JPH0644784U - 吐出容器 - Google Patents

吐出容器

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JPH0644784U
JPH0644784U JP8685092U JP8685092U JPH0644784U JP H0644784 U JPH0644784 U JP H0644784U JP 8685092 U JP8685092 U JP 8685092U JP 8685092 U JP8685092 U JP 8685092U JP H0644784 U JPH0644784 U JP H0644784U
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cylinder
small
suction valve
wall
peripheral edge
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孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル付きヘッドを押下げかつこれを解放す
ることで容器体内収容物を吸上げ吐出するよう形成した
ポンプ式吐出容器において、ノズル付きヘッドを上方へ
付勢するコイルスプリングを小径にすることができるよ
う設けた。 【構成】 中央部に取付孔21を穿設した小円板22の周縁
一部と該小円板を囲んで大径リング状の弁板23内周縁一
部とを、複数の弾性支持片24…を介して一体的に連結し
てなる吸込み弁体20を形成し、かつ、該吸込み弁体をシ
リンダ13の底部に取付けて、上記小円板22上面と摺動管
28の閉塞壁30下面間にコイルスプリング38を介在させ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は吐出容器に係る。
【0002】
【従来の技術】 【考案が解決しようとする課題】
この種容器として、例えば、実開平3−108681号公報に示された容器が知られ ている。該容器は、クリーム状物収納用の筒体上下両端を摺動底蓋と上面壁とで 閉塞し、かつ、該上面壁中央部から起立するシリンダ下端が囲む上面壁部分に吸 込み弁孔を穿設した容器本体と、上記シリンダの下端部内面に短筒を嵌合させ、 かつ該短筒の下端内面に弁板を一体的に設けた吸込み弁と、上記シリンダの上部 内面に嵌合させた筒状ピストンから摺動管を起立し、該摺動管上部にノズル付き ヘッドを装着させた作動部材と、上記摺動管の下端部に形成した吐出弁と、上記 シリンダ外面に嵌合させて作動部材を上方へ付設するコイルスプリングとから形 成されている。
【0003】 ところで、材料費節減の見地から、コイルスプリングはできるだけ小径である ことが望ましく、該要請を満たす手段として、例えば、シリンダ内にコイルスプ リングを内装させることが考えられるが、これでは、吸込み弁の弁体が開閉不能 となる。よって、上記従来例のように、コイルスプリングをシリンダ外面に嵌合 させるほかなく、コイルスプリングをシリンダより大径に形成せざるを得なかっ た。
【0004】 本案は、小円板の周縁一部と、リング状の弁板内周縁一部とを、複数の弾性支 持片を介して一体的に連結してなる吸込み弁体を用いることで、コイルスプリン グをシリンダへ内装できるようにした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
筒体2の下部内面に底板7を摺動自在に嵌合させると共に、筒体2上端面を閉 塞する上壁12の上面中央部からシリンダ13を、かつ、該シリンダの下端が囲む上 壁部分の中央部から小突部14を、それぞれ起立し、シリンダ13下端直ぐ内方の上 壁部分に複数の吸込み弁孔15…を穿設した容器体1と、上記小突部14外面に、中 央部に取付孔21を穿設した小円板22を嵌合させて上記上壁12上面に載置させ、か つ、その小円板を囲んで上記吸込み弁孔15…を開閉する大径リング状の弁板23内 周縁一部と上記小円板22周縁一部とを、複数の弾性支持片24…を介して一体的に 連結した吸込み弁体20と、上記シリンダ13内面に嵌合させた筒状ピストン26と、 該筒状ピストン内面に,摺動管28下部を一定範囲上下動自在に嵌合させると共に 、該摺動管下部に上記筒状ピストン下降時に閉塞される吐出弁孔29を穿設し、か つ、該吐出弁孔下方の摺動管28内面に閉塞壁30を設け、また、摺動管28上端にノ ズル32付きヘッド33を装着させた作動部材27と、上記小円板22上面と閉塞壁30下 面間に介在させて上記作動部材27を上方へ付勢するコイルスプリング38とからな る。
【0006】
【作用】
図1の状態から、キャップ39を外し、ヘッド33をシリンダ13に対して押下げる と、摺動管28が筒状ピストン26に対し下降して吐出弁孔29が開き、かつ、内壁部 35下端がスカート状部26b,26bの基端部に接した時点から、摺動管28と共に筒 状ピストン26もシリンダ13内を下降する。次いで、ヘッド33の押下げを解放する と、コイルスプリング38の付勢により摺動管28が容器体1および筒状ピストン26 に対して上昇し、かつ、外向きフランジ31上面が内筒26a下端に接した時点から 、摺動管28と共に筒状ピストン26も上昇し、吸込み弁体20の弁板23が開いて、筒 体2内の収容物がシリンダ13内へ吸込まれ、次のヘッド押下げでシリンダ内収容 物がノズル32から吐出される。筒体内収容物の減少による筒体2内の負圧化は、 底板7の上昇より解消される。
【0007】
【実施例】
