JPH0645416A - ウエハプローバ - Google Patents
ウエハプローバInfo
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- JPH0645416A JPH0645416A JP3228409A JP22840991A JPH0645416A JP H0645416 A JPH0645416 A JP H0645416A JP 3228409 A JP3228409 A JP 3228409A JP 22840991 A JP22840991 A JP 22840991A JP H0645416 A JPH0645416 A JP H0645416A
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- card
- chuck
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プローブカードの交換作業を行うにあたって
作業が容易で、そのための機構、構造が簡単であるこ
と。 【構成】 ウエハチャック2の上方側に設置されたプロ
ーブカード取付台1の下面に、一対のスライドガイド3
a、3bをプロービングセンタからプローブカード取付
台1の端部まで伸びるように配設する。スライドガイド
3a、3bには、スライド部41a、41bを介してカ
ードチャック4を保持し、スライドガイド3a、3bと
スライド部41a、41bとを夫々リニアモータのステ
ータ、ロータとして機能させるようにする。カードチャ
ック4はプローブカード5を着脱自在に保持する構造と
なっており、カードチャック4をプロービングセンタか
らプローブカード取付台1の端部まで搬送した後例えば
移載機構9によりプローブカード5の交換作業を行う。
作業が容易で、そのための機構、構造が簡単であるこ
と。 【構成】 ウエハチャック2の上方側に設置されたプロ
ーブカード取付台1の下面に、一対のスライドガイド3
a、3bをプロービングセンタからプローブカード取付
台1の端部まで伸びるように配設する。スライドガイド
3a、3bには、スライド部41a、41bを介してカ
ードチャック4を保持し、スライドガイド3a、3bと
スライド部41a、41bとを夫々リニアモータのステ
ータ、ロータとして機能させるようにする。カードチャ
ック4はプローブカード5を着脱自在に保持する構造と
なっており、カードチャック4をプロービングセンタか
らプローブカード取付台1の端部まで搬送した後例えば
移載機構9によりプローブカード5の交換作業を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハのプロー
ブテストを行うためのウエハプローバに関する。
ブテストを行うためのウエハプローバに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
ウエハ内にICチップが完成した後、アセンブリ工程の
前に不良チップを排除するために、ウエハプローバによ
ってウエハ内の各チップに対してプローブテストと呼ば
れる電気的測定検査が行われる。
ウエハ内にICチップが完成した後、アセンブリ工程の
前に不良チップを排除するために、ウエハプローバによ
ってウエハ内の各チップに対してプローブテストと呼ば
れる電気的測定検査が行われる。
【0003】前記ウエハプローバは、ウエハ載置ステー
ジの上方側に位置するプローブ針を備えたプローブカー
ドや、このプローブカードの上方側に当該プローブカー
ドに対してポゴピンなどにより電気的に接続されたテス
タヘッドなどにより構成され、例えばウエハ載置ステー
ジを上昇させてウエハ内のチップの電極パッドとプロー
ブ針とを接触させて電気的測定検査を行い、これによっ
てチップの良否を判定するものである。
ジの上方側に位置するプローブ針を備えたプローブカー
ドや、このプローブカードの上方側に当該プローブカー
ドに対してポゴピンなどにより電気的に接続されたテス
タヘッドなどにより構成され、例えばウエハ載置ステー
ジを上昇させてウエハ内のチップの電極パッドとプロー
ブ針とを接触させて電気的測定検査を行い、これによっ
てチップの良否を判定するものである。
【0004】ところでこのような検査はICチップの種
類が異なる毎にその種類に応じたプローブカードに交換
する必要があるが、プロービングセンタ(ウエハの測定
位置)においては、上方側にテストヘッドが、また下方
側にウエハ載置ステージが夫々位置していて、プローブ
カードの交換作業のための空間が狭いので自動交換が困
難であり、このため従来は通常手動で行うことが多かっ
た。
類が異なる毎にその種類に応じたプローブカードに交換
する必要があるが、プロービングセンタ(ウエハの測定
位置)においては、上方側にテストヘッドが、また下方
側にウエハ載置ステージが夫々位置していて、プローブ
