JPH0620858B2 - 可倒式ミラーの手動調整装置 - Google Patents

可倒式ミラーの手動調整装置

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JPH0620858B2
JPH0620858B2 JP59236258A JP23625884A JPH0620858B2 JP H0620858 B2 JPH0620858 B2 JP H0620858B2 JP 59236258 A JP59236258 A JP 59236258A JP 23625884 A JP23625884 A JP 23625884A JP H0620858 B2 JPH0620858 B2 JP H0620858B2
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shaft
mirror
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visor
integrally
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勝 鈴木
好夫 辻内
哲 小川
忠 宇佐美
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/064Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by manually powered actuators
    • B60R1/066Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by manually powered actuators for adjusting the mirror relative to its housing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、車室内からミラーの姿勢を手動で調整するた
めの可倒式ミラーの手動調整装置に関するものである。
従来技術 自動車のドアミラー等において、大きな外力が加わった
場合にミラーバイザーが傾き、外力がなくなると元の姿
勢に戻るような構造となったものは、いわゆる可撓式ミ
ラーとして周知であり、またミラーバイザーの傾き角度
を更に大きくして正位置からほぼ90゜程度にまで倒
し、その姿勢に保持しておけるようにしたものは、いわ
ゆる可倒式ミラーとして知られている。いずれのミラー
においても、ミラーバイザー内に傾動可能に支持された
ミラーの姿勢を調整するための機能が設けられており、
車室内からミラーの姿勢を遠隔調整できるようにしたも
のもある。
発明が解決すべき問題 ところで、この遠隔調整装置としては電気的に行なうも
のと手動で行なうものとがあるが、前述した可倒式ミラ
ーの場合には、ミラーバイザーの傾き角度が大きいた
め、手動で操作する調整軸をミラーバイザーの動きを妨
げないように設けることが困難であり、一般に電気的な
遠隔調整装置が採用されていた。
したがって、本発明は、上記の問題点に着目し、傾き角
度の大きい可倒式ミラーに適用可能で極めて安価な手動
調整装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、ミラーをミラーホルダーによりその球軸受部
回りに傾動可能に支持したミラーバイザーの円筒部を、
車両の外側面に設けたミラーステーの円筒部の外側に回
動可能に取付けて構成した。そして、上記ミラーステー
の円筒部内に上下動自在にかつ回動自在に備えたシャフ
トと、上記ミラーホルダと上記シャフトとを連結する第
4連結部材であって、第4連結部材の一端連結部が上記
ミラーホルダの球軸受部とは偏心するように位置させら
れた上記ミラーホルダの連結部に、水平方向においては
第4連結部材の上記一端連結部と上記ミラーホルダの連
結部とが互いに相対する方向に回動可能にかつ一体的に
上下動可能に連結されるとともに、第4連結部材の他端
連結部が上下方向には一体的に移動可能にかつ上記シャ
フトの軸回りには相対回転可能に上記シャフトの他端に
連結され、かつ、第4連結部材の上記他端連結部と上記
シャフトの他端とのいずれか一方に、上記シャフト軸回
りの上記回転に対して係止する係止部を形成し、第4連
結部材の上記他端連結部と上記シャフトの他端とのいず
れか他方に、上記係止部が係止する係止凹部を形成し、
上記係止部と上記係止凹部とが係合解除可能に係合する
ように弾性付勢する弾性部材を第4連結部材の上記他端
連結部と上記シャフトの他端とのいずれか一方に配置し
てなる第4連結部材と、基端がシャフトの他端に固定さ
れてシャフトと一体的に、シャフト軸回りに回動しかつ
上下動する第1連結部材と、シャフト軸方向と略平行に
位置する連結軸部と、該連結軸部下端に折曲した折曲部
とを一体的に備え、該折曲部先端に、上記第1連結部材
を互いに相対する方向に回動可能にかつ一体的に上下動
可能に連結する第2連結部材と、基端1が上記第2連結
部材の連結軸部上端に固定されて、連結軸部と一体的
に、該連結軸部軸回りに回動しかつ上下動する第3連結
部材と、先端部を車室内に位置させかつ基端部を車両の
内側から外側に向けて上記ミラーステーに挿通させる一
方、両端部間に球部を備えて、該球部を中心に両端部を
回動させるとともに、上記基端部に上記第3連結部材の
先端を、互いに相対する方向に回動しかつ一体的に上下
動するように連結する操作レバーと、を備えてなるよう
に構成した。
発明の作用・効果 上記構成によれば、ミラーバイザーがミラーステーに対
して傾倒すべく、ミラーバイザーの円筒部の軸芯回りに
上記バイザーが回動すると、シャフトに備えた第4連結
部材により、その係止部が係止凹部から抜け出てシャフ
トとミラーホルダの連結部との連結がバイザーの回動方
向において自由になり、ミラーホルダの連結部は何らシ
ャフトに邪魔されることなく回動する一方、バイザーを
元の位置に戻せば、上記係止部が係止凹部に係止してバ
イザー回動前と全く同一の状態にミラーを保持できると
ともに、バイザーの回動時に、シャフトから操作レバー
までの連結機構には何ら影響がない。すなわち、ミラー
バイザをステーに対して元の位置まで復帰させるとき、
係止部を係止凹部に係止させれば、ミラーを元の位置に
確実に位置させることができ、角度調整を再度行う必要
はない。
また、ミラーステーの円筒部の外側にミラーバイザの円
筒部を嵌め込んで回動可能に取付けられるとともに、ミ
ラーの角度調整用のシャフトは上記ミラーステーの円筒
部内に回転自在かつ上下動自在に備えられるので、ミラ
ーバイザの支持がより安定して行え、ミラーの微妙な角
度調整が行える。
また、ミラーは、ミラーホルダに保持されてその球軸受
部回りに傾動可能に支持されるとともに、上記ミラーホ
ルダはミラーバイザに取り付けられ、このミラーバイザ
の円筒部をミラーステーの円筒部に嵌め込んで回転自在
に支持するようにしているので、ミラーは上記球軸受部
と円筒部との2箇所で支持されることになり、より安定
して支持することができて、走行時の振動によるガタ付
きが効果的に防止できる。
また、レバーを球部を支点としてレバー車室側端部を例
えば上方向に回動させると、レバーの連結側端部が球部
を支点として下降し、第1連結部材,第2連結部材,第
3連結部材及びシャフトが一体的に下降し、ミラーホル
ダにおいて回動球心部を通る水平線の回りにシャフトと
の連結部が回動して、ミラー上部をバイザー内に収納す
る一方ミラー下部をバイザー内より突出させる方向に夫
々ミラーを移動させ、ミラーが上方向に傾斜する一方、
レバー車室側端部を下降させると逆にミラーが下方向に
傾斜する。また、レバー車室側端部を球部を支点として
車両前方向に回動させると、レバーの連結側端部が後方
向へ球部を支点として回動し、第3連結部材が第2連結
部材の連結軸部軸心回りに上記レバーの連結側端部とは
逆回りに回動し、同時に第2連結部材も同方向に回動す
るとともに、第3連結部材はシャフト軸心回りに第2連
結部材の折曲部とは逆回りに回動して、ミラーホルダに
おいてその回動球心部を通る垂直線の回りにシャフトと
の連結部が回動し、水平面沿いに、ミラー左部をバイザ
ー内より突出する一方ミラー右部をバイザー内に収納す
る方向に夫々ミラーを移動させ、ミラーが右方向に傾斜
する一方、レバー車室側端部を車両後方向に回動させる
とミラーが左方向に傾斜する。よって、ミラーを上下方
向に夫々傾斜させたいときにはレバーを上下方向に夫々
回動させればよい一方、左右方向に夫々傾斜させたいと
きにはレバーを車両前後方向に夫々回動させればよいの
で、ミラーの傾動方向とレバー操作方向が一対に対応し
てレバー操作が非常に行いやすい。
実施例 以下に、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明
する。
第1,2,3図において、ミラー20を収納するミラー
バイザー1は、ミラーステー2に対して例えば略水平面
内で車両前後方向に回動可能に取付ける一方、このミラ
ーステー2はドア等車両の外側壁25に取付けられる。
上記ミラーバイザー1は、ミラーステー2に対して略上
下方向に沿った回転軸Xの回りに回動する。ミラーステ
ー2には軸心が回転軸Xと同心のわん曲凹面2b が形成
され、またミラーバイザー1には上記わん国凹面2b に
対応してわん曲凸面1a が形成されており、この部分が
ミラーステー2とミラーバイザー1との境界面になって
いる。このミラーステー2の外方に突出した下面には、
上記回転軸Xと同心で下端に鍔部5a を有するとともに
側面に段部5dを有する円筒部材5を固定する。該円筒
部材5の外周面には、ミラーバイザー1の円筒部4を嵌
め込んで回転軸部を構成し、円筒部4が円筒部材5に対
して回転自在とする。円筒部材5の貫通穴5b 内には円
筒状スペーサ6を嵌合する。このスペーサ6は、その上
端を上記ミラーバイザー1の円筒部上面4a より上方に
突出せしめて止めリング29を嵌め込んで係止する一
方、スペーサ6の外面でかつ下端鍔部6a 及びステー下
面の穴2a の周面と円筒部材5の貫通穴下部の凹部5c
との間にバネ8を縮装せしめて、このバネ8のバネ力に
よりスペーサ6及び止めリング29を介してステー2に
対して、バイザー1の円筒部4が円筒部材5より上方に
抜て出さないように付勢するととに、バイザー1の円筒
部4が円筒部材5の段部5dに圧接して円筒部下面と円
筒部材5の鍔部5a間にバイザー回動用のわずかな間隙
を形成するようにする。
上記スペーサ6内には、シャフト7を貫通させて上下動
自在かつ回動自在に嵌め込む。このシャフト7の下端部
は、ステー下面の穴2a よりステー外方へ突出して、ミ
ラー傾動操作レバー19に連結する。すなわち、レバー
19は、一端に車両側壁25を貫通して車室内に位置す
るノブ19a を備える一方、他端に車両外側壁25を通
してミラーステー2に挿通させた連結部19c を備えか
つ両端部間に球部19b を一体的に備える。上記レバー
19の球部19b は、ステー2にブラケット33を介し
て固定された球軸受部材18に嵌合され、ノブ19a 及
び連結部19c を球部回りに回動させる。球軸受部材1
8はレバー19を上下水平方向に自在に回動させうる切
溝18a ,…,18a を備える。上記レバー19の連結
部19c は、球軸受部材18を貫通してレバー軸方向端
面に凹部19d を備える箱体であって、該凹部19d 内
に、第3連結部材17の一端球部17a を車両前後方向
に回動自在にかつ抜出さないように軸受する。この第3
連結部材17の他端17b を第2連結部材3の連結軸部
16の上端にネジ26で固定する。この連結軸部16
は、ステー2に固定されたガイド15によってシャフト
7の軸方向と略平行に自在に上下摺動しかつ自在に回動
するように案内・保持される。この連結軸部16は、シ
ャフト7等を介して主として後記するガイドピン24の
ガイド筒部22bに対する摺動抵抗力により上下方向に
支持される。上記連結軸部16の下端には、連結軸部1
6の軸方向と略直交して延びた第2連結部材3の折曲部
14の一端部14a をネジ27で固定する。よって、上
記第3連結部材17が、レバー19の回動により、連結
軸部16をその軸心回りに一体的に回転されると、折曲
部14も一体的に連結軸部軸心回りに回転する一方、第
3連結部材17が上下動すると、該部材17とともに、
連結軸部16及び折曲部14よりなる第2連結部材3も
一体的に上下動する。
上記折曲部14の他端には球部14b を備え、該球部1
4b を第1連結部材13の一端筒部13a 内に、第11図
に示すように、車両前後方向に回動自在にかつ筒部13
a 内に移動自在とするとともに上下方向には一体的に移
動するように、連結する。第1連結部材13は、その他
端13b を上下シャフト下端面にネジ28で固定し、シ
ャフト7と一体的に、上下動しかつシャフト軸心回りに
回動するようにする。
一方、ミラーホルダ21とシャフト7とは第4連結部材
により連結する。この第4連結部材は後記するクラッチ
板10、板バネ11、ピン12、係止凹部9aとより構
成する。シャフト7の上端部7a は、他の部分よりも小
径とし、円板9を嵌合固定するとともに、該円板9の上
にその上面に摺接するクラッチ板10をシャフト7に対
して回動自在にかつ止めリング30で抜出さないように
上記上端部7aに嵌合する。上記円板9はその下面とバ
イザー1の円筒部4の上面4a との間に一定の間隙を設
けて、シャフト7が円板9とともに上下動しうるように
する。上記クラッチ板10は、第4,6図に示すよう
に、隆起部10b にネジ32で板バネ11を固定し、該
板バネ11の端部に係止部としてのピン12を下向きに
突設する。このピン12は、第9図に示すように、クラ
ッチ板10の小穴10d を貫通してその下端部がクラッ
チ板下面より下向きに突出し、上記円板9の上面の係止
凹部9aに係止する。よって第10図(a)に示すよう
に、ピン12が円板9の係止凹部9a に係止すると、シ
ャフト7及び円板9とともにクラッチ板10も一体的に
回動する一方、シャフト7に対してクラッチ板10が一
定負荷トルク以上のトルクを受けると、すなわち、第1
0図(b)に示すように、ピン12が板バネ11のバネ力
に抗して上方に移動して上記係止凹部9a より外れる
と、シャフト7及び円板9とは無関係にクラッチ板10
が回動しえるようになる。また、クラッチ板10の隆起
部10b に対角線上で対抗する部分に、外方にL字状に
延在しかつその先端部に球部10a を有するアーム部1
0c を備える。
上記ミラーバイザー1内には、第4,5図に示す如く、
ミラー20が合成樹脂製ミラーホルダ21に保持され、
該ホルダ21は球軸受部21c を介して、ミラーバイザ
ー1に取付けられた取付板22に傾動自在に支持され
る。上記ミラーホルダ21の背面の球軸受部21c の周
りにおいて、ミラー上下方向中央部とミラー左右方向中
央部とに夫々ガイドピン23,24を枢着し、各ガイド
ピン23,24を上記取付板22の各ガイド筒部22a
,22b 内に、摺動自在にかつバネ31,31により
夫々一定の摩擦力が各ガイドピン23,24に作用する
ように嵌合する。よって、この摩擦力でミラーホルダ2
1を所定角度に傾斜した状態を保持する。また、ホルダ
21を周縁にはバイザ内方に折曲したガイド部21bを
備え、ホルダ21の一縁のガイド部21bにガイドピン
21eを備えて、バイザー1の外枠35に突設した一対
のガイド突部35a,35b間にガイドピン21eを嵌合
し、ホルダ21の車両前後方向の傾斜をガイドする。そ
して、球軸受部21cの中心とガイドピン21eを結ぶ軸
線が上下傾動時の回動中心となる。また、上記ミラーホ
ルダ21の背面において、球軸受部21c の周りでかつ
第2,4図に示す右側ミラーにおいてはミラー20の水
平方向沿いの中心軸Zより上側でかつミラー20の上下
方向沿いの中心軸Yより左側の部分に対応する部分(第
2図参照)に筒状突出部21d を備え、該突出部先端に
ミラー左右方向にスリット21f で二分割された筒部2
1a を備え、該筒部21a 内に、上記クラッチ板10の
アーム部10c の球部10a を、上記ミラー左右方向に
摺動自在にかつミラー上下方向には一体的に移動自在
に、さらに上記突出部21d の突出方向には抜出しえな
いように、嵌合する。
上記構成によるミラーの手動調整装置は以下の如く作動
する。いま、第1図においてレバー19を上方向に球部
19b を中心として回動させたとする。このレバー19
の回動により連結部19c が球部19b を中心に下向き
に回動し、第3連結部17を介してガイド15の案内に
より第2連結部材3の連結軸部16を軸方向下向きに移
動させる。よって、折曲部14、第1連結部材13も下
降し、シャフト7がスリーブ6に対して下降する。この
シャフト7とともにクラッチ板10と円板9も下降し、
クラッチ板10のアーム部10c の球部10a とミラー
ホルダ21の突出部21d の筒部21a との連結におい
て球部10aに対して筒部21aが若干回動することによ
り、ミラーホルダ21を球軸受部21c の回りに、ミラ
ー上部がミラーバイザー1内に収納される一方ミラー下
部がバイザー1内より突出されるように、傾動させてミ
ラー20を上方向に傾動させる。逆に、レバー19を下
降させれば、上述と逆の作動により、ミラー20が下向
きに傾動される。
また、レバー19を第4図に示すように右方向(車両前
方向)に回動させるとする。レバー19の連結部19c
は球部19b を支点として連結部19c を車両後方向に
回転させ、第3連結部材17を第2連結部材3の連結軸
部軸心回りに上記連結部19c とは逆方向に回動させる
とともに、第2連結部材3を第3連結部材17と同方向
に連結軸部軸心回りに回動させる。第2連結部材3の折
曲部14と第1連結部材13との間では“く”字状に折
曲するように互いに相対する方向に回動し、第1連結部
材13はシャフト7とともにシャフト軸芯回りに右方向
に回転する。よって、円板9とともにクラッチ板10が
第4図中時計回りに回転し、クラッチ板アーム部10c
の球部10a を介してミラーホルダ21の突出部筒部2
1a をバイザー1内より突出する方向に押圧し、ミラー
ホルダ21を球軸受部21c 回りにミラー20の右部が
ミラーバイザー1内に収納される一方ミラー左部がバイ
ザー内より突出する方向に移動し、ミラー20が右方向
に傾動する。逆に、レバー19を左方向に回動させれ
ば、上述と逆の作動を行って、クラッチ板アーム部10
c の球部10a によりミラーホルダ21の突出部筒部2
1a をバイザー1内に収納する方向に移動させ、ミラー
20を左方向に傾動させる。
一方、ミラーバイザー1を例えば第3図中一点鎖線で示
す如くミラーステー2に対して回動させてミラーバイザ
ー1を倒すときには、バイザー1の円筒部4がステー2
の円筒部材5の回りに回動する。このとき、バイザー1
によりホルダ21を介してクラッチ板10にシャフト7
に対して一定負荷トルク以上のトルクが加わり、クラッ
チ板10に備えたピン12が円板9の係止凹部9a 内よ
り抜け出して径止が解除され、クラッチ板10が円板9
及びシャフト7に対して自在に回転できるようになり、
バイザー1のミラーホルダ21の突出部21d の筒部2
1a とクラッチ板10のアーム部10c の球部10a が
嵌合した状態のまま、しかもシャフト7を全く回転させ
ることなく、バイザー1をシャフト軸心回りに回転させ
て、バイザー1をステー2に対して倒すことができる。
なお、倒されたバイザー1をステー2に対して元の位置
に戻すと、倒れる前と同様の状態にミラー20が保持で
きる。
上記実施例によれば、バイザー1をステー2に対して回
転軸X回りに倒すと、バイザー1の回転とともにミラー
ホルダ21の筒部21a とともにクラッチ板10の球部
10a が回転軸X回りに回転するが、このとき板バネ1
1に抗してピン12が円板9の係止凹部9b から外れ
て、クラッチ板10がシャフト7及び円板9に対して自
在に独立して回転しうるようになり、バイザー1の回転
に追随するので、シャフト7等には何らバイザー1の回
転の影響を受けず、バイザー1が倒れるときに手動操作
レバー19とミラーホルダ21との連結機構が損傷する
ことがない。
また、レバー19を上方向に回動させると、第3連結部
材17、第2連結部材3、第1連結部材13、シャフト
7、クラッチ板10の球部10a 及びホルダ21の筒部
21a が上昇し、ミラー20を上方向に傾動させる一
方、例えば第4図に示す右側ミラーにおいては、レバー
19を右方向すなわち車両前方向に時計回りに回動させ
ると、第3連結部材17及び第2連結部材3が逆に反時
計回りに回動し、第1連結部材13、シャフト7及びク
ラッチ板10a がさらに逆に時計回りに回動し、ミラー
20を右方向に傾動させるので、レバー19の操作方向
とミラー20の傾動方向が対応してミラー20の傾動操
作が非常に行いやすい。
なお、本発明は本実施例に限らず種々の態様で実施でき
る。例えば、第3連結部材17、第2連結部材3を一体
的に成形したり、第1連結部材13とシャフト7を一体
成形により形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1,2,3図は夫々本発明の一実施例に係る手動調整
装置を有するミラーにおいてステーに対してバイザーを
倒した状態での要部断面図、上記ミラーの斜視図及びミ
ラーの平面図、第4,5図は夫々上記ミラーの横断面図
及びミラーバイザーの縦断面図、第6図はシャフトとク
ラッチ板の連結部分の拡大断面図、第7図はミラーホル
ダの突出部の筒部とクラッチ板との連結部分を示す断面
図、第8図はホルダのガイド部分の要部斜視図、第9図
はピンと円板を示す斜視図、第10図(a),(b)は夫々円
板にピンを係止した状態を示す断面図及び円板に対して
ピンを係止解除した状態を示す断面図、第11図は折曲
部と第1連結部材との連結状態を示す一部断面斜視図で
ある。 1……バイザー、2……ステー、3……第2連結部材、
4……円筒部、5……円筒部材、7……シャフト、8…
…バネ、9……円板、10……クラッチ板、13……第
1連結部材、14……折曲部、16……連結軸部、17
……第3連結部材、18……球軸受部材、19……レバ
ー、20……ミラー、21……ホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 哲 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 宇佐美 忠 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−13234(JP,A) 実開 昭60−95344(JP,U) 実開 昭60−81048(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラー(20)をミラーホルダー(21)
    によりその球軸受部(21c)回りに傾動可能に支持し
    たミラーバイザー(1)の円筒部(4)を、車両の外側
    面に設けたミラーステー(2)の円筒部(5)の外側に
    回動可能に取付けてなる可倒式ミラーにおいて、 上記ミラーステー(2)の円筒部(5)内に上下動自在
    にかつ回動自在に備えたシャフト(7)と、 上記ミラーホルダと上記シャフトとを連結する第4連結
    部材であって、第4連結部材の一端連結部(10a)が
    上記ミラーホルダ(21)の球軸受部(21c)とは偏
    心するように位置させられた上記ミラーホルダ(21)
    の連結部(21d)に、水平方向においては第4連結部
    材の上記一端連結部(10a)と上記ミラーホルダ(2
    1)の連結部(21d)とが互いに相対する方向に回動
    可能にかつ一体的に上下動可能に連結されるとともに、
    第4連結部材の他端連結部(10d)が上下方向には一
    体的に移動可能にかつ上記シャフト(7)の軸回りには
    相対回転可能に上記シャフト(7)の他端に連結され、
    かつ、第4連結部材の上記他端連結部(10d)と上記
    シャフト(7)の他端とのいずれか一方に、上記シャフ
    ト軸回りの上記回転に対して係止する係止部(12)を
    形成し、第4連結部材の上記他端連結部(10d)と上
    記シャフト(7)の他端とのいずれか他方に、上記係止
    部(12)が係止する係止凹部(9a)を形成し、上記
    係止部(12)と上記係止凹部(9a)とが係合解除可
    能に係合するように弾性付勢する弾性部材(11)を第
    4連結部材の上記他端連結部(10d)と上記シャフト
    (7)の他端とのいずれか一方に配置してなる第4連結
    部材(9a,10,11,12)と、 基端がシャフト(7)の他端に固定されてシャフト7と
    一体的に、シャフト軸回りに回動しかつ上下動する第1
    連結部材(13)と、 シャフト軸方向と略平行に位置する連結軸部(16)
    と、該連結軸部下端に折曲した折曲部(14)とを一体
    的に備え、該折曲部先端に、上記第1連結部材(13)
    を互いに相対する方向に回動可能にかつ一体的に上下動
    可能に連結する第2連結部材(3)と、 基端(17b)が上記第2連結部材(3)の連結軸部上
    端に固定されて、連結軸部(16)と一体的に、該連結
    軸部軸回りに回動しかつ上下動する第3連結部材(1
    7)と、 先端部(19a)を車室内に位置させかつ基端部(19
    c)を車両の内側から外側に向けて上記ミラーステー
    (2)に挿通させる一方、両端部(19a,19c)間
    に球部(19b)を備えて、該球部(19b)を中心に
    両端部(19a,19c)を回動させるとともに、上記
    基端部(19c)に上記第3連結部材(17)の先端
    (17a)を、互いに相対する方向に回動しかつ一体的
    に上下動するように連結する操作レバー(19)と、 を備えてなることを特徴とする可倒式ミラーの手動調整
    装置。
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