JPH0644109Y2 - Icパッケージ - Google Patents

Icパッケージ

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JPH0644109Y2
JPH0644109Y2 JP11667388U JP11667388U JPH0644109Y2 JP H0644109 Y2 JPH0644109 Y2 JP H0644109Y2 JP 11667388 U JP11667388 U JP 11667388U JP 11667388 U JP11667388 U JP 11667388U JP H0644109 Y2 JPH0644109 Y2 JP H0644109Y2
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JP
Japan
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package
chip
alarm
temperature sensor
temperature
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JP11667388U
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正和 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ICパッケージに関し、 温度警報機能を有して且つ高密度実装を可能とすること
を目的とし、 ICチップが組み込まれたパッケージ本体と、該ICチップ
への入力端子より分岐した配線に接続されて、上記パッ
ケージ本体内に組み込まれており、上記ICチップの最高
許容温度で半導体から導体に転移する温度センサと、該
パッケージ本体内に組み込まれており、該温度センサが
半導体から導体に転移した際に警報信号を出力する警報
回路と、該パッケージ本体に設けてあり、上記警報信号
が出力される警報端子とより構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案はICパッケージに関する。
多数のICパッケージが組付けられている電子機器におい
ては、各ICパッケージの温度が最高許容温度を越えず、
この温度以下に維持されている必要がある。
一方、ICチップの高集積化が進んでおり、ICチップ自体
が発するジュール熱も増してきており、ICパッケージが
最高許容温度を越え易くなりつつある。
このため、ICパッケージ自体が、温度が最高許容温度を
越えたときに警報を発するような機能を有することが必
要となりつつある。
〔従来の技術〕
従来のICパッケージには、上記の温度警報機能を備えた
ものはなかった。
ICパッケージに温度警報機能を備える一の方法として、
熱電対を個々のICパッケージに付加する構成が考えられ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように、各ICパッケージ毎に熱電対を付加した場合
には、プリント基板上に熱電対専用の電線を配線しなけ
ればならず、構造が相当複雑となってしまう。またこの
配線がICパッケージの実装密度を上げる上で障害となっ
てしまい、ICパッケージのプリント基板上への実装密度
を上げることが困難となる。
本考案は温度警報機能を有して且つ高密度実装を可能と
したICパッケージを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、ICチップが組み込まれたパッケージ本体と、 該ICチップへの入力端子より分岐した配線に接続され
て、上記パッケージ本体内に組み込まれており、上記IC
チップの最高許容温度で半導体から導体に転移する温度
センサと、 該パッケージ本体内に組み込まれており、該温度センサ
が半導体から導体に転移した際に警報信号を出力する警
報回路と、 該パッケージ本体に設けてあり、上記警報信号が出力さ
れる警報端子とよりなる構成としたものである。
〔作用〕
温度センサ及び警報回路がパッケージ本体内に組み込ま
れており、パッケージ本体の一の端子が警報端子である
構成であるため、プリント基板上に特別の配線を必要と
せず、通常のICパッケージと同様に、高密度に実装する
ことが出来る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例のICパッケージ1を示す。
2はパッケージ本体であり、ICチップ3に加えて、温度
センサ4、抵抗5及びNPNトランジスタ6が埋設してあ
る。
7は入力端子、8は出力端子、9はアース端子、10は警
報端子である。
ICチップ3は、入力端子7と出力端子8との間に接続し
てある。
