JP2675738B2 - シャッター部材の移送装置 - Google Patents

シャッター部材の移送装置

Info

Publication number
JP2675738B2
JP2675738B2 JP5149523A JP14952393A JP2675738B2 JP 2675738 B2 JP2675738 B2 JP 2675738B2 JP 5149523 A JP5149523 A JP 5149523A JP 14952393 A JP14952393 A JP 14952393A JP 2675738 B2 JP2675738 B2 JP 2675738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter member
guide rail
transfer device
cleaning liquid
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5149523A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0710256A (ja
Inventor
貞 松井
守 絹田
学 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP5149523A priority Critical patent/JP2675738B2/ja
Publication of JPH0710256A publication Critical patent/JPH0710256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2675738B2 publication Critical patent/JP2675738B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャッター部材の移送
装置に関するものであり、より詳細には、打ち抜き加工
され、略コ字状に折り曲げ形成されて連続的に移送して
洗浄等が行われる記録媒体用容器のステンレス製シャッ
ター部材の移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、記録媒体用容器等のハードケースハウジングには、
シャッター部材が取付られ、シャッター部材はヘッド挿
脱用開口の開閉を行っている。かかるシャッター部材
は、主にステンレス製であり、略コ字状に折り曲げ形成
されて記録媒体用容器の両面を跨いでスライド可能に配
せられる。また、シャッター部材にはいわゆるウインド
が形成され、ウインドは上記ヘッド挿入用開口と重なっ
た時に装置側ヘッドが挿入するようになっている。この
ようなステンレス製のシャッター部材の製造方法は、金
属板を所定の形状に打ち抜き、その後、略コ字状に折り
曲げて形成する。
【0003】ところで、上記ステンレス製シャッター部
材では、その打ち抜き加工時に加工油が使用され、この
加工油は記録媒体用容器に組み込む場合に略完全に除去
されていなければ支障を来すことがある。そこで、かか
る加工油を除去するために洗剤でシャッター部材を洗浄
したり、これらを濯ぎ洗浄によりシャッター部材から除
去している。
【0004】また、シャッター部材を流れ作業で洗浄す
る際には、シャッター部材を移送支持具等で把持しなが
ら移送し、且つ洗浄液を吹き付けて洗浄することが考え
られるが、シャッター部材の移送支持具に把持部材等を
使用すると把持部で充分に洗浄されなかったり、シャッ
ター部材の表面に傷を付けたりするおそれがある。そこ
で、シャッター部材を回動或いは上下移動を規制しなが
ら移送する方法として、ガイドレールをシャッター部材
のコの字状の間に挿通させて、シャッター部材を正確に
洗浄装置の洗浄ノズルの吹き付け位置に案内移送するこ
とが考えられている。
【0005】しかしながら、このようなシャッター部材
の移送装置では、シャッター部材がそのコの字状の折り
曲げ部が下になって移送された場合に、その表面に傷が
生じやすく、商品価値を下げるという問題がある。ま
た、このようなガイドレールを用いた移送では、シャッ
ター部材の内面の洗浄が不十分になることもある。従っ
て、本発明の目的は、打ち抜き加工したシャッター部材
を傷付けずにその洗浄を確実にできるようにして連続的
に移送するシャッター部材の移送装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、打ち抜き加工
され、略コ字状に折り曲げ形成された記録媒体用容器の
シャッター部材の移送装置において、上記シャッター部
材が実質的に回動不能な程度の幅を有し、且つ上記シャ
ッター部材のコ字状の間に挿通して該シャッター部材を
