JPH0644894Y2 - 搬送物中の小部品分離装置 - Google Patents

搬送物中の小部品分離装置

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JPH0644894Y2
JPH0644894Y2 JP1987018007U JP1800787U JPH0644894Y2 JP H0644894 Y2 JPH0644894 Y2 JP H0644894Y2 JP 1987018007 U JP1987018007 U JP 1987018007U JP 1800787 U JP1800787 U JP 1800787U JP H0644894 Y2 JPH0644894 Y2 JP H0644894Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、フロッピーディスクのような薄型の搬送物
と、その搬送物から打ち抜かれた中芯のような小部品と
を分離する、搬送物中の小部品分離装置に関する。
「従来の技術」 一般に、フロッピーディスクは、帯状のシート材をプレ
スでリング状に打ち抜いて製造される。
ところで、プレスで打ち抜かれたフロッピーディスクに
は、通常ディスクの中心部を打ち抜いた中芯が混在して
おり、これを分離する必要がある。そこで、フロッピー
ディスクの搬送中に前記中芯を分離できる小部品分離装
置が考案された。
従来、このような小部品分離装置としては、第6図に示
すような小部品分離装置11が知られている。この小部品
分離装置11は、互いに平行かつ離間して配設された1対
のベルトコンベアー13,13から構成されている。
そして、このベルトコンベアー13,13上に中芯が混在し
たフロッピーディスクFを載置して搬送し、中芯を2つ
のベルトコンベアー13,13の間の間隙から下方に落下さ
せて分離するようになっている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上記の小部品分離装置11にあっては、2つの
ベルトコンベアー13の間隔が固定されているため、フロ
ッピーディスクの各サイズ(3インチ、3.5インチ、5
インチ、8インチ等)に応じて小部品分離装置を別々に
準備しなければならず、設備費用がかかるとともに、小
部品分離装置の利用効率が低下するという問題点があっ
た。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、薄型の搬送物の搬送中に、その搬送物中に混在す
る小部品を分離する搬送物中の小部品分離装置であっ
て、互いに平行にかつ水平方向に離間して配設された一
対のベルトコンベアーが、その長さ方向を一致させてそ
れぞれ上下2段に離間して配設され、各ベルトコンベア
ーにはこれらを離接させる離接手段が設けられるととも
に、上側のベルトコンベアーの走行方向の一端から下側
のベルトコンベアー上にかけて上側のベルトコンベアー
上を搬送された搬送物を反転させる反転フォークが設け
られ、この反転フォークは上側のベルトコンベアーの走
行方向に向けて凸状をなすとともに、反転フォークの上
端は、上側のベルトコンベアーの上面よりも上側に突出
しかつ反転フォークの上端と上側のベルトコンベアーの
一端との間には搬送物が通過する間隙が設けられてなる
構成とされている。
「作用」 この考案は、対になされたベルトコンベアーに離接手段
を設けているから、フロッピーディスクの大きさに応じ
て、対になされたベルトコンベアーの間隙を調整するこ
とができる。したがって、1つの小部品分離装置で大き
さの異なる搬送物を搬送することができ、小部品分離装
置の利用効率を向上させることができる。また、フロッ
ピーディスクのような薄型の搬送物は、反転フォークの
内周面に沿って湾曲し反転し、中芯のような小部品をは
じきだし、それらを分離することができる。
「実施例」 以下、この考案の一実施例について第1図ないし第5図
を参照して説明する。これらの図は、この考案に係る小
部品分離装置21を示す図である。
まず、この小部品分離装置21の概略構成について、主に
第4図および第5図を用いて説明する。
この小部品分離装置21は、フレーム23を備えている。こ
のフレーム23は、垂直に配設された側板25,25を有して
おり、これら側板25,25は互いに平行に離間して配設さ
れている。
前記2つの側板25,25の間の上部には、一対の第1のベ
ルトコンベアー(ベルトコンベアー)27,27が互いに平
行かつ水平に配設されている。この第1のベルトコンベ
