JP3029107B1 - フィルタ洗浄方法と洗浄装置 - Google Patents

フィルタ洗浄方法と洗浄装置

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JP3029107B1
JP3029107B1 JP11195840A JP19584099A JP3029107B1 JP 3029107 B1 JP3029107 B1 JP 3029107B1 JP 11195840 A JP11195840 A JP 11195840A JP 19584099 A JP19584099 A JP 19584099A JP 3029107 B1 JP3029107 B1 JP 3029107B1
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D41/00Regeneration of the filtering material or filter elements outside the filter for liquid or gaseous fluids
    • B01D41/04Regeneration of the filtering material or filter elements outside the filter for liquid or gaseous fluids of rigid self-supporting filtering material

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 フィルタの汚れ度合いに応じて洗浄方法を選
択して効率良く洗浄するようなフィルタ洗浄システムが
ない。 【解決手段】 洗浄するフィルタFのフィルタメディア
汚れを判断し、汚れの多いフィルタFは下地処理を施し
てから洗浄し、汚れの少ないフィルタFは下地処理を施
さずに洗浄し、洗浄によって減少したフィルタメディア
の厚みを再生してから再利用することにより、汚れ度合
いに応じた洗浄効果と、汚れに応じた洗浄時間で洗浄す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、給気フィルタや
換気フィルタ等に付着した塵埃等の汚れを洗浄して除去
するためのフィルタ洗浄方法と洗浄装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、産業界のあらゆる分野におい
て気体中の塵埃等を除去するためにフィルタが用いられ
ている。例えば、ビルや地下街等の空調用や自家発電用
ガスタービンなどの給気用に、中性能フィルタや塩害防
止用フィルタと呼ばれるフィルタが使用されている。こ
れらのフィルタは、空気中の塩や塵埃,油,繊維ゴミ等
(以下、総称して「汚れ」という)を樹脂繊維等からな
るフィルタメディアに付着させることによって除去して
いる。
【0003】このようなフィルタの一例として、図10
(a),(b) に示すフィルタの斜視図のようなものがある。
(a) のフィルタFは、多くの折りひだが形成された樹脂
繊維の不織布やガラス繊維等からなるフィルタメディア
f(ろ過材)が型枠51の厚み方向に折り曲げて設けら
れている。(b) のフィルタFは、型枠51内の厚み方向
にフィルタメディアf(ろ過材)が折り曲げられるとと
もに、この折り曲げたフィルタメディアfの間の上下方
向に折りひだを設けたセパレータが設けられている。
【0004】そして、このようなフィルタを洗浄するた
めの超音波洗浄装置として、本出願人が先に出願した特
開平9−276633号公報記載の発明がある。この発
明では、整列台に載置されたフィルタをハンドリング装
置で超音波洗浄槽へ搬送して洗浄し、洗浄後のフィルタ
をすすぎ槽ですすいで整列台へ戻すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たようなフィルタFは、使用条件等によって汚れの程度
が異なるため、常に同一の洗浄条件で洗浄できるとは限
らない。仮に、汚れの多いフィルタが洗浄できる長い時
間で全てのフィルタを洗浄した場合には、汚れの少ない
フィルタも同一の洗浄時間で洗浄することとなって多く
の時間的ロスを生じてしまう。
【0006】逆に、汚れの少ないフィルタが洗浄できる
短い時間で全てのフィルタを洗浄した場合には、汚れの
多いフィルタFのフィルタメディア内部まで十分に洗浄
することが困難な場合があり、十分な洗浄効果を得るこ
とができなくなる。
