JPH02271590A

JPH02271590A - 印刷配線板のブラシ洗浄装置

Info

Publication number: JPH02271590A
Application number: JP1092473A
Authority: JP
Inventors: Fumio Arase; 荒瀬　文夫
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-04-12
Filing date: 1989-04-12
Publication date: 1990-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕半田付は後の印刷配線板の洗浄に係わり、印刷配線板の
ブラシ洗浄装置に関し、印刷配線板の上面端縁部の洗浄ブラシへの溶剤供給のコ
ントロールを無くし、且つ、ブラシ毛の清掃を全廃する
洗浄装置の提供を目的とし、印刷配線板の半田付は後の
フラックス等を、溶剤を使って洗浄除去するブラシ洗浄
装置において、印刷配線板の洗浄幅よりブラシ毛が両側
にはみ出る長さを有し、ブラシ毛を溶剤に浸し、回転軸
を水平に回転させて、印刷配線板の下面を洗浄するロー
ラブラシと、前記ローラブラシに対向し、印刷配線板１
の板面に垂直な回転軸を有し、端面にブラシ毛３１を植
毛させた回転ブラシ３とを、回転ブラシのブラシ毛が印
刷配線板の上面端縁部を洗浄すると共に、印刷配線板の
外側域でローラブラシのはみ出たブラシ毛と毛先をオー
バーラツプさせて配設するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、半田付は後の印刷配線板の洗浄に係わり、印
刷配線板のブラシ洗浄装置に関する。

印刷配線板は部品を搭載後は、印刷配線面を半田付けし
て、−斉に接続固定させている。

この半田付けは、フロ一方式或いはりフロ一方式等にて
行われるが、フラックスを用いるために、半田付は後に
この残滓の除去を行う必要があり、液体或いは蒸気の溶
剤を用いて洗浄を行っている。

〔従来の技術〕

第３図に従来の一例のブラシ洗浄装置を示す。

第３図の如く、この従来の一例のブラシ洗浄装置は、片
面をフロ一方式半田付けを行った印刷配線板を洗浄する
もので、更に、印刷配線板の両端縁部は、フラックス塗
布の回り込みがあり、半田付は面の反対面の縁部も洗浄
するようにしたものである。

印刷配線板１の半田付は面を下向き水平に維持しながら
、図示省略の搬送手段でブラシ洗浄装置９５を通過させ
、洗浄される。

洗浄袋Ｗ９５は、印刷配線板ｌの洗浄幅の長さを有し、
洗浄液の溶剤４にブラシ毛を浸したローラブラシ２５の
回転により、印刷配線板１の下金面をブラシ洗浄し、上
面端縁部は、別の２個の回転ブラシ３５を印刷配線板１
の両側に配置し、洗浄液の溶剤４を供給パイプ９６から
吐き出し、ブラシ毛に供給して洗浄させている。

〔発明が解決しようとする課題］しかしながら、 ■　印刷配線板１の上面に実装された部品８の中には、
耐洗浄液性のないものもあり、回転ブラシ３５への溶剤
４の供給が、過大過少にならないように、精度良くコン
トロールする必要がある。

■　前記のことから、供給パイプ９６からの供給量は、
少な目の安全側にコントロールされ勝ちとなり、回転ブ
ラシ３５のブラシ毛に洗浄フラックスの残滓が溜まり、
ブラシ毛の清掃或いは交換を高頻度で行う必要がある。