アー27,27は、その上にフロッピィーディスク(搬送
物)Fを載置し、矢印A方向に搬送するようになってお
り、前記第1のベルトコンベアー27,27の間からフロッ
ピィーディスクに混在する中芯を下方へ落下させ分離す
るようになっている。
前記第1のベルトコンベアー27,27の搬送方向前方に
は、一対の第2のベルトコンベアー(ベルトコンベア
ー)29,29が互いに平行かつ水平に配設されている。こ
の第2のベルトコンベアー29,29は、その上にフロッピ
ィーディスクを載置し、矢印B方向に搬送するようにな
ってる。そして、前記2つの第2のベルトコンベアー2
9,29の間から、フロッピィーディスクに混在する中芯を
下方へ落下させて分離するようになっている。
前記第1のベルトコンベアー27,27および前記第2のベ
ルトコンベアー29,29の下方には、一対の第3のベルト
コンベアー(ベルトコンベアー)31,31が設けられてい
る。この一対の第3のベルトコンベアー31,31は、互い
に平行かつ水平に配設されており、フロッピィーディス
クを前記第2のベルトコンベアー29,29の搬送方向と反
対の矢印C方向に搬送するようになっている。
前記第2のベルトコンベアー29,29の搬出側と前記第3
のベルトコンベアー31,31の搬入側との間には、円弧状
の反転フォーク33が設けられている。この反転フォーク
33は、その上端部を前記第2のベルトコンベアー29,29
の搬出側のわずかに上方に位置させ、その下端部を前記
第3のベルトコンベアー31,31の搬入側のわずかに上方
に位置させて配設されている。反転フォーク33の上端と
ベルトコンベアー29,29の搬出側の端部との間にはフロ
ッピーデイスクを通過させる間隙が設けられている。
そして、前記第2のベルトコンベアー29,29上を搬送さ
れてきたフロッピィーディスクを、前記円弧状の反転フ
ォークの内周面に沿って反転させ、前記第3のベルトコ
ンベアー31,31の搬入側に移送するようになっている。
前記第3のベルトコンベアー31,31の搬送方向前方に
は、一対の第4のベルトコンベアー(ベルトコンベア
ー)35,35が設けられている。この一対の第4のベルト
コンベアー35,35は、互いに平行かつ水平に配設されて
おり、フロッピィーディスクを矢印D方向に搬送するよ
うになっている。
そして、フロッピィーディスクを前記第1のベルトコン
ベアー27,27から前記第4のベルトコンベアー35,35まで
搬送する間に、一対のベルトコンベアーの間の間隙から
フロッピィーディスクに混在する中芯を落下させ分離す
るようになっている。
このようにして、搬送されたフロッピィーディスクは、
前記第4のベルトコンベアー35,35の搬出側から装置の
外部に搬出される。
また、前記第3のベルトコンベアー31,31および第4の
ベルトコンベアー35,35の下方には、第5のベルトコン
ベアー37が設けられている。この第5のベルトコンベア
ー37は、上方から落下してくる中芯を受け、この中芯を
矢印E方向に搬送し、その搬出側から装置外部に排出す
るようになっている。
また、前記フレーム23の上には、駆動装置39が設けられ
ており、ベルト41を介して前記第2のベルトコンベアー
29,29、第3のベルトコンベアー31,31、第5のベルトコ
ンベアー37を駆動し、ベルト43、ベルト45を介してそれ
ぞれ第1のベルトコンベアー27,27、第4のベルトコン
ベアー35,35を駆動するようになっている。
次に、この小部品分離装置21の要部について主に第1図
ないし第3図を参照して説明する。
まず、ベルトコンベアーの支持構造について、第3のベ
ルトコンベアー31,31の一端部を例にとって説明する。
第3図において、前記2つの側板25,25の間の下部に
は、下部シャフト51が設けられている。前記下部シャフ
ト51の一方の側の側板25の内側には、前記第3のベルト
コンベアー31のコンベアフレーム53が設けられている。
このコンベアフレーム53は、コンベアベルトを支持する
ためのものであって、断面略コ字状のアングルからな
り、その側壁部の長手方向両端部が前記下部シャフト51
に嵌合されている。
また、前記コンベアフレーム53の両端部の内側には、ベ
ルト車55が設けられており、このベルト車55も前記下部
シャフト51に嵌合されている。前記下部シャフト51の前
記ベルト車55と嵌合している部分の外周面には、軸方向
に延在するキー溝57が設けられており、一方、前記ベル
ト車55には、前記キー溝57に係合する係合ピン59が設け
られている。