【0007】また、このようなフィルタFは周囲に枠体
が設けられているため、汚れの度合いによっては洗浄時
に剥がれ落ちた汚れがフィルタメディアfに再付着して
しまう場合があるので、汚れの確実な除去が困難な場合
がある。
【0008】そのため、フィルタの汚れ度合いに応じて
洗浄できるようなフィルタ洗浄システムが切望されてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、本願発明の洗浄方法は、洗浄するフィルタ
のフィルタメディア汚れを判断し、汚れの多いフィルタ
は下地処理を施してから洗浄し、汚れの少ないフィルタ
は下地処理を施さずに洗浄し、洗浄によって減少したフ
ィルタメディアの厚みを再生してから再利用するように
している。この下地処理としては、洗剤を混入した下地
液等の中にフィルタを浸けるような方法が採用される。
また、フィルタメディアの再生には、柔軟剤を混入した
再生液等にフィルタを浸けるような方法が採用される。
このように、洗浄するフィルタのフィルタメディア汚れ
を判断して下地処理をするか否かを決定するので、フィ
ルタメディアの汚れが多い場合には下地処理をして汚れ
が落ち易いように処理し、汚れが少ない場合にはそのま
ま洗浄して短い洗浄時間となるように処理することがで
きる。また、フィルタメディアの厚みを再生させること
により、捕集面積のボリュームを洗浄前のように戻すこ
とができ、フィルタの捕集機能を再生(復元)させるこ
とができる。
【0010】前記汚れの多いフィルタに施した下地をす
すいでから洗浄するのが好ましく、下地処理を施して剥
がれ易くなった汚れをすすぐことによって洗浄前に落す
ことができるので、後の洗浄効果の向上を計ることがで
きる。
【0011】また、フィルタメディアの厚みを再生した
後に、殺菌処理を施すことにより、人に影響するような
環境で使用するフィルタを洗浄した場合、続けて殺菌処
理も施すことができる。
【0012】さらに、フィルタを洗浄するまでの行程
と、フィルタを洗浄した後の行程とを別系統で行うよう
にすれば、最も時間を要するフィルタ洗浄までの作業
と、洗浄後のフィルタを処理する作業とを独立的に行う
ことができ、作業効率を向上させて作業時間の短縮を計
ることができる。
【0013】その上、フィルタの洗浄を超音波で行え
ば、フィルタメディアの内部に付いた汚れも効率良く洗
浄することができる。
【0014】一方、本願発明の洗浄装置は、流体中の汚
れを除去するフィルタを洗浄するためのフィルタ洗浄装
置において、洗浄するフィルタの汚れ状態を判断する汚
れ判断手段と、該汚れを判断したフィルタを設定位置に
保持する配置手段と、該設定位置のフィルタを搬送する
搬送手段と、前記汚れ判断手段で汚れが多いと判断した
フィルタに下地処理を施す下地処理手段と、フィルタを
洗浄する洗浄手段と、洗浄によって減少したフィルタメ
ディアの厚みを再生する再生手段とを設けている。この
フィルタ洗浄装置によれば、予め汚れ度合いの基準が定
められた汚れ判断手段によりフィルタメディアの汚れを
判断した後、このフィルタを配置手段で設定位地に保持
し、搬送手段によって、汚れが多い場合には下地処理手
段で下地処理を施してから洗浄手段で洗浄し、汚れが少
ない場合には直接洗浄手段で洗浄した後、再生手段でフ
ィルタメディアの厚みを再生するので、フィルタメディ
アの汚れに応じた洗浄手順を選択して効果的な洗浄と効
率的な作業を行うことができる。また、洗浄後にフィル
タメディアの厚みを再生させるので、洗浄後のフィルタ
で十分な捕集効果を発揮させることができる。
【0015】また、下地処理手段で下地処理したフィル
タを洗浄する下地すすぎ手段を設ければ、下地処理で剥
がれ易くなった汚れを洗浄前に洗い落とすことができる
ので、洗浄効果を向上させることができる。この下地す
すぎ手段を下地すすぎ槽で構成し、該下地すすぎ槽に、
フィルタメディアに向けてすすぎ液を噴射する噴流発生
手段を設ければ、さらに汚れを洗い落とす効果を向上さ
せることができる。
【0016】さらに、フィルタメディアの再生後に該フ
ィルタメディアに殺菌処理を施す殺菌手段を設けること
により、人に影響するような環境で使用するフィルタ
を、洗浄作業に続けて殺菌処理をすることができる。
【0017】また、洗浄手段で洗浄処理を行うまでのフ
ィルタを搬送する搬送手段と、洗浄後のフィルタを搬送
する搬送手段とを別系統で構成すれば、最も時間を要す
るフィルタの洗浄処理を行いつつ、洗浄後のフィルタに
