JPH0647608B2 - コンディショニング効果賦与剤 - Google Patents

コンディショニング効果賦与剤

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JPH0647608B2
JPH0647608B2 JP60099350A JP9935085A JPH0647608B2 JP H0647608 B2 JPH0647608 B2 JP H0647608B2 JP 60099350 A JP60099350 A JP 60099350A JP 9935085 A JP9935085 A JP 9935085A JP H0647608 B2 JPH0647608 B2 JP H0647608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪化粧料製剤に配合して、毛髪にボデイ感
を与え、櫛どおり性、なめらかさ、適度なしつとりとし
た風合を賦与するとともに、毛髪をまとめやすくする効
果を併せ持つ、いわゆるコンデイシヨニング効果を賦与
する材料に関する。
〔従来技術〕
毛髪にコンディショニング硬化を賦与する為に、シヤン
プー、リンス、トリートメント剤、セツト剤等の毛髪化
粧料製剤に、第4級アンモニウム塩化合物又は第4級ア
ンモニウム塩系ポリマーが広く使用されている(USP
3,934,595号、同4,030,512号、同3,836,537号、同4,07
5,131号、特公昭55−11128号、同55−1700
9号)。
第4級アンモニウム塩化合物としては、ステアリルトリ
メチルアンモニウムクロライド、ラウリルトリメチルア
ンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニ
ウムクロライド等があり、又、第4級アンモニウム塩系
ポリーとしては、ジメチルアミノエチルメタアクリレー
ト系第4級アンモニウム塩ポリマー、ジアリルジメチル
アンモニウムクロライド系ポリマー、カチオン化セルロ
ース等が知られている。
第4級アンモニウム塩化合物は、毛髪の櫛どおり感及び
感触を改良し、毛髪に柔軟性を賦与するが、毛髪のボデ
イ感(腰)がなくなり、毛髪のまとめ易さ及びセツト性
を疎外するという問題がある。又、第4級アンモニウム
塩系ポリマーは、毛髪の櫛どおり感及び感触を改良する
が、特有の異和感があり、操り返し使用時に毛髪にポリ
マーが蓄積し感触を疎外するいわゆるビルドアツプの問
題があつた。さらにこれらの第4級アンモニウム塩化合
物及びポリマーは、第4級アンモニウム塩基のカチオン
荷電及び高吸湿能に起因するアニオン荷電化合物との配
合上の問題及び、高温多湿時の感触、風合いの悪化、セ
ツト性の急激な低下等の基本的問題がある。
一方、両性イオン系ポリマーは、従来技術では、毛髪セ
ツト剤としては有用であつてもコンデイシヨニング効果
を有するものが存在しなかつた。
〔問題点を解決する具体的な手段〕
本発明者等は、前記問題点を解決するため種々検討した
結果、両性イオン性を有する特定の共重合体を用いるこ
とにより、従来の問題点(ビルドアツプ性)を解決し、
優れたコンデイシヨニング効果を発揮できることを見出
し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、下記の一般式(I)を有する重合性ビニ
ル単量体:65〜90重量%と、下記の一般式(II)を有
する重合性ビニル単量体:10〜35重量%および他の
重合性ビニル単量体:0〜25重量%とを親水性溶媒中
で共重合させて得られる樹脂を下記一般式(III)を有す
る両性化剤にて変性を行なつて得られる樹脂からなるコ
ンディショニング効果賦与剤を提供するものであり、こ
の樹脂は必要に応じて沈殿物を過し、さらにイオン交
換樹脂で処理する精製行程を経て得られる樹脂である。
(I) (II) (III) XR7COOB 〔上記式中、 R1及びR5は、それぞれ水素原子又はメチル基; R2及びR7は、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアル
キレン基; R3及びR4は、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアル
キル基; R6は、12〜24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和
のアルキル基; Aは、酸素原子又はNH基; Xは、臭素、塩素、又はヨウ素原子; Bは、アルカリ金属イオン、アンモニウム塩、又はアミ
