JPS645388Y2 - - Google Patents

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JPS645388Y2
JPS645388Y2 JP11909280U JP11909280U JPS645388Y2 JP S645388 Y2 JPS645388 Y2 JP S645388Y2 JP 11909280 U JP11909280 U JP 11909280U JP 11909280 U JP11909280 U JP 11909280U JP S645388 Y2 JPS645388 Y2 JP S645388Y2
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JP
Japan
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power supply
transistor
potential
output
voltage
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JP11909280U
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JPS5743636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マイクロプロセツサにより制御す
るエレベータなどに適用される電源電圧の異常を
検出する回路の改良に関するものである。
第1図は従来における電源電圧異常検出回路を
示すもので、1,2はそれぞれ異常検出の対象と
なる正の電圧VC1,VC2を発する第1及び第2の
電源で、上記第1の電源は例えば5V程度のIC用
の電源、上記第2の電源は例えば15V程度のエレ
ベータのアナログ制御用の電源である。3は負の
電圧VC3を発する第3の電源、4,5は演算増幅
器であり、その正の動作電源には第2の電源電圧
VC2が、負の動作電源には第3の電源電圧VC3
使用されている。6〜9はそれぞれ演算増幅器
4,5の入力抵抗、10,11は第2の電源電圧
VC2を分圧し、所定の電圧に設定する可変抵抗で
ある。また、12,13はそれぞれ演算増幅器
4,5の出力を突き合わせ次段の回路に接続する
ためのダイオード、14は演算増幅器4及び5の
出力によりON又はOFFされるトランジスタ、1
5はトランジスタ14のベースに電流を供給する
抵抗、16はトランジスタ14のバイパス抵抗、
17は同じくトランジスタ14のコレクタ抵抗、
18はトランジスタ14がONするときONし、
OFFするときOFFするトランジスタで、そのベ
ースとトランジスタ14のコレクタ間は抵抗19
を介して接続されている。20はトランジスタ1
8のバイパス用抵抗、21,22はトランジスタ
18のコレクタとアース間に接続した分圧用抵抗
で、この両分圧抵抗21と22との接続点からは
出力リセツト信号23が取出されるようになつて
おり、トランジスタ18がOFFすると、出力リ
セツト信号23は低電位となり、これに接続する
マイクロプロセツサ及び各インタフエースにリセ
ツトがかかり演算を停止することができる。
以上のように構成された従来の電源異常検出回
路においては、第3の電源3が異常の時、第1の
電源1および第2の電源2の異常を検出すると云
う本来の目的を達成できない欠点がある。
すなわち、演算増幅器4は、第1及び第2の電
源1,2が共に正常な時、その出力は正の電圧
VC2となり、第1の電源1が異常に上昇したと
き、又は第2の電源2が異常に低下した時には、
その出力は負の電圧VC3となる。また、演算増幅
器5においても上記演算増幅器4と同様に入力が
正常の時は出力にVC2が現われ、そして第1の電
源1が異常に低下したとき、又は第2の電源2が
異常に上昇したときは、その出力は負の電圧VC3
となる。
したがつて、トランジスタ14は、演算増幅器
4及び5の出力が共にVC2のときONし、いずれ
か一方の出力がVC3になるとOFFすることにな
る。また、トランジスタ14がOFFすれば、ト
ランジスタ18もOFFし、出力リセツト信号2
3は低電位となり、リセツト信号を発する。
以上の如く、第1の電源1および第2の電源2
のいずれかの電圧が異常に上昇もしくは低下した
時、演算増幅器4又は5の出力がVC3となり、出
力リセツト信号23が低電位、すなわちリセツト
信号を発することになる。しかし、第3の電源3
が故障し、例えば電圧を全く発生しないとする
と、演算増幅器4,5の出力は負の電圧を発生す
ることができず、トランジスタ14がOFFされ
ないため、出力リセツト信号23も低電位になら
ない。したがつて第1の電源1又は第2の電源2
が異常になつてもリセツト信号が発生せず、エレ
ベータの異常又は危険な動きにつながるおそれが
ある。
さらに第3の電源3が正常な場合においても上
記と同様な不具合が生じる。すなわち、電源投
入、遮断の過渡状態において第1の電源1〜第3
の電源3の立上がりおよび立下がりは、電源の構
成や負荷条件により一定でないため、例えば第3
の電源の立下がりが早いと、第1の電源1又は第
2の電源2の立下がり途中で、これらの電源が異
常であるにもかかわらずリセツト信号が発生しな
いという不具合が生じていた。
この考案は上記のような従来の欠点を解消した
もので、いかなる条件においても異常検出の対象
となる電源が異常になつたときは確実にリセツト
信号を発生させ、マイクロプロセツサにより制御
されるエレベータの動きに異常や危険が生じない
ようにする電源異常検出回路を提供しようとする
ものである。
以下、この考案の実施例を図面について説明す
る。
第2図はこの考案にかかる電源異常検出回路の
一例を示すものである。この第2図において、第
1図と同一符号で示される演算増幅器4,5およ
びトランジスタ14,18を含めた回路部分には
同一符号を付してその説明を省略し、第1図と異
なる部分を重点に述べる。この第2図を第1図と
比較しても明らかなように第1図の回路に新たに
ゼナーダイオード24を設けた点にある。上記ゼ
ナーダイオード24は電圧制限用のものであつ
て、そのカソードはダイオード12,13のアノ
ード側突き合せ点Aと抵抗15との接続点に接続
され、かつアノードはトランジスタ14のベース
とバイパス抵抗16との接続点に接続されてい
る。
上記構成の電源異常検出回路において、第3の
電源3が正常な電圧に維持している時、第1及び
第2の電源1,2が共に正常であれば、第1図の
場合と同様に演算増幅器4,5の出力はVC2とな
り、これに伴いトランジスタ14,18はONと
なつて出力リセツト信号23は“H”レベルとな
り、リセツト信号は発生されない。また、第1の
電源1及び第2の電源2のいずれかの電圧が異常
に上昇又は低下すると、第1図と同様に演算増幅
器4又は5の出力がVC3となり、これによりトラ
ンジスタ14,18がOFFし、出力リセツト信
号23は低電位となり、リセツト信号を発するこ
とになる。
次に、第3の電源が故障しているとき、或は正
常であるが、電源の投入や遮断の過渡状態である
ために電圧が発生していない時の動作について説
明する。
第1及び第2の電源1,2が共に正常な場合、
演算増幅器4及び5の出力は正の出力電圧VC2
発生し、このため、トランジスタ14のベースに
は抵抗15及びゼナーダイオード24を介して電
流が流れ、トランジスタ14はONし、同時にト
ランジスタ18もONして出力リセツト信号23
は高電位となり、リセツト開放状態になる。しか
るに第1の電源1又は第2の電源2が異常の場
合、演算増幅器4又は5の出力は、第3の電源3
の電圧が発生していないために負の電圧VC3とな
らず、零電位に近い電圧となる。しかし、ゼナー
ダイオード24があるため、抵抗15からの電流
はダイオード12又は13に流れ込み、トランジ
スタ14のベース・エミツタ間にはトランジスタ
14をONさせるに必要なバイアス電圧が発生し
ない。このため、トランジスタ14はOFFされ、
これに伴いトランジスタ18もOFFとなつて出
力リセツト信号23は低電位となり、リセツトを
確実にかけることができる。
以上説明した通り、この考案は異常検出の対象
となる電源が異常の時、演算増幅器の出力が負の
電圧を何らかの異常により発生しなくとも出力段
のトランジスタがOFFできるようにゼナーダイ
オードを設けたため、いかなる条件においても確
実にリセツト信号を送出することができ、このた
めマイクロプロセツサにより制御されるエレベー
タの異常や危険な動きを未然に防止できるなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における電源異常検出回路の結線
図、第2図はこの考案にかかる電源異常検出回路
の一例を示す結線図である。 1……第1の電源、2……第2の電源、3……
第3の電源、4,5……演算増幅器、12,13
……ダイオード、23……出力リセツト信号、2
4……ゼナーダイオード。なお、図中同一符号は
同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正の電位を供給する第1及び第2の電源と、 負の電位を供給する第3の電源と、 上記第1の電源から供給される電位を反転入力
    とし、 上記第2の電源から供給される電位を非反転入
    力として 上記第1又は第2の電源電位に異常があると上
    記第3の電源から供給される電位を出力する第1
    の演算増幅器と、 上記第1の電源から供給される電位を非反転入
    力とし、 上記第2の電源から供給される電位を反転入力
    として 上記第1又は第2の電源電位に異常があると上
    記第3の電源から供給される電位を出力する第2
    の演算増幅器と、 これら第1及び第2の演算増幅器の出力端に陰
    極が接続されたゼナーダイオードと、 このゼナーダイオードの陰極に正の電位を供給
    する電源と、 上記ゼナーダイオードの陽極に制御電極が接続
    されたトランジスタとを備え、 このトランジスタの出力電極から異常検出出力
    を取出すようにしたことを特徴とする電源異常検
    出回路。
JP11909280U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPS645388Y2 (ja)

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JP11909280U JPS645388Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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JP11909280U JPS645388Y2 (ja) 1980-08-22 1980-08-22

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JPS5743636U JPS5743636U (ja) 1982-03-10
JPS645388Y2 true JPS645388Y2 (ja) 1989-02-10

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JP2675738B2 (ja) * 1993-06-21 1997-11-12 花王株式会社 シャッター部材の移送装置

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JPS5743636U (ja) 1982-03-10

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