再生処理等を行うことができるので、作業効率を向上さ
せて作業時間短縮を計ることができる。
【0018】しかも、この洗浄手段を超音波洗浄槽で構
成すれば、フィルタを洗浄槽内に所定時間浸けておけ
ば、超音波によって生じるキャビテーション現象によっ
てフィルタメディアに付着した汚れを効果的に落すこと
ができる。
【0019】また、搬送手段を、フィルタを保持するフ
ィルタ枠と、該フィルタ枠の上部を保持して搬送する搬
送装置とを設けて構成することにより、搬送手段が常に
フィルタの上部を保持して搬送するので、下地処理や洗
浄処理、再生処理時に洗浄液等が搬送手段に付着するこ
とがないようにできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態を
示すフィルタ洗浄装置の全体斜視図である。
【0021】図示するように、平面形状が方形の架台1
上に搬送装置C1,C2 の支持枠2が設けられており、こ
の支持枠2上の平面内において、搬送装置C1,C2 がX
方向とY方向に移動可能に構成されている。また、架台
1上には、中央部に複数のフィルタFを載置しておくた
めの整列台3が設けられており、洗浄前のフィルタFと
洗浄中及び洗浄後のフィルタFが一時載置される。この
整列台3は、幅方向に複数列が設けられるとともに、長
手方向に複数のフィルタFが載置できるように構成され
ており、各載置位置は予め番地付け(位置設定)されて
いる。
【0022】この整列台3へのフィルタ搬入は、図示し
ない入出装置によって行われており、例えば、上方から
フィルタを吊下げて搬入する手段やコンベア等の手段に
よって行われる。また、この入出装置には、搬入するフ
ィルタのフィルタメディアの汚れを判断するための汚れ
判断手段が設けられており、例えば、搬入するフィルタ
メディアに気体を通過させて、そのフィルタメディア両
面での差圧を測定したり、使用前のフィルタ重量と洗浄
するフィルタ重量との重量差を測定して、その差によっ
て汚れの度合いが判断される。また、フィルタ本体の厚
み方向寸法によって汚れの保持量も変化するので、フィ
ルタの厚み寸法によって汚れの度合いを判断してもよ
い。この汚れ判断手段は他の手段であってもよく、この
汚れ判断手段によって汚れ度合いの基準が予め定められ
る。
【0023】さらに、架台1の長手方向両端部にはフィ
ルタFを洗浄するための槽が設けられており、この実施
形態では、図の左手前に、下地処理槽4と下地すすぎ槽
5と超音波洗浄機6とが設けられ、図の右奥に、すすぎ
槽7と再生槽8と殺菌槽9とが設けられている。この例
では、フィルタFの洗浄前の行程と、洗浄後の行程とが
別系統で行えるように、架台1の長手方向両端部にそれ
ぞれの槽4,5,6と7,8,9とが設けられ、それぞ
れの系統においてフィルタFを搬送して処理できるよう
に2台の搬送装置C1,C2 が設けられている。
【0024】搬送装置C1,C2 には、図示しない駆動装
置によって架台1のY方向に設けられた走行レール10
に沿って走行する枠状の搬送レール11と、この搬送レ
ール11上でX方向に走行する搬送台車12が設けられ
ている。搬送レール11は、図示しない駆動装置によっ
て走行レール10上をY方向に走行し、搬送台車12は
駆動装置13によって搬送レール11上をX方向に走行
する。この搬送台車12の下方には、搬送時と処理時に
フィルタFを保持するための保持手段が設けられてお
り、この実施形態では、フィルタFの枠体を幅方向から
保持する搬送アーム14が設けられている。
【0025】この搬送アーム14は、駆動モータ15に
よって上下方向に昇降可能に構成された昇降台16の下
部に設けられるとともに、駆動モータ17によって幅方
向に開閉可能に構成されている。また、これら搬送アー
ム14の間には、この搬送アーム14で保持したフィル
タFを各槽内の液体中で所定高さに保持するための押圧
板18が設けられている。なお、19は、これらの機器
を制御するための制御手段たる制御盤である。
【0026】前記下地処理槽4は、フィルタメディアf
(図10)に付着した汚れの剥離を促進させるためのも
のであり、この例では、方形の容器内に下地処理剤とし
て洗剤が混入された水が入れられている。この下地処理
槽4中にフィルタFを浸すことにより、汚れとフィルタ
メディアの繊維との間にまで洗剤を浸透させて汚れの剥
離を促進させるので、後の洗浄機6における洗浄効果を
上げることができる。
【0027】前記下地すすぎ槽5は、下地処理槽4にお
いて洗剤が浸透して剥離が促進された汚れを落すもので
