JPH0510933B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0510933B2
JPH0510933B2 JP11822287A JP11822287A JPH0510933B2 JP H0510933 B2 JPH0510933 B2 JP H0510933B2 JP 11822287 A JP11822287 A JP 11822287A JP 11822287 A JP11822287 A JP 11822287A JP H0510933 B2 JPH0510933 B2 JP H0510933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
blind
tank
liquid
brushes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11822287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63145620A (ja
Inventor
Takenobu Fujimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aderans Co Ltd
Original Assignee
Aderans Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aderans Co Ltd filed Critical Aderans Co Ltd
Publication of JPS63145620A publication Critical patent/JPS63145620A/ja
Publication of JPH0510933B2 publication Critical patent/JPH0510933B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上下に間隔をあけて重ねて配置され
た多数の水平に延びるブレードから成る所謂ベネ
チヤンブラインド等を自動的に洗浄するブライン
ド洗浄装置に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
一般に日よけのために、多数の水平に延びるブ
レードを上下に間隔をあけて重ねて配置すること
により構成された、所謂ベネチヤンブラインドが
室内の窓等に広く使用されている。このようなブ
ラインドは、そのブレードの表面に塵埃や煙草の
ヤニなどが付着しやすく、すぐ汚れてしまうが、
各ブレードが太陽光線の角度変化に対応するため
に固定的に配置されておらずまた可撓性を有する
ために、非常に洗浄しにくい構造になつている。
そのため、従来は手袋をはめて、この手袋に洗剤
等をつけて各ブレードの両面を手袋で拭き取るよ
うにしてブラインドの洗浄を行う等、手洗いもし
くは手拭き作業による洗浄に頼らざるを得なかつ
た。従つて、非常に非能率的でまたブラインドを
傷つける虞れもあり、その清掃・洗浄等のブライ
ンドの手入れはあまり行われていないのが現状で
ある。
〔発明の目的〕
従つて、本発明の目的は、上記ブラインドを煩
雑な手作業によることなく自動的に洗浄し得るよ
うにした新規なブラインド洗浄装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記目的は、本発明によれば、ブラインドを吊
下げ状態で支持し且つ該ブラインドを上下方向に
往復運動させるブラインド支持装置と該ブライン
ドの洗浄部とから成り、該ブラインド洗浄部が、
ブラインドの降下位置で該ブラインドを収容し且
つ洗浄液で満たされ得る洗浄タンクと上記洗浄タ
ンク内で該ブラインドを両側から挟むようにほぼ
長手方向に沿つて対向して配設され且つ該長手方
向に沿つて互いに反対方向に水平往復運動される
一対の洗浄ブラシとを含んでおり、ブラインドの
上下運動に伴い、洗浄液に浸されたブラインドの
ブレード表面を洗浄ブラシによりブラツシングす
ることにより、ブラインドの洗浄を行うようにし
たことを特徴とするブラインド洗浄装置により達
成される。
本発明によるブラインド洗浄装置は、洗浄タン
クの長手方向に沿つてその上端付近にノズルを配
設し、このノズルにより洗浄タンク内の洗浄液を
噴射するように構成してもよい。
さらに、前記ブラインド洗浄部は、洗剤液を貯
蔵するための第二のタンクを備えていて、ブライ
ンドの洗浄工程の初めに洗剤液が第二のタンクか
ら洗浄タンクに移され、ブラインドの洗浄工程の
最後に洗剤液が洗浄タンクから第二のタンクに戻
されるように構成されていてもよく、また、洗浄
水を貯蔵するための第三のタンクと洗浄ブラシの
