JPH0645073U - 移動壁の側端部構造 - Google Patents

移動壁の側端部構造

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JPH0645073U
JPH0645073U JP8762092U JP8762092U JPH0645073U JP H0645073 U JPH0645073 U JP H0645073U JP 8762092 U JP8762092 U JP 8762092U JP 8762092 U JP8762092 U JP 8762092U JP H0645073 U JPH0645073 U JP H0645073U
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JP
Japan
Prior art keywords
edge
pressure contact
moving wall
moving
joint rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8762092U
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English (en)
Inventor
浩 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動壁の両面を成すパネルに寸法誤差があっ
たり、位置ズレして接着された場合であっても、隣り合
う移動壁を互いに当接した際に、その気密性並びに遮音
性の高い移動壁の側端部構造の提供。 【構成】 移動壁1の側端に設けている縦桟4にエッジ
8を固定し、エッジ8は中央に凹部を有し、両サイド
(パネル側)に当たり片18、18を持ち、上記凹部に
ジョイントゴム10を止着し、該ジョイントゴム10は
2個の主圧接部12、12と主圧接部12、12の外方
向へ補助圧接部13、13を形成したもので、移動壁1
が互いに当接した場合に両圧接部12、13はエッジ8
との間で圧接される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は天井レールに沿って移動することが出来る移動壁の側端部構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
移動壁は天井レールに吊設されて移動することが出来、所定の位置に配列され て大きな空間を仕切る間仕切りである。そして、配列される移動壁は互いに当接 して間に隙間を残さないようになっている。図3は従来型式に移動壁側端部を表 わしているが、aの移動壁は表・裏パネル(イ) 、(イ) を縦桟(ロ) に固定し、そし て該縦桟(ロ) にはエッジ(ハ) をビス止めしている。
【0003】 上記縦桟(ロ) は概略コ型断面を成してパネル表面材と接着し、エッジ(ハ) は縦 桟(ロ) 内にビス止めされ、その先端部を外方向へ屈曲して表面材(ニ) の側端に当 たり片(ホ) 、(ホ) を面した状態で形成している。片方のエッジ(ハ) にはその開口 (ヘ) にジョイントゴム(ト) を止着し、隣接する他の移動壁のエッジ開口(ヘ) へ嵌 合する。
【0004】 ところで、移動壁の側端部をこのように構成する場合、パネル(イ) の寸法誤差 及び製作誤差によって上記縦桟(ロ) を所定位置に設けることが出来ず、そのため エッジ(ハ) の当たり片(ホ) はパネル表面材(ニ) の側端に当接状態で該エッジ(ハ) を取着することは出来ない。そのため移動壁を互いに当接した場合であっても、 表側と裏側の当たり片(ホ) 、(ホ) …が密着出来ないケースも多く、気密性及び遮 音性が低下することになる。
【0005】 図3bの従来例では互いに当接するエッジの形状を各々異にし、一方側は凹部 を他方側には凸部を形成した形となっており、又当たり片は別部材でもって取着 しているが、この場合も表・裏パネルの寸法誤差の影響がエッジの位置精度を左 右し、両当たり片の密着が得られない。又これら金属製の当たり片は移動壁を配 列する場合、互いに衝突すれば衝撃音を発生することが多い。
【0006】
【本考案が解決しようとする課題】
このように移動壁の側端部構造には上記のごとき問題があって十分な気密性や 遮音性が得られていない。本考案が解決しようとする課題はこれら問題点であり 、該移動壁を構成する表・裏パネルの製作誤差や接着ズレの影響に左右されるこ となく、上記気密性及び遮音性の高い移動壁の側端部構造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る移動壁の基本構造は従来と同様に縦桟を挟んで両面にパネルを取 着して構成し、又該移動壁の側端にはエッジを固定している。このエッジは上記 縦桟にビス止めされ、その先端はパネル表面まで延びておらず、中央には凹部を 形成している。
【0008】 そして該凹部にジョイントゴムを取着することになるが、ジョイントゴムの形 状は基部の両側に山形形状の主圧接部を形成し、該主圧接部には補助圧接部が外 方向へ向いて伸びている。勿論、該ジョイントゴムは隣接する移動壁の片方のエ ッジにのみ取着され、ジョイントゴムを取着しない他方の移動壁のエッジに圧接 する。以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】
図1は三枚の移動壁1a、1b、1cを配列して構成する間仕切りであって、 各移動壁1a、1b、1cの上端には走行具2、2…が取着されている。これら 走行具2、2…は天井レール(図示なし)に遊嵌されて走行可能な状態にあって 、移動壁1を吊設し、移動壁1は天井レールに沿って移動することが出来る。
【0010】 このように、配列した各移動壁1a、1b、1c間に隙間が残らないようにジ ョイントゴムを移動壁1a、1b、1cの側端に取着し、壁面側の移動壁には横 圧接部材を備えており、該横圧接部材を張出して壁面を押圧すれば、その反力に より上記ジョイントゴムは隣接する他の移動壁側端に圧接し、各移動壁1a、1 b、1c間の隙間を無くす。又一方、移動壁1a、1b、1cの上・下端には上 ・下圧接部材を備えて天井及び床面との隙間を無くすとともに、移動壁1a、1 b、1cがガタ付かないように固定する。
