JPH0645809U - 自動車用サンバイザーの軸受構造 - Google Patents

自動車用サンバイザーの軸受構造

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JPH0645809U
JPH0645809U JP8251392U JP8251392U JPH0645809U JP H0645809 U JPH0645809 U JP H0645809U JP 8251392 U JP8251392 U JP 8251392U JP 8251392 U JP8251392 U JP 8251392U JP H0645809 U JPH0645809 U JP H0645809U
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JP
Japan
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shaft
sun visor
loop
leaf spring
shaped leaf
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一博 山手
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定位置からサンバイザーを引き出すに際して
は極めて良好な節度感を得ることができるようにする。 【構成】 シャフト4と、シャフトホルダー2と、シャ
フトホルダー2に取り付けられた日除け板11とからな
る自動車用サンバイザー1において、シャフトホルダー
2には凹型間隙部21を介して互いに対向した一対の軸
受部22が備えられ、これら一対の軸受部22間にバネ
支持体25が架橋状態で設けられ、ループ状板バネ3が
バネ支持体25および一対の軸受部22に軸支されたシ
ャフトの水平部41を取り囲むように取り付けられ、こ
のループ状板バネ3はバネ支持体25によって位置設定
されるように構成され、ループ状板バネ3のシャフト対
応部31の内面にはなだらかな凸部を形成した係止突起
33が突設され、シャフト水平部41の表面には係止突
起33に対応する係止凹部42が形状されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に自動車の運転席または助手席前方上部に設けられる自動車用サ ンバイザーの軸受構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転席や助手席の前方上部には日除けであるサンバイザーが取り付け られているのが普通である。図7に従来一般的に用いられているのサンバイザー が取り付けられた状態を示す部分拡大断面図を示している。この図で判るように 、自動車の天井部FにはブラケットBが固設されており、このブラケットBには クランク状に折り曲げられたシャフト4aが取り付けられている。
【0003】 このシャフト4aの水平部分にサンバイザー10が回動自在に軸支されている 。このサンバイザー10は、シャフトホルダー2aとこのシャフトホルダー2a の先端部に取り付けられた日除け板11とから基本構成されている。そして、シ ャフトホルダー2aの基端部には挿通孔2bが設けられており、この挿通孔2b にシャフト4aの水平部分が挿通されている。
【0004】 このシャフト4aの水平部分には上方に扁平部4bが形成されており、サンバ イザー10を上方に跳ね上げた状態ではこの扁平部4bにはループ状板バネ3a がシャフトホルダー2aに一体に取り付けられている。そして、このループ状板 バネ3aのループの中に上記シャフト4aの水平部分が嵌め込まれており、シャ フト4aの扁平部4bとループ状板バネ3aの一部とが互いに面接触してループ 状板バネ3aはループの中でシャフト4aを押圧挾持した状態になる。
【0005】 従来のサンバイザー10の軸受構造は以上のように構成されているので、図7 の二点鎖線の位置(X位置)からサンバイザー10をシャフト4a周りに時計方 向に回動させて自動車の天井部Fの方向に跳ね上げると、同図の実線で示すよう に、シャフト4aの扁平部4bはループ状板バネ3aの一部と面接触してそれに よって押圧され、サンバイザー10は上方に跳ね上げられた姿勢(Y位置)を安 定的に保持することができる。
【0006】 つぎに、サンバイザー10を図7の実線の位置からシャフト4a周りに反時計 方向に回動させると、ループ状板バネ3aが押圧挾持しているシャフト4aに対 してシャフトホルダー2aは回転するため、ループ状板バネ3aの扁平部4bに 対する接触が解除されるとともに、ループ状板バネ3aが挾持している挾持幅が ある角度までは徐々に大きくなり、その後漸減し、後は一定になる。従って、サ ンバイザー10をY位置からX位置の方向にシャフト4a周りに回動させると、 上記ループ状板バネ3aの扁平部4bに対する接触の解除によって節度感が得ら れる。
