JPH0646864B2 - 電圧共振型コンバータ - Google Patents
電圧共振型コンバータInfo
- Publication number
- JPH0646864B2 JPH0646864B2 JP63060036A JP6003688A JPH0646864B2 JP H0646864 B2 JPH0646864 B2 JP H0646864B2 JP 63060036 A JP63060036 A JP 63060036A JP 6003688 A JP6003688 A JP 6003688A JP H0646864 B2 JPH0646864 B2 JP H0646864B2
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- Japan
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- voltage
- transformer
- transistor
- winding
- converter
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- Expired - Lifetime
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- Dc-Dc Converters (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は低ノイズ,高効率,大電力で、かつ低コストを
特徴とする汎用のDC−DCコンバータに関し、詳しく
は電圧共振型コンバータに関する。
特徴とする汎用のDC−DCコンバータに関し、詳しく
は電圧共振型コンバータに関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) 従来、種々のDC−DCコンバータが提案されている。
これらのDC−DCコンバータとして第3図ないし第5
図に示すものがある。
これらのDC−DCコンバータとして第3図ないし第5
図に示すものがある。
第3図はオンオフ型のコンバータであって、電源電圧V
1をトランジスタQ0でオンオフし、トランスT0の1
次巻線n01の電流を断続し、トランスT0の2次巻線n
02に誘起された電圧をダイオードDで整流し、コンデン
サCで平滑して出力電圧V0に変換する。トランジスタ
Q0はトランスT0の3次巻線n03に誘起される電圧で
ベース回路が駆動され、各部の定数に従って発振する。
この回路では準E級動作で動作することができないた
め、損失が大きく、高効率化と小形化に問題があった。
1をトランジスタQ0でオンオフし、トランスT0の1
次巻線n01の電流を断続し、トランスT0の2次巻線n
02に誘起された電圧をダイオードDで整流し、コンデン
サCで平滑して出力電圧V0に変換する。トランジスタ
Q0はトランスT0の3次巻線n03に誘起される電圧で
ベース回路が駆動され、各部の定数に従って発振する。
この回路では準E級動作で動作することができないた
め、損失が大きく、高効率化と小形化に問題があった。
また、第4図に示したのは電圧共振型オンオフコンバー
タで、このコンバータもトランジスタQ0でトランスT
0の1次巻線n01の電流を断続して電源電源V1を出力
電圧V0に変換する。この回路ではトランスT0の1次
巻線n01のインダクタンスとコンデンサC0が共振して
発振周波数を規制する。このコンバータではトランジス
タQ0のターンオフ特性が悪く損失が大きい。したがっ
て高効率化に問題がある。
タで、このコンバータもトランジスタQ0でトランスT
0の1次巻線n01の電流を断続して電源電源V1を出力
電圧V0に変換する。この回路ではトランスT0の1次
巻線n01のインダクタンスとコンデンサC0が共振して
発振周波数を規制する。このコンバータではトランジス
タQ0のターンオフ特性が悪く損失が大きい。したがっ
て高効率化に問題がある。
さらに、第5図は他励式の電圧共振型コンバータで、ト
ランジスタQ0のオンオフによって直流電源V1を直流
電圧V0に変換する。このコンバータは出力電圧の制御
機能を有している。すなわち、出力電圧V0を誤差アン
プ1に入力し、ホトカプラH(トランスTの1次側と2
次側とを絶縁する)を介してアンプ3に入力し、さら
に、フライホイールダイオードの電流を変流器CTで検
出して同期型発振器4を駆動し、その出力をアンプ3に
入力し、トランジスタQ0を駆動する他励式電圧共振型
コンバータである。このコンバータは回路構成が複雑で
コスト高となり問題がある。
ランジスタQ0のオンオフによって直流電源V1を直流
電圧V0に変換する。このコンバータは出力電圧の制御
機能を有している。すなわち、出力電圧V0を誤差アン
プ1に入力し、ホトカプラH(トランスTの1次側と2
次側とを絶縁する)を介してアンプ3に入力し、さら
に、フライホイールダイオードの電流を変流器CTで検
出して同期型発振器4を駆動し、その出力をアンプ3に
入力し、トランジスタQ0を駆動する他励式電圧共振型
コンバータである。このコンバータは回路構成が複雑で
コスト高となり問題がある。
本発明は上記問題点に鑑み、低ノイズ,高効率,大電力
で、かつ低コストを特徴とする電圧共振型コンバータを
提供することを目的とする。
で、かつ低コストを特徴とする電圧共振型コンバータを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために提案されたもので、
トランスの1次巻線と直列にオンオフ用スイッチング素
子を接続し、前記トランスの3次巻線の誘起電圧でスイ
ッチング素子を駆動し、前記トランスの2次巻線の出力
を整流平滑してなる電圧共振型コンバータにおいて、前
記トランスに捲回されたフライバック電圧検出巻線に誘
起した電圧を微分回路とトランジスタを介して前記スイ
ッチング素子をターンオフさせることを特徴とする電圧
共振型コンバータを要旨とする。
トランスの1次巻線と直列にオンオフ用スイッチング素
子を接続し、前記トランスの3次巻線の誘起電圧でスイ
ッチング素子を駆動し、前記トランスの2次巻線の出力
を整流平滑してなる電圧共振型コンバータにおいて、前
記トランスに捲回されたフライバック電圧検出巻線に誘
起した電圧を微分回路とトランジスタを介して前記スイ
ッチング素子をターンオフさせることを特徴とする電圧
共振型コンバータを要旨とする。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。
なお、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸
脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行いうること
が言うまでもない。
なお、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸
脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行いうること
が言うまでもない。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図で、図におい
て、V1は直流電源、C1は電源側の平滑コンデンサ、
T1は1次巻線n11,2次巻線n12,3次巻線n13及び
フライバック電圧検出巻線nfが捲回された変換用のト
