JP3043524U - マグネットホルダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモ用紙などの紙葉を押え止めするという本
来の機能の他に、広告宣伝機能やメッセージ伝達機能な
どを具えて実用性の高いマグネットホルダーを提供す
る。 【解決手段】 任意の自然物又は人工物の立体形状を模
して製造した飾り体１とマグネット２とを結合したマグ
ネットホルダーにおいて、文字や図形等を印したフダ４
を飾り体１とマグネット２との間に挟むことにより、又
は、飾り体に設けた切り込みに差し込むことによって取
り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、飾り体にマグネットを結合して、そのマグネットを磁性板などに吸 着させることにより、そのマグネットと磁性板などの間にメモ用紙などの紙葉を 挟んで押え止めすることができるマグネットホルダーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のマグネットホルダーは、単に飾り体とマグネットが結合しているだけな ので、機能及び用途が限定されるという不満があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、本来の使用方法、すなわち、メモ用紙などの紙葉を挟んで押え止め する他に、広告宣伝機能やメッセージ伝達機能などを具えて実用性の高いマグネ ットホルダーの提供を課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の課題は、本考案の第１のマグネットホルダーによって、すなわち、任意 の自然物又は人工物の立体形状を模して製造した飾り体１とマグネット２とを結 合したマグネットホルダーにおいて、文字や図形等を印したフダ４を飾り体１と マグネット２との間に挟むことにより取り付けたことを特徴とするマグネットホ ルダーによって解決することができる。

【０００５】 また、上記の課題は本考案の第２のマグネットホルダーによって、すなわち、 任意の自然物又は人工物の立体形状を模して製造した飾り体６とマグネット８と を結合したマグネットホルダーにおいて、その飾り体６に切り込み７を設けて、 文字や図形等を印したフダ１０をその切り込み７に差し込むことにより取り付け たことを特徴とするマグネットホルダーによっても解決することができる。

【０００６】 また、上記の第１及び第２のマグネットホルダーにおける飾り体１，６の材質 は自由であるが、より実用性を高めるために、その飾り体１，６を消しゴムとす ることが好ましい。

【０００７】 なお、上記の自然物には花などの植物や、犬などの動物等が含まれ、又、人工 物には自動車などの工業製品や、東京タワーなどの建造物等が含まれる。

【０００８】

【実施例】

以下、図示した本考案の実施例について説明する。まず、図１〜図３は第１実 施例を示したものである。図中、符号１がブドウの形状を呈する飾り体であり、 この飾り体１は消しゴムになっている。

【０００９】 また、符号２が円板状のマグネットであり、このマグネット２は、天板部及び 周壁部を有する無底円筒状を呈する磁性金属板製のマグネットカバー３によって 底面を除く外周面を覆われている。

【００１０】 また、符号４がフダである。このフダ４は紙製又はプラスチックシート製であ り、その表面に任意の文字や図形等が印刷されている。このフダ４は飾り体１と マグネットカバー３の間に挟まれて固定している。なお、フダ４は図３に示すよ うに穴５を有して、その穴５を設けた部位をマグネットカバー３の天板部の上に 載置して、その穴５の上に飾り体１を置くことにより、飾り体１の底をマグネッ トカバー３の天板部に対し直に接着している。なお、フダ４に穴５を設けずに、 マグネットカバー３の天板部にフダ４を接着してから、そのフダ４の上に飾り体 １の底を接着することも可能である。

【００１１】 次に、図４及び図５は第２実施例を示したものである。図中、符号６がイチゴ の形状を呈する飾り体であり、この飾り体６も消しゴムになっている。この飾り 体６は横腹部に水平方向の切り込み７を設けている。なお、切り込み７の方向は 自由である。

【００１２】 符号８はマグネット、又、符号９はマグネットカバーであり、これらは上記第 １実施例のマグネット２及びマグネットカバー３と形状や材質が同一である。

【００１３】 符号１０がフダであり、このフダ１０も上記第１実施例のフダ４と材質が同一 であるが、飾り体６に対する取付手段が異なっている。すなわち、上記のように 飾り体６に設けた切り込み７にフダ１０の一端を差し込むことによって取付けて いる。

【００１４】 上記のフダ４，１０の表面に印す文字や図形等は自由であり、例えば、社名等 を印刷することができる。

【００１５】 なお、本考案のマグネットホルダーは、メモ用紙などの紙葉を挟んで押え止め するという機能を有するものであるが、磁性板などに紙葉を押え止めすることな く吸着させて、単なる飾りとして使用することも自由である。

【００１６】

【考案の効果】

請求項１又は２に記載した本考案のマグネットホルダーは、上記のように文字 や図形等を表面に印したフダ４，１０を飾り体１，６とマグネット２，８の結合 体に対し一体的に取付けるので、そのフダ４，１０を広告宣伝用の媒体として、 又はメッセージ伝達用の媒体などとして利用することができるので、単にメモ用 紙などの紙葉を挟んで押え止めするだけの機能しかない従来品に比べ、実用性が 高まって用途が拡大する効果がある。例えば、フダ４，１０に社名などを印刷す れはノベルティなどとして利用することができる。次に、請求項３記載のように 飾り体１，６を消しゴムにすれば、実用性が更に高まる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例の斜視図である。

【図２】第１実施例の断面図である。

【図３】第１実施例の分解斜視図である。

【図４】第２実施例の斜視図である。

【図５】第２実施例の断面図である。

【符号の説明】

１，６ 飾り体 ２，８ マグネット ３，９ マグネットカバー ４，１０ フダ ５ 穴 ７ 切り込み

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 任意の自然物又は人工物の立体形状を模
   して製造した飾り体１とマグネット２とを結合したマグ
   ネットホルダーにおいて、文字や図形等を印したフダ４
   を飾り体１とマグネット２との間に挟むことにより取り
   付けたことを特徴とするマグネットホルダー。
2. 【請求項２】 任意の自然物又は人工物の立体形状を模
   して製造した飾り体６とマグネット８とを結合したマグ
   ネットホルダーにおいて、その飾り体６に切り込み７を
   設けて、文字や図形等を印したフダ１０をその切り込み
   ７に差し込むことにより取り付けたことを特徴とするマ
   グネットホルダー。
3. 【請求項３】 飾り体１，６が消しゴムである請求項１
   又は２記載のマグネットホルダー。