JPS6142190Y2 - - Google Patents

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JPS6142190Y2
JPS6142190Y2 JP7108782U JP7108782U JPS6142190Y2 JP S6142190 Y2 JPS6142190 Y2 JP S6142190Y2 JP 7108782 U JP7108782 U JP 7108782U JP 7108782 U JP7108782 U JP 7108782U JP S6142190 Y2 JPS6142190 Y2 JP S6142190Y2
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JP
Japan
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output
transistor
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diode
input
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JP7108782U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子回路のワンポイント・フエイラ
の故障対策として、3個の検出回路の出力のう
ち、2つの出力を優先させて検出する2アウト・
オブ3冗長回路方式に関する。
従来、この種の回路は3つの検出信号が直接2
アウト・オブ3を構成しているトランジスタの制
御信号として用いられており、3つの検出回路の
うちの1つが常時HIGHレベルとなる単一点故障
モードに対して、その出力に接続されているトラ
ンジスタが常時ON状態となるため、インピーダ
ンスの変化に伴つて、出力レベルが変動してしま
うという欠点があつた。
第1図はそのような従来の2アウト・オブ3回
路方式を示した図である。
第1図においてIC1〜IC3は検出用の演算増幅
器、Q1〜Q6は2アウト・オブ3回路のトランジ
スタである。
演算増幅器IC1の出力によりトランジスタQ1
Q3を制御し、演算増幅器IC2の出力によりトラン
ジスタQ2,Q5を制御し、さらに演算増幅器IC3
より、トランジスタQ4,Q6を制御することによ
り2アウト・オブ3検出回路を構成している。演
算増幅器IC1〜IC3、トランジスタQ1〜Q6の単一
部品の故障においても出力端子5には制御信号が
出力されるようになつている。しかしながら、演
算増幅器IC1〜IC3の出力が常時HIGHレベル、常
時LOWレベルの単一点故障に対して、このICに
接続されている2つのトランジスタが常時ON状
態あるいは常時OFF状態となるため、上述のよ
うに出力インピーダンスが変動することにより出
力電圧も変動するという欠点があつた。
本考案の目的は、これらの欠点を除去し検出回
路の単一故障モード、特に出力のオープン故障、
常時HIGHレベル故障に対しても安定した出力を
供給することのできる2アウト・オブ3冗長回路
方式を提供することにある。
前記目的を達成するために本考案による2アウ
ト・オブ3冗長回路方式は、第1、第2、第3の
検出信号をそれぞれ入力とする第1、第2、第3
の検出器と、2個のトランジスタを縦続接続した
第1、第2、第3のトランジスタ縦続回路を並列
接続して成り、第1、第2のトランジスタ縦続回
路のそれぞれ一方のトランジスタのベース間を接
続した第1入力部、第1のトランジスタ縦続回路
の他方のトランジスタのベースと第3のトランジ
スタ縦続回路の一方のトランジスタのベース間を
接続した第2入力部および第2のトランジスタ縦
続回路の他方のトランジスタのベース部と第3の
トランジスタ縦続回路の他方のベース間を接続し
た第3入力部を有する2アウト・オブ3回路と、
前記第1の検出回路出力と前記第1入力部間に逆
方向に接続された第1のダイオードと、前記第2
の検出器出力と前記第1入力部に順方向に接続さ
れた第2のダイオードと、第3の検出器出力と前
記第1入力部間に順方向に接続された第3のダイ
オードと、前記第2の検出器出力と前記第2入力
部間に逆方向に接続された第4のダイオードと、
前記第3の検出器出力と前記第2入力部間に順方
向に接続された第5のダイオードと、前記第1の
検出器出力と前記第2入力部間に順方向に接続さ
れた第6のダイオードと、前記第3の検出器と前
記第3入力部間に逆方向に接続された第7のダイ
オードと、前記第1の検出器と前記第3入力部間
に順方向に接続された第8のダイオードと、前記
第2の検出器出力と前記第3入力部間に順方向に
接続された第9のダイオードとから構成してあ
る。
前記構成によれば3つの検出器のうち1つの検
出器のオープン故障、常時HIGHレベル故障にお
いても他の2つの検出器の出力を用いて、故障し
た検出器に接続されているトランジスタを制御で
き、安定した出力を得ることができる。
以下、図面を参照して本考案をさらに詳細に説
明する。
第2図は本考案による2アウト・オブ3冗長回
路方式の一実施例を示す回路図である。図におい
て、演算増幅器IC1〜IC3からなる第1、第2、第
3の検出器、トランジスタQ1,Q2、トランジス
タQ3,Q4、トランジスタQ5,Q6によつてそれぞ
れ構成された第1、第2、第3のトランジスタ縦
続回路の並列回路からなり、第1、第2、第3の
入力部を持ち、出力端子4,5を有する2アウ
ト・オブ3回路は第1図の構成と同一である。ト
ランジスタQ1とQ3の接続点(第1入力部)には
演算増幅器IC1,IC2,IC3の出力にそれぞれ接続
されたダイオードD1,D2,D3の他端が接続され
ている。同様にトランジスタQ2とQ5(第2入力
部)には演算増幅器IC1,IC2,IC3の出力にそれ
ぞれ接続されたダイオードD6,D4,D5の他端
が、トランジスタQ4とQ6(第3入力部)には演
算増幅器IC1,IC2,IC3の出力にそれぞれ接続さ
れたダイオードD8,D9,D7の他端が接続されて
いる。なお、これらダイオードのうちD1,D4
D7は逆方向に接続されている。
演算増幅器IC1の出力は、ダイオードD6および
D8を通つてそれぞれトランジスタQ2,Q5および
Q4,Q6のベースに加わり各トランジスタの制御
信号となる。同様に演算増幅器IC2の出力はダイ
オードD2およびD9を通つてトランジスタQ1,Q3
およびQ4,Q6の制御信号に、演算増幅器IC3の出
力はダイオードD3およびD5を通つてトランジス
タQ1,Q3およびQ2,Q5の制御信号となる。それ
ぞれのトランジスタQ1〜Q6のベースには、これ
らの制御信号(制御電流)を加え合せたものが供
給され、その重畳された制御信号により各々のト
ランジスタが制御され、端子5より出力信号が出
力される。
本冗長回路において、検出器が故障した場合、
次のように動作する。
まず、演算増幅器IC1の出力がオープンモー
ドとなる故障のときは、演算増幅器IC2がトラ
ンジスタQ4,Q6を、IC3がトランジスタQ2
Q5を制御しIC1の出力を補償するので、トラン
ジスタQ1〜Q6は演算増幅器IC2,IC3の出力に
よつて制御され、出力信号は影響されず安定し
た出力が得られる。
次に、演算増幅器IC1の出力が常時HIGHレ
ベルとなる故障モードのときはダイオードD1
はOFF、D6およびD8はONとなるが、演算増幅
器IC2,IC3の出力が正常であれば、演算増幅器
IC1出力は演算増幅器IC2,IC3に流れ込み、ト
ランジスタは、演算増幅器IC2,IC3の出力によ
つて制御されるので出力信号は影響されず、や
はりこの場合も安定した出力が得られる。
他の演算増幅器IC2,IC3がのような故障モ
ードになつた場合も第1の検出回路IC1の場合と
同じような動作をし、同様に安定した出力を得る
ことができる。
第3図に本考案による方式を応用した例を示
す。第3図aは制御対象物が1つの場合で、各側
面側から検出信号を取り出し、本考案による冗長
回路7によつて検出し、その出力にしたがい制御
器8が制御対象物を制御するもの、第3図bは制
御対象物が3つの場合で、aの場合と同様それぞ
れを制御する例である。
a,bにおいて、センサ6としては例えば温度
センサ等を用いることができる。この場合異常を
検出して制御器8によつて制御対象物9,9a,
9b,9cの電源を切つたり、また、その信号を
フイードバツクさせて制御対象物9,9a,9
b,9cを最適値に制御することができる。
また、電源電圧、負荷電流等を検出器の入力と
し、この変化を増幅して別の制御信号をつくり、
より精度の高い制御をすることも可能である。
以上、詳しく説明したように、本方式によれば
3つの検出器の出力のうち2つの出力を優先して
出力し、3つの検出器のうち何れかの検出器に故
障が生じた場合でも他の2つの検出器で補償で
き、安定した出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2アウト・オブ3の冗長回路方
式を示す回路図、第2図は本考案による冗長回路
方式の一実施例を示す回路図、第3図は本回路の
応用例を示す図である。 IC1〜IC3……演算増幅器、D1〜D9……ダイオ
ード、Q1〜Q6……トランジスタ、1〜3……入
力端子、4,5……出力端子、6……センサ、7
……冗長回路、8……制御器、9,9a,9b,
9c……制御対象物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2、第3の検出信号をそれぞれ入力と
    する第1、第2、第3の検出器と、2個のトラン
    ジスタを縦続接続した第1、第2、第3のトラン
    ジスタ縦続回路を並列接続して成り、第1、第2
    のトランジスタ縦続回路のそれぞれ一方のトラン
    ジスタのベース間を接続した第1入力部、第1の
    トランジスタ縦続回路の他方のトランジスタのベ
    ースと第3のトランジスタ縦続回路の一方のトラ
    ンジスタのベース間を接続した第2入力部および
    第2のトランジスタ縦続回路の他方のトランジス
    タのベースと第3のトランジスタ縦続回路の他方
    のベース間を接続した第3入力部を有する2アウ
    ト・オブ3回路と、前記第1の検出器出力と前記
    第1入力部間に逆方向に接続された第1のダイオ
    ードと、前記第2の検出器出力と前記第1入力部
    に順方向に接続された第2のダイオードと、第3
    の検出器出力と前記第1入力部間に順方向に接続
    された第3のダイオードと、前記第2の検出器出
    力と前記第2入力部間に逆方向に接続された第4
    のダイオードと、前記第3の検出器出力と前記第
    2入力部間に順方向に接続された第5のダイオー
    ドと、前記第1の検出器出力と前記第2入力部間
    に順方向に接続された第6のダイオードと、前記
    第3の検出器と前記第3入力部間に逆方向に接続
    された第7のダイオードと、前記第1の検出器と
    前記第3入力部間に順方向に接続された第8のダ
    イオードと、前記第2の検出器出力と前記第3入
    力部間に順方向に接続された第9のダイオードと
    から構成した2アウト・オブ3冗長回路方式。
JP7108782U 1982-05-14 1982-05-14 2アウト・オブ3冗長回路方式 Granted JPS58174759U (ja)

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JP7108782U JPS58174759U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 2アウト・オブ3冗長回路方式

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JP7108782U JPS58174759U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 2アウト・オブ3冗長回路方式

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Publication Number Publication Date
JPS58174759U JPS58174759U (ja) 1983-11-22
JPS6142190Y2 true JPS6142190Y2 (ja) 1986-12-01

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ID=30080719

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JP7108782U Granted JPS58174759U (ja) 1982-05-14 1982-05-14 2アウト・オブ3冗長回路方式

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JPS58174759U (ja) 1983-11-22

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