JPH0699144A - ワーク洗浄装置 - Google Patents

ワーク洗浄装置

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JPH0699144A
JPH0699144A JP4249149A JP24914992A JPH0699144A JP H0699144 A JPH0699144 A JP H0699144A JP 4249149 A JP4249149 A JP 4249149A JP 24914992 A JP24914992 A JP 24914992A JP H0699144 A JPH0699144 A JP H0699144A
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work
cleaning
cleaning liquid
unit
transfer path
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JP4249149A
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English (en)
Inventor
Shoji Inukai
章二 犬飼
Taiji Inukai
泰治 犬飼
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TANAKA KIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TANAKA KIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの移送機構を改良にすることによっ
て、装置の構成が簡単であって、しかも、角形平板状の
ワークを手作業を介せずに効率よく洗浄可能なワーク洗
浄装置を実現すること。 【構成】 ワーク洗浄装置1において、ワークWは、ワ
ーク移送経路Qの上流側から洗浄部16および洗浄液除
去部17に移送され、洗浄液が除去された状態で排出さ
れる。ここで、ワーク送り出し機構14は、ワークWが
角形平板状であることを利用して、外部から供給された
未洗浄のワークWをワーク移送経路Qの下流側に送り出
して、ワークの前端面先に送り出されたワークWの後端
面に突き当てた状態で移送可能とするローラ部材14
a,14bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワーク洗浄装置に関し、
とくに、四角形のガラス板などの角形平板状のワークに
対する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ台の前面に設けられているガラ
ス板などは、定期的に洗浄が行われているが、ガラス板
などの角型平板状のワークの洗浄に適した装置がないた
め、ガラス板を1枚ずつ手作業にて洗浄しているのが現
状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここに、本願発明者
は、角型平板状のワークの洗浄に適用可能な洗浄装置を
提案するものであり、本願発明者が最初に案出したワー
ク洗浄装置は、図12にブロック図で示すように、ワー
ク洗浄装置50のワーク移送経路Cをワーク移送手段
(矢印Dで示す。)によって順次に移送される角形平板
状のワークWに向けて洗浄液を供給しながらその表面を
洗浄する洗浄部51と、この洗浄部51の下流側におい
て、ワークWから洗浄液を拭き取る洗浄液除去部52と
を設けたものである。このワーク洗浄装置50におい
て、ワークWは、洗浄部51において洗浄された後に、
洗浄液除去部52で洗浄液が除去された状態で排出され
るため、洗浄工程を効率的に行うことができる。しかし
ながら、図12に示すワーク洗浄装置においては、洗浄
後のワークWの前端面Wa および後端面Wb に洗浄液の
液溜まりが生じやすく、ワークWの表面を拭き取るだけ
の洗浄液除去部52ではワークWから洗浄液を充分に除
去できないため、排出されたワークWの前端面Wa およ
び後端面Wb を手作業で拭き取る必要があるという問題
点がある。また、洗浄部51または洗浄液除去部52に
おいて、ワークWに他の部材が接触すると、ワークWが
位置ずれするため、ワーク移送手段としては、ワークW
を保持しながら移送可能な機構を採用する必要があるの
で、ワーク洗浄装置50の構成が複雑になるとともに、
保持可能なワークWのサイズに汎用性をもたせば、ワー
ク洗浄装置50の構成がさらに複雑になるという問題点
もある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
ワークの移送機構を改良にすることによって、ワークの
前端面および後端面に対する洗浄液の付着およびワーク
の位置ずれを防止しながらの洗浄を可能にし、装置の構
成が簡単であって、しかも、角形平板状のワークを手作
業を介せずに効率よく洗浄可能なワーク洗浄装置を実現
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るワーク洗浄装置において講じた手段
は、ワーク移送経路をワーク移送手段によって水平に移
送される角形平板状のワークに向けて洗浄液を供給しな
がらそのワーク面を擦るワーク洗浄部と、このワーク洗
浄部の下流側において、洗浄済みのワークから洗浄液を
除去する洗浄液除去部とを設け、そのうち、ワーク移送
手段としては、ワーク洗浄部の上流側において、外部か
ら供給された未洗浄のワークをワーク移送経路の下流側
に向かって送り出し、このワークの前端面を先に送り出
したワークの後端面に突き当ててワークを移送するワー
ク送り出し機構を採用することである。
【0006】ここで、ワーク洗浄部としては、たとえ
ば、ワーク送り出し機構の送り出し速度に比して異なる
周速度で正回転または逆回転するローラ部材を有し、こ
のローラ部材は、そのローラ面が弾性および多孔性を備
え、そのローラ部材内部にはローラ面から滲み出す洗浄
液の洗浄液供給経路が形成されているものを採用するこ
とができる。
【0007】また、洗浄液除去部には、たとえば、ワー
クから洗浄液を拭き取るスキージを設けることができ
る。この場合には、前後して移送されるワーク同士の突
き当て部分とスキージと間の干渉力を緩和する目的に、
スキージを、ワークの移送方向に対して斜交する状態に
配置することが好ましい。
【0008】さらに、洗浄可能なワークの幅寸法に対す
る制限を緩和する目的に、ワーク移送経路の側端のうち
の一方側に、そこを移送されるワークの一方側端面が摺
動してワークを案内する案内部を設けておくことが好ま
しい。
【0009】また、ワーク移送経路の両側端には、ワー
ク洗浄部の下流側において、ワークの両側端面に当接し
てそこから洗浄液を拭き取る少なくとも2つのサイドス
キージを設けておくことが好ましい。
【0010】
【作用】上記手段を講じた本発明に係るワーク洗浄装置
において、ワークをワーク移送手段によってワーク移送
経路を移送していくと、まず、ワーク洗浄部によって、
ワークに向けて洗浄液が供給されながら擦られ、そのワ
ーク面が洗浄される。つぎに、その下流側の洗浄液除去
部によって、ワークから洗浄液が除去され、ワークは洗
浄済みワークとして排出される。ここで、本発明におい
ては、ワークWが角形平板状であることを利用して、ワ
ーク洗浄部の上流側において、ワークの前端面を先に送
り出したワークの後端面に突き当ててワークを移送する
ワーク送り出し機構を採用しているため、送り出された
ワークは、その前端面が先に送り出されたワークの後端
面に当接した状態のまま送り出される。従って、ワーク
の前端面および後端面のいずれにも洗浄液が付着せず、
また、液溜まりも発生しない。しかも、この状態のま
ま、洗浄液除去部において、洗浄液の除去が行われるの
で、ワークは、その前端面および後端面のいずれにも洗
浄液が付着しない状態で排出される。それ故、排出され
たワークの前端面および後端面から洗浄液を除去するた
めの手作業を行う必要がない。さらに、前後して送り出
されたワークの前端面と後端面とが突き当たる状態にあ
るため、ワーク洗浄部または洗浄液除去部において、他
の部材がワークに接触しても、ワークは位置ずれしな
い。加えて、供給されたワークを送り出すだけでよいの
で、洗浄可能なワークの長さ寸法などに制約がないの
で、ワーク洗浄装置の構成を簡略化できる。
【0011】
【実施例】つぎに、添付図面に基づいて、本発明の実施
例について説明する。
【0012】図1は本例のワーク洗浄装置の外観を示す
斜視図、図2はその側面断面図、図3はその平面断面
図、図4はその正面断面図である。
【0013】(全体構成)これらの図において、本例の
ワーク洗浄装置1は、上面カバー103を備える上部ハ
ウジング101と、正面カバー104を備える下部ハウ
ジング102とを有し、下部ハウジング102の底面側
には、ストッパー付きの一対の前側キャスター103a
および一対の後側キャスター103bが取り付けられて
いる。このワーク洗浄装置1は、パチンコ台の四角形の
ガラス板などを洗浄するための洗浄装置であって、その
前面側に設けられたワーク供給台1aの上に1枚ずつワ
ークWを供給すると、ワークWは装置内で洗浄工程およ
び洗浄液の除去工程が行われて、ワーク排出台1bの上
に1枚ずつ排出されてくるようになっている。
【0014】このような工程が可能なように、本例のワ
ーク洗浄装置1においては、その上部ハウジング101
の内部に、図2に水平線Zで示されるワーク移送経路Q
の上流側から下流側に向かって、ワークをワーク供給台
1aの側(ワーク移送経路Qの上流側)からワーク排出
台1b(ワーク移送経路Qの下流側)に向けて移送する
ワーク移送部(ワーク送り出し機構14)と、ワークに
向けて洗浄液を供給しながらその表面および裏面を擦っ
て洗浄する洗浄部16と、この洗浄部16の下流側にお
いて、ワークから洗浄液を除去する洗浄液除去部17と
を有する一方、その下部ハウジング102の内部には、
ワーク送り出し機構14および洗浄部16に対する駆動
系13と、洗浄部16に対する洗浄液の供給および洗浄
液除去部17からの洗浄液の回収が行われる洗浄液経路
12および洗浄液タンク11が設けられている。ここ
で、各部の構成については、後に詳述するが、ワーク送
り出し機構14は、図5にブロック図で示すように、洗
浄部16の上流側において、外部から供給された未洗浄
のワークWをワーク移送経路Q上を移送方向Pである下
流側に向かって送り出して、このワークWの前端面Wa
を先に送り出されたワークWの後端面Wb に突き当てて
ワークを移送する機構であって、この機構には、図2お
よび図3に示すように、ローラ機構が採用されている一
方、洗浄部16においても、ワーク送り出し機構の送り
出し速度に比して異なる周速度で回転しながらワークW
の表面および裏面に接触しながらローラ面から洗浄液が
滲み出すローラ機構が採用されている。また、洗浄液除
去部17には、ワーク移送経路Qに向かって上方および
下方の両側から配置されたスキージ機構が採用されてい
る。
【0015】(ワーク移送経路の構成)図6はワーク移
送経路Qの構成を示す正面断面図である。
【0016】図4および図6に示すとおり、本例のワー
ク洗浄装置1において、ワーク移送経路Qは、上部ハウ
ジング101の内部に、その上流側から下流側に向かっ
て延設されたレール体182a,182bを備えるユニ
ット18の内部に形成されており、ワークWが上面を移
動するレール体182a,182bは、ユニット18の
内部の側面支持板183a,183bから上方に向かっ
て固着されたレール支持板184a,184bと、その
上にビス止めされた樹脂製の受け片185a,185b
とで構成され、ワークWは、その下面側の両側端部が受
け片185a,185bに支持されながら移動するよう
になっている。ここで、受け片185a,185bは、
その上面をワークWがスムーズに移動可能なように、す
べりの良い材質で構成されている。さらに、側面支持板
183a,183bの上側には、洗浄液が抜け落ちるた
めの通過孔189a,189bが開口されている。ま
た、図2にも示されているように、ワーク移送経路Qの
側端のうちの一方側には、そこを移送されるワークWの
一方側端面Wc が摺動してワークWを案内する案内用レ
ール181a,181b,181c(案内部)がワーク
移送経路Qに沿って設けられており、これらの案内用レ
ール181a,181b,181cは、いずれも、側面
支持板183aの最上端部にねじ止めされている。ただ
し、ワーク移送経路Qの側方には、ワーク送り出し機構
14および洗浄部16のローラ部材の端部などが突出し
ているため、その領域を避けるように、案内用レール1
81a,181b,181cは、ワーク移送方向におい
て断続的に設けられている。
【0017】(ワーク送り出し機構の構成)図7は、ワ
ーク送り出し機構14およびその駆動系13の構成を示
す正面断面図である。
【0018】図2,図3および図7において、本例のワ
ーク洗浄装置1のワーク送り出し機構14は、図5に示
すように、ワークWの前端面Wa を先に送り出されたワ
ークWの後端面Wb に突き当てた状態のままでワークW
を移送可能なように、ワーク送り出し機構14のローラ
部材14a,14bによって、供給されたワークWに対
してのみ移送力を与えてワークWを移動させている。す
なわち、ワーク送り出し機構14は、ワーク移送経路Q
の上方側および下方側に配置されたローラ部材14a,
14bを有し、それらのローラ軸142a,142bに
は3つの送り出しローラ140a,140bがそれぞれ
固着されているが、いずれの送り出しローラも同様な構
成であるため、図7には中央の送り出しローラ140
a,140bのみを図示してある。ここで、ワークW
は、送り出しローラ140a,140bのローラ面間に
挟み込まれるように外部から供給されてローラ部材14
a,14bの回転方向に向かって送り出されるようにな
っている。なお、図2に示すように、ワークWに対して
駆動力を与える機構は、このワーク送り出し機構14の
みであって、洗浄部16の下流側などには設けられてい
ない。このため、ワーク送り出し機構14から洗浄部1
6に送り出されたワークWは、送り出しローラ140
a,140bから離れるとそこで停止するが、新たなワ
ークWがワーク送り出し機構14によって洗浄部16に
向けて送り出されると、このワークWの前端面Wa は、
先に送り出されたワークWの後端面Wb に突き当たった
状態になり、先行するワークWは、後続のワークWに押
された状態のままで移送される。このような移送機構が
繰り返されて、いずれのワークWも、ワーク排出台1b
に向かって移動可能になっている。なお、ワーク送り出
し機構14に対して駆動力を供給する駆動系13は、モ
ータ130と、その回転軸131に固着されたモータス
プロケット133と、このモータスプロケット133か
らローラ部材14bのローラ軸142bの軸端に固着さ
れた駆動スプロケット145aに張架されたチェーン1
32とを有し、モータ130からの回転駆動力がローラ
部材14bに伝達可能になっている。また、チェーン1
32に対しては、その途中位置に、テンションローラ1
34が設けられており、テンションローラ134の固定
位置によって、チェーン132の張り具合を調節可能に
なっている。また、ローラ部材14bは、上部ハウジン
グ101の側に軸受け143b,144bを介して取り
付けられている一方、ローラ部材14aも、上部ハウジ
ング101の側に軸受け143a,144aを介して取
り付けられており、ローラ部材14a,14b同士は、
それぞれの軸端に固着されたギア141a,141bが
噛み合っているため、モータ130からの回転駆動力が
ローラ部材14bを介してローラ部材14aにも伝達可
能になっている。
【0019】(洗浄部の構成)図8は洗浄部16の構成
を示す正面断面図である。
【0020】図2,図3および図8において、洗浄部1
6は、ワーク送り出し機構14の送り出し速度に比して
異なる周速度で正回転または逆回転しながらワークWの
面に接触するローラ部材16a,16bを有し、これら
のローラ部材16a,16bは、ワーク移送経路Qの上
下に配置されている。ここで、ローラ部材16a,16
bは、いずれも略同様な構成になっているため、図8に
は、ワーク移送経路Qの上側に配置されたローラ部材1
6aのみが図示されている。このローラ部材16aは、
上部ハウジング101の側に軸受け166a,167a
を介して取り付けられている。ここで、ローラ部材16
aは、パイプシャフト162aの内部が中空の洗浄液通
路165aになっており、この洗浄液通路165aは、
ローラ部材16aの一方の軸端側にロックソケット16
9aがワッシャー190aとともに装着されて塞がれて
いる一方、他方側の軸端において、接続部材163aを
介して洗浄液経路12の開口部124に対して連通して
いる。ここで、洗浄液経路12は、図2および図3に示
すように、洗浄液タンク11からポンプ122に向けて
洗浄液吸い込み通路121が形成されており、ポンプ1
22によって洗浄液タンク11から吸い込まれた洗浄液
は、洗浄液経路12の開口部123から圧送されて、図
8に示す開口部124に向けて供給されるようになって
いる。また、パイプシャフト162aの側面の外側に
は、スリーブ169aが取り付けられており、このスリ
ーブ169aとパイプシャフト162aとの間も洗浄液
通路192aになっている。ここで、洗浄液通路192
aは、その両側が塞がれた状態にあり、そのための洗浄
液パイプ193aは、スリーブ169aとパイプシャフ
ト162aとの間に着脱自在になっている。また、パイ
プシャフト162aの側面およびスリーブ169aの側
面のいずれにも、多数の孔164a,194aが開口さ
れているのに加えて、スリーブ169aの側面に固着さ
れてそのローラ面を構成するローラ160aはスポンジ
製であるため、ローラ160aはワークWの面に対して
変形しながら接触してワークWの表面および裏面を擦る
とともに、洗浄液通路12,接続部材163aおよびパ
イプシャフト162aの内部を介して供給された洗浄液
は、パイプシャフト162aの孔164aおよびスリー
ブ169aの孔194aから通り抜けて、スポンジ製の
ローラ160aから滲み出して、ワークWの表面および
裏面に供給されるようになっている。ここで、ローラ部
材16aの軸端には、洗浄液パイプ193aの外周側に
一体に形成されたギア161aが固着されていると同様
に、図2および図3に示すように、ローラ部材16bの
軸端にも、ギア161bが固着されており、これらのギ
ア161a,161bは、いずれも、駆動力伝達用ギア
15a,15bを介して、ワーク送り出し機構14のロ
ーラ部材14a,14bのギア14a,14bに接続さ
れている。
【0021】また、図3に示すように、ローラ部材14
aとローラ部材16aとは、ベルト機構20によっても
接続されている。このため、モータ130からの回転駆
動力は、ローラ部材14a,14bを介して、洗浄部1
6のローラ部材16a,16bにも伝達可能である。し
かも、ローラ部材16a,16bのギア161a,16
1bと、駆動力伝達用ギア15a,15bと、ローラ部
材14a,14bのギア14a,14bとの間のそれぞ
れのギア比の差などによって、ローラ部材14a,14
bのワークWに対する送り出し速度と、洗浄部16のロ
ーラ部材16a,16bの周速度が異なるように設定さ
れているため、ローラ部材16a、16bは、回転しな
がら、ローラ160a,160bによってワークWの表
面および裏面を強く擦る状態にあり、ワークWの表面お
よび裏面に付着している汚れを完全に除去可能になって
いる。ここで、ローラ部材16a,16bの回転方向
は、ローラ部材14a,14bの回転方向と逆方向に設
定されていてもよい。また、ローラ部材16aと、ロッ
クソケット169aおよびワッシャー190aとは着脱
可能になっており、このロックソケット169aとワッ
シャー190aを外すと、洗浄液パイプ193aを取り
外すことが可能である一方、軸受け167aのフランジ
191aを止めている蝶ねじ193aを外すと、パイプ
シャフト162aをスリーブ169aから引き抜くこと
も可能になっている。このため、スリーブ169aを取
り外すことができるので、ローラ160aが劣化したと
きには、スリーブ169aとともにローラ160aを交
換することも可能になっている。
【0022】(洗浄液除去部の構成)図9(a),
(b)は洗浄液除去部の構成を示す説明図であって、そ
のうち、図9(a)はそこに用いたスキージおよびその
周囲の断面図、図9(b)はその配置構造を示す平面図
である。
【0023】図2,図3および図9(a),(b)にお
いて、洗浄液除去部17は、洗浄部16の下流側に配置
されており、ワーク移送経路Qの上方側および下方側の
いずれの側においても、ゴム製のスキージ173a,1
73bは、その基端側が一対のホルダー174a,17
4bに挟まれた状態で固定されて、その先端側をワーク
移送経路Qの下流側に向けた姿勢にある。ここで、ホル
ダー174a,174bは、その間にサポーター176
a,176bを介して対応するホルダー同士が一定の隙
間を介してサポーター176a,176b自身にボルト
機構178a,178bによって固定されており、サポ
ーター176a,176bは、結合ボルト171a,1
71bからワーク移送経路Qの上流側に向かって延び、
そこから下流側に向かって屈曲するスキージ支持片17
2a,172bにビス177a,177bによって固定
されている。従って、スキージ173a,173bの先
端側の間を洗浄後のワークWが通り抜けるときに、ワー
クWの表面および裏面に付着している洗浄液は、拭き取
られ、そこから下方に向けて落下する。ここで、図2お
よび図4に示すとおり、洗浄液除去部17および洗浄部
16の下方位置には洗浄液受け111が配置されてお
り、洗浄液液受け111から下方に延びる洗浄液排出パ
イプ112は、洗浄液タンク11に接続されて、洗浄液
の回収が可能になっている。なお、回収された洗浄液
は、循環して、洗浄部16に供給されるようになってい
る。
【0024】また、スキージ173a,173bのワー
ク移送経路Qに対する平面的な配置は、図3および図9
(b)に示すように、その移送方向Pに対して斜交する
ように設定されている。すなわち、結合ボルト171
a,171bはフレーム体170a,170bに連結さ
れ、フレーム体170a,170bは、上部ハウジング
101の両側面の間に架け渡されているが、移送方向P
に対して斜交するように設定されているため、図10
(a)に示すように、たとえば、スキージ173aの先
端部とワークWとの接触部分Lも、移送方向Pに対して
斜交するようになる。このため、図10(b)に示すよ
うに、前後して送り出されるワークWの前端面Wa と、
先に送り出されたワークWの後端面Wb との境界部分、
すなわち、ワークW間の突当ラインLWと、スキージ1
73aの先端部とワークWとの接触部分Lとの重なり部
分は点状になり、この交点Sは、ワークWの移送にとも
なって、矢印Tで示すように、ワーク移送経路Qの幅方
向(横方向)に移動していく。
【0025】従って、ワークW間の突当ラインLWにた
とえ多少の段差があっても、突当ラインLWによってス
キージ173aが受ける応力を極めて小さくすることが
可能になっている。なお、図10(c)に示すように、
スキージ173aの先端部とワークWとの接触部分L
が、移送方向Pに対して直交するように設定しても、洗
浄液の除去は可能であるが、スキージ173aの先端部
とワークWとの接触部分LがワークW間の突当ラインL
Wに瞬間的に完全に重なるため、突当ラインLWによっ
てスキージ173aが受ける応力またはスキージ173
aによってワークWが受ける応力が極めて大きくなっ
て、たとえば、ワーク送り出し機構14において、送り
ローラ140a,140bのスリップなどの原因にな
る。
【0026】さらに、本例のワーク洗浄装置1において
は、図3に示すように、スキージ173a(173b)
の配置位置の下流側には、ワークWの両側端面に接触し
てそこから洗浄液を拭き取る2つのゴム製のサイドスキ
ージ19a,19bを有する。これらのサイドスキージ
19a,19bはいずれの対象配置されているだけで、
その構成は同様であるため、一方のサイドスキージ19
aの構造のみを図11に示してあるが、サイドスキージ
19aは、ワーク移送経路Qの側方位置において、案内
用レール181cが固定されている側面支持板183a
のうち、外側に折れ曲がった端部192aに対してビス
止めされており、その先端側をワーク移送経路Qの側、
かつ、その下流側に向けて斜め配置されている。このた
め、ワークWの一方側端面Wc が案内用レール181c
に摺動しながら移動してきたときに、ワークWの両側端
面からの洗浄液の除去が可能になっている。
【0027】(装置の動作)このような構成のワーク洗
浄装置1の動作を、図1ないし図4を主に参照しながら
説明する。
【0028】まず、ワーク洗浄装置1の使用前に、洗浄
液タンク11に洗浄液を入れるとともに、洗浄液吸い込
み通路121および洗浄液排出パイプ112と、洗浄液
タンク11とを接続する状態にする。
【0029】つぎに、ワーク洗浄装置1の電源を入れる
と、ポンプ122およびモータ130が駆動して、洗浄
液がその洗浄液経路12を介して洗浄部16に向かって
供給され、洗浄液は、ローラ部材16a,16bのロー
ラ160a,160bに滲み込んだ状態になる。
【0030】この状態で、1枚目のワークWを案内用レ
ール181aを利用して位置合わせしながら、ワーク供
給台1aに供給し、さらにワークWをワーク送り出し機
構14のローラ部材14a,14bの送り出しローラ1
40a,140b間に差し込むと、送り出しローラ14
0a,140bの回転によって、ワークWはワーク移送
経路Qを移送方向Pに向かって送り出される。続いて、
2枚目のワークWを同様にして、ワーク送り出し部14
に差し込むと、2枚目のワークWも、ワーク移送経路Q
を移送方向Pに向かって送り出される。ここで、先に送
り出されたワークWは、送り出しローラ140a,14
0bから離れると、そこに停止した状態にあるため、図
5に示すように、ワークWの前端面Wa と後端面Wb
突き当たった状態になり、この状態で、1枚目のワーク
Wは2枚目のワークWに押されて、ワーク移送経路Qを
移動する。このため、洗浄部16において、ローラ16
0a,160bは、ワークWの表面および裏面に対して
回転しながら変形しつつ、ワークWの表面および裏面を
擦る。同時に、洗浄液通路12,接続部材163aおよ
びパイプシャフト162aの内部(洗浄液通路165
a)を介して供給された洗浄液は、パイプシャフト16
2aの孔164aおよびスリーブ169aの孔194a
から通り抜けて、スポンジ製のローラ160aから滲み
出し、ワークWの表面および裏面に供給されるようにな
っている。ここで、ローラ部材14a,14bのワーク
Wに対する送り出し速度と、洗浄部16のローラ部材1
6a,16bの周速度が異なるように設定されているた
め、それぞれのローラ160a,160bによってワー
クWの表面および裏面を擦る状態で接触して、ワークW
の表面および裏面に付着している汚れを除去する。
【0031】さらに、ワークWは、後続のワークWに押
されて、洗浄液除去部17に送られる。ここでは、スキ
ージ173a,173bが、その先端側をワーク移送経
路Qの側に向けているため、スキージ173a,173
bの先端側の間を、ワークWが通り抜けるときに、ワー
クWの表面および裏面に付着している洗浄液は、除去さ
れ、下方に向けて落下し、洗浄液受け111および洗浄
液排出パイプ112を介して洗浄液タンク11に回収さ
れる。
【0032】さらに、ワークWは、スキージ173a,
173bの配置位置の下流側において、サイドスキージ
19a,19bによって、その両側端面から洗浄液が除
去される。
【0033】しかる後に、ワークWは、ワーク排出部1
bに排出される。そして、上記の動作が繰り返されて、
ワークWは自動的に洗浄され、しかも、洗浄液が完全に
除去された後に排出される。
【0034】(実施例の効果)以上のとおり、本例のワ
ーク洗浄装置1においては、未洗浄のワークWは洗浄部
16において洗浄された後に、洗浄液除去部17におい
て洗浄液が除去された後に排出されるため、手作業によ
るワークの洗浄および洗浄液の拭き取りを必要としな
い。ここで、ワークWの移送機構として、ワークWが角
形平板状であることを利用して、外部から供給された未
洗浄のワークWをワーク移送経路Qの下流側に順次送り
出して、ワークWの前端面Wa を先に送り出されたワー
クWの後端面Wb に突き当てた状態のまま移送するワー
ク送り出し機構14を採用しているため、ワークWの側
が連続面になっているので、ワークWの端面側に液溜ま
りが発生せず、また、ワークWの前端面Wa および後端
面Wb のいずれにも洗浄液が付着しにくく、付着しても
隙間内部の少量である。しかも、この状態のままで、洗
浄液除去部17によって、洗浄液の除去が行われるの
で、スキージ173a,173bのような簡単な洗浄液
除去機構を採用しても、ワークWの前端面Wa および後
端面Wb のいずれにも洗浄液が残りにくい。とくに、ス
キージ173a,173bを用いて洗浄液を拭き取ると
きに、ワークWの側に段差があると、スキージ173
a,173bの先端側が跳ねたりしてワークWから離れ
てしまい、洗浄液が残る場合があるが、本例において
は、ワークWの側に段差がなく、連続面であるので、ス
キージ173a,173bの先端側は、ワークWの表面
および裏面に追従して確実に洗浄液を拭き取る。それ
故、排出されたワークWの前端面Wa または後端面Wb
から洗浄液を除去するための手作業を行う必要がない。
さらに、前後して送り出されたワークWの前端面Wa
よび後端面Wb とが突き当たる状態にあるため、ワーク
洗浄部16または洗浄液除去部17において、ローラ部
材16a,16b,スキージ173a,173bまたは
サイドスキージ19a,19bなどがワークWに接触し