ン塩を示す。〕 〔ビニル単量体〕 単量体(I)は前記一般式(I)で示されるアクリル酸ないし
メタクリル酸(以下、両者を総称して(メタ)アクリル
酸という)の誘導体である。式中のR1〜R7、AおよびB
の基はそれぞれ前記した意味をもつが、特にR1がメチ
ル、R2が炭素数2〜3のアルキル基、R3およびR4がメチ
ル基またはエチル基、Aは酸素原子であることが好まし
い。単量体(I)の具体例を挙げれば、たとえば、ジメチ
ルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミドがある。
単量体(I)の使用量は、全ビニル単量体に対して65〜
90重量%、好ましくは70〜85重量%である。65
重量%未満では、最終両性化共重合体フイルムの硬度が
硬くなり、毛髪にごわつき感を与え、櫛どおり性および
しつとり感を疎外する様になる。一方、単量体(I)の量
が90重量%を超えると、同共重合体のフイルムはベタ
ツキ感を呈するようになり、毛髪は重い感じとなり、ボ
デイ感およびまとまりを疎外する。
単量体(II)は、前記一般式(II)で示される(メタ)アク
リル酸エステルである。R5はメチル、R6は炭素数16〜
20のアルキル基であることが一般に好ましい。
なお、R6が炭素数12未満のアルキル基の場合、最終両
性化共重合体のフイルムは硬度を増し、毛髪にごわつき
感および違和感を与え、櫛どおり、しつとりとした感触
を疎外する。単量体(II)の具体例を挙げれば、たとえば
パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリレート、オレイル(メタ)アクリレートがある。
単量体(II)の使用量は、全単量体に対して10〜35重
量%、好ましくは15〜30重量%である。10重量%
未満では、フイルムはベタツキ感を呈する様になり、毛
髪は重い感じとなり、ボデイ感およびまとまりが疎外す
る。一方、単量体(II)の量が35重量%を超えると同重
合体はフイルム形成性が増し、毛髪にごわつきおよび異
和感を与え、櫛どおり性を疎外するようになる。
その他のビニル単量体は、得られるフイルムに、必要に
応じて適度の硬度および柔軟性等を与える為に、上記単
量体(I)と(II)の共重合体形成ビニル単量体組成に加え
ることが可能である。この単量体の具体例を挙げれば、
たとえばメチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、アクリ
ロニトリル、アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル、
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールもしくはポリプロピレングリコールと(メ
タ)アクリル酸とのエステル、N−ビニルピロリドンな
どがあげられる。このその他の単量体の使用量は、全単
量体に対して、0〜25重量%である。
(変性剤) 上記一般式(III)で示される両性化剤の具体例を挙げれ
ば、たとえば、モノブロム酢酸ナトリウム、モノクロル
酢酸カリウム、モノクロルプロピオン酸リチウム、モノ
クロル酢酸とアンモニア、2−アミノ−2−メチル−1
−プロパノール、トリエタノールアミンおよび2−アミ
ノ−2−エチル−1,3−プロパンジオールなどとの中和
物等がある。
上記両性化剤(III)の使用量は、化学量論すなわち単量
体(I)(およびその他の単量体が両性化すべき窒素原子
を含むものである場合は単量体(I)とその他の単量体の
和)に対して、等モルの70〜130%、好ましくは80
〜120%を用いる。
(共重合) 上記の(I)、(II)および他の単量体は、親水性溶媒中で
共重合させる。ここで「親水性溶媒」とは、水に対する
溶解度が10〔g/100g水/25℃〕以上である有
機溶媒を意味する。本発明で使用するのに適当な親水性
有機溶媒の具体例を挙げれば、たとえば、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、
エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジオキサン、酢
酸メチル、ジメチルホルムアミド等がある。親水性溶媒
は、重合および濾過等において問題がない範囲であれば
含水状態のものでもよい。含水有機溶媒の具体例を挙げ
れば、95%エタノールがある。
共重合は、通常の溶液重合法、たとえば各単量体を前記