そして、前記キー溝57および前記係合ピン59を介して、
前記下部シャフト51の回転を前記ベルト車55に伝達する
とともに、前記ベルト車55が前記下部シャフト51に対し
て軸方向に移動できるようになっている。
前記ベルト車55には、コンベアベルト61が巻回されてい
る。一方、前記コンベアフレーム53と前記側板25との間
には可動プレート63が配設されている。この可動プレー
ト63は、前記コンベアフレーム53の前記側板25側の側面
に固定されている。
そして、前記シャフト51が回転すると、前記ベルト車55
が回転され、前記コンベアベルト61が駆動されるように
なっている。また、前記ベルト車55、前記コンベアフレ
ーム53および前記可動プレート63は、前記下部シャフト
51の軸線方向に移動できるようになっている。
同様に、前記下部シャフト51の他方の側の側板25の内側
にも、第3のベルトコンベアー31のコンベアフレーム53
およびベルト車55が嵌合されている。このベルト車55に
は、コンベアベルト61が巻回されている。また、前記コ
ンベアフレーム53と前記側板25との間には、可動プレー
ト63が配設されている。この可動プレート63は、前記コ
ンベアフレーム53の側面に固定されている。
そして、同様に、下部シャフト51が回転すると、キー溝
57およびこのキー溝57に係合する係合ピン59を介して、
前記ベルト車55が回転され、前記コンベアベルト61が駆
動されるようになっている。また、前記ベルト車55、前
記コンベアフレーム53および前記可動プレート63は、前
記下部シャフト51の軸線方向に移動できるようになって
いる。
一方、前記2つの側板25,25の間の上部には、上部シャ
フト65が設けられている。この上部シャフト65の一方の
側の側板25の内側には、前記第3のベルトコンベアー31
と同様に、一方の第1のベルトコンベアー27が配設され
ている。そして、前記第1のベルトコンベアー27は、前
記可動プレート63に固定されている。
同様に、前記上部シャフト65の他方の側の側板25の内側
には、他方の第1のベルトコンベアー27が配設されてお
り、この第1のベルトコンベアー27も、前記可動プレー
ト63に固定されている。
以上のような支持構造は、前記第2のベルトコンベアー
29,29および前記第4のベルトコンベアー35,35において
も同様に構成されている。
次に、対をなすベルトコンベアーの離接機構について、
第3のベルトコンベアー31,31および第4のベルトコン
ベアー35,35を例に説明する。
第1図および第3図において、一方の前記側板25の外側
には、支柱67が設けられている。この支柱67は、側方に
突出して設けられており、この支柱67の端部にはエアシ
リンダ69が設けられている。このエアシリンダ69は、前
記側板25に沿って水平に設けられており、そのピストン
ロッド71の先端には、第1のアーム73の外端部が回動自
在に連結されている。
この第1のアーム73の基端部には、第1の回動軸75が設
けられている。この第1の回動軸75は、前記側板25に沿
って上下方向に配設されている。そして、前記側板25か
ら側方に向って突出して設けられた軸受77,77に回動自
在に嵌合されている。
前記第1の回動軸75の中央部には第2のアーム79が設け
られている。この第2のアーム79は、平面視において前
記第1のアーム73に垂直の方向に突出して設けられてお
り、この第2のアーム79の外端部には、第1のコンベア
離接ロッド81の一端部が連結されている。この第1のコ
ンベア離接ロッド81は、平面視において前記第4のベル
トコンベアー35,35に対して直交する方向に水平に配設
されており、その他端部は、前記エアシリンダ69が設け
られた側板25側の可動プレート63に連結されている。
また、前記第1の回動軸75の前記第2のアーム79と反対
側には、第3のアーム83が固定して設けられている。こ
の第3のアーム83は、前記第2のアーム79に対して反対
方向に突出して設けられており、その外端部には第2の
コンベア離接ロッド85の一端部が連結されている。この
第2のコンベア離接ロッド85は、前記第1のコンベア離
接ロッド81に平行に配設されており、その他端部は、前
記エアシリンダ69と反対の側の可動プレート63に連結さ
れている。
一方、前記第1の回動軸75上端部には、第4のアーム87
が固定して設けられている。この第4のアーム87は、平
面視において前記第1のアーム73と同方向に突出して形
成されており、その外端部には、連結ロッド89の一端部