【0007】 また、図10は他の例のサンバイザーの軸受構造を示す断面図であり、(イ) はサンバイザーを基準線の位置に収納した状態、(ロ)は同基準線の位置から約 45°シャフト周りに反時計方向に回動した状態、(ハ)は同最大限に引き出し た状態を示している。この例の軸受構造の場合は、シャフトホルダー2a’に取 り付けられたループ状板バネ3a’の互いに対向する平行な二面が、シャフト4 a’に互いに対向して設けられた一対の扁平部4b’に対応して設けられている 。
【0008】 従って、上記(イ)および(ハ)の状態では、シャフト4a’に設けられた一 対の扁平部4b’がループ状板バネ3a’に押圧挾持された状態になっており、 この状態からサンバイザー10は引き出されるため、先の図7乃至図9を基に説 明した従来例の軸受機構よりも強い節度感が得られる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のサンバイザーの軸受構造においては、節度感を 発生させるためにシャフト4aには扁平部4bが形成されているが、節度感はそ れほど良好なものではない。また、サンバイザー10を上記Y位置からX位置の 方向にシャフト4a周りに回動させる場合の初期のトルクはそれほど大きいもの ではないため、サンバイザー10を操作する手ごたえが少なく、操作者にとって はあまり満足が得られるものではなかった。
【0010】 このことを説明するために例示したのが図8および図9である。図8は、シャ フトホルダー2aの姿勢を順次示した側面視の断面図であり、(イ)は上記図7 のY位置(基準線Y1の位置)から5°だけシャフト4a周りに反時計方向に回 動した状態を示し、以下順次(ロ)〜(ヘ)に進むに従って5°づつ回動させ、 (ヘ)においては基準線Y1に対してシャフト4a周りに反時計方向に30°回 動された状態を示している。また、図9はシャフトホルダー2aの基準線Y1に 対するシャフト4a周りの回動角度とサンバイザーの操作力(トルク)との関係 を示すグラフである。
【0011】 まず、図8の(イ)に示すように、シャフトホルダー2aが基準線Y1に対し てシャフト4a周りに反時計方向に5°だけ回動したとする。そうすると、この 時点でのサンバイザーの操作力(トルク)は、シャフト4aの扁平部4bの左隅 部とループ状板バネ3aとが接触している部分からシャフトホルダー2aの実線 で示す中心線に降ろした垂線の交点と、シャフト4aの中心との距離(L)と、 ループ状板バネ3aのたわみ量(δ)との積として表すことができる。以下同図 の(ロ)から(ヘ)に示すように5°づつ回動角度を増加させていくと、距離( L)は順次減少していくが、たわみ量(δ)は上記距離(L)の減少に伴って増 加していくため、結局トルクは互いに相殺されてあまり変動のないものになって いる。
【0012】 上記図8の(イ)〜(ヘ)のシャフトホルダー2aの状況をグラフ化したもの が図9であるが、この図から判る通り、×印で示すたわみ量(δ)は回動角度( サンバイザーの基準位置からの傾き)の増加に従って漸増しているにも拘らず、 黒丸で示す操作力(トルク)(回転中心から荷重作用点までの距離とたわみ量( δ)に比例するバネ力(バネ定数k(kg/mm))との積)はなだらかな上に凸の曲 線を示しており、このようなトルクではあまり良好な節度感は得ることができな いとともに、操作途中においてもいわゆる「たよりない」感じを受け、操作者に 今サンバイザー10の操作をしているという満足感を与えることができないので ある。
【0013】 また、上記図10に例示する軸受構造においては、節度感の向上は達成するこ とができるが、サンバイザー10の収納位置である同図の(イ)の状態と、同利 用位置である同図の(ハ)の状態との中間位置である例えば同図の(ロ)の状態 では、シャフト4a’に設けられた一対の扁平部4b’の互いに対向する角部が ループ状板バネ3a’を押し広げた状態になっているため、このようなシャフト 4a’とループ状板バネ3a’とが側面視で点接触したような状態では不安定な ため、(イ)と(ロ)との間の任意の中間位置でサンバイザー10を止めること が困難であるという欠点を有している。