カードの交換作業のための空間が狭いので自動交換が困
難であり、このため従来は通常手動で行うことが多かっ
た。
【0005】また一方において作業効率を高めるために
自動化の工夫も進められており、例えば特開昭62−1
69341号公報には、ウエハチャックをプローブカー
ドの交換のために共用し、ウエハチャックを載置ステー
ジによりX−Y方向に移動させて、プロービングセンタ
のプローブカードを収納具内の別のプローブカードと交
換する技術が記載されている。
自動化の工夫も進められており、例えば特開昭62−1
69341号公報には、ウエハチャックをプローブカー
ドの交換のために共用し、ウエハチャックを載置ステー
ジによりX−Y方向に移動させて、プロービングセンタ
のプローブカードを収納具内の別のプローブカードと交
換する技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うにプローブカードを手動で交換する場合には、テスト
ヘッドとウエハ載置ステージに挟まれた狭い空間で交換
作業を行わなければならないので作業が煩わしいし、そ
の上作業効率が悪いという欠点がある。
うにプローブカードを手動で交換する場合には、テスト
ヘッドとウエハ載置ステージに挟まれた狭い空間で交換
作業を行わなければならないので作業が煩わしいし、そ
の上作業効率が悪いという欠点がある。
【0007】また特開昭62−169341号公報に記
載された方法では、収納具から保護板を取り出してプロ
ービングセンタまで運び、この保護板にプローブカード
を重着して収納具まで移送するようにしているため、一
回の交換作業にウエハ載置ステージを2往復させなけれ
ばならないし、更にウエハの交換とプローブカードの交
換とを並行して行うことができないので作業効率が悪
く、その上プロービングセンタにてプローブカードを着
脱するためのバキューム機構が必要となるので構造も複
雑である。
載された方法では、収納具から保護板を取り出してプロ
ービングセンタまで運び、この保護板にプローブカード
を重着して収納具まで移送するようにしているため、一
回の交換作業にウエハ載置ステージを2往復させなけれ
ばならないし、更にウエハの交換とプローブカードの交
換とを並行して行うことができないので作業効率が悪
く、その上プロービングセンタにてプローブカードを着
脱するためのバキューム機構が必要となるので構造も複
雑である。
【0008】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は、プローブカードの交換作業を
行うにあたって作業が容易で、プローブカードの交換の
ために必要な機構、構造も簡単であって、自動化に対応
しやすいウエハプローバを提供することにある。
ものであり、その目的は、プローブカードの交換作業を
行うにあたって作業が容易で、プローブカードの交換の
ために必要な機構、構造も簡単であって、自動化に対応
しやすいウエハプローバを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プローブカー
ド取付部に取り付けたプローブカードによりウエハに対
して電気的測定を行うウエハプローバにおいて、前記プ
ローブカード取付部に、プロービングセンタから横方向
にプローブカードの着脱位置まで延びるように設けられ
た保持案内機構と、前記保持案内機構により保持された
状態で案内され、プローブカードを着脱自在に保持する
ためのカードチャックと、前記カードチャックを保持案
内機構に沿ってプロービングセンタとプローブカードの
着脱位置との間を搬送させる搬送機構と、を備え、前記
プローブカードの着脱位置にてプローブカードを交換す
ることを特徴とする。
ド取付部に取り付けたプローブカードによりウエハに対
して電気的測定を行うウエハプローバにおいて、前記プ
ローブカード取付部に、プロービングセンタから横方向
にプローブカードの着脱位置まで延びるように設けられ
た保持案内機構と、前記保持案内機構により保持された
状態で案内され、プローブカードを着脱自在に保持する
ためのカードチャックと、前記カードチャックを保持案
内機構に沿ってプロービングセンタとプローブカードの
着脱位置との間を搬送させる搬送機構と、を備え、前記
プローブカードの着脱位置にてプローブカードを交換す
ることを特徴とする。
【0010】また本発明は、複数のプローブカードを収
納するためのストッカと、カードチャックからプローブ
カードを取り外して前記ストッカ内に収納すると共に、
前記ストッカ内の別のプローブカードを取り出して前記
カードチャックに受け渡す移載機構とを設けるようにし
てもよい。
納するためのストッカと、カードチャックからプローブ
カードを取り外して前記ストッカ内に収納すると共に、
前記ストッカ内の別のプローブカードを取り出して前記
カードチャックに受け渡す移載機構とを設けるようにし
てもよい。
【0011】
