JP2868095B2 - 毛髪用水性界面活性剤組成物 - Google Patents

毛髪用水性界面活性剤組成物

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JP2868095B2
JP2868095B2 JP1275736A JP27573689A JP2868095B2 JP 2868095 B2 JP2868095 B2 JP 2868095B2 JP 1275736 A JP1275736 A JP 1275736A JP 27573689 A JP27573689 A JP 27573689A JP 2868095 B2 JP2868095 B2 JP 2868095B2
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和秀 葉山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 <産業上の利用分野> 本発明は、固体微粒子物質が配合された界面活性剤の
水溶液にポリシロキサン基を含有する両性イオン樹脂を
添加することにより、固体微粒子物質を安定に分散さ
せ、更にこの水性界面活性剤組成物で処理した毛髪に光
沢や艶、およびなめらかな感触を与える毛髪用水性界面
活性剤組成物に関する。
<従来の技術> 従来、シャンプー、リンス・トリートメント等の毛髪
用水性界面活性剤溶液の中に、殺菌、トリートメント効
果の賦与、または優れた外観を賦与することを目的とし
て、殺菌剤、油剤、顔料、乳濁剤、または真珠光沢剤等
の固体微粒子物質を配合することが一般に行なわれてい
る。
しかし、固体微粒子物質を単に配合するだけでは、放
置により固体微粒子物質が沈降、または浮上して十分な
分散安定性を得ることができない。
固体微粒子物質を安定に分散させる方法としては、ス
トークス(Stokes)の法則に則り、 固体微粒子物質の粒径の微小化、分散媒密度と固体
微粒子物質密度の近接化、分散媒粘度の増大等の方法
が考えられる。また他の方法としては、固体微粒子物
質表面に親水性処理、または疎水性処理を施して安定に
分散させる方法、または上記の方法の分散媒粘度を
単に増大させるのではなく、チクソトロピック性を付与
する方法等が一般に行なわれてきた。
しかし、の方法では、粒径の微小化による表面積の
増大により粒子間凝集を起こし易くなったり、粒径が微
小化することにより期待する効果を発揮できなくなった
り、粒径の微小化が物理的に困難である等の問題があっ
た。の方法は、意図する組成物の設計上、密度の近接
化が困難であることが多い。の方法は、表面処理が物
理的に困難であったり、処理により期待する効果を発揮
できなくなったりする問題があった。およびの方法
は、一般には、(イ)カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース等のセルロース系誘導体、
(ロ)ポリアクリル酸塩、ポリアクリルアミド等の極性
ビニル系ポリマー、(ハ)キサンタンガム、トラガント
ガム等の天然ガム類、または(ニ)ベントナイト等の無
機物質を添加してチクソトロピック性を含む増粘による
方法(特開昭60−174708号公報)であるが、高粘度の場
合、組成物を容器から出しにくい等の使用上の問題を生
じたり、イオン性物質の添加によりチクソトロピック性
が破壊されたりする問題があった。
このポリマー添加による固体微粒子物質を安定に分散
させる方法として、特定のカルボキシベタイン系両性イ
オンポリマーを添加する方法(特公昭58−4572号公報、
特開昭55−116800号公報、特開昭57−48335号公報)が
提示されているが、この特定のポリマーが添加された毛
髪用水性界面活性剤溶液で処理した毛髪は光沢や艶、お
よびなめらかな感触に欠ける問題があった。
〔発明の概要〕
<発明が解決しようとする課題> 本発明は、前記問題を解決し、固体微粒子物質を安定
に分散させ、更にこの水性界面活性剤組成物で処理した
毛髪に光沢や艶、およびなめらかな感触を与える新規な
毛髪用水性界面活性剤組成物を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 本発明による毛髪用水性界面活性剤組成物は、下記の
成分(A)〜成分(C)からなることを特徴とするもの
である。
成分(A):界面活性剤 1〜30重量% 成分(B):下記に示す重合性不飽和単量体(1)、
(2)、(3)及び(4)を共重合させ、その生成した
共重合体をハロゲン化脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、又は、アミン塩で変性してなる平均分子量5,
