JP3261114B2 - 電話機台等兼用メモ用具 - Google Patents

電話機台等兼用メモ用具

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JP3261114B2
JP3261114B2 JP22670299A JP22670299A JP3261114B2 JP 3261114 B2 JP3261114 B2 JP 3261114B2 JP 22670299 A JP22670299 A JP 22670299A JP 22670299 A JP22670299 A JP 22670299A JP 3261114 B2 JP3261114 B2 JP 3261114B2
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嘉七 廣田
誠 兼田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L1/00Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing
    • B43L1/008Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing with magnetic action
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L3/00Writing or drawing underlays, e.g. blotting pads
    • B43L3/005Writing or drawing underlays, e.g. blotting pads provided with a casing

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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機その他の物
を載置する載置台に関し、特にメモ用具が付随して設け
られた載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】電話による会話中にメモをとる必要性に
迫られることが多い。従って、電話機に付随してメモ用
具を設けることが望まれる。この目的に対処するための
典型的な例は、例えば実開平1−151648号公報に
記載された電話機台のように、電話機台に内側枠部材を
設け、この内側枠部材に電話番号表とメモ用紙及び筆記
用具を備えるものである。しかし、この電話機台では、
メモ用紙や筆記用具の補充が常時行われないと、本来意
図した機能が達成できない。
【0003】一方、メモ用紙を消費することなく任意の
文字や図形を繰り返し書いたり消去したりできる卓上型
メモ器として、マイクロカプセル磁気シートを記録シー
トとして上面に配置したメモ器が知られている。この種
のメモ器は、先端に磁石がついた磁石ペンで記録シート
の表面に文字や図形を任意に書いたり、記録シートの裏
面に配置された磁性を有する消去用磁性部材で記録シー
トの表面に書かれた文字や図形を消去したりすることが
できるようになっている。
【0004】その動作原理を簡単に説明すると、先ず、
図1に示すように、メモ器の記録シートとして使用され
るマイクロカプセル磁気シート10には、直径500μ
m程度の大きさのマイクロカプセル11が表面シート1
2と裏面シート13との間に平面状に配列されており、
マイクロカプセル11の各々には、磁性を有する黒色の
磁性粉14と白色の乳剤15とが封入されている。従っ
て、マイクロカプセル磁気シート10に磁石16、17
を近づけると、その磁力にマイクロカプセル11内の黒
色の磁性粉14が引き寄せられるため、マイクロカプセ
ル磁気シート10の磁石16、17を近づけた側は黒色
になり、その反対側は、白色の乳剤15が存在すること
となるため白色になる。メモ器は、このような磁気泳動
の原理を利用して、表面シート12側に磁石16によっ
て黒色の文字や図形を任意に書くことができるようにす
るものである。そして、マイクロカプセル磁気シート1
0の裏面シート13に磁石17を近づけて移動させるこ
とによって、その軌跡に沿って裏面シート13側にマイ
クロカプセル11内の磁性粉14が引き寄せられるた
め、表面シート12に書かれた文字や図形を消去するこ
