JP5022722B2 - 化粧料 - Google Patents
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しかしながら、例えばカチオン化ヒドロキシエチルセルロース等を配合したシャンプーは、泡立ちや濯ぎの際の指通り性は良いものの、毛髪への吸着性が不均一であり、乾燥後の毛髪がごわついたかたい感触となる場合がある。そのため、使用時から乾燥後に至るまで、一貫して皮膚や毛髪に優れた感触性を与えることのできるコンディショニング剤が検討されている。
また、塗布時の指通りがよく、湿潤時には毛髪の柔軟感、コート感及び指通りに優れ、乾燥過程においてべたつかず、さらさら感に優れた毛髪化粧料を得るために、分子中にカチオン性基と架橋構造とを有する共重合体を配合することが提案されている(特許文献3、4)。
また、架橋構造を有する共重合体には、その架橋構造ゆえに組成物の粘度が上昇するため配合量が限られてしまい、濯ぎ時や仕上がり時の感触を満足させることができなかった。このような共重合体の配合量を増加する場合、粘度を調整するために界面活性剤等の配合量を下げざるを得ず、そのため泡の量や質が低下するという問題もあった。
(2)カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンと、
を含有する化粧料に関する。
(式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は−CH2−CH(OH)−CH2−N+R5R6R7・Y−を表し、R5〜R7はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、X−及びY−はそれぞれ独立して陰イオンを表し、nは1〜10の整数を表わす。)
CH2=C(R8)−CO−NR9R10 (II)
(式中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9及びR10はそれぞれ独立して水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、R9とR10の炭素数の和は1以上4以下である。)
また本発明は、前記共重合体の重量平均分子量が10,000〜2,000,000である化粧料に関する。
更に本発明は、少なくとも1種の界面活性剤を含有することを特徴とする化粧料に関する。
また本発明は、前記化粧料が、アニオン性界面活性剤を5〜40質量%、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤を合計0〜10質量%含有する化粧料に関する。
また、本発明の化粧料は、特に、皮膚や毛髪のコンディショニング効果等に優れている。
本発明の化粧料に配合し得る共重合体は、特定構造のカチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位と、特定構造のノニオン性ビニル系単量体(B)に相当する構成単位とを含む。このとき、共重合体を構成する全構成単位における前記カチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位の割合は25〜45モル%とする。
共重合体中、カチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位は、化粧料中において通常併用されている界面活性剤、特にアニオン性界面活性剤とコンプレックス(複合体)を形成し易い。こうして形成されたコンプレックスが再分散された状態で存在し、毛髪に付着し均一に被覆することで、肌や毛髪になめらかさやサラサラ感、柔軟性を与えるものと考えられる。
但し、共重合体を構成する全構成単位におけるノニオン性ビニル系単量体(B)に相当する構成単位の割合は、75モル%以下が好ましい。共重合体中のカチオン性基の密度がそれだけ高くなりアニオン性界面活性剤とより十分なコンプレックスを形成でき、例えば、濯ぎ時に肌や毛髪のなめらかさをより効果的に保つことができる。上記割合は、より好ましくは70モル%である。
なおビニル系単量体とはビニル重合しうる単量体である。カチオン性ビニル系単量体とは、カチオン性基を1以上有し、アニオン性基を有しないか又はカチオン性基の数より少ないアニオン性基を有するビニル系単量体である。
CH2=C(R8)−CO−NR9R10 (II)
(式中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9及びR10はそれぞれ独立して水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、R9とR10の炭素数の和は1以上4以下である。)
ここで、R8は水素原子が好ましい。R9及びR10はそれぞれ独立して水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基が好ましい。炭素数1〜3のアルキル基としては例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が挙げられる。R9とR10の炭素数の和は2以上4以下が好ましく、最も好ましくは2である。
カチオン性ビニル系単量体(A)としては、一般式(I)で表されるものを用いる。
CH2=C(R1)−CO−NH−(CH2)n−N+R2R3R4・X− (I)
(式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は−CH2−CH(OH)−CH2−N+R5R6R7・Y−を表し、R5〜R7はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、X−及びY−はそれぞれ独立して陰イオンを表し、nは1〜10の整数を表わす。)
