JPH064544Y2 - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JPH064544Y2
JPH064544Y2 JP1988165581U JP16558188U JPH064544Y2 JP H064544 Y2 JPH064544 Y2 JP H064544Y2 JP 1988165581 U JP1988165581 U JP 1988165581U JP 16558188 U JP16558188 U JP 16558188U JP H064544 Y2 JPH064544 Y2 JP H064544Y2
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JP
Japan
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integrated circuit
circuit board
lead frame
claw
substrate
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司 菊池
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Nippon Chemi Con Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、集積回路基板に安定して固定可能にしたリ
ードフレームに関する。
〔従来の技術〕 従来、リードフレームには、第5図の(A)に示すよう
に、集積回路基板の表裏両面に形成された電極パッドを
外部に同時に引き出すための二つの爪12、14が、外
部リード16から分岐して、U字状に形成されたもので
ある。双方の爪12、14には、集積回路基板へのリー
ドフレーム10の設置位置を均一化する基板制止脚12
2、142が形成されており、これが集積回路基板の側
面に突き当たったところで、リードフレーム10の設置
位置が決定される。
そして、このような従来のリードフレーム10では、第
5図の(B)に示すように、双方の爪12、14が外部
リード16に沿う中心線に対して対称的に配置されてお
り、このような構造を採ることにより集積回路基板への
設置の安定化が図られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、上述したリードフレーム10は、集積回路基
板への設置位置を均一化するために形成されたものでは
あるが、これが設置される側の集積回路基板の特質を考
慮したものとはいえない。
例えば、第6図に示すように、集積回路基板20にリー
ドフレーム10を設置しようとしても、集積回路基板2
0の側面にバリ22が生じていた場合には、爪14の基
板制止脚142がバリ22に突き当たり、リードフレー
ム10は集積回路基板20の基板面と傾き(θ)が生じ
るため、リードフレーム10の設置状態が不安定になる
とともに、リードフレーム10に対する集積回路基板2
0の挿入長が短くなり、接続の信頼性が低下する。
特に、集積回路基板20は、セラミックやアルミナなど
で形成され、その表面にV溝を成すブレークラインを以
て切り離すため、切断端面にバリ22が生じ易い。ま
た、集積回路基板20にガラスエポキシ系や紙フェノー
ル系などの繊維質を含有する基板をプレス加工により打
ち抜いたものが使用される場合にも、その切断端面にバ
リ22を生じるのは必死である。
そこで、この考案は、集積回路基板の加工時に生じた縁
面のバリによる固定強度の低下やずれを防止したリード
フレームを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のリードフレームは、集積回路基板の外部リー
ドとして設置されるリードフレームであって、前記集積
回路基板の表裏両面に設置された電極パッドを挟み込む
二つの爪を前記集積回路基板の表裏面側に互い違いに形
成し、各爪に前記集積回路基板の縁面に対応した基板制
止脚を形成し、一方の爪の基板制止脚と他方の爪の基板
制止脚とを、前記外部リードの長手方向に沿って互いに
ずらし、一方の基板制止脚を前記集積回路基板の縁面に
面接触させたことを特徴とする。
〔作用〕
したがって、この考案のリードフレームでは、外部リー
ドの長手方向に沿って互いにずらして配置した双方の基
板制止脚のうち、集積回路基板の側面に対して後方にず
らして配置した基板制止脚を、集積回路基板の側面に生
じたバリに接触させることにより、集積回路基板の基板
面に対するリードフレームの傾きが打ち消され、集積回
路基板に安定した状態に設置することができる。
〔実施例〕
第1図は、この考案のリードフレームの実施例を示す。
第1図の(A)に示すように、この実施例のリードフレ
ーム10では、集積回路基板を支持するための二つの爪
12、14が、外部リード16から分岐してU字状に形
成されている。このリードフレーム10は、金属板を所
定の形状に打ち抜いた後に加圧成形されたもので、この
関係上、双方の爪12、14は互い違いに対向して配置
されることになる。ここで、双方の爪12、14を、便
宜上、寸法基準爪12および寸法調整爪14と称して区
別するものとする。
寸法基準爪12および寸法調整爪14の双方には、それ
ぞれ、基板制止脚122、142、基板支持脚124、
144、基板挿入ガイド126、146が形成されてい
る。これらの各部位は、寸法基準爪12および寸法調整
爪14の双方の爪に対になって配置され、この対になっ
た脚部同士が互いに作用しあいながら、次に示すような
所定の機能を果たしている。
即ち、基板制止脚122、142は、集積回路基板の側
面に突き当たる部位であり、これによって、リードフレ
ーム10の集積回路基板に対する設置位置や設置角度が
決定される。また、基板支持脚124、144は、集積
回路基板の基板面に接触する部位であり、これによっ
て、集積回路基板はその表裏両面から挟み込まれる。さ
らに、基板挿入ガイド126、146によって、集積回
路基板へのリードフレーム10の挟み込みが容易なもの
となる。
基板制止脚122、142は、第1図の(B)に示すよ
うに、外部リード16の長手方向に対して、tの差異
を以て配置されている。また、寸法基準爪12と寸法調
整爪14との間隔、即ち、集積回路基板の基板面に接触
する基板支持脚124、144の間隔wは、集積回路
基板の肉厚よりも幾分狭くなるように配置されている。
次に、第2図は、第1図に示したリードフレーム10を