ある。図2は、この下地すすぎ槽5の一例を示す平面図
であり、図3は、同下地すすぎ槽の正面図、図4は、同
下地すすぎ槽の側面図である。この例では汚れの剥離を
促進させるための噴流発生手段たる噴流発生機20が設
けられている。
【0028】この噴流発生機20は、下地すすぎ槽5の
方形容器5a内にフィルタFを挿入した状態で、両側面
からフィルタメディアfに向けて噴流を発生させるもの
であり、フィルタメディアfの下部側方からフィルタメ
ディア面に向けて設けられたノズル21から噴射される
水によって水流が生じるように構成されている。この実
施形態では、フィルタメディアfの各面に向って噴流を
生じさせることができるように、それぞれの面に向けて
2個のノズル21が設けられている。このノズル21か
ら噴射する水は、ポンプ22によってすすぎ槽5の下部
に設けられた吸水管23から吸水した水を、配管24を
介して各面のノズル21から噴射するように構成してい
る。これらのノズル21から噴射する水は、図では全て
のノズル21から噴射しているが、使用時には、一方の
面に向って噴射する時は他方が止められ、他方を噴射す
る時は一方が止められて、噴射する水で剥がれ落ちた汚
れの再付着を防止するようにしている。このようにノズ
ル21を設けてジェット噴流でフィルタFをすすげば、
フィルタメディアfの内部においても汚れの剥離を促進
することができる。このような噴流発生機20は、フィ
ルタFの厚みやフィルタメディアfの厚みや形状等によ
って適宜設けられる。なお、前記配管24には切換弁2
4aが設けられており、ノズル21から噴射するかすす
ぎ槽5の上部へ戻すかを選択できるようにしている。
【0029】また、このすすぎ槽5には水位センサー2
5が設けられており、水位が下がったことを検出する
と、給水管26から水が補給される。なお、この実施形
態では、この給水管26から他の槽4,6へも給水でき
るように構成されている。27は、排水管である。
【0030】前記洗浄機6は、超音波を利用した超音波
洗浄機であり、フィルタメディアfに付着した汚れを超
音波によって生じるキャビテーション現象によって剥ぎ
取るものである。この洗浄機6は、方形の洗浄槽6aの
開放した上面からフィルタFを挿入し、フィルタFに設
けられたフィルタメディアfの入口側と出口側を横方向
に向けて縦方向に入れた状態で所定位置に保持し、その
入口側又は出口側に設けられた超音波振動子28から超
音波を発して洗浄するものである。この超音波振動子2
8から発した超音波で、洗浄液中に保持した状態のフィ
ルタメディア面で効果的なキャビテーション現象を生じ
させるように構成されている。この例の場合、フィルタ
Fと超音波振動子28を静止させた状態で洗浄している
が、フィルタFの種類等に応じていずれかを可動させる
ように構成してもよい。この実施例では、搬送装置C1
の搬送アーム14によってフィルタFが洗浄槽6a内の
所定位置に保持される。
【0031】また、洗浄槽6a内でフィルタメディアf
と超音波振動子28とが対向した状態で平行に配置され
るので、面の広いフィルタメディアfを有効に洗浄でき
るとともに、フィルタメディアfを通過して対向壁で反
射した超音波によるキャビテーション現象を有効に利用
して洗浄することができる。
【0032】前記すすぎ槽7は、超音波洗浄機6によっ
てフィルタメディアfの表面から剥ぎ取った汚れ等を洗
い落とすものである。このすすぎ槽7にも前記下地すす
ぎ槽5と同様の噴流発生機20が設けられており、洗浄
機6で剥ぎ取った汚れやフィルタメディアfから落ちて
付着している汚れ等を噴流でフィルタFから落すことが
できる。このようにフィルタFを静止させた状態で汚れ
を落すことにより、落した汚れの再付着を防止できる。
【0033】前記再生槽8は、洗浄後のフィルタFをす
すぐことによってフィルタメディアfの厚みが薄くなっ
たのを回復させるものである。この再生槽8も方形の容
器で形成され、内部に再生液が入れられている。この再
生槽8でフィルタメディアfを再生させる再生液として
は、例えば、非イオン系界面活性剤や陽イオン系界面活
性剤等の柔軟剤が用いられる。この再生液は、フィルタ
メディアfの種類や厚み等に応じて適宜選択すればよ
い。
【0034】前記殺菌槽9は、再生後のフィルタFを殺
菌処理するものであり、特に人に影響するような環境で
使用されて雑菌による環境を防止する必要がある屋内用
のフィルタや家庭用のフィルタ等において使用される。
この殺菌槽9も、方形の容器で形成されている。この殺
