JPH06463Y2 - スクレーパ - Google Patents

スクレーパ

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JPH06463Y2
JPH06463Y2 JP1990110463U JP11046390U JPH06463Y2 JP H06463 Y2 JPH06463 Y2 JP H06463Y2 JP 1990110463 U JP1990110463 U JP 1990110463U JP 11046390 U JP11046390 U JP 11046390U JP H06463 Y2 JPH06463 Y2 JP H06463Y2
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JP
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scraper
lip
scraper blade
slot
edge
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JP1990110463U
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JPH0370275U (ja
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ガツサー ハーマン
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ガリパッグ
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/60Arrangements maintaining drafting elements free of fibre accumulations
    • D01H5/62Non-rotary cleaning pads or plates; Scrapers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワイパ用ブレード、特に紡績機械のシリンダ
をクリーニングするためのスクレーパに関する。
(従来技術および考案が解決しようとする課題) 公知のスクレーパは、ゴム製スクレーパ刃を有し、この
刃の保持部は、加硫接合によって、保持バーに固定して
ある。この実施例の場合、スクレーパ刃は、その長さに
わたって、保持バーに均一に接合されるので、満足でき
る機能に不可欠な、スクレーパ刃のリップに無応力状
態、直線性および弾性が得られる。しかし、保持バー
は、逆に弾性を有してはならないため特定の金属で構成
されている。スクレーパ刃の十分な接合を達成するに
は、バーの接合面の前処理(例えば、サンドブラスト処
理)が必要であり、その結果、保持バーに応力を与え形
状の変形を招くことになる。更に、スクレーパ刃の加硫
接合作業は、時間がかかり、スクレーパを大量生産する
場合、コスト高の原因となる。更に、金属とゴムとの間
の結合部が、使用中の機械的負荷に必ずしも十分には耐
え得ない。更に、異物(例えば、樹脂粒子、滲出物、ワ
ックス)がゴムに附着し、スクレーパの機能を劣化させ
る。
本考案の目的は、確実に機能し、しかも、安価な、冒頭
に述べた種類のスクレーパを提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用) 上記目的を達成するため本考案は、紡績機械等のシリン
ダを拭うスクレーパであって、 前記シリンダの周面にエッジが接するリップを有し、該
リップの後端部に断面が膨らんだ保持部を前記エッジに
沿って延在させた弾性体のスクレーパ刃と、 前記保持部とインターロック係合する、内方に膨らんだ
断面形状のスロットと、該スロットの一側にスクレーパ
刃に接して前方に伸びる楔形状の前方突出脚とを有し、
該前方突出脚には、前記シリンダが面する側のリップ上
面に沿った傾斜面を備える、保持バーとからなり、 前記スクレーパ刃の裏面には、リップの基部とエッジ間
に刃の長手方向に沿う波形表面が形成されかつ前記リッ
プの基部にエッジに平行に伸びる細溝を備えていること
を特徴としている。
これにより、スクレーパ刃の長手方向および横方向に局
部的に屈曲可能な薄肉部分が形成されるためリップの材
料自体の弾性以上に可撓性を有するので、浄化すべきシ