が連結されている。この連結ロッド89は、前記側板25に
沿って水平方向に配設されており、この連結ロッド89の
他端部には、第5のアーム91の外端部が連結されてい
る。
この第5のアーム91は前記第4のアーム87と平行に配設
されており、その基端部は第2の回動軸93の上端部に固
定されている。この第2の回動軸93は、前記側板25に沿
って上下方向に配設されている。そして、前記第2の回
動軸93は、前記側板25から側方に向って突出して設けら
れた軸受95,95に回動自在に嵌合されている。
前記第2の回動軸93の中央部には第6のアーム97が設け
られている。この第6のアーム97は、平面視において前
記第5のアーム91に垂直の方向に突出して設けられてお
り、この第6のアーム97の外端部には、第3のコンベア
離接ロッド99の一端部が連結されている。この第3のコ
ンベア離接ロッド99は、平面視において前記第3のベル
トコンベアー31,31に対して直交する方向に水平に配設
されており、その他端部は、前記エアシリンダ69が設け
られている側板25側の可動プレート63に連結されてい
る。
また、前記第2の回動軸93の前記第6のアーム97と反対
側には、第7のアーム101が固定して設けられている。
この第7のアーム101は、前記第6のアーム97と反対方
向に突出して設けられており、その外端部には第4のコ
ンベア離接ロッド103の一端部が連結されている。この
第4のコンベア離接ロッド103は、平面視において前記
第3のコンベア離接ロッド99に平行に配設されており、
その他端部は、前記エアシリンダ69と反対の側の可動プ
レート63に連結されている。
このような構成において、前記支柱67、エアシリンダ6
9、ピストンロッド71、第1のアーム73、第1の回動軸7
5、軸受77、第2のアーム79、第1のコンベア離接ロッ
ド81、第3のアーム83、第2のコンベア離接ロッド85、
第4のアーム87、連結ロッド89、第5のアーム91、第2
の回動軸93、軸受95、第6のアーム97、第3のコンベア
離接ロッド99、第7のアーム101および第4のコンベア
離接ロッド103は、離接手段105を構成する。
次に、上記小部品分離装置21の離接手段105の動作につ
いて、第1図を参照して説明する。
最初に、ベルトコンベアーの間隔が開いた状態からこの
間隔を狭める方法について説明する。
まず、エアシリンダ69を作動させ、ピストンロッド71を
突出させると、第1のアーム73を介して、第1の回動軸
75は第1図中反時計回りに回動する。
すると、第2のアーム79も反時計回りに回動し、第1の
コンベア離接ロッド81は第1図中上方に移動する。この
作動によって、前記エアシリンダ69側の可動プレート63
は図中上方に移動する。
また、第1の回動軸75が反時計回りに回動すると、第3
のアーム83も反時計回りに回動し、第2のコンベア離接
ロッド85は、図中下方に移動する。この動作によって、
前記エアシリンダ69と反対の側の可動プレート63は図中
下方に移動する。
一方、前記第1の回動軸75が反時計回りに回動すると、
第4のアーム87も反時計回りに回動し、連結ロッド89は
第1図中左方向に移動する。この連結ロッド89の移動に
って、第5のアーム91が反時計回りに回動し、第2の回
動軸93も反時計回りに回動する。
すると、第6のアーム97は反時計回りに回動し、第3の
コンベア離接ロッド99が図中上方に移動する。そして、
この動作によって、前記エアシリンダ69側の前記可動プ
レート63は図中上方に移動する。
また、第2の回動軸93が反時計回りに回動すると、第7
のアーム101も反時計回りに回動し、第4のコンベア離
接ロッド103は図中下方に移動する。この動作によっ
て、前記エアシリンダ69と反対の側の前記可動プレート
63は図中下方に移動する。
このようにして、前記エアシリンダ69側の可動プレート
63と前記エアシリンダ69と反対の側の前記可動プレート
63とが、互いに平行状態を維持しながら接近する方向に
移動する。そして、これら可動プレート63,63に固定さ
れた第3のベルトコンベアー31,31の間隔が接近すると
ともに、第4のベルトコンベアー35,35の間隔が接近す
る。
また、ベルトコンベアーの間隔を広げるには、エアシリ
ンダ69のピストンロッド71を引っ込めることによって、
上記と逆の動作を行なわせ、可動プレート63,63の間隔
を広げるようにすればよい。
なお、前記可動プレート63,63の上部に固定された第1
のベルトコンベアー27,27および第2のベルトコンベア