【作用】あるウエハに対してプローブテストが終了し、
次いで別の種類のチップについて検査を行う場合、プロ
ービングセンタに位置しているカードチャックを保持案
内機構により案内しながら搬送機構によってプローブカ
ードの着脱位置まで搬送する。次に作業者により手動に
よって、あるいは上記の移載機構によってカードチャッ
クからプローブカードを取り外してストッカに収納し、
しかる後別のプローブカードをストッカから取り出して
プローブカードに保持させ、前記搬送機構によりカード
チャックをプロービングセンタまで搬送した後、所定の
プローブテストを行う。
次いで別の種類のチップについて検査を行う場合、プロ
ービングセンタに位置しているカードチャックを保持案
内機構により案内しながら搬送機構によってプローブカ
ードの着脱位置まで搬送する。次に作業者により手動に
よって、あるいは上記の移載機構によってカードチャッ
クからプローブカードを取り外してストッカに収納し、
しかる後別のプローブカードをストッカから取り出して
プローブカードに保持させ、前記搬送機構によりカード
チャックをプロービングセンタまで搬送した後、所定の
プローブテストを行う。
【0012】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1は本発明の実施例の全体を示す斜視図、図
2はカード取付台にプローブカードが保持された状態を
示す縦断側面図、図3はプローブカードの平面図であ
る。1はプローブカード取付部としてのプローブカード
取付台であって、ウエハチャック2の上方側に設置され
ており、プローブカード取付台1のプロービングセンタ
には、後述するプローブカードのプローブ針とウエハ内
の電極パッドとの位置関係を例えばTVカメラで調べる
ための覗き窓11が形成されている。また前記ウエハチ
ャック2は、X、Y方向に移動可能なウエハ載置ステー
ジ21上に高さ方向に移動自在でかつ鉛直軸まわりに回
転自在に設けられている。
明する。図1は本発明の実施例の全体を示す斜視図、図
2はカード取付台にプローブカードが保持された状態を
示す縦断側面図、図3はプローブカードの平面図であ
る。1はプローブカード取付部としてのプローブカード
取付台であって、ウエハチャック2の上方側に設置され
ており、プローブカード取付台1のプロービングセンタ
には、後述するプローブカードのプローブ針とウエハ内
の電極パッドとの位置関係を例えばTVカメラで調べる
ための覗き窓11が形成されている。また前記ウエハチ
ャック2は、X、Y方向に移動可能なウエハ載置ステー
ジ21上に高さ方向に移動自在でかつ鉛直軸まわりに回
転自在に設けられている。
【0013】前記プローブカード取付台1の下面には、
後述するカードチャックの保持案内機構をなす、互に対
向する一対のL字型のスライドガイド3a、3bがプロ
ービングセンタからプローブカードの着脱位置例えばプ
ローブカード取付台1の端部まで横方向に伸びるように
設けられている。
後述するカードチャックの保持案内機構をなす、互に対
向する一対のL字型のスライドガイド3a、3bがプロ
ービングセンタからプローブカードの着脱位置例えばプ
ローブカード取付台1の端部まで横方向に伸びるように
設けられている。
【0014】前記スライドガイド3a、3bには、一対
の逆L字型のスライド部41a、41bを介してカード
チャック4が保持されており、前記スライド部41a、
41bは、カードチャック4の上面にて互に対向する一
対の組が横方向に2組設けられている。ここでこの例で
は前記スライドガイド3a、3b及びカードチャック4
のスライド部41a、41bは、夫々リニアモータのス
テータ及びロータとして機能し、カードチャック4をプ
ロービングセンタとプローブカード取付台の端部との間
を正確かつ迅速に搬送するための搬送機構を構成するも
のである。勿論この搬送機構としては、このようなリニ
アモータに限定されるものではなく、例えばラック、ピ
ニオン機構などを用いることもできる。
の逆L字型のスライド部41a、41bを介してカード
チャック4が保持されており、前記スライド部41a、
41bは、カードチャック4の上面にて互に対向する一
対の組が横方向に2組設けられている。ここでこの例で
は前記スライドガイド3a、3b及びカードチャック4
のスライド部41a、41bは、夫々リニアモータのス
テータ及びロータとして機能し、カードチャック4をプ
ロービングセンタとプローブカード取付台の端部との間
を正確かつ迅速に搬送するための搬送機構を構成するも
のである。勿論この搬送機構としては、このようなリニ
アモータに限定されるものではなく、例えばラック、ピ
ニオン機構などを用いることもできる。
【0015】前記カードチャック4は、円形状に形成さ
れると共に、側部より突出したレバー42を備え、更に
中央部には、内周面に段部43(図1では示していな
い)を有する開口部44が形成されている。
