JPH0645266Y2 - 電圧異常検知回路 - Google Patents

電圧異常検知回路

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JPH0645266Y2
JPH0645266Y2 JP1987072557U JP7255787U JPH0645266Y2 JP H0645266 Y2 JPH0645266 Y2 JP H0645266Y2 JP 1987072557 U JP1987072557 U JP 1987072557U JP 7255787 U JP7255787 U JP 7255787U JP H0645266 Y2 JPH0645266 Y2 JP H0645266Y2
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JP
Japan
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voltage
point
comparator
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abnormality detection
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JP1987072557U
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雅裕 長田
一行 荻原
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、負荷に印加する電圧が過大とか過小とかの異
常な電圧になったことを検知する電圧異常検知回路に関
するものである。
【従来の技術】
負荷に過大な電圧を印加すると、負荷に使用されている
回路素子を破壊してしまうことがあるし、また、過小な
電圧を印加したのでは、負荷が所望の動作をしてくれな
い。そこで、負荷に印加される電圧が過大であったり過
小であったりした時には、それを検知して印加電圧を適
切なものとすることが必要とされるが、その検知をする
のに、従来は次のようにしていた。 第3図に、従来の電圧異常検知回路を示す。第3図にお
いて、1は印加電圧を安定化するコンデンサ、2は電圧
分圧回路、2−3ないし2−5は分圧用の抵抗、3は例
えばインバータのような負荷、4は基準電圧源、5は印
加電圧が過小になったことを検知するコンパレータ、6
は印加電圧が過大になったことを検知するコンパレー
タ、8は基準電圧発生回路である。 印加電圧が過小になった時の検知動作 印加電圧が低下して来て、抵抗2−4と抵抗2−5の分
圧電圧を合計した分圧電圧が、基準電圧源4の電圧より
小になると、コンパレータ5の出力はローとなる。この
ようにコンパレータ5からローの出力が出て来たことに
より、過小になったことを検知する。 印加電圧が過大になった時の検知動作 印加電圧が上昇して来て、抵抗2−5の分圧電圧が基準
電圧源4の電圧より大になると、コンパレータ6の出力
はローとなる。このようにコンパレータ6からローの出
力が出て来たことにより、過大になったことを検知す
る。
【考案が解決しようとしている問題点】
(問題点) しかしながら、前記した従来の技術には、コンパレータ
を2つ必要とし、それに伴い回路が複雑になり信頼性が
低下すると共に、広い回路スペースが必要となるという
問題点があった。 (問題点の説明) 即ち、従来の電圧異常検知回路では、印加電圧が過小で
あることを検知するコンパレータ5と、過大であること
を検知するコンパレータ6との2つを必要としている。
しかし、電圧異常検知回路に果たして貰いたい動作とし
て、電圧の「過大」とか「過小」とかの区別までは要求
せず、単に「異常」であることを検知してくれるだけを
要求する場合がある。そのような場合、従来の電圧異常
検知回路では、コンパレータを2つ使い、要求もしない
余分の内容の検知をもさせていることとなり、問題であ
った。 本考案は、以上のような問題点を解決することを目的と
するものである。
【問題点を解決するための手段】
前記問題点を解決し、使用するコンパレータの数を1つ
で済ますため、本考案にかかわる電圧異常検知回路は、
負荷への印加電圧を分圧する第1の分圧手段と、該印加
電圧が所定値以下の時は一定の基準電圧を発生し該所定
値以上の時は該印加電圧に比例して増加する基準電圧を
発生する基準電圧発生回路と、該第1の分圧手段による
分圧と該基準電圧とが入力されるコンパレータとを有す
るものとした。
【作用】
前記のような手段を講じることにより、負荷への印加電
圧が低い場合と高い場合の2つの離れた領域において、
コンパレータに同種の出力(ハイならハイという出力)
を出させることが出来る。 そのため、2つの離れた別の領域に属することの検知を
するにもかかわらず、1つのコンパレータで済ますこと
が出来る。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図に、本考案の実施例にかかわる電圧異常検知回路
を示す。第2図は、第1図の電圧異常検知回路の動作を
説明するための図である。第1図において、第3図と同
じ符号のものは、第3図と同じものである。そして、7
はコンパレータ、2−1,2−2は分圧用の抵抗、8−1
は抵抗、8−2はダイオード、8−3はツェナーダイオ
ード、8−4,8−5は分圧用の抵抗である。 A点の電圧は負荷への印加電圧の分圧電圧であり、B点
の電圧は基準電圧発生回路8より発生される基準電圧で
ある。この基準電圧は、後述するように、常に一定とい
うわけではなく、途中で変化させられる。 コンパレータ7へは、これらA点,B点の電圧が入力さ
れ、負荷への印加電圧が「異常」であるか否かの検知が
行われる。その検知動作を、以下A点の電圧変化,
B点の電圧変化,電圧異常検知動作の各項に分けて説
明する。 A点の電圧変化 A点の電圧は、第2図の直線aのように変化する。A点
の電圧は、負荷への印加電圧を電圧分圧回路2により分
圧したものであるから、印加電圧が増加するとそれに比
例して増加する。 B点の電圧変化(つまり基準電圧の変化) B点の電圧は、第2図の折れ線bのように変化する。折
れ線bの屈曲点をハとし、その点に対応した印加電圧を
V3とすると、印加電圧V3はツェナーダイオード8−3が
導通を開始する時の電圧である。 印加電圧がV3以下で、ツェナーダイオード8−3が導通
しない場合には、B点には基準電圧源4で与えられる一
定の電圧が現れる。その理由は、コンパレータ7の入力
抵抗は極めて大であり、基準電圧源4よりコンパレータ
7へ流れ込む電流は極めて少なく、その結果その電流に
よる抵抗8−1での電圧降下は殆どゼロと見ることが出
来るからである。 印加電圧がV3以上になりツェナーダイオード8−3が導
通すると、ツェナーダイオード8−3の電圧とダイオー
ド8−2の順電圧降下の和の電圧は一定であるから、こ
の一定の電圧値だけの差を保ちつつ、C点の電圧の増加
に引きづられてB点の電圧も増加することになる。つま
り、この時C点→B点→基準電圧源4へと流れる電流に
より、C点の電圧からツェナーダイオード8−3とダイ
オード8−2との電圧を差し引いた電圧が、B点の電圧
となる。即ち、B点の電圧と基準電圧源4の電圧との差
電圧が、抵抗8−1の両端に現れる。 なお、C点の電圧は、第1図から分かるように、負荷の
印加電圧を抵抗8−4,8−5で分圧したものであるか
ら、第2図の直線cで示すように印加電圧に比例して増
加する。従って、折れ線bの内、屈曲点ハよりも右にあ
る直線部分の傾きは、直線cの傾きと同じであり、直線
cとの縦軸方向の差は、ツェナーダイオード8−3とダ
イオード8−2の両端電圧に等しくなっている。 電圧異常検知動作 第2図において、直線aと折れ線bとの最初の交点を
イ、次の交点をロとし、それらの交点に対応する印加電
圧の値をV1,V2とする。すると、印加電圧が交点イに対
応する電圧V1より小の時および交点ロに対応する電圧V2
より大の時、B点の電圧がA点の電圧より大になりコン
パレータ7は「ハイ」の出力を出す。このような電圧関
係の時にコンパレータ7が「ハイ」の出力を出すことを
利用して、電圧の異常を検知させる。 そのためには、異常として検知させたい境界の電圧V1,V
2のところで交点イ,ロが出来るように、直線a,折れ線
bを設定してやる必要がある。その設定は、直線a,cの
傾き、基準電圧源4の電圧値等を適宜選定することによ
り行うことが出来る。なお、第2図の直線aの傾きは、
第1図の抵抗2−1,2−2の比を変えることにより変え
ることが出来るし、直線cの傾きは、第1図の抵抗8−
4,8−5の比を変えることにより変えることが出来る。 以上のようにして、1つのコンパレータ7を用いるだけ
で、電圧の異常を検知させることが出来る。
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、負荷への印加電圧が
所望の範囲外の電圧であることを検知する電圧異常検知
回路を、該印加電圧を分圧する第1の分圧手段と、該印
加電圧が所定値以下の時は一定の基準電圧を発生し該所
定値以上の時は該印加電圧に比例して増加する基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、該第1の分圧手段によ
る分圧と該基準電圧とが入力されるコンパレータとを有
するものとしたので、負荷への印加電圧が低い場合と高
い場合の2つの離れた領域において、コンパレータに同
種の出力(ハイならハイという出力)を出させることが
出来るようになった。そのため、電圧が2つの離れた別
々の異常領域に属することを検知する場合に、使用する
コンパレータの数を1つだけにすることが出来るように
なった。 コンパレータの数が減ることに伴い、回路がそれだけ簡
素になるから故障が起こりにくくなり信頼性が向上する
と共に、回路スペースを小にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の実施例にかかわる電圧異常検知回路 第2図…第1図の電圧異常検知回路の動作を説明する図 第3図…従来の電圧異常検知回路 図において、1はコンデンサ、2は電圧分圧回路、3は
負荷、4は基準電圧源、5ないし7はコンパレータ、8
は基準電圧発生回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷への印加電圧が所望の範囲外の電圧で
    あるか否かを検知する電圧異常検知回路において、該印
    加電圧に比例した電圧を得るよう分圧する分圧手段と、
    該印加電圧が所定値以下の時は一定の基準電圧を発生し
    該所定値以上の時は該印加電圧に比例して増加する基準
    電圧を発生する基準電圧発生回路と、前記分圧手段によ
    る分圧と前記基準電圧発生回路により発生される基準電
    圧とが入力されるコンパレータとを有することを特徴と
    する電圧異常検知回路。
JP1987072557U 1987-05-15 1987-05-15 電圧異常検知回路 Expired - Lifetime JPH0645266Y2 (ja)

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JPS58165677U (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 株式会社東海理化電機製作所 ウインドコンパレ−タ

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