菌用の媒体としては、オゾン水や次亜塩素酸ソーダ等が
利用される。
【0035】図5は図1に示すフィルタ洗浄装置に搬入
するフィルタの汚れ度合いを判断する一例を示すフロー
チャート図であり、図6は同フィルタ洗浄装置による洗
浄までの作業を示すフローチャート図、図7は同フィル
タ洗浄装置による洗浄後の作業を示すフローチャート図
である。なお、以下の説明では、図1に示すように、フ
ィルタ洗浄までの作業と、洗浄後の作業とを別系統で行
うように構成した2系統の例を説明する。この例では、
汚れに応じて分類したフィルタFを載置する整列台3の
位置を予め設定しておき、その設定した整列台3に載置
されたフィルタFは同一条件で連続的に洗浄されるよう
に構成されている。また、以下の流れは予め制御装置に
入力されているデータに基づいて判断される。
【0036】先ず、図5に示すように、図示しない入出
装置(例えば、ベルトコンベヤ等)によって洗浄装置へ
搬入されてくるフィルタFは(a) 、フィルタ洗浄装置M
内に搬入される前に汚れ判断手段によって汚れ度合いが
判断される(b) 。そして、この汚れ度合いに応じて、こ
の例では予め設定された整列台3へと搬送されて載置さ
れる(c) 。この時、入出装置から整列台3へ搬入する手
段としては、搬送装置C1,C2 が使用される。そして、
洗浄するフィルタFの整列台3への載置が完了すると、
図6に示すように、洗浄作業(d) が開始される。 「汚れの多いフィルタ」汚れの多いフィルタFの洗浄作
業は、搬送装置C1 の搬送アーム14によって所定の整
列台3上のフィルタFを保持して取り出し(e) 、搬送レ
ール11を走行レール10に沿ってY方向に走行させる
とともに、搬送台車12を搬送レール11に沿ってX方
向に走行させて下地処理槽4へと搬送する(汚れが多い
ため(f))。下地処理槽4の上方へ搬送されたフィルタ
Fは、搬送アーム14を下降させることにより下地処理
槽4内の処理液中へ入れられる。この下地処理液中へフ
ィルタFを入れた状態で所定時間保持し、フィルタメデ
ィアfの全面に下地処理液を浸透させる(g)。そして、
所定時間経過後、搬送アーム14を上昇させてフィルタ
Fを下地処理槽4から出し、隣接する下地すすぎ槽5の
上方へと搬送する。
【0037】下地すすぎ槽5の上方へ搬送されたフィル
タFは、搬送アーム14を下降させることにより下地す
すぎ槽5内へ入れられる。この状態で下地すすぎ槽5内
に設けられたノズル21(図2)から水を噴射させるこ
とにより、フィルタメディアfに付いた洗剤を洗い流す
とともに、下地処理した汚れの剥離を促進させる(h)。
この下地すすぎ槽5で所定時間経過後、搬送アーム14
を上昇させてフィルタFを下地すすぎ槽5から出し、隣
接する洗浄機6の上方へと搬送する。
【0038】洗浄機6の上方へ搬送されたフィルタF
は、搬送アーム14を下降させることにより洗浄槽内へ
と入れられ、所定の高さで保持される。この状態で超音
波振動子28から超音波を発することにより、フィルタ
メディアfに付着した汚れが超音波洗浄される(i) 。こ
の時、汚れが多いフィルタFには予め下地処理が施され
ているので、剥離し易くなっている汚れを効果的に洗浄
できる。この洗浄機6で予め設定された所定時間を経過
した後は、搬送アーム14を上昇させて洗浄機6からフ
ィルタFを出し、所定の整列台3へと搬送して載置され
る(j) 。これら一連の作業は一方の搬送装置C1 によっ
て連続的に行われており、この実施形態では、この作業
が一系統の作業となっている。このような流れによって
洗浄までの作業を完了した搬送装置C1 は、前記手順
(e) の作業から順次連続的に繰り返され、多くのフィル
タFであっても効率良く連続的に洗浄することができ
る。
【0039】一方、図7に示すように、洗浄して整列台
3へ載置されたフィルタFは、他方の搬送装置C2 の搬
送アーム14によって保持されて取り出され(k) 、すす
ぎが必要であれば(l) すすぎ槽7の上方へと搬送され
る。そして、搬送アーム14を下降させることによって
フィルタFがすすぎ槽7内へと入れられる。この状態で
すすぎ槽7内に設けられたノズル21から水を噴射させ
ることにより、フィルタメディアfから剥離して付着し
ているような汚れが洗い流される(m) 。このすすぎ槽7
で所定時間すすいだ後、搬送アーム14を上昇させてフ
ィルタFをすすぎ槽7から出し、隣接する再生槽8の上
方へと搬送する。
【0040】再生槽8の上方へ搬送されたフィルタF