溶媒に溶解し、重合開始剤を添加し、窒素気流下に加熱
攪拌することからなる方法によつて行なう。重合開始剤
としては、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル
等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化
合物が好ましい。
単量体はその全種類および全量を重合当初から存在させ
るか、もしくは単量体の種類および(または)量に関し
て分割添加を行なうことにより重合を行なう。
溶媒の使用量は、生成共重合体溶液の濃度が、30〜7
0重量%程度となるようなものであることが好ましい。
単量体、重合開始剤の仕込みまたは分割添加法および溶
媒使用量等の重合条件は適宜選択できるが、得られる重
合体の数平均分子量が3〜50万となる範囲とすること
が好ましい。
両性化反応は、前記両性化剤の親水溶媒溶液または懸濁
液を、共重合体溶液に重合に引きつづき一括または分割
添加し、不活性雰囲気下、たとえば窒素気流下に、適当
な攪拌を行ないながら、70〜90℃程度の温度で4〜
12時間程度加熱することにより実施させることができ
る。
(精製) 上記一般式(III)で示される両性化剤において、Bがナ
トリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属の場
合、両性化反応の進行により、無機塩(BX)が析出す
るので、これを除去し使用に供しうることができる。無
機塩の除去は遠心分離、濾過、その他固一液分離に利用
しうる任意の手段によつて析出塩の分離を行なうことが
できる。
このようにして無機塩を分離した両性化共重合体溶液中
には、未だ少量(0.1〜1重量%程度)の無機塩が含ま
れていることがある。この様な無機塩を充分に除去した
い場合には、無機塩分離後の両性化共重合体溶液を、た
とえば回分式または流通式でイオン交換処理することに
よつて、無機塩含量を0.1重量%以下とすることができ
る。
一般式(III)におけるBが、アミン類塩、アンモニウム
塩の場合、両性化反応の進行によつても、有機塩(B
X)は析出しないので、BXの分離・除去の操作は行わ
ずに、均一溶液として直ちに使用に供しうる。
このようにして得られた樹脂を本発明のコンディショニ
ング効果賦与剤として、親水性溶媒の溶液のまま、もし
くは溶媒を除去してから、あるいは親水性溶媒を純水に
置換してから毛髪化粧料製剤に使用することができる。
本発明のコンディショニング効果賦与剤は、毛髪にコン
デイシヨニング効果を賦与する目的で、シヤンプー、リ
ンス、トリートメント剤、セツト剤等の毛髪化粧料製剤
に配合する。配合量は、両性化共重合体として製剤に対
して、0.01〜5重量%の範囲で用いられる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素置換用ガラス管
及び攪拌装置を取り付けた五つ口フラスコ内に、ジメチ
ルアミノエチルメタアクリレート70重量部(以下部で
示す)、ミリスチルメタアクリレート10部、ステアリ
ルメタアクリレート20部およびエタノール50部を入
れ、α,α′−アゾビスイソブチロニトリル0.6部を加
えて、窒素気流下80℃で還流加熱して4時間重合を行
つた。
次に、ジメチルアミノエチルメタクリレートと等モルの
モノクロル酢酸カリウムの40重量%エタノール懸濁液
を滴下ロートにて、フラスコに滴下し、更に窒素気流
下、80℃で10時間加熱を行つて両性化反応を行つ
た。
得られた粘稠懸濁液を加圧濾過機(日本染色機械(株)
製)にて析出物を濾別した。
濾液を再生済みカチオン交換樹脂(「ダイヤイオンPK
−220」;再生後、系をエタノールで置換したもの)
を充填したカラムに通し、次に再生済みアニオン交換樹
脂(「ダイヤイオンPA−416」;再生後系をエタノ
ールで置換したもの)を充填したカラムに通し、精製し
た。
得られた淡黄色透明の溶液を、共重合体の樹脂成分が3
0重量%となるようにエタノールで希釈し調整した。
この共重合体樹脂溶液を、オスモメーター(パーキンエ
ルマー社製)を使用し、浸透圧法による数平均分子量
(25℃)を測定したところ、数平均分子量は30万で
あった。
得られた樹脂エタノール溶液を純水で60倍に希釈し、
この希釈液に長さ23cm、2g重さの毛束を設け、風乾
乾燥後感触を評価するとき良好なコンデイシヨニング効
果が認められた。(表1参照) 次に、アルコールサルフエートナトリウム塩の20重量
%水溶液100gに、得られた樹脂エタノール溶液3g
