JPH0645852A - 自動調整回路 - Google Patents
自動調整回路Info
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- JPH0645852A JPH0645852A JP21878592A JP21878592A JPH0645852A JP H0645852 A JPH0645852 A JP H0645852A JP 21878592 A JP21878592 A JP 21878592A JP 21878592 A JP21878592 A JP 21878592A JP H0645852 A JPH0645852 A JP H0645852A
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Abstract
の影響を受け難く、精度を向上させる。 【構成】 複数の抵抗R1〜Rnを直列にした抵抗分圧
回路の端部に入力信号を供給し、その抵抗の所定の各接
続点にアナログスイッチS1〜S(n−1)を接続し、
アナログスイッチの出力を増幅器5を介して出力する。
Description
路を自動調整する自動調整回路に関するものである。
可変抵抗によって調整したり、厚膜あるいは薄膜抵抗を
トリミングする方法が用いられている。しかし、前者は
機械的な操作を必要とするために調整の自動化が困難で
あるとともに機械的接触部が接触不良をおこし易い。ま
た、後者は大掛かりなレーザトリミング装置を必要とす
る共に、トリミング部分から酸化等の組成変化による抵
抗値変動を生じ易い。このため近年はD/A変換器と不
揮発性メモリを用いたデジタル調整方式が考案され、実
用化されている。
PROM1等の不揮発性メモリに蓄えておき、電源投入
時等にこのデータを全てラッチ2に転送する。ラッチ2
の出力のバイナリコードをデコーダ3によってデコード
し、そのデコードされた信号をD/A変換器4に供給し
でアナログ信号に変換する。
電源Vcの供給された直列抵抗R1〜Rn と、それぞれ
の抵抗接続点に接続されたアナログスイッチS1〜Snと
で構成される。デコーダ3ではアナログスイッチS1〜
Snの何れを選択するかという信号を出力し、その出力
によって決まるアナログスイッチの一つがオンとなり、
選択された点の電圧が出力され、これをバッファアンプ
5によって増幅されて出力される。この場合、例えば8
ビットの場合、アナログスイッチは256個ありデコー
ダ3の出力はそのうちどの一つを選択するかを表す信号
を出力する。
列抵抗式の他に図8に示すR−2R式によって構成して
も良い。この場合には図6のデコーダ回路3は不要にな
り、ラッチ回路2から出力される信号が例えば8ビット
であれば、スイッチは8個用意し、それぞれのビットが
どのスイッチを制御するかを対応させておけば良い。ま
た、これらの方式ではD/A変換器4の印加電圧Vcは
一定であり、D/A変換器出力Voutは調整ポイント
(これをxとする、但し0≦x≦1)に応じて次のよう
に表す。 Vout=Vc・x ・・・・・(1)
な従来の方法は予め決められた固定値を出力する構成と
なっており、ある所望の入力電圧があり、それを所望の
倍率で出力することができない。外来ノイズ等によりラ
ッチのデータが変化し、誤った信号が出力されることが
ある。D/A変換器の精度は一般に12ビット以上得る
ことが難しいので、精度を確保することが困難である等
の課題がある。
もので、入力信号を直接所望の倍率で増幅でき、外来ノ
イズの影響を受け難く、精度を向上させるようにしたも
のである。
るために第1の発明は、複数の抵抗を所望の状態に接続
した抵抗分圧回路の端部に入力信号を供給し、その抵抗
の所定の接続点から分圧電圧を得るように構成したA/
D変換器を備えたものである。第2の発明は第1の発明
において、所定の時間毎あるいは一定の回数毎に不揮発
性メモリから読み出したデータを更新するようにしたも
のである。第3の発明は第1または第2の発明におい
て、D/A変換器は2系統を並列にした構成とし、それ
ぞれの系統の分解能を異ならせるようにしたものであ
る。
出力され、第2の発明では不揮発性メモリから読み出さ
れたデータが一定間隔で読み出され更新される。第3の
発明は分解能が向上する。
と同一部分は同記号を用いて、その説明を省略する。図
1は本発明の一実施例を示す回路図であり、抵抗R1〜
Rnが直列に接続され、その一端に入力信号Vinを供
給する。抵抗の接続点はアナログスイッチS1〜Snが接
続されており、そのスイッチの一つがデコーダ3によっ
てデコードされた信号によって選択され、選択された信
号は増幅器5を介して出力される。
1〜Snの電源電圧をVsとすると0≦Vin≦Vsの範
囲であることが必要になる。また、D/A変換器4の入
力電圧の片側は常に0Vである必要はなく、この条件す
なわち、0≦Vin≦Vsの条件を満たせば、両側に信
号を接続しても良い。例えば図2に示すように2つのD