カチオン性ビニル系単量体前駆体としては、例えば、N−(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミン、N−(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N−ジエチルアミン等の三級アミンを有する(メタ)アクリルアミド類などが挙げられる。
なお、カチオン性ビニル系単量体(A)またはその前駆体は、1種類を単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
本発明に係る共重合体は、例えば、それぞれの構成単位を与える単量体またはその前駆体を混合し、溶液重合、懸濁重合、乳化重合等の方法により共重合させた後、必要に応じてカチオン化反応を行うことにより製造することができる。
ランダム共重合体は、重合に用いる全モノマーを混合した状態に開始剤を添加して一度に反応させる方法や、モノマーの一部或いは全量を滴下しながら徐々に反応させる方法等により合成することができる。モノマー組成を変化させながら滴下して重合することも出来る。ブロック共重合体は、公知のラジカル開始剤又は触媒などを利用して合成することができる。グラフト共重合体は、ビニル系官能基を有するマクロマーを利用する方法や、反応性官能基を有するポリマー同士を反応させる方法等により合成することができる。
なお、本発明の化粧料に共重合体を配合する際に、複数種の共重合体を併用することもできる。その場合には共重合体を別々に合成したのち混合し配合することもできる。或いは、まず1種の共重合体を製造し、その反応液中に他の種類の共重合体を構成するモノマー成分を添加して重合させることで、二種類の共重合体の混合物を得ることができる。同様にモノマー成分添加と重合を繰り返せば、更に多種類の共重合体の混合物を得る事もできる。本発明においては、簡便に製造しうる後者の方法が好ましい。
本発明の化粧料は、上記共重合体に加え、カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンを含有する。該物質を上記共重合体と共に配合することにより、化粧料に洗浄時の優れた泡立ち及び泡持ちが付与され、さらに濯ぎ時の感触を向上させることができる。
本発明で用いられるカチオン化ガラクトマンナンガムを構成するガラクトマンナンとしては、グアーガム、ローカストビーンガム、フェヌクリークガムが特に好適である。
アニオン性界面活性剤としては、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の高級脂肪酸塩、ラウリル硫酸カリウム等のアルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルアミノ酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩等のN−アシル−N−アルキルタウリン塩等の毛髪洗浄剤組成物に常用されているものを用いればよい。これらのアニオン性界面活性剤の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、トリエタノールアミン、ジエタノールアミンなどが挙げられる。なお、アニオン性界面活性剤は複数種を併用してもよい。
共重合体の濃度を0.01質量%以上とすることで、界面活性剤とのコンプレックスが生成しやすくなり、コンディショニング効果がより発現でき、例えばすすぎ時のなめらかさや乾燥後のサラサラ感がより高まる。より好ましくは0.05質量%以上であり、更に好ましくは0.1質量%以上である。逆に化粧料中の共重合体の濃度を5質量%以下とすることで、乾燥後の違和感が少なくなる傾向にある。より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。
両性界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアミドベタイン型、ラウリルアミドアルキレンジメチルアミノスルホベタイン等のアミドスルホベタイン型、ラウリル(ジメチル)ベタイン、ステアリル(ジメチル)ベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型、ラウリルスルホベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩、ヤシ油アルキルN−カルボキシエチルN−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリニウム型両性活性剤が挙げられる。このような両性界面活性剤は一般に市販されており、そのまま使用することができる。なかでも長鎖アルキルアミドプロピルベタインは泡立ち及び洗浄性の点から好ましく用いられる。両性界面活性剤の濃度は、通常、0〜10質量%とする。
なかでも好ましい化粧料としては、アニオン性界面活性剤を5〜40質量%、共重合体を0.01〜5質量%の他に、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤を合計0〜10質量%含有するものであり、例えばシャンプーなど毛髪用の化粧料として特に優れた効果を示す。
本発明の化粧料中に配合することのできる、その他の任意成分を下記に例示する。
水溶性高分子としては、例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。カチオン性高分子としては、カチオン変性セルロースエーテル誘導体、ポリジメチルジアリルアンモニウムハライド、ジメチルジアリルアンモニウムハライドとアクリルアミドのコポリマー等が挙げられる。また、アニオン性高分子としては、アクリル酸誘導体(ポリアクリル酸及びその塩、アクリル酸・アクリルアミド・アクリル酸エチル共重合体及びその塩等)、メタクリル酸誘導体、クロトン酸誘導体等が、ノニオン性高分子としては、アクリル酸誘導体(アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、ポリアクリルアミド等)、ビニルピロリドン誘導体(ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等)が、そして両性高分子としては、塩化ジメチルジアリルアンモニウム誘導体(アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体等)等が挙げられる。これらは、0.1〜1質量%含有させることが好ましい。