000〜1,000,000のポリシロキサン基を含有する両性イオ
ン樹脂 0.05〜5重量% 下記の一般式(I)を有する重合性不飽和単量体
(1) 30〜95重量% 下記の一般式(II)を有する重合性不飽和単量体
(2) 4.9〜69.9重量% 下記の一般式(III)を有する重合性不飽和単量体
(3) 0.1〜65重量% 上記重合性不飽和単量体(1)〜(3)以外の重合性
不飽和単量体(4) 0〜25重量% (ただし、重量%は、(1)+(2)+(3)+
(4)基準である) 成分(C):固体微粒子物質 0.01〜10重量% 一般式(I) 一般式(II) 一般式(III) (上記式中、R1〜R7、A、D、m及びnは、それぞれ各
式間において独立に下記の意味を持つ。
R1=水素原子、またはメチル基 R2=炭素数1〜4のアルキレン基 R3およびR4=それぞれ、水素原子、または炭素数1〜4
のアルキル基 R5=炭素数1〜24のアルキル基、またはアルケニル基 R6=それぞれ水素原子、フェニル基、炭素数1〜10のア
ルキル基、ポリオキシアルキレン基、末端がエーテルま
たはエステル置換されたポリオキシアルキレン基、ポリ
アルキレンポリアミン基、脂肪酸基、またはポリシロキ
サン基 R7=水素原子、フェニル基、炭素数1〜10のアルキル
基、ポリオキシアルキレン基、末端がエーテルまたはエ
ステル置換されたポリオキシアルキレン基、ポリアルキ
レンポリアミン基、脂肪酸基、またはポリシロキサン
基、あるいはビニル基、ビニルアルキレン基、ビニルヒ
ドロキシアルキレン基、アクリロイルオキシ基、および
メタクリロイルオキシ基からなる群から選ばれたラジカ
ル重合性を有する不飽和基 A=−O−基、または−NH−基 D=ビニル基、ビニルアルキレン基、ビニルヒドロキ
シアルキレン基、アクリロイルオキシ基、およびメタク
リロイルオキシ基からなる群から選ばれたラジカル重合
性を有する不飽和基 m=4〜150の整数 n=0〜150の整数 (但し、mとnとの和は150以内である) この組成物は水性組成物であるから、成分(A)〜成
分(C)は水性媒体中に溶解(成分(A)および成分
(B))ないし分散(成分(C))している。そして、
水性媒体が、本発明組成物のうち成分(A)+成分
(B)+成分(C)以外の残部の重量%を主として構成
する。
〔発明の具体的説明〕
<成分(A)界面活性剤> 本発明に於ける界面活性剤はアニオン性活性剤、カチ
オン性活性剤、両性イオン活性剤、およびノニオン性活
性剤を使用することができ、それぞれ単独使用、または
必要に応じて併用使用することができる。
アニオン性活性剤の具体例をあげると、(イ)アルキ
ルスルフォネート(アルキルは炭素数12〜20のアルキル
基を意味する。以下、同様の意味を表わす)、アルキル
サルフェート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサ
ルフェート、アルキルベンゼンスルフォネート等のアル
カリ金属塩、有機アミン塩であるスルオン酸塩、または
硫酸エステル塩、(ロ)ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルホスフェート等のアルカリ金属塩、有機アミン塩
であるリン酸エステル塩等がある。
カチオン性活性剤の具体例をあげると、(イ)アルキ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメ
チルアンモニウムクロライド、アルキルベンジルジメチ
ルアンモニウムブロマイド、アルキルメチルエタノール
アミンのメチルハライドによる第四級化物等の第四球ア
ンモニウム塩ハライド、(ロ)アルキルジメチルアミン
オキサイド等のアミンオキサイド類等がある。
両性イオン活性剤の具体例をあげると、(イ)アルキ
ルジメチルアミン、またはアルキルイミダゾリン等のモ
ノハロゲン化酢酸、またはプロピオラクトン反応物等の
カルボキシベタイン系活性剤、(ロ)アルキルジメチル
アミンのモノハロゲン化アルキルスルホン酸反応物、ま
たはプロパンサルトン反応物等のスルホベタイン系活性
剤等がある。
ノニオン性活性剤の具体例をあげると、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の
酸化エチレン付加体、酸化エチレン−酸化プロピレン共
重合体等がある。
界面活性剤の使用量は、水性界面活性剤組成物の全体
量に対して1〜30重量%、好ましくは1〜25重量%であ
る。1重量%未満では、毛髪用水性界面活性剤組成物と
して洗浄、トリートメント等の効果を発揮できず、30重
