JP3013650U - 磁気ディスプレイ装置 - Google Patents

磁気ディスプレイ装置

Info

Publication number
JP3013650U
JP3013650U JP1995000475U JP47595U JP3013650U JP 3013650 U JP3013650 U JP 3013650U JP 1995000475 U JP1995000475 U JP 1995000475U JP 47595 U JP47595 U JP 47595U JP 3013650 U JP3013650 U JP 3013650U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnet
magnetic display
display sheet
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995000475U
Other languages
English (en)
Inventor
道也 大橋
高夫 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomy Co Ltd filed Critical Tomy Co Ltd
Priority to JP1995000475U priority Critical patent/JP3013650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013650U publication Critical patent/JP3013650U/ja
Priority to US08/583,632 priority patent/US5820385A/en
Priority to GB9600308A priority patent/GB2296898B/en
Priority to BE9600022A priority patent/BE1011419A3/fr
Priority to LU88698A priority patent/LU88698A1/fr
Priority to DE19600761A priority patent/DE19600761C2/de
Priority to FR9600266A priority patent/FR2729491B1/fr
Priority to NL1002067A priority patent/NL1002067C2/nl
Priority to HK98110759A priority patent/HK1009953A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43LARTICLES FOR WRITING OR DRAWING UPON; WRITING OR DRAWING AIDS; ACCESSORIES FOR WRITING OR DRAWING
    • B43L1/00Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing
    • B43L1/008Repeatedly-usable boards or tablets for writing or drawing with magnetic action

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスプレイシートの主面の線図などを
簡単かつ綺麗に消去できる消去装置を持つ磁気ディスプ
レイ装置を提供する。 【構成】 光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉とを油
状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイクロカプセル
を平面的に密集させた磁気ディスプレイシートと、この
磁気ディスプレイシートに磁気ペンを用いて描かれた線
図などを磁石により消去する消去装置とを備えた磁気デ
ィスプレイ装置において、前記消去装置はディスプレイ
装置本体に取り付けられ、この消去装置は、動力源と、
この動力源によって前記磁石を前記磁気ディスプレイシ
ートの主部に沿って移動させる磁石移動機構とを備えて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスプレイシートと消去装置とを備えた磁気ディスプレイ装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスプレイシートとして、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉とを油 状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイクロカプセルを平面的に密集させた構 造のものが知られており、この磁気ディスプレイシートの主面に線図などを描く のに磁気ペンが用いられる一方、主面の線図などを磁石によって消去する消去装 置が用いられている。
【0003】 このうち、消去装置としては、磁気ディスプレイ装置本体とは別体に構成され たものや、磁気ディスプレイ装置本体に取り付けられて、摘み操作によって動作 するものが知られている。
