JPH0645945B2 - マンホ−ル沈下吸収継手機構 - Google Patents

マンホ−ル沈下吸収継手機構

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JPH0645945B2
JPH0645945B2 JP61217940A JP21794086A JPH0645945B2 JP H0645945 B2 JPH0645945 B2 JP H0645945B2 JP 61217940 A JP61217940 A JP 61217940A JP 21794086 A JP21794086 A JP 21794086A JP H0645945 B2 JPH0645945 B2 JP H0645945B2
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JP
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manhole
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pipe
sheet pile
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邦図 深沢
信太郎 池田
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日本ヴイクトリツク株式会社
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  • Joints Allowing Movement (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明はマンホール沈下吸収継手機構の創案に係り、マ
ンホールに対し推進工法などによって埋設本管を敷設接
続するに当たり、マンホール設定のための堅坑を埋戻し
た後の矢板壁抜取りに際しマンホールの沈下によっても
埋設本管を損壊することのない沈下吸収継手機構を得よ
うとするものである。
産業上の利用分野 マンホールに埋設本管を接続するための継手機構。
従来の技術 マンホールに埋設本管を接続するための機構ないし施工
法として従来採用されているものは第4図の如くであ
り、矢板壁11によって周囲を囲繞された埋設域を掘削
し、掘削堅坑17としてからマンホール10を設定し、
次いで推進管14などによって土層20内に設定された
埋設本管12の先端部をマンホール10に接続せしめて
から前記矢板壁11内に対する埋戻し13をなし、その
後に矢板壁11を形成する各矢板に振動を与えながら抜
き取るものである。
発明が解決しようとする問題点 ところがこのような施工に際し前記埋戻しおよび振動条
件下での矢板抜き取りに際してはマンホール10の沈下
が避け得ない。又このようなマンホール10の沈下によ
り該マンホール10に接続された埋設本管12を損傷破
壊し、その修復に多大の工数を必要とする。
勿論このような本管12の損壊を避けるように、第5図
に示す如く各本管12のマンホール10に近接した位置
にそれぞれ沈下吸収継手15を組込み、この沈下吸収継
手15によりマンホール10に設けられた短管21を接
続することが考えられるが、このようにすると該第5図
に示す如くマンホール部の地盤が沈下することでマンホ
ール10部分に屈曲凹入した流路が形成され、該マンホ
ール部分における流体の流れが著しく困難となり、特に
下水配管のような場合にはマンホール10内から汚物な
どが流出せず、折角のマンホール内における流路勾配1
6によっても、該マンホール10内に汚物などが停滞せ
ざるを得ない。
「発明の構成」 問題点を解決するための手段 矢板壁で囲繞された掘削域にマンホールを設定すると共
に該マンホールに埋設本管を接続し、前記掘削域を埋戻
すと共に矢板壁を抜取るようにしたものにおいて、前記
埋設本管をマンホール内に挿入して接続せしめ、該埋設
本管と上記マンホールに設けられた固定ソケットとの間
に該埋設本管の周囲を囲繞した中間ソケットを設け、前
記固定ソケットと中間ソケットとの間に第1のパッキン
グを介装すると共に該中間ソケットと前記埋設本管との
間にも第2のパッキングを介装したことを特徴とするマ
ンホール沈下吸収継手機構。
作用 マンホールの沈下に際し、中間ソケットは適宜に傾斜
し、しかもこの中間ソケットの傾斜による固定ソケット
と該中間ソケットとの間の空隙変形は第1パッキングで
吸収され、且つこの中間ソケットと埋設本管との間の空
隙変形は第2パッキングによって吸収される。
従ってマンホールおよび固定ソケットの沈下に拘わら
ず、該マンホール内に挿入された埋設本管に無理な応力
を与えることがなく、その損傷、破壊を有効に防止す
る。
埋設本管がマンホール内に挿入されていることにより地
盤変動によってマンホールないしその近傍の沈下によっ
て流路に屈曲凹入を発生することがなく固形物の停滞を
なからしめた流通を図る。
実施例 上記したような本発明によるものの具体的な実施態様を
添付図面に示すものについて説明すると、矢板壁11で
囲繞された掘削域内を掘削排土してマンホール10を設
定し、次いで推進工法の如きによって埋設本管12をセ
ットし、該埋設本管12の先端をマンホール10内に挿
入して接続するが、本発明においては第1、2図に示す
ようにマンホール10に埋設本管12の挿入端との間に
適当な間隔を採って設けた固定ソケット1と前記埋設本
管12との間に該埋設本管12と同軸状態に中間ソケッ
ト2を設け、該中間ソケット2と固定ソケット1との間
に第1のパッキング3を介装すると共に、この中間ソケ
ット2の縮径延出部6と埋設本管12の周面との間にも