/A変換器を直列接続し、計測増幅器のゲイン調整に用
いることができる。このようにすれば差動入力に対応す
ることができる。
ーダ3はCMOS構造であり、入力に変化がなければ電
源電圧が供給されていても電流はほとんど流れない特性
を有している。このことから図3に示すように、これら
は常に通電しておき、D/A変換器4およびバッファア
ンプ5の電源のみをオン・オフするアナログスイッチ6
を設け、スタンバイ時にはオフにするようにしておけば
良い。このようにすればラッチ2のデータは常に保持さ
れるので、スタンバイ後の動作開始時にすぐD/A変換
させることが可能になる。
ク信号を入力し、一定時間毎にEEPROM1のデータ
をラッチ2に転送する。このようにすれば仮にラッチ2
のデータ内容がノイズ等によって変化してもある時間以
内には復旧させることができる。
はなく、装置の動作信号をカウンタ6に入力し、一定時
間毎ではなく、一定回数毎にEEPROM1のデータを
転送するようにしても良い。また、このカウンタ6の設
定値はプリセットできるようにしておき、使用状態に応
じて例えばノイズの多い環境では頻繁にデータを転送す
るようにし、そうでない環境では転送回数を減らすよう
にすることもできる。
新する例であるが、データ転送の代わりにEEPROM
1とラッチのデータを比較し、相違があったときだけラ
ッチデータを書き換える方法をとっても良い。
い、その出力VA、VBを抵抗R1R2を介して加算す
ることにより、出力Voutは次のようになる。
側、R2は微調側となるように設計することによって、
総合的に高い分解能を得ることができる。NビットのD
/A変換器を2つ用いた場合は最高で2Nビットの分解
能が得られる。このようにして低い分解能のD/A変換
器を用いて高い分解能を得ることができる。
3個以上でも良い。また、D/A変換器の分解能は同一
である必要はない。
を分圧したので入力信号を所望の倍率する事が可能にな
り、またある間隔でメモリの内容を読み出すようにした
ので、外来雑音によって読み出された内容が変更されて
しまっても、新たに記憶されたデータによって正確な動
作を行うことが出きる。また、分解能の異なるA/D変
換器を並列にしたので、見かけ上の分解能を向上させる
ことができるという効果を有する。
Claims (3)
- 【請求項1】 不揮発性メモリから読み出したデータに
基づき所望の調整状態を得る自動調整回路において、 複数の抵抗を所望の状態に接続した抵抗分圧回路の端部
に入力信号を供給し、その抵抗の所定の接続点から分圧
電圧を得るように構成したA/D変換器を備えたことを
特徴とする自動調整回路。 - 【請求項2】 請求項1において、不揮発性メモリから
読み出すデータは所定の時間毎あるいは一定の回数毎に
更新する事を特徴とする自動調整回路。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、D/
A変換器は2系統を並列にした構成とし、それぞれの系
統の分解能を異ならせることを特徴とする自動調整回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218785A JP3072576B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 自動調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4218785A JP3072576B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 自動調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645852A true JPH0645852A (ja) | 1994-02-18 |
JP3072576B2 JP3072576B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=16725344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4218785A Expired - Fee Related JP3072576B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 自動調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072576B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4218785A patent/JP3072576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3072576B2 (ja) | 2000-07-31 |
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