リンダに対してスクレーパ刃のエッジを密着係合させて
スクレーパの能力をより発揮することができ、さらにス
クレーパのリップの柔軟性によりスクレーパの寿命が向
上する。
またスクレーパ刃の他端を保持バーのスロットに結合し
たことによって、レールの前処理および加硫接合操作が
不要となり、従って、経済的な作製が可能である。
本考案においては、保持バーに対するスクレーパ刃の保
持はスロットの内方に膨らんだ断面に組み合う形状でイ
ンターロック(抱き合い)係合して固定されるので、使
用中の応力によって上記係止状態が外れることはなく、
従って、単なる接着にすぎない加硫接合に比して、スク
レーパの寿命がより長くなる。
本考案に係るスクレーパのスクレーパ刃の作製は、特に
好ましい実施例にもとづき、射出成形型の一部をなすバ
ーのスロットに可塑性素材を直接に射出することにより
行うのが好ましい。この実施例の場合、インターロック
係合は成形と同時に行われる。換言すれば、保持バーと
スクレーパ刃とを結合する作業は全く不要である。製造
法の別の実施例では、保持バーの端面のスロットにスク
レーパ刃を挿入することもできる。
可塑性射出成形素材としては、場合によっては、架橋後
に、弾性固形生成物を生ずる各種の高分子材料またはそ
の混合物を使用できる。特に、ショア硬度Aが85以下の
ポリウレタンエラストマー(例えば、“Vulkollan”、
“Desmopan”(バイエル社製品))を使用するのが好ま
しい。高分子材料は、その使用性質に影響を与える各種
の添加物(例えば、帯電防止剤)を含むことができる。
この種のポリウレタンエラストマーには、従来使用のゴ
ムに比して、更に、摩擦係数が著しく低いこと、耐摩耗
性が大きいこと、劣化が少ないこと、即ち、諸性質が経
時的により一定であることなどの利点があり、更には、
使用中に異物(例えば、樹脂、滲出物、ワックス)の附
着が極て僅かであるか、または全くない。
十分な結合を達成するため、保持バーのスロットは、横
断面で見ると、内方へ一様に拡大しており、スクレーパ
刃の端部に形成された上下に突き出た保持部を上記スロ
ット内に設置して固定する。
スロットの内壁に設けた横方向溝に補完形状のリブを係
合させることにより、保持部が保持バーのスロット内を
スクレーパ刃の長手方向へ摺動するのが防止される。
保持バーは、スクレーパ刃のリップ上面に突出する脚を
有しており、この脚はスリットに沿って且つスロットの
長さにわたって延び、スクレーパ刃のリップに当接する
延長部を設けるのが好ましい。この延長部は、浄化すべ
きシリンダには接触せず、シリンダ表面を解放する剛な
手段をなし、スクレーパ刃のリップの前にファイバ堆積
物(即ち、糸玉)が生成するのを阻止し、あるいは、シ
リンダ表面から大きな糸玉を除去する。換言すれば、延
長部(即ち、突起)は、弾性スクレーピングエッジに前
置した第2のスクレーピング要素を構成する。延長部
は、更に、それにも拘らず生成した糸玉によってスクレ
ーパ刃のリップが引裂れるのを防止する。更に、スクレ
ーパ刃の横断面を縦方向および横方向へ薄くすることに
よって、必要な、スクレーパ刃のリップの局部的逃げを
得ることができる。
スクレーパ刃が、インターロック係合により係止してあ
り、スクレーパ刃のリップは、延長部にのみ当接し、し
かも、延長部に固定されてはいないので、バーには、弾
性が比較的小さい材料(例えば、アルミニウム、アルミ
ニウム合金)を選択できる。
(実施例) 図面を参照して以下に本考案の実施例を説明する。
第1図、第2図に示したスクレーパ1は、織物機械用シ
リンダの長さに合わせて横長の保持バー2と、この保持
バー2の内方に膨らんだ凹部またはスロット3に嵌合し
たスクレーパ刃4からなっている。
スクレーパ刃4は、ポリウレタンエラストマーで製作さ
れており、その後端に位置する保持部5がスロット3の
断面形状に合わせて組みつけられ、インターロック係合
によって固定されている。このスクレーパ刃4は、シリ
ンダを清掃するためにシリンダの周面につき当てられる
エッジ7を有するリップ6を先端部に備えている。シリ
ンダ8は、例えば紡績機械等のシリンダで、第1図にお
いては反時計方向に回転するようになっている。
保持バー2は、シリンダ8に面する側の先端上部に傾斜
面を有する楔形状の前方突出脚9を備え、この脚の傾斜
面をスクレーパ刃4におけるリップ先端の上面の傾斜角
度に一致させ、脚9の下側平坦面にはリップの上面が当
接するようになっている。