集積回路基板20に設置した状態を示しており、リード
フレーム10が設置される集積回路基板20のエッジの
一方にはバリ22が生じている。
第2図の(A)に示すように、集積回路基板20のバリ
22の生じている側に寸法調整爪14を対応させて、リ
ードフレーム10は矢印で示す力Fによって挟み込まれ
る。このとき、基板挿入ガイド126、146は、集積
回路基板20のエッジとの接触時に、力Fに伴う応力を
受けることになる。この応力によって、寸法基準爪12
および寸法調整爪14の間隔wは、基板面の法線方向
に拡張される。
互いに拡張された寸法基準爪12および寸法調整爪14
は、集積回路基板20の表裏両面に配置された電極パッ
ド24と接触して力Fを表す矢印の方向に滑り動き、リ
ードフレーム10は、その基板制止脚122、142が
集積回路基板20の側面に突き当たって停止することに
なる。ここで、寸法基準爪12および寸法調整爪14
は、金属の有する復元力によって集積回路基板20に固
く挟み込まれる。
集積回路基板20の側面に突き当たって停止したリード
フレーム10は、第2図の(B)に示すように、基板制
止脚122、142の一部が集積回路基板20のエッジ
に突き当たり、特に、寸法調整爪14の基板制止脚14
2はバリ22に突き当たっている。これは、寸法基準爪
12の基板制止脚122を以てリードフレーム10全体
の集積回路基板20への設置の位置が決定されるととも
に、寸法基準爪12にtだけ後方にずらして配置され
た寸法調整爪14の基板制止脚142を以て集積回路基
板20に生じたバリ22が吸収されることを意味してい
る。
次に、第3図は、この考案のリードフレームの他の実施
例を示す。
この実施例におけるリードフレーム10も、第3図の
(A)に示すように、先の実施例に示したものと同様な
部位を有しており、寸法基準爪12および寸法調整爪1
4の双方には、それぞれ、基板制止脚122、142、
基板支持脚124、144、基板挿入ガイド126、1
46が形成されている。そして、これらの各部位は、寸
法基準爪12および寸法調整爪14に対になって配置さ
れ、対になった脚部同士が互いに作用しあいながら、先
の実施例で示したような所定の機能を果たしている。
基板制止脚122、142は、第3図の(B)に示すよ
うに、外部リード16の長手方向に対して直角を成し
て、tの差異を以て配置されている。また、寸法基準
爪12と寸法調整爪14との間隔wが、集積回路基板
20の肉厚よりも幾分狭くなるように配置されているの
も、先の実施例と同様である。
次に、第4図は、第3図に示したリードフレームを集積
回路基板に実装した状態を示す。
リードフレーム10の集積回路基板20への設置の度合
いについては、集積回路基板20の側面に、リードフレ
ーム10が最初に突き当たる位置に決定される。この実
施例の場合では、集積回路基板20の側面はリードフレ
ーム10の寸法基準爪12の基板制止脚122の全面を
以て制止され、バリ22は寸法調整爪14の基板制止脚
142の一部で制止されることになる。
これら両実施例で示した集積回路基板20には、その
後、その電極パッド24部分にハンダが塗布され、集積
回路基板20に形成された電子回路とリードフレーム1
0との電気的な接続が図られる。この場合、この電極パ
ッド24にはハンダの塗布による機械的な強度が付与さ
れ、リードフレーム10は集積回路基板20の電極パッ
ド24に安定して設置されることになる。そして、リー
ドフレーム10の電気的な接続が完了した集積回路基板
20には、その全体に樹脂モールドが施され、所望の集
積回路素子が形成されることになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案のリードフレームによれ
ば、集積回路基板の電極パッドを挟み込む二つの爪を集
積回路基板の表裏面に互い違いに分岐させ、各爪に集積
回路基板の縁面に対応した基板制止脚を形成し、一方の
爪の基板制止脚と他方の爪の基板制止脚とを、外部リー
ドの長手方向に沿って互いにずらし、一方の基板制止脚
を集積回路基板の縁面に面接触させるようにしたので、
集積回路基板の加工時にその側面に生じるバリによって
ずれを生じることがなく、一方の基板制止脚を集積回路
基板の縁面に面接触させることができ、リードフレーム
を集積回路基板の基板面と一致させた状態で強固な固定
状態を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のリードフレームの実施例を示す図、
第2図は第1図に示したリードフレームを集積回路基板
に設置した状態を示す図、第3図はこの考案リードフレ
ームの他の実施例を示す図、第4図は第3図に示したリ
ードフレームを集積回路基板に設置した状態を示す図、
第5図は従来のリードフレームを示す図、第6図は第5
図に示したリードフレームを集積回路基板に設置した状
態を示す図である。 10……リードフレーム 12……寸法基準爪 14……寸法調整爪 122、142……基板制止脚 16……外部リード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路基板の外部リードとして設置され
    るリードフレームであって、前記集積回路基板の表裏両
    面に設置された電極パッドを挟み込む二つの爪を前記集
    積回路基板の表裏面側に互い違いに形成し、各爪に前記
    集積回路基板の縁面に対応した基板制止脚を形成し、一
    方の爪の基板制止脚と他方の爪の基板制止脚とを、前記
    外部リードの長手方向に沿って互いにずらし、一方の基
    板制止脚を前記集積回路基板の縁面に面接触させたこと
    を特徴とするリードフレーム。
JP1988165581U 1988-12-21 1988-12-21 リードフレーム Expired - Lifetime JPH064544Y2 (ja)

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JPH0286066U JPH0286066U (ja) 1990-07-06
JPH064544Y2 true JPH064544Y2 (ja) 1994-02-02

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JPS52153861U (ja) * 1976-05-19 1977-11-22

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