上方に並んでノズルとを配設し、ブラインドの洗
浄工程の後に、上記第三のタンクから上記ノズル
を介して洗浄水が、上下運動されるブラインドに
噴射されることにより、ブラインドの荒濯ぎを行
うように構成されていてもよい。またさらに、新
水を貯蔵するための第四のタンクを配設し、洗浄
水の噴射の後に、この第四のタンクから前記ノズ
ルを介して新水が、上下運動されるブラインドに
噴射されることにより、ブラインドの仕上げ濯ぎ
を行うようにしてもよい。
さらに、好適な実施態様においては、洗浄ブラ
シは、その長手方向に対して僅かに鋸歯状に配設
されており、洗浄ブラシ全体が同時にブラインド
のブレードの1枚に接してこれを押し上げないよ
うになつている。また該洗浄ブラシが複数組で洗
浄タンク内に多段に配設されていてもよい。
この発明によれば、従来手作業によらなければ
出来なかつたブラインドの洗浄を、自動的に簡単
且つ確実に行うことができ、特に洗浄ブラシのブ
ラツシングによるブラインドの洗浄の際に、洗浄
ブラシがその長手方向に沿つて互いに反対方向に
水平往復運動されることから、支持アームに吊下
げられただけのブラインドがブラツシングによつ
て揺れを生じることがない。
〔実施例〕
以下、図面に示した幾つかの実施例に基づき、
本発明を詳細に説明する。
本発明によるブラインド洗浄装置の第一の実施
例の概略側断面図を示す第1図及び同斜視図を示
す第2図において、ブラインド洗浄装置1は、ブ
ラインド支持装置2とブラインド洗浄部3とを備
えている。
この型式のブラインド洗浄装置1は、洗浄すべ
きブラインドBの汚れが特に酷い場合やブライン
ドBを特に丁寧に洗浄すべき場合等に好適に使用
され得るように、装置全体が大型に構成されてお
り、そのため洗浄液が洗剤液と荒濯ぎ用の洗浄水
と仕上げ用の新水とに区別され、洗浄段階もこれ
に応じて三段階で洗浄するようになつている。
以下、本例装置の構成を説明すると、ブライン
ド支持装置2は、その支持アーム2aによりブラ
インドBを吊下げ状態で支持するとともに、駆動
装置2bにより実線位置と二点鎖線位置との間に
おいて支持アーム2aを上下方向に往復運動させ
て、ブラインドBを適宜の周期で上下運動させる
よう構成されている。上記支持アーム2aによる
ブラインドBの吊下げは、ブラインドの上フレー
ムを適宜の把持部材で保持するが、本例ではブラ
インドの上フレームB1の左右をそれぞれO−リ
ング2c,2cを用いて保持している。
ブラインド洗浄部3は、ブラインド支持装置2
の支持アーム2aが二点鎖線位置に在るとき、即
ちブラインドBが降下した位置に在るときに該ブ
ラインドBを収容し得るに充分な幅と寸法とを有
する中央の洗浄タンク4と、その前方に隣接して
配設された、洗浄液のうち洗剤液を貯蔵するため
の第二のタンク5と、該洗浄タンク4の後方に隣
接配設された荒濯ぎ用の洗浄水を貯蔵するための
第三のタンク6及び仕上げ濯ぎ用の新水を貯蔵す
るための第四のタンク7(第2図参照)とを有し
ている。
上記洗浄タンク4内の上端付近には、ほぼ長手
方向に沿つてブラインドBを表裏両側から挟むよ
うに対向して一対の洗浄ブラシ8,9が列状に配
設されており、これらの洗浄ブラシ8,9は、図
示しない公知の駆動手段により、長手方向に沿つ
て互いに反対方向に矢印P及びQで示すような水
平往復運動をするようになつている。また、上記
洗浄ブラシ8,9の上側に沿つて、ブラインドB
の各ブレード及び該洗浄ブラシ上に洗浄水等を噴
射するノズルを有する管10,11が互いに平行
に配設されている。これら洗浄ブラシ及びノズル
は洗浄液面の上方に位置しているが、そのうち洗
浄ブラシは洗浄液中に浸つた位置に配設されてい
てもよい。
さらに洗浄タンク4内には、その上限及び下限
の水位または液位を検出するためのレベルセンサ
12,13が備えられていて、後述する制御装置
に電気的に接続され、各作業段階における水位・
液位の検出制御を行う。
さらに、洗浄タンク4、第二、第三及び第四の
タンク5,6,7の一側面の底部付近には、各々
洗剤液、洗浄水または新水の給排のための開口4
a,5a,6a及び7aが設けられており、第四
のタンク7の上端付近には、図示しない給水源に
接続された給水口7bが備えられている。また、
第三及び第四のタンク6,7の間の仕切板には、
オーバーフロー14が設けられ、第三のタンク6
にはオーバーフロー14より低いレベルにオーバ
ーフロー管15が設けられている。
第3図は、第1図のブラインド洗浄装置1にお
ける洗浄液の洗剤液、洗浄水及び新水の回路図を
示しており、20は洗剤液用の第一のポンプで、
その吸引側20aは、バルブV1を介して第二の
タンク5の開口5aに、そしてバルブV2を介し
て洗浄タンク4の開口4aに接続され、またその