所定の方向に案内するガイドレールを具備し、上記ガイ
ドレールを略180°捩じり形成し、且つ捩じり形成さ
れた該ガイドレールの一側端に沿わせてシャッター部材
の脱抜を規制する規制レールを設けると共に、該ガイド
レールの他側端に沿わせてジャミングを防止する規制レ
ールを設け、上記シャッター部材を反転移送することを
特徴とするシャッター部材の移送装置を提供することに
より、上記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】打ち抜き加工されたシャッター部材は、加工油
等が付着した状態で折り曲げ工程を経た後に順次ガイド
レールに移送される。この場合、シャッター部材はコ字
状の折り曲げ部を下にしてガイドレールに挿通するが、
移送装置の反転移送部分で、ガイドレールの捩じりに応
じて反転され、その曲げ部が上になって移送される。こ
のため、シャッター部材は、後段の洗浄ノズルから洗浄
液が強力に吹き付けられた場合でも、その表面に損傷を
受けることが少なく、洗浄工程で問題を起こすことがな
い。また、ガイドレールに通過孔が形成されるため、洗
浄液がシャッター部材に吹き付けられると、その洗浄液
はシャッター部材の表面だけでなく内面にもウインドを
介して当たり、その洗浄を確実に行う。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るシャッター部材の移送装
置の一実施例を添付図面に従って説明する。尚、図1
は、本実施例のシャッター部材の移送装置及び洗浄装置
が用いられた説明図である。図2は、図1のシャッター
部材の移送装置の反転移送部分の上面図である。図3
は、図2の反転移送部分の側面図である。図4(A) 及び
(B) は、図2の反転移送部分の正面図及び後面図であ
る。図5は、図2の反転移送部分に於けるI−I線、乃
至V−V線に沿った矢視図である。図6は、シャッター
部材の反転移送部分の断面図である。図7は、洗浄装置
の洗浄ノズルの斜視図である。
【0009】先ず、本実施例のシャッター部材の移送装
置の一実施例を図1乃至図4を参照しながら説明する。
本実施例のシャッター部材の移送装置1は、打ち抜き加
工され、略コ字状に折り曲げ形成された記録媒体用容器
のシャッター部材の移送装置である点は同じである。し
かして、本実施例のシャッター部材の移送装置1は、シ
ャッター部材2が実質的に回動不能な程度の幅W(mm)
を有し、シャッター部材2のコ字状の間に挿通してシャ
ッター部材2を所定の方向に案内するガイドレール4を
具備し、ガイドレール4を略180°捩じり形成し、且
つ捩じり位置にあるガイドレール4に沿わせてシャッタ
ー部材2の脱抜を規制する規制レール45、46を設
け、シャッター部材2を反転移送するものである。
【0010】本実施例のシャッター部材の移送装置を更
に説明すると、図1に示す如くシャッター部材の移送装
置1は、シャッター部材2のガイドレール4を具備し、
ガイドレール4の下方には、移動方向から順に洗剤槽
3、複数の洗浄液5の供給槽6C、6B、6Aが設けら
れる。洗剤槽4には洗剤が貯溜され、槽内の洗剤は洗剤
供給槽7から調節弁8を介して供給される。また、洗剤
はヒータ9により適宜に加温され、ポンプ10及びフィ
ルタ11を介して洗剤用ノズル12から噴射される。ま
た、洗剤槽4の上方のガイドレール3は略180°捩じ
り形成され、移送装置1に於ける反転移送部分40とな
っている。従って、ガイドレール3の捩じれ部分の上方
及び両側には更にその前後に、シャッター部材2に洗浄
液、特に洗剤を吹き付ける洗剤用ノズル12を具えてお
り、この洗剤用ノズル12により、シャッター部材2の
折り曲げ内部の汚れを効果的に除去している。
【0011】図2乃至図4に示す如く、反転移送部分4
0ではベースプレート41の両端にガイドレールを支持
するブラケット42、42が取り付けられ、上流側ブラ
ケット42にはガイド支持具43を介して上方からガイ
ドレール4が支持され、下流側ブラケット42にはガイ
ド支持具43を介して下方からガイドレール4が支持さ
れる(図4(A) 及び(B) 参照。)。また、上流側のブラ
ケット42には送りローラ44、44、・・が設けら
れ、前段のコンベアや圧縮エア等の図示しない搬送手段
により送り出されたシャッター部材2がローラ44上に
連続的に供給される。図4(A) に示す如くシャッター部
材2は、そのコの字状の折り曲げ部を下にしてローラ4
4上に送り出され、ガイドレール4にそのコ字状間が挿
通する。
【0012】図5(A) 乃至(E) に示す如くベースプレー
ト41には、規制レール45及び規制レール46を支持
するためのブラケット47、47・・が取り付けられ、
ブラケット47、又はブラケット47とその支持具48
には、規制レール45及び規制レール46が取り付けら