は、搬送アーム14を下降させることによって再生槽8
内の再生液中に入れられる。この再生液中で所定時間経
過させることにより、洗浄とすすぎを繰り返すことによ
って厚みが減ったフィルタメディアfの厚みが再生され
る(n) 。この再生されたフィルタFは、搬送アーム14
を上昇させることによって再生槽から出され、殺菌処理
を施す必要があれば(o)、隣接する殺菌槽9へと搬送さ
れて殺菌処理される(p) 。この殺菌槽9で殺菌処理され
るフィルタFとしては、例えば、人が作業するような場
所で用いられるものや、家畜の小屋等において使用され
るフィルタFがある。また、殺菌処理が不要なフィルタ
としては、産業機械やエンジン用のフィルタがある。
【0041】そして、この殺菌槽9によって殺菌された
フィルタFは、搬送アーム14を上昇させることによっ
て殺菌槽9から出され、搬送装置C2 によって所定の整
列台3まで搬送されて載置される(q) 。これら一連の作
業がもう一方の搬送装置C2によって行われ、このよう
な流れによって洗浄後のフィルタFが処理される。この
作業を完了した搬送装置C2 は、前記手順(k) からの作
業を順次連続的に繰り返され、多くのフィルタFであっ
ても効率良く洗浄することができる。この作業によって
フィルタFの洗浄作業が完了し、洗浄完了したフィルタ
Fは所定時間(乾燥等に要する時間)経過後に、入出装
置(例えば、ベルトコンベヤ等)によって取付機器へと
搬出される。
【0042】このように、汚れの多いフィルタFであれ
ば、下地処理を施してから洗浄機6による超音波洗浄を
行うので、汚れを効果的に除去するフィルタ洗浄を行う
ことができる。また、この例では2系統の搬送装置C1,
2 で作業を行うので、少ない時間で効率良く作業を行
うことができる。 [汚れの少ないフィルタ]汚れの少ないフィルタFの洗
浄作業は、図6に示すように、搬送装置C1 の搬送アー
ム14によって所定の整列台3上のフィルタFを保持し
て取り出し(e) 、搬送レール11を走行レール10に沿
ってY方向に走行させるとともに、搬送台車12を搬送
レール11に沿ってX方向に走行させて洗浄機6の上方
へと搬送する。
【0043】洗浄機6の上方へ搬送されたフィルタF
は、搬送アーム14を下降させることにより洗浄槽内へ
と入れられて超音波洗浄される(i) 。この洗浄機6で予
め設定された所定時間を経過した後は、搬送アーム14
を上昇させて洗浄機6からフィルタFを出し、所定の整
列台3へ搬送して載置される(j) 。これらの作業が一方
の搬送装置C1 によって行われる一系統の作業である。
【0044】一方、図7に示すように、洗浄して整列台
3へ載置されたフィルタFは、他方の搬送装置C2 の搬
送アーム14によって保持して取り出され(k) 、すすぎ
の必要があれば(l) 、すすぎ槽7でフィルタメディアf
に付着している汚れが洗い流される(m) 。このすすぎ槽
7ですすいだフィルタFは、隣接する再生槽8の上方へ
と搬送される。
【0045】再生槽8の上方へ搬送されたフィルタF
は、搬送アーム14を下降させることによって再生槽8
内の再生液中に入れられて、再生液中で所定時間経過さ
せることにより、フィルタメディアfの厚みが再生され
る(n) 。この再生されたフィルタFは、殺菌処理が必要
であれば(o) 、殺菌槽9の上方へと搬送されて殺菌処理
が施され(p) 、殺菌槽9から出されたフィルタFは、搬
送装置C2 によって所定の整列台3の設定位置に載置さ
れる。
【0046】このように、汚れの少ないフィルタFであ
れば、下地処理を施すことなく洗浄機6による超音波洗
浄によってフィルタメディアfを洗浄するので、短い洗
浄時間で効率良くフィルタ洗浄を行うことができる。こ
れによって一連の洗浄作業が完了し、洗浄完了したフィ
ルタFは所定時間(乾燥等に要する時間)経過後に、図
示しない入出装置によって取付機器へと搬送される。
【0047】また、この実施形態によれば、予め汚れ判
断手段によって判断されたフィルタFの汚れ度合いによ
って所定の整列台3にフィルタFが載置されているの
で、搬送装置C1,C2 は、所定の整列台3上で保持した
フィルタFは下地処理槽4から、所定の整列台3上で保
持したフィルタFは洗浄機6から処理を行うように、作
業の流れの単純化を計ることができる。しかも、この実
施形態によれば、2台の搬送装置C1,C2 によって作業
を行うので、1台の搬送装置C1 によって作業時間を最
も要する洗浄機6でフィルタFを洗浄している間に、他
方の搬送装置C2によって洗浄後のフィルタFを整列台