増粘剤として、ラウリン酸プロピレングリコール、ラウリン酸ブチレングリコール、ラウリン酸ジエチレングリコール等のラウリン酸アルキレングリコール、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどの脂肪酸エタノールアミドが挙げられる。前記増粘剤は、0.1〜5質量%の配合が好ましい。
(共重合体の製造)
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌装置を備えた反応器に蒸留水200質量部を仕込み、滴下ロートにN−メタクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロライド(DMAPAAC)47質量部(80質量%水溶液として59質量部)、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMAA)53質量部、及び蒸留水80質量部からなる単量体混合液を仕込み、反応器を窒素置換したのち90℃まで加熱した。反応器に、2,2’−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド)0.5質量部を投入後、単量体混合液を4時間かけて滴下した。滴下終了後から20時間反応させたのち冷却し、共重合体(1)を得た。
なお重量平均分子量の測定は次のように行った。ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装置:東ソー株式会社製、SC8010,SD8022,RI8020,CO8011,PS8010、カラム:和光純薬工業株式会社 Wakopak(Wakobeads G−50)、展開溶媒:水/メタノール/酢酸/酢酸ナトリウム=6/4/0.3/0.41)を用いて、ポリエチレングリコールを標準物質として重量平均分子量を求めた。
DMAA : N,N−ジメチルアクリルアミド
DEAA : N,N−ジエチルアクリルアミド
上記表1に示す単量体組成を有する共重合体(1)、(3)、(4)を用い、表2の組成を有する化粧料(シャンプー)を常法により調製した。調製した各試料について、次に示す気泡力試験及び官能試験を実施し、各試験の評価項目に従って評価を行った。結果を表2に示す。なお、表2における数値は全て活性成分の質量%を示す。
また、共重合体(3)、(4)は、表1に記載の単量体組成を用いたこと以外は、上記共重合体(1)と同様にして製造した。得られた共重合体の、全構成単位中の各単量体に相当する構成単位のモル百分率と重量平均分子量、20%水溶液粘度を表1に示した。
泡の量
CaCl2 70ppm人工硬水で試料濃度3%の水溶液を調製し、3000mLのガラスカップミキサーにて4500rpmで60秒攪拌した後の泡量を測定し、下記の基準で評価した。
◎:泡立ち非常に良好(泡量1800mL以上)
○:泡立ち良好(泡量1200mL以上1800mL未満)
△:泡立ち普通(泡量800mL以上1200mL未満)
×:泡立ち不良(泡量800mL未満)
CaCl2 70ppm人工硬水で試料濃度3%の水溶液を調製し、3000mLのガラスカップミキサーにて4500rpmで60秒攪拌した後から、排液量が200mLになるまでの時間を測定し、下記の基準で評価した。
○:泡の持続性良好(排液時間2分以上)
△:泡の持続性普通(排液時間1分以上2分未満)
×:泡の持続性不良(排液時間1分未満)
専門パネル6名による使用テストを行い、各項目について下記5段階の評価を行い、平均値を算出した。前記平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.5の場合を普通(△)、2.4以下の場合を不良(×)と判定した。
5:濯ぎ時のなめらかさが良いと感じる。
4:濯ぎ時のなめらかさがやや良いと感じる。
3:濯ぎ時のなめらかさは普通である。
4:濯ぎ時のなめらかさがやや悪いと感じる。
1:濯ぎ時のなめらかさが悪いと感じる。
5:仕上がりのなめらかさが良いと感じる。
4:仕上がりのなめらかさがやや良いと感じる。
3:仕上がりのなめらかさは普通である。
4:仕上がりのなめらかさがやや悪いと感じる。
1:仕上がりのなめらかさが悪いと感じる。
5:仕上がりのまとまりが良いと感じる。
4:仕上がりのまとまりがやや良いと感じる。
3:仕上がりのまとまりは普通である。
2:仕上がりのまとまりがやや悪いと感じる。
1:仕上がりのまとまりが悪いと感じる。
5:仕上がりのぱさつきがないと感じる。
4:仕上がりのぱさつきがややないと感じる。
3:仕上がりのぱさつきは普通である。
2:仕上がりのぱさつきがややあると感じる。
1:仕上がりのぱさつきがあると感じる。
一方、単量体(A)のモル組成比率が20モル%、単量体(B)の比率が80モル%である共重合体(3)を配合した比較例1においては、実施例に比べて特にすすぎ時の毛髪のなめらかさに劣り、単量体(A)及び(B)の比率が各50モル%である共重合体(4)を配合した比較例2においては、均一な化粧料を得ることができなかった。
また、本発明において、共重合体を構成する全構成単位におけるカチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位の割合が25〜45モル%であり、ノニオン性ビニル系単量体(B)に相当する構成単位の割合が75〜55モル%であることが好適である。
本発明に配合し得る共重合体と、カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンの配合比及び配合量を検討するため、下記表3の組成を有する化粧料を調製し、使用性を評価した。化粧料の調製、及び各試料の評価方法は、上記実施例1に準じて行った。評価結果を表3に示す。
一方、比較例6〜8に示す配合比及び配合量では、泡立ちとなめらかな感触を備えた化粧料を得ることはできなかった。
以上の結果より、本発明の化粧料においては、前記共重合体と、カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンの配合質量比が19:1〜1:19であり、配合量の合計が0.01〜1質量%であることが好適であることが好適である。
また、処方例中の共重合体は、上記表1に記載の単量体組成に準ずる。
POE(1.5)ラウリル硫酸TEA塩 7.0
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム塩 7.0
ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイド 2.0
シリコーンマイクロエマルジョン 2.0
オクタン酸セチル 0.5
ソルビトール 1.0
ジプロピレングリコール 1.0
安息香酸ナトリウム 0.3
クエン酸 0.1
実施例の共重合体(2) 0.05
カチオン化ローカストビーンガム 0.05
イオン交換水 残 余
POE(2)ラウリル硫酸ナトリウム塩 12.0
ラウリルベタイン 2.0
ラウリン酸プロピレングリコール 2.0
セタノール 0.5
アミノポリエーテル変性シリコーン 0.5
ミネラルオイル 1.0
塩化ナトリウム 0.2
トレハロース 0.5
グリセリン 1.0
フェノキシエタノール 0.5
実施例の共重合体(1) 0.1
カチオン化デンプン 1.0
イオン交換水 残 余
POE(3)ラウリル硫酸ナトリウム塩 6.0
ラウリル硫酸ナトリウム塩 6.0
イミダゾリニウムベタイン 4.0
ラウリン酸ジエチレングリコール 2.0
POE(20)セチルエーテル 1.0
シリコーンマイクロエマルジョン 4.0
オレイン酸モノグリセリド 1.0
塩化ナトリウム 0.2
マルチトール 0.3
プロピレングリコール 1.0
フェノキシエタノール 0.5
グルタミン酸 0.1
実施例の共重合体(2) 0.5
カチオン化フェヌクリークガム 0.1
イオン交換水 残 余
ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.0
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.5
ステアリルアルコール 4.0
ベヘニルアルコール 1.0
セチルアルコール 1.0
オクタン酸セチル 1・0
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 1.0
シリコーンエマルジョン 5.0
実施例の共重合体(2) 0.3
カチオン化ローカストビーンガム 0.3
精製水 残 余
Claims (7)
- (1)一般式(I)で表されるカチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位と、一般式(II)で表されるノニオン性ビニル系単量体(B)に相当する構成単位とからなる共重合体であって、共重合体を構成する全構成単位における前記カチオン性ビニル系単量体(A)に相当する構成単位の割合が25〜45モル%であり、且つ前記ノニオン性ビニル系単量体(B)に相当する構成単位の割合が75〜55モル%である共重合体と、
(2)カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンと、
を含有し、
前記共重合体と、カチオン化ガラクトマンナンガムまたはカチオン化デンプンの配合質量比が19/1〜1/19であり、配合量の合計が0.01〜1質量%であることを特徴とする化粧料。
CH2=C(R1)−CO−NH−(CH2)n−N+R2R3R4・X− (I)
(式中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、R4は水素原子、炭素数1〜24のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は−CH2−CH(OH)−CH2−N+R5R6R7・Y−を表し、R5〜R7はそれぞれ独立して炭素数1〜24のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表し、X−及びY−はそれぞれ独立して陰イオンを表し、nは1〜10の整数を表わす。)
CH2=C(R8)−CO−NR9R10 (II)
(式中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9及びR10はそれぞれ独立して水素原子、又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、R9とR10の炭素数の和は1以上4以下である。) - 前記共重合体の重量平均分子量が10,000〜2,000,000である、請求項1に記載の化粧料。
- 前記共重合体が構成成分として架橋剤を含まない、請求項1または2に記載の化粧料。
- さらに少なくとも1種の界面活性剤を含有することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の化粧料。
- 前記化粧料が前記界面活性剤として少なくともアニオン性界面活性剤を含む、請求項4に記載の化粧料。
- 前記化粧料が、アニオン性界面活性剤を5〜40質量%、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤を合計0〜10質量%含有する、請求項5に記載の化粧料。
- 前記化粧料が、更にシリコーン油及び/又は高級アルコールを含有する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の化粧料。
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