【0004】 そして、前者の磁気ディスプレイ装置本体とは別体に構成された消去装置では 、人が消去装置を磁気ディスプレイシートに擦り付けることにより、また、後者 の摘み操作によって動作する消去装置では、摘み操作で磁石を磁気ディスプレイ シートに沿って動かすことにより、磁気ディスプレイシートの主面の線図などを 消去するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した両消去装置によれば、消去装置が全て手動によって操 作されるようになっているため下記のような問題があった。
【0006】 すなわち、両消去装置は、マイクロカプセル中の光吸収性強磁性粉を磁石の磁 力作用によって吸引するか、あるいは退けたりすることにより、磁気ディスプレ イシートの主面の線図などを消去するようになっているが、手動であるため、消 去装置の移動速度のコントロールが難しい。そして、消去装置の移動速度が速す ぎる場合には、マイクロカプセル中の光吸収性強磁性粉に十分に磁力が作用され ずに、磁気ディスプレイシートの主面の線図などを綺麗に消去できず、何度も、 消去装置を操作させなければならなかった。一方、消去装置の移動速度が遅い場 合には、磁気ディスプレイシートの主面の線図などを綺麗に消去できるが、遅く 移動させるのは幼児等にとって比較的面倒である。
【0007】 本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、磁気ディスプレイシ ートの主面の線図などを簡単かつ綺麗に消去できる消去装置を持つ磁気ディスプ レイ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の磁気ディスプレイ装置は、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性 粉とを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイクロカプセルを平面的に密集 させて構成された磁気ディスプレイシートと、この磁気ディスプレイシートに磁 気ペンを用いて描かれた線図などを磁石により消去する消去装置とを備えた磁気 ディスプレイ装置において、前記消去装置はディスプレイ装置本体に取り付けら れ、この消去装置は、動力源と、この動力源によって前記磁石を前記磁気ディス プレイシートの主部に沿って移動させる磁石移動機構とを備えていることを特徴 とする。
【0009】 請求項2記載の磁気ディスプレイ装置は、請求項1記載の磁気ディスプレイ装 置において、前記磁石移動機構は、前記磁石の移動路に沿って付設されたラック と、このラックに噛合するピニオンと、このピニオンの一方向の回転によって巻 き締められるゼンマイばねと、前記ピニオンおよび前記ゼンマイばねが設けられ たゼンマイ枠と、前記ディスプレイ装置本体に取り付けられ前記ゼンマイ枠を前 記ラックに沿って前記ゼンマイばねの巻締め方向へ移動させる摘みとを含んで構 成されており、前記磁石は前記ゼンマイ枠に連結され、前記ゼンマイばねの解放 力による前記ピニオンの他方向の回転によって、前記磁石が前記磁気ディスプレ イシートの主部に沿って移動するようになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
この磁気ディスプレイ装置によれば、動力源および磁石移動機構によって磁石 が磁気ディスプレイシートの主部に沿って移動するので、磁石の移動速度を適当 な速度に設定しておきさえすれば、磁気ディスプレイシートに描かれた線図など を確実かつ綺麗に消去できることになる。
【0011】
【実施例】
図1には実施例の磁気ペンおよび磁気ディスプレイ装置の一例が示されている 。
【0012】 このうち、まず、磁気ペン10について説明すれば、磁気ペン10はその両側 がペンとして使用できるようになっている。この磁気ペン10の片側は、図2に 示すように、芯体11が球冠状に構成され、芯体11の平らな面(欠切面)11 aの一部が磁石12で構成されている。つまり、芯体11は、樹脂製の球冠体の 平らな面11aに円形の磁石12が埋設された構造となっている。
【0013】 芯体11は、平らな面11a側がペン本体14の先端から突出し、かつ、一部 がペン本体14と球面対偶をなすように、ペン本体14に支持されている。すな わち、ペン本体14の片側は軸筒14aとペン先14bとで構成されるが、芯体 11はペン先14bの中央開口に着座するようになっている。また、芯体11の 球面部には頭付きの軸15が付設されており、この軸15は座金16の孔16a を通してペン先14bの内部空間に臨んでいる。この棒状突起15の頭15aと 座金16との間にはばね17が介装され、これによって、芯体11はペン本体1 4に支持され、線図などを描く際の筆圧によって、図3および図4に示すように 、ペン本体14の傾きによらず、芯体11の平らな面11aが磁気ディスプレイ シート32(図1)の主面に当接するように構成されている。
【0014】 また、磁気ペン10の他側は、図2に示すように、芯体21が棒状に構成され 、この芯体21の先端は磁石22で構成されている。つまり、芯体21は、真鍮 製の芯材の中心に磁石22が埋設された構造となっている。
