JPH0645962B2 - フロアパネルの支持装置 - Google Patents

フロアパネルの支持装置

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JPH0645962B2
JPH0645962B2 JP62307080A JP30708087A JPH0645962B2 JP H0645962 B2 JPH0645962 B2 JP H0645962B2 JP 62307080 A JP62307080 A JP 62307080A JP 30708087 A JP30708087 A JP 30708087A JP H0645962 B2 JPH0645962 B2 JP H0645962B2
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floor panel
stringer
floor
support
panel
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JP62307080A
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裕正 中
紀男 中村
武彦 奥島
隆夫 奥村
辰夫 庄司
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Naka Corp
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Naka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築物の床面の上方に複数のフロアパネルを
支持して、いわゆる二重床構造を構成するためのフロア
パネルの支持装置に関するものである。
(従来の技術) 建築物のコンクリート床等に立設された複数の支持脚に
よってフロアパネルの支持装置を構成し、この支持装置
によって多数のフロアパネルを支承することにより、フ
ロアパネルとコンクリート床との間にケーブルや換気ダ
クト等を配設できるようにした二重床構造、すなわちフ
リーアクセスフロアが、近年、広く使用されつつある。
支持脚とフロアパネルとをそれぞれ独立した部材で構成
したこのような二重床構造では、フロアパネルが比較的
高い位置に支持される。このため、支持脚間にストリン
ガーを架設する等して、支持装置の剛性を高めている。
(発明が解決しようとする問題点) 支持脚間にストリンガーを架設したフロアパネルの支持
装置には、ストリンガーをフロアパネルの辺部の下面に
沿って延在させ、このストリンガーによって直接、フロ
アパネルを支承する形式のものがある。かかる形式の支
持装置では、ストリンガーやフロアパネルの製作誤差に
よって、フロアパネルのガタ付きを生じ易く、また、フ
ロアパネルがストリンガーに直接当接するため、フロア
パネル上を人が歩くと接触音を発生し易いという欠点が
ある。
そこで、本発明の目的は、ストリンガー上にフロアパネ
ルを載置する形式のフロアパネルの支持装置において、
敷設されたフロアパネルのガタ付きを防止することがで
きると共に、フロアパネル上を人が歩いた時の接触音の
発生を減少させることができる、フロアパネルの支持装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のフロアパネルの支持
装置は、基準床面上に複数の支持脚を所定間隔をおいて
立設し、隣合う前記支持脚間にそれぞれストリンガーを
架設し、前記フロアパネルの上面に係合するパネル押さ
えを前記支持脚に締結することにより、前記フロアパネ
ルを前記ストリンガーに押圧して固定する、フロアパネ
ルの支持装置において、前記ストリンガーに前記フロア
パネルの辺部に沿って延在する溝部を形成し、該溝部の
互いに対向する一対の側壁の上端に、それぞれ、前記溝
部に沿って延在するフランジ部を設け、前記ストリンガ
ーを挟んでその両側に位置する一対の前記フロアパネル
の側壁に、前記ストリンガーの対応する前記フランジ部
の側面を、それぞれ対向させて配置し、前記溝部に合成
樹脂製の架橋部材を適当間隔をおいて嵌入し、前記架橋
部材の上面には前記フロアパネルの辺部の下面に圧接す
る支持面を形成すると共に、前記架橋部材の前記溝部へ
の嵌入部には前記一対の側壁間に延在して荷重を支持す
る壁を形成したことを特徴とする。
かかる構成を有する本発明のフロアパネルの支持装置に
よれば、パネル押さえによってフロアパネルを支持脚に
締結することにより、フロアパネルの辺部の下面を合成
樹脂製の架橋部材の支持面に圧接させたから、フロアパ
ネルの下面とストリンガーとが接触して騒音を発生する
ことを防止することができる。
また、フロアパネルを敷設したとき、隣接するフロアパ
ネルの接触を防止し、フロアパネルの破損を防止するた
め、隣接するフロアパネル間には外見上支障のない程度
の大きさの間隙が設けられている。この間隙を維持する
ため、フロアパネルの下面の側壁はストリンガーのフラ
ンジ部の側面に対向して位置し、かつフロアパネルの下
面の側壁とストリンガーのフランジ部の側面との間隔は
非常に小さい寸法に維持されている。このように配置さ
れたフロアパネルに地震等により水平力が作用した場
合、そしてこの水平力がフロアパネル上の積載物の慣性