量%を越えると、これらの効果を妨害する。
<成分(B)ポリシロキサン基を含有する両性イオン樹
脂> 本発明に於ける両性イオン樹脂は、ポリシロキサン基
を有する水溶性の樹脂であれば任意のものでありうる。
好ましい具体例は、下記の一般式(I)を有する重合性
不飽和単量体(1)30〜95重量%、下記の一般式(II)
を有する重合性不飽和単量体(2)4.9〜69.9重量%、
下記の一般式(III)を有する重合性不飽和単量体
(3)0.1〜65重量%、および上記(1)〜(3)以外
の重合性不飽和単量体(4)0〜25重量%(ただし、重
量%は(1)+(2)+(3)+(4))基準を親水性
溶媒中で共重合させ、生成した共重合体をハロゲン化脂
肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、またはアミン
塩で変性してなるものである。これらの重合性不飽和単
量体は、それぞれ各群内で併用することができる。
上記式中、R1〜R7、A、D、m、およびnは、それぞ
れ各式間において独立に下記の意味を持つ。
R1=水素原子、またはメチル基 R2=炭素数1〜4のアルキレン基 R3およびR4=それぞれ水素原子、または炭素数1〜4
のアルキル基 R5=炭素数1〜24のアルキル基、またはアルケニル基 R6=それぞれ、水素原子、フェニル基、炭素数1〜10
のアルキル基、ポリオキシアルキレン基(好ましくはポ
リオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、またはポリ
オキシ(エチレン/プロピレン)基。重合度は1〜100
程度)、末端がエーテルまたはエステル置換(好ましく
は、炭素数1〜10のアルキルまたはアリール基による)
されたポリオキシアルキレン基(ポリオキシアルキレン
基の好ましい具体例は、上記の通り)、ポリアルキレン
ポリアミン基(好ましくは、ポリエチレンポリアミン、
ポリプロピレンポリアミン、またはポリ(エチレン/プ
ロピレン)ポリアミン基。重合度は1〜100程度)、脂
肪酸基(好ましくは、炭素数1〜12のもの)、またはポ
リシロキサン基(好ましくは、ジアルキル(低級アルキ
ル)ポリシロキサン、またはアルキル(低級アルキル)
フェニルポリシロキサン) R7=水素原子、フェニル基、炭素数1〜10のアルキル
基、ポリオキシアルキレン基、末端がエーテルまたはエ
ステル置換されたポリオキシアルキレン基、ポリアルキ
レンポリアミン基、脂肪酸基、またはポリシロキサン基
(以上、いずれも好ましい具体例は、R6について前記し
た通り)、あるいはビニル基、ビニルアルキレン基(ア
ルキレン基の好ましい具体例は、C1〜10程度のも
の)、ビニルヒドロキシアルキレン基(アルキレン基の
好ましい具体例は、上記の通り)、アクリロイルオキシ
基、またはメタクリロイルオキシ基であるラジカル重合
性を有する不飽和基 A=−O−基、または−NH−基 D=ビニル基、ビニルアルキレン基、ビニルヒドロキ
シアルキレン基(以上、いずれも好ましい具体例は、R7
について前記した通り)、アクリロイルオキシ基、また
はメタクリロイルオキシ基であるラジカル重合性を有す
る不飽和基 m=4〜150の整数 n=0〜150の整数 (但し、mとnとの和は150以内、好ましくは120以内、
である) ポリシロキサン基を含有する両性イオン樹脂の使用量
は、水性界面活性剤組成物の全体量に対して0.05〜5重
量%、好ましくは0.1〜5重量%である。0.05重量%未
満では、固体微粒子物質が沈降、または浮上して十分な
分散安定性を得ることが出来ない。5重量%を越える
と、毛髪用水性界面活性剤組成物の液性状が感触、作業
性の面で悪化し、また洗浄、トリートメント等の効果を
妨害する。
1)重合性不飽和単量体 重合性不飽和単量体(1)は、前記一般式(I)で示
されるアクリル酸ないしメタクリル酸(以下、(メタ)
アクリル酸という)の誘導体である。式中、置換基はそ
れぞれ前記した意味を持つが、R1はメチル基、R2は炭素
数2〜3のアルキレン基、R3およびR4はメチル基または
エチル基、Aは−O−であることが一般に好ましい。
重合性不飽和単量体(1)の具体例を挙げれば、たと
えば、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドがある。
重合性不飽和単量体(1)の使用量は、全単量体に対
して30〜95重量%、好ましくは35〜90重量%である。30
重量%未満では、得られる共重合体は水に難溶となり水
性界面活性剤組成物に添加することが困難になる。また
95重量%を越えると、固体微粒子物質を安定に分散させ
ることができない。
重合性不飽和単量体(2)は、前記一般式(II)で示
