JPH0643594Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0643594Y2
JPH0643594Y2 JP2374189U JP2374189U JPH0643594Y2 JP H0643594 Y2 JPH0643594 Y2 JP H0643594Y2 JP 2374189 U JP2374189 U JP 2374189U JP 2374189 U JP2374189 U JP 2374189U JP H0643594 Y2 JPH0643594 Y2 JP H0643594Y2
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JP
Japan
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pipe
pipe joint
retaining ring
collar
joint body
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JP2374189U
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林  義彦
義郎 岡崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、抜止めリングによって管の抜出しを防ぐよう
にした管継手に関する。
〔従来の技術〕
この種の管継手において、抜止めリングは管継手本体の
内周に間隔を隔てて対設された環状の一対の突起の相互
間に収容されている。そして、管継手本体に挿入された
管の端部により抜止めリングが押し込まれて管の挿入方
向側にある一方の突起に当たると、抜止めリングが管挿
入力により拡径して管の端部に外嵌される。また、抜止
めリングの外嵌された管が引抜方向へ引張られると、抜
止めリングが管と共に移動して一対の突起の相互間に形
成されているテーパ面に押圧されて管に喰い込み、管が
抜止めされる。
ところで、水用配管などに用いられる管継手のうちで鋳
鉄製のものは、内周面の発錆を防ぐために突起の表面を
含む管継手本体の内周面にエポキシ樹脂などの合成樹脂
を粉体塗装して防錆層を形成している。しかし、粉体塗
装により形成された防錆層は抜止めリングとの擦れ合い
により剥がれやすく、防錆層が剥がれると管継手本体が
その部分で発錆して所謂赤水を生じる原因になる。
そこで、第14図および第15図のように、管継手本体1に
筒状のカラー2を嵌め込み、このカラー2によって囲ま
れる空間に抜止めリング3を収容することが考えられ
た。なお、11,12は環状の突起、21はカラー2のテーパ
面、22はカラー2の円筒壁部、4は防錆層であり、円筒
壁部22の内周面の一部に上記テーパ面21が形成されてい
る。
この管継手において、管が挿入されていないときには抜
止めリング3がカラー2の円筒壁部22の先端部分22aで
囲まれる空間に収容されている。そして、管100が挿入
されてくると、管100の端部101により押された抜止めリ
ング3が管100の挿入方向A側の突起12の側面に防錆層
4を介して押し付けられると共に、管挿入力により拡径
して第14図に仮想線で示すように管100の端部に外嵌す
る。また、抜止めリング3が外嵌している管100が第15
図のように引抜方向Bへ引張られると、抜止めリング3
が管100と共に移動してカラー2のテーパ面21に押圧さ
れて管100に喰い込み、管100が抜止めされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような管継手において、管100の挿入方向A側の突
起12の内径寸法や防錆層4の厚み寸法や抜止めリング3
の外径寸法は一定の公差範囲内に定められているのであ
るが、抜止めリング3の外径寸法や防錆層4を含めた突
起12の内径寸法のそれぞれが公差範囲内にあるとして
も、それぞれの公差の大きい管継手本体1と抜止めリン
グ3とが組み合わされると、抜止めリング3の外径寸法
に比べて突起12の内径寸法が大きくなりすぎることがあ
る。一方、管100が挿入されていない状態では、抜止め
リング3の外径寸法とカラー2の円筒壁部22の先端部分
の内径寸法との間に抜止めリング3の拡径代を見込んだ
隙間が形成されているため、その状態では抜止めリング
3が管継手本体1に対して偏心状態で斜めになってい
る。そのため、上述のように抜止めリング3の外径寸法
に比べて突起12の内径寸法が大きすぎる場合には、第13
図に実線で示した抜止めリング3のように突起12の外方
に倒れ込み、その抜止めリング3がじゃまになって管10
0を挿入できなくなるという不都合を生じることがあ
る。
このような不都合を生じないようにするには、抜止めリ
ング3の外径寸法や防錆層4を含めた突起12の内径寸法
の公差を小さくすることが有効であるが、公差を小さく
するにはそれだけ加工精度に精密さが要求されるため、
加工工程が増加し、コスト高になる。
本考案は以上の事情に鑑みてなされたもので、カラーに
抜止めリングの求心機能を具備させることによって、管
継手本体の内周の発錆を防止できることは勿論、抜止め
リングの外径寸法や防錆層を含めた突起の内径寸法の公
差が大きい場合でも抜止めリングの倒れ込みに伴う不都
合を生じることのない管継手を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、管継手本体の内周に間隔を隔てて一対の突起
が対設され、これらの突起の相互間に、内周面の一部が
管挿入方向の後方側へいくほど漸次径小となるテーパ面
に形成された筒状のカラーが嵌め込まれ、このカラーに
より囲まれる空間に、管の挿入により管の挿入方向側の
上記突起の側面に押し付けられた状態で拡径して管に外
嵌され、かつ管が引抜方向に引張られることにより管と
共に移動して上記テーパ面に押圧され管に喰い込む抜止
めリングが収容されているという基本構成を有する管継
手に関するものである。
そして、第1請求項に記載された管継手のカラーは、そ
の円筒壁部が周方向に並ぶ複数の舌片に分割構成されて
いると共に、それらの舌片のうちの一部の舌片が残りの
舌片よりも内側で管継手本体の軸方向に延出され、これ
ら一部の舌片により上記抜止めリングが保持されるよう
に構成されているものである。ここで、管継手本体の軸
方向の意味は、管継手本体の軸線に対して平行な方向と
その軸線に対して斜めに傾斜した方向の双方を含む意で
ある。
第2請求項に記載された管継手のカラーは、その円筒壁
部が周方向に並ぶ複数の舌片に分割構成されていると共
に、それらの舌片のうちの一部の舌片が残りの舌片より
も内側で管継手本体の軸方向に延出されている一方、残
りの舌片の一部が管継手本体の軸線に対して斜め外向き
に延出され、上記一部の舌片により上記抜止めリングが
保持されるように構成されているものである。ここで、
軸方向の意味は上述したところと同様である。
〔作用〕
本考案によれば、防錆層がカラーによって保護される。
また、管が挿入されていないときには抜止めリングが管
継手本体に対し求心されるため、抜止めリングの倒れ込
みが防止され、管が挿入されたときには管の端部により
突起に押し付けられた抜止めリングがカラーの舌片と一
体となって拡径し、管に外嵌する。
〔実施例〕
第1図は第1請求項に記載した考案の実施例による管継
手を示す断面図、第2図および第3図は同実施例による
管継手の要部を拡大した作用説明図、第4図は第1図乃
至第3図のカラーを部分的に示した拡大縦断面図、第5
図は第4図のX矢視図である。
この管継手は水用配管に用いられる継手であって、鋳鉄
製の管継手本体1の内周の間隔を隔てた二個所に管100
の管径(外径)よりも内周直径がやゝ大きな一対の突起
11,12が環状に一体に設けられており、これらの突起11,
12の表面を含む管継手本体1の内周面にエポキシ樹脂な
どの合成樹脂よりなる防錆層4が形成されている。
一対の突起11,12の相互間に形成された凹所に硬質樹脂
などの弾性を備えた耐蝕材よりなる筒状のカラー2が嵌
め込まれている。第5図から明らかなようにカラー2は
欠円部23を有する筒状に形成されており、その内周面の
一部が上記管挿入方向Aの後方側へいくほど漸次径小と
なるテーパ面21に形成されている。また、第4図および
第5図から明らかなようにカラー2の円筒壁部22はその
テーパ面21の中間部分にまで達する切込み溝25によって
周方向に並ぶ複雑の舌片24…に分割構成されていると共
に、それらの舌片24…のうちの一部の舌片24a…、すな
わち幅広に形成された一つおきの舌片24a…が管継手本
体1の軸線に対して平行に延出されている一方、残りの
舌片24b…が管継手本体1の軸線に対して斜め外向きに
延出されている。
カラー2により囲まれる空間にはステンレス鋼などの耐
蝕材よりなる抜止めリング3が収容されている。抜止め
リング3自体は従来の管継手に用いられているものと同
一構成のものを用いることができる。すなわち、抜止め
リング3としては、自然状態では管継手本体1に挿入さ
れる管100の管径と同等かそれよりも小さい内径を有す
るリング形状に保形され、かつ自然状態でのリング形状
と上記管100の管径よりも小さくない内径つまり管100の
外径と同一寸法かそれよりも大きい内径を有するリング
形状との間で変形可能なものであればよく、たとえばば
ね性を備えた一つ割リング用いることが可能である。
管継手本体1に管100を挿入して管の端部101により抜止
めリング3を突起12の防錆層4に当たるまで押し込み、
さらに第2図のように管100を押し込むと、抜止めリン
グ3が突起12の防錆層4に押し付けられた状態で拡径し
て管100に外嵌される。そして、抜止めリング3が外嵌
されている管100を第3図のように引抜方向Bへ引張る
と、抜止めリング3が管100と共に移動して上記テーパ
面21に押圧され管100に喰い込み、管100が抜止めされ
る。
上記管継手において、第1図のように管100が完全に挿
入されていないときには管継手本体1の軸線と平行に延
出された複数の舌片24a…により抜止めリング3が管継
手本体1に対し求心されて同心状に保持される。そのた
め、抜止めリング3の外径寸法や防錆層4を含めた突起
12の内径寸法の公差を大きくしておいても、抜止めリン
グ3が突起12の外側に倒れ込むといった事態が突起12に
よって確実に防止される。管100が挿入されていないと
き、カラー2は斜め外向きの複数の舌片24bが管継手本
体1の内周面に当たった状態で管継手本体1に保持され
ている。また、管100が挿入されていないとき、抜止め
リング3は第1図のように管継手本体1の軸線に対して
直角に起立した状態に保持される場合のほか、斜めに保
持される場合もある。そして、実際上は斜めに保持され
ていることが多く、この場合には舌片24a…がほとんど
変形していない。なお、第1図に示すように管継手本体
1と管100との間にゴム輪Cを介在させて水密シールが
行われる。
第6図は第1請求項に記載した考案の管継手に用いられ
るカラー2の変形例を示す部分縦断面図、第7図は第6
図のカラー2の部分正面図である。
このカラー2は、その円筒壁部22が周方向に並ぶ複数の
舌片24…に分割構成されていると共に、それらの舌片24
…のうちの一部、すなわち幅広の一つおきの舌片24c…
が残りの舌片24d…よりも内側で管継手本体1の軸線に
対して斜め内向きに延出されている一方、残りの舌片24
d…が上記一部の舌片24c…よりも外側で管継手本体1の
軸線に対して平行に延出され、上記一部の舌片24c…に
より抜止めリングが保持される構成になっている。
そして、管が挿入されていないときには、カラー2は上
記残りの舌片24d…が管継手本体の内周面に当たった状
態で管継手本体に保持される。また、上記一部の舌片24
c…により抜止めリングが管継手本体に対して求心され
る。なお、管継手本体に管を押し込んで抜止めリングを
突起を利用して拡径することにより管に外嵌すると、上
記一部の舌片24c…が外側に反返り状に変形する。抜止
めリング3による抜止め作用は上述したところと同様で
ある。
第8図は第1請求項に記載した考案の管継手に用いられ
るカラー2の他の変形例を示す部分縦断面図、第9図は
第8図のカラー2の部分正面図である。
このカラー2は、その円筒壁部22が周方向に並ぶ複数の
舌片24…に分割構成されていると共に、それらの舌片24
…のうちの一部、すなわち幅広の一つおきの舌片24e…
が残りの舌片24f…よりも内側で管継手本体1の軸線に
対して平行に延出されている一方、残りの舌片24f…の
先端部分が上記一部の舌片24e…よりも外側で管継手本
体1の軸線に対して平行に延出され、上記一部の舌片24