質量によって増幅され、ストリンガーのフランジ部に大
きな水平力となって作用した場合には、この水平力によ
ってストリンガーが変形する可能性がある。水平力によ
ってストリンガーが変形すると、フロアパネル間に形成
された間隙が消滅し、このような事態が連続して発生す
れば、フロアパネルが水平方向へ移動することになる。
本発明のフロアパネルの支持装置では、ストリンガーの
溝部に架橋部材を適当間隔をおいて嵌入させたから、ス
トリンガーが水平力によって変形することは防止され、
上述のフロアパネルの水平方向への移動も防止される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
フロアパネル1を基準床面2の上方に支持するための支
持装置3は、基準床面2に立設された支持脚4と、隣接
する支持脚4,4の間に架設されたストリンガー5と
を、主たる構成要素とする。
支持脚4は、図示しない接着剤等で基準床面2の所定位
置に固定された受け台6と、受け台6に立設されたねじ
棒7と、ねじ棒7に螺着された高さ調整ナット8と、下
端部をねじ棒7に係合させると共にナット8によって支
持された支持脚本体9と、支持脚本体9に取り付けられ
た回り止め用のボルト10と、支持脚本体9の頭部に固定
されたストリンガー受け座11とを有する。
このうちストリンガー受け座11は、第1図に示すよう
に、ストリンガー5の端部を収容する四つの溝11aを有
し、これらの溝11aは支持脚本体9の中心軸から隣接す
る支持脚4に向かって放射方向に延びている。そして、
各溝11aの底部には係止用の突起11bが形成され、これら
の突起11bはストリンガー5の端部底面に形成された穴
(図示せず)にそれぞれ嵌合して、ストリンガー5の軸
方向の位置決めを行う。
第1図中、12は、ストリンガー受け座11の中央に固定さ
れたパネル締結具であり、このパネル締結具12にパネル
押さえ13が係合する。フロアパネル1は、その四隅部を
上方からパネル押さえ13で押さえられることによって、
支持装置3に固定される。同図中、1aは、パネル押さ
え13が係合する段部を示す。
さて、ストリンガー5は、プレス成型によって、U字状
の横方向断面を有するチャンネル材として形成され、そ
の中央部には長手方向に延びる溝部5aが形成されてい
る。ストリンガー5の溝部5aの両側には、溝部5aに
沿って延在するフランジ部5bがそれぞれ水平方向に屈
曲形成され、これらのフランジ部5bの各端部には、フ
ロアパネル1の固定時にフロアパネル1の底面に当接し
てフランジ部5bに弾性作用を生じさせる突起5cが形
成されている。そして、ストリンガー5の溝部5aの対
向する側壁には、後述する架橋部材14を係止するための
複数の係止孔5dが、それぞれ対をなして、互いに対向
する位置に形成されている。
架橋部材14はABS樹脂等の適当な合成樹脂で一体成型さ
れて形成され、特に第2図及び第6図に示されているよ
うに、ストリンガー5の溝部5aに嵌入される箱状部14
aと、箱状部14aの上面に形成された支持面14bとを有す
る。箱状部14aには、ストリンガー5の係止孔5dに係
合する一対の突起14c,14cと、ストリンガー5の溝部5
aに箱状部14aを嵌入した時、溝部5aの対向する側壁
間に延在する一対の壁14dとが形成されている。そし
て、支持面14bには、突起14cにそれぞれ対応する位置
に、一対のドライバー挿入孔14eが形成されている。こ
のドライバー挿入孔14eにドライバー(図示せず)を挿
入して突起14cをA,A′方向に変位させることによ
り、ストリンガー5の係止孔5dから突起14cを外すこ
とができる。
架橋部材14は、第2図に示すように、その箱状部14aを
ストリンガー5の溝部5bに嵌入させるとともに、突起
14cをストリンガー5の係止孔5dにそれぞれ係合させ
て、ストリンガー5の所定位置に取り付けられる。箱状
部14aをストリンガー5の溝部5aに嵌入させることに
より、一対の壁14dが溝部5aの対向する側壁間に張り
渡されるから、これらの壁14dによってストリンガー5
を横断する方向の水平荷重に対して、耐荷重性能を向上
させることができる。このとき、架橋部材14の支持面14
bは、第2図、第5図に示すように、一対のフランジ部
5bに渡って延在する。
かかる架橋部材14を取り付けたストリンガー5を支持脚
4間に架設し、その上にフロアパネル1を載置すると、
ストリンガー5はフロアパネル1の辺部の下面に沿って
延在することになる。ここで、パネル押さえ13を締結部
材12に係合させてフロアパネル1を支持装置4に固定す
るのであるが、フロアパネル1の下面の架橋部材14に対
応する位置には、第3図に示すように、それぞれ架橋部
材14との当接面1bが形成されている。したがって、フ
ロアパネル1はその当接面1bを対応する架橋部材14の
支持面14bにそれぞれ圧接させて、固定されることにな
る(第4図及び第5図参照)。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のフロアパネルの支持装置
によれば、フロアパネルはストリンガーの溝部に適当間
隔をおいて嵌入された架橋部材に支持され、パネル押さ
えによってこれらの架橋部材に圧接されるから、フロア
パネルをストリンガーによって直接支持する場合に比較
して、フロアパネルをより安定した状態で支持すること