【0015】 芯体21は、芯先がペン本体14の先端から突出し、かつ、ペン本体14に対 して出没する方向に移動できるように、ペン本体14に支持されている。すなわ ち、ペン本体14の他側は、軸筒14aと、この軸筒14aの先端に取り付けら れるペン先14cと、軸筒14aとペン先14cとの間で挟持される中座25と から構成されている。中座25には芯受け部25aが設けられ、この芯受け部2 5aにはばね26が設置され、このばね26によって芯体21は先端側へ付勢さ れている。なお、芯体21には鍔状のストッパ21aが付設され、このストッパ 21aはばね力によってペン先14cの内面に押し付けられている。
【0016】 なお、磁気ペン1の材質について説明すれば、この磁気ペン1は、軸筒14a 、ペン先14b,14cおよび中座25が硬質樹脂によって構成され、座金16 が金属によって構成されている。また、磁石12,22としては、ネオジウム・ 鉄・ボロンの合金で作ったネオジウム系磁石や、サマリウムという希土類元素と コバルトの合金で作った磁石や、プラセオジウムを使った希土類磁石などが用い られている。これらの磁石を用いれば、細線でも鮮明に表示させることができる 。
【0017】 一方、磁気ディスプレイ装置30は、図1に示すように、全体として平板状に 構成されている。この磁気ディスプレイ装置30の上面中央には矩形の窓30a が設けられており、この窓30aから磁気ディスプレイシート32の主部が露出 した構造となっている。また、磁気ディスプレイ装置30の上面右側にはハンド ル37が付設され、上面左側には凹部からなるスタンプ置き場38a〜38dが 設けられ、上面手前側には凹部からなるペン置き場39が設けられている。
【0018】 磁気ディスプレイシート32は、図5に示すように、光吸収性強磁性粉33a および光反射性非磁性粉33bを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイク ロカプセル33を、平面的に密集させた状態で、磁気透過性を有しかつ薄膜状で 透光性を持つ保護シート34,34によって挟持したものであり、保護シート3 4,34の端部同士の接着は高周波ウェルダによってなされている。なお、裏面 の保護シート34は透光性を有しなくても良い。
【0019】 この磁気ディスプレイシート32の外周部には多数のパンチ孔32aが形成さ れている。そして、このパンチ孔32aは、磁気ディスプレイ30のベース35 に付設されたボス35aにはめ込まれる。また、パンチ孔32aから突き出すボ ス35aの上端部は、窓30aを有する窓枠36の裏側に付設された孔(図示せ ず)に嵌合する。これによって、ベース35と窓枠36との間で磁気ディスプレ イシート32が挟持される。なお、ベース35への窓枠36の取付けは、窓枠3 6の突起36aや爪36bをベース35の図示しない係合孔に係合させることに よってなされる。
【0020】 また、磁気ディスプレイ装置30には、図6に示すように、消去装置40が設 けられている。この消去装置40は長尺の磁石41を有している。この磁石41 としては、特に限定はされないが、ネオジウム・鉄・ボロンの合金で作ったネオ ジウム系磁石や、サマリウムという希土類元素とコバルトの合金で作った磁石や 、プラセオジウムを使った希土類磁石などが用いられている。この磁石41はホ ルダ42の凹部42aに嵌合している。このホルダ42の右端近くには段部が設 けられ、右端部が磁石保持部に対して一段下がった構造となっている。このホル ダ42の磁石保持部はベース35に設けたスリット35bを介して、磁気ディス プレイシート32の下側に位置している。一方、ホルダ42の右端部はベース3 5の下側に位置している。このホルダ42の右端部の下側にはボス42bが付設 され、このボス42bは、ゼンマイ枠43に設けられた孔に嵌合している。
【0021】 ゼンマイ枠43は、スリット35bに沿って移動可能な摘み44と係合可能と なっている。すなわち、ベース35の下側には、図6および図12に示すように 、摘み44と一体的な鈎形部材45が設けられており、摘み44を手前側に引い た時に、まず、鈎形部材45がゼンマイ枠43に当接し、その後は、摘み44と 一体的にゼンマイ枠43が手前側に移動するようになっている。ゼンマイ枠43 の移動は、ラック46aが設けられた裏枠46によってガイドされる。
【0022】 ゼンマイ枠43内には、図7に示すように、ゼンマイばね(動力源)47が設 置されており、このゼンマイばね47は、ゼンマイ枠43の手前側への移動によ って巻き締められるようになっている。すなわち、ゼンマイ枠43の下側には、 ゼンマイ巻上げ機構を構成するピニオン(入力歯車)50が設けられ(図11お よび図13)、このピニオン50がラック46aに噛合している。したがって、 ゼンマイ枠43の手前側への移動の際に、ラック46aの上をピニオン50が転 動することになる。このピニオン50は角軸51に空転可能に取り付けられ、角 軸51に固定された双方向クラッチ52に係合している。この双方向クラッチ5 2には、角軸51が挿通される角孔52aが設けられている。また、この双方向 クラッチ52には一対の爪52b,52bが設けられ、この一対の爪52b,5 2bが、ピニオン50の内周歯50aと噛合している。したがって、ピニオン5 0が回転すると、双方向クラッチ52を介して角軸51が回転することになる。 また、角軸51には、片方向クラッチ53が固定されている。この片方向クラッ チ53には、角軸51が挿通される角孔53aが設けられている。また、片方向 クラッチ53の軸部53bには、ゼンマイばね47の一端を引っかけるためのス リット53cが設けられている。ゼンマイばね47の他端はゼンマイ枠43に付 設された突起43aに引っかけられている。そして、このゼンマイばね47は角 軸51が回転した時に巻締められる。なお、片方向クラッチ53の軸部53bに は一対の鎌形弾性片55、55が付設されている。そして、各鎌形弾性片55の 先端部上面には、先端側へ向けて下り勾配を持つように片側が傾斜した突起55 aが設けられている。
