JP2001047790A - 電卓付きメモ用具 - Google Patents
電卓付きメモ用具Info
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- JP2001047790A JP2001047790A JP11230219A JP23021999A JP2001047790A JP 2001047790 A JP2001047790 A JP 2001047790A JP 11230219 A JP11230219 A JP 11230219A JP 23021999 A JP23021999 A JP 23021999A JP 2001047790 A JP2001047790 A JP 2001047790A
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- JP
- Japan
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- recording sheet
- sheet
- calculator
- erasing
- erase
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43L—ARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
- B43L1/00—Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing
- B43L1/008—Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing with magnetic action
Abstract
(57)【要約】
【課題】 メモ用紙等の補充や廃棄の必要がなく、ま
た、電卓等を汚さずに電卓キーを押下でき、更に、書き
込みの消去が容易な電卓付きメモ用具及び電卓を設置可
能なメモ用具の提供。 【解決手段】 上面が開口し、この上面に開口部分を取
り囲む枠体部分が形成されているケース部材と、ケース
部材の開口部分から表面が露出されるように該ケースに
配置されたマイクロカプセル磁気シートから成る記録シ
ートと、記録シート上に書き込みを行うための磁性部材
と、記録シートの下側に記録シートと平行に配置された
磁性を有する消去用シートと、ケース部材に設けられた
消去ボタンと、ケース部材の上面に配置された電卓とを
備え、消去ボタンを押下するのみで、記録シート上の書
き込みを消去可能である電卓付きメモ用具及び電卓を設
置可能なメモ用具。
た、電卓等を汚さずに電卓キーを押下でき、更に、書き
込みの消去が容易な電卓付きメモ用具及び電卓を設置可
能なメモ用具の提供。 【解決手段】 上面が開口し、この上面に開口部分を取
り囲む枠体部分が形成されているケース部材と、ケース
部材の開口部分から表面が露出されるように該ケースに
配置されたマイクロカプセル磁気シートから成る記録シ
ートと、記録シート上に書き込みを行うための磁性部材
と、記録シートの下側に記録シートと平行に配置された
磁性を有する消去用シートと、ケース部材に設けられた
消去ボタンと、ケース部材の上面に配置された電卓とを
備え、消去ボタンを押下するのみで、記録シート上の書
き込みを消去可能である電卓付きメモ用具及び電卓を設
置可能なメモ用具。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電卓が併設された
メモ用具及び電卓を併設可能なメモ用具に関する。
メモ用具及び電卓を併設可能なメモ用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、商談等のビジネスの場では、相
手の話を書き止めたり、電卓で計算したりする必要に迫
られることが多い。また、電卓による計算中に途中の計
算結果等を書き止める必要性に迫られることも多い。従
って、メモ用具に電卓を併設することが望まれる。この
目的に対処するための典型的な例は、例えば実開昭５８
−１９４０８３号公報に記載された電卓付メモ帳ケース
のように、メモ用紙、鉛筆やシャープペンシル等の筆記
用具、電卓がケースに一体になって取り付けられたもの
である。
手の話を書き止めたり、電卓で計算したりする必要に迫
られることが多い。また、電卓による計算中に途中の計
算結果等を書き止める必要性に迫られることも多い。従
って、メモ用具に電卓を併設することが望まれる。この
目的に対処するための典型的な例は、例えば実開昭５８
−１９４０８３号公報に記載された電卓付メモ帳ケース
のように、メモ用紙、鉛筆やシャープペンシル等の筆記
用具、電卓がケースに一体になって取り付けられたもの
である。
【０００３】一方、マイクロカプセル磁気シートを記録
シートとして使用したメモ用具が知られており、先端が
磁性部材で形成されている磁気ペンで記録シートの表面
に任意の文字や図形を磁気的に書いたり、記録シートの
裏面に配置された磁性を有する消去用磁性部材で記録シ
ートの表面に書かれた文字や図形を磁気的に消去したり
することができるようになっている。
シートとして使用したメモ用具が知られており、先端が
磁性部材で形成されている磁気ペンで記録シートの表面
に任意の文字や図形を磁気的に書いたり、記録シートの
裏面に配置された磁性を有する消去用磁性部材で記録シ
ートの表面に書かれた文字や図形を磁気的に消去したり
することができるようになっている。
【０００４】その動作原理を簡単に説明すると、先ず、
図１に示すように、記録シートとして使用されるマイク
ロカプセル磁気シート１０には、直径５００μｍ程度の
大きさのマイクロカプセル１１が表面シート１２と裏面
シート１３との間に平面状に配列されており、マイクロ
カプセル１１の各々には、磁性を有する黒色の磁性粉１
４と白色の乳剤１５とが封入されている。従って、マイ
クロカプセル磁気シート１０に磁石１６、１７を近づけ
ると、その磁力にマイクロカプセル１１内の黒色の磁性
粉１４が引き寄せられるため、マイクロカプセル磁気シ
ート１０の磁石１６、１７を近づけた側は黒色になり、
その反対側は、白色の乳剤１５が存在することとなるた
め白色になる。マイクロカプセル磁気シートを記録シー
トとして使用したメモ用具は、このような磁気泳動の原
理を利用して、表面シート１２側に磁石１６によって黒
色の文字や図形を任意に書くことができるようにするも
のである。そして、マイクロカプセル磁気シート１０の
裏面シート１３に磁石１７を近づけて移動させることに
よって、その軌跡に沿って裏面シート１３側にマイクロ
カプセル１１内の磁性粉１４が引き寄せられるため、表
面シート１２に書かれた文字や図形を消去することがで
きる。
図１に示すように、記録シートとして使用されるマイク
ロカプセル磁気シート１０には、直径５００μｍ程度の
大きさのマイクロカプセル１１が表面シート１２と裏面
シート１３との間に平面状に配列されており、マイクロ
カプセル１１の各々には、磁性を有する黒色の磁性粉１
４と白色の乳剤１５とが封入されている。従って、マイ
クロカプセル磁気シート１０に磁石１６、１７を近づけ
ると、その磁力にマイクロカプセル１１内の黒色の磁性
粉１４が引き寄せられるため、マイクロカプセル磁気シ
ート１０の磁石１６、１７を近づけた側は黒色になり、
その反対側は、白色の乳剤１５が存在することとなるた
め白色になる。マイクロカプセル磁気シートを記録シー
トとして使用したメモ用具は、このような磁気泳動の原
理を利用して、表面シート１２側に磁石１６によって黒
色の文字や図形を任意に書くことができるようにするも
のである。そして、マイクロカプセル磁気シート１０の
裏面シート１３に磁石１７を近づけて移動させることに
よって、その軌跡に沿って裏面シート１３側にマイクロ
カプセル１１内の磁性粉１４が引き寄せられるため、表
面シート１２に書かれた文字や図形を消去することがで
きる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の電卓を併設した
メモ用具には、メモ用紙や筆記用具を適宜補充したり、
不要になったメモ用紙を適宜廃棄したりしなければなら
ないという煩わしさが有る。また、電卓や手等を汚さな
いように、電卓を操作する際には、一々、ペンを手から
離して電卓のキーを押さなければならないという煩わし
さもある。
メモ用具には、メモ用紙や筆記用具を適宜補充したり、
不要になったメモ用紙を適宜廃棄したりしなければなら
ないという煩わしさが有る。また、電卓や手等を汚さな
いように、電卓を操作する際には、一々、ペンを手から
離して電卓のキーを押さなければならないという煩わし
さもある。
【０００６】従って、メモ用紙や筆記用具を消費するこ
となく、磁気的に繰り返し書いたり消去したりでき、電
卓や手等を汚してしまうことのない上述のマイクロカプ
セル磁気シートを使用したメモ用具を電卓に併設するメ
モ用具として使用することが考えられる。
となく、磁気的に繰り返し書いたり消去したりでき、電
卓や手等を汚してしまうことのない上述のマイクロカプ
セル磁気シートを使用したメモ用具を電卓に併設するメ
モ用具として使用することが考えられる。
【０００７】しかしながら、この従来のマイクロカプセ
ル磁気シートを使用したメモ用具には、記録シート上に
磁気的に書き込まれたものを消去するのが面倒であると
いう問題が有り、この種のメモ用具を電卓に併設するメ
モ用具として使用するのは、必ずしも利便性を高めるこ
とにはならない。
ル磁気シートを使用したメモ用具には、記録シート上に
磁気的に書き込まれたものを消去するのが面倒であると
いう問題が有り、この種のメモ用具を電卓に併設するメ
モ用具として使用するのは、必ずしも利便性を高めるこ
とにはならない。
【０００８】本発明は、この従来のマイクロカプセル磁
気シートを使用したメモ用具を電卓に併設するメモ用具
として使用する場合の問題点を解消して、メモ用紙及び
筆記用具の補充や不要になったメモ用紙の廃棄の必要が
なく、また、電卓や手等を汚さずに、ペンを手に持ちな
がら、或いは、ペン先で電卓キーを押下でき、更に、記
録シート上の書き込みの消去も容易な電卓付きメモ用具
及び電卓を設置可能なメモ用具を提供することを目的と
する。
気シートを使用したメモ用具を電卓に併設するメモ用具
として使用する場合の問題点を解消して、メモ用紙及び
筆記用具の補充や不要になったメモ用紙の廃棄の必要が
なく、また、電卓や手等を汚さずに、ペンを手に持ちな
がら、或いは、ペン先で電卓キーを押下でき、更に、記
録シート上の書き込みの消去も容易な電卓付きメモ用具
及び電卓を設置可能なメモ用具を提供することを目的と
する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電卓付きメモ用具は、上面が開口し、この
上面に開口部分を取り囲む枠体部分が形成されているケ
ース部材と、ケース部材の開口部分から表面が露出され
るように該ケースに配置されたマイクロカプセル磁気シ
ートから成る記録シートと、記録シートに書き込みを行
うための磁性部材と、記録シートの下側に記録シートと
平行に配置された磁性を有する消去シートと、ケース部
材に設けられた消去ボタンと、ケース部材の上面に配置
された電卓とを備え、消去シートにはモーターを動力源
とする駆動装置が接続されており、駆動装置は、消去シ
ートを、消去シートの磁力が記録シート上の書き込みを
消去しないような記録シートから離れた位置から消去シ
ートの磁力が記録シート上の書き込みを消去するような
記録シートに近接した位置までの間を、記録シートに対
してほぼ平行な姿勢を保ちながら往復運動して記録シー
ト上の書き込みを消去するように駆動し、駆動装置のス
イッチは、消去ボタンを押下することによりオンにさ
れ、一度オンにされると、消去シートが１サイクルの往
復運動を終えるまでオン状態を保持し、１サイクルの往
復運動を終えたときオフになる。
に、本発明の電卓付きメモ用具は、上面が開口し、この
上面に開口部分を取り囲む枠体部分が形成されているケ
ース部材と、ケース部材の開口部分から表面が露出され
るように該ケースに配置されたマイクロカプセル磁気シ
ートから成る記録シートと、記録シートに書き込みを行
うための磁性部材と、記録シートの下側に記録シートと
平行に配置された磁性を有する消去シートと、ケース部
材に設けられた消去ボタンと、ケース部材の上面に配置
された電卓とを備え、消去シートにはモーターを動力源
とする駆動装置が接続されており、駆動装置は、消去シ
ートを、消去シートの磁力が記録シート上の書き込みを
消去しないような記録シートから離れた位置から消去シ
ートの磁力が記録シート上の書き込みを消去するような
記録シートに近接した位置までの間を、記録シートに対
してほぼ平行な姿勢を保ちながら往復運動して記録シー
ト上の書き込みを消去するように駆動し、駆動装置のス
イッチは、消去ボタンを押下することによりオンにさ
れ、一度オンにされると、消去シートが１サイクルの往
復運動を終えるまでオン状態を保持し、１サイクルの往
復運動を終えたときオフになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施例