【0011】 図2は本考案に係る移動壁1の側端部構造を示す実施例である。移動壁1は両 面側(表・裏)にパネル3、3を有し、両パネル3、3の間には角型断面の縦桟 4を介在し、パネル3、3は両側に位置する縦桟4に接着し、又パネル3、3間 にはグラスウール5が充填されている。パネル3は裏打材6に表面材7を貼着し たものであり、両パネル3、3は上記縦桟4に対して所定の位置関係にあるが、 該移動壁の製作にあたって僅かな位置ズレは発生する。
【0012】 両パネル3、3間に位置ズレが発生するか否かは別として、上記縦桟4にはエ ッジ8がビス止めされ、エッジ8は両パネル3、3にまたがって移動壁の側端を カバーしている。該エッジ8は縦桟4に当接する脚9、9を有し、又該縦桟4の 幅とほぼ同じ位置から外方向へ立ち上り、パネル表面材7の側端と位置をほぼ同 じくしてL型に屈曲した形状となっている。
【0013】 したがって、エッジ8の中央は縦桟4の幅に相当する凹部となっていて、該凹 部にジョイントゴム10がエッジ8を固定するビス11を兼用して止着されてい る。ジョイントゴム10は同図に示すような断面を成す長尺材で、上記エッジ8 の凹部に止着され、基部の両サイドに形成した山形を成す2個の主圧接部12、 12と、補助圧接部13、13を有している。上記主圧接部12、12は基部の 両サイドであって、凹部の側片20、20に面して形成され、主圧接部12、1 2の外方向へ上記補助圧接部13、13が延びている。
【0014】 そして、これら主圧接部12、12及び補助圧接部13、13は中空形状を成 しており、各々に空洞14、14、15、15を形成している。又、ジョイント ゴム10は両主圧接部12、12の間をビス止めしているが、両側を固定するた めに、エッジ側片20に設けた小さい突片16を主圧接部12の外側に形成した 凹部に嵌合している。このように空洞14、15を持った主圧接部12及び補助 圧接部13は外部からの圧力の作用で容易に変形することが出来、エッジ8と隙 間なく密着する。
【0015】 図2は移動壁1a、1bが互いに当接した状態であるが、ジョイントゴム10 は該移動壁1aの片側エッジ8に止着され、ジョイントゴム10を持たない他方 のエッジ8と圧接する。ジョイントゴム10の主圧接部12、12は対向するエ ッジ8の凹部底17に圧接し、又補助圧接部13、13はエッジ8の当たり片1 8、18に圧接して、それぞれ圧縮変形する。
【0016】 ここで、主圧接部12が圧接する際の押圧力は凹部底17に作用するが、該凹 部底17は縦桟4に支えられ、一方の補助圧接部13を圧縮する当たり片18は 圧接力によるそのたわみを防止するためパネル表面材7の側端に形成した支持片 19により支持している。ここで、図2に示した実施例は本考案の単なる一具体 例に過ぎず、エッジ並びにジョイントゴムの具体的形状は本実施例に限定するも のではなく、次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案の移動壁側端部構造は、その側端をカバーするためにエッジを取着して いるが、該エッジはパネルに固定されることなく縦桟に固定されるため、表・裏 両パネルの取着精度に影響されない。すなわち、両パネルに位置ズレがあっても 、又パネル自体に寸法誤差があっても縦桟に取着されるエッジには何ら影響され ず、したがって、該エッジに止着されるジョイントゴムの止着精度は高い。そし て、隣り合う移動壁が互いに当接し、ジョイントゴムが隣接する移動壁のエッジ に当接した場合、間に隙間を残すことなく気密性並びに遮音性は向上する。
【0018】 又、上記ジョイントゴムは主圧接部と補助圧接部を有して、各々がともに異な る位置にて圧接する二重構造であるため、両者が同時にエッジ間に隙間を残すこ とはなく、一般にはともに圧接状態を成して二重の気密機能を呈すことになる。 さらに、エッジ幅を移動壁厚さより小さくしていることで、表面に露出しないた めに意匠的に好ましく、ジョイントゴムの幅とほぼ同じであるために圧接時には ジョイントゴムと接触し、エッジが振動して振動音を生じることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動壁を配列した状態。
【図2】本考案に係る移動壁の側端部構造を示す実施
例。
【図3】従来の移動壁側端部構造。
【図4】従来の移動壁側端部構造。
【符号の説明】 1 移動壁 2 走行具 3 パネル 4 縦桟 5 グラスウール 6 裏打材 7 表面材 8 エッジ 9 脚 10 ジョイントゴム 11 ビス 12 主圧接部 13 補助圧接部 14 空洞 15 空洞 16 突片 17 凹部底 18 当たり片 19 支持片 20 側片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】移動壁を配列した状態。
【図2】本考案に係る移動壁の側端部構造を示す実施
例。
【図3】従来の移動壁側端部構造。
【符号の説明】 1 移動壁 2 走行具 3 パネル 4 縦桟 5 グラスウール 6 裏打材 7 表面材 8 エッジ 9 脚 10 ジョイントゴム 11 ビス 12 主圧接部 13 補助圧接部 14 空洞 15 空洞 16 突片 17 凹部底 18 当たり片 19 支持片 20 側片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井レールに吊設されて移動する移動壁
    の両側端にエッジを取着し、片側のエッジにはジョイン
    トゴムを止着し、移動壁は上記ジョイントゴムを圧接し
    て配列することで間仕切りとなる上記移動壁において、
    エッジはその中央に凹部を有し、両側(パネル側)へは
    パネル面まで届かない長さの当たり片を形成したもの
    で、中央底を上記パネルを取着している縦桟に固定し、
    又上記ジョイントゴムは凹部両側に空洞を持った山形の
    主圧接部を有し、主圧接部の外方向へは上記当たり片に
    面して同じく空洞を持つ補助圧接部を形成し、該ジョイ
    ントゴムを移動壁片側のエッジに止着したことを特徴と
    する移動壁の側端部構造。
JP8762092U 1992-11-29 1992-11-29 移動壁の側端部構造 Pending JPH0645073U (ja)

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