ランス、Dは整流用のダイオード、Cは出力側の平滑コ
ンデンサ、C2は共振コンデンサ、Q1はスイッチング
素子であるオンオフ用のトランジスタ、Q2はトランジ
スタQ1のターンオフ用のトランジスタである。また、
C3はトランジスタQ2のベース回路に挿入した微分用
のコンデンサである。
て、V1は直流電源、C1は電源側の平滑コンデンサ、
T1は1次巻線n11,2次巻線n12,3次巻線n13及び
フライバック電圧検出巻線nfが捲回された変換用のト
ランス、Dは整流用のダイオード、Cは出力側の平滑コ
ンデンサ、C2は共振コンデンサ、Q1はスイッチング
素子であるオンオフ用のトランジスタ、Q2はトランジ
スタQ1のターンオフ用のトランジスタである。また、
C3はトランジスタQ2のベース回路に挿入した微分用
のコンデンサである。
第1図に示したコンバータはオンオフ型の電圧共振型コ
ンバータを準E級動作のコンバータとしたものである。
このコンバータは運転状態において、フライバック電圧
検出巻線nfに誘起する電圧によって、トランジスタQ
2をオンさせ、さらにオンオフ用のトランジスタQ1を
急速にターンオフさせることにより、スイッチング素子
であるオンオフ用のトランジスタQ1の両端電圧が上昇
しない間にトランジスタQ1の電流を遮断する。この動
作は、トランジスタQ1がオフしようとすると、ほぼ時
間に比例した逆電圧が検出巻線nfに誘起する。この電
圧をコンデンサC3で微分してトランジスタQ2をオン
させる。トランジスタQ2は急速にターンオンしてオン
オフ用のトランジスタQ1をオフさせる。その結果、1
次巻線n11とコンデンサC2に共振電流が流れ、共振電
圧を発生し、コンバータの動作を継続する。
ンバータを準E級動作のコンバータとしたものである。
このコンバータは運転状態において、フライバック電圧
検出巻線nfに誘起する電圧によって、トランジスタQ
2をオンさせ、さらにオンオフ用のトランジスタQ1を
急速にターンオフさせることにより、スイッチング素子
であるオンオフ用のトランジスタQ1の両端電圧が上昇
しない間にトランジスタQ1の電流を遮断する。この動
作は、トランジスタQ1がオフしようとすると、ほぼ時
間に比例した逆電圧が検出巻線nfに誘起する。この電
圧をコンデンサC3で微分してトランジスタQ2をオン
させる。トランジスタQ2は急速にターンオンしてオン
オフ用のトランジスタQ1をオフさせる。その結果、1
次巻線n11とコンデンサC2に共振電流が流れ、共振電
圧を発生し、コンバータの動作を継続する。
次に第2図は本発明の具体例を示した回路図であって、
制御回路5を追加した具体回路で、本発明の要部に関し
ては第1図の回路動作と同様であるので説明を省略す
る。
制御回路5を追加した具体回路で、本発明の要部に関し
ては第1図の回路動作と同様であるので説明を省略す
る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればトランスの1次巻
線と直列にオンオフ用スイッチング素子を接続し、前記
トランスの3次巻線の誘起電圧でスイッチング素子を駆
動し、前記トランスの2次巻線の出力を整流平滑してな
る電圧共振型コンバータにおいて、前記トランスに捲回
されたフライバック電圧検出巻線に誘起した電圧を微分
回路とトランジスタを介して前記スイッチング素子をタ
ーンオフさせることにより、低ノイズ,高効率,大電力
で、かつ低コストの電圧共振型コンバータを提供するこ
とができる。
線と直列にオンオフ用スイッチング素子を接続し、前記
トランスの3次巻線の誘起電圧でスイッチング素子を駆
動し、前記トランスの2次巻線の出力を整流平滑してな
る電圧共振型コンバータにおいて、前記トランスに捲回
されたフライバック電圧検出巻線に誘起した電圧を微分
回路とトランジスタを介して前記スイッチング素子をタ
ーンオフさせることにより、低ノイズ,高効率,大電力
で、かつ低コストの電圧共振型コンバータを提供するこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は本発
明の具体例を示した回路図、第3図ないし第5図は従来
の各種コンバータを示す回路図である。 T1……トランス、D……ダイオード、C,C1……平
滑用コンデンサ、C3……微分用コンデンサ、Q1……
オンオフ用トランジスタ、Q2……トランジスタ
明の具体例を示した回路図、第3図ないし第5図は従来
の各種コンバータを示す回路図である。 T1……トランス、D……ダイオード、C,C1……平
滑用コンデンサ、C3……微分用コンデンサ、Q1……
オンオフ用トランジスタ、Q2……トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】トランスの1次巻線と直列にオンオフ用ス
イッチング素子を接続し、前記トランスの3次巻線の誘
起電圧でスイッチング素子を駆動し、前記トランスの2
次巻線の出力を整流平滑してなる電圧共振型コンバータ
において、前記トランスに捲回されたフライバック電圧
検出巻線に誘起した電圧を微分回路とトランジスタを介
して前記スイッチング素子をターンオフさせることを特
徴とする電圧共振型コンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63060036A JPH0646864B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 電圧共振型コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63060036A JPH0646864B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 電圧共振型コンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01234055A JPH01234055A (ja) | 1989-09-19 |
JPH0646864B2 true JPH0646864B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=13130442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63060036A Expired - Lifetime JPH0646864B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 電圧共振型コンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646864B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6281979A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-15 | Sanken Electric Co Ltd | トランジスタ直流変換器 |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP63060036A patent/JPH0646864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01234055A (ja) | 1989-09-19 |
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