れると共に、側部より突出したレバー42を備え、更に
中央部には、内周面に段部43(図1では示していな
い)を有する開口部44が形成されている。
【0016】前記カードチャック4の開口部44には、
下面にプローブ針51を備えたプローブカード5が交換
用リング6を介して着脱自在に保持されており、交換用
リング6は、内面側及び外面側が、夫々プローブカード
5の外周面の段部と開口部44の段部43とに係合され
る形状となっている。
下面にプローブ針51を備えたプローブカード5が交換
用リング6を介して着脱自在に保持されており、交換用
リング6は、内面側及び外面側が、夫々プローブカード
5の外周面の段部と開口部44の段部43とに係合され
る形状となっている。
【0017】また交換用リング6の外周面及び開口部4
4の内周面には、夫々互に係合する位置決め用のピン6
1及び凹部45が形成されると共に、交換用リング6の
内周面及びプローブカード5の外周面にも夫々位置決め
用の互に係合する凹部、凸部(図示せず)が形成されて
おり、これら凹部、凸部を互に係合させ、かつ前記ピン
61及び凹部45を互に係合させることによって、カー
ドチャック4に対するプローブカード5の回転方向(鉛
直軸まわりの向き)の位置決めが自動的に行われる。
4の内周面には、夫々互に係合する位置決め用のピン6
1及び凹部45が形成されると共に、交換用リング6の
内周面及びプローブカード5の外周面にも夫々位置決め
用の互に係合する凹部、凸部(図示せず)が形成されて
おり、これら凹部、凸部を互に係合させ、かつ前記ピン
61及び凹部45を互に係合させることによって、カー
ドチャック4に対するプローブカード5の回転方向(鉛
直軸まわりの向き)の位置決めが自動的に行われる。
【0018】一方前記プローブカード取付台4のレバー
42には、プローブカード5がプロービングセンタに位
置したときに当該プローブカード5をその中心軸(中心
の鉛直軸)のまわりに回動させて位置決めするための位
置決め機構7が組み合わせて設けられている。この位置
決め機構7は、例えば図4に示すように、ハウジング7
1内に設けられた長尺の歯車72と、この長尺の歯車7
2に歯合して当該歯車72の長さ方向に移動する大径の
歯車73と、この歯車73に一端が取り付けられると共
に、外周にスクリューネジ部74が形成されていてハウ
ジング71に螺合されながら長さ方向にスライドするス
ライド軸75と、前記長尺の歯車72を駆動するように
伝達機構76を介してハウジング71に付設されたステ
ッピングモータMとを有してなる。
42には、プローブカード5がプロービングセンタに位
置したときに当該プローブカード5をその中心軸(中心
の鉛直軸)のまわりに回動させて位置決めするための位
置決め機構7が組み合わせて設けられている。この位置
決め機構7は、例えば図4に示すように、ハウジング7
1内に設けられた長尺の歯車72と、この長尺の歯車7
2に歯合して当該歯車72の長さ方向に移動する大径の
歯車73と、この歯車73に一端が取り付けられると共
に、外周にスクリューネジ部74が形成されていてハウ
ジング71に螺合されながら長さ方向にスライドするス
ライド軸75と、前記長尺の歯車72を駆動するように
伝達機構76を介してハウジング71に付設されたステ
ッピングモータMとを有してなる。
【0019】また前記スライド軸75の他端はハウジン
グ71より突出しており、レバー42を進退させてカー
ドチャック4をプローブカード取付台1と共に回動させ
るように構成される。具体的には、例えばレバー42に
奥が広がっている溝を形成すると共に、スライド軸75
の先端部を前記溝に適合する形状に形成し、スライド軸
75の先端部が前記溝内に回動可能でかつ抜脱しないよ
うに係合させ、更にプローブカード4がプロービングセ
ンタに位置したときに位置決め機構7が例えば床面に対
して固定された状態となるようにプロービングセンタに
固定機構を設置し、スライド軸75の延び出しまたは縮
退に応じてレバー42を進退させるようにすればよい。
グ71より突出しており、レバー42を進退させてカー
ドチャック4をプローブカード取付台1と共に回動させ
るように構成される。具体的には、例えばレバー42に
奥が広がっている溝を形成すると共に、スライド軸75
の先端部を前記溝に適合する形状に形成し、スライド軸
75の先端部が前記溝内に回動可能でかつ抜脱しないよ
うに係合させ、更にプローブカード4がプロービングセ
ンタに位置したときに位置決め機構7が例えば床面に対
して固定された状態となるようにプロービングセンタに
固定機構を設置し、スライド軸75の延び出しまたは縮
退に応じてレバー42を進退させるようにすればよい。
【0020】また前記プローブカード取付台1の端部
(プローブカードの着脱位置)の近傍には、プローブカ
ードを複数枚収納するために複数段の収納台81を備え
たストッカ8が設置されており、更にカードチャック4