送出側20bはバルブV3を介して第二のタンク
5の開口5aに、そしてバルブV4を介して洗浄
タンク4の開口4aに接続されている。
21は洗浄水及び新水用の第二のポンプで、そ
の吸引側21aは、バルブV5を介して第三のタ
ンク6の開口6aに、そしてバルブV6を介して
第四のタンク7の開口7aに、さらにバルブV7
を介して洗浄タンク4の開口4aに接続され、ま
たその送出側21bは、バルブV8を介して第三
のタンク6の開口6aに、そしてバルブV9を介
してノズルを有する管10及び11に接続されて
いる。22は洗剤液用の第一のポンプ20及び洗
浄水・新水用の第二のポンプ21の運転と、バル
ブV1乃至V9の開閉とを制御する制御装置であ
り、適宜に変更し得るプログラムに基づいて制御
を行う。
本発明の実施例は以上のように構成されてお
り、次にその作用を洗浄作業工程順に説明する。
(A) ブラインドBの洗浄を行う前の準備段階にお
いては、洗浄タンク4は空であり、第二のタン
ク5には洗浄液のうち洗剤液が、第三のタンク
6には洗浄液のうち荒濯ぎ用の洗浄水が、また
第四のタンク7には洗浄液のうち仕上げ用の新
水が、各々満たされている。各バルブについて
は、バルブV1,V3,V5及びV8が開弁し
ており、他のバルブは閉弁している。従つて、
ポンプ20及び21は、各々第二のタンク5、
第三のタンク6に対して閉回路を形成してい
る。ここで、ブラインドBをブラインド支持装
置2の支持アーム2aに取り付ければ準備が完
了する。
(B) 次に、ブラインドBの洗浄を開始させると、
制御装置22の制御によつて、バルブV3が閉
弁し且つバルブV4が開弁して、第二のタンク
5内の洗剤液が、開口5aからバルブV1、ポ
ンプ20、バルブV4を介して開口4aより洗
浄タンク4内に送出される。そして、洗浄タン
ク4内の洗剤液の液位が所定レベルに達する
と、これがレベルセンサ12により検出され、
再び制御装置22の制御によつて、バルブV3
が開弁し且つバルブV4が閉弁して、洗剤液の
送出が終了する。
(C) 続いて、ブラインド支持装置2の支持アーム
2aが駆動装置2bにより上下方向に往復運動
され、これによりブラインドBが降下して洗浄
タンク4内の洗剤液中に浸漬し続いて上昇さ
れ、その動作が一定の時間連続して繰り返され
る。その際、洗浄ブラシ8,9が、上下方向に
往復運動されているブラインドBを表裏両側か
ら挟みながらその長手方向に沿つて互いに反対
方向に、即ち第2図の矢印P及びQ方向に水平
往復運動されて、ブラインドBの各ブレード表
面をブラツシングすることによつてブラインド
Bの洗浄を行う。ここで、洗浄ブラシ8,9が
互いに反対方向に水平往復運動されることか
ら、ブラインドBはブラツシングの間殆ど揺れ
を生じることがない。ブレード表面は、既に洗
浄タンク4内の洗剤液中に浸されているので、
このブラツシングにより該表面に付着した塵埃
やヤニ等が落とされる。
(D) その後、制御装置22の制御によつて、バル
ブV1が閉弁し且つバルブV2が開弁して、洗
浄タンク4内の洗剤液が、開口4aからバルブ
V2、ポンプ20、バルブV3を介して開口5
aより第二のタンク5内に戻され、洗浄タンク
4内の洗剤液がなくなると、これがレベルセン
サ13により検出され、再び制御装置22の制
御によつて、バルブV1が開弁し且つバルブV
2が閉弁して、洗剤液の戻しが完了する。
(E) 上記(D)におけるバルブV1の開弁及びバルブ
V2の閉弁と同時に、制御装置22の制御によ
つて、バルブV7及びV9が開弁し且つバルブ
V8が閉弁して、第三のタンク6内の洗浄水
が、開口6aからバルブV5、ポンプ21、バ
ルブV9を介して洗浄タンク4内の管10,1
1のノズルより噴射され、またこれにより洗浄
タンク4の底部に溜まつた洗浄水は、開口4a
からバルブV7、ポンプ21を介して再びノズ
ルから噴射される。かくして、ブラインドBの
荒濯ぎが行われる。
(F) 所定時間が経過すると、制御装置22の制御
によつて、バルブV5及びV7が閉弁し且つバ
ルブV6が開弁して、第四のタンク7内の新水
が、開口7aからバルブV6、ポンプ21、バ
ルブV9を介して洗浄タンク4内の管10,1
1のノズルより噴射され、かくしてブラインド
Bの仕上げ濯ぎが行われる。
(G) 再び所定時間が経過すると、制御装置22の
制御によつて、バルブV6及びV9が閉弁し且
つバルブV7及びV8が開弁して、洗浄タンク
4内に溜まつている洗浄水及び新水が、開口4
aからバルブV7、ポンプ21、バルブV8を
介して開口6aより第三のタンク6内に送出さ
れ、洗浄タンク4内の洗浄水及び新水がなくな
ると、これがレベルセンサ13により検出さ
れ、再び制御装置22の制御によつて、バルブ
V5が開弁し且つバルブV7が閉弁して、最初