【0014】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、収納位 置からサンバイザーを引き出すに際しては極めて良好な節度感を得ることができ 、収納位置近傍ではサンバイザーから手を離しても自転によりサンバイザーは収 納位置に収納されるとともに、サンバイザーが引き出されて使用位置にあるとき は節度感はなく位置の微調整が容易な自動車用サンバイザーの軸受構造を提供す ることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の自動車用サンバイザーの軸受構造は、自動車の天井部 から垂下するように固設された先端側に水平部を有するシャフトと、このシャフ ト周りに回動自在に軸支されたシャフトホルダーと、このシャフトホルダーに取 り付けられた日除け板とからなる自動車用サンバイザーにおいて、上記シャフト ホルダーには凹型間隙部を介して互いに対向した一対の軸受部が備えられ、これ ら一対の軸受部間にバネ支持体が架橋状態で設けられ、ループ状板バネがバネ支 持体および上記一対の軸受部に軸支されたシャフトの水平部を取り囲むように取 り付けられ、このループ状板バネは上記バネ支持体によって位置設定されるよう に構成され、ループ状板バネのシャフト包囲部分の内面にはなだらかな凸部を形 成した係止突起が突設され、上記シャフト水平部の表面には上記係止突起に対応 する係止凹部が形状されていることを特徴とするものである。
【0016】
【作用】
上記請求項1記載の自動車用サンバイザーの軸受構造によれば、シャフトの水 平部に設けられた係止凹部が、ループ状板バネのシャフト包囲部分の内面に設け られたなだらかな凸部形成した係止突起に嵌め込まれた状態でサンバイザーは安 定的に定位値に留まった状態になっている。そして、シャフトの水平部周りに回 動させるようにサンバイザーに外力を加えると、上記係止凹部と係止突起との嵌 合が解除されるようにシャフトの係止凹部の縁部がループ状板バネを押し広げる ため、このループ状板バネのたわみによってシャフトとシャフトホルダーとの間 にトルクが発生する。
【0017】 そして、上記係止凹部と係止突起との嵌合が完全に解除されるまでは、従来の ような平面同士の押圧接触ではなく、互いに凹凸で嵌合していることから、ルー プ状板バネのたわみ量は回動量に比例して漸増し、その結果トルクは従来の数倍 にも達し、このトルクがサンバイザーの操作力として操作者に伝達され、心地よ い適度の節度感が得られる。
【0018】 サンバイザーが収納位置から引き出された状態では、どの位置でも節度感はな くサンバイザーの位置の微調整が容易である。
【0019】
【実施例】
図1は本考案に係る自動車用サンバイザーの軸受構造を説明するためのサンバ イザーの一部切欠き分解斜視図である。この図に示すように、サンバイザー1は 自動車の天井部から垂下するように固設されかつ先端側に水平部41を有するシ ャフト4と、この水平部41周りに回動自在に軸支されたシャフトホルダー2と 、このシャフトホルダー2に取り付けられた日除け板11とから基本構成されて いる。なお、上記シャフト4の基端部は、図3に示すように、車体の天井部F内 面に固設されたブラケットBに取り付けられている。
【0020】 上記シャフト4の水平部41の表面には係止凹部42が設けられている。この 係止凹部42は、シャフト4の水平部41の長手方向に亘って凹設された円弧状 の溝によって形成されている。この係止凹部42の設定位置は、日除け板11の 収納位置を勘案して決められる。シャフト4の水平部41の最先端部にはシャフ トホルダー2に対する抜け止めとしての環状の係止溝43が設けられている。
【0021】 上記シャフトホルダー2は側面視がU字形状を呈した二股状になっている。そ して二股の間に凹型間隙部21が形成され、この凹型間隙部21を挟んで互いに 対向した一対の軸受部22が設けられている。この軸受部22にはそれぞれシャ フト4の水平部41を貫通させる挿通孔23が穿設されている。これらの一対の 挿通孔23にシャフト4の水平部41が差し通された状態でシャフト4にシャフ トホルダー2が軸支された状態になっている。凹型間隙部21における挿通孔2 3の上部の互いに対向した部分には互いに接近するように庇部24が突設されて いる。そして、上記一対の軸受部22間に立方体状のバネ支持体25が横長状態 で架橋されている。
【0022】 このようなシャフトホルダー2の図1に示す両下側部には日除け板11を取り 付けるための係止孔27とこの係止孔27から下方に向かって凹設された係止溝 26とが設けられている。
【0023】 このようなシャフトホルダー2の凹型間隙部21に、シャフト4の水平部41 とバネ支持体25とを取り囲む状態でループ状板バネ3が取り付けられる。この ループ状板バネ3は、その上部がシャフト4の水平部41の外周面に対応した曲 面の形成されているシャフト包囲部分としてのシャフト対応部31と、その下部 にあって上記バネ支持体25に対応するように設定された支持体対応部32とで 構成されている。
