JPH0645623Y2 - フアンシユラウド取付構造 - Google Patents
フアンシユラウド取付構造Info
- Publication number
- JPH0645623Y2 JPH0645623Y2 JP2948989U JP2948989U JPH0645623Y2 JP H0645623 Y2 JPH0645623 Y2 JP H0645623Y2 JP 2948989 U JP2948989 U JP 2948989U JP 2948989 U JP2948989 U JP 2948989U JP H0645623 Y2 JPH0645623 Y2 JP H0645623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- seal rubber
- shroud
- fan shroud
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車エンジンのファンシュラウド取付構造に
関する。
関する。
自動車エンジンにおいては、ラジエーター及びエンジン
を強制対流により強力に空冷するために、第２図斜視図
に示すように、ラジエーターとエンジンとの間でラジエ
ーターファン１をＶベルトを介してエンジン２により駆
動するようになっている。
を強制対流により強力に空冷するために、第２図斜視図
に示すように、ラジエーターとエンジンとの間でラジエ
ーターファン１をＶベルトを介してエンジン２により駆
動するようになっている。
この種のエンジンでは、ラジエーターファンによる空冷
効果を大きくするために、第３図部分拡大縦断面図に示
すように、ラジエーターファン１の外周はエンジン２に
固定されたファンシュラウド３により小隙を存して包囲
され、またファンシュラウド３とラジエーター４とはラ
ジエーター４に突設されたラジエーターシュラウド５及
びこれに嵌着された環状シールラバー６により気密に接
続されている。
効果を大きくするために、第３図部分拡大縦断面図に示
すように、ラジエーターファン１の外周はエンジン２に
固定されたファンシュラウド３により小隙を存して包囲
され、またファンシュラウド３とラジエーター４とはラ
ジエーター４に突設されたラジエーターシュラウド５及
びこれに嵌着された環状シールラバー６により気密に接
続されている。
ここで、ファンシュラウド３とラジエーター４とは、従
来、環状シールラバー６で気密的に接続されており、そ
の組立要領としては、まずシールラバー６の前端をラジ
エーター４に突設された環状ラジエーターシュラウド５
の環状溝に嵌着したのち、シールラバー６の後端をファ
ンシュラウド３の円筒部に嵌着するのである。
来、環状シールラバー６で気密的に接続されており、そ
の組立要領としては、まずシールラバー６の前端をラジ
エーター４に突設された環状ラジエーターシュラウド５
の環状溝に嵌着したのち、シールラバー６の後端をファ
ンシュラウド３の円筒部に嵌着するのである。
しかしながら、このようなシールラバーの嵌着構造で
は、組立てに手間がかかるのみならず、運転中のエンジ
ンの振動等によりシールラバーがファンシュラウドから
外れることが時折りあり、修理に手間がかかるので不具
合である。シールラバーが外れないように接着剤を使用
するとか、バンドでファンシュラウドに締めつける等の
手段もあるが、いずれも作業性が悪く実際的でない。
は、組立てに手間がかかるのみならず、運転中のエンジ
ンの振動等によりシールラバーがファンシュラウドから
外れることが時折りあり、修理に手間がかかるので不具
合である。シールラバーが外れないように接着剤を使用
するとか、バンドでファンシュラウドに締めつける等の
手段もあるが、いずれも作業性が悪く実際的でない。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、組
立が簡単でシールラバーが外れることのない経済的なフ
ァンシュラウド取付構造を提供することを目的とする。
立が簡単でシールラバーが外れることのない経済的なフ
ァンシュラウド取付構造を提供することを目的とする。
そのために本考案は、後端がエンジンの前面に固着され
前端が環状シールラバーを介してラジエーターシュラウ
ドに嵌着されラジエーターファンを小隙をもって囲繞す
るファンシュラウド取付構造において、円筒部の前後端
がそれぞれ外向きにＵターンして開く偏平横置Ｃ字状断
面をなす環状溝を前部に有するロール成形板金構造のラ
ジエーターファンシュラウドと、後端に上記ラジエータ
ーファンシュラウドの偏平横置Ｃ字状断面の環状溝に嵌
着される倒立Ｔ字状断面部を有し前端に外向半径方向に
突出するフランジ部を有する環状シールラバーと、上記
シールラバーを上記フランジ部でラジエーターシュラウ
ドの後端に固着する取付板とを具えたことを特徴とす
る。
前端が環状シールラバーを介してラジエーターシュラウ
ドに嵌着されラジエーターファンを小隙をもって囲繞す
るファンシュラウド取付構造において、円筒部の前後端
がそれぞれ外向きにＵターンして開く偏平横置Ｃ字状断
面をなす環状溝を前部に有するロール成形板金構造のラ
