JPH0654531A - フォワードコンバータのスナバ回路 - Google Patents

フォワードコンバータのスナバ回路

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JPH0654531A
JPH0654531A JP20278992A JP20278992A JPH0654531A JP H0654531 A JPH0654531 A JP H0654531A JP 20278992 A JP20278992 A JP 20278992A JP 20278992 A JP20278992 A JP 20278992A JP H0654531 A JPH0654531 A JP H0654531A
Authority
JP
Japan
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capacitor
diode
circuit
forward converter
snubber circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20278992A
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English (en)
Inventor
Tokimune Kitajima
時宗 北島
Yosuke Shinada
洋介 品田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フォワードコンバータの出力側の整流ダイオー
ドのターンオフを緩和させ、逆リカバリー特性をソフト
にすることにより、内部損失を低減する。 【構成】出力整流用のダイオード8の両端にコンデンサ
5とダイオード6との直列回路を接続し、その中間点と
出力側のコンデンサ11との間にコイル7を接続した構
成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォワードコンバータの
スナバ回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一石式のフォワードコンバータ
は、図3に示す様に、入力コンデンサ1の直流電圧を主
スイッチ13でパルス電圧に変換して、電力トランス3
によって電圧変換及び1次、2次巻線2,4間の絶縁を
施し、ダイオード8で整流後、ダイオード9、コイル1
0、コンデンサ11からなるチョークインプット形式の
平滑回路を介して、所要の直流出力電圧をとり出してい
る。
【0003】主スイッチ13のオン・オフに伴う寄生素
子によるサージ電圧抑圧のため、主トランス3の1次巻
線2の両端にはダイオード16、コンデンサ14、抵抗
器15からなるスナバ回路が挿入され、また整流用のダ
イオード8と転流用のダイオード9との両端には、コン
デンサ18,20と抵抗器17,19とからなるスナバ
回路が挿入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフォワード
コンバータのスナバ回路では、寄生素子等の不要エネル
ギーを一旦吸収したコンデンサ14,18,20の電荷
が抵抗15,17,19によって消費されるので、電力
損失の原因となりコンバータの電力効率低下を招き、し
かもその電力損失はスイッチング周波数の高周波化と共
に増大するという問題点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスナバ回路は、
電力トランスの1次側にオンオフ用の主スイッチを接続
してあり、前記電力トランスの2次側に整流ダイオード
とチョークインプット平滑回路とを有する一石式のフォ
ワードコンバータのスナバ回路において、前記整流ダイ
オードの両端にコンデンサとダイオードとの直列回路を
接続し、その直列回路の中間点と前記チョークインプッ
ト平滑回路の出力側のコンデンサとの間にコイルを接続
した構成をもつことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の回路図である。
整流用のダイオード8の両端にコンデンサ5とダイオー
ド6とからなる直列回路を接続し、その直列回路の中間
点と、チョークインプット形式の平滑回路の出力側のコ
ンデンサ11との間に、コイル7を接続している。
【0008】図2は本実施例の動作を説明するための電
気波形図である。時刻t0において主スイッチ13がタ
ーンオフした時、電力トタンス3の1次側においてはリ
ーケージインダクタンスのエネルギー放出により、主ス
イッチ13の両端電圧が急激に入力電圧Eまで上昇す
る。主スイッチ13の両端電圧が入力電圧E付近まで上
昇すると、2次側のスナバ回路のダイオード6および9
導通するため、コンデンサ5が逆充電され主スイッチ電
圧が一時低下する。この時、ダイオード8は順方向電圧
から逆方向電圧へ切り替わり、逆回復電流を流そうとす
るが、先程の主スイッチ13の電圧の一時的な低下によ
り、逆回復電流が抑圧される。コンデンサ5の逆充電完
了後、1次側においては電力トランス3の1次側インダ
クタンスと寄生容量とによる自由振動電圧が発生し、電
力トランス3は自己リセットする。一方、2次側におい
てはコイル10がコンデンサ11にクランプされ、転流
用のダイオード9を介して励磁エネルギーをコンデンサ
11へ放出するほか、コンデンサ5の電荷はコイル7を
介して定電流でコンデンサ11へ転送され、出力電力と
して有効に利用される。本実施例のスナバ回路のコイル
7のインダクタンスをコンデンサ5の容量とから決定さ
れ共振周期が、コンバータのスイッチング周期よりもは
るかに大きくなる様に、コイル7のインダクタンスを設
定すれば、コイル7を流れる電流を定電流化できるの
で、出力リップル電圧は増大しない。
【0009】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、フォ
ワードコンバータの電力トランスの2次側にダイオー
ド,コンデンサ,コイルからなるスナバ回路を接続する
ことにより、主スイッチのターンオフ時のフライバック
電圧の上昇を一時抑圧し、出力整流ダイオードのリカバ
リー電流を抑圧して、コンバータの効率向上が図れると
共に、ターンオフ時のスイッチングノイズ発生を低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図。
【図2】本発明の実施例の各部の電気波形図。
【図3】従来のフォワードコンバータのスナバ回路の回
路図。
【符号の説明】
1,5,11,14,18,20 コンデンサ 2 1次巻線 3 電力トランス 4 2次巻線 6,8,9,16 ダイオード 7,10 コイル 12 制御回路 13 主スイッチ 15,17,19 抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力トランスの1次側にオンオフ用の主
    スイッチを接続してあり、前記電力トランスの2次側に
    整流ダイオードとチョークインプット平滑回路とを有す
    る一石式のフォワードコンバータのスナバ回路におい
    て、前記整流ダイオードの両端にコンデンサとダイオー
    ドとの直列回路を接続し、その直列回路の中間点と前記
    チョークインプット平滑回路の出力側のコンデンサとの
    間にコイルを接続した構成をもつことを特徴とするフォ
    ワードコンバータのスナバ回路。
JP20278992A 1992-07-30 1992-07-30 フォワードコンバータのスナバ回路 Withdrawn JPH0654531A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6532160B2 (en) 1999-06-22 2003-03-11 Tdk Corporation Switching power supply
JP2006191708A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Sanken Electric Co Ltd 直流変換装置
JP2007104881A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Sanken Electric Co Ltd スイッチング電源装置

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Effective date: 19991005