 용융물 처리 설비 | |
JPH08164548A (ja) | 型締装置 | |
JPH0629820U (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
JPH02167706A (ja) | 型締装置 | |
JP2799733B2 (ja) | 射出成形機等の型締制御方法 |