に保持されているプローブカード5を取り外してストッ
カ8内のプローブカード5と交換するための移載機構9
が配設されている。この移載機構9は、支柱91に沿っ
て図示しない昇降機構により昇降する昇降台92と、こ
の昇降台92に取付けられ、プローブカード5の上面を
吸着保持しかつ旋回する機能を持ったロボットハンド9
3とからなる。
(プローブカードの着脱位置)の近傍には、プローブカ
ードを複数枚収納するために複数段の収納台81を備え
たストッカ8が設置されており、更にカードチャック4
に保持されているプローブカード5を取り外してストッ
カ8内のプローブカード5と交換するための移載機構9
が配設されている。この移載機構9は、支柱91に沿っ
て図示しない昇降機構により昇降する昇降台92と、こ
の昇降台92に取付けられ、プローブカード5の上面を
吸着保持しかつ旋回する機能を持ったロボットハンド9
3とからなる。
【0021】次に上述実施例の作用について説明する。
あるウエハに対してプローブテストが終了した後、続い
て別の種類のチップについて検査を行う場合、先ずカー
ドチャック4をプロービングセンタからスライドガイド
3a、3bに沿って先述したようにリニアモータの駆動
力を利用してプローブカード取付台1の端部まで搬送す
ると共に、昇降台92を図示しない昇降機構により所定
の高さ位置まで上昇させ、かつロボットハンド93の先
端部をカードチャック4の上方に位置させておき、次い
でロボットハンド93を前記昇降機構により降下させ
て、カードチャック4に保持されているプローブカード
5を交換用リング6と共にその上面側からロボットハン
ド93に吸着保持する。その後ロボットハンド93を上
昇させてプローブカード5及び交換用リング6をカード
チャック4の開口部44から取り外し、ストッカ8側に
旋回させて所定の収納台81内にプローブカード5及び
交換用リング6を載置した後、吸着保持作用を解除す
る。
あるウエハに対してプローブテストが終了した後、続い
て別の種類のチップについて検査を行う場合、先ずカー
ドチャック4をプロービングセンタからスライドガイド
3a、3bに沿って先述したようにリニアモータの駆動
力を利用してプローブカード取付台1の端部まで搬送す
ると共に、昇降台92を図示しない昇降機構により所定
の高さ位置まで上昇させ、かつロボットハンド93の先
端部をカードチャック4の上方に位置させておき、次い
でロボットハンド93を前記昇降機構により降下させ
て、カードチャック4に保持されているプローブカード
5を交換用リング6と共にその上面側からロボットハン
ド93に吸着保持する。その後ロボットハンド93を上
昇させてプローブカード5及び交換用リング6をカード
チャック4の開口部44から取り外し、ストッカ8側に
旋回させて所定の収納台81内にプローブカード5及び
交換用リング6を載置した後、吸着保持作用を解除す
る。
【0022】しかる後ロボットハンド93により、別の
収納台81に収納されている所定のプローブカード5を
交換用リング6と共にその上面側から吸着保持し、旋
回、昇降動作によりプローブカード5及び交換用リング
6をカードチャック4の開口部44に、ピン61が凹部
45内に係合して位置決めされた状態で嵌入して収納し
た後カードチャック4をスライドガイド3a、3bに沿
ってリニアモータの駆動力によりプロービングセンタま
で搬送する。
収納台81に収納されている所定のプローブカード5を
交換用リング6と共にその上面側から吸着保持し、旋
回、昇降動作によりプローブカード5及び交換用リング
6をカードチャック4の開口部44に、ピン61が凹部
45内に係合して位置決めされた状態で嵌入して収納し
た後カードチャック4をスライドガイド3a、3bに沿
ってリニアモータの駆動力によりプロービングセンタま
で搬送する。
【0023】このようにしてプローブカード5を交換し
た後、プロ−ブカ−ド5の図示しない端子部とテストヘ
ッドTの図示しない電気的接続部を接続し、その後例え
ば図5に示す手順にしたがいプローブカード5のプロー
ブ針51とウエハWとの位置合わせを行う。即ちウエハ
Wをアライメントした後ウエハ載置ステージ21のウエ
ハチャック2に保持し、次いでウエハ載置ステージ21
を予め記憶されたX量、Y量(X、Y方向の移動量)だ
け移動させた後、ウエハチャック2を上昇かつ所定量回
転させてウエハWにプローブ針51を接触させ、その針
跡をTVカメラで捉えて予め定めた位置に対するずれ分
を計算し、このずれ分を相殺するように前記位置決め機
構7によりカードチャック4のレバー42を進退させて
プローブカード5をプローブカード取付台1と共に例え
ば1〜2度程度の角度だけ回転させ、同様にウエハWと
プローブ針51とを接触させてその針跡に対してTVカ
メラにより位置ずれを解消したことを確認した後、プロ
ーブテスト、即ちプローブ針51とウエハWのチップの