ができる。すなわち、フロアパネルやストリンガーには
それらの成型時に生じた反りや凹凸が残存するため、フ
ロアパネルをストリンガーで直接支承する構造にする
と、フロアパネルとストリンガーとの接触部分に空隙が
生じる。本発明のフロアパネルの支持装置では、ストリ
ンガーの所定位置には複数の架橋部材が適当間隔をおい
て嵌入され、フロアパネルはこれらの架橋部材に密着し
た状態でストリンガーに支持される。しかも、フロアパ
ネルにかかる荷重はフロアパネルに密着した複数の架橋
部材によって効果的に分散されるから、ストリンガーや
フロアパネルに残存する反りや凹凸によってフロアパネ
ルの荷重支持点が偏ることがなく、フロアパネルを安定
した状態で支持することができる。
また、フロアパネルとストリンガーとが直接当接しない
から、フロアパネルとストリンガーとの衝突に基づく接
触音の発生を防止することができ、フロアパネル上を人
が歩いても、不快な歩行音が発生しない。
更に、架線部材にストリンガーの溝部の対向する側壁間
に延在する一対の壁を形成することにより、ストリンガ
ーを横断する方向への水平荷重に対して、ストリンガー
の耐荷重性能を向上させることができる。従って、スト
リンガーの強度を向上させることができ、ひいてはフロ
アパネルの支持装置の剛性の向上をも図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のフロアパネルの支持装置の分解斜視
図、 第2図は、架橋部材とストリンガーとの係合状態を説明
するためのストリンガーの部分斜視図、 第3図は、フロアパネルの部分斜視図、 第4図は、フロアパネルの架橋部材との係合状態を表
す、フロアパネルの支持装置の側面図、 第5図は、隣接する2枚のフロアパネルと架橋部材との
係合状態を表す、ストリンガーの要部断面図、 第6図は、架橋部材の縦断面図である。 1……フロアパネル、 2……基準床面、 3……支持装置、 4……支持脚、 5……ストリンガー、 5a……溝部、 5b……フランジ部、 14……架橋部材、 14a……箱状部、 14b……支持面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥島 武彦 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所東京研究所内 (72)発明者 奥村 隆夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所東京研究所内 (72)発明者 庄司 辰夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ技 術研究所東京研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準床面上に複数の支持脚を所定間隔をお
    いて立設し、隣合う前記支持脚間にそれぞれストリンガ
    ーを架設し、前記フロアパネルの上面に係合するパネル
    押さえを前記支持脚に締結することにより、前記フロア
    パネルを前記ストリンガーに押圧して固定する、フロア
    パネルの支持装置において、 前記ストリンガーに前記フロアパネルの辺部に沿って延
    在する溝部を形成し、該溝部の互いに対向する一対の側
    壁の上端に、それぞれ、前記溝部に沿って延在するフラ
    ンジ部を設け、前記ストリンガーを挟んでその両側に位
    置する一対の前記フロアパネルの側壁に、前記ストリン
    ガーの対応する前記フランジ部の側面を、それぞれ対向
    させて配置し、前記溝部に合成樹脂製の架橋部材を適当
    間隔をおいて嵌入し、前記架橋部材の上面には前記フロ
    アパネルの辺部の下面に圧接する支持面を形成すると共
    に、前記架橋部材の前記溝部への嵌入部には前記一対の
    側壁間に延在して荷重を支持する壁を形成したことを特
    徴とする、フロアパネルの支持装置。
JP62307080A 1987-12-04 1987-12-04 フロアパネルの支持装置 Expired - Lifetime JPH0645962B2 (ja)

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JPH01151648A JPH01151648A (ja) 1989-06-14
JPH0645962B2 true JPH0645962B2 (ja) 1994-06-15

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5447454A (en) * 1977-09-22 1979-04-14 Toshiba Corp Data processor
JPS5960647A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 Fujitsu Ltd メモリアクセス制御方式
JPS62134763A (ja) * 1985-12-02 1987-06-17 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 3アドレス・コ−ドの指標づけ装置

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