3上からすすぎ槽7へ搬送してすすぎ作業以降の作業を
行うことができるので、一連の洗浄作業を2台の搬送装
置C1,C2によって同時処理して、作業時間を大幅に短
縮することが可能となる。
【0048】なお、制御盤19で洗浄機6内の水温や水
量、あるいは洗浄液汚れを自動監視するように構成して
もよく、洗浄するフィルタFの種類や汚れの程度に応じ
て適宜設定すればよい。
【0049】また、この実施形態では、2台の搬送装置
を設けてフィルタを効率良く洗浄する例を示したが、洗
浄するフィルタ数が少ない場合等においては全行程を1
台の搬送装置で移送させて洗浄してもよく、本願発明は
上述した実施の形態に限定されるものではない。
【0050】図8は本願発明のフィルタ洗浄装置におけ
る搬送装置の第2実施形態を示す図面であり、(a) は正
面図、(b) は側面図である。図9は図8に示す搬送装置
のフィルタ保持具を示す図面であり、(a) は平面図、
(b) は側面図、(c) は斜視図である。図示するように、
この例では、フィルタFをフィルタ保持枠29に固定
し、このフィルタ保持枠29を搬送装置C1,C2 (図
1)で保持して搬送するように構成されている。
【0051】このフィルタ保持枠29は、図8(a) に示
すように、フィルタFの下側と周囲に位置する枠材30
aと、この枠材30aの上部を連結するレール材30b
とによって枠組みされた枠本体30と、レール材30b
に沿ってスライド可能なフィルタ押え材30cと、図9
(a) に示すように、平面視が方形に組まれた枠31aの
両側部に前記レール材30bを上方から吊下げる係止材
31bを設けた吊下げ部材31とから構成されている。
この係止材31bは、外向きに回動可能に設けられてお
り、レール材30bを吊下げる時には、図8(a) に2点
鎖線で示すように、左右から下向きに回動させることに
よって係止孔31c(図9(c) )でレール材30bを支
持するように構成されている。
【0052】このように構成されたフィルタ保持枠29
によれば、上述した搬送装置C1,C 2 と同様に、駆動モ
ータ15によって上下動させられる昇降台16により吊
下げ部材31が保持されて、フィルタFが枠本体30と
ともに上下動させられる。従って、このフィルタ保持枠
29に保持されたフィルタFであれば、各槽内に搬送ア
ーム等を入れることなく処理作業を進めることができ
る。また、この実施形態ではフィルタFを吊下げるよう
にしているため、各槽の幅方向寸法を狭くして、全体装
置のコンパクト化を計ることができる。
【0053】なお、このような吊下げ手段を用いるか否
かは、フィルタFの種類や洗浄方法に応じて適宜選択す
ればよく、上述した実施形態に限定されるものではな
い。
【0054】また、上述したいずれの実施形態も一実施
形態であり、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々
の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限
定されるものではない。
【0055】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0056】フィルタメディアの汚れ度合いに応じて洗
浄前に下地処理を施すか否かを判断して洗浄処理を進め
るので、汚れ度合いに応じた洗浄効果と、汚れに応じた
洗浄時間で効率良くフィルタを洗浄することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態を示すフィルタ洗浄装置
の全体斜視図である。
【図2】図1に示す下地すすぎ槽の一例を示す平面図で
ある。
【図3】図2に示す下地すすぎ槽の正面図である。
【図4】図2に示す下地すすぎ槽の側面図である。
【図5】図1に示すフィルタ洗浄装置に搬入するフィル
タの汚れ度合いを判断する一例を示すフローチャート図
である。
【図6】図1に示すフィルタ洗浄装置による洗浄システ
ムの一例を示す洗浄までのフローチャート図である。
【図7】図1に示すフィルタ洗浄装置による洗浄システ
ムの一例を示す洗浄後のフローチャート図である。
【図8】本願発明のフィルタ洗浄装置における搬送装置
の第2実施形態を示す図面であり、(a) は正面図、(b)
は側面図である。
【図9】図8に示す搬送装置のフィルタ保持具を示す図
面であり、(a) は平面図、(b)は側面図、(c) は斜視図
である。
【図10】(a),(b) は、本願発明のフィルタ洗浄装置で