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【００１１】図２は、本発明に係る電卓付きメモ用具の
一実施例の外観を示す上面図である。図２に示すよう
に、本実施例の電卓付きメモ用具２０は、ケース部材２
１の上面が開口２２し、この上面開口２２を通して表面
が露出されるように上述したようなマイクロカプセル磁
気シートから成る記録シート２３が配置されている。
一実施例の外観を示す上面図である。図２に示すよう
に、本実施例の電卓付きメモ用具２０は、ケース部材２
１の上面が開口２２し、この上面開口２２を通して表面
が露出されるように上述したようなマイクロカプセル磁
気シートから成る記録シート２３が配置されている。
【００１２】記録シート２３右側のケース部材２１上面
には、ペン収容凹部２４が設けられ、このペン収容凹部
２４には、先端が磁石２５ａで形成されている磁気ペン
２５が収容されている。収容されている磁気ペン２５を
取り出し易いように、ペン収容凹部２４の左上端は磁気
ペン２５の形状よりも大きくされており２４ａ、また、
収容されている磁気ペン２５を紛失しないように、ペン
収容凹部２４の中央左端には、収容されている磁気ペン
２５を上方から軽く押えるようにペン押え爪２４ｂが設
けられている。使用者は、ペン収容凹部２４から磁気ペ
ン２５を取り出して、記録シート２３上に任意の文字や
図形を磁気的に書き込むことができる。
には、ペン収容凹部２４が設けられ、このペン収容凹部
２４には、先端が磁石２５ａで形成されている磁気ペン
２５が収容されている。収容されている磁気ペン２５を
取り出し易いように、ペン収容凹部２４の左上端は磁気
ペン２５の形状よりも大きくされており２４ａ、また、
収容されている磁気ペン２５を紛失しないように、ペン
収容凹部２４の中央左端には、収容されている磁気ペン
２５を上方から軽く押えるようにペン押え爪２４ｂが設
けられている。使用者は、ペン収容凹部２４から磁気ペ
ン２５を取り出して、記録シート２３上に任意の文字や
図形を磁気的に書き込むことができる。
【００１３】また、記録シート２３右下側のケース部材
２１上面には、消去ボタン２６が設けられており、使用
者は、この消去ボタン２６を押下するのみで極めて容易
に記録シート２３上の磁気的な書き込みを消去可能にな
っている。
２１上面には、消去ボタン２６が設けられており、使用
者は、この消去ボタン２６を押下するのみで極めて容易
に記録シート２３上の磁気的な書き込みを消去可能にな
っている。
【００１４】図４は本実施例の消去機構を示す上面図、
図５及び図６は本実施例の消去機構を示す側面図であ
る。図４、図５及び図６に示すように、記録シート２３
の下側に記録シート２３と平行に配置された磁性を有す
る消去シート３０と、モーター３１と、電池３２と、ス
イッチ３３と、消去シート３０に接続され、モーター３
１を動力源とする駆動装置３４とが備えられている。駆
動装置３４は、消去シート３０に水平方向の平行移動を
生じさせる偏心カム機構３５を有し、また、消去シート
３０の水平方向の平行移動に連動して消去シート３０に
記録シート２３に対し接近し又は離れる方向の運動を生
じさせる連動手段が設けられている。連動手段は、消去
シート３０をケース部材２１に連結するリンク機構３６
からなり、リンク機構３６は消去シート３０の平行移動
の方向に揺動可能になっている。駆動装置３４は、消去
シート３０を、消去シート３０の磁力が記録シート２３
上の書き込みを消去しないような記録シート２３から離
れた位置（図５）から消去シート３０の磁力が記録シー
ト２３上の書き込みを消去するような記録シート２３に
近接した位置（図６）までの間を、記録シート２３に対
してほぼ平行な姿勢を保ちながら往復運動して記録シー
ト２３上の書き込みを消去するように駆動する。消去ボ
タン２６が押下されると、スイッチ３３はオンになり、
電池３２からモーター３１への通電が開始され、駆動装
置３４により消去シート３０が移動を開始する。そし
て、スイッチ３３のオン状態は、移動する消去シート３
０により、偏心カム３５が一回転して、消去シート３０
が１サイクルの往復運動を終えるまで保持され、１サイ
クルの往復運動を終えた時オフになり、自動的にモータ
ー３１が停止して、１サイクルの消去動作が終了する。
すなわち、学習者は、ケース部材２１上面の消去ボタン
２６を押下するのみで、記録シート２３上に書かれたも
のを一括消去できるようになっている。
図５及び図６は本実施例の消去機構を示す側面図であ
る。図４、図５及び図６に示すように、記録シート２３
の下側に記録シート２３と平行に配置された磁性を有す
る消去シート３０と、モーター３１と、電池３２と、ス
イッチ３３と、消去シート３０に接続され、モーター３
１を動力源とする駆動装置３４とが備えられている。駆
動装置３４は、消去シート３０に水平方向の平行移動を
生じさせる偏心カム機構３５を有し、また、消去シート
３０の水平方向の平行移動に連動して消去シート３０に
記録シート２３に対し接近し又は離れる方向の運動を生
じさせる連動手段が設けられている。連動手段は、消去
シート３０をケース部材２１に連結するリンク機構３６
からなり、リンク機構３６は消去シート３０の平行移動
の方向に揺動可能になっている。駆動装置３４は、消去
シート３０を、消去シート３０の磁力が記録シート２３
上の書き込みを消去しないような記録シート２３から離
れた位置（図５）から消去シート３０の磁力が記録シー
ト２３上の書き込みを消去するような記録シート２３に
近接した位置（図６）までの間を、記録シート２３に対
してほぼ平行な姿勢を保ちながら往復運動して記録シー
ト２３上の書き込みを消去するように駆動する。消去ボ
タン２６が押下されると、スイッチ３３はオンになり、
電池３２からモーター３１への通電が開始され、駆動装
置３４により消去シート３０が移動を開始する。そし
て、スイッチ３３のオン状態は、移動する消去シート３
０により、偏心カム３５が一回転して、消去シート３０
が１サイクルの往復運動を終えるまで保持され、１サイ
クルの往復運動を終えた時オフになり、自動的にモータ
ー３１が停止して、１サイクルの消去動作が終了する。
すなわち、学習者は、ケース部材２１上面の消去ボタン
２６を押下するのみで、記録シート２３上に書かれたも
のを一括消去できるようになっている。
【００１５】そして、上述のように磁気的に書き込み及
び消去可能になっている本実施例のメモ用具２０には、
更に、図２に示すように、記録シート２３左側のケース
部材２１上面に電卓収容凹部２７が設けられ、この電卓
収容凹部２７には、電卓２８が収容されている。このよ
うな電卓付きメモ用具２０によれば、使用される筆記用
具は磁気ペン２５なので、その先端が記録シート２３上
以外の物に接触したとしてもその物を汚してしまうよう
なことはなく、従って、使用者はペンを手に持ちなが
ら、或いは、ペン先で電卓キーを押下することができ
る。
び消去可能になっている本実施例のメモ用具２０には、
更に、図２に示すように、記録シート２３左側のケース
部材２１上面に電卓収容凹部２７が設けられ、この電卓
収容凹部２７には、電卓２８が収容されている。このよ
うな電卓付きメモ用具２０によれば、使用される筆記用
具は磁気ペン２５なので、その先端が記録シート２３上
以外の物に接触したとしてもその物を汚してしまうよう
なことはなく、従って、使用者はペンを手に持ちなが
ら、或いは、ペン先で電卓キーを押下することができ
る。
【００１６】尚、図３の本実施例の側面図に示すよう
に、本実施例のメモ用具２０は、その下面に楔形の台２
９が取り付けられていて、メモ用具２０全体が上面に備
えられている電卓２８及び記録シート２３を含めて前傾
されているので、電卓２８のキーが押下し易く、電卓２
８の表示が見易く、そして、記録シート２３上に書き込
み易くなっている。楔形の台２９を取り付けずに、ケー
ス部材２１の上面のみが前傾されても良く、或いは、電
卓収容凹部２７の底面が前傾されて、電卓２８のみが前
傾されたり、記録シート２３のみが前傾されたりしても
良い。
に、本実施例のメモ用具２０は、その下面に楔形の台２
９が取り付けられていて、メモ用具２０全体が上面に備
えられている電卓２８及び記録シート２３を含めて前傾
されているので、電卓２８のキーが押下し易く、電卓２
８の表示が見易く、そして、記録シート２３上に書き込
み易くなっている。楔形の台２９を取り付けずに、ケー
ス部材２１の上面のみが前傾されても良く、或いは、電
卓収容凹部２７の底面が前傾されて、電卓２８のみが前
傾されたり、記録シート２３のみが前傾されたりしても
良い。
【００１７】また、図７は、本発明に係る電卓を設置可
能なメモ用具の一実施例の外観を示す上面図であり、図
２及び図３に示した電卓付きメモ用具と同一の対象に対
しては同一の参照番号を使用している。本実施例には、
電卓２８は収容されていないが、電卓を設置可能な電卓
収容凹部２７が設けられており、使用者は、電卓収容凹