【0023】 また、ゼンマイ枠43内には、片方向クラッチ53に連結されて調速機構60 が設けられている。この調速機構60は1番歯車61、2番歯車62、3番歯車 63、4番歯車64および羽根車65から構成され、ゼンマイばね47がほどけ る際には、片方向クラッチ53の回転によって、1番歯車61、2番歯車62、 3番歯車63および4番歯車64を介して、羽根車65が回転するようになって いる。すなわち、1番歯車61は角軸51に空転可能に取り付けられている。こ の1番歯車61には、片方向クラッチ53の突起55aが嵌合する孔61aが複 数設けられている。そして、突起55aと孔61aとの嵌合は、片方向クラッチ 53がゼンマイばね47の巻締め方向に回転する際には解除され、1番歯車61 は回転しない(図9)。一方、片方向クラッチ53がゼンマイばね47のゆるむ 方向に回転する際には、突起55aと孔61aとが嵌合し、1番歯車61は片方 向クラッチ53と一体的に回転する(図10)。そして、この1番歯車61の回 転動力が2番歯車62、3番歯車63および4番歯車64を介して羽根車65に 伝達される。なお、各歯車の噛合関係を図8を用いて説明すれば、1番歯車61 は2番歯車62の小歯車62aに噛合し、2番歯車62の大歯車62bは3番歯 車63の小歯車63aに噛合し、3番歯車63の大歯車63bは4番歯車64の 小歯車64aに噛合し、この4番歯車64の大歯車64bは、羽根車65の軸部 66に設けられた歯車66aに噛合している。また、図8〜図9では羽根車65 の各羽根65aの長さはほぼ同じとなっているが、実際には、各羽根65aの長 さは違えてあり、この羽根車65の回転が、ゼンマイばね46がほどける際の抵 抗となるようになっている。
【0024】 なお、前記摘み44、鈎形部材45、ラック46a、およびゼンマイ枠43に 設けられた各種機構は磁石移動機構を構成する。
【0025】 スタンプ置き場38a〜38dに設けられる磁気スタンプ70は、摘み部70 aが付設されたボディ70b下側に磁石70cを付設した構造となっている。こ の磁気スタンプ70としては、円形、車形、星形、ハート形のものを備えている 。これに対応してスタンプ置き場38a〜38dの形状も、円形、車形、星形、 ハート形となっている。
【0026】 次に、磁気ペン10および磁気ディスプレイ30の使用方法と、磁気ペン10 および磁気ディスプレイ30の作用とを説明する。
【0027】 まず、摘み44を手前側に引いた後、摘み44から手を離す。すると、摘み4 4を手前側に引いた時に、ホルダ42に支持された磁石41も手前側に引き寄せ られる。この時に、内部のゼンマイばね47が巻き締められる。そして、摘み4 4から手を離した後には、ゼンマイばね47の解放力によって、ホルダ42に支 持された磁石41が奥側へ移動する。このように、磁気ディスプレイシート32 の下側で磁石41が前後に往復動作するので、磁気ディスプレイシート32の裏 側に光吸収性強磁性粉が磁気吸引され、表面側に光反射性非磁性粉が集まる。こ の場合、光吸収性強磁性粉が集まっている面(裏面)が黒っぽく、光反射性非磁 性粉が集まっている面(表面)が白っぽくなる。
【0028】 その後、磁気ディスプレイシート32の表面を磁気ペン10でなぞれば、マイ クロカプセル中の光吸収性強磁性粉が表面に磁気吸引され、なぞった部分が黒く なる。一方、その部分を裏面から見れば、当該部分は白くなる。これにより、絵 柄や文字などを表示することができる。この場合、磁気ペン10のどちらのペン を使っても良いが、芯体11側のペンを用いる場合には、ペン本体14の傾きを 余り気にしなくて良い。ペン本体14の傾きによらず、芯体11の平らな面11 aが磁気ディスプレイシート32の表面に確実に当接されるからである。一方、 芯体21側のペンを用いる場合には、ペン本体14を磁気ディスプレイシート3 2に対してほぼ直角に立てることが必要である。なお、芯体11側のペンと芯体 21側のペンを用いる場合、絵柄などの外形線のように比較的太い線や線の太さ を一定にしたいときや、手先が器用でない幼児にあっては、芯体11側のペンを 用いるのが特に便利である。
【0029】 前記磁気ディスプレイ装置32によれば、動力源および磁石移動機構によって 磁石が磁気ディスプレイシートの主部に沿って移動するので、磁石の移動速度を 適当な速度に設定しておきさえすれば、磁気ディスプレイシートに描かれた線図 などを綺麗に消去できることになる。
【0030】 以上、本考案者がなした実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例 に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることはい うまでもない。
【0031】 前記実施例の磁気ペン10では、芯体11を球冠状に構成したが、図14に示 すように、芯体80が平らな面を有し、この芯体80の平らな面80aの少なく とも一部が磁石81で構成され、この芯体80の平らな面80aがペン本体82 の先端から突出し、かつ、当該芯体80の後端側に立設した軸83の先端球部が ペン本体と球面対偶をなすように、ペン本体82に支持されており、線図などを 描く際の筆圧によって、当該芯体の平らな面80aが前記磁気ディスプレイシー ト32の主面に当接するように構成されているものであっても良い。
【0032】 前記実施例の磁気ディスプレイ装置30では、消去装置40の動力源としてゼ ンマイばね47を用いたが、モータなどを用いても良い。
【0033】
【考案の効果】
本考案によれば、動力源および磁石移動機構によって磁石が磁気ディスプレイ シートの主部に沿って移動するので、磁石の移動速度を適当な速度に設定してお きさえすれば、磁気ディスプレイシートに描かれた線図などを確実かつ綺麗に消 去できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の磁気ペンと磁気ディスプレイ装置の斜
視図である。
【図2】実施例の磁気ペンの縦断面図である。
【図3】実施例の磁気ペンの一端部を示す縦断面図であ
る。
【図4】実施例の磁気ペンの一端部を示す縦断面図であ
る。
【図5】磁気ディスプレイシートの縦断面図である。
【図6】実施例の磁気ディスプレイ装置の分解斜視図で
ある。
【図7】実施例のゼンマイ機構の分解斜視図である。
【図8】実施例のゼンマイ枠内の機構を示す平面図であ
る。
【図9】実施例のゼンマイ枠内の機構の動作状態を示す
平面図である。
【図10】実施例のゼンマイ枠内の機構の動作状態を示
す平面図である。
【図11】実施例のゼンマイ枠の縦断面図である。
【図12】実施例の摘みとゼンマイ枠との係合関係を示
す側面図である。
【図13】実施例のラックとゼンマイ枠との係合関係を
示す底面図である。
【図14】他の実施例の磁気ペンの一部を示す縦断面図
である。
【図15】従来の磁気ペンの斜視図である。
【図16】従来の磁気ペンの一部を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 磁気ペン 11,80 芯体 12,81 磁石 14,82 ペン本体 30 磁気ディスプレイ装置 40 消去装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉と
    を油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイクロカプ
    セルを平面的に密集させて構成された磁気ディスプレイ
    シートと、この磁気ディスプレイシートに磁気ペンを用
    いて描かれた線図などを磁石により消去する消去装置と
    を備えた磁気ディスプレイ装置において、前記消去装置
    はディスプレイ装置本体に取り付けられ、この消去装置
    は、動力源と、この動力源によって前記磁石を前記磁気
    ディスプレイシートの主部に沿って移動させる磁石移動
    機構とを備えていることを特徴とする磁気ディスプレイ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記磁石移動機構は、前記磁石の移動路
    に沿って付設されたラックと、このラックに噛合するピ
    ニオンと、このピニオンの一方向の回転によって巻き締
    められるゼンマイばねと、前記ピニオンおよび前記ゼン
    マイばねが設けられたゼンマイ枠と、前記ディスプレイ
    装置本体に取り付けられ前記ゼンマイ枠を前記ラックに
    沿って前記ゼンマイばねの巻締め方向へ移動させる摘み
    とを含んで構成されており、前記磁石は前記ゼンマイ枠
    に連結され、前記ゼンマイばねの解放力による前記ピニ
    オンの他方向の回転によって、前記磁石が前記磁気ディ
    スプレイシートの主部に沿って移動するようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスプレイ装
    置。
JP1995000475U 1995-01-13 1995-01-13 磁気ディスプレイ装置 Expired - Lifetime JP3013650U (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000475U JP3013650U (ja) 1995-01-13 1995-01-13 磁気ディスプレイ装置
US08/583,632 US5820385A (en) 1995-01-13 1996-01-05 Magnetic display apparatus
GB9600308A GB2296898B (en) 1995-01-13 1996-01-08 Magnetic display apparatus
