JP3013649U - 磁気ペン - Google Patents

磁気ペン

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JP3013649U
JP3013649U JP1995000474U JP47495U JP3013649U JP 3013649 U JP3013649 U JP 3013649U JP 1995000474 U JP1995000474 U JP 1995000474U JP 47495 U JP47495 U JP 47495U JP 3013649 U JP3013649 U JP 3013649U
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magnet
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道也 大橋
高夫 並木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定の太さの線が簡単に描ける磁気ペンを提
供する。 【構成】 磁石を有する芯体が少なくとも1つ設けられ
た磁気ペンであって、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁
性粉とを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイク
ロカプセルを平面的に密集させた磁気ディスプレイシー
トの主面上で前記磁石を移動させて、前記磁気ディスプ
レイシートの主面に線図などを描くように構成されたも
のにおいて、少なくとも1つの前記芯体は球冠状に構成
され、前記芯体の欠切面の少なくとも一部は前記磁石で
構成され、前記芯体は、当該芯体の欠切面がペン本体の
先端から突出し、かつ、当該芯体の球面部の一部が前記
ペン本体と球面対偶をなすように、前記ペン本体に支持
されており、線図などを描く際の筆圧によって、当該芯
体の欠切面が前記磁気ディスプレイシートの主面に当接
するように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスプレイシートの主面に線図などを描くように構成された 磁気ペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスプレイシートとして、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉とを油 状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイクロカプセルを平面的に密集させた構 造のものが知られており、この磁気ディスプレイシートの主面に線図などを描く のに、図15および図16に示すような磁気ペン1が用いられている。
【0003】 この磁気ペン1について説明すれば、この磁気ペン1は、軸筒2と、この軸筒 2の先端に取り付けられるペン先3と、このペン先3内に設置される中座4と、 この中座4の芯受け部4aに着座する芯体5と、この芯体5をペン先3から突出 する方向へ付勢するばね6とから構成されている。また、この磁気ペン1の芯体 5は芯材の中に磁石が埋設された構造となっている。
【0004】 この磁気ペン1を用いて磁気ディスプレイシートの主面に線図などを描くには 、芯体5の磁石が磁気ディスプレイシートの主面に当接するように磁気ペン1を 立てて、当該磁気ディスプレイシートの主面上で磁気ペン1を移動させる。これ によって、マイクロカプセル中で光吸収性強磁性粉が磁気ペン1側へ引き寄せら れ、磁気ペン1の移動軌跡に応じた線図などが当該磁気ディスプレイシートの主 面上に表示される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この磁気ペン1にあっては下記のような問題があった。
【0006】 すなわち、この磁気ペン1によれば芯体5が棒状となっており、その芯体5は ペン本体に対して出没可能に支持されているだけであり、磁気ペン1で所定太さ の線を描こうとする場合には、磁気ペン1を磁気ディスプレイシートの主面にほ ぼ直角に立てて線を描かなければならない。この作業は、小さい子供、特に幼児 にあっては苦痛であり、線を描く途中で磁気ペンが倒れて、線がかすれたり、線 が途切れてしまうことも多かった。