を添加し、シヤンプーモデル液とした。このシャンプー
モデル液で、長さ23cm、2g重さの毛束を洗浄し純水
でよくすすぎ、これを風乾したものを評価するとき、良
好なコンデイシヨニング効果が認められた。(表1参
照) 実施例2〜4 初期単量体組成を表1に示す組成とする以外は、実施例
1と同様に操作して得られた樹脂溶液を、実施例1と同
様に評価するとき、良好なコンデイシヨニング効果が認
められた(表1参照)。
実施例5 初期単量体組成を表1に示す組成とし、実施例1と同様
に共重合を行なつた。次に、ジメチルアミノエチルメタ
アクリレートと等モルのモノクロル酢酸/2−アミノ−
2−メチル−1−プロパノール中和物の40重量%エタ
ノール溶液を滴下ロートにて共重合体の入つているフラ
スコ内に滴下し、80℃で8時間加熱を行なつて、両性
化反応を行なつた。
得られた溶液を、樹脂成分30重量%にエタノールで希
釈した。この樹脂溶液を実施例1と同様に評価したとこ
ろ、良好なコンデイシヨニング効果が認められた(表1
参照)。
実施例6 初期単量体組成を表1に示す組成とし、両性化剤をモノ
クロル酢酸/トリエタノールアミン中和物とする以外
は、実施例5と同様に操作して得られた樹脂溶液を、実
施例1と同様に評価した(表1参照)。
比較例1〜4 初期単量体組成を表2に示す組成とする以外は、実施例
1と同様に操作して得られた樹脂溶液を、実施例1と同
様に評価したところ、ごわつき感、櫛どおり性等に問題
があり、コンデイシヨニング効果賦与剤としては不十分
な性能であつた(表2参照)。
比較例5 重合時に使用するエタノールを150部とする以外は実
施例1と同様に操作して得られた樹脂溶液を、実施例1
と同様に評価したところ、べたつき感、櫛どおりに問題
があり、コンデイシヨニング効果賦与剤としての性能は
不十分であつた。(表2参照)。
この共重合体樹脂を実施例1の方法で、分子量を測定し
たところ、数平均分子量は2万であつた。
比較例6 実施例1の装置内に、ジメチルアミノエチルメタクリレ
ート70部、ミリスチルメタアクリレート10部、ステ
アリルメタアクリレート20部およびエタノール45部
を入れ、窒素気流下、70℃に昇温した。α,α′−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.3部をエタノール5部に溶
かした溶液を、70℃となつたフラスコに4時間かけて
滴下した。滴下終了後、70℃で3時間加熱を行なつて
共重合体を得た。両性化反応以降は実施例1と同様に操
作した。得られた樹脂溶液を実施例1と同様に評価した
ところ、櫛どおり、ごわつき感に問題があり、コンディ
ショニング効果賦与剤としての性能は不十分であった。
(表2参照)。
この共重合体樹脂を実施例1の方法で、分子量を測定し
たところ、数平均分子量は60万であつた。
なお、表中に示した樹脂の性能は、官能評価を行ない、
評価は次のランクによつた。
○:良好 △:不十分 ×:非常に不良

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の一般式(I)を有する重合性ビニル
    単量体:65〜90重量%と、下記の一般式(II)を有す
    る重合性ビニル単量体:10〜35重量%および他の重
    合性ビニル単量体:0〜25重量%とを親水性溶媒中で
    共重合させて得られる樹脂を下記一般式(III)を有する
    両性化剤にて変性を行って得られる数平均分子量が3〜
    50万の樹脂からなるコンディショニング効果賦与剤。 (I) (II) (III)XR7COOB 〔上記式中 R1及びR5は、それぞれ水素原子又はメチル基; R2及びR7は、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアル
    キレン基; R3及びR4は、それぞれ1〜4個の炭素原子を有するアル
    キル基; R6は、12〜24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和
    のアルキル基; Aは、酸素原子又はNH基; Xは、臭素、塩素又はヨウ素原子; Bは、アルカリ金属イオン、アンモニウム塩、又はアミ
    ン塩を示す。〕
JP60099350A 1985-05-10 1985-05-10 コンディショニング効果賦与剤 Expired - Lifetime JPH0647608B2 (ja)

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