エッジ7がシリンダ8に突き当てられる際には、脚9は
リップよりも堅い部材であるため、糸玉生成の阻止、場
合によっては生成した糸玉の分解及びシリンダ8からよ
り大きな汚染物を取り除くのに役立つ。
リップ6の裏面14には、その全長にわたってエッジ7か
ら保持部5に向って延びる複数の大きい凹み15およびこ
の凹み(15,15)の間に位置するリブ16からなる波形表面
が形成されるとともにリップ6の基部にエッジ7に沿っ
て平行に延びる細溝17とが設けられている。凹み15は、
リップ6の長手方向に曲げやすさを与え、一方細溝17は
横方向の曲げやすさを与える。従って、リップ6の材料
固有の弾性によって決まる特性以上に、浄化すべきシリ
ンダ8にスクレーパエッジ7を適合させることができ
る。
好ましい実施例(図示していない)にもとづき、スロッ
ト3の内壁には、保持部5の向きあったリブと係合する
横方向の溝を設ける。上記リブは、保持部5と一体に構
成してある。溝は、背壁、即ち、凹みの開口に対向する
内壁に設けてある。
図示のスクレーパ刃4は、射出成形によって製作され
る。この場合、可塑性素材は、保持バー2の短い方の後
部形状脚19のエッジ18から保持バー2のスロット3にま
たは成形部材(図示してない)に注入する。
本発明に係るスクレーパの図示の実施例以外に、もちろ
ん、別にスクレーパ(例えば、保持バーが円筒形のスク
レーパ、スクレーピングリップを折り曲げたスクレー
パ)も対象となる。
本発明に係るスクレーパは、特に、延伸機構の溝付きロ
ールの浄化に適する。
(効果) 上記説明から明らかなように、本考案はスクレーパ刃の
リップの裏面に波形表面と細溝を設けたことにより、ス
クレーパ刃の長手方向および横方向に屈曲性を増大した
のでスクレーパ刃のエッジがシリンダ周面に密着してス
クレーパ効果を増大させることができる。
また、本考案にもとづきインターロック係合によってス
クレーパ刃4の保持部5を保持バー2に固定したことに
より、無応力状態の真直ぐなエッジ7を有するスクレー
パ1を連続的に製造でき、また、保持バー2の材料(一
般に、金属)に対する接着性を考慮することなく、高分
子弾性材料を使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るスクレーパの拡大横断面図、第
2図は、第1図の線II−IIに沿う断面図(即ち、縦断面
図)である。 1…スクレーパ、2…保持バー、3…凹み、4…スクレ
ーパ手段、5…保持部、6…スクレーピングリップ、7
…スクレーピングエッジ、8…シリンダ、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紡績機械等のシリンダ(8)を拭うスクレー
    パ(1)であって、 前記シリンダ(8)の周面にエッジ(7)が接するリップ(6)
    を有し、該リップの後端部に断面が膨らんだ保持部(5)
    を前記エッジ(7)に沿って延在させた弾性体のスクレー
    パ刃(4)と、 前記保持部(5)とインターロック係合する、内方に膨ら
    んだ断面形状のスロット(3)と、該スロットの一側にス
    クレーパ刃(4)に接して前方に伸びる楔形状の前方突出
    脚(9)とを有し、前記前方突出脚(9)には、前記シリンダ
    が面する側のリップ上面に沿った傾斜面を備える、保持
    バー(2)とからなり、 前記スクレーパ刃(4)の裏面には、リップの基部とエッ
    ジ間に刃の長手方向に沿う波形表面(15,16)が形成され
    かつ前記リップの基部にエッジに平行に伸びる細溝(17)
    を備えていることを特徴とするスクレーパ。
  2. 【請求項2】スロット(3)の断面形状は、保持バー(2)の
    長さにわたって一様であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のスクレーパ。
  3. 【請求項3】スクレーパ刃(4)は、ショア硬度が好まし
    くは85以下のポリウレタンエラストマーからなること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載のスクレーパ。
JP1990110463U 1983-06-20 1990-10-22 スクレーパ Expired - Lifetime JPH06463Y2 (ja)

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