洗浄するフィルタの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…架台 2…支持枠 3…整列台 4…下地処理槽 5…下地すすぎ槽 6…洗浄機 6a…洗浄槽 7…すすぎ槽 8…再生槽 9…殺菌槽 10…走行レール 11…搬送レール 12…搬送台車 13…駆動装置 14…搬送アーム 15…駆動モータ 16…昇降台 17…駆動モータ 18…押圧板 19…制御盤 20…噴流発生機 21…ノズル 22…ポンプ 23…吸水管 24…配管 25…水位センサー 26…給水管 28…超音波振動子 29…フィルタ保持枠 30…枠本体 30a…枠材 30b…レール材 30c…フィルタ押え材 31…吊下げ部材 31a…枠 31b…係止材 31c…係止孔 F…フィルタ f…フィルタメディア C1,C2 …搬送装置 M…フィルタ洗浄装置

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄するフィルタのフィルタメディア汚
    れを判断し、汚れの多いフィルタは下地処理を施してか
    ら洗浄し、汚れの少ないフィルタは下地処理を施さずに
    洗浄し、洗浄によって減少したフィルタメディアの厚み
    を再生してから再利用するフィルタ洗浄方法。
  2. 【請求項2】 汚れの多いフィルタに施した下地をすす
    いでから洗浄することを特徴とする請求項1記載のフィ
    ルタ洗浄方法。
  3. 【請求項3】 フィルタメディアの厚みを再生した後
    に、殺菌処理を施すことを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のフィルタ洗浄方法。
  4. 【請求項4】 フィルタを洗浄するまでの行程と、フィ
    ルタを洗浄した後の行程とを別系統で行うことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィルタ洗浄
    方法。
  5. 【請求項5】 フィルタの洗浄を超音波で行うことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィルタ
    洗浄方法。
  6. 【請求項6】 流体中の汚れを除去するフィルタを洗浄
    するためのフィルタ洗浄装置において、洗浄するフィル
    タの汚れ状態を判断する汚れ判断手段と、該汚れを判断
    したフィルタを設定位置に保持する配置手段と、該設定
    位置のフィルタを搬送する搬送手段と、前記汚れ判断手
    段で汚れが多いと判断したフィルタに下地処理を施す下
    地処理手段と、フィルタを洗浄する洗浄手段と、洗浄に
    よって減少したフィルタメディアの厚みを再生する再生
    手段とを設けたことを特徴とするフィルタ洗浄装置。
  7. 【請求項7】 下地処理手段で下地処理したフィルタを
    洗浄する下地すすぎ手段を設けたことを特徴とする請求
    項6記載のフィルタ洗浄装置。
  8. 【請求項8】 下地すすぎ手段を下地すすぎ槽で構成
    し、該下地すすぎ槽に、フィルタメディアに向けてすす
    ぎ液を噴射する噴流発生手段を設けたことを特徴とする
    請求項7記載のフィルタ洗浄装置。
  9. 【請求項9】 フィルタメディアの再生後に該フィルタ
    メディアに殺菌処理を施す殺菌手段を設けたことを特徴
    とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のフィルタ洗
    浄装置。
  10. 【請求項10】 洗浄手段で洗浄処理を行うまでのフィ
    ルタを搬送する搬送手段と、洗浄後のフィルタを搬送す
    る搬送手段とを別系統で構成したことを特徴とする請求
    項6〜9のいずれか1項に記載のフィルタ洗浄装置。
  11. 【請求項11】 洗浄手段を超音波洗浄槽で構成したこ
    とを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の
    フィルタ洗浄装置。
  12. 【請求項12】 搬送手段を、フィルタを保持するフィ
    ルタ枠と、該フィルタ枠の上部を保持して搬送する搬送
    装置とを設けて構成したことを特徴とする請求項6〜1
    1のいずれか1項に記載のフィルタ洗浄装置。
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