1は容器体であり、該容器体は、筒体2、固定底蓋5、底板7、閉塞部材8お よび補助部材16からなり、筒体2は、上下両端面を開口し、かつ筒壁の上部内面 に付設した内向きフランジ3を介して補助筒部4を起立している。固定底蓋5は 、上記筒体2の内面下端に嵌着され、その中央部の開口周縁から起立した支持筒 部6により後述底板7を支持させている。底板7は、筒体2の下部内面に摺動自 在に嵌合させ、筒体内収容物の吐出により上昇して筒体2内の負圧化を防止する 。閉塞部材8は、上記筒体2の上部内面に下半部を嵌着させた外周壁9を有し、 該外周壁下端に付設した内向きフランジを介して、上記補助筒部4外面に嵌合さ せた中間周壁10を起立すると共に、該中間周壁の上部内面に付設した内向きフラ ンジの内周縁から内周壁11を垂下し、かつ、該内周壁下端に横設した上壁12中央 部からシリンダ13を、かつ、該シリンダの下端が囲む上壁部分から小突部14を、 それぞれ起立し、また、シリンダ13下端直ぐ内方の上壁部分に複数の吸込み弁孔 15…を穿設している。補助部材16は、上記シリンダ13外面に嵌着させた基筒部17 を有し、該基筒部の外面中間部に付設した外向きフランジの外周縁から、上部を 大外径とした短壁部18を起立している。
【0008】 20は吸込み弁体であり、該吸込み弁体は、既述小突部14外面に、中央部に取付 孔21を穿設した小円板22を嵌合させて既述上壁12上面に載置させ、かつ、その小 円板を囲んで既述吸込み弁孔15…を開閉する大径リング状の弁板23内周縁一部と 、上記小円板22周縁一部とを、弓形に屈曲する複数の弾性支持片24…を介して一 体的に連結している。
【0009】 26は筒状ピストンであり、該筒状ピストンは、内筒26aの下部外面から上下両 端部を上記シリンダ13内面に圧接させて上下横外方向へスカート状部26b,26b を突出している。
【0010】 27は作動部材であり、該作動部材は、摺動管28とノズル32付きヘッド33とから なり、摺動管28は、下部を既述内筒26a内面に一定範囲上下動自在に嵌合させる と共に、その管壁下部に筒状ピストン下降時に内筒26a内面により閉塞される吐 出弁孔29を穿設し、かつ、該吐出弁孔下方の管壁部分内面に閉塞壁30を設け、ま た、管壁の下端部に既述筒状ピストン26の下限位置を定める外向きフランジ31を 付設している。更に、ノズル32付きヘッド33は、頂壁34の中央部および周縁から 垂設した内, 外両壁部35,36 を有し、内壁部35は、上記摺動管28の上部外面に嵌 着させ、かつ、その筒壁下端により既述筒状ピストン26の上限位置を定めること とし、また、外壁部36下部を上記短壁部18外面と内周壁11内面間へ嵌合させてい る。
【0011】 38は小径のコイルスプリングであり、該コイルスプリングは、既述小円板22上 面と閉塞壁30下面間に介在させて既述作動部材27を上方へ付勢している。
【0012】 39は、周壁40下部を既述外周壁9上部外面に嵌合させたキャップを示す。
【0013】 尚、上記各部材は、コイルスプリング39を除き、合成樹脂材で形成する。
【0014】
【考案の効果】
本案は、上記構成とするものであり、中央部に取付孔21を穿設した小円板22の 周縁一部と該小円板を囲んで大径リング状の弁板23内周縁一部とを、複数の弾性 支持片24…を介して一体的に連結してなる吸込み弁体20を形成し、かつ、該吸込 み弁体をシリンダ13の底部に取付けて、上記小円板22上面と摺動管28の閉塞壁30 下面間にコイルスプリング38を介在させて、小円板22より大径の弁板23が上下動 して吸込み弁孔15を開閉するよう設けたから、小径のコイルスプリングを用いる ことができて材料費を節減でき、また、小円板22上面にコイルスプリング38下端 を圧接させたから、小円板22が上壁12の小突部14から不用意に外れることがない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器の一実施例の半断面図である。
【図2】同実施例の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…容器体 20…吸込み弁体 26…筒状ピス
トン 27…作動部材 38…コイルスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体2の下部内面に底板7を摺動自在に
    嵌合させると共に、筒体2上端面を閉塞する上壁12の上
    面中央部からシリンダ13を、かつ、該シリンダの下端が
    囲む上壁部分の中央部から小突部14を、それぞれ起立
    し、シリンダ13下端直ぐ内方の上壁部分に複数の吸込み
    弁孔15…を穿設した容器体1と、上記小突部14外面に、
    中央部に取付孔21を穿設した小円板22を嵌合させて上記
    上壁12上面に載置させ、かつ、その小円板を囲んで上記
    吸込み弁孔15…を開閉する大径リング状の弁板23内周縁
    一部と上記小円板22周縁一部とを、複数の弾性支持片24
    …を介して一体的に連結した吸込み弁体20と、上記シリ
    ンダ13内面に嵌合させた筒状ピストン26と、該筒状ピス
    トン内面に,摺動管28下部を一定範囲上下動自在に嵌合
    させると共に、該摺動管下部に上記筒状ピストン下降時
    に閉塞される吐出弁孔29を穿設し、かつ、該吐出弁孔下
    方の摺動管28内面に閉塞壁30を設け、また、摺動管28上
    端にノズル32付きヘッド33を装着させた作動部材27と、
    上記小円板22上面と閉塞壁30下面間に介在させて上記作
    動部材27を上方へ付勢するコイルスプリング38とからな
    る吐出容器。
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