の段階(A)に戻る。それによつて、複数個のブラ
インドが連続して洗浄されることができる。
尚、ブラインドBの上下往復運動、即ち支持
アーム2aの上下(伸縮)運動と、洗浄ブラシ
8,9の水平往復運動とは、上記(C)の洗浄から
(F)の仕上げ濯ぎの段階まで連続的に継続されて
いる。また第一及び第二のポンプ21,21は
連続運転されているが、閉回路を形成している
とき、即ち洗剤機、洗浄水、新水を各タンク間
で給排しないときには停止させてもよい。
新水貯溜用の第四のタンク7には、給水口7
bを介して新水が補充されて、常に満水になつ
ており、さらにオーバーフロー部14を介して
第四のタンク7から隣接する洗浄水貯溜用の第
三のタンク6へ新水が流入する。その一方で、
該第三のタンク6のオーバーフロー管15から
汚水が排出するため、ブラインドBの荒濯ぎに
より汚濁した洗浄水は、常にほぼ一定の低い汚
濁度に保たれることになり、かくしてブライン
ドBの荒濯ぎが有効に行われる。
以上のように、本例の装置によれば洗浄液を洗
剤液、洗浄水及び新水の3つに分離し、三段階で
ブラインドの洗浄を行うようにしたから、装置自
体は大型化するとはいえ、汚れの酷いものや特に
丁寧な洗浄を要するブラインドを洗浄する場合に
好適である。
次に、本発明の第2の実施例につき、第4図及
び第5図を参照して説明する。
本例のブラインド洗浄装置1′は前記実施例と
同様のブラインド支持装置2を具備しているが、
ブラインドBの吊下げは、その上フレームB1の
左右を二本のクランプ爪2c′,2c′により把持さ
れるようになつている。さらに、ブラインド洗浄
部3は、1個の洗浄タンク4と該洗浄タンク4内
の上端付近に配設された一対の洗浄ブラシ8,9
及びその上側に沿つて配設されたノズルを有する
管10,11とで構成されており、これらの管1
0,11は洗浄タンク4の下端寄りに形成された
出口ポート4aとポンプ22を介して接続されて
いる。そして、洗浄作業の間洗浄タンク4内の洗
浄液が該ポンプ22により送出されてノズルから
噴射される。
本例の装置によれば、前記実施例の装置に比し
構造が簡略化されており、洗浄液が洗浄タンク4
とノズルとの間で循環使用されるので、より一層
の洗浄液の節約になり、ブラインドの汚れがさほ
ど酷くないような場合に好適である。
第6図は上記第2の実施例による装置を更に簡
略化した、本発明の最も基本的な特徴のみを具備
した第3の実施例を示す側断面図である。
本例のブラインド洗浄装置1″にあつては、ブ
ラインド支持装置2は第2実施例と同一である
が、洗浄液噴出用のノズルが配設されておらず、
代わりに洗浄タンク4内に二組の洗浄ブラシ8,
9及び8′,9′が図示しない同一の駆動源を介し
て上下2段を配設されていて、洗浄タンク4の長
手方向に沿つてそれぞれ互いに反対方向に水平往
復運動するようになつている。これによりブライ
ンドの各ブレード表面に付着した汚れは二組の洗
浄ブラシによりさらに良好に払拭され得る。尚、
これら洗剤ブラシは二組以上の多段式に構成し得
ることは勿論である。
上記第2及び第3の実施例により使用される洗
浄液としては、洗浄液或いは新水等、汚れの程度
などに応じて適宜使い分けすればよい。
前記第1実施例の装置が主として据置型に適し
ているのに対し、これら第2並びに第3実施例の
簡易型の装置は、例えば車両に搭載して任意の場
所で容易に用いられ得る点で移動型に適してい
る。
尚、上記第三実施例によるブラインド洗浄装置
1″のブラインド洗浄部3を前記第1或いは第2
実施例の装置と組み合わせて使用し得ることはい
うまでもない。
洗浄ブラシ8,9は、充分に柔軟な材料から作
られており、ブラインドBの上下往復運動の際に
ブレードを損傷するようなことはなく、さらに好
ましくは正面から見たときに第7図に示すように
長手方向に対して僅かに鋸歯状に配設されてい
て、これにより特にブラインドBが降下する際に
洗浄ブラシ8,9のすべてが同時にブラインドB
のブレードに接しないために、ブレードが押上げ
られるようなことがなく、確実にブラインドBの
洗浄が行われる。尚、これらブラシ8,9或いは
8′,9′の取付け位置及び個数は洗浄タンク内で
任意に設定でき、又それらの対向する先端を互い
に接するように設定すれば、各ブレードの隅部ま
で完全に清浄され得て一層好ましい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、ブラインドを
吊下げ状態で支持し且つ上下方向に往復運動させ
るブラインド支持装置と、上記ブラインドの降下
位置で該ブラインドを収容し且つ洗浄液で満たさ
れ得る洗浄タンク及び上記洗浄タンク内でほぼ長
手方向に沿つて該ブラインドを両側から挟むよう
に対向して配設され且つ該長手方向に沿つて互い
に反対方向に水平往復運動される洗浄ブラシを含