【0007】 本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、一定の太さの線が簡 単に描ける磁気ペンを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の磁気ペンは、磁石を有する芯体が少なくとも1つ設けられた磁 気ペンであって、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉とを油状液体中に懸濁状 態で封入した多数のマイクロカプセルを平面的に密集させて構成された磁気ディ スプレイシートの主面上で前記磁石を移動させて、前記磁気ディスプレイシート の主面に線図などを描くように構成されたものにおいて、少なくとも1つの前記 芯体は球冠状に構成され、前記芯体の欠切面の少なくとも一部は前記磁石で構成 され、前記芯体は、当該芯体の欠切面がペン本体の先端から突出し、かつ、当該 芯体の球面部の一部が前記ペン本体と球面対偶をなすように、前記ペン本体に支 持されており、線図などを描く際の筆圧によって、当該芯体の欠切面が前記磁気 ディスプレイシートの主面に当接するように構成されていることを特徴とする。
【0009】 請求項2記載の磁気ペンは、磁石を有する芯体が少なくとも1つ設けられた磁 気ペンであって、光吸収性強磁性粉と光反射性非磁性粉とを油状液体中に懸濁状 態で封入した多数のマイクロカプセルを平面的に密集させた磁気ディスプレイシ ートの主面上で前記磁石を移動させて、前記磁気ディスプレイシートの主面に線 図などを描くように構成されたものにおいて、少なくとも1つの前記芯体は平ら な面を有し、前記芯体の平らな面の少なくとも一部は前記磁石で構成され、前記 芯体は、当該芯体の平らな面がペン本体の先端から突出し、かつ、当該芯体の後 端側に立設した軸の先端部が前記ペン本体と球面対偶をなすように、前記ペン本 体に支持されており、線図などを描く際の筆圧によって、当該芯体の平らな面が 前記磁気ディスプレイシートの主面に当接するように構成されていることを特徴 とする。
【0010】
【作用】
この磁気ペンによれば、芯体は平らな面(球冠状に構成された芯体の欠切面も 平らな面である)がペン本体の先端から突出し、かつ、芯体の一部、あるいは芯 体に立設した軸の先端部がペン本体と球面対偶をなすように、前記ペン本体に支 持されており、線図などを描く際の筆圧によって、芯体の平らな面が磁気ディス プレイシートの主面に当接するように構成されているので、磁気ペンの磁気ディ スプレイシートの主面に対する傾きによらず、常に、芯体の平らな面が磁気ディ スプレイシートに当接することとなり、一定太さの線が簡単に描けることになる 。
【0011】
【実施例】
図1には実施例の磁気ペンおよび磁気ディスプレイ装置の一例が示されている 。
【0012】 このうち、まず、磁気ペン10について説明すれば、磁気ペン10はその両側 がペンとして使用できるようになっている。この磁気ペン10の片側は、図2に 示すように、芯体11が球冠状に構成され、芯体11の平らな面(欠切面)11 aの一部が磁石12で構成されている。つまり、芯体11は、樹脂製の球冠体の 平らな面11aに円形の磁石12が埋設された構造となっている。
【0013】 芯体11は、平らな面11a側がペン本体14の先端から突出し、かつ、一部 がペン本体14と球面対偶をなすように、ペン本体14に支持されている。すな わち、ペン本体14の片側は軸筒14aとペン先14bとで構成されるが、芯体 11はペン先14bの中央開口に着座するようになっている。また、芯体11の 球面部には頭付きの軸15が付設されており、この軸15は座金16の孔16a を通してペン先14bの内部空間に臨んでいる。この棒状突起15の頭15aと 座金16との間にはばね17が介装され、これによって、芯体11はペン本体1 4に支持され、線図などを描く際の筆圧によって、図3および図4に示すように 、ペン本体14の傾きによらず、芯体11の平らな面11aが磁気ディスプレイ シート32(図1)の主面に当接するように構成されている。
【0014】 また、磁気ペン10の他側は、図2に示すように、芯体21が棒状に構成され 、この芯体21の先端は磁石22で構成されている。つまり、芯体21は、真鍮 製の芯材の中心に磁石22が埋設された構造となっている。
【0015】 芯体21は、芯先がペン本体14の先端から突出し、かつ、ペン本体14に対 して出没する方向に移動できるように、ペン本体14に支持されている。すなわ ち、ペン本体14の他側は、軸筒14aと、この軸筒14aの先端に取り付けら れるペン先14cと、軸筒14aとペン先14cとの間で挟持される中座25と から構成されている。中座25には芯受け部25aが設けられ、この芯受け部2 5aにはばね26が設置され、このばね26によって芯体21は先端側へ付勢さ れている。なお、芯体21には鍔状のストッパ21aが付設され、このストッパ 21aはばね力によってペン先14cの内面に押し付けられている。
【0016】 なお、磁気ペン1の材質について説明すれば、この磁気ペン1は、軸筒14a 、ペン先14b,14cおよび中座25が硬質樹脂によって構成され、座金16 が金属によって構成されている。また、磁石12,22としては、ネオジウム・ 鉄・ボロンの合金で作ったネオジウム系磁石や、サマリウムという希土類元素と コバルトの合金で作った磁石や、プラセオジウムを使った希土類磁石などが用い られている。これらの磁石を用いれば、細線でも鮮明に表示させることができる 。