NL1002067A NL1002067C2 (nl) 1995-01-13 1996-01-11 Magnetisch afbeeldingsapparaat.
BE9600022A BE1011419A3 (fr) 1995-01-13 1996-01-11 Dispositif d'affichage magnetique.
LU88698A LU88698A1 (fr) 1995-01-13 1996-01-11 Dispositif d'affichage magnétique
DE19600761A DE19600761C2 (de) 1995-01-13 1996-01-11 Magnetische Anzeigevorrichtung
FR9600266A FR2729491B1 (fr) 1995-01-13 1996-01-11 Appareil d'affichage magnetique
HK98110759A HK1009953A1 (en) 1995-01-13 1998-09-21 Magnetic display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000475U JP3013650U (ja) 1995-01-13 1995-01-13 磁気ディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3013650U true JP3013650U (ja) 1995-07-18

Family

ID=11474814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995000475U Expired - Lifetime JP3013650U (ja) 1995-01-13 1995-01-13 磁気ディスプレイ装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5820385A (ja)
JP (1) JP3013650U (ja)
BE (1) BE1011419A3 (ja)
DE (1) DE19600761C2 (ja)
FR (1) FR2729491B1 (ja)
GB (1) GB2296898B (ja)
HK (1) HK1009953A1 (ja)
LU (1) LU88698A1 (ja)
NL (1) NL1002067C2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6179788B1 (ja) * 2016-07-28 2017-08-16 Zero Lab株式会社 磁気ペン
US10442236B2 (en) 2016-07-28 2019-10-15 Zero Lab Co., Ltd. Magnetic pen

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1013323B1 (en) * 1997-09-12 2004-11-24 Takara Co., Ltd. Infant toy for drawing colored picture
JP4026696B2 (ja) * 1998-02-27 2007-12-26 パイロットインキ株式会社 磁気表示装置
US6092294A (en) * 1998-07-14 2000-07-25 Hop Lee Cheong Industrial Company Limited Drawing board
TW396049B (en) * 1998-07-31 2000-07-01 Takara Co Ltd Magnetic display panel and method for manufacturing the same
US5997309A (en) * 1998-12-31 1999-12-07 Metheny; Jeff Erasable drawing board
DE29900716U1 (de) * 1999-01-16 1999-11-18 Stahl Marc Anton Justier-Magnet
US6238216B1 (en) * 1999-05-07 2001-05-29 Daniel J. Menelly Planetary teaching age
JP3261114B2 (ja) * 1999-08-10 2002-02-25 協和電機化学株式会社 電話機台等兼用メモ用具
JP2001051584A (ja) * 1999-08-13 2001-02-23 Kyowa Electric & Chem Co Ltd 文字練習用の書き込み用具
JP2001047790A (ja) * 1999-08-17 2001-02-20 Kyowa Electric & Chem Co Ltd 電卓付きメモ用具
JP3665718B2 (ja) 1999-09-10 2005-06-29 株式会社タカラ 磁気泳動表示パネル
US6183262B1 (en) * 1999-09-10 2001-02-06 Shao-Chien Tseng Magnetic drawing board structure