とができる。このマイクロカプセル磁気シートを電話機
台その他の載置台に付随するメモ用具として使用するこ
とが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のマイクロカプセ
ル磁気シートは、書き込まれたメモの消去が面倒である
という問題を有する。従って、この種のマイクロカプセ
ル磁気シートを電話機台その他の載置台のメモ用具とし
て使用するのは、必ずしも利便性を高めることにはなら
ない。
【0006】本発明は、この従来のマイクロカプセル磁
気シートを載置台のメモ用具に使用する場合の問題点を
解消して、卓上に置いた時にその上部の空間を有効活用
可能であり、メモの消去も容易なマイクロカプセル磁気
シートをメモ用具として使用した電話機台その他の載置
台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電話機台等兼用メモ用具は、外側ケース
と、外側ケース内に出し入れできるマイクロカプセル磁
気シートを含む記録シートと、外側ケース内に配置され
た消去用磁性部材とからなり、外側ケースの上面には、
電話機その他の物品を載置可能であり、消去用磁性部材
は外側ケース内に押し込まれた記録シートの下側に位置
し、記録シートを外側ケースから引き出すことにより記
録シートの表面に磁気的に書き込みが可能になり、記録
シートを外側ケース内に押し込むと記録シート上の磁気
的な書き込みが消去されるようになっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。
【0009】図2は本発明に係る電話機台等兼用メモ用
具の第一実施例の収容時の外観を示す斜視図、図3は、
図2に示した電話機台等兼用メモ用具の引き出し時の外
観を示す斜視図である。図2に示すように、本実施例の
電話機台等兼用メモ用具20は、全体がほぼ矩形の平面
形状であり、前側が開口した外側ケース30と、外側ケ
ース30内に収容されている内側枠部材40とから構成
される。図3に示すように、外側ケース30は電話機そ
の他の物を載置する載置台であり、また、上面に物が載
っている状態のままで、外側ケース30の上面の前端中
央に設けられた切欠き部31に指を入れ、内側枠部材4
0の上面の前端中央に設けられた凹部41に指をかけ
て、内側枠部材40を外側ケース30の前側の開口から
引き出せるようになっている。内側枠部材40は、全体
がほぼ矩形の平面形状をしており、外側ケース30の前
側の開口から出し入れ自在であり、上面に開口を有し、
この上面開口を通して表面が露出されるようにマイクロ
カプセル磁気シートを含む記録シート42を備え、そし
て更に、上面右端にペン収容凹部44と、ペン収容凹部
44に収容された先端部に磁石を有する磁石ペン45と
を備える。ペン収容凹部44の右側面の一部には、切欠
き部43が設けられており、使用者は、切欠き部43に
指を入れて磁石ペン45を取り出し、磁石ペン45を使
用して記録シート42上に任意の文字や図形を書くこと
ができ、使用終了時は、ペン収容凹部44に磁石ペン4
5を戻し、内側枠部材40を外側ケース30内に押し込
んで収容することができる。また、後述するように、本
発明の電話機台等兼用メモ用具は、内側枠部材40が外
側ケース30内に収容される際に、連動して、記録シー
ト42上の書き込みが消去される仕組みを有しており、
使用者が、収容されている内側枠部材40を再び引き出
した時には、先に書かれたものは既に消去され、記録シ
ート42はすぐに書き込み可能な状態になっている。
【0010】図4は図2に示した実施例の外側ケースの
分解斜視図、図5は図2に示した実施例の内側枠部材の
分解斜視図、図6は図2に示した実施例の収容時の内部
構成を示す上面図、図7は図6のA−Aの線断面図、図
8は図6のB−Bの線断面図、図9は図2に示した実施
例の引き出し時の内部構成を示す上面図である。図4に
示すように、外側ケース30は、下面及び前側面が開口
した箱形の上外側ケース部材32と、上外側ケース部材
32の下面開口に嵌合し、外側ケース30の下面を形成
する板状の下外側ケース部材33とから成る。上外側ケ
ース部材32の上面4隅には下向きに突出して雌ねじが
切られたねじ受け突起32aが設けられ、同様に、下外
側ケース部材33の4隅にも雌ねじが切られたねじ穴3
3aが設けられており、雄ねじ34が下外側ケース部材
33の下面からねじ穴33a及びねじ受け突起32aに
嵌められて、上外側ケース部材32と下外側ケース部材
33とがねじ止めされる。下外側ケース部材33の下面
には、ねじ穴33aの位置にゴム材から成る滑り止め3
5が粘着され、また、下外側ケース部材33の上面に
は、前後方向に平行に伸びる一対のレール33b及び開
口端近くに横方向に並ぶ1対の支柱33cが設けられて
いる。
【0011】一方、図5に示すように、内側枠部材40
は、上面が開口し、下側に底板46aを備える箱型の内
側ケース部材46と、上面にマグネットシート47aが
接着され、下面に下向きに突出する一対の支柱受け47
bが設けられた矩形の平面形状をした消去用磁性部材4
7と、マイクロカプセル磁気シートを含む矩形の記録シ
ート42と、中央が矩形に開口し、この開口を通して記
録シート42の表面が露出されて記録面が形成される矩
形のシート押え48とから成る。内側ケース部材46に
は、消去用磁性部材収容凹部及び内側ケース部材の底板
46aでもある消去用磁性部材受け部が形成され、その
上方には、シート収容凹部及びシート受け部46bが、
更にその上方にはシート押え収容凹部及びシート押え受
け部46cが連続して形成され、図7及び図8に示すよ
うに、消去用磁性部材47、記録シート42、シート押
え48が下方から順に積層される。
【0012】また、図5に示すように内側ケース部材4
6の底板46aには、前後方向に伸びる一対の平行な長
スロット49が形成されている。図7及び図8に示すよ
うに、この一対の長スロット49に下外側ケース部材3
3の一対の支柱33cが下方から貫通され、この支柱3
3cに消去用磁性部材47の一対の支柱受け47bが上
方から圧入嵌合されて、支柱受け47bが長スロット4
9に遊嵌した状態で、消去用磁性部材47は下外側ケー
ス部材33に固定される。また、図6、図8及び図9に
示すように、固定された消去用磁性部材47は外側ケー
ス30の前端近くに位置し、記録面の横方向幅全体にわ
たって伸び、その上面のマグネットシート47aは記録
シート42の下面に接する状態となる。
【0013】更に、図5に示すように、内側ケース部材
46の下面には、前後方向に平行に伸び、下方向に開口
する一対の平行なU溝46dが形成され、図7及び図8
に示すように、下外側ケース部材33の一対の平行なレ
ール33bと遊嵌する。
【0014】このような構成によれば、内側ケース部材
46は下外側ケース部材33のレール33b上を前後方
向に摺動可能であり、外側ケース30内に完全に収容さ
れた位置(図6)と、内側ケース部材46の長スロット
49の後端が、固定された消去用磁性部材47の支柱受
け47bにより係止される位置(図9)との間で出し入
れ自在である。内側枠部材40が引き出されると、やが
ては、内側ケース部材46の長スロット49の後端が、
固定された消去用磁性部材47の支柱受け47bに係止
されるため、内側枠部材40が外側ケース30から抜け
てしまうことはない。
【0015】また、図6及び図9に示すように、内側枠
部材40が外側ケース30内に収容される際には、記録
面の下面全体が、外側ケース30の前端近くに固定され
た消去用磁性部材47の上面を摺動することとなるた
め、内側枠部材40が外側ケース30内に収容されるの
と同時に、記録面上の書き込みは全て消去される。
【0016】続いて、第一実施例と同一の対象に対して
は同一の参照番号を使用して、本発明に係る電話機台等
兼用メモ用具の第二実施例を説明する。第二実施例の電
話機台等兼用メモ用具20では、消去用磁性部材47は
スライド機構を有し、これにより、内側枠部材40は円
滑に出し入れ可能になっている。更に、第二実施例の電
話機台等兼用メモ用具20はプッシュ式のロック機構を
有し、これにより、内側枠部材40を外側ケース30内
に収容すると、内側枠部材40は外側ケース部材30に
ロックされて引き出し不可となり、内側枠部材40の前
側面を軽く押すと、内側枠部材40はロックが解除され
て引き出し可能となる。
【0017】先ず、スライド機構に関し、図10は本発
明に係る電話機台等兼用メモ用具の第二実施例の一部の
分解斜視図、図11は図10に示した実施例の収容時の
内部構成を示す上面図である。図10に示すように、ス
ライド部材50はほぼT字形の平面形状であり、その上
面の2つの頂点付近には上向きに突出する一対の支柱5
0aが形成され、また、その下面の3つの頂点付近には
下向きに突出する3つの突起50bが形成されている。
そして、スライド部材の3つの突起に対応するように、
下外側ケース部材33には、前後方向に伸びる3つの平
行な短スロット36が前端近くに形成されており、この
3つの短スロット36に、スライド部材50の3つの突
起50bが上方から遊嵌する。短スロット36と突起5
0bとの間の摩擦係数は非常に小さい。そして、スライ
ド部材50の一対の支柱50aは内側ケース部材46の
一対の長スロット49に下方から貫通し、この支柱50
aに消去用磁性部材47の一対の支柱受け47bが上方
から圧入嵌合されて、支柱受け47bが長スロット49
に遊嵌した状態で、消去用磁性部材47はスライド部材
50に固定される。
【0018】このような構成によれば、内側枠部材40
の引き出し時は、最初に、スライド部材50の突起50
bが下外側ケース部材33の短スロット36中を摺動し
て、スライド部材50自体が内側枠部材40と一体にな
った状態で下外側ケース部材上を摺動し、スライド部材
50の突起50bが下外側ケース部材33の短スロット
36の前端に係止される位置まで摺動すると、以後、内
側枠部材40のみが下外側ケース部材33のレール33
b上を摺動する。同様に、内側枠部材40の収容時は、
最初に、スライド部材50の突起50bが下外側ケース
部材33の短スロット36中を摺動して、スライド部材
50自体が内側枠部材40と一体になった状態で下外側
ケース部材33上を摺動し、スライド部材50の突起5
0aが下外側ケース部材33の短スロット36の後端に
係止される位置まで摺動すると、以後、内側枠部材40
のみが下外側ケース部材33のレール33b上を摺動す
る。すなわち、内側枠部材40の始動時の摩擦係数は非
常に小さく、始動後、慣性が働いた状態になった時点
で、内側枠部材40のみが出し入れされることとなる。
また、スライド部材50はほぼT字形をしているため、
摺動する際、横方向にぶれることなく前後方向に確実に
位置決めされる。従って、非常に円滑な内側枠部材40
の出し入れが実現される。
【0019】次に、ロック機構に関し、図12は図10
に示した実施例のロック機構の斜視図である。図10に
示すように、下外側ケース部材33上面の右端後方に
は、ねじりコイルばね37及び支柱38が設けられてい
る。ねじりコイルばね37の上方の端部は前方に向かっ
て伸び、また、2段曲げされていて、水平部37aと垂
直部37bと頭部37cとを備える。ねじりコイルばね
37の水平部37aは支柱38によって支持される。
【0020】一方、内側ケース部材46の後側面中央に
は圧縮ばね60が装着され、また、内側ケース部材46
の右端後方には、下方向に開口するU溝61が形成され
ている。ねじりコイルばね37とU溝61は、内側枠部
材40が外側ケース30に対して出し入れされる際に、
ねじりコイルばね37がU溝61内を通ることとなるよ
うな位置関係になっている。そして、図12に示すよう
に、U溝61の左側面には第一突起部62が、U溝61
の前側面には第ニ突起部63が突設されている。第一突
起部62は、U溝61の右側面に向かって水平に突出す
る三角の平面形状をしており、その突端は面取りされ、
その前側面は、U溝61の左側面とほぼ直角を成してい
る。第一突起部62の前側面左端は、若干前出すると共
に起立して前出部65を形成し、前出部65には、その
前側面から第一突起部62の水平部に至るまで後方に向
けて漸浅して下方向に開口するU溝64が形成されてい
る。また、第ニ突起部63は、第一突起部62と同一平
面上に広がる平面形状をしており、ねじりコイルばね3
7の線の太さにほぼ等しい間隔をあけて、第一突起部6
2前側面の右端に対向して突出する。ねじりコイルばね
37と第一突起部62及び第ニ突起部63とは、内側枠
部材40が外側ケース30内に押入されていき、ねじり
コイルばね37と第一突起部62及び第ニ突起部63と
が掛合する状態になった時に、ねじりコイルばね37の
頭部37cは、第一突起部62及び第ニ突起部63の上
面よりも上に位置し、ねじりコイルばね37の水平部3
7aは、第一突起部62及び第ニ突起部63の下面より
も下に位置するような位置関係になっている。また、U
溝64の最前端は、ねじりコイルばね37の頭部37c
よりも高く切られている。
【0021】このような構造によれば、内側枠部材40
が外側ケース30内に押入されていくと、やがて、ねじ
りコイルばね37の垂直部37bは第一突起部62の斜
辺(a)に掛合し、その側面を摺動して、右方に移動し
ていき、また、圧縮ばね60は圧縮されていく。更に、
ねじりコイルばね37及び圧縮ばね60の復元力に抗し
て、内側枠部材40が押入されていき、ねじりコイルば
ね37の垂直部37bが第一突起部の突端(b)を通過
したところまでくると、内側枠部材部材46の長スロッ
ト49の前端が消去用磁性部材の支柱受け47bにより
係止され、内側枠部材40はこれ以上押入不可となる。
そして、押入が停止されると、スライド機構により軽微
な力で始動するようになっている内側枠部材40は、圧
縮コイルばね60の復元力により若干前出し、同時に、
ねじりコイルばね37は、その復元力により、その垂直
部37bを第一突起部62及び第二突起部63の側面に
ガイドされながら左方に移動し(c)、前出部65の右
後方角(d)で係止する。この状態においては、内側枠
部材40の引き出しは、第一突起部62の側面がねじり
コイルばねの垂直部37bで係止されてしまうため不可
である。この状態から、再び、内側枠部材40が外側ケ
ース30内に押入されると、ねじりコイルばね37の垂
直部37bは前出部65の右側面(e)を摺動し、前出
部65の右前方角(f)にきたところで、前出部65に
よる係止がはずれる。ねじりコイルばね37は、その復
元力により左方に移動し、その水平部37aを支柱38
により支持されてU溝64の下部に位置する状態とな
る。そして、再び、内側枠部材46の長スロット49の
前端が消去用磁性部材の支柱受け47bにより係止さ
れ、内側枠部材46の押入が停止されると、スライド機
構により軽微な力で始動するようになっている内側枠部
材40は圧縮ばね60の復元力により若干前出する。U
溝64の下面は後方に向けて漸浅しており、ねじりコイ
ルばねの頭部37cは、前出部65に係止されることな
くU溝64及び第一突起部62の下面を摺動するため、
内側枠部材40の前出は何ら妨げられない。以後、使用
者は、前出した内側枠部材40上面に設けられた凹部4
1に指をかけて、自在に内側枠部材40を引き出すこと
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電話機台
等兼用メモ用具では、電話機台その他の載置台の前側開
口を通して該載置台内に出し入れできる内側枠部材の上
面開口に、該上面開口を通して表面が露出されるように
マイクロカプセル磁気シートを含む記録シートがメモ用
具として内側枠部材に固定され、記録シートが載置台内
に押し込まれる時に、記録シート上の書き込みが消去さ
れるようになっているので、メモ用紙や筆記用具の補充
の必要がなく、卓上に置いた時にその上部の空間を有効
活用可能であり、メモの消去も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】マイクロカプセル磁気シートの側面図である。
【図2】本発明に係る電話機台等兼用メモ用具の第一実
施例の収容時の外観を示す斜視図である。
【図3】図2に示した電話機台等兼用メモ用具の引き出
し時の外観を示す斜視図である。
【図4】図2に示した実施例の外側ケースの分解斜視図
である。
【図5】図2に示した実施例の内側枠部材の分解斜視図
である。
【図6】図2に示した実施例の収容時の内部構成を示す
上面図である。
【図7】図7のA−Aの線断面図である。
【図8】図7のB−Bの線断面図である。
【図9】図2に示した実施例の引き出し時の内部構成を
示す上面図である。
【図10】本発明に係る電話機台等兼用メモ用具の第二
実施例の一部の分解斜視図である。
【図11】図10に示した実施例の収容時の内部構成を
示す上面図である。
【図12】図10に示した実施例のロック機構の斜視図
である。
【符号の説明】
10 マイクロカプセル磁気シート 11 マイクロカプセル 12 表面シート 13 裏面シート 14 磁性粉 15 乳剤 16、17 磁石 20 電話機台等兼用メモ用具 30 外側ケース 31、43 切欠き部 32 上外側ケース部材 32a ねじ受け突起 33 下外側ケース部材 33a ねじ穴 33b レール 33c、50a 支柱 34 雄ねじ 35 滑り止め 36 短スロット 37 ねじりコイルばね 37a 水平部 37b 垂直部 37c 頭部 40 内側枠部材 41 凹部 42 記録シート 44 ペン収容凹部 45 磁石ペン 46 内側枠部材部材 46a 消去用磁性部材受け部 46b シート受け部 46c シート押え受け部 46d、61、64 U溝 47 消去用磁性部材 47a マグネットシート 47b 支柱受け 48 シート押え 49 長スロット 50 スライド部材 50b 突起 60 圧縮ばね 62 第一突起部 63 第二突起部 65 前出部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 - 1/23 B43L 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側ケースと、 外側ケース内に出し入れできるマイクロカプセル磁気シ
    ートを含む記録シートと、 外側ケース内に配置された消去用磁性部材と、からな
    り、 前記外側ケースの上面には、電話機その他の物品を載置
    可能であり、 前記消去用磁性部材は前記外側ケース内に押し込まれた
    前記記録シートの下側に位置し、 前記記録シートを前記外側ケースから引き出すことによ
    り前記記録シートの表面に磁気的に書き込みが可能にな
    り、前記記録シートを前記外側ケース内に押し込むと前
    記記録シート上の磁気的な書き込みが消去されるように
    なった、ことを特徴とする電話機台等兼用メモ用具。
  2. 【請求項2】 電話機その他の物品を載置可能な平坦な
    上板と側壁と底部とを備え前側が開口した外側ケース
    と、 前記外側ケースの前側の開口を通して該外側ケース内に
    出し入れできる内側枠部材と、からなり、 前記内側枠部材は上面が開口しており、この上面開口を
    通して表面が露出されるようにマイクロカプセル磁気シ
    ートを含む記録シートが前記内側枠部材に固定され、 前記内側枠部材内には、前記記録シートの下側の位置
    に、該記録シートの横方向幅のほぼ全体にわたる長さの
    消去用磁性部材が該内側枠部材に対し前後方向摺動自在
    に配置され、 前記消去用磁性部材は前記外側ケースの底部に固定され
    ており、前記内側枠部材を前記外側ケースから引き出す
    ことにより前記記録シートの表面に磁気的に書き込みが
    可能になり、前記内側枠部材を前記外側ケース内に押し
    込むとき前記消去用磁性部材が前記記録シートの裏側に
    沿って相対的に移動することにより記録シート上の書き
    込みが消去されるようになった、ことを特徴とする電話
    機台等兼用メモ用具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したメモ用具であって、 前記内側枠部材は下側に底板を備え、前記底板には前後
    方向に延びる一対の平行なスロットが形成され、 前記消去用磁性部材は、前記底板の上側において前記記
    録シートの裏面に対向するように配置され、 前記底板の下側に保持部材が配置され、該保持部材は前
    記一対のスロットを通して前記消去用磁性部材に結合さ
    れ、該保持部材は、外側ケースの移動に伴って該外側ケ
    ースとともに移動できるように該外側ケースの底部に
    止可能である、ことを特徴とするメモ用具。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したメモ用具であって、 前記保持部材は3角形又はほぼT字形であり、その2つ
    の頂点に対応する部分が前記一対のスロットを通して前
    記消去用部材に結合され、全ての頂点に対応する部分
    突起を備え、該突起が前記外側ケースの底部に形成され
    た短スロットに摺動可能に嵌合しており、前記短スロッ
    トは、前記一対の平行なスロットと平行な方向に延び、
    該一対の平行なスロットより長さが短いことを特徴とす
    るメモ用具。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4までのいずれか1
    項に記載したメモ用具であって、 前記外側ケースと前記内側枠部材との間には該内側枠部
    材を前記外側ケースに押し込んだ状態で該内側枠部材を
    前記外側ケースにロックするロック機構が設けられたこ
    とを特徴とするメモ用具。
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