【0017】 一方、磁気ディスプレイ装置30は、図1に示すように、全体として平板状に 構成されている。この磁気ディスプレイ装置30の上面中央には矩形の窓30a が設けられており、この窓30aから磁気ディスプレイシート32の主部が露出 した構造となっている。また、磁気ディスプレイ装置30の上面右側にはハンド ル37が付設され、上面左側には凹部からなるスタンプ置き場38a〜38dが 設けられ、上面手前側には凹部からなるペン置き場39が設けられている。
【0018】 磁気ディスプレイシート32は、図5に示すように、光吸収性強磁性粉33a および光反射性非磁性粉33bを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマイク ロカプセル33を、平面的に密集させた状態で、磁気透過性を有しかつ薄膜状で 透光性を持つ保護シート34,34によって挟持したものであり、保護シート3 4,34の端部同士の接着は高周波ウェルダによってなされている。なお、裏面 の保護シート34は透光性を有しなくても良い。
【0019】 この磁気ディスプレイシート32の外周部には多数のパンチ孔32aが形成さ れている。そして、このパンチ孔32aは、磁気ディスプレイ30のベース35 に付設されたボス35aにはめ込まれる。また、パンチ孔32aから突き出すボ ス35aの上端部は、窓30aを有する窓枠36の裏側に付設された孔(図示せ ず)に嵌合する。これによって、ベース35と窓枠36との間で磁気ディスプレ イシート32が挟持される。なお、ベース35への窓枠36の取付けは、窓枠3 6の突起36aや爪36bをベース35の図示しない係合孔に係合させることに よってなされる。
【0020】 また、磁気ディスプレイ装置30には、図6に示すように、消去装置40が設 けられている。この消去装置40は長尺の磁石41を有している。この磁石41 としては、特に限定はされないが、ネオジウム・鉄・ボロンの合金で作ったネオ ジウム系磁石や、サマリウムという希土類元素とコバルトの合金で作った磁石や 、プラセオジウムを使った希土類磁石などが用いられている。この磁石41はホ ルダ42の凹部42aに嵌合している。このホルダ42の右端近くには段部が設 けられ、右端部が磁石保持部に対して一段下がった構造となっている。このホル ダ42の磁石保持部はベース35に設けたスリット35bを介して、磁気ディス プレイシート32の下側に位置している。一方、ホルダ42の右端部はベース3 5の下側に位置している。このホルダ42の右端部の下側にはボス42bが付設 され、このボス42bは、ゼンマイ枠43に設けられた孔に嵌合している。
【0021】 ゼンマイ枠43は、スリット35bに沿って移動可能な摘み44と係合可能と なっている。すなわち、ベース35の下側には、図6および図12に示すように 、摘み44と一体的な鈎形部材45が設けられており、摘み44を手前側に引い た時に、まず、鈎形部材45がゼンマイ枠43に当接し、その後は、摘み44と 一体的にゼンマイ枠43が手前側に移動するようになっている。ゼンマイ枠43 の移動は、ラック46aが設けられた裏枠46によってガイドされる。
【0022】 ゼンマイ枠43内には、図7に示すように、ゼンマイばね(動力源)47が設 置されており、このゼンマイばね47は、ゼンマイ枠43の手前側への移動によ って巻き締められるようになっている。すなわち、ゼンマイ枠43の下側には、 ゼンマイ巻上げ機構を構成するピニオン(入力歯車)50が設けられ(図11お よび図13)、このピニオン50がラック46aに噛合している。したがって、 ゼンマイ枠43の手前側への移動の際に、ラック46aの上をピニオン50が転 動することになる。このピニオン50は角軸51に空転可能に取り付けられ、角 軸51に固定された双方向クラッチ52に係合している。この双方向クラッチ5 2には、角軸51が挿通される角孔52aが設けられている。また、この双方向 クラッチ52には一対の爪52b,52bが設けられ、この一対の爪52b,5 2bが、ピニオン50の内周歯50aと噛合している。したがって、ピニオン5 0が回転すると、双方向クラッチ52を介して角軸51が回転することになる。 また、角軸51には、片方向クラッチ53が固定されている。この片方向クラッ チ53には、角軸51が挿通される角孔53aが設けられている。また、片方向 クラッチ53の軸部53bには、ゼンマイばね47の一端を引っかけるためのス リット53cが設けられている。ゼンマイばね47の他端はゼンマイ枠43に付 設された突起43aに引っかけられている。そして、このゼンマイばね47は角 軸51が回転した時に巻締められる。なお、片方向クラッチ53の軸部53bに は一対の鎌形弾性片55、55が付設されている。そして、各鎌形弾性片55の 先端部上面には、先端側へ向けて下り勾配を持つように片側が傾斜した突起55 aが設けられている。