される(メタ)アクリル酸エステルである。式中、置換
基はそれぞれ前記した意味を持つが、R1はメチル基、R5
は炭素数1〜18のアルキル基であることが一般に好まし
い。
重合性不飽和単量体(2)の具体例を挙げれば、たと
えば、メチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、トリデシル(メタ)アクリレート、オレイル(メ
タ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、
ベヘニル(メタ)アクリレートがある。
重合性不飽和単量体(2)の使用量は、全単量体に対
して4.9〜69.9重量%、好ましくは9.5〜64.5重量%であ
る。4.9重量%未満では、固体微粒子物質を安定に分散
させることができない。また69.9重量%を越えると、得
られる共重合体は水に難溶となり水性界面活性剤組成物
に添加することが困難となる。
重合性不飽和単量体(3)は、前記一般式(III)で
示される、分子中に少なくとも一つのラジカル重合性を
有する不飽和基とポリシロキサン基を持つ単量体であ
る。
重合性不飽和単量体(3)の具体例を挙げれば、たと
えば、下記一般式(IV)〜(VI)で示される不飽和単量
体がある。
一般式(IV) 一般式(V) 一般式(VI) 式中、R8〜R11およびp、qは、それぞれ各式間にお
いて独立に下記の意味を持つ。
R8=水素原子、またはメチル基 R9=炭素数1〜4のアルキレン基 R10=炭素数1〜10のアルキル基、またはフェニル基 R11=炭素数1〜10のアルキル基、またはフェニル基 p=1以上の整数 q=1以上の整数 (但し、pとqとの和は150以内である) 一般式(IV)で示される不飽和単量体は市販品(チッ
ソ(株)製)として入手でき、例えば商品各FM0711(前
記一般式(IV)に於て、p=10、R8=メチル基、R9=プ
ロピレン基、R10=メチル基。後記の製造例に於てポリ
シロキサンFM0711と記す)、FM0721(前記一般式(IV)
に於て、p=60、R8=メチル基、R9=プロピレン基、R
10=メチル基。後記の製造例に於てポリシロキサンFM07
21と記す)、FM0725(前記一般式(IV)に於て、p=13
0、R8=メチル基、R9=プロピレン基、R10=メチル基。
後記の製造例に於てポリシロキサンFM0725と記す)等
が、この単量体に相当する。
一般式(V)で示される単量体は、例えば両末端シラ
ノールポリシロキサンと(メタ)アクリロイルオキシア
ルキレン(炭素数1〜4)ジ(アルキル(炭素数1〜
4)、またはフェニル)ハロシランとの反応により容易
に得ることができる。
一般式(VI)で示される単量体は市販品(チッソ
(株)製)として入手でき、例えば商品名FP2231(前記
一般式(VI)に於て、p=30、q=5、R10=メチル
基、R11=フェニル基。後記の製造例に於てポリシロキ
サンFP2231と記す)、FP2241、FP2242等が、この単量体
に相当する。
上記一般式(IV)〜(VI)で示されるポリシロキサン
基を含有する不飽和単量体は、上述の単量体の形で共重
合に供することもできるが、また別法として前駆体の形
で共重合させ、次にポリシロキサン基を付加することも
できる。具体的には、たとえば、(メタ)アクリル酸の
形で共重合に供し、次に末端エポキシ基ポリシロキサン
(例えば、下記構造式(VII)で示される化合物)と反
応させることによりポリシロキサン基を導入することが
できる。また、(メタ)アクリロイルオキシアルキレン
ジアルキルクロロシランの形で共重合に供し、次に末端
シラノールポリシロキサンまたは末端アミノ変性ポリシ
ロキサンを加えて反応させることにより、ポリシロキサ
ン基を導入することもできる。
構造式(VII) 重合性不飽和単量体(3)の使用量は、全単量体に対
して0.1〜65重量%、好ましくは0.5〜60重量%である。
0.1重量%未満では、処理した毛髪に光沢や艶、および
なめらかな感触を与えることができない。65重量%を越
えると、得られる共重合体は水に難溶となり水性界面活
性剤組成物に添加することが困難となり、また固体微粒
子物質を安定に分散されることできない。
前記一般式(III)に於て、その単量体が単官能でm
とnとの和が80以上であると、その単量体は共重合性が
低下してくるので、R7がビニル基、アクリロイルオキシ
基、またはメタクリロイルオキシ基である二官能性単量
体を、単官能性単量体と併用使用することが有効とな
る。
処理した毛髪の感触および風合いを変化させるため
に、前記重合性不飽和単量体(1)〜(3)以外の重合