【0024】 そして、このループ状板バネ3は、所定寸法の平板状の板バネをその中央部か ら湾曲させるように折り曲げ、その湾曲部でシャフト対応部31が形成され、裾 部で支持体対応部32が形成されている。支持体対応部32の互いに対向した下 端縁部は直角に折り曲げられて互いに積層され、ループが形成された状態になっ ている。
【0025】 このようなループ状板バネ3のシャフト対応部31の内壁面には、上記シャフ ト4の水平部41外周面に設けられた係止凹部42に対応する係止突起33がル ープ状板バネ3の内部に向かってなだらかな凸部を形成するように突設されてい る。
【0026】 上記日除け板11は太目の針金からなる所定形状のフレーム12とこのフレー ム12に付加された板体13とから構成されている。この板体13の一つの隅部 はシャフトホルダー2の形状に切り欠かれ、この切り欠かれた部分に係止用のア ーム12aが突出し、この突出したアーム12aの先端部は上記シャフトホルダ ー2に穿設された係止孔27に嵌め込まれるようになっている。そして、アーム 12aの先端部が上記シャフトホルダー2の係止孔27に嵌め込まれ状態でアー ム12aの直線部分が上記係止溝26に嵌め込まれるため、日除け板11の係止 孔27周りの回動は阻止される。
【0027】 本考案の自動車用サンバイザーの軸受構造は以上のように構成されているので 、シャフトホルダー2の挿通孔23にシャフト4の水平部41を嵌め込むことに よってシャフトホルダー2はシャフト4の水平部41周りに回動自在に軸支され た状態になる。この状態でシャフト4の先端部に設けられた係止溝43が右の軸 受部22の挿通孔23内壁面に設けられた図外の係止凸部に強制嵌着されるため 、一旦シャフト4がシャフトホルダー2の挿通孔23に嵌め込まれると外れるこ とはない。
【0028】 つぎにループ状板バネ3の支持体対応部32を押し広げてシャフトホルダー2 に嵌合されたシャフト4の水平部41およびシャフトホルダー2のバネ支持体2 5を取り囲むように装着する。そして、上記日除け板11のアーム12aをシャ フトホルダー2の係止孔27および係止溝26に嵌め込むことによって図2に示 すように組立が完了する。
【0029】 図3は図2のA−A線断面図であり、実線によってサンバイザー1が跳ね上げ られて収納位置に収納されている状態を示し、二点鎖線でサンバイザー1が前方 の遮光位置に垂下した状態を示している。この図に示すように、サンバイザー1 が収納位置にあるときは、シャフト4の水平部41に設けられた係止凹部42に ループ状板バネ3に設けられた係止突起33が嵌合した状態になっているため、 この両者の嵌合によってサンバイザー1は安定的に収納姿勢が維持されている。
【0030】 そして、図3において、サンバイザー1をシャフト4の水平部41周りに時計 方向に回動させることによって上記係止凹部42と係止突起33との係合が徐々 に解除され、係止突起33が係止凹部42の右方の縁部に乗り上げるようにして 、ループ状板バネ3のたわみ量が増大し、たわみ量に比例する押圧力が増大する 。すなわち、本考案における係止凹部42と係止突起33との係合によって、収 納位置にあるサンバイザー1をシャフト4周りに回動させる初期には、相当の大 きさの操作力(トルク)が必要であり、その結果良好な節度感を得ることができ る。
【0031】 図4および図5は、本考案に係るシャフトホルダーの姿勢を順次示した側面視 の断面図であり、図4の(イ)は基準線の位置から5°だけシャフト周りに反時 計方向に回動した状態、同図の(ロ)は同10°シャフト周りに反時計方向に回 動した状態、シャフト周りに反時計方向に回動した状態、同図の(ハ)は同15 °シャフト周りに反時計方向に回動した状態、図5の(ニ)は20°同シャフト 周りに反時計方向に回動した状態、同図の(ホ)は25°シャフト周りに反時計 方向に回動した状態、同図の(ヘ)は30°同シャフト周りに反時計方向に回動 した状態を示している。
【0032】 また、図6は上記図4の(イ)から(ヘ)に到る各々の状況におけるサンバイ ザー1の基準位置(基準線Y1)からの傾きと、トルクとの関係を示すグラフで ある。