ー29,29も、前記可動プレート63,63の離接に伴って離接
し、その間隔を調整することができる。
以上のように、上記小部品分離装置21にあっては、各ベ
ルトコンベアーに離接手段を設けているから、フロッピ
ーディスクの大きさに応じてベルトコンベアーの間隔を
調整することができる。したがって、1つの小部品分離
装置で大きさの異なるフロッピーディスクを搬送するこ
とができ、小部品分離装置の利用効率を向上させること
ができる。また、フロッピーディスクのサイズが変わっ
ても、可動プレートの間隔をフロッピーディスクの外形
より若干大きく設定することができ、したがって搬送中
および搬送後のフロッピーディスクの横方向の位置精度
を向上させることができる。
なお、上記実施例においては、搬送物として、フロッピ
ーディスクを採用しているが、これに限る必要はなく、
コンパクトデイスク、磁気カード等でもよい。
また、上記実施例においては、離接手段にエアシリンダ
を用いているが、これに限る必要はなく、油圧シリン
ダ、手動ハンドル等他の駆動手段を用いてもよい。
「考案の効果」 以上に説明したように、この考案によれば、対になされ
たベルトコンベアーに、これらを離接させる離接手段を
設けているから、1つの小部品分離装置で大きさの異な
る搬送物を搬送することができ、したがって、小部品分
離装置の利用効率を向上させることができるという効果
が得られる。また、上側のベルトコンベアーの走行方向
の一端から下側のベルトコンベアー上にかけて上側のベ
ルトコンベアーの走行方向に向けて凸状をなす反転フォ
ークを設けた構成としているので、フロッピーデイスク
などのように薄くて柔らかいものは、反転フォークの内
周面に沿って湾曲し反転し、そのために中芯をはじきだ
して中芯とフロッピーデイスクとをほぼ完全に分離する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す図であっ
て、第1図はその要部を示す第5図中I−I線に沿う矢
視断面図、第2図はその要部を示す正面図、第3図はそ
の要部を示す第5図中III−III線に沿う矢視断面図、第
4図はその全体を示す平面図、第5図はその全体を示す
正面図、第6図は従来の小部品分離装置を示す平面図で
ある。 21……小部品分離装置、27……第1のベルトコンベアー
(ベルトコンベアー)、29……第2のベルトコンベアー
(ベルトコンベアー)、31……第3のベルトコンベアー
(ベルトコンベアー)、33……反転フォーク、35……第
4のベルトコンベアー(ベルトコンベアー)、105……
離接手段、F……フロッピーディスク(搬送物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄型の搬送物の搬送中に、その搬送物中に
    混在する小部品を分離する搬送物中の小部品分離装置で
    あって、互いに平行にかつ水平方向に離間して配設され
    た一対のベルトコンベアーが、その長さ方向を一致させ
    てそれぞれ上下2段に離間して配設され、各ベルトコン
    ベアーにはこれらを離接させる離接手段が設けられると
    ともに、上側のベルトコンベアーの走行方向の一端から
    下側のベルトコンベアー上にかけて上側のベルトコンベ
    アー上を搬送された搬送物を反転させる反転フォークが
    設けられ、この反転フォークは上側のベルトコンベアー
    の走行方向に向けて凸状をなすとともに、反転フォーク
    の上端は、上側のベルトコンベアーの上面よりも上側に
    突出しかつ反転フォークの上端と上側のベルトコンベア
    ーの一端との間には搬送物が通過する間隙が設けられて
    なることを特徴とする搬送物中の小部品分離装置。
JP1987018007U 1987-02-10 1987-02-10 搬送物中の小部品分離装置 Expired - Lifetime JPH0644894Y2 (ja)

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JPS5719209A (en) * 1980-07-01 1982-02-01 Citizen Watch Co Ltd Adjustable width conveyor
JPS59158727A (ja) * 1983-03-01 1984-09-08 Daigen:Kk 搬送コンベア

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