性不飽和単量体(4)をさらに共重合体の一成分とする
ことができる。
重合性不飽和単量体(4)の具体例を挙げれば、たと
えば、(イ)ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリルアミド、ダイアセトンアクリルア
ミド等のアクリル系誘導体、(ロ)スチレン、クロルス
チレン、ビニルトルエン等の芳香族系重合性不飽和単量
体、(ハ)メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテ
ル等のアルキルビニルエーテル類、(ニ)N−ビニルピ
ロリドン、酢酸ビニル等の重合性ビニル単量体がある。
重合性不飽和単量体(4)の使用量は、全単量体に対
して0〜25重量%、好ましくは0〜20重量%である。
2)共重合体の形成 不飽和単量体の共重合は、塊状重合法、溶液重合法、
懸濁重合法、乳化重合法等の公知のラジカル重合法によ
り実施できる。
好ましい重合法は溶液重合法であり、各単量体を溶媒
に溶解し、重合開始剤を添加し、、窒素気流下に加熱撹
拌することからなる方法によって行なう。
溶媒は水、およびメタノール、エタノール、イソプロ
パノール、エチレングリコール、およびブチルセロソル
ブ等のアルコール類が好ましく、またこれら溶媒は混合
使用してもよい。重合開始剤は過酸化ベンゾイル、過酸
化ラウロイル等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリ
ル等のアゾ化合物が好ましい。
単量体はその全種類および全量を重合当初から存在さ
せるのが普通であるが、単量体の種類および(または)
量に関して分割添加を行なうこともできる。溶媒使用量
は、生成共重合体溶液のポリマー濃度が10〜65重量%と
なるようなものであることが好ましい。単量体の仕込量
は生成共重合体の組成が所定値となるように共重合性、
重合率等を考慮して決めればよい。重合率100%の場合
は単量体仕込組成は共重合体組成と同じであることはい
うまでもない。
共重合体ポリマーの分子量は、重合温度、重合開始剤
の種類および量、添加方法、溶媒使用量、連鎖移動剤等
の重合条件を適宜選択することにより任意のレベルとす
ることができる。一般に得られる共重合体ポリマーの分
子量は、5,000〜1,000,000の範囲であることが好まし
い。
3)両性化 共重合体ポリマーの両性化は、このようにして得られ
た共重合体溶液に両性化剤であるハロゲン化脂肪酸のア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩、またはアミン塩をその
まま、あるいは共重合に使用した溶媒と同一の溶媒によ
る溶液または懸濁液として、一括または分割添加し、不
活性雰囲気下、例えば窒素雰囲気下に撹拌を行いなが
ら、70〜90℃の温度で4〜20時間加熱することにより実
施することができる。
両性化剤の具体例をあげれば、例えば、モノクロロ酢
酸/カリウム塩、モノクロロ酢酸/アンモニウム塩、モ
ノクロロ酢酸/アミノメチルプロパノール塩、モノ臭化
酢酸/トリエタノールアミン塩、モノクロロプロピオン
酸/ナトリウム塩等がある。
両性化剤の使用量は、重合性不飽和単量体(1)に対
して等モルの70〜130%、好ましくは80〜120%である。
両性化反応は、前述の様に共重合体に両性化剤を加え
て両性化するのが一般的であるが、別法として単量体段
階で両性化し、両性化反応によって副生する塩は、必要
に応じ濾過、およびイオン交換により除去し、次に共重
合することも可能である。
4)後処理等 両性化反応によって副生する塩は、必要に応じ濾過、
およびイオン交換により除去することが可能である。こ
れらの技術については、特開昭56−92809号公報に詳細
に述べられている。
また、共重合体ポリマー溶液の溶媒を除去すれば共重
合体ポリマーを固体として取り出すこともでき、得られ
た固体ポリマーを任意の溶媒で希釈することにより共重
合体ポリマー溶液を得て使用することもできる。また、
得られる共重合体ポリマーおよびその溶液は2種以上を
混合使用してもよい。
<成分(C)固体微粒子物質> 本発明に於ける固体微粒子物質は、殺菌剤、油剤、顔
料、乳濁剤、樹脂エマルジョン、または真珠光沢剤等の
微粒物質を意味し、一般には水に対する溶解度が0.1g/1
00g水(25℃)以下、平均粒径100μ以下のものである。
具体例を挙げれば、例えば、亜鉛ピリチオン(ZP
T)、酸化チタン、カオリン、タルク、珪酸マグネシウ
ム、酸化鉄、アクリル系樹脂エマルジョン、スチレン系
樹脂エマルジョン、ナイロンパウダー、魚鱗箔、マイ
カ、マイカチタン、脂肪酸グリコールエステル類等があ
る。