ジエーターファンシュラウドと、後端に上記ラジエータ
ーファンシュラウドの偏平横置Ｃ字状断面の環状溝に嵌
着される倒立Ｔ字状断面部を有し前端に外向半径方向に
突出するフランジ部を有する環状シールラバーと、上記
シールラバーを上記フランジ部でラジエーターシュラウ
ドの後端に固着する取付板とを具えたことを特徴とす
る。
このような構成によれば、シールラバーのファンシュラ
ウドに対する嵌着が容易かつ強固になるので、シールラ
バーがファンシュラウドから外れることがなくなり、さ
らにシールラバーのラジエーターシュラウドに対する嵌
着も容易になる。
ウドに対する嵌着が容易かつ強固になるので、シールラ
バーがファンシュラウドから外れることがなくなり、さ
らにシールラバーのラジエーターシュラウドに対する嵌
着も容易になる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第１図は
その部分縦断面図である。
その部分縦断面図である。
上図において、第２〜３図と同一の符番はそれぞれ第２
〜３図と同一の部材を示し、3aはファンシュラウドで、
第３図に示した断面とは異なり、央部が一旦くびれたの
ち拡開するマッシュルーム形として外向半径方向に膨出
し両端がそれぞれ央部に向かって外向きにＵターンする
形状に成形されている。
〜３図と同一の部材を示し、3aはファンシュラウドで、
第３図に示した断面とは異なり、央部が一旦くびれたの
ち拡開するマッシュルーム形として外向半径方向に膨出
し両端がそれぞれ央部に向かって外向きにＵターンする
形状に成形されている。
6aは環状シールラバーで、その前端は外向半径方向に突
出し複数の取付孔が配設されたフランジ部７となり、そ
の後端は倒立Ｔ字状断面部８を形成している。
出し複数の取付孔が配設されたフランジ部７となり、そ
の後端は倒立Ｔ字状断面部８を形成している。
９はシールラバー6aのフランジ部７をラジエーターシュ
ラウド５の後面に固着するための８個の樹脂製扇形ワン
タッチ取付板で、各取付板９の前面には複数個のワンタ
ッチクリップ10が突設されている。
ラウド５の後面に固着するための８個の樹脂製扇形ワン
タッチ取付板で、各取付板９の前面には複数個のワンタ
ッチクリップ10が突設されている。
このようなシールラバーの取付は下記の要領で行われ
る。
る。
（１）まずシールラバーの後端の倒立Ｔ字状断面部８を
ファンシュラウド3aの前端の末広断面の凹所に嵌着す
る。
ファンシュラウド3aの前端の末広断面の凹所に嵌着す
る。
（２）次にこのようにしてシールラバーが嵌着されたフ
ァンシュラウド3aはエンジン２に固着する。
ァンシュラウド3aはエンジン２に固着する。
（３）最後にシールラバーのフランジ部７をワンタッチ
取付板９を介してラジエーターシュラウド５の取付孔に
押し込むことにより固着する。
取付板９を介してラジエーターシュラウド５の取付孔に
押し込むことにより固着する。
このような構造によれば、下記の効果が奏せられる。
（１）シールラバーは単体状態のファンシュラウドに容
易に嵌着することができる。
易に嵌着することができる。
（２）シールラバーのラジエーターシュラウドに対する
嵌着はワンタッチ取付プレートにより迅速に行われる。
嵌着はワンタッチ取付プレートにより迅速に行われる。
要するに本考案によれば、後端がエンジンの前面に固着
され前端が環状シールラバーを介してラジエーターシュ
ラウドに嵌着されラジエーターファンを小隙をもって囲
繞するファンシュラウド取付構造において、円筒部の前
後端がそれぞれ外向きにＵターンして開く偏平横置Ｃ字
状断面をなす環状溝を前部に有するロール成形板金構造
のラジエーターファンシュラウドと、後端に上記ラジエ
ーターファンシュラウドの偏平横置Ｃ字状断面の環状溝
に嵌着される倒立Ｔ字状断面部を有し前端に外向半径方
向に突出するフランジ部を有する環状シールラバーと、
上記シールラバーを上記フランジ部でラジエーターシュ
ラウドの後端に固着する取付板とを具えたことにより、
組立が簡単でシールラバーが外れることのない経済的な
ファンシュラウド取付構造を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
され前端が環状シールラバーを介してラジエーターシュ
ラウドに嵌着されラジエーターファンを小隙をもって囲
繞するファンシュラウド取付構造において、円筒部の前
後端がそれぞれ外向きにＵターンして開く偏平横置Ｃ字
状断面をなす環状溝を前部に有するロール成形板金構造
のラジエーターファンシュラウドと、後端に上記ラジエ
ーターファンシュラウドの偏平横置Ｃ字状断面の環状溝
に嵌着される倒立Ｔ字状断面部を有し前端に外向半径方
向に突出するフランジ部を有する環状シールラバーと、
上記シールラバーを上記フランジ部でラジエーターシュ
ラウドの後端に固着する取付板とを具えたことにより、
組立が簡単でシールラバーが外れることのない経済的な
ファンシュラウド取付構造を得るから、本考案は産業上
極めて有益なものである。
第１図は本考案の一実施例を示す部分縦断面図である。 第２図は公知のラジエーターファンシュラウド取付構造