部２７に電卓２８を任意に設置することができる。
能なメモ用具の一実施例の外観を示す上面図であり、図
２及び図３に示した電卓付きメモ用具と同一の対象に対
しては同一の参照番号を使用している。本実施例には、
電卓２８は収容されていないが、電卓を設置可能な電卓
収容凹部２７が設けられており、使用者は、電卓収容凹
部２７に電卓２８を任意に設置することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電卓付き
メモ用具及び電卓を設置可能なメモ用具では、磁気的に
書き込み及び消去可能なメモ用具を使用しているので、
メモ用紙及び筆記用具の補充や不要になったメモ用紙の
廃棄の必要がなく、また、電卓や手等を汚さずに、ペン
を手に持ちながら、或いは、ペン先で電卓キーを押下で
きる。更に、本発明の電卓付きメモ用具及び電卓を設置
可能なメモ用具は、消去ボタンを押下するのみで記録シ
ート上の書き込みを消去できるので、記録シート上の書
き込みを消去するのが非常に容易である。
メモ用具及び電卓を設置可能なメモ用具では、磁気的に
書き込み及び消去可能なメモ用具を使用しているので、
メモ用紙及び筆記用具の補充や不要になったメモ用紙の
廃棄の必要がなく、また、電卓や手等を汚さずに、ペン
を手に持ちながら、或いは、ペン先で電卓キーを押下で
きる。更に、本発明の電卓付きメモ用具及び電卓を設置
可能なメモ用具は、消去ボタンを押下するのみで記録シ
ート上の書き込みを消去できるので、記録シート上の書
き込みを消去するのが非常に容易である。
【００１９】
【図１】マイクロカプセル磁気シートの側面図である。
【図２】本発明に係る電卓付きメモ用具の一実施例の外
観を示す上面図である。
観を示す上面図である。
【図３】図２に示した実施例の側面図である。
【図４】図２に示した実施例の消去機構を示す上面図で
ある。
ある。
【図５】図２に示した実施例の消去機構を示す側面図で
ある。
ある。
【図６】図２に示した実施例の消去機構を示す側面図で
ある。
ある。
【図７】本発明に係る電卓を設置可能なメモ用具の一実
施例の外観を示す上面図である。
施例の外観を示す上面図である。
１０ マイクロカプセル磁気シート １１ マイクロカプセル １２ 表面シート １３ 裏面シート １４ 磁性粉 １５ 乳剤 １６、１７ 磁石 ２０ メモ用具 ２１ ケース部材 ２２ 開口 ２３ 記録シート ２４、２４ａ 磁気ペン収容凹部 ２４ｂ ペン押え爪 ２５ 磁気ペン ２６ 消去ボタン ２７ 電卓収容凹部 ２８ 電卓 ２９ 台 ３０ 消去シート ３１ モーター ３２ 電池 ３３ スイッチ ３４ 駆動装置 ３５ 偏心カム機構 ３６ リンク機構
Claims (4)
- 【請求項１】 上面が開口し、この上面に開口部分を取
り囲む枠体部分が形成されているケース部材と、前記ケ
ース部材の開口部分から表面が露出されるように該ケー
スに配置されたマイクロカプセル磁気シートから成る記
録シートと、前記記録シート上に書き込みを行うための
磁性部材と、前記記録シートの下側に前記記録シートと
平行に配置された磁性を有する消去シートと、前記ケー
ス部材に設けられた消去ボタンと、前記ケース部材の上
面に配置された電卓とを備え、前記消去シートにはモー
ターを動力源とする駆動装置が接続されており、前記駆
動装置は、前記消去シートを、前記消去シートの磁力が
前記記録シート上の書き込みを消去しないような前記記
録シートから離れた位置から前記消去シートの磁力が前
記記録シート上の書き込みを消去するような前記記録シ
ートに近接した位置までの間を、前記記録シートに対し
てほぼ平行な姿勢を保ちながら往復運動して前記記録シ
ート上の書き込みを消去するように駆動し、前記駆動装
置のスイッチは、前記消去ボタンを押下することにより
オンにされ、一度オンにされると、前記消去シートが１
サイクルの前記往復運動を終えるまでオン状態を保持
し、１サイクルの往復運動を終えたときオフになる電卓
付きメモ用具。 - 【請求項２】 前記記録シート及び／もしくは前記電卓
は前傾するように配置されている請求項１に記載の電卓
付きメモ用具。 - 【請求項３】 上面が開口し、この上面に開口部分を取
り囲む枠体部分が形成されているケース部材と、前記ケ
ース部材の開口部分から表面が露出されるように該ケー
スに配置されたマイクロカプセル磁気シートから成る記
録シートと、前記記録シート上に書き込みを行うための
磁性部材と、前記記録シートの下側に前記記録シートと
平行に配置された磁性を有する消去シートと、前記ケー
ス部材に設けられた消去ボタンと、前記ケース部材の上
面に配置された電卓を設置可能にされている部分とを備
え、前記消去シートにはモーターを動力源とする駆動装
置が接続されており、前記駆動装置は、前記消去シート
を、前記消去シートの磁力が前記記録シート上の書き込
みを消去しないような前記記録シートから離れた位置か
ら前記消去シートの磁力が前記記録シート上の書き込み
を消去するような前記記録シートに近接した位置までの
間を、前記記録シートに対してほぼ平行な姿勢を保ちな
がら往復運動して前記記録シート上の書き込みを消去す
るように駆動し、前記駆動装置のスイッチは、前記消去
ボタンを押下することによりオンにされ、一度オンにさ
れると、前記消去シートが１サイクルの前記往復運動を
終えるまでオン状態を保持し、１サイクルの往復運動を
終えたときオフになる電卓を設置可能なメモ用具。 - 【請求項４】 前記記録シートは前傾するように配置さ
れており、及び／もしくは、前記電卓は前傾するように
設置可能になっている請求項３に記載の電卓を設置可能
なメモ用具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11230219A JP2001047790A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 電卓付きメモ用具 |
| US09/634,854 US6450401B1 (en) | 1999-08-17 | 2000-08-08 | Writing board with electronic calculator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11230219A JP2001047790A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 電卓付きメモ用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001047790A true JP2001047790A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=16904433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11230219A Pending JP2001047790A (ja) | 1999-08-17 | 1999-08-17 | 電卓付きメモ用具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6450401B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001047790A (ja) |
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| US20080248456A1 (en) * | 2007-04-09 | 2008-10-09 | Cheris Albert B | Reorientable Dry Erase Board |
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| JPS58194083A (ja) | 1982-05-10 | 1983-11-11 | セイコーエプソン株式会社 | 表示パネルの製造方法 |
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-
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- 1999-08-17 JP JP11230219A patent/JP2001047790A/ja active Pending
-
2000
- 2000-08-08 US US09/634,854 patent/US6450401B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6450401B1 (en) | 2002-09-17 |
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