第2のパッキング4を介装したのであり、マンホール1
0の固定ソケット取付部内面には適宜にカバー5を施す
ものである。
前記した各パッキング3、4の取付けは、固定ソケット
1又は中間ソケット2の縮径延出部6に形成した係止突
部7にパッキング3の中間部に形成した凹み部を係合さ
せたもので、各パッキング3、4の一端部内外には唇状
部8、8が対設されている。
即ち上記したような本発明のものにおいて、前記したよ
うな埋戻しないし振動を伴った矢板抜き取りによりマン
ホール10が沈下すると、第2図に示すように固定ソケ
ット1は仮想線で示す位置まで沈下するが、このような
固定ソケット1およびマンホール10の沈下によっても
中間ソケット2の先端側が仮想線のように沈下し第3図
(A)のように変位し、埋設本管沈下時においても第3
図(B)のように変位する程度で、埋設本管12の位置
は何れの場合も変動することがなく、マンホール10と
埋設本管との間の相対的変位を中間ソケット2の変位と
各パッキング3、4によって有効に吸収することがで
き、埋設本管12およびマンホール10に対し無理な応
力を作用させることもない。埋設本管12開口端の方向
が変動しないことからマンホール10内でそれらの埋設
本管12間に形成される流路は屈曲凹入することがな
く、固形物の停滞しない流動条件を形成する。
前記した固定ソケット1は必要に応じマンホール10に
第3図に示すように形成された取付孔19に対して挿着
後モルタルを充填して固定する。第4図に示すように矢
板壁内を掘削し埋設本管12、12の何れかを掘削堅坑
17にセットしてからマンホール10をセットするには
例えば上流管のみを掘削坑17に突出させた条件下でマ
ンホール10を下流管側によせた状態で吊下し、取付孔
19が上流管と同心状に位置した条件でマンホール10
を充分に上流管側に移動させて下流管をセットし、次い
でマンホール10を所定位置に戻し、上下流管に対して
固定する。
上記のようにして設定したものは上述のようにマンホー
ル10の周囲が掘削されて矢板を抜き取り埋め戻したも
のであるから施工後数カ月間で沈下することが多いが、
斯うして沈下し第2図に仮想線で示したような変動が生
じてマンホール及び中間ソケットないし埋設本管12に
おいて吸収されマンホール10が沈下した第3図(A)
又は埋設管路が沈下した第3図(B)に示すような状態
となったならばマンホール10および中間ソケット2内
にモルタルを注入充填し、マンホール10の充填モルタ
ル18および本管12内に一連の流水勾配を採った勾配
面18aを形成して仕上げる。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは、掘削域堅坑を
形成しマンホールを設定すると共に埋設本管をせしめた
後において、その埋め戻しおよびその後の振動条件下に
おける矢板引抜きの如きに伴うマンホールの沈下を有効
に吸収せしめ、無理を残すことがなく、又埋設本管に損
傷を来すことのない接続を形成し得るものであり、更に
は固形分の停滞を見ない流動を確保し得るものであるか
ら工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明によるもののマンホール接続の平面図、第2図
はその縦断面図であって、マンホール沈下時の状態を併
せて示し、第3図はマンホール設定後にマンホール又は
埋設管が沈下した後のモール充填状態説明図、第4図は
従来のマンホール施工状態を示した縦断面図、第5図は
その沈下時における沈下吸収接手の状態を示した説明図
である。 然してこれらの図面において、1は固定ソケット、2は
中間ソケット、3は第1パッキング、4は第2パッキン
グ、5はカバー、6は縮径延出部、7は係止突部、10
はマンホール、11は矢板壁、12は埋設本管、13は
埋戻し、14は推進管、18はモルタル、18aはその
流水勾配面、19は取付孔、20は土層を示すものであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矢板壁で囲繞された掘削域にマンホールを
    設定すると共に該マンホールに埋設本管を接続し、前記
    掘削域を埋戻すと共に矢板壁を抜取るようにしたものに
    おいて、前記埋設本管をマンホール内に挿入して接続せ
    しめ、該埋設本管と上記マンホールに設けられた固定ソ
    ケットとの間に該埋設本管の周囲を囲繞した中間ソケッ
    トを設け、前記固定ソケットと中間ソケットとの間に第
    1のパッキングを介装すると共に該中間ソケットと前記
    埋設本管との間にも第2のパッキングを介装したことを
    特徴とするマンホール沈下吸収継手機構。
JP61217940A 1986-09-18 1986-09-18 マンホ−ル沈下吸収継手機構 Expired - Fee Related JPH0645945B2 (ja)

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JPS6268931A JPS6268931A (ja) 1987-03-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5425169U (ja) * 1977-07-20 1979-02-19
JPS5936159A (ja) * 1982-08-23 1984-02-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 帯電防止性組成物および帯電防止性フイルム,シ−トあるいは成形品

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