【0033】 まず、図4および図5を基に本考案の作用について説明する。図4の(イ)は 、シャフトホルダー2が基準線Y1に対してシャフト4a周りに反時計方向に5 °だけ回動した状態を示している。この時点でのサンバイザーの操作力(トルク )は、ループ状板バネ3に接触しているシャフト水平部41の係止凹部42の左 隅部の接面に垂直な線と、水平部41の中心を通り上記の垂直線に平行な線との 間の距離(L)と、ループ状板バネ3aのたわみ量(δ)に比例するバネ力との 積として表すことができる。本実施例においては、(イ)の状態で距離(L)は 3.7mmであり、たわみ量は0.3mmであったから、バネ定数をk(kg/mm )とすると、トルクはそれらの積である1.11k(kg/mm)と表すことが できる。
【0034】 以下図4の(ロ)、(ハ)、さらに図5の(ニ)、(ホ)、(ヘ)に示すよう に5°づつ回動角度を増加させていくと、距離(L)は順次減少していく。因に 、(イ)〜(ヘ)の距離(L)、たわみ量(δ)およびトルクの値は下記の通り であった。
【0035】 距離(L) バネ力(δ×k) トルク (イ) 5° 3.7mm× 0.3kg 1.11k(kg.mm) (ロ)10° 3.4 × 0.6 2.04k (ハ)15° 2.9 × 0.9 2.61k (ニ)20° 2.4 × 1.1 2.64k (ホ)25° 1.7 × 1.3 2.21k (ヘ)30° 1.3 × 1.4 1.40k このトルクの計算結果をサンバイザーの基準位置からの傾きとの関係でグラフ 化したのが図6であるが、このグラフの実線から判る通り、(ニ)の傾きが20 °のときにトルク、すなわちサンバイザーの操作力が最大になっている。このこ とは、ループ状板バネ3の内壁面に係止突起33を突設し、この係止突起33に 対応するようにシャフト4の水平部41に係止凹部42を設け、サンバイザー1 が収納位置にあるときには、上記係止突起33に係止凹部42が嵌め合わされて いる本考案の軸受構造を採用したことによる格別のものであり、図6に対比のた めに記載した点線で示す前述の比較例においては、到底本考案のような大きなト ルクは得ることができないのである。
【0036】 そして、サンバイザーの基準位置(基準線Y1)からの傾きが20°というの は、サンバイザー1を収納位置からちょうど引き出しつつある状態であり、最も 節度感が要求される時点である。本考案の軸受構造は、このような時点で、最大 のトルクを得ることができるものであり、その結果操作者に満足のいく節度感を 与えることができ好都合である。
【0037】 また、一旦サンバイザーが収納位置から引き出されると、その後のトルクは非 常に小さなものになるため、サンバイザー1の使用位置の微調整が極めて容易に なり都合がよい。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の自動車用サンバイザーの軸受構造は、自動車の天 井部から垂下するように固設された先端側に水平部を有するシャフトと、このシ ャフト周りに回動自在に軸支されたシャフトホルダーと、このシャフトホルダー に取り付けられた日除け板とからなる自動車用サンバイザーにおいて、上記シャ フトホルダーには凹型間隙部を介して互いに対向した一対の軸受部が備えられ、 これら一対の軸受部間にバネ支持体が架橋状態で設けられ、ループ状板バネがバ ネ支持体および上記一対の軸受部に軸支されたシャフトの水平部を取り囲むよう に取り付けられ、このループ状板バネは上記バネ支持体によって位置設定される ように構成され、ループ状板バネのシャフト包囲部分の内面にはなだらかな凸部 を形成した係止突起が突設され、上記シャフト水平部の表面には上記係止突起に 対応する係止凹部が形状されて構成されている。
【0039】 従って、シャフトの水平部に設けられた係止凹部が、ループ状板バネのシャフ ト包囲部分の内面に設けられたなだらかな凸部形成した係止突起に嵌め込まれた 状態でサンバイザーは安定的に定位値に留まった状態になっている。そして、シ ャフトの水平部周りに回動させるようにサンバイザーに外力を加えると、上記係 止凹部と係止突起との嵌合が解除されるようにシャフトの係止凹部の縁部がルー プ状板バネを押し広げるため、このループ状板バネのたわみによってシャフトと シャフトホルダーとの間にトルクが発生する。
【0040】 そして、上記係止凹部と係止突起との嵌合が完全に解除されるまでは、従来の ような平面同士の押圧接触ではなく、互いに凹凸で嵌合していることから、ルー プ状板バネのたわみ量は回動量に比例して漸増し、その結果トルクは従来の数倍 にも達し、このトルクがサンバイザーの操作力として操作者に伝達され、その結 果心地よい適度の節度感を得ることができ好都合である。
【0041】 また、一旦サンバイザーが収納位置から引き出されると、その後のトルクは非 常に小さなものになるため、サンバイザーの使用位置の微調整が極めて容易にな り都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用サンバイザーの軸受構造