れる。図5(A) において、上側の規制レール45は、シ
ャッター部材2の移送時のジャミングを防止する作用を
示し、また下側レール46は、シャッター部材2の落下
(脱抜)を防止する作用を示す。しかし、図5(B) 乃至
図5(E) に示す如く、ガイドレール4の捩じれに応じて
両者45、46の位置は置換される。
【0013】図6に示す如く、ガイドレール4は所定の
幅W(mm)及び厚みt(mm)を有し、ガイドレール4の
捩じれ部分の幅方向の両端縁は先細(厚みが減少)のテ
ーパ面4Aに形成される。両端縁を薄く形成し、先細の
テーパ面4Aとすると、ガイドレールを捩じれ加工する
際に極めて均一にすることができ、また、シャッター部
材2の走行時の安定性が増しガタ付かない。
【0014】更に、図7に示す如く後段での供給槽6
A、6B、6Cの上方のガイドレール4には、多数の洗
浄液の通過孔38、38・・が形成される。この場合、
通過孔38には、シャッター部材2のいわゆるウインド
2Aからの洗浄液5が通過し、シャッター部材2の内面
を効率良く洗浄することができるようになっている。
【0015】供給槽6A、6B、6Cには洗浄液5が貯
溜され、洗浄液5にはシャッター部材2に付着する油分
及び前段の洗剤を除去するための濯ぎ剤としての水溶液
が用いられる。各供給槽6A、6B、6Cには温度調節
可能なヒータ20が設けられ、槽内の洗浄液5はポンプ
21及びフィルタ22を介して洗浄ノズル23、23、
・・に供給され洗浄ノズル23から噴射される。各供給
槽6A、6B、6Cはそれぞれフロー通路24、24に
接続され、供給槽6Aでオバーフローする洗浄液5は順
次供給槽6B、及び6Cへと送流される。シャッター部
材2に移送方向の最上流に位置する供給槽6Cには回収
管25が連結され、回収管25は一連の分離装置の一部
である回収槽26に連通される。回収槽26の上部には
シャッター部材に付着していた除去油分の取り出しライ
ン27が設けられ、その下部には貯溜槽29に接続する
接続管28が設けられる。取り出しライン27からの油
分は精製された後、再び洗剤供給槽7に戻される。
【0016】貯溜槽29はポンプ30及びフィルタ31
に順次接続され、更に精製用の高性能分離フィルタ3
2、32、32に接続される。高性能分離フィルタ32
は、活性炭処理手段33、イオン交換樹脂の処理手段3
4、及びUV殺菌処理手段35と順次連通され、更に連
結管36に接続される。連結管36は上述の供給槽6A
に連通される。従って、洗浄液5は循環される。尚、洗
浄液5の不足を補うために、供給槽6Cは洗浄液5の供
給管37が接続される。従って、このように構成された
洗浄装置では、シャッター部材2がガイドレール4上で
効率良く洗浄される一方、その洗浄液5は循環され、そ
の排水が殆ど不要となる。尚、供給槽6Aの下流側には
シャッター部材2の乾燥機構39が設けられている。
【0017】従って、本実施例のシャッター部材の移送
装置1に使用するシャッター部材2は、一般に使用され
るフロッピディスク等のシャッター部材であり、打ち抜
き加工され、略コ字状に折り曲げ形成されて連続的に供
給されるステンレス製シャッター部材である。このよう
なシャッター部材2は一般に加工油が付着し、その洗浄
工程を必要とし、洗浄工程は洗剤での加工油の除去、更
には洗剤の濯ぎ工程を必要とする。このため、シャッタ
ー部材の移送装置1では、加工油の除去工程が洗剤槽3
の上方で行われ、また、濯ぎ工程が洗浄槽6A、6B、
6Cの上方で行われる。
【0018】また、シャッター部材2の加工油に以下の
ものを用いることにより、上述の洗浄液5を水溶液とし
て使用することができる。即ち、加工油としては、鉱物
油に脂肪族炭化水素を主鎖としたジカルボン酸エステル
を含有させたオイルが望ましい。例えば、鉱物油は、C
10〜C18の分岐型炭化水素、直鎖型炭化水素、ジテルペ
ン等のテルペン炭化水素等であり、使用に際しては、こ
れらを単独若しくは混合物として用いることができる。
ジカルボン酸エステルは、コハク酸ジイソプロピル、グ
ルタル酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル等
であり、使用に際しては、これらを単独若しくは混合物
として用いることができる。
【0019】鉱物油とジカルボン酸エステルとの混合比
は、上記鉱物油100重量部に対して、上記ジカルボン
酸エステルを0.1〜15重量部とするのが好ましく、
0.5〜10重量部とするのがより好ましい。上記混合
比が、0.1重量部未満であると、洗浄効果等が初期の
目的を達することができなく、15重量部を超えても特
に効果が向上しないので好ましくない。上記混合物に加
えて、更にポリオキシエーテルを添加するのが好まし
く、該ポリオキシエーテルを添加する場合の添加量は、
ジカルボン酸エステル1重量部に対して、100〜0.