電極パッドとを接触させて所定の電気的特性検査を行
う。
た後、プロ−ブカ−ド5の図示しない端子部とテストヘ
ッドTの図示しない電気的接続部を接続し、その後例え
ば図5に示す手順にしたがいプローブカード5のプロー
ブ針51とウエハWとの位置合わせを行う。即ちウエハ
Wをアライメントした後ウエハ載置ステージ21のウエ
ハチャック2に保持し、次いでウエハ載置ステージ21
を予め記憶されたX量、Y量(X、Y方向の移動量)だ
け移動させた後、ウエハチャック2を上昇かつ所定量回
転させてウエハWにプローブ針51を接触させ、その針
跡をTVカメラで捉えて予め定めた位置に対するずれ分
を計算し、このずれ分を相殺するように前記位置決め機
構7によりカードチャック4のレバー42を進退させて
プローブカード5をプローブカード取付台1と共に例え
ば1〜2度程度の角度だけ回転させ、同様にウエハWと
プローブ針51とを接触させてその針跡に対してTVカ
メラにより位置ずれを解消したことを確認した後、プロ
ーブテスト、即ちプローブ針51とウエハWのチップの
電極パッドとを接触させて所定の電気的特性検査を行
う。
【0024】以上において本発明では、プローブカード
取付台1の下面に溝を形成し、この溝内に係合する係合
部をカードチャック4に取り付けてカードチャック4を
保持案内するなど、保持案内機構としては種々の方式を
採用することができ、またカードチャック4によりプロ
ーブカード5を保持する構造についても、カードチャッ
ク4の開口部44内に交換用リング6を介してプローブ
カード5を嵌合させるものに限定されるものでないし、
更にはまたプローブカード取付台1の形状構造について
も周囲のスペースやテストヘッドの構造などに対応した
ものとすることができる。
取付台1の下面に溝を形成し、この溝内に係合する係合
部をカードチャック4に取り付けてカードチャック4を
保持案内するなど、保持案内機構としては種々の方式を
採用することができ、またカードチャック4によりプロ
ーブカード5を保持する構造についても、カードチャッ
ク4の開口部44内に交換用リング6を介してプローブ
カード5を嵌合させるものに限定されるものでないし、
更にはまたプローブカード取付台1の形状構造について
も周囲のスペースやテストヘッドの構造などに対応した
ものとすることができる。
【0025】なお本発明では、着脱位置に置かれたプロ
ーブカード5をカードチャック4から取り外して別のプ
ローブカードに交換する作業は、手動で行ってもよい。
ーブカード5をカードチャック4から取り外して別のプ
ローブカードに交換する作業は、手動で行ってもよい。
【0026】またプローブカード5とウエハWとを位置
合わせさせるためには、上述実施例のようにプローブカ
ード側を回動させる代りにウエハ載置ステージ側を回動
させるようにしてもよい。
合わせさせるためには、上述実施例のようにプローブカ
ード側を回動させる代りにウエハ載置ステージ側を回動
させるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プローブ
カード取付台にカードチャックを介してプローブカード
を保持させた状態でプロービングセンタから横方向に着
脱位置まで搬送し、着脱位置にて当該プローブカードを
交換するようにしているため、テストヘッドとウエハ載
置ステージとの間に挟まれた狭い空間でプローブカード
の交換を行う場合に比べて、例えば自動化を図る場合必
要な機構、構造が簡単になるので自動化に対応しやすい
し、また手動で交換する場合にも作業が容易になる。
カード取付台にカードチャックを介してプローブカード
を保持させた状態でプロービングセンタから横方向に着
脱位置まで搬送し、着脱位置にて当該プローブカードを
交換するようにしているため、テストヘッドとウエハ載
置ステージとの間に挟まれた狭い空間でプローブカード
の交換を行う場合に比べて、例えば自動化を図る場合必
要な機構、構造が簡単になるので自動化に対応しやすい
し、また手動で交換する場合にも作業が容易になる。
【0028】そしてまた着脱位置に置かれたカードチャ
ックからプローブカードを取り外すと共にストッカから
別のプローブカードをカードチャックに受け渡すための
移載機構を設ければ、プローブカードの交換作業を自動
化することができ、このため交換作業が確実なものにな
り、かつ作業効率も向上する。
ックからプローブカードを取り外すと共にストッカから
別のプローブカードをカードチャックに受け渡すための
移載機構を設ければ、プローブカードの交換作業を自動
化することができ、このため交換作業が確実なものにな
り、かつ作業効率も向上する。
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】プローブカード取付台にプローブカードが保持
された状態を示す縦断側面図である。
された状態を示す縦断側面図である。
【図3】プローブカードを示す平面図である。