11は入力端子7の近くの分岐点であり、12はこの分岐点
より延在する分岐配線である。
温度センサ4は、分岐配線12の途中に挿入接続してあ
る。
この温度センサ4は酸化バナジウム(V2O4)の小片であ
る。
抵抗5は分岐点11とICチップ3との間に接続してある。
トランジスタ6は、そのペースが抵抗5とICチップ3と
の間に接続してあり、エミッタがアース端子9に接続し
てあり、コレクタが警報端子10に接続してある。
抵抗5及びトランジスタ6が警報回路13を構成する。
次に上記ICパッケージ1の動作について説明する。
V2O4は転移温度で半導体から金属に転移する性質を有す
る。この転移温度は340°Kであり、ICパッケージ1の
最高許容温度に略対応する。
温度センサ4の抵抗値は、第2図中線Iで示すように、
340°K以下では103Ω・cmと高く、340°K達すると激
減して3×10-4Ω・cmと低くなる。この値はICチップ3
自体の抵抗値よりも低い。
ICパッケージ1の温度が340°Kより低い通常の状態で
は、温度センサ4の抵抗値は103Ω・cmと高く、入力端
子7に供給された電流は専ら抵抗5を介してICチップ3
に流れ、ICチップ3が動作状態とされる。
このとき、トランジスタ6のベースには、抵抗5による
電圧降下分の電圧が印加され、トランジスタ6はオン状
態となっている。従って、警報端子10には警報信号は出
力されていない。
ICチップ3の発熱等によりICパッケージ1の温度が上昇
して340°Kに達すると、温度センサ4の抵抗値が激減
して3×10-4Ω・cmとなる。即ち、温度センサ4は半導
体から導体に転移する。
この結果、入力端子7に供給された電流は、今度は専ら
分岐配線12、温度センサ4に流れる。
これにより、トランジスタ6のベース電位は略零となっ
てトランジスタ6がオフとなり、警報回路13が警報信号
を警報端子10に出力する。
この警報信号は上記のICチップ3が組み込まれている電
子機器の制御回路に加えられ、この制御回路により例え
ばICチップ3を含む部分の動作が中断される。
またICパッケージ1の温度が上昇して温度センサ4の抵
抗値が激減すると、ICチップ3への電流の供給が断た
れ、ICチップ3はそれ以上の温度上昇が抑えられる。即
ち、分岐配線12及び温度センサ4はICチップ3の保護回
路としても機能する。
上記のように、ICパッケージ1は、パッケージ本体2の
内部に温度センサ4及び警報回路13が組み込んでなる構
成であり、一の端子10警報信号が出力される警報端子と
してなる構成であるため、プリント基板上に特別の配線
を施す必要がなくなり、高密度に実装される。
なお、ICチップにより最高許容温度が異なる場合があ
る。V2O4に添加物を加えると転移温度を上下に移動させ
ることが出来るため、V2O4に添加物を適宜添加したもの
を温度センサとして組み込むことにより対応できる。
また温度センサ4には、V2O4の他に、V8O15又はTiO2
も使用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によれば、パッケージ本体内
に温度センサ及び警報回路を埋設してなり、一の端子を
警報端子としてなる構成であるため、プリント基板上に
実装するときに特別の配線を不要とし得、従って、高密
度に実装することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のICパッケージの構成図、 第2図は温度センサの特性図である。 図において、 1はICパッケージ、 2はパッケージ本体、 3はICチップ、 4は温度センサ、 5は抵抗、 6はトランジスタ、 7は入力端子、 8は出力端子、 9はアース端子、 10は警報端子、 11は分岐点、 12は分岐配線、 13は警報回路、 を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップ(3)が組み込まれたパッケージ
    本体(2)と、 該ICチップ(3)への入力端子(7)より分岐した配線
    (12)に接続されて、上記パッケージ本体(2)内に組
    み込まれており、上記ICチップの最高許容温度で半導体
    から導体に転移する温度センサ(4)と、 該パッケージ本体(2)内に組み込まれており、該温度
    センサ(4)が半導体から導体に転移した際に警報信号
    を出力する警報回路(13)と、 該パッケージ本体(2)に設けてあり、上記警報信号が
    出力される警報端子(10)とよりなる構成のICパッケー
    ジ。
JP11667388U 1988-09-05 1988-09-05 Icパッケージ Expired - Lifetime JPH0644109Y2 (ja)

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