【0023】 また、ゼンマイ枠43内には、片方向クラッチ53に連結されて調速機構60 が設けられている。この調速機構60は1番歯車61、2番歯車62、3番歯車 63、4番歯車64および羽根車65から構成され、ゼンマイばね47がほどけ る際には、片方向クラッチ53の回転によって、1番歯車61、2番歯車62、 3番歯車63および4番歯車64を介して、羽根車65が回転するようになって いる。すなわち、1番歯車61は角軸51に空転可能に取り付けられている。こ の1番歯車61には、片方向クラッチ53の突起55aが嵌合する孔61aが複 数設けられている。そして、突起55aと孔61aとの嵌合は、片方向クラッチ 53がゼンマイばね47の巻締め方向に回転する際には解除され、1番歯車61 は回転しない(図9)。一方、片方向クラッチ53がゼンマイばね47のゆるむ 方向に回転する際には、突起55aと孔61aとが嵌合し、1番歯車61は片方 向クラッチ53と一体的に回転する(図10)。そして、この1番歯車61の回 転動力が2番歯車62、3番歯車63および4番歯車64を介して羽根車65に 伝達される。なお、各歯車の噛合関係を図8を用いて説明すれば、1番歯車61 は2番歯車62の小歯車62aに噛合し、2番歯車62の大歯車62bは3番歯 車63の小歯車63aに噛合し、3番歯車63の大歯車63bは4番歯車64の 小歯車64aに噛合し、この4番歯車64の大歯車64bは、羽根車65の軸部 66に設けられた歯車66aに噛合している。また、図8〜図9では羽根車65 の各羽根65aの長さはほぼ同じとなっているが、実際には、各羽根65aの長 さは違えてあり、この羽根車65の回転が、ゼンマイばね46がほどける際の抵 抗となるようになっている。
【0024】 なお、前記摘み44、鈎形部材45、ラック46a、およびゼンマイ枠43に 設けられた各種機構は磁石移動機構を構成する。
【0025】 スタンプ置き場38a〜38dに設けられる磁気スタンプ70は、摘み部70 aが付設されたボディ70b下側に磁石70cを付設した構造となっている。こ の磁気スタンプ70としては、円形、車形、星形、ハート形のものを備えている 。これに対応してスタンプ置き場38a〜38dの形状も、円形、車形、星形、 ハート形となっている。
【0026】 次に、磁気ペン10および磁気ディスプレイ30の使用方法と、磁気ペン10 および磁気ディスプレイ30の作用とを説明する。
【0027】 まず、摘み44を手前側に引いた後、摘み44から手を離す。すると、摘み4 4を手前側に引いた時に、ホルダ42に支持された磁石41も手前側に引き寄せ られる。この時に、内部のゼンマイばね47が巻き締められる。そして、摘み4 4から手を離した後には、ゼンマイばね47の解放力によって、ホルダ42に支 持された磁石41が奥側へ移動する。このように、磁気ディスプレイシート32 の下側で磁石41が前後に往復動作するので、磁気ディスプレイシート32の裏 側に光吸収性強磁性粉が磁気吸引され、表面側に光反射性非磁性粉が集まる。こ の場合、光吸収性強磁性粉が集まっている面(裏面)が黒っぽく、光反射性非磁 性粉が集まっている面(表面)が白っぽくなる。
【0028】 その後、磁気ディスプレイシート32の表面を磁気ペン10でなぞれば、マイ クロカプセル中の光吸収性強磁性粉が表面に磁気吸引され、なぞった部分が黒く なる。一方、その部分を裏面から見れば、当該部分は白くなる。これにより、絵 柄や文字などを表示することができる。この場合、磁気ペン10のどちらのペン を使っても良いが、芯体11側のペンを用いる場合には、ペン本体14の傾きを 余り気にしなくて良い。ペン本体14の傾きによらず、芯体11の平らな面11 aが磁気ディスプレイシート32の表面に確実に当接されるからである。一方、 芯体21側のペンを用いる場合には、ペン本体14を磁気ディスプレイシート3 2に対してほぼ直角に立てることが必要である。なお、芯体11側のペンと芯体 21側のペンを用いる場合、絵柄などの外形線のように比較的太い線や線の太さ を一定にしたいときや、手先が器用でない幼児にあっては、芯体11側のペンを 用いるのが特に便利である。
【0029】 前記実施例の磁気ペン10によれば、磁気ペン10の磁気ディスプレイシート 32の主面に対する傾きによらず、常に、芯体11の平らな面11aが磁気ディ スプレイシート32に当接することとなり、一定太さの線が簡単に描けることに なる。
【0030】 以上、本考案者がなした実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例 に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることはい うまでもない。
【0031】 前記実施例の磁気ペン10では、芯体11を球冠状に構成したが、図14に示 すように、芯体80が平らな面を有し、この芯体80の平らな面80aの少なく とも一部が磁石81で構成され、この芯体80の平らな面80aがペン本体82 の先端から突出し、かつ、当該芯体80の後端側に立設した軸83aの先端球部 がペン本体と球面対偶をなすように、ペン本体82に支持されており、線図など を描く際の筆圧によって、当該芯体の平らな面80aが前記磁気ディスプレイシ ート32の主面に当接するように構成されているものであっても良い。
【0032】 また、前記実施例の磁気ペン10では、芯体11の平らな面11a,80aの 一部を磁石12,81で構成したが、芯体11,80全体を磁石としたり、円板 状の磁石を張り付けて、平らな面11a,80a全体を磁石としたりしても良い 。
【0033】
【考案の効果】
本考案によれば、芯体は平らな面(球冠状に構成された芯体の欠切面も平らな 面である)がペン本体の先端から突出し、かつ、芯体の一部、あるいは芯体に立 設した軸の先端部がペン本体と球面対偶をなすように、前記ペン本体に支持され ており、線図などを描く際の筆圧によって、芯体の平らな面が磁気ディスプレイ シートの主面に当接するように構成されているので、磁気ペンの磁気ディスプレ イシートの主面に対する傾きによらず、常に、芯体の平らな面が磁気ディスプレ イシートに当接することとなり、一定太さの線が簡単に描けることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の磁気ペンと磁気ディスプレイ装置の斜
視図である。
【図2】実施例の磁気ペンの縦断面図である。
【図3】実施例の磁気ペンの一端部を示す縦断面図であ
る。
【図4】実施例の磁気ペンの一端部を示す縦断面図であ
る。
【図5】磁気ディスプレイシートの縦断面図である。
【図6】実施例の磁気ディスプレイ装置の分解斜視図で
ある。
【図7】実施例のゼンマイ機構の分解斜視図である。
【図8】実施例のゼンマイ枠内の機構を示す平面図であ
る。
【図9】実施例のゼンマイ枠内の機構の動作状態を示す
平面図である。
【図10】実施例のゼンマイ枠内の機構の動作状態を示
す平面図である。
【図11】実施例のゼンマイ枠の縦断面図である。
【図12】実施例の摘みとゼンマイ枠との係合関係を示
す側面図である。
【図13】実施例のラックとゼンマイ枠との係合関係を
示す底面図である。
【図14】他の実施例の磁気ペンの一部を示す縦断面図
である。
【図15】従来の磁気ペンの斜視図である。
【図16】従来の磁気ペンの一部を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 磁気ペン 11,80 芯体 12,81 磁石 14,82 ペン本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を有する芯体が少なくとも1つ設け
    られた磁気ペンであって、光吸収性強磁性粉と光反射性
    非磁性粉とを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマ
    イクロカプセルを平面的に密集させて構成された磁気デ
    ィスプレイシートの主面上で前記磁石を移動させて、前
    記磁気ディスプレイシートの主面に線図などを描くよう
    に構成されたものにおいて、少なくとも1つの前記芯体
    は球冠状に構成され、前記芯体の欠切面の少なくとも一
    部は前記磁石で構成され、前記芯体は、当該芯体の欠切
    面がペン本体の先端から突出し、かつ、当該芯体の球面
    部の一部が前記ペン本体と球面対偶をなすように、前記
    ペン本体に支持されており、線図などを描く際の筆圧に
    よって、当該芯体の欠切面が前記磁気ディスプレイシー
    トの主面に当接するように構成されていることを特徴と
    する磁気ペン。
  2. 【請求項2】 磁石を有する芯体が少なくとも1つ設け
    られた磁気ペンであって、光吸収性強磁性粉と光反射性
    非磁性粉とを油状液体中に懸濁状態で封入した多数のマ
    イクロカプセルを平面的に密集させた磁気ディスプレイ
    シートの主面上で前記磁石を移動させて、前記磁気ディ
    スプレイシートの主面に線図などを描くように構成され
    たものにおいて、少なくとも1つの前記芯体は平らな面
    を有し、前記芯体の平らな面の少なくとも一部は前記磁
    石で構成され、前記芯体は、当該芯体の平らな面がペン
    本体の先端から突出し、かつ、当該芯体の後端側に立設
    した軸の先端部が前記ペン本体と球面対偶をなすよう
    に、前記ペン本体に支持されており、線図などを描く際
    の筆圧によって、当該芯体の平らな面が前記磁気ディス
    プレイシートの主面に当接するように構成されているこ
    とを特徴とする磁気ペン。
JP1995000474U 1995-01-13 1995-01-13 磁気ペン Expired - Lifetime JP3013649U (ja)

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JP1995000474U JP3013649U (ja) 1995-01-13 1995-01-13 磁気ペン
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