等の問題点があった。

本発明は、かかる問題点に鑑みて、印刷配線板の上面端
縁部の洗浄ブラシへの溶剤供給のコントロールを無くし
、且つ、ブラシ毛の清掃を全廃する洗浄装置を提供する
ことを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記問題点は、第１図の原理図に示す如く、印刷配線板
の半田付は後のフラックス等を、溶剤を使って洗浄除去
するブラシ洗浄装置において、印刷配線板１の洗浄幅よ
りブラシ毛２１が両側にはみ出る長さを有し、ブラシ毛
２１を溶剤４に浸し、回転軸を水平に回転させて、印刷
配線板１の下面を洗浄するローラブラシ２と、前記ロー
ラブラシ２に対向し、印刷配線板１の板面に垂直な回転
軸を有し、端面にブラシ毛３１を植毛させた回転ブラシ
３とを、回転ブラシ３のブラシ毛３１が印刷配線板１の
上面端縁部を洗浄すると共に、印刷配線板１の外側域で
ローラブラシ２のはみ出たブラシ毛２１の毛先とオーバ
ーラツプさせて配設する、本発明の印刷配線板のブラシ
洗浄装置により解決される。

〔作　用〕

第１図（ａ）に本発明の原理構成図、同図（ｂ）に同Ａ
Ａ矢視拡大図を示す。

即ち、ローラブラシ２は印刷配線板ｌの洗浄幅よりはみ
出る長さとし、そのはみ出たブラシ毛２１部分に、上面
端縁部の洗浄用の回転ブラシ３のブラシ毛３１が毛先を
オーバーラツプさせて配設しであるので、ローラブラシ
２のはみ出た部分のブラシ毛２１に付着した溶剤４は、
ローラブラシ２の回転により、オーバーラツプした部分
の回転ブラシ３のブラシ毛３１に移され、回転ブラシ３
の洗浄用に自動的に供給される。

この際の適量のコントロールは、印刷配線板１の板厚、
はみ出た寸法及び溶剤４の液面が変わらなければ、オー
バーラツプの寸法により簡単に行え、大きければ多量と
なり、逆にすればｉｔ出来、簡単に設定するだけで済み
、後はブラシ毛２１．３１の消耗による補正を行う程度
であり、通常はコントロール無しで済む。

又、回転ブラシ３のブラシ毛３１は、ローラブラシ２の
ブラシ毛２１とオーバーラツプにより擦り合うので、付
着したフラックス残滓等が拭われ、溜まらず自動清掃が
行われ、清掃は不要となる。

かくして、印刷配線板の上面端縁部の洗浄ブラシへの溶
剤供給のコントロールを無くし、且つ、ブラシ毛の清掃
を全廃する洗浄装置を提供することが可能となる。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。

第２図に本発明の一実施例の斜視図を示す。

本実施例は、装置シェルフにプラグイン実装する印刷配
線板ユニットの製作に適用させたもので、略四角形の印
刷配線板ｌは、片面に部品８が搭載され、反対面で半田
付は接続されており、装置シヱルフのガイド溝に差し込
まれる外形の対向辺の端縁を両面洗浄するブラシ洗浄装
置９である。

洗浄液の溶剤４を溜めた洗浄槽９１と、４本のローラブ
ラシ２と、４個の回転ブラシ３と、印刷配線板搬送部９
２と、溶剤供給部９３と、図示省略のブラシ駆動機構と
から構成される。

洗浄槽９１は、内部を部分する仕切りが設けられ、一方
の槽に溜まった溶剤４をオーバーフローさせて、次の槽
に供給する２層式とし、前者を仕上げ洗浄に用い、後者
を粗洗浄として同容量の溶剤４を有効に使用させたもの
である。

ローラブラシ２は、印刷配線板１の半田付は面（図示下
面）の洗浄幅、最大３０ｃｍまでに適用可能な３５ｃｍ
の長さにブラシ毛２１を有しており、洗浄槽９１の各種
に２本づつ平行に並べて据付られ、下向きのブラシ毛２
１が溶剤４に浸され、図示省略の駆動機構により、互い
に逆回転させてブラシ毛２１の洗浄死角域を無くするよ
うにしている。

印刷配線板搬送部９２は、円錐台の小端径を同心に突き
合わせた如く中央に凹部を有するローラ９７を６個、ロ
ーラブラシ２の据付位置を避けた間隔に直線状に配設し
、夫々同一回転数に回転させるものを、左右一対備え、
回転方向は左右で逆回転とし、左右の対応位置の前記ロ
ーラ９７の凹部間に印刷配線板１の両側端縁部を挟み込
んで、回転により搬送させるようにしである。

又、更に回転ブラシ３も、仕上げ洗浄槽の２個のローラ
ブラシ２の据付位置に対応した位置に、ブラシ毛３１を
下向きに回転軸が垂直に設けられており、ローラ９７で
搬送される印刷配線板１の端縁部を一定幅で洗浄し、印
刷配線板１の外側域でローラブラシ２のブラシ毛２１と
オーバーラツプさせている。このオーバーラツプ量の調
整は回転ブラシ３の回転軸長をネジ調整して行う。

尚、左右の搬送部分の間隔はネジで可変出来る構造とし
てあり、印刷配線板１の寸法に合わせて調整すれば、−
１に回転ブラシ３も移動し、常に端縁部の一定幅を洗浄
するように位置する。

溶剤供給部９３は、ポンプとフィルタを備えたもので、
清浄な溶剤４を洗浄槽９１の仕上げ洗浄槽にポンプで加
圧して供給し、洗浄作用で汚れた溶剤４は粗洗浄槽から
排出させてフィルタにより清浄化してポンプに送る、循
環機能を持たせて、高価な溶剤４の無駄な廃棄を無くし
、浄化と洗浄液面の維持が行われる。

上記実施例は一例を示し、各部の形状、寸法、ローラブ
ラシ２や回転ブラシ３の据付個数は上記のものに限定す
るものではない。

又、洗浄槽９１が２櫂弐オーバーフロー槽でβったが、
勿論これに拘泥するものではない。

更に、印刷配線板搬送部９２も上記のものに限定されず
、例えば、印刷配線板ｌの搬送方向前後縁部に保持金具
を装着させて、この保持金具を搬送チェーンに係合させ
て搬送させる等、この構造に限定されない。

（発明の効果）以上の如く、本発明のブラシ洗浄装置により、印刷配線
板の上面端縁部の洗浄ブラシへの溶剤供給設備が不要と
なり、且つ、ブラシ毛の清掃を全廃する洗浄装置かえら
れ、その効果は著しい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、第２図は本発明の一実施例の斜視図、第３図は従来の一例のブラシ洗浄装置である。図において、１は印刷配線板、　　　２，２５はローラブラシ、３．
３５は回転ブラシ、　　　４は溶剤、８は部品、　　　
　　　９．９５はブラシ洗浄装置、２１．３１はブラシ
毛、　　９１は洗浄槽、９２は印刷配線板搬送部、９３
は溶剤供給部、９６は供給パイプ、　　　９７はローラ
である。０））ＡＡ久挽＃入力本ｇ：ｇ月ｎ７骨　ず里　図４１　　区

Claims

【特許請求の範囲】印刷配線板の半田付け後のフラックス等を、溶剤を使っ
て洗浄除去するブラシ洗浄装置において、印刷配線板（
１）の洗浄幅よりブラシ毛（２１）が両側にはみ出る長
さを有し、該ブラシ毛（２１）を溶剤（４）に浸し、回
転軸を水平に回転させて、該印刷配線板（１）の下面を
洗浄するローラブラシ（２）と、前記ローラブラシ（２）に対向し、該印刷配線板（１）
の板面に垂直な回転軸を有し、端面にブラシ毛（３１）
を植毛させた回転ブラシ（３）とを、該回転ブラシ（３）のブラシ毛（３１）が該印刷配線板
（１）の上面端縁部を洗浄すると共に、該印刷配線板（
１）の外側域で該ローラブラシ（２）のはみ出たブラシ
毛（２１）と毛先をオーバーラップさせて配設すること
を特徴とする印刷配線板のブラシ洗浄装置。