US6517355B1 (en) 2001-05-15 2003-02-11 Hasbro, Inc. Magnetically responsive writing device with automated output
US20030162151A1 (en) * 2001-05-15 2003-08-28 Natasha Berling Display responsive learning apparatus and method for children
FI20011430A (fi) * 2001-07-02 2003-01-03 Nokia Corp Kannettavan tietoliikennelaitteen täydentäminen muistiinpanojen tekomahdollisuudella
TW559144U (en) * 2002-02-06 2003-10-21 Shr-Chi Chen Stepping rotation type multicolored writing board
JP2004194791A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Tomy Co Ltd メッセージ人形セット
CA2457280C (en) * 2003-02-11 2013-05-28 Handwriting Without Tears, Inc. Pre-writing teaching aid and method to assist beginning writers in creating letters
US7458813B2 (en) * 2003-02-11 2008-12-02 Handwriting Without Tears, Inc. Pre-writing teaching aid and method to assist beginning writers in creating letters
US6722891B1 (en) 2003-03-12 2004-04-20 Goldlok Toys Manufactory Co., Ltd. Magnetic drawing board apparatus
TWI237206B (en) * 2003-05-23 2005-08-01 Compal Electronics Inc Touch panel with magnetic display unit
US7249950B2 (en) * 2003-10-10 2007-07-31 Leapfrog Enterprises, Inc. Display apparatus for teaching writing
WO2005119628A1 (en) * 2004-06-01 2005-12-15 Mattel, Inc. An electronic learning device with a graphic user interface for interactive writing
JP4489525B2 (ja) * 2004-07-23 2010-06-23 富士通コンポーネント株式会社 入力装置
US20060051725A1 (en) * 2004-09-08 2006-03-09 Buccella Robert J Magnetic art toy
US9381768B2 (en) 2005-09-26 2016-07-05 The Julia Marie Rhodes 2010 Revocable Trust Hand-held dry-erase board system
JP3149308U (ja) * 2005-09-26 2009-03-26 ローデス,ジュリア 可搬形ホワイトボードシステム
CN201189781Y (zh) 2005-09-26 2009-02-04 朱利亚·罗兹 手持式干擦除板装置
US20080220405A1 (en) * 2006-04-05 2008-09-11 Martin Lynch Magnetic display for use by coaches and trainers of various sports
US20070238080A1 (en) * 2006-04-05 2007-10-11 Martin Lynch Magnetic display for use by coaches and trainers of various sports
US7963772B1 (en) 2007-08-29 2011-06-21 Blazvick Shane F Learning apparatus
DE202010001082U1 (de) 2010-01-19 2010-06-02 Christl, Elisabeth, Dr. Sandtisch für therapeutische Zwecke
US8857000B2 (en) 2011-06-28 2014-10-14 Stefano Patamia Dry board eraser system
NL2007168C2 (nl) * 2011-07-22 2013-01-24 Franciscus Martines Gerardes Creij Inrichting voor het weergeven en magnetisch wissen van visuele informatie.