e…により抜止めリングが保持される構成になってい
る。
そして、管が挿入されていないときには、カラー2は上
記残りの舌片24f…が管継手本体の内周面に当たった状
態で管継手本体に保持される。また、上記一部の舌片24
e…により抜止めリングが管継手本体に対して求心され
る。なお、管継手本体に管を押し込んで抜止めリングを
突起を利用して拡径することにより管に外嵌すると、上
記一部の舌片24e…が外側に反返り状に変形する。抜止
めリング3による抜止め作用は上述したところと同様で
ある。
第10図は第1請求項に記載した考案の管継手に用いられ
るカラー2のさらに他の変形例を示す部分縦断面図、第
11図は第10図のカラー2の部分正面図である。
このカラー2は、その円筒壁部22が周方向に並ぶ複数の
舌片24…に分割構成されていると共に、それらの舌片24
…のうちの一部、すなわち一つおきの舌片24g…が残り
の舌片24h…よりも内側で管継手本体1の軸線に対して
斜め内向きに延出されている一方、残りの舌片24h…が
上記一部の舌片24g…よりも外側で管継手本体1の軸線
に対して斜め外向きに延出され、上記一部の舌片24g…
により抜止めリングが保持される構成になっている。
そして、管が挿入されていないときには、カラー2は上
記残りの舌片24h…が管継手本体の内周面に当たった状
態で管継手本体に保持される。また、上記一部の舌片24
g…により抜止めリングが管継手本体に対して求心され
る。なお、管継手本体に管を押し込んで抜止めリングを
突起を利用して拡径することにより管に外嵌すると、上
記一部の舌片24e…が外側に反返り状に変形する。抜止
めリング3による抜止め作用は上述したところと同様で
ある。
以上説明した第6図ないし第11図において、第4図およ
び第5図と相応する部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略した。
第12図は第2請求項に記載した考案の管継手に用いられ
るカラー2を示す部分縦断面図、第13図は第12図のカラ
ー2の部分正面図である。
このカラー2は、その円筒壁部22が周方向に並ぶ複数の
舌片24…に分割構成されていると共に、それらの舌片24
…のうちの一部、すなわち二つおきの舌片24i…が残り
の舌片24j,k…よりも内側で管継手本体1の軸線に対し
て斜め内向きに延出されている一方、残りの舌片24j,k
…のうちの一部の舌片24j…が上記一部の舌片24i…より
も外側で管継手本体1の軸線に対して平行に延出され、
その他の舌片24k…が上記一部の舌片24i…よりも外側で
管継手本体1の軸線に対して斜め外向きに延出され、上
記一部の舌片24i…により抜止めリングが保持される構
成になっている。
このカラー2が用いられる管継手の構成は第1図で説明
したものと同様であり、管が挿入されていないときに
は、カラー2に上記その他の舌片24k…が管継手本体の
内周面に当たった状態で管継手本体に保持される。ま
た、上記一部の舌片24i…により抜止めリングが管継手
本体に対して求心される。なお、管継手本体に管を押し
込んで抜止めリングを突起を利用して拡径することによ
り管に外嵌すると、上記一部の舌片24i…が外側に反返
り状に変形する。抜止めリング3による抜止め作用は上
述したところと同様である。
以上説明した第12図ないし第13図において、第4図およ
び第5図と相応する部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略した。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の管継手によると、管継手本体の
内周面に防錆層が形成されている場合にはその防錆層が
カラーによって保護されることは勿論のこと、管が挿入
されていないときには抜止めリングが管継手本体に対し
求心されて保持されるため、抜止めリングの外径寸法や
防錆層を含めた突起および一対の突起の相互間の空間の
内径寸法の公差を大きくしておいても抜止めリングの倒
れ込みに伴う不都合を生じることがない。そのため、加
工にそれほどの高精度が要求されず、それだけ加工工程