1重量部とするのが好ましく、特に10〜0.1重量部
とするのが好ましい。このような加工オイルでは、水溶
液の洗浄液5により容易に濯ぎがなされ、従来、加工オ
イルや洗剤の濯ぎに用いていた環境汚染型の有機溶媒、
例えば1,1−トリクロロエタンや四塩化炭素等を濯ぎ
剤として使用する必要がない。このため、上記加工オイ
ル又は洗剤としての使用は、洗浄用ノズルでの洗浄効果
と相まって、環境汚染をすることなく、シャッター部材
2を充分に洗浄することができる。
【0020】また、上記組成の加工オイルに、鉱物油を
主体とする酸化防止剤、防錆剤の添加剤を混合してなる
オイル組成物を加えたものを加工油或いは洗剤としても
よい。上記オイル組成物として公知の切削オイルを特に
制限されることなく用いることができ、具体的には、
「アイロブローチ11」(商品名、カストロール社
製)、「♯6100」(商品名、日本工作油社製)等の
市販品を好ましく用いることができる。この場合、オイ
ル組成物に対する上記加工オイルの配合量は、上記オイ
ル組成物100重量部に対して、5〜100重量部とす
るのが好ましく、10〜50重量部とするのがより好ま
しい。5重量部未満であると、洗浄効果等が初期の目的
を達することができなく、100重量部を超えても特に
効果が向上しないので好ましくない。このような組成オ
イルのおいても上記と同様な洗浄効果を発揮する。
【0021】以上の如く構成されるシャッター部材の移
送装置1では、前段のコンベア等から打ち抜きされたシ
ャッター部材2が連続的に移送装置1のローラ44上に
供給されると共に、折り曲げ部を下にしてコ字状の間に
ガイドレール4が挿通する。次に、シャッター部材2は
連続的に送り出されて上下に設けられた規制レール4
5、46の間に移送される(図5(A) )。シャッター部
材2はガイドレール4の捩じりに対応して徐々に反転さ
れ(図5(B) )、略90°反転されて水平になった(図
5(C) )後、更に反転され(図5(D) )、最終的に略1
80°反転される(図5(E) )。従って、シャッター部
材は180°反転されてその折り曲げ部が上になる。
【0022】このため、シャッター部材2は、後段の洗
浄ノズル23から洗浄液5が強力に吹き付けられた場合
でも、その表面に損傷を受けることが少なく、洗浄工程
で問題を起こすことがない。また、ガイドレール4に通
過孔39、39・・が形成されるため、洗浄液5がシャ
ッター部材2に吹き付けられると、その洗浄液5はシャ
ッター部材2の表面だけでなく内面にもウインド2Aを
介して当たり、その洗浄を確実に行う。尚、上記実施例
においては、洗剤用ノズル12を設けたが、上述した加
工油を使用する場合をこれを取り除いても良く、また、
洗剤の代わりに濯ぎ用の洗浄液に代えても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るシャッター部材の移送装置
によれば、打ち抜き加工したシャッター部材を傷付けず
にその洗浄を確実にできるようにして連続的に移送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシャッター部材の移送装置及び洗浄
装置が用いられた説明図である。
【図2】図1のシャッター部材の移送装置の反転移送部
分の平面図である。
【図3】図1のシャッター部材の移送装置の反転移送部
分の側面図である。
【図4】(A) 及び(B) は、図2及び図3のシャッター部
材の反転移送部分の正面図及び背面図である。
【図5】(A) 乃至(E) は、図3の反転移送部分に於ける
I−I線、乃至V−V線に沿った矢視図である。
【図6】シャッター部材の反転移送部分の断面図であ
る。
【図7】洗浄装置の洗浄ノズルの斜視図である。
【符号の説明】
1 シャッター部材の移送装置 2 シャッター部材 4 ガイドレール 5 洗浄液 6 供給槽 23 洗浄ノズル 24 フロー通路 25 回収管 26 回収槽 29 貯溜槽 32 分離フィルタ 36 連結管 40 反転移送部分 41 ベースプレート 42、47 ブラケット 45、46 規制レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−14777(JP,U) 実公 昭57−43636(JP,Y2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打ち抜き加工され、略コ字状に折り曲げ
    形成された記録媒体用容器のシャッター部材の移送装置
    において、 上記シャッター部材が実質的に回動不能な程度の幅を有
    し、且つ上記シャッター部材のコ字状の間に挿通して該
    シャッター部材を所定の方向に案内するガイドレールを
    具備し、上記ガイドレールを略180°捩じり形成し、
    且つ捩じり形成された該ガイドレールの一側端に沿わせ
    てシャッター部材の脱抜を規制する規制レールを設け
    と共に、該ガイドレールの他側端に沿わせてジャミング
    を防止する規制レールを設け、上記シャッター部材を反
    転移送することを特徴とするシャッター部材の移送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ガイドレールの捩じれ部分の幅方向
    の両端縁は先薄のテーパ面になっていることを特徴とす
    る請求項1記載のシャッター部材の移送装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドレールの捩じれ部分の上方か
    ら洗浄液を吹き付けるノズルを具備していることを特徴
    とする請求項1又は2記載のシャッター部材の移送装
    置。
  4. 【請求項4】 上記ガイドレールの反転移送部分の後段
    に、洗浄液を吹き付けるノズルが配せられていることを
    特徴とする請求項1乃至3項のいずれかに記載のシャッ
    ター部材の移送装置。
  5. 【請求項5】 上記ガイドレールは、上記ノズルが設け
    られる位置において、該幅広面に該洗浄液の通過孔が形
    成されていることを特徴とする請求項4記載のシャッタ
    ー部材の移送装置。
  6. 【請求項6】 上記打ち抜き加工に使用する加工油が鉱
    物油に脂肪族炭化水素を主鎖としたジカルボン酸エステ
    ルを含有させたオイルからなる組成物で、上記洗浄液が
    水溶性洗浄液であることを特徴とする請求項4記載のシ
    ャッター部材の移送装置。
JP5149523A 1993-06-21 1993-06-21 シャッター部材の移送装置 Expired - Lifetime JP2675738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5149523A JP2675738B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 シャッター部材の移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5149523A JP2675738B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 シャッター部材の移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0710256A JPH0710256A (ja) 1995-01-13
JP2675738B2 true JP2675738B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=15477003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5149523A Expired - Lifetime JP2675738B2 (ja) 1993-06-21 1993-06-21 シャッター部材の移送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2675738B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5654710B1 (ja) * 2014-07-17 2015-01-14 株式会社新成工業 親綱支柱

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645388Y2 (ja) * 1980-08-22 1989-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0710256A (ja) 1995-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4032319B2 (ja) クロム含有合金鉄からスケールを除去する方法
JP2659897B2 (ja) シャッター部材の洗浄方法及びその装置
CN208776788U (zh) 一种钢带退火清洗装置
DE102013200095A1 (de) Trockeneisbandreinigungssystem für laserschneidvorrichtung
JP2675738B2 (ja) シャッター部材の移送装置
MXPA97003809A (en) Stainless steel desoxidation with hidrog peroxide
US5743968A (en) Hydrogen peroxide pickling of stainless steel
US5904157A (en) Copper surface pickling system
JPH10137627A (ja) 圧延油の鉄分除去装置
JPH02271590A (ja) 印刷配線板のブラシ洗浄装置
JP2000140929A (ja) 熱延コイルのスケール飛散防止法およびその装置
DE102007032385B4 (de) Verfahren zur Reinigung einer Halbleiterscheibe nach CMP
JP2941383B2 (ja) ロール付着異物除去装置
JPH01319693A (ja) 連続焼鈍設備における金属ストリップの洗浄方法及びその連続焼鈍設備
CN214612776U (zh) 带钢漂洗装置及带钢酸洗系统
JPH08364Y2 (ja) 金属管表面処理装置
JPS5813408A (ja) 熱延鋼板のスケ−ル除去方法
KR200243125Y1 (ko) 압연유에 의한 롤표면 오염방지장치
KR20000072115A (ko) 브러쉬 롤을 이용한 연속 스케일 제거 라인
DE2404064A1 (de) Verfahren und vorrichtung zur wirtschaftlichen reinigung von getraenkeflaschen
KR940000283Y1 (ko) 덴트(Dent)제거용 스크래퍼(Scraper)장치
CN118268414A (zh) 一种圆锥轴承保持架用料带的整平装置
JP2021147652A (ja) 金属板の酸洗方法および金属板の製造方法
JP2002294476A (ja) 酸洗工程における鋼板の変色防止方法及び酸洗設備
JPH03188289A (ja) 酸洗設備におけるストリップの変色防止方法