む洗浄部と、を具備しており、ブラインドの上下
運動に伴い、洗浄液に浸されたブラインドのブレ
ード全表面を洗浄ブラシによりブラツシングする
ようにしたから、従来手作業によらなければ出来
なかつたブラインドの洗浄を、自動的に簡単且つ
確実に行うことができる。
さらに、ブラインドの洗浄に使用された洗浄液
を回収、再使用され得るように構成すれば、コス
トの低減及び環境保全の点から非常に好ましく、
また洗浄したブラインドの濯ぎを荒濯ぎと仕上げ
濯ぎとに分けて行うようにすれば、濯ぎに必要な
水量が少なくて済む等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるブラインド洗浄装置の実施
例を示し、第1図は第1の実施例によるブライン
ド洗浄装置の概略側断面図、第2図は第1図の実
施例におけるブラインド洗浄部3を示す斜視図、
第3図は第1図の実施例の回路図である。第4図
及び第5図は第2の実施例によるブラインド洗浄
装置の斜視図及び側断面図である。第6図は本発
明の第3の実施例を示す側断面図である。第7図
は洗浄ブラシの配置を示す部分正面図である。 1,1′,1″…ブラインド洗浄装置;2…ブラ
インド支持装置;3…ブラインド洗浄部;4…洗
浄タンク;5…第二のタンク;6…第三のタン
ク;7…第四のタンク;8,9,8′,9′…洗浄
ブラシ;10,11…管;12,13…レベルセ
ンサ;14…オーバーフロー;15…オーバーフ
ロー管;20,21,23…ポンプ;22…制御
装置;B…ブラインド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブラインドを吊下げ状態で支持し且つ上下方
    向に往復運動させるブラインド支持装置と該ブラ
    インドの洗浄部とから成り、該ブラインド洗浄部
    は、上記ブラインドの降下位置で該ブラインドを
    収容し且つ洗浄液で満たされ得る洗浄タンクと上
    記洗浄タンク内で該ブラインドを両側から挟むよ
    うにほぼ長手方向に沿つて対向して配設され且つ
    該長手方向に沿つて互いに反対方向に水平往復運
    動される一対の洗浄ブラシとを含んでおり、ブラ
    インドの上下運動に伴い、洗浄液に浸されたブラ
    インドのブレード表面を洗浄ブラシによりブラツ
    シングするようにしたことを特徴とする、ブライ
    ンド洗浄装置。 2 前記一対の洗浄ブラシが、前記洗浄タンク内
    の上端付近で前記ブラインドを両側から挟むよう
    にほぼ長手方向に沿つて対向して配設され且つ該
    洗浄ブラシの上方に並んでノズルが配設されてお
    り、ブラインドの洗浄中に上記洗浄タンクから上
    記ノズルを介して洗浄液が噴射されるようにした
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
    のブラインド洗浄装置。 3 前記ブラインド洗浄部がさらに、洗浄液を貯
    蔵するための第二のタンクを備えており、ブライ
    ンドの洗浄工程の初めに洗剤液が第二のタンクか
    ら前記洗浄タンクに移され、ブラインドの洗浄工
    程の最後に洗剤液が洗浄タンクから第二のタンク
    に戻されることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1項に記載のブラインド洗浄装置。 4 前記ブラインド洗浄部がさらに、洗浄水を貯
    蔵するための第三のタンクと、前記洗浄タンク内
    の洗浄ブラシの上方に並んで配設されたノズルと
    を備えており、ブラインドの洗浄工程の後に、上
    下運動されるブラインドに上記第三のタンクから
    上記ノズルを介して洗浄水が噴射されるようにし
    たことを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記
    載のブラインド洗浄装置。 5 前記ブラインド洗浄部がさらに、新水を貯蔵
    するための第四のタンクを備えており、洗浄水の
    噴射の後に、上下運動されるブラインドに上記第
    四のタンクから前記洗浄タンク内のノズルを介し
    て新水が噴射されるようにしたことを特徴とす
    る、特許請求の範囲第4項に記載のブラインド洗
    浄装置。 6 前記洗浄タンク内の洗浄ブラシが、その長手
    方向に対して僅かに鋸歯状に配設されていること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のブラインド洗浄装置。 7 前記洗浄ブラシが、前記洗浄タンク内でその