を説明するためのサンバイザーの一部切欠き分解斜視図
である。
【図2】図1の組立図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本考案に係るシャフトホルダーの姿勢を順次示
した側面視の断面図であり、(イ)は基準線の位置から
5°だけシャフト周りに反時計方向に回動した状態、
(ロ)は同10°シャフト周りに反時計方向に回動した
状態、(ハ)は同15°シャフト周りに反時計方向に回
動した状態を示している。
【図5】本考案に係るシャフトホルダーの姿勢を順次示
した側面視の断面図であり、(ニ)は基準線の位置から
20°シャフト周りに反時計方向に回動した状態、
(ホ)は同25°シャフト周りに反時計方向に回動した
状態、(ヘ)は同30°シャフト周りに反時計方向に回
動した状態を示している。
【図6】サンバイザーの基準位置からの傾きと、トルク
との関係を示すグラフである。
【図7】従来一般的に用いられているのサンバイザーが
取り付けられた状態を示す部分拡大断面図である。
【図8】従来のシャフトホルダーの姿勢を順次示した側
面視の断面図であり、(イ)は基準線の位置から5°だ
けシャフト周りに反時計方向に回動した状態、(ロ)は
同10°シャフト周りに反時計方向に回動した状態、シ
ャフト周りに反時計方向に回動した状態、(ハ)は同1
5°シャフト周りに反時計方向に回動した状態、(ニ)
は20°同シャフト周りに反時計方向に回動した状態、
(ホ)は25°シャフト周りに反時計方向に回動した状
態、(ヘ)は30°同シャフト周りに反時計方向に回動
した状態を示している。
【図9】従来のサンバイザーの基準位置からの傾きと、
トルクとの関係を示すグラフである。
【図10】従来の他の例のサンバイザーの姿勢を順次示
した側面視の断面図であり、(イ)は基準線の位置にあ
る状態、(ロ)は基準線の位置から約45°シャフト周
りに反時計方向に回動した状態、(ハ)は最大限引き出
した状態を示している。
【符号の説明】
1、10 サンバイザー 11 日除け板 12 フレーム 12a アーム 2、2a シャフトホルダー 21 凹型間隙部 22 軸受部 23 挿通孔 24 庇部 25 バネ支持体 26 係止溝 27 係止孔 3 ループ状板バネ 31 シャフト対応部 32 支持体対応部 33 係止突起 4 シャフト 41 水平部 42 係止凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の天井部から垂下するように固設
    された先端側に水平部を有するシャフトと、このシャフ
    ト周りに回動自在に軸支されたシャフトホルダーと、こ
    のシャフトホルダーに取り付けられた日除け板とからな
    る自動車用サンバイザーにおいて、上記シャフトホルダ
    ーには凹型間隙部を介して互いに対向した一対の軸受部
    が備えられ、これら一対の軸受部間にバネ支持体が架橋
    状態で設けられ、ループ状板バネがバネ支持体および上
    記一対の軸受部に軸支されたシャフトの水平部を取り囲
    むように取り付けられ、このループ状板バネは上記バネ
    支持体によって位置設定されるように構成され、ループ
    状板バネのシャフト包囲部分の内面にはなだらかな凸部
    を形成した係止突起が突設され、上記シャフト水平部の
    表面には上記係止突起に対応する係止凹部が形状されて
    いることを特徴とする自動車用サンバイザーの軸受構
    造。
JP8251392U 1992-11-30 1992-11-30 自動車用サンバイザーの軸受構造 Pending JPH0645809U (ja)

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JP8251392U JPH0645809U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 自動車用サンバイザーの軸受構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010001511A1 (ja) * 2008-07-02 2011-12-15 三菱電機株式会社 ディスプレイ装置のヒンジ機構

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JPWO2010001511A1 (ja) * 2008-07-02 2011-12-15 三菱電機株式会社 ディスプレイ装置のヒンジ機構

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