が減少し、コスト低減化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1請求項に記載した考案の実施例による管継
手を示す断面図、第2図および第3図は同実施例による
管継手の要部を拡大した作用説明図、第4図は第1図な
いし第3図のカラーの拡大縦断面図、第5図は第4図の
X矢視図、第6図は第1請求項に記載した考案の管継手
に用いられるカラーの変形例を示す部分縦断面図、第7
図は第6図のカラーの部分正面図、第8図は第1請求項
に記載した考案の管継手に用いられるカラーの他の変形
例を示す部分縦断面図、第9図は第8図のカラーの部分
正面図、第10図は第1請求項に記載した考案の管継手に
用いられるカラーのさらに他の変形例を示す部分縦断面
図、第11図は第10図のカラーの部分正面図、第12図は第
2請求項に記載した考案の管継手に用いられるカラーを
示す部分縦断面図、第13図は第12図のカラーの部分正面
図、第14図および第15図は従来例の要部を拡大した作用
説明図である。 1……管継手本体、2……カラー、3……抜止めリン
グ、11,12……突起、21……テーパ面、24……舌片、24
a,24c,24e,24g,24i……一部の舌片、24b,24d,24f,24h,2
4j,24k……残りの舌片、A……挿入方向、B……引抜方
向。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管継手本体の内周に間隔を隔てて一対の突
    起が対設され、これらの突起の相互間に、内周面の一部
    が管挿入方向の後方側へいくほど漸次径小となるテーパ
    面に形成された筒状のカラーが嵌め込まれ、このカラー
    により囲まれる空間に、管の挿入により管の挿入方向側
    の上記突起の側面に押し付けられた状態で拡径して管に
    外嵌され、かつ管が引抜方向に引張られることにより管
    と共に移動して上記テーパ面に押圧され管に喰い込む抜
    止めリングが収容されている管継手であって、 上記カラーは、その円筒壁部が周方向に並ぶ複数の舌片
    に分割構成されていると共に、それらの舌片のうちの一
    部の舌片が残りの舌片よりも内側で管継手本体の軸方向
    に延出され、これら一部の舌片により上記抜止めリング
    が保持されるように構成されていることを特徴とする管
    継手。
  2. 【請求項2】管継手本体の内周に間隔を隔てて一対の突
    起が対設され、これらの突起の相互間に、内周面の一部
    が管挿入方向の後方側へいくほど漸次径小となるテーパ
    面に形成された筒状のカラーが嵌め込まれ、このカラー
    により囲まれる空間に、管の挿入により管の挿入方向側
    の上記突起の側面に押し付けられた状態で拡径して管に
    外嵌され、かつ管が引抜方向に引張られることにより管
    と共に移動して上記テーパ面に押圧され管に喰い込む抜
    止めリングが収容されている管継手であって、 上記カラーは、その円筒壁部が周方向に並ぶ複数の舌片
    に分割構成されていると共に、それらの舌片のうちの一
    部の舌片が残りの舌片よりも内側で管継手本体の軸方向
    に延出されている一方、残りの舌片の一部が管継手本体
    の軸線に対して斜め外向きに延出され、上記一部の舌片
    により上記抜止めリングが保持されるように構成されて
    いることを特徴とする管継手。
JP2374189U 1989-03-01 1989-03-01 管継手 Expired - Lifetime JPH0643594Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000065276A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Inax Corp 管状部材の連結構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000065276A (ja) * 1998-08-24 2000-03-03 Inax Corp 管状部材の連結構造

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