固体微粒子物質の使用量は、水性界面活性剤組成物の
全体量に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜7重
量%である。0.01重量%未満では、固体微粒子物質の添
加による効果を発揮させるこができない。10重量%を越
えると、固体微粒子物質自体の安定性が低下する。
<追加成分> 本発明の毛髪用水性界面活性剤組成物は、必要に応じ
て公知の(イ)無機電解質、高級アルコール、水溶性高
分子等の粘度調整剤、(ロ)エタノール、尿素等の可溶
化剤、(ハ)グリセリン、カチオン性ポリマー等のコン
ディショニング剤および湿潤剤、(ニ)殺菌剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、色素、香料等の公知の添加剤を併
用使用してもよい。
〔実験例〕
下記の製造例および実施例は、本発明をさらに具体的
に説明するものである。本発明は、これらによって限定
されるものではない。尚、製造例中の部および%は重量
基準で表わす。
また、実施例中の部および%は有効成分換算した重量
基準で表わす。
<製造例1> 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素置換用ガラス
管、および撹拌装置を取り付けた五つ口フラスコにジメ
チルアミノエチルメタクリレート:50部、メチルメタク
リレート:15部、ノルマルブチルメタクリレート:15部、
トリデシルメタクリレート:15部、ポリシロキサンFM072
1:5部、および無水エタノール:100部を入れ、アゾビス
イソブチロニトリル:0.6部を加えて、窒素気流下80℃で
還流加熱して8時間重合を行なう。
次に、ジメチルアミノエチルメタクリレートと等モル
のモノクロロ酢酸のアミノメチルプロパノール中和物の
50%エタノール溶液を滴下ロートにて五つ口フラスコに
滴下し、更に窒素気流下80℃で還流加熱して6時間両性
化反応を行なう。
次に、純水を滴下ロートにて五つ口フラスコに滴下し
つつエタノールを加熱留去し、ポリマーの水溶液を得
る。得られたポリマーを「P−1」とする。尚、得られ
たポリマーの平均分子量は150,000であった。
<製造例2> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルアクリレート:60部、エチルメタクリレート:10部、
ラウリルアクリレート:10部、ポリシロキサンFM0721:20
部、およびエタノール:50部を入れ、窒素気流下80℃で
還流加熱し、アゾビスイソブチロニトリル:1部をエタノ
ール:10部に溶解した溶液を3時間かけて滴下ロートで
五つ口フラスコに滴下し、次にアソビスイソブチロニト
リル:0.3部を加えて窒素気流下80℃で還流加熱して更に
6時間重合を行なう。
次に、製造例1と同様にモノクロロ酢酸のアミノメチ
ルプロパノール中和物の50%エタノール溶液を加え両性
化反応、溶媒置換を行ないポリマーの水溶液を得る。得
られたポリマーを「P−2」とする。尚、得られたポリ
マーの平均分子量は500,000であった。
<製造例3> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジエチルアミノエ
チルメタクリレート:85部、ステアリルメタクリレート:
10部、ポリシロキサンFM0721:5部、およびイソプロパノ
ール:230部を入れ、アゾビスジメチルバレロニトリル:1
部を加えて、窒素気流下70℃で加熱して8時間重合を行
なう。
次に、ジエチルアミノエチルメタクリレートと等モル
のモノクロロ酢酸のトリエタノールアミン中和物の水溶
液を滴下ロートにて五つ口フラスコに滴下し、更に窒素
気流下80℃で還流加熱して6時間両性化反応を行なう。
次に、純水を滴下ロートにて五つ口ヌラスコに滴下し
つつイソプロパノールを加熱留去し、ポリマーの水溶液
を得る。得られたポリマーを「P−3」とする。尚、得
られたポリマーの平均分子量は50,000であった。
<製造例4> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルメタクリレート:40部、2−エチルヘキシルメタク
リレート:5部、ポリシロキサンFM0721:30部、ポリシロ
キサンFM0711:22部、ポリシロキサンFP2231:3部、エタ
ノール:150部を入れ、アゾビスイソブチロニトリル:0.6
部を加えて、窒素気流下80℃で還流加熱して8時間重合
を行なう。
次に、製造例1と同様にモノクロロ酢酸のアミノメチ
ルプロパノール中和物の50%エタノール溶液を加え両性
化反応、溶媒置換を行ないポリマーの水溶液を得る。得