【図4】位置決め機構を示す断面図である。
【図5】ウエハとプローブカードとの位置決めのフロー
を示すフロー図である。
を示すフロー図である。
1 プローブカード取付台 2 ウエハチャック 3a、3b 保持案内機構 4 カードチャック 41a、41b スライド部 5 プローブカード 6 交換用リング 7 位置決め機構 8 ストッカ 9 移載機構
Claims (2)
- 【請求項1】 プローブカード取付部に取り付けたプロ
ーブカードによりウエハに対して電気的測定を行うウエ
ハプローバにおいて、 前記プローブカード取付部に、プロービングセンタから
横方向にプローブカードの着脱位置まで延びるように設
けられた保持案内機構と、 前記保持案内機構により保持された状態で案内され、プ
ローブカードを着脱自在に保持するためのカードチャッ
クと、 前記カードチャックを保持案内機構に沿ってプロービン
グセンタとプローブカードの着脱位置との間を搬送させ
る搬送機構と、を備え、 前記プローブカードの着脱位置にてプローブカードを交
換することを特徴とするウエハプローバ。 - 【請求項2】 複数のプローブカードを収納するための
ストッカと、カードチャックからプローブカードを取り
外して前記ストッカ内に収納すると共に、前記ストッカ
内の別のプローブカードを取り出して前記カードチャッ
クに受け渡す移載機構とを設けた請求項1記載のウエハ
プローバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228409A JP2575074B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | ウエハプローバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3228409A JP2575074B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | ウエハプローバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645416A true JPH0645416A (ja) | 1994-02-18 |
JP2575074B2 JP2575074B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16876021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3228409A Expired - Lifetime JP2575074B2 (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | ウエハプローバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575074B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102193059A (zh) * | 2010-02-12 | 2011-09-21 | 东京毅力科创株式会社 | 探针卡的输送机构、探针卡的输送方法和探针装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62169341A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-07-25 | Tokyo Electron Ltd | プロ−ブカ−ド自動交換プロ−バ |
JPS6429833U (ja) * | 1987-08-17 | 1989-02-22 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP3228409A patent/JP2575074B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62169341A (ja) * | 1986-01-21 | 1987-07-25 | Tokyo Electron Ltd | プロ−ブカ−ド自動交換プロ−バ |
JPS6429833U (ja) * | 1987-08-17 | 1989-02-22 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102193059A (zh) * | 2010-02-12 | 2011-09-21 | 东京毅力科创株式会社 | 探针卡的输送机构、探针卡的输送方法和探针装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2575074B2 (ja) | 1997-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |