JPH105658A - カーテンフローコーター - Google Patents
カーテンフローコーターInfo
- Publication number
- JPH105658A JPH105658A JP15931996A JP15931996A JPH105658A JP H105658 A JPH105658 A JP H105658A JP 15931996 A JP15931996 A JP 15931996A JP 15931996 A JP15931996 A JP 15931996A JP H105658 A JPH105658 A JP H105658A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- coating head
- worm
- coating
- worm wheel
- Prior art date
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- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カーテンフローコーターの塗装ヘッド下面の
塗料流出スリット部分の清掃を容易に行うことができる
ようにする。 【解決手段】 塗装ヘッド21の左右両端にそれぞれ支
持ブラケット22を介して回動軸23を固定し、各回動
軸23を支持フレーム24の左右両側部の上端に固定さ
れた軸受25に支持させる。この塗装ヘッド21を回動
操作する回動操作機構35は、上記回動軸23に嵌着固
定された大径のウォームホイール36と、このウォーム
ホイール36に噛合する小径のウォーム37と、このウ
ォーム37の軸に固定された操作ハンドルとから構成さ
れている。塗装ヘッド21下面の塗料流出スリット26
周辺を清掃する場合には、回動操作機構35の操作ハン
ドル38を回動させてウォーム37を回動させ、それに
よってウォームホイール36を回動させて塗装ヘッド2
1を斜め上向き又は上向きにした状態にする。
塗料流出スリット部分の清掃を容易に行うことができる
ようにする。 【解決手段】 塗装ヘッド21の左右両端にそれぞれ支
持ブラケット22を介して回動軸23を固定し、各回動
軸23を支持フレーム24の左右両側部の上端に固定さ
れた軸受25に支持させる。この塗装ヘッド21を回動
操作する回動操作機構35は、上記回動軸23に嵌着固
定された大径のウォームホイール36と、このウォーム
ホイール36に噛合する小径のウォーム37と、このウ
ォーム37の軸に固定された操作ハンドルとから構成さ
れている。塗装ヘッド21下面の塗料流出スリット26
周辺を清掃する場合には、回動操作機構35の操作ハン
ドル38を回動させてウォーム37を回動させ、それに
よってウォームホイール36を回動させて塗装ヘッド2
1を斜め上向き又は上向きにした状態にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装ヘッドから塗
料をカーテン状に流し落として被塗装物を塗装するカー
テンフローコーターに関するものである。
料をカーテン状に流し落として被塗装物を塗装するカー
テンフローコーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カーテンフローコーターは、
高速塗装が可能で、塗装面が鏡面状に美しく仕上がり、
被塗装面に凹凸模様柄があっても塗装可能である等の優
れた特長を有するため、建築板等の種々の板材の塗装に
広く用いられている。従来の一般的なカーテンフローコ
ーターは、図4に示すように、塗料タンク11内の塗料
を塗料ポンプ12で汲み上げて塗装ヘッド13へ送り、
この塗装ヘッド13の下面に形成された塗料流出スリッ
トから塗料をカーテン状に流し落として、塗料カーテン
幕14を作り、その下側の搬送路15に被塗装物16を
載せて通過させることで、塗料カーテン幕14によって
被塗装物16の表面を塗装するようになっている。
高速塗装が可能で、塗装面が鏡面状に美しく仕上がり、
被塗装面に凹凸模様柄があっても塗装可能である等の優
れた特長を有するため、建築板等の種々の板材の塗装に
広く用いられている。従来の一般的なカーテンフローコ
ーターは、図4に示すように、塗料タンク11内の塗料
を塗料ポンプ12で汲み上げて塗装ヘッド13へ送り、
この塗装ヘッド13の下面に形成された塗料流出スリッ
トから塗料をカーテン状に流し落として、塗料カーテン
幕14を作り、その下側の搬送路15に被塗装物16を
載せて通過させることで、塗料カーテン幕14によって
被塗装物16の表面を塗装するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗装ヘッド
13の下面の塗料流出スリットは、隙間が小さいため、
塗料滓等によって目詰りしやく、その目詰りが塗料カー
テン幕14の幕切れを引き起こして塗装品質を低下させ
る原因になる。従って、塗装ヘッド13の塗料流出スリ
ット部分は、定期的に清掃して塗料滓等を取り除く必要
がある。また、使用する塗料の品種を切り替える時に
も、塗装ヘッド13の塗料流出スリット部分を清掃する
必要がある(この場合には、塗料が通る塗料循環系を全
てシンナー等の溶剤で洗浄する必要がある)。
13の下面の塗料流出スリットは、隙間が小さいため、
塗料滓等によって目詰りしやく、その目詰りが塗料カー
テン幕14の幕切れを引き起こして塗装品質を低下させ
る原因になる。従って、塗装ヘッド13の塗料流出スリ
ット部分は、定期的に清掃して塗料滓等を取り除く必要
がある。また、使用する塗料の品種を切り替える時に
も、塗装ヘッド13の塗料流出スリット部分を清掃する
必要がある(この場合には、塗料が通る塗料循環系を全
てシンナー等の溶剤で洗浄する必要がある)。
【0004】従来のカーテンフローコーターは、塗装ヘ
ッド13が支持フレーム17に固定されていたため、塗
装ヘッド13下面の塗料流出スリット部分を清掃する場
合には、作業者が腰をかがめた窮屈な姿勢で塗装ヘッド
13下面の塗料流出スリットを下方から覗き込みなが
ら、塗装ヘッド13と搬送路15との間の狭いスペース
でブラシ等を用いて塗料流出スリット部分を清掃するよ
うにしていた。このため、清掃作業が甚だ骨の折れる面
倒な作業となっており、清掃作業に時間と労力がかかり
過ぎる欠点があった。しかも、作業者から塗料流出スリ
ット部分が見ずらいため、清掃が行き届かない部分があ
っても、それを見逃してしまいやすく、清掃が不十分に
なりやすい欠点もあった。
ッド13が支持フレーム17に固定されていたため、塗
装ヘッド13下面の塗料流出スリット部分を清掃する場
合には、作業者が腰をかがめた窮屈な姿勢で塗装ヘッド
13下面の塗料流出スリットを下方から覗き込みなが
ら、塗装ヘッド13と搬送路15との間の狭いスペース
でブラシ等を用いて塗料流出スリット部分を清掃するよ
うにしていた。このため、清掃作業が甚だ骨の折れる面
倒な作業となっており、清掃作業に時間と労力がかかり
過ぎる欠点があった。しかも、作業者から塗料流出スリ
ット部分が見ずらいため、清掃が行き届かない部分があ
っても、それを見逃してしまいやすく、清掃が不十分に
なりやすい欠点もあった。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、塗装ヘッド下面の塗
料流出スリット部分の清掃を容易に行うことができて、
清掃作業の時間と労力を軽減できると共に、清掃作業中
に塗料流出スリット全体を作業者から見やすくして、隅
々まできれいに清掃することができるカーテンフローコ
ーターを提供することにある。
たものであり、従ってその目的は、塗装ヘッド下面の塗
料流出スリット部分の清掃を容易に行うことができて、
清掃作業の時間と労力を軽減できると共に、清掃作業中
に塗料流出スリット全体を作業者から見やすくして、隅
々まできれいに清掃することができるカーテンフローコ
ーターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のカーテンフローコーターは、塗
装ヘッド内に供給される塗料を、該塗装ヘッドの下面に
形成された塗料流出スリットからカーテン状に流し落と
して被塗装物を塗装するものにおいて、前記塗装ヘッド
の左右両端を支持フレームに対して回動可能に支持させ
ると共に、前記塗装ヘッドを回動操作する回動操作機構
を設けた構成としたものである。
に、本発明の請求項1のカーテンフローコーターは、塗
装ヘッド内に供給される塗料を、該塗装ヘッドの下面に
形成された塗料流出スリットからカーテン状に流し落と
して被塗装物を塗装するものにおいて、前記塗装ヘッド
の左右両端を支持フレームに対して回動可能に支持させ
ると共に、前記塗装ヘッドを回動操作する回動操作機構
を設けた構成としたものである。
【0007】この構成では、塗装ヘッド下面の塗料流出
スリットを清掃する場合には、回動操作機構を操作し
て、塗装ヘッド下面の塗料流出スリットが斜め上向き又
は上向きになるまで塗装ヘッドを回動させる。この状態
で、塗料流出スリット部分を清掃すれば、作業者は立っ
たままの楽な姿勢で塗料流出スリット全体を見ながら、
隅々まで容易に清掃できる。
スリットを清掃する場合には、回動操作機構を操作し
て、塗装ヘッド下面の塗料流出スリットが斜め上向き又
は上向きになるまで塗装ヘッドを回動させる。この状態
で、塗料流出スリット部分を清掃すれば、作業者は立っ
たままの楽な姿勢で塗料流出スリット全体を見ながら、
隅々まで容易に清掃できる。
【0008】この場合、請求項2のように、回動操作機
構を、塗装ヘッドに固定された回動軸に固定された大径
のウォームホイールと、このウォームホイールに噛合す
る小径のウォームと、このウォームを回動操作する操作
ハンドルとから構成しても良い。
構を、塗装ヘッドに固定された回動軸に固定された大径
のウォームホイールと、このウォームホイールに噛合す
る小径のウォームと、このウォームを回動操作する操作
ハンドルとから構成しても良い。
【0009】この構成では、大径のウォームホイールと
小径のウォームとを噛み合わせたウォームギアを採用す
ることで、極めて単純なギア構成で大きな減速比が得ら
れ、塗装ヘッドの重量が重くても、軽い操作力で塗装ヘ
ッドを回動することが可能となる。
小径のウォームとを噛み合わせたウォームギアを採用す
ることで、極めて単純なギア構成で大きな減速比が得ら
れ、塗装ヘッドの重量が重くても、軽い操作力で塗装ヘ
ッドを回動することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3に基づいて説明する。塗装ヘッド21の左右両
端にそれぞれ支持ブラケット22を介して回動軸23が
固定され、各回動軸23が支持フレーム24の左右両側
部の上端に軸受25を介して回動可能に支持されてい
る。この塗装ヘッド21の下面には、左右方向に延びる
塗料流出スリット26が形成され、この塗料流出スリッ
ト26から塗料がカーテン状に流れ落ち、塗料カーテン
幕27が形成されるようになっている。
乃至図3に基づいて説明する。塗装ヘッド21の左右両
端にそれぞれ支持ブラケット22を介して回動軸23が
固定され、各回動軸23が支持フレーム24の左右両側
部の上端に軸受25を介して回動可能に支持されてい
る。この塗装ヘッド21の下面には、左右方向に延びる
塗料流出スリット26が形成され、この塗料流出スリッ
ト26から塗料がカーテン状に流れ落ち、塗料カーテン
幕27が形成されるようになっている。
【0011】塗装ヘッド21の下方には、コンベア40
(図2参照)によって送られてくる建築板等の被塗装物
28を搬送する搬送路29が設けられ、この搬送路29
の下方には、被塗装物28に付着しない塗料を回収する
塗料回収樋30が設置されている。この塗料回収樋30
で回収された塗料は、塗料回収パイプ31を通して塗料
タンク32内に回収される。この塗料タンク32内に貯
留されている塗料は、塗料ポンプ33で汲み上げられ、
塗料供給パイプ34を通して塗装ヘッド21内へ送られ
る。
(図2参照)によって送られてくる建築板等の被塗装物
28を搬送する搬送路29が設けられ、この搬送路29
の下方には、被塗装物28に付着しない塗料を回収する
塗料回収樋30が設置されている。この塗料回収樋30
で回収された塗料は、塗料回収パイプ31を通して塗料
タンク32内に回収される。この塗料タンク32内に貯
留されている塗料は、塗料ポンプ33で汲み上げられ、
塗料供給パイプ34を通して塗装ヘッド21内へ送られ
る。
【0012】塗装ヘッド21を回動操作する回動操作機
構35は、大径のウォームホイール36と、このウォー
ムホイール36に噛合する小径のウォーム37と、この
ウォーム37の軸に嵌着固定された操作ハンドル38
(図2参照)とから構成されている。ウォームホイール
36は、塗装ヘッド21と一体的に回動する回動軸23
に嵌着固定され、ウォームホイール36の回動に伴って
塗装ヘッド21が一体的に回動するようになっている。
一方、ウォーム37は、ウォームホイール36の回動軸
23に対して直角に配置され、支持フレーム24の上端
に軸受39(図2参照)を介して回転自在に支持されて
いる。
構35は、大径のウォームホイール36と、このウォー
ムホイール36に噛合する小径のウォーム37と、この
ウォーム37の軸に嵌着固定された操作ハンドル38
(図2参照)とから構成されている。ウォームホイール
36は、塗装ヘッド21と一体的に回動する回動軸23
に嵌着固定され、ウォームホイール36の回動に伴って
塗装ヘッド21が一体的に回動するようになっている。
一方、ウォーム37は、ウォームホイール36の回動軸
23に対して直角に配置され、支持フレーム24の上端
に軸受39(図2参照)を介して回転自在に支持されて
いる。
【0013】以上のように構成したカーテンフローコー
ターにおいて、塗装ヘッド21下面の塗料流出スリット
26を清掃する場合には、回動操作機構35の操作ハン
ドル38を例えば時計方向に回動させてウォーム37を
回動させ、それによってウォームホイール36を回動さ
せて塗装ヘッド21を図3に示すように斜め上向き又は
上向きにした状態にする。それと共に、塗料タンク32
内の塗料を抜いて、シンナー等の溶剤と詰め替え、塗料
ポンプ33を起動して溶剤を塗装ヘッド21に送り、塗
料流出スリット26から溶剤を少量ずつ溢れ出させなが
ら、作業者がブラシ等の清掃道具を用いて塗料流出スリ
ット26部分を清掃する。
ターにおいて、塗装ヘッド21下面の塗料流出スリット
26を清掃する場合には、回動操作機構35の操作ハン
ドル38を例えば時計方向に回動させてウォーム37を
回動させ、それによってウォームホイール36を回動さ
せて塗装ヘッド21を図3に示すように斜め上向き又は
上向きにした状態にする。それと共に、塗料タンク32
内の塗料を抜いて、シンナー等の溶剤と詰め替え、塗料
ポンプ33を起動して溶剤を塗装ヘッド21に送り、塗
料流出スリット26から溶剤を少量ずつ溢れ出させなが
ら、作業者がブラシ等の清掃道具を用いて塗料流出スリ
ット26部分を清掃する。
【0014】この清掃作業中は、塗装ヘッド21の塗料
流出スリット26が斜め上向き又は上向きになっている
ので、作業者は立ったままの楽な姿勢で塗料流出スリッ
ト26全体を見ながら、ブラシ等で隅々まで容易に清掃
できる。これにより、清掃作業の時間と労力を軽減でき
ると共に、清掃作業中に汚れの落ち具合を作業者が見て
確認しながら隅々まできれいに清掃することができて、
清掃効果を向上させることができ、塗装品質維持に貢献
することができる。
流出スリット26が斜め上向き又は上向きになっている
ので、作業者は立ったままの楽な姿勢で塗料流出スリッ
ト26全体を見ながら、ブラシ等で隅々まで容易に清掃
できる。これにより、清掃作業の時間と労力を軽減でき
ると共に、清掃作業中に汚れの落ち具合を作業者が見て
確認しながら隅々まできれいに清掃することができて、
清掃効果を向上させることができ、塗装品質維持に貢献
することができる。
【0015】また、清掃作業中は、塗料タンク32内に
詰め替えたシンナー等の溶剤を、塗料ポンプ33→塗装
ヘッド21→塗料回収樋30→塗料タンク32の経路で
循環させることで、この塗料循環系にたまった塗料滓等
を溶剤で洗い流して塗料循環系全体をきれいにしなが
ら、塗料流出スリット26から溢れ出る溶剤によってそ
の周辺部分の汚れの落ち具合が一層良くなる。
詰め替えたシンナー等の溶剤を、塗料ポンプ33→塗装
ヘッド21→塗料回収樋30→塗料タンク32の経路で
循環させることで、この塗料循環系にたまった塗料滓等
を溶剤で洗い流して塗料循環系全体をきれいにしなが
ら、塗料流出スリット26から溢れ出る溶剤によってそ
の周辺部分の汚れの落ち具合が一層良くなる。
【0016】清掃終了後は、回動操作機構35の操作ハ
ンドル38を前述とは反対方向に回動させれば、塗装ヘ
ッド21を元の下向きの状態に簡単に戻すことができ
る。
ンドル38を前述とは反対方向に回動させれば、塗装ヘ
ッド21を元の下向きの状態に簡単に戻すことができ
る。
【0017】この場合、回動操作機構35として、大径
のウォームホイール36と小径のウォーム37とを噛み
合わせたウォームギアを採用しているので、極めて単純
なギア構成で大きな減速比を得ることができ、塗装ヘッ
ド21の重量が重くても、軽い操作力で塗装ヘッド21
を回動することができ、この点でも清掃作業の労力軽減
に寄与できる。しかも、回動操作機構35のギア構成が
極めて単純なため、省スペース・コスト負担軽減の要求
も満たすことができる。
のウォームホイール36と小径のウォーム37とを噛み
合わせたウォームギアを採用しているので、極めて単純
なギア構成で大きな減速比を得ることができ、塗装ヘッ
ド21の重量が重くても、軽い操作力で塗装ヘッド21
を回動することができ、この点でも清掃作業の労力軽減
に寄与できる。しかも、回動操作機構35のギア構成が
極めて単純なため、省スペース・コスト負担軽減の要求
も満たすことができる。
【0018】しかしながら、本発明は、回動操作機構3
5をウォームギアで構成するものに限定されず、他のギ
ア機構を採用しても良い。また、回動操作機構35の動
力源としてモータやシリンダ等を用いて、スイッチ操作
で塗装ヘッド21を回動させる構成としても良い。
5をウォームギアで構成するものに限定されず、他のギ
ア機構を採用しても良い。また、回動操作機構35の動
力源としてモータやシリンダ等を用いて、スイッチ操作
で塗装ヘッド21を回動させる構成としても良い。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のカーテンフローコーターによれば、塗装ヘ
ッド下面の塗料流出スリットを清掃するときに、塗装ヘ
ッドを回動操作機構によって斜め上向き又は上向きに回
動できるので、作業者は立ったままの楽な姿勢で塗装ヘ
ッド下面の塗料流出スリット全体を見ながら、隅々まで
容易に清掃でき、清掃作業の時間と労力を軽減できると
共に、清掃作業中に汚れの落ち具合を目で確認しながら
隅々まできれいに清掃を行うことができて、塗装品質維
持に貢献することができる。
の請求項1のカーテンフローコーターによれば、塗装ヘ
ッド下面の塗料流出スリットを清掃するときに、塗装ヘ
ッドを回動操作機構によって斜め上向き又は上向きに回
動できるので、作業者は立ったままの楽な姿勢で塗装ヘ
ッド下面の塗料流出スリット全体を見ながら、隅々まで
容易に清掃でき、清掃作業の時間と労力を軽減できると
共に、清掃作業中に汚れの落ち具合を目で確認しながら
隅々まできれいに清掃を行うことができて、塗装品質維
持に貢献することができる。
【0020】更に、請求項2では、回動操作機構とし
て、大径のウォームホイールと小径のウォームとを噛み
合わせたウォームギアを採用したので、極めて単純なギ
ア構成で大きな減速比を得ることができて、軽い操作力
で塗装ヘッドを回動することができ、これも労力軽減に
つながる。
て、大径のウォームホイールと小径のウォームとを噛み
合わせたウォームギアを採用したので、極めて単純なギ
ア構成で大きな減速比を得ることができて、軽い操作力
で塗装ヘッドを回動することができ、これも労力軽減に
つながる。
【図1】本発明の一実施形態を示すカーテンフローコー
ターの正面図
ターの正面図
【図2】回動操作機構の構成を示す側面図
【図3】清掃作業中の塗装ヘッドの回動状態を示す側面
図(回動操作機構は図示が省略されている)
図(回動操作機構は図示が省略されている)
【図4】従来のカーテンフローコーターの正面図
21…塗装ヘッド、22…支持ブラケット、23…回動
軸、24…支持フレーム、25…軸受、26…塗料流出
スリット、27…塗料カーテン幕、28…被塗装物、2
9…搬送路、30…塗料回収樋、32…塗料タンク、3
3…塗料ポンプ、35…回動操作機構、36…ウォーム
ホイール、37…ウォーム、38…操作ハンドル、39
…軸受、40…コンベア。
軸、24…支持フレーム、25…軸受、26…塗料流出
スリット、27…塗料カーテン幕、28…被塗装物、2
9…搬送路、30…塗料回収樋、32…塗料タンク、3
3…塗料ポンプ、35…回動操作機構、36…ウォーム
ホイール、37…ウォーム、38…操作ハンドル、39
…軸受、40…コンベア。
Claims (2)
- 【請求項1】 塗装ヘッド内に供給される塗料を、該塗
装ヘッドの下面に形成された塗料流出スリットからカー
テン状に流し落として被塗装物を塗装するカーテンフロ
ーコーターにおいて、 前記塗装ヘッドの左右両端を支持フレームに対して回動
可能に支持させると共に、前記塗装ヘッドを回動操作す
る回動操作機構を設けたことを特徴とするカーテンフロ
ーコーター。 - 【請求項2】 前記回動操作機構は、前記塗装ヘッドに
固定された回動軸に固定された大径のウォームホイール
と、このウォームホイールに噛合する小径のウォーム
と、このウォームを回動操作する操作ハンドルとから構
成されていることを特徴とする請求項1に記載のカーテ
ンフローコーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15931996A JPH105658A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | カーテンフローコーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15931996A JPH105658A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | カーテンフローコーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105658A true JPH105658A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15691207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15931996A Pending JPH105658A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | カーテンフローコーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105658A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005007192B4 (de) * | 2005-02-16 | 2007-09-27 | M-Real Oyj | Auftragsvorrichtung |
EP2505270A1 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Ricoh Company, Ltd. | Curtain coating method and curtain coating device |
JP2014054618A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-03-27 | Tokyo Electron Ltd | スリットノズル及び塗布装置及び塗布方法 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15931996A patent/JPH105658A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005007192B4 (de) * | 2005-02-16 | 2007-09-27 | M-Real Oyj | Auftragsvorrichtung |
EP2505270A1 (en) | 2011-03-31 | 2012-10-03 | Ricoh Company, Ltd. | Curtain coating method and curtain coating device |
US20120251731A1 (en) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | Ricoh Company, Ltd. | Curtain coating method and curtain coating device |
JP2012213762A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Ricoh Co Ltd | カーテン塗布方法及びカーテン塗布装置 |
US9199268B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-12-01 | Ricoh Company, Ltd. | Curtain coating method and curtain coating device |
JP2014054618A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-03-27 | Tokyo Electron Ltd | スリットノズル及び塗布装置及び塗布方法 |
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