られたポリマーを「P−4」とする。尚、得られたポリ
マーの平均分子量は300,000であった。
<製造例5> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルアクリレート:35部、ノルマルプロピルアクリレー
ト:20部、イソブチルメタクリレート:30部、N−ビニル
ピロリドン:14.5部、ポリシロキサンFM0725:0.5部、お
よびエタノール:150部を入れ、アゾビスイソブチロニト
リル:0.6部を加えて、窒素気流下80℃で還流加熱して8
時間重合を行なう。
次に、ジエチルアミノエチルメタクリレートと等モル
のモノクロロ酢酸のアミノメチルプロパノール中和物の
エタノール溶液を滴下ロートにて五つ口フラスコに滴下
し、更に窒素気流下80℃で還流加熱して6時間両性化反
応を行なう。
次に、溶媒のエタノールを蒸発留去しポリマーを固形
物として得る。この固形物に純水を加え水溶液を得る。
得られたポリマーを「P−5」とする。尚、得られたポ
リマーの平均分子量は100,000であった。
<製造例6> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルアクリレート:50部、ノルマルブチルメタクリレー
ト:20部、シクロヘキシルメタクリレート:10部、パルミ
チルメタクリレート:15部、ポリシロキサンFM0721:5
部、および無水エタノール:100部を入れ、アゾビスイソ
ブチロニトリル:0.6部を加えて、窒素気流下80℃で還流
加熱して8時間重合を行なう。
次に、ジメチルアミノエチルメタクリレートと等モル
のモノクロロ酢酸の水酸化カリウム中和物の40%無水エ
タノール懸濁液を滴下ロートにて五つ口フラスコに滴下
し、更に窒素気流下80℃で還流加熱して12時間両性化反
応を行なう。
得られた粘稠懸濁液から加圧濾過機にて懸濁物を濾過
する。
濾液を再生済みカチオン交換樹脂(「ダイヤイオンPK
−220」再生後、系を無水エタノールで置換したもの)
を充填したカラムに通し、次に再生済みアニオン交換樹
脂(「ダイヤイオンPA−416」再生後、系を無水エタノ
ールで置換したもの)を充填したカラムに通す。この様
にして得られたポリマーを「P−6」とする。尚、得ら
れたポリマーの平均分子量は200,000であった。
<製造例7> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルメタクリレート:50部、ノルマルブチルメタクリレ
ート:30部、ラウリルアクリレート:20部、およびエタノ
ール:150部を入れ、アゾビスイソブチロニトリル:0.6部
を加えて、窒素気流下80℃で還流加熱して8時間重合を
行なう。
次に、製造例1と同様にモノクロロ酢酸のアミノメチ
ルプロパノール中和物の50%エタノール溶液を加え両性
化反応、溶媒置換を行ないポリマーの水溶液を得る。得
られたポリマーを「P−7」とする。尚、得られたポリ
マーの平均分子量は70,000であった。
<製造例8> 製造例1と同様の五つ口フラスコにジメチルアミノエ
チルメタクリレート:25部、ノルマルブチルメタクリレ
ート:50部、ラウリルアクリレート:20部、ポリシロキサ
ンFM0721:5部、およびエタノール:150部入れ、アゾビス
イソブチロニトリル:0.6部を加えて、窒素気流下80℃で
還流加熱して8時間重合を行なう。
次に、製造例1と同様にモノクロロ酢酸のアミノメチ
ルプロパノール中和物の50%エタノール溶液を加え両性
化反応、溶媒置換を行ないポリマーの水溶液を得る。得
られたポリマーを「P−8」とする。尚、得られたポリ
マーの平均分子量は100,000であった。
<実施例1> 次のシャンプー組成物を調製した。
ポリオキシエチレンラウリル 硫酸ナトリウム(3EO) 18% 「P−1」 1% ZPT(亜鉛ピリチオン) 1% ラウロイルジエタノールアミド 2% 純水 バランス 100% このシャンプー組成物は表1に示すように良好な分散
安定性を示し、このシャンプー組成物を使用したとき良
好な使用感を示した。
<実施例2〜8、比較例1〜3> 表1に示すシャンプー組成物を調製し、シャンプー組
成物の分散安定性、およびシャンプー組成物を使用した
ときの洗髪後の毛髪を評価した。この結果は表1に示す
通りである。
尚、これらの実施例および比較例中のシャンプー組成
物の分散安定性は、次の方法に基づき視覚判定により評
価したものである。すなわち、各組成物を100mlのガラ
ス瓶に入れ45℃に保存し1ケ月後の固体微粒子物質の状
態を以下の基準に従って評価した。
○:分離せず(安定) △:やや分離する ×:分離する また、シャンプー組成物を使用したときの洗髪後の毛