USD875831S1 (en) * 2018-05-23 2020-02-18 Zhuhai Enotepad Technology Co., Ltd Board
WO2020144837A1 (ja) * 2019-01-11 2020-07-16 Zero Lab株式会社 磁気ペン
USD930744S1 (en) * 2019-04-23 2021-09-14 Shenzhen Divoom Technology Co., Ltd. Children's drawing board
USD928230S1 (en) * 2020-08-28 2021-08-17 Zhanjiang moving point network technology,. Ltd Drawing board
USD944326S1 (en) * 2021-03-18 2022-02-22 Pingxiang Luyuan Trading Co., Ltd. Writing tablet
USD995649S1 (en) * 2021-03-23 2023-08-15 Shenzhen Liangyuan Technology Co., Ltd. Early learning toy set
USD952739S1 (en) * 2021-12-13 2022-05-24 Shenzhen Binzhen Hongtuo Industrial Co., Ltd. Writing board
USD948616S1 (en) * 2021-12-23 2022-04-12 Shenzhen Binzhen Hongtuo Industrial Co., Ltd. Writing board
USD948617S1 (en) * 2021-12-27 2022-04-12 Shenzhen Binzhen Hongtuo Industrial Co., Ltd. Writing board
USD950646S1 (en) * 2021-12-31 2022-05-03 Shenzhen Binzhen Hongtuo Industrial Co., Ltd. Writing board
USD952740S1 (en) * 2022-01-21 2022-05-24 Shenzhen Kaicheng Bida Network Technology Co., Ltd. Writing board
USD952741S1 (en) * 2022-01-21 2022-05-24 Shenzhen Kaicheng Bida Network Technology Co., Ltd. Writing board

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635357Y2 (ja) * 1978-10-16 1981-08-20
US4675476A (en) * 1984-10-11 1987-06-23 Nec Corporation Magnetophoresis type display and graphic input/output device using the same
GB2214137B (en) * 1987-12-31 1992-04-01 Ton Chys Method for manufacturing solution for honeycomb plate of a magnetic drawing board
US4804327A (en) * 1988-02-02 1989-02-14 Miller Sidney H Magnetic tracing apparatus
US5057363A (en) * 1989-12-27 1991-10-15 Japan Capsular Products Inc. Magnetic display system
GB2254294B (en) * 1991-04-05 1994-03-02 Pilot Kabushiki Kaisha Magnetic display device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6179788B1 (ja) * 2016-07-28 2017-08-16 Zero Lab株式会社 磁気ペン
JP2018018300A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 Zero Lab株式会社 磁気ペン
CN107662426A (zh) * 2016-07-28 2018-02-06 零实验室株式会社 磁性笔
US10046592B2 (en) 2016-07-28 2018-08-14 Zero Lab Co., Ltd. Magnetic pen
US10442236B2 (en) 2016-07-28 2019-10-15 Zero Lab Co., Ltd. Magnetic pen

Also Published As

Publication number Publication date
LU88698A1 (fr) 1996-08-23
US5820385A (en) 1998-10-13
NL1002067C2 (nl) 1999-03-12
BE1011419A3 (fr) 1999-09-07
GB2296898B (en) 1998-09-02
HK1009953A1 (en) 1999-06-11
GB9600308D0 (en) 1996-03-13
GB2296898A (en) 1996-07-17
FR2729491B1 (fr) 2000-12-15
DE19600761A1 (de) 1996-07-18
NL1002067A1 (nl) 1996-07-15
DE19600761C2 (de) 2001-06-13
FR2729491A1 (fr) 1996-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3013650U (ja) 磁気ディスプレイ装置
JP3013649U (ja) 磁気ペン
US2539035A (en) Toothbrush holder for children
US4159594A (en) Doll and simulated feeding apparatus
JP2545571Y2 (ja) 作画玩具
JP3550305B2 (ja) 磁気ディスプレイ装置
WO2004054676A1 (ja) メッセージ人形およびメッセージ人形セット
GB2230942A (en) Children's toothbrushes
US6537123B2 (en) System and method for displaying magnetic devices
US3020653A (en) Manually operated tachistoscope
US2775064A (en) Toy magnetic novelty
JPH04503336A (ja) 三次元描画装置
US3310810A (en) Numbering marker for a recorder
EP1132014B1 (en) Fun cap with a motor
JPH0371834B2 (ja)
JPH0524532Y2 (ja)
JPH0738942Y2 (ja) 磁気ディスプレイ装置の消去装置
JP3026598U (ja) 磁気ディスプレイ装置
JP2596661Y2 (ja) 印 判
CN2203789Y (zh) 跳绳计数器
JP3078681U (ja) ホワイトボード
GB1584720A (en) Toy
JP3043524U (ja) マグネットホルダー
JP2004299233A (ja) 筆記具
JP2865629B2 (ja) 携帯式の表示器