ても、ワークWは位置ずれしない。しかも、供給された
ワークWを送り出すだけでよいので、洗浄可能なワーク
Wの長さ寸法などに制約がないので、汎用性を有しなが
らも、ワーク洗浄装置1の構成を簡略化できる。
【0035】また、スキージ173a,173bは、ワ
ーク移送経路Qに対してその移送方向Pに対して斜交す
るように設定されているため、ワークW間の突当ライン
LWと、スキージ173aの先端部とワークWとの接触
部分Lとの重なり部分は点状になり、この交点Sがワー
ク移送経路Qの幅方向(横方向)に移動していく。従っ
て、ワークW間の突当ラインLWにたとえ多少の段差が
あっても、また、スキージ173a,173b,ローラ
部材14a,14bおよび案内用レール181a,18
1b,181cの取り付け精度などを異常に高いレベル
に設定しなくとも、突当ラインLWによってスキージ1
73aが受ける力、逆に、スキージ173aによってワ
ークWが受ける力が極めて小さい。すなわち、先行する
ワークWと後続のワークWとを同一時点で同一スキージ
で挟み込むので、ワークW間の多少の段差を補正するこ
とができる。さらに、ワークWを案内する案内用レール
181a,181b,181cを、ワーク移送経路Qの
側端のうちの一方側にのみ設けてあるため、ワークWの
他方側の側端の位置は自由に設定できるので、洗浄可能
なワークWの幅寸法に対する制約が小さい。
【0036】なお、本例のワーク移送装置1は、ワーク
の両面を洗浄する構成のものであったが、片面側のみ洗
浄するものあってもよい。また、洗浄液としては、洗剤
を混合した薬液に限らず、水単独で使用してもよい。さ
らに、ワークの形状としては、四角形に限らず、対向す
る2辺を有するものであれば、ワーク同士を突き当てた
状態のまま移送するワーク送り出し機構を備えたワーク
洗浄装置を実現することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るワーク洗浄
装置において、ワークが角形平板状であることを利用し
て、その移送手段に、ワークをワーク移送経路の下流側
に向かって送り出し、このワークの前端面を先に送り出
したワークの後端面に突き当ててワークを移送するワー
ク送り出し機構を採用していることに特徴を有する。従
って、本発明によれば、洗浄部および洗浄液除去部にお
いて、ワーク側が連続面であるため、ワークの前端面お
よび後端面のいずれにも洗浄液が付着しにくく、液溜ま
りも発生しにくいので、排出されたワークの前端面およ
び後端面を拭き直すなどの手作業を必要とせず、洗浄工
程を効率的に行うことができる。
【0038】とくに、ワーク側が連続面であることは、
洗浄液の拭き取りに有利であり、スキージのような簡単
な構成の洗浄液除去機構を採用でき、複雑な洗浄液除去
機構を必要としない。また、ワークの前端面と後端面と
が突き当たる状態にあるため、洗浄液除去部のスキージ
などがワークに接触しても、ワークは位置ずれしないの
で、ワークを保持する機構を必要とせず、しかも、供給
されたワークを送り出すだけでよいので、洗浄可能なワ
ークの長さ寸法などに制約が小さいので、汎用性を有し
ながらも、ワーク洗浄装置の構成を簡略化できる。
【0039】ここで、ワーク洗浄部として、ワーク送り
出し機構の送り出し速度に比して異なる周速度で回転し
ながら、ローラ面から洗浄液が滲み出すローラ部材を利
用した場合には、ワークに対する洗浄液の供給と汚れの
除去とを1つの部材で行うことができる。
【0040】また、洗浄液除去部として、ワークの移送
方向に対して斜交するスキージを利用した場合には、先
行するワークと後続のワークとを同一スキージで同時に
挟み込むため、ワーク間の多少の段差を補正することが
できるので、前後して移送されるワーク同士の突き当て
部分とスキージと間の干渉力を緩和することができ、た
とえば、ワークのスリップを防止できる。
【0041】さらに、ワーク移送経路の一方側の側端の
みにワークに対する案内部を設けた場合には、洗浄可能
なワークの幅寸法に対する制限を緩和することができ
る。
【0042】また、ワーク移送経路の両側端にサイドス
キージを設けた場合には、ワークの両側端面に付着する
洗浄液をも除去でき、洗浄工程の効率をさらに高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るワーク洗浄装置の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1に示すワーク洗浄装置の側面断面図であ
る。
【図3】図1に示すワーク洗浄装置の平面断面図であ
る。
【図4】図1に示すワーク洗浄装置の正面断面図であ
る。
【図5】図1に示すワーク洗浄装置の移送機構を示す説
明図である。
【図6】図1に示すワーク洗浄装置のワーク移送経路を
示す正面断面図である。
【図7】図1に示すワーク洗浄装置のワーク送り出し機
構および駆動系の構成を示す正面断面図である。
【図8】図1に示すワーク洗浄装置の洗浄部の構成を示
す正面断面図である。
【図9】(a),(b)は図1に示すワーク洗浄装置の
洗浄液除去部の構成を示す説明図であって、そのうち、
(a)はそこに用いたスキージおよびその周囲の側面断
面図、(b)はその配置構造を示す平面図である。
【図10】(a)は図1に示すワーク洗浄装置の洗浄液
除去部におけるスキージの配置構造を示す説明図、
(b)はそこでの動作を示す説明図、(c)はその動作
の特徴を説明するための説明図である。
【図11】図1に示すワーク洗浄装置の洗浄液除去部に
おけるサイドスキージの構成を示す平面断面図である。
【図12】比較例に係るワーク洗浄装置の全体構成を示
す説明図である。
【符号の説明】
1・・・ワーク洗浄装置 1a・・・ワーク供給台 1b・・・ワーク排出台 11・・・洗浄液タンク 12・・・洗浄液経路 13・・・駆動系 14a,14b・・・ローラ部材 15a,15b・・・駆動力伝達用ギア 16・・・洗浄部 16a,16b・・・ローラ部材 17・・・洗浄液除去部 19a,19b・・・サイドスキージ 130・・・モータ 133・・・モータスプロケット 132・・・チェーン 134・・・テンションローラ 140a,140b・・・送り出しローラ 145a・・・駆動スプロケット 160a,160b・・・ 164a・・・孔 165a・・・洗浄液通路 173a,173b・・・スキージ 182a,182b・・・レール体 185a,185b・・・受け片 181a,181b,181c・・・案内用レール(案
内部) L・・・スキージの先端部とワークとの接触部分 LW・・・ワーク間の突当ライン P・・・移送方向 Q・・・ワーク移送経路 W・・・ワーク Wa ・・・ワークの前端面 Wb ・・・ワークの後端面 Wc ・・・ワークの一方側端面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク移送手段によってワーク移送経路
    を移送される角形平板状のワークに向けて洗浄液を供給
    しながらそのワーク面を擦るワーク洗浄部と、このワー
    ク洗浄部の下流側において、洗浄済みのワークから洗浄
    液を除去する洗浄液除去部と、を有し、前記ワーク移送
    手段は、前記ワーク洗浄部の上流側において、外部から
    供給された未洗浄のワークを前記ワーク移送経路の下流
    側に向かって送り出し、このワークの前端面を先に送り
    出したワークの後端面に突き当ててワークを移送するワ
    ーク送り出し機構であることを特徴とするワーク洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ワーク洗浄部
    は、前記ワーク送り出し機構の送り出し速度に比して異
    なる周速度で正回転または逆回転可能なローラ部材を有
    し、このローラ部材は、そのローラ面が弾性および多孔
    性を備え、そのローラ部材内部には前記ローラ面から滲
    み出す洗浄液の洗浄液供給経路が形成されていることを
    特徴とするワーク洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    洗浄液除去部は、ワークから洗浄液を拭き取るスキージ
    を有することを特徴とするワーク洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記スキージは、ワ
    ークの移送方向に対して斜交する状態に配置されている
    ことを特徴とするワーク洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの項
    において、前記ワーク移送経路の側端のうちの一方側に
    は、そこを移送されるワークの一方の側端面が摺動して
    ワークを案内する案内部を有することを特徴とするワー
    ク洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかの項
    において、前記ワーク移送経路の両側端には、前記ワー
    ク洗浄部の下流側において、ワークの両側端面に当接し
    てそこから洗浄液を拭き取る少なくとも2つのサイドス
    キージを有することを特徴とするワーク洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009283761A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Tokyo Seimitsu Co Ltd 搬送パッドのクリーニング機構
JP2017079994A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 有限会社きらら ボール拭き取り装置を備えたボール洗浄装置
CN115029707A (zh) * 2022-08-15 2022-09-09 泰州俊宇不锈钢材料有限公司 一种不锈钢工件酸洗清洗装置

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