髪を櫛通し性、光沢、および艶の面より総合評価し、以
下の基準に従って判定した。
○:櫛通し性、光沢、および艶が向上する △:向上が認められない ×:櫛通し性、光沢、または艶が悪化する <実施例9> 次のリンス組成物を調製した。
塩化ステアリルトリメチル アンモニウム 2% 「P−4」 0.5% ZPT 1% 純水 バランス 100% このリンス組成物は表1に示すように良好な分散安定
性を示し、また、このリンス組成物を使用したとき良好
な使用感を示した。
<実施例10〜11、比較例4〜5> 表1に示すリンス組成物を調製し、リンス組成物の分
散安定性、およびリンス組成物を使用したときの洗髪後
の毛髪を評価した。この結果は表1に示す通りである。
尚、これらの実施例および比較例中のシャンプー組成
物の分散安定性、およびリンス組成物を使用したときの
処理後の毛髪を櫛通し性、光沢、および艶の面より総合
評価し、前記と同様の基準に従って判定した。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−128312(JP,A) 特開 平3−128311(JP,A) 特開 平2−300110(JP,A) 特開 平2−25411(JP,A) 特開 平3−81311(JP,A) 特開 昭55−116800(JP,A) 特開 昭57−48335(JP,A) 特開 平3−128909(JP,A) 特開 昭59−20396(JP,A) 特開 昭58−4572(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/075 A61K 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の成分(A)〜成分(C)からなるこ
    とを特徴とする、毛髪用水性界面活性剤組成物。 成分(A):界面活性剤 1〜30重量% 成分(B):下記に示す重合性不飽和単量体(1)、
    (2)、(3)及び(4)を共重合させ、その生成した
    共重合体をハロゲン化脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモ
    ニウム塩、又は、アミン塩で変性してなる平均分子量5,
    000〜1,000,000のポリシロキサン基を含有する両性イオ
    ン樹脂 0.05〜5重量% 下記に示す一般式(I)を有する重合性不飽和単量体
    (1) 30〜95重量% 下記に示す一般式(II)を有する重合性不飽和単量体
    (2) 4.9〜69.9重量% 下記に示す一般式(III)を有する重合性不飽和単量体
    (3) 0.1〜65重量% 上記重合性不飽和単量体(1)〜(3)以外の重合性不
    飽和単量体(4) 0〜25重量% (ただし、重量%は、(1)+(2)+(3)+(4)
    基準である) 成分(C):固体微粒子物質 0.01〜10重量% 一般式(I) 一般式(II) 一般式(III) (上記式中、R1〜R7、A、D、m及びnは、それぞれ各
    式間において独立に下記の意味を持つ。 R1=水素原子、またはメチル基 R2=炭素数1〜4のアルキレン基 R3およびR4=それぞれ、水素原子、または炭素数1〜4
    のアルキル基 R5=炭素数1〜24のアルキル基、またはアルケニル基 R6=それぞれ水素原子、フェニル基、炭素数1〜10のア
    ルキル基、ポリオキシアルキレン基、末端がエーテルま
    たはエステル置換されたポリオキシアルキレン基、ポリ
    アルキレンポリアミン基、脂肪酸基、またはポリシロキ
    サン基 R7=水素原子、フェニル基、炭素数1〜10のアルキル
    基、ポリオキシアルキレン基、末端がエーテルまたはエ
    ステル置換されたポリオキシアルキレン基、ポリアルキ
    レンポリアミン基、脂肪酸基、またはポリシロキサン
    基、あるいはビニル基、ビニルアルキレン基、ビニルヒ
    ドロキシアルキレン基、アクリロイルオキシ基、および
    メタクリロイルオキシ基からなる群から選ばれたラジカ
    ル重合性を有する不飽和基 A=−O−基、または−NH−基 D=ビニル基、ビニルアルキレン基、ビニルヒドロキシ
    アルキレン基、アクリロイルオキシ基、およびメタクリ
    ロイルオキシ基からなる群から選ばれたラジカル重合性
    を有する不飽和基 m=4〜150の整数 n=0〜150の整数 (但し、mとnとの和は150以内である))
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