を示す斜視図、第３図は第２図の部分拡大縦断面図であ
る。 １…ラジエーターファン、２…エンジン、3a…ファンシ
ュラウド、４…ラジエーター、５…ラジエーターシュラ
ウド、6a…シールラバー、７…フランジ部、８…倒立Ｔ
字状断面部、９…ワンタッチ取付板、10…ワンタッチク
リップ。
を示す斜視図、第３図は第２図の部分拡大縦断面図であ
る。 １…ラジエーターファン、２…エンジン、3a…ファンシ
ュラウド、４…ラジエーター、５…ラジエーターシュラ
ウド、6a…シールラバー、７…フランジ部、８…倒立Ｔ
字状断面部、９…ワンタッチ取付板、10…ワンタッチク
リップ。
Claims (1)
- 【請求項１】後端がエンジンの前面に固着され前端が環
状シールラバーを介してラジエーターシュラウドに嵌着
されラジエーターファンを小隙をもって囲繞するファン
シュラウド取付構造において、円筒部の前後端がそれぞ
れ外向きにＵターンして開く偏平横置Ｃ字状断面をなす
環状溝を前部に有するロール成形板金構造のラジエータ
ーファンシュラウドと、後端に上記ラジエーターファン
シュラウドの偏平横置Ｃ字状断面の環状溝に嵌着される
倒立Ｔ字状断面部を有し前端に外向半径方向に突出する
フランジ部を有する環状シールラバーと、上記シールラ
バーを上記フランジ部でラジエーターシュラウドの後端
に固着する取付板とを具えたことを特徴とするファンシ
ュラウド取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2948989U JPH0645623Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | フアンシユラウド取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2948989U JPH0645623Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | フアンシユラウド取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119929U JPH02119929U (ja) | 1990-09-27 |
| JPH0645623Y2 true JPH0645623Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31253752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2948989U Expired - Lifetime JPH0645623Y2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | フアンシユラウド取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645623Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016114005A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | いすゞ自動車株式会社 | ファンカバーの取付構造 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5329518B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2013-10-30 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| JP5631840B2 (ja) * | 2011-10-21 | 2014-11-26 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| JP6003294B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-10-05 | いすゞ自動車株式会社 | ファンシュラウド構造 |
| JP2020045841A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | いすゞ自動車株式会社 | ベルマウスの取付構造 |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP2948989U patent/JPH0645623Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016114005A (ja) * | 2014-12-17 | 2016-06-23 | いすゞ自動車株式会社 | ファンカバーの取付構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119929U (ja) | 1990-09-27 |
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