    長手方向に沿つて対向して複数組多段に配設され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項、第2項及び第6項の何れかに記載のブライン
    ド洗浄装置。
JP11822287A 1986-07-07 1987-05-15 ブラインド洗浄装置 Granted JPS63145620A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15939886 1986-07-07
JP61-159398 1986-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145620A JPS63145620A (ja) 1988-06-17
JPH0510933B2 true JPH0510933B2 (ja) 1993-02-12

Family

ID=15692902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11822287A Granted JPS63145620A (ja) 1986-07-07 1987-05-15 ブラインド洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63145620A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5044036A (en) * 1987-12-28 1991-09-03 Aderans Co., Ltd. Blind washing apparatus
JPH0728840B2 (ja) * 1988-09-01 1995-04-05 大圈工業株式会社 ブラインドのクリーニング方法及び装置
JPH0736808B2 (ja) * 1989-06-21 1995-04-26 本田技研工業株式会社 洗浄機
JP2583166B2 (ja) * 1991-11-22 1997-02-19 株式会社メルコ データ転送装置
JPH0757334B2 (ja) * 1992-04-06 1995-06-21 修 吉本 ブラインド洗浄機
KR20010062846A (ko) * 1999-12-29 2001-07-07 홍영수 커튼 세척장치
US10071521B2 (en) 2015-12-22 2018-09-11 Mks Instruments, Inc. Method and apparatus for processing dielectric materials using microwave energy

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63145620A (ja) 1988-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3029107B1 (ja) フィルタ洗浄方法と洗浄装置
JPH0510933B2 (ja)
WO1992004852A1 (en) Blind cleaning apparatus
US3545024A (en) Rotary cleaning device and apparatus for cleaning
JP2534153B2 (ja) 超音波洗浄・乾燥装置
JP2012030203A (ja) 超音波洗浄装置
CN214865442U (zh) 一种屏幕玻璃清洗干燥设备
CN210187866U (zh) 一种硅片喷淋清洗机
JP5697653B2 (ja) スポンジモップ絞り器
JP3124241B2 (ja) 金属材料の表面清浄化方法とその装置
JPS61188316A (ja) 設備の洗浄装置
CN219313851U (zh) 一种用于配料机皮带机的回程清扫装置
JP2003088824A (ja) カーペットタイルの洗浄装置および洗浄方法
US5097562A (en) Vertical blind cleaner
JPH0957223A (ja) 部品洗浄装置
JPS637343Y2 (ja)
CN214235310U (zh) 清洗装置
CN112914409B (zh) 一种用于高层建筑物表面玻璃清洗设备
CN220826949U (zh) 一种鸡舍用粪带清理装置
CN215823869U (zh) 一种全自动洗瓶机
KR20020041897A (ko) 안경 세정장치 및 그 방법
CN114951054A (zh) 半导体的清洗方法
JPS62192198A (ja) じゆうたん洗浄方法
KR100548892B1 (ko) 날염 스크린 세척 장치
JPH0437906Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees