JPH0437906Y2 - - Google Patents

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JPH0437906Y2
JPH0437906Y2 JP14813587U JP14813587U JPH0437906Y2 JP H0437906 Y2 JPH0437906 Y2 JP H0437906Y2 JP 14813587 U JP14813587 U JP 14813587U JP 14813587 U JP14813587 U JP 14813587U JP H0437906 Y2 JPH0437906 Y2 JP H0437906Y2
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JP
Japan
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frame
electrolytic
cleaning
electrolytic cell
electrolytic cells
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JP14813587U
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JPS6453762U (ja
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  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は多数の電解槽を並行に配列した金属
の電解精製工場で、電解工程が終了し極板を引上
げた後の電解槽内を順次自動的に洗浄するための
装置に関するものである。
<従来技術> 従来銅やニツケル等の金属を電解精製する場合
は、長方形で同寸法の多数の電解槽を並行に配列
し、各電解槽の電解液中に板状の陽極と陰極を所
定間隔で交互に配置し電解している。そして所定
日数経過後電解が終了した後、極板を引上げて次
工程に搬送すると共に、電解槽の底部の排出バル
ブを開いて電解液を抜きとつてから、槽の内面の
付着物や、底部の堆積物を清浄水で洗浄してい
る。この洗浄作業は数人の作業員がノズルを取着
したホースを使用し手動で行つている。そのため
時間と工数がかかるばかりでなく、洗浄液や付着
物が飛散して作業環境が悪化し、作業員の安全衛
生上の問題となつていた。
<考案が解決すべき問題点> この考案は作業員を必要とせずに、効率よく自
動的に電解槽を洗浄する装置を提供することを目
的とする。
<問題点を解決するための手段> この考案は前記の目的を達成するために、長さ
が等しい多数の電解槽が並行に配列されている電
解工場の電解槽を跨いで、配列方向に走行可能な
フレーム上に、該フレームに沿つて移動可能で下
方に洗浄用ノズルが設けられている移動台車を配
設し、前記ノズルから高圧水を槽内に噴射しなが
ら槽の全長に亘つて往復動させることにより自動
的に洗浄するようにしたものである。
<実施例> 以下に本考案の一実施例を図面に基き詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す装置の平面図
であり、第2図は第1図のA−A′面の断面を示
す正面図、第3図は第2図のB矢視を示す側面図
である。本装置の主要部は平行に多数配列された
直方体状の電解槽1の長手方向を跨いだフレーム
2と、該フレーム2の上縁に沿つて移動する移動
台車3とからなつている。フレーム2は四角形の
水平な枠の四隅に4本の脚4が鉛直に下方に立設
され、夫々の下端部には車輪5,5aが軸支され
ており、電解槽1の上面より稍々低い作業床6に
敷設されているレール7上を走行装置により走行
可能になつている。この走行装置は、長手方向に
相対する一対の車輪5の軸をフレーム2に夫々取
着された走行用モーター8でチエン9を介して駆
動するようになつている。またフレーム2の枠の
上面長手方向両端部に夫々両端部近辺にスプロケ
ツト11,12を取着して一対の軸10,10a
が回転自在に軸支されており、一方の軸10がフ
レーム2に取着された移動用モーター13により
正逆回転されるようになつている。そして四角形
の移動台車3は、前記相対するスプロケツト1
1,11と12,12に噛合する二本のエンドレ
スのリンクチエン14上に懸架されている。従つ
て移動台車3はモーター13によりリンクチエン
14を介してフレーム2の両端部近辺に設けられ
たリミツトスイツチ24の間を電解槽1の全長に
亘つて往復動可能となる。更に移動台車の下面に
は、三箇の洗浄用ノズル15が移動方向と並行な
一本のパイプ16に並設されており、該ノズル1
5のパイプ16との連結部は可撓性に形成されて
おり、洗浄液の噴出方向が変えられるようになつ
ている。尚ノズル15の下端は電解槽1の上端よ
り稍々高い位置にありフレーム2を移動さもると
き支障ないようになつている。またパイプ16と
フレーム2に取着されたポンプ17との間はポン
プの吐出側に設けられたバルブ18と移動台車3
に設けられたケーブルベヤー20を介してホース
19で接続されている。従つて、作業床6に設け
られている洗浄用水のバルブ21からホース23
をポンプ17に接続してポンプ17を始動し、バ
ルブ18の開度を調整すればノズル15から所望
水量の洗浄水を噴出させることができる、ノズル
の数や角度、水量、移動速度等は必要に応じ適宜
選定すればよい。
次に本装置の使用方法について説明する。
電解が終了したら電解槽1から図示してないク
レーンで極板を引上げ次工程へ搬出すると共に、
電解槽1の底部排出口1aのバルブ23を開いて
電解液を図示してない処理装置に抜き取る。次に
本装置の制御盤26のスイツチを入れ走行用モー
ター8を始動し本装置のフレーム2を電解槽1の
上に移動させ、直上に達するとフレーム2の脚4
に設けてあるリミツトスイツチ25が作動してモ
ーター8を停止させる。尚このときポンプ17に
はホース23から洗浄用水が給水可能になつてい
る。モーター8が停止すると、ポンプ17が始動
し洗浄水はホース19、パイプ16を介してノズ
ル15から噴出する。同時に移動用モーター13
が始動し移動台車3が洗浄水を噴射しながらフレ
ーム2上を移動してリミツトスイツチ24の間を
往復動して、電解槽内の付着物や堆積物を洗浄
し、汚水は排出口1aから排出される。所定時間
内経過するとモーター13とポンプ17は停止
し、一槽の洗浄は終了する、そこで走行用モータ
ー8が再び始動し、次の電解槽まで走行し、その
直上に達するとリミツトスイツチ25が作動して
停止する。以後同様な動作を繰返すことにより、
順次電解槽の洗浄を行うことができる、又これら
の動作は制御盤26のシーケンシヤルコントロー
ラーにより自動的に行われるが、必要に応じ手動
に切替えることもできる。また電解槽が二列以上
ある場合は夫々の列毎に同じ装置を設けてもよ
く、一台の装置を移動させるようにしてもよい、
なお給水される洗浄液の水圧が高い場合はポンプ
17はなくてもよいしノズル15からの洗浄水の
噴射方向を調整して電解槽上縁に配設されている
ブスバーをも洗浄することができる。この装置を
使用した結果従来2人の作業員が16槽の洗浄作業
に約60分必要であつたのが、1人で40分以内で終
了し、新要水量も約70%に減少させることができ
た。
<考案の効果> 以上詳細に説明したように本考案の装置は移動
台車のノズルから高圧洗浄液を噴射しながら電解
槽の全長に亘つて往復動させて、槽内の付着物や
堆積物を洗浄するようにし、且つ移動台車を配設
したフレームを並行に配列されている電解槽の上
を移動可能にし、これらの移動や洗浄作業を自動
的に行うことができるようにしたので、作業工数
を大巾に節減すると共に、洗浄時間や使用水量も
節減される。更に手作業よりも洗浄が均一に行わ
れ、洗浄液の飛散による作業員の安全衛生上の問
題も解消される等実用上顕著な成果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の平面図であり、第2図
は第1図のA−A′面の断面図、第3図は第2図
のB矢視図である。 1……電解槽、2……フレーム、3……移動台
車、4……脚、5……車両、6……作業床、7…
…レール、8……モーター、9……チエン、10
……軸、11……スプロケツト、12……スプロ
ケツト、13……モーター、14……リンクチエ
ン、15……ノズル、16……パイプ、17……
ポンプ、18……バルブ、19……ホース、20
……ケーブルベヤー、21……バルブ、22……
ホース、23……バルブ、24……リミツトスイ
ツチ、25……リミツトスイツチ、26……制御
盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さが等しい多数の電解槽が並行に配列されて
    いる電解工場の電解槽を跨いで配列方向に走行可
    能なフレーム上に、該フレームに沿つて電解槽の
    全長に亙つて移動可能で、下方に洗浄用ノズルが
    設けられている移動台車が配設されていることを
    特徴とする電解槽の洗浄装置。
JP14813587U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0437906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813587U JPH0437906Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14813587U JPH0437906Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6453762U JPS6453762U (ja) 1989-04-03
JPH0437906Y2 true JPH0437906Y2 (ja) 1992-09-04

Family

ID=31419176

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JP14813587U Expired